JPH0743795Y2 - カセットオートチエンジヤー - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えばテレビジョン放送局において長時間に
亘る連続ビデオ再生や録画を行うのに最適なカセットオ
ートチェンジャーに関するものである。

Ｂ 考案の概要 本考案は、カセットが収納された多数のカセット収納棚
から成る棚装置と、上記カセットが挿入される記録及び
／又は再生装置と、上記棚装置と上記記録及び／又は再
生装置との間で移動し、これらの装置に対して位置決め
されるカセット移送機と、このカセット移送機内に設け
られ、このカセット移送機と上記カセット収納棚あるい
は上記記録及び／又は再生装置との間で上記カセットの
受渡しを行うカセット搬送装置とを備えるカセットオー
トチェンジャーにおいて、上記カセット搬送装置は上記
カセットを受渡し方向に搬送するカセット搬送手段と、
上記カセットを押圧して上記カセット搬送手段に圧着さ
せるカセット圧着手段とを備え、しかもこれらの両手段
が付勢手段で互いに近付く方向に付勢されるように構成
することによって、例えば、記録再生装置又はカセット
収納棚から排出されたカセットをカセット搬送手段とカ
セット圧着手段との間で上下から挟んでカセット移送機
内に取込む動作をスムーズに行えるようにしたものであ
る。

〔従来の技術〕

本考案の出願人は、ビデオカセット等を用いるカセット
オートチェンジャーの先願例として、実願昭61-54732号
を先に出願している。

この先願例は、カセット移送機内に設けたカセット搬送
装置のカセット搬送手段である搬送ベルトとカセット圧
着手段である複数の圧着ローラとの間でカセットを上下
から挟んで搬送することにより、このカセット移送機と
記録再生装置又はカセット収納棚との間でのカセットの
受け渡しを行うように構成したカセットオートチェンジ
ャーである。

〔考案が解決しようとする問題点〕

しかしながら、この先願例では、搬送ベルトを所定の高
さに固定し、その高さの固定された搬送ベルトに複数の
圧着ローラによってカセットを圧着させる方式であっ
た。従って、記録再生装置やカセット収納棚に対するカ
セット移送機の高さのバラツキによって、これら記録再
生装置やカセット収納棚のカセット出入口に対して搬送
ベルトの高さにバラツキが生じると、例えば、記録再生
装置やカセット収納棚から排出されるカセットを搬送ベ
ルトと圧着ローラとの間で上下から挟んで、搬送ベルト
の駆動によって、そのカセットをカセット移送機内に取
込む際に、高さが固定された搬送ベルトによってカセッ
トが上記カセット出入口の上縁側又は下縁側に強く押さ
えつけられて斜めになってしまう。この結果、そのカセ
ットをカセット移送機内に取込む際に、そのカセットが
上記カセット出入口の上縁側又は下縁側に不測に引っか
かって、そのカセットの取込み動作をスムーズに行えな
いと云う問題があった。

また例えば、記録再生装置のカセット出入口外に一部が
突出される状態に排出されているカセットに対してカセ
ット移送機が前進して、搬送ベルトと圧着ローラとの間
にそのカセットを挟み込ませる際に、高さが固定された
搬送ベルトがカセットの全面に衝突して、そのカセット
を記録再生装置内に不測に押し戻してしまって、上記挟
み込みを不能にしてしまう危険もあった。

本考案は、カセット移送機内に設けたカセット搬送手段
とカセット圧着手段とからなるカセット搬送装置に、高
さ方向の自動調芯機能を持たせたカセットオートチェン
ジャーを提供しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本考案は、前述したカセットオートチェンジャーにおい
て、上記カセット搬送装置は、上記カセットを受渡し方
向に搬送するカセット搬送手段と、このカセット搬送手
段と協働して上記カセットを挟み込み、このカセットを
上記受渡し方向に案内するカセット圧着手段とを備え、
上記カセット搬送手段及び上記カセット圧着手段は、互
いに上下方向に移動自在でかつそれぞれが付勢手段によ
って互いに近付く方向に付勢され、上記カセット搬送手
段と上記カセット圧着手段との上下中間位置に上記カセ
ットを挟み込むように構成されていることを特徴とする
カセットオートチェンジャーに係るものである。

〔作用〕

本考案によれば、挟み込むカセットの高さの変化に応じ
てカセット搬送装置のカセット搬送手段の高さが自動的
に変化し、それに追従してカセット圧着手段の高さも自
動的に変化するものであり、このカセット搬送装置に
は、高さ方向の自動調芯機能が持たされている。従っ
て、例えば、記録再生装置又はカセット収納棚から排出
されたカセットをカセット搬送装置によってカセット移
送機内に取込む際、記録再生装置又はカセット収納棚に
対するカセット移送機の高さのバラツキによって、これ
ら記録再生装置又はカセット収納棚のカセット出入口に
対してカセット搬送装置の高さにバラツキが生じても、
そのカセット搬送装置が上記カセット出入口に排出され
ているカセットの高さに倣って自動調芯されるようにな
る。

〔実施例〕

以下、本考案をビデオカセットを用いるカセットオート
チェンジャーに適用した一実施例を図面に基づき説明す
る。

先ず、第５図及び第６図によって、カセットオートチェ
ンジャー全体について説明する。

先ず、このカセットオートチェンジャーは数100個もの
多数のカセット１を収納する大型機である。そして、そ
の多数のカセット１を上下多数段（30〜50段）で横数列
（５〜10列）に収納する多数のカセット収納棚２より成
る複数の棚ブロック３が第５図で上下方向及び第６図で
左右方向に移動されるカセット移送機４の移動経路５の
前後両側に沿って２列状に並べられて配置されている。
なお、オペレータ側（前面側）６に配置されている２つ
の棚ブロック３は観音開き状に開閉可能に構成されてお
り、後面側に配置されている２つの棚ブロック３は固定
されている。そして、棚ブロック３の一方の横側部には
上下多数段の記録再生装置７が配置されている。なお、
これらの記録再生装置７は普通のフロントローディング
方式のカセット式VTRをオペレータ側６に対して横向け
に配置したものであって、これらの記録再生装置７のカ
セット挿入口８が移動経路５の第５、６図で左側である
横側部に対向されている。また、多数のカセット１は多
数のカセット収納棚２内にそれぞれ長手方向から挿入さ
れて収納されている。

そして、カセット移送機４には、移動経路５の前後両側
の多数のカセット収納棚２との間で第１方向である矢印
Ａ方向からカセット１の受け渡しを行う前後両側の第１
及び第２のカセット出入口９、10と、上下多数段の記録
再生装置７のカセット挿入口８との間で第１方向に対し
て直角な第２方向である矢印Ｂ方向からカセット１の受
け渡しを行う第３のカセット出入口11とが設けられてい
る。

そして、このカセットオートチェンジャーは、上下方向
及び左右方向に移動されるカセット移送機４の第１又は
第２のカセット出入口９、10を用いて、多数のカセット
収納棚２の指定された棚番地から、カセット１をその長
手方向のまま矢印Ａ方向に順次選択的に取り出す。そし
て、その取り出したカセット１をカセット移送機４によ
って上下多数段の記録再生装置７の指定された高さ位置
のカセット挿入口８まで移送した後の第３のカセット出
入口11を用いて、その移送したカセット１の向きを全く
変えずに、そのカセット１を長手方向に対する直角な方
向において記録再生装置７のカセット挿入口８内に矢印
Ｂ方向から選択的に送り込む。なお、その送り込まれた
カセット１は記録再生装置７内のカセット取込み機構に
よって内部に取り込まれてセットされる。そして、この
ようにして、上下多数段の記録再生装置７にカセット１
が順次供給されて、これら上下多数段の記録再生装置に
よって、長時間に亘る連続ビデオ再生や録画等を行う。
なおビデオ再生や録画等の終った各カセット１は上記動
作の逆動作でカセット収納棚２の元の指定された棚番地
に返却するものである。

次に、第１図〜第３図によって、カセット移送機４の詳
細を説明する。

先ず、第１図に示すように、カセット移送機４内には、
第３のカセット出入口11を用いて、記録再生装置７との
間で矢印Ｂ方向のカセット１の受け渡しを行うカセット
搬送装置13と、第１及び第２のカセット出入口９、10を
用いて、前後両側のカセット収納棚２との間で矢印Ａ方
向のカセット１の受け渡しを行うためのカセット搬送装
置17とが設けられている。そして、これら両カセット搬
送装置13、17は何れもカセット搬送手段である複数の搬
送ベルト14、18と、カセット圧着手段である複数の圧着
ローラ15、19とによって構成されている。

次に、第2A図〜第３図によって、カセット搬送装置13の
詳細を説明する。

先ず、複数の搬送ベルト14と複数の圧着ローラ15とは第
３のカセット出入口11に対する上下に間隔を隔てて配置
されている。

そして、複数の搬送ベルト14はそれぞれ駆動ローラ21、
中間ローラ22、可動ローラ23間に巻掛けられて平行状に
配置され、駆動ローラ21、中間ローラ22、可動ローラ23
は駆動軸24、中間軸25、可動軸26にそれぞれ取付けられ
ている。そして、駆動軸24が定位置に回転自在に支持さ
れ、中間軸25を支点にして上下方向である矢印ｃ、ｃ′
方向に移動自在に構成された複数のベルトアーム27の先
端間に可動軸26が架設されている。なお、これら複数の
ベルトアーム27の他端間にはベルトアーム28が架設され
ている。そして、これら複数のベルトアーム27は付勢手
段である複数のばね29によって中間軸25を支点にして矢
印ｃ方向に回動付勢することにより、複数の搬送ベルト
14の先端14a側が下方である矢印ｃ方向に移動付勢され
ている。なお、モータ30により駆動軸24が回転駆動され
ることによって、複数の搬送ベルト14が駆動されるよう
に構成されている。

次に、複数の圧着ローラ15はそれぞれ複数のローラアー
ム31の上端に回転自在に取付けられ、これら複数のロー
ラアーム31がそれぞれスライドブロック32に長孔33とガ
イドピン34等の摺動構造によって上下方向である矢印
ｄ、ｄ′方向に移動自在に取付けられている。そして、
これら複数のローラアーム31を付勢する付勢手段である
ばね35によって複数の圧着ローラ15が上方である矢印ｄ
方向に移動付勢されている。なお、搬送ベルト14の先端
14a側の矢印ｃ方向への付勢力と圧着ローラ15の矢印ｄ
方向への付勢力はほぼ均等である。また、スライドブロ
ック32全体がモータ36により駆動されるピニオン37とラ
ック38等の昇降機構によって上下方向である矢印ｅ、
ｅ′方向に昇降自在に構成され、そのスライドブロック
32に設けたスライドアーム39がベルトアームピン28に係
合されるように構成されている。

次に、第2A図〜第３図によって、記録再生装置７からカ
セット移送機４内へのカセット１の取込み動作を説明す
る。

先ず、第2A図及び第2B図に１点鎖線で示す如く、当初
は、スライドブロック32が矢印ｅ′方向に下降されて、
全圧着ローラ15が同方向に下降されると共に、スライド
アーム39によってベルトアームピン28が矢印ｅ′方向に
引下げられて、ベルトアーム27が中間軸25を支点にして
ばね29に抗して矢印ｃ′方向に回動され、搬送ベルト14
の先端14a側が矢印ｃ′方向に上昇されている。

次に、第2A図及び第2B図に示す如く、記録再生装置７内
のカセット１が、カセット着脱装置41のカセットホルダ
ベース42とカセット押え43との間で挟まれた状態で、カ
セット挿入口８外に矢印ｂ方向に水平に排出されて、カ
セット１がその排出状態に保持されている。

次に、カセット移送機４が第2A図及び第2B図に１点鎖線
で示す位置から実線で示す位置まで矢印ｂ′方向に前進
されて、搬送ベルト14の先端14aと第３のカセット出入
口11に最も近い圧着ローラ15がカセット１を挟み込める
位置で停止される。

次に、モータ36によって駆動されるピニオン37とラック
38等によって、スライドブロック32が矢印ｅ方向に上昇
されて、全圧着ローラ15が同方向に上昇されると共に、
スライドアーム39によるベルトアームピン28の矢印ｅ′
方向への引下げが解除されて、ベルトアーム27がばね29
によって中間軸25を支点として矢印ｃ方向に回動され
て、搬送ベルト14の先端14a側が矢印ｃ方向に下降され
る。この結果、第３のカセット出入口11内に挿入された
カセット１が搬送ベルト14の先端14aの下面と第３のカ
セット出入口11に最も近い圧着ローラ15との間でばね29
及び35による付勢力によって上下から挟まれる。

次に、その挟まれたカセット１は、モータ30によって駆
動される搬送ベルト14の搬送力によって、記録再生装置
７内からカセット移送機４側に矢印ｂ方向に引出され、
そのカセット１は複数の圧着ローラ15によって順次搬送
ベルト14の下面に圧着されながら、そのカセット１はカ
セット移送機４内の第2C図及び第３図に実線で示す位置
まで矢印ｂ方向に取込まれて停止される。

しかしてこの際、ばね29による搬送ベルト14の先端14a
側の矢印ｃ方向への付勢力と、ばね35による圧着ローラ
15の矢印ｄ方向への付勢力とをほぼ均等にしたことによ
って、第2A図に示す如く、記録再生装置７に対するカセ
ット移送機４の高さが下方である矢印Ｄ方向にずれてい
たり、第2B図に示す如く、記録再生装置７に対するカセ
ット移送機４の高さが上方である矢印Ｄ′方向にずれて
いて、第３のカセット出入口11内に挿入されたカセット
１の高さの中心P₁に対して第３のカセット出入口11の高
さの中心P₂が下方や上方に段差H₁やH₂だけずれていて
も、その段差H₁やH₂分のカセット１の高さの変化に追従
して、搬送ベルト14の先端14a側の高さ及び第３のカセ
ット出入口11に最も近い圧着ローラ15の高さが自動的に
変化する自動調芯機能を発揮する。

この結果、搬送ベルト14の中間ローラ22でカセット１の
高さが決められるまで、カセット挿入口８に排出された
カセット１をカセット移送機４内に水平方向である矢印
ｂ方向に無理なく、スムーズに取込むことができる。

なお、当初から、スライドブロック32を矢印ｅ方向に上
昇させておき、搬送ベルト14の先端14a側をばね29によ
って矢印ｃ方向に下降させておくと共に、圧着ローラ15
をばね35によって矢印ｄ方向側へ上昇させた状態で、カ
セット移送機４を第2A図で矢印ｂ′方向に前進させて、
カセット挿入口８外に排出されているカセット１を、搬
送ベルト14の先端14aと第３のカセット出入口11に最も
近い圧着ローラ15との間にばね29、35に抗して挟み込む
ようにすることも可能である。

しかしてこの際、特に、第2A図に示す如く、記録再生装
置７に対してカセット移送機４が下方である矢印Ｄ方向
に大きくずれている場合でも、搬送ベルト14の先端14a
がカセット１に矢印ｂ′方向から衝突した時に、その先
端14aがカセット１に対して上方である矢印ｃ方向にば
ね29に抗してスムーズに逃げることができる。従って、
その搬送ベルト14の先端14aによってカセット１が記録
再生装置７内に矢印ｂ′方向に不測に押し戻されること
が全くない。

ところで、以上のようにして、カセット１をカセット移
送機４内に取込んだ後、第2D図に示す如く、スライドブ
ロック32が矢印ｅ′方向に下降されて、カセット１が、
搬送ベルト14から下方に離間されて、カセット搬送装置
17の搬送ベルト18上に水平に載置されると共に、スライ
ドブロック32によって昇降される圧着ローラ19によって
その搬送ベルト18上にカセット１が圧着される。そし
て、第３図に１点鎖線で示すように、搬送ベルト18によ
ってカセット１が第１又は第２のカセット出入口９又は
10から前後両側のカセット収納棚２内に矢印ａ方向又は
矢印ａ′方向に選択的に水平に送り出される。

なお、カセット収納棚２からカセット移送機４内へのカ
セット１の取込み及びカセット移送機４から記録再生装
置７内へのカセット１の送り出しは上記動作の逆動作で
行われる。

以上、本考案の実施例に付き述べたが、本考案は実施例
に限定されることなく、本考案の技術的思想に基づいて
各種の有効な変更が可能である。

例えば、実施例では、カセット移送機４と記録再生装置
７との間でカセット１の受け渡しを行うカセット搬送装
置13に自動調芯機能を持たせたが、カセット移送機４と
カセット収納棚２との間でカセット１の受け渡しを行う
カセット搬送装置17に上記同様の自動調芯機能を持たせ
ても良い。

また、本考案で言うカセット搬送装置やカセット圧着手
段は搬送ベルト14や圧着ローラ15に限定されることな
く、如何なるものであっても良い。

即ち、例えば第４図に示す変形例は、カセット搬送手段
を、複数の駆動ローラ45、46、47によって構成し、これ
らの駆動ローラ45、46、47を歯車群48を介してモータで
駆動する一方、先端の駆動ローラ45を中間の駆動ローラ
46のローラ軸46aを支点にして矢印ｃ、ｃ′方向に回動
されるローラアーム49によって矢印ｃ、ｃ′方向に移動
自在に構成し、かつばね（図示せず）等によってその駆
動ローラ45を矢印ｃ′方向に移動付勢させるようにした
ものである。

また、本考案は、ビデオカセットを用いるカセットオー
トチェンジャーに限定されることなく、磁気テープや光
ディスク等の各種の記録担体を収納した各種カセットや
カートリッジのオートチェンジャーに適用可能である。

〔考案の効果〕 以上述べたように、本考案によれば、カセット移送機内
に設けたカセット搬送手段とカセット圧着手段とからな
るカセット搬送装置に、高さ方向の自動調芯機能を持た
せて、例えば、記録再生装置又はカセット収納棚から排
出されたカセットをカセット搬送装置によってカセット
移送機内に取込む際、記録再生装置又はカセット収納棚
に対するカセット移送機の高さのバラツキによって、こ
れら記録再生装置又はカセット収納棚のカセット出入口
に対してカセット搬送装置の高さにバラツキが生じて
も、そのカセット搬送装置が上記カセット出入口に排出
されているカセットの高さに倣って自動調芯されるよう
にしたので、上記カセット出入口に対するカセット搬送
装置の高さのバラツキによって、カセットが上記カセッ
ト出入口の上縁側又は下縁側に強く押えつけられて斜め
になったり、カセット搬送装置によってカセットが記録
再生装置又はカセット収納棚内に不測に押し戻されてし
まうような不都合が全く発生しない。従って、記録再生
装置又はカセット収納棚から排出されたカセットをカセ
ット搬送装置によってカセット移送機内に水平方向に無
理なく、確実に取込むことができて、そのカセットの取
込み動作をスムーズにかつ確実に行える効果がある。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示したものであって、第１図
は要部の斜視図、第2A図〜第2D図は要部の動作を説明す
る断面図、第３図は第2C図のIII-III矢視図、第４図は
変形例を示した図面、第５図はカセットオートチェンジ
ャー全体の正面図、第６図はカセットオートチェンジャ
ーの一部の平面図である。 なお図面に用いた符号において、 １……カセット ２……カセット収納棚 ３……棚ブロック（棚装置） ４……カセット移送機 ７……記録再生装置 13……カセット搬送装置 14……搬送ベルト（カセット搬送手段） 15……圧着ローラ（カセット圧着手段） 29……ばね（付勢手段） 35……ばね（付勢手段） である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】それぞれにカセットが収納された多数のカ
   セット収納棚を有する棚装置と、 上記カセットが挿入される記録及び／又は再生装置と、 上記棚装置と上記記録及び／又は再生装置との間で移動
   し、上記カセット収納棚あるいは上記記録及び／又は再
   生装置に対して位置決めされるカセット移送機と、 このカセット移送機内に設けられ、このカセット移送機
   と上記カセット収納棚あるいは上記記録及び／又は再生
   装置との間で上記カセットの受け渡しを行うカセット搬
   送装置とを備えるカセットオートチェンジャーにおい
   て、 上記カセット搬送装置は、上記カセットを受渡し方向に
   搬送するカセット搬送手段と、 このカセット搬送手段と協働して上記カセットを挟み込
   み、このカセットを上記受渡し方向に案内するカセット
   圧着手段とを備え、 上記カセット搬送手段及び上記カセット圧着手段は、互
   いに上下方向に移動自在でかつそれぞれが付勢手段によ
   って互いに近付く方向に付勢され、上記カセット搬送手
   段と上記カセット圧着手段との上下中間位置に上記カセ
   ットを挟み込むように構成されていることを特徴とする
   カセットオートチェンジャー。