JP2841499B2 - カセツトオートチエンジヤー - Google Patents

カセツトオートチエンジヤー

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JP2841499B2
JP2841499B2 JP1176728A JP17672889A JP2841499B2 JP 2841499 B2 JP2841499 B2 JP 2841499B2 JP 1176728 A JP1176728 A JP 1176728A JP 17672889 A JP17672889 A JP 17672889A JP 2841499 B2 JP2841499 B2 JP 2841499B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばビデオテープカセットを用いて長時
間に亘る連続ビデオ再生等を行うのに最適なカセットオ
ートチェンジャーに関するものである。
〔従来の技術〕
本発明の出願人は、8mmビデオテープカセットを用い
て長時間に亘る連続ビデオ再生等を行うカセットオート
チェンジャーの先願例として、例えば特開昭64−55776
号公報を先に出願している。
この先願例は、多数のカセットを収納する多数の収納
棚を有するストッカーと、カセットを順次記録及び/又
は再生する記録再生装置と、上記ストッカーと上記記録
再生装置との間でカセットを移送する移送機とを具備す
るカセットオートチェンジャーにおいて、移送機に、垂
直な回転軸を中心として両方向に回転自在でかつ回転軸
に対してほぼ直角な方向へ移動自在に構成されたカセッ
ト押し出し部材と、このカセット押し出し部材の回転位
置に応じてそのカセット押し出し部材の移動量を規制す
る移動量規制手段とを設け、カセット押し出し部材が移
送機内のカセットに当接する方向に回転する際には、移
動量規制手段によってカセット押し出し部材の回転半径
を減少させ、カセット押し出し部材がカセットを移送機
内から押し出す方向に回転する際には、移動量規制手段
によってカセット押し出し部材の回転半径を増大させる
ように構成したものである。
そして、この先願例のカセットオートチェンジャーに
よれば、移送機内のカセットを回転自在のカセット押し
出し部材によって押し出すようにしたものであるから、
極めて簡単な構造でカセットを移送機内から常に確実に
押し出すことができ、信頼性が非常に高くかつ低コスト
なものが得られる。また、カセット押し出し部材の回転
位置に応じて回転半径を増減させるようにしたものであ
るから、カセット押し出し部材がカセットに当接する方
向に回転する際には、そのカセット押し出し部材が収納
棚(または記録再生装置)と接触することを避けること
がき、カセット押し出し部材がカセットを押し出す方向
に回転する際には、カセットを完全に押し出すことがで
きる。従って、移送機と収納棚(または記録再生装置)
との間でのカセットの受け渡しの安全性が極めて高いと
言う効果が得られるものである。
ところで、この種カセットオートチェンジャーでは、
ストッカーに収納する多数のカセットのコード番号及び
収納位置をメモリーする必要がある。従って、先願例で
も、カセットオートチェンジャーへのカセット積み込み
時には、カセットインポートにカセットを1個づつ順次
挿入しながら、そのカセットのコード番号をオペレーシ
ョンパネルに順次打ち込み、カセットインポートに順次
挿入されたカセットを移送機によってストッカーのコー
ド番号に対応された所定の収納棚内に順次移送して収納
するようになされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、先願例のカセットオートチェンジャーのカセ
ットインポートは、水平なカセット通路の前後にカセッ
ト挿入口とカセット送出口とを設け、オペレータが前側
のカセット挿入口からカセット通路内に水平に挿入した
カセットを、後側のカセット送出口から移送機内へ水平
に送出す簡単な構成であった。
従って、カセット挿入口からカセット通路内に挿入し
たカセットを、移送機が受け取りに来るまでの間に、次
のカセットをカセット挿入口からカセット通路内に挿入
することができず、この間が時間待ちとなるため、スト
ッカーに多数のカセットを順次積み込む作業を能率良く
行えないと言う問題点があった。
本発明は、カセット挿入口から挿入したカセットを移
送機が受け取りに来るまでの間に、次のカセットをカセ
ット挿入口から挿入することができるようにしたカセッ
トインポートを有するカセットオートチェンジャーを提
供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるカセットオートチェンジャーは、多数の
カセットを収納する多数の収納棚を有するストッカー
と、カセットを順次記録及び/又は再生する記録再生装
置と、上記ストッカーと上記記録再生装置との間で選択
的にカセットを移送する移送機と、本体に設けられたカ
セット挿入口を通して本体外から挿入されるカセットを
一時的に貯留するカセットインポートとを具備し、上記
移送機を用いて上記カセットインポートに貯留されたカ
セットを上記ストッカーに順次積み込むように構成され
たカセットオートチェンジャーにおいて、上記カセット
インポートは、上記カセット挿入口から挿入されたカセ
ットを上面に載置できるスライドテーブルと、上記スラ
イドテーブルの下方に配置されるトレイと、上記スライ
ドテーブルをスライドさせるための駆動部材が上記スラ
イドテーブルのスライド方向から退避した位置に設けら
れている駆動手段とを備え、上記カセットインポート
は、上記カセット挿入口から挿入されて上記スライドテ
ーブル上に載置されたカセットを上記スライドテーブル
をスライドさせることにより上記トレイに落下させ、上
記トレイ内に落下された上記カセットを上記移送機によ
って上記ストッカーに順次積み込むように構成されてい
る。
〔作用〕
上述のように構成されたカセットオートチェンジャー
は、カセットをカセット挿入口からカセットインポート
に挿入すると、そのカセットがスライドテーブルのスラ
イドにより下方のトレイに落下される。そして、トレイ
内のカセットが移送機によりストッカーに順次積み込ま
れる。従って、移送機がカセットインポートにカセット
を取りに来る前であっても、カセットインポートのスラ
イドテーブル上に次のカセットを載置しておくことがで
きる。
また、スライドテーブルをスライドさせるための駆動
部材がスライドテーブルのスライド方向から退避した位
置に設けられているので、駆動部材がスライドテーブル
の移動を阻害することがない。
〔実施例〕
以下、本発明を適用したカセットオートチェンジャー
の一実施例を図面を参照して説明する。なお、このカセ
ットオートチェンジャーは8mmビデオテープカセットを
用いて長時間に亘る連続ビデオ再生を行うことができる
ようにしたものである。
まず、第9図によって、カセットオートチェンジャー
1全体を説明する。
カセットオートチェンジャー1内には、8mmビデオテ
ープカセットであるカセット2を左右方向(矢印a方
向)及び上下方向(矢印b方向)に高速で移送する移送
機3が設けられている。その移送機3の移動軌跡の前後
にストッカー4が2列状に配置され、各ストッカー4に
は多数のカセット2を左右方向及び上下方向に多段階に
収納する多数の収納棚5が設けられている。また、移送
機3の移動軌跡の例えば後側にはカセット2の再生に用
いられるフロントローディング方式の多数の記録再生装
置6が左右方向及び上下方向に多段階に設けられてい
る。なお、移送機3の移送機構7は、例えば、移送機3
を垂直ガイドレール8に沿ってエンコーダ付サーボモー
タ9によってタイミングベルト10を介して上下方向に移
送する垂直移送構造と、垂直ガイドレール8と一緒に移
送機2を上下一対の水平ガイドレール11に沿ってエンコ
ーダ付サーボモータ12によって上下一対のタイミングベ
ルト13を介して左右方向に移送する水平移送構造とを有
している。
そして、カセットオートチェンジャー1へのカセット
の積み込み時には、オペレータがカセットインポート14
にカセット2を1個づつ順次挿入しながら、カセット1
のコード番号をオペレーションパネル16のテンキー16a
を操作して、そのオペレーションパネル16に順次打ち込
むと、カセットインポート14に順次挿入されたカセット
2が移送機3によってストッカー4のコード番号に対応
された所定の収納棚5内に順次移送されて収納される。
また、カセットオートチェンジャー1からのカセット2
の取り出し時には、オペレーションパネル16にカセット
1のコード番号を順次打込むと、ストッカー4のコード
番号に対応された所定の収納棚5内のカセット2が移送
機3によって複数のカセットアウトポート15に順次移送
されて送り出される。
そして、このカセットオートチェンジャー1は、スト
ッカー4の所定の収納棚5内からカセット2を移送機3
によって順次取り出して所定の記録再生装置6に順次供
給して、長時間に亘る連続ビデオ再生を行うものであ
る。
次に、このカセットオートチェンジャー1の各部の構
造及び動作を順次説明する。
まず、第8図によって、ストッカー4と記録再生装置
6との間での移送機3によるカセット2の移送動作の概
要を説明する。
移送機3にはカセット2の両側面2aを両側から挾持す
る左右対称状の一対の挾持手段17と、その挾持手段17の
方向を水平方向に180゜反転する回転台18が設けられて
いる。また、多数のカセット2はその後端面2bを移送機
3側に向け、前蓋2cを移送機3とは反対側に向けた状態
でストッカー4の多数の収納棚5内に水平に収納されて
いる。
そして、挾持手段17によってストッカー4の所定の収
納棚5内からカセット2を移送機3内に矢印c又はc′
方向に受け取った後、移送機3が所定の記録再生装置6
まで第9図で矢印a及びb方向に移送する間に、回転台
18が矢印d又はd′方向に180゜反転させて、挾持手段1
7によって挾持されているカセット2の前蓋2cが記録再
生装置6の正面に向けられる。そして、挾持手段17によ
ってカセット2が前蓋2c側から記録再生装置6のカセッ
ト挿入口6a内に矢印c方向に挿入される。なお、記録再
生装置6内に挿入されたカセット2は、その記録再生装
置6の通常のフロントローディング機構(図示せず)に
よってローディングされてビデオ再生が行われる。ま
た、ビデオ再生後のカセット2を移送機3によってスト
ッカー4の元の収納棚5内に戻す動作は上記動作の逆で
ある。
次に、第1図〜第7図によって、カセットインポート
14の詳細を説明する。
垂直な前面パネル21に設けられたカセット挿入口22の
内側に、断面形状がほぼコ字状をなすカセット挿入ガイ
ド23が設けられている。そして、カセット挿入ガイド23
の下部に水平な左右一対のスライドテーブル24a、24bが
設けられ、これらのスライドテーブル24a、24bは、カセ
ット挿入口22からの水平なカセット挿入方向(矢印e方
向)に対して直角で互いに反対な水平方向(矢印f、g
方向)に水平にスライド可能に構成されている。なおこ
れらのスライドテーブル24a、24bはガイド機構(図示せ
ず)によって案内されて矢印f、g方向にスライドされ
るが、複数の引張ばね25によって矢印f′、g′方向に
スライド付勢されて、ストッパー26a、26bに当接されて
停止されるように構成されている。
そして、両スライドテーブル24a、24bの下部に水平な
トレイ28が設けられ、このトレイ28の上方に起立された
周壁28aの断面形状はほぼコ字状に形成されている。従
って、このトレイ28は上面及び一側面の2面が開放さ
れ、上面開口がカセット落下口29に構成され、側面開口
がカセット送出口30に構成されている。そして、水平な
底面パネル31上に垂直な回転軸32が矢印h、h′方向に
回転自在に取付けられ、その回転軸32の上端32aの上部
にトレイ28が矢印h、h′方向に相対回転自在に取付け
られている。そして、回転軸32の上端32aの外周に巻装
された捩りばね33の両端33a、33b間に垂直な一対のピン
34、35が挾み込まれていて、一方のピン34は突起36を介
して回転軸32の外周に固着され、他方のピン35はトレイ
28の下部に固着されている。そして、トレイ28のカセッ
ト送出口30とは反対側にカセット押出アーム37が垂直な
支点軸38を介して矢印i、i′方向に回動自在に取付け
られ、このカセット押出アーム37は捩りばね39によって
矢印i方向に回動付勢されている。
なお、両スライドテーブル24a、24bは断面形状がほぼ
コ字状の対称形状に構成されていて、これらの下辺部24
a′、24b′がトレイ28の下方に上下に段差を有する状態
に回り込んでいる。
そして、回転軸32の外周に固着された上下に段差を有
する一対の回転アーム41a、41bの先端にベアリングから
なる一対のコロ42a、42bが取付けられ、これらのコロ42
a、42bが両スライドテーブル24a、24bの下辺部24a′、2
4b′に水平方向から当接、離間可能に構成されている。
従って、一対の回転アーム41a、41b(スライドテーブル
をスライドさせるための駆動部材)の存在が両スライド
テーブル24a、24bのスライド量や面積に対して与える制
約が少ない。なお、一方のコロ42aはカセット押出アー
ム37の遊端部37aにも水平方向から当接、離間可能に構
成されている。そして、底面パネル31に取付けられたサ
ーボモータ43のモータ軸44と回転軸32とが一対のタイミ
ングプーリ45a、45b及びタイミングベルト46を介して連
動されている。またトレイ28の側面に設けられた一対の
突起47a、47bが交互に当接されて、トレイ28の回転を止
める一対のストッパー48a、48bが設けられている。
なお、カセットアウトポート15は上下及び左右方向に
複数段に構成された単純な水平棚50に構成され、各水平
棚50の前面にカセット取出口51が設けられている。
次に、カセットインポート14を利用するカセットオー
トチェンジャー1へのカセット2の積み込み作業を説明
する。
まず、第2A図、第3図及び第4図に実線で示す如く、
オペレータがカセット2をその前蓋2c側からカセット挿
入口22内に矢印e方向に挿入して、そのカセット2をカ
セット挿入ガイド23内で両スライドテーブル24a、24b上
に水平に載置する、のこの際、オペレータは、その挿入
したカセット2の後端面2bに接着されているバーコード
ラベル52等からその挿入されたカセット2のコード番号
を読み取って、第9図に示されているオペレーションパ
ネル16のテンキー16aを操作して、オペレーションパネ
ル16にそのコード番号を打ち込む。
一方、上記のカセット挿入がセンサー(図示せず)等
によって検出されると、サーボモータ43が駆動され、タ
イミングベルト46を介して回転軸32が第5A図で矢印h方
向に90゜以内の角度θだけ正回転される。すると、第
3図及び第4図に1点鎖線で示すように、両回転アーム
41a、41bの先端の両コロ42a、42bが両スライドテーブル
24a、24bの下辺部24a′、24b′を押し、両スライドテー
ブル24a、24bが矢印f、g方向に引張ばね25に抗してス
ライドされて、両スライドテーブル24a、24b間の隙間53
がG1からG2に拡大される。この結果、両スライドテーブ
ル24a、24b上に載置されているカセット2が自重により
隙間23からカセット落下口29を通して第2A図及び第3図
に1点鎖線で示す如く(トレイ28内に矢印j方向に水平
に落下される。なおこの時、第5A図に示す如く、トレイ
28の一方の突起47aが一方のストッパー48aに矢印h方向
から当接されているため、トレイ28は何等回転されず、
捩りばね33の一端33aのみが回転軸32のピン34によって
第5A図に1点鎖線で示す位置まで矢印h方向に可動され
る。
そして、トレイ28内へのカセット2の落下後に、今度
は、サーボモータ43によって回転軸32が第5A図で矢印
h′方向に逆回転される。この時、回転軸32は、角度θ
だけ矢印h′方向に戻った後、引き続き矢印h′方向
にまず180゜の角度θだけ逆回転される。すると、第
7図に示す如く、回転軸32のピン34によって捩りばね33
の他端33bを介してトレイ28のピン35が同角度θだけ
矢印h′方向に駆動されるために、トレイ28が第5A図の
状態から第5B図の状態に矢印h′方向に180゜反転され
る。そして、第5B図に示す如く、トレイ28の他方の突起
47bが他方のストッパー48bに矢印h′方向から当接され
て、トレイ28が180゜反転された位置で停止される。そ
して、このトレイ28の180゜反転によって、トレイ28内
のカセット2が180゜反転されて、第2B図に示す如くカ
セット2の後端面2b側が第8図に示した移送機3側に向
けられることになる。
なおこの時、両回転アーム41a、41bの矢印h′方向へ
角度θの逆回転により、第3図及び第4図に実線で示
すように、両スライドテーブル24a、24bが引張ばね25に
よって矢印f′、g′方向に復動されてストッパー26
a、26bに再び当接される。そして、両回転アーム41a、4
1bの引き続きの矢印h′方向への角度θの逆回転によ
り、両コロ42a、42bは両スライドテーブル24a、24bの下
辺部24a′、24b′から矢印h′方向に離間されて行く。
そして、180゜反転されたトレイ28の矢印h′方向の
回転がストッパー48bで停止された後、サーボモータ43
によって回転軸32が引き続いて第5B図で矢印h′方向に
所定の角度θだけ逆回転される。すると、一方のコロ
42aがカセット押出アーム37の遊端部37aを矢印h′方向
に押し、カセット押出アーム37が捩りばね39に抗して矢
印i′方向に回転される。この結果、カセット押出アー
ム37の先端部37bがトレイ28の周壁28aに設けられた切欠
き54からトレイ28内に挿入されて、カセット2の前蓋2c
を矢印c方向に押し、第2B図及び第5B図に1点鎖線で示
すように、トレイ28内のカセット2の後端面2b側がカセ
ット送出口30から移送機3側に一定距離lだけ矢印c方
向に押し出される。なおこの時、トレイ28は回転しない
ので捩りばね32の他端32bのみが回転軸32のピン34によ
って第5B図に1点鎖線で示す位置まで矢印h′方向に可
動される。
そしてこの後に、第2B図及び第5B図に1点鎖線で示す
如く、移送機3の一対の挾持手段17によってカセット2
の両側面2aが両側から挾持されて、カセット2がカセッ
ト送出口30から移送機2内に矢印c方向に引き出されて
移送機3内に受け取られる。そして、第9図で述べたよ
うに、移送機3によって上記カセット2がストッカー4
のコード番号に対応された所定の収納棚5内に移送され
て収納される。
なおこの後、サーボモータ43によって回転軸32が第5A
図に実線で示す元の位置まで矢印h方向に復動されて、
カセット押出アーム37が捩りばね39によって第5B図で1
点鎖線の位置から実線の位置まで矢印i′方向に復動さ
れると共に、トレイ28がピン34、35及び捩りばね33によ
って第5B図の位置から第5A図の位置まで矢印h方向に18
0゜反転されて元の状態に復帰される。
ところで、このカセットインポート14によれば、第2A
図に実線で示す如くカセット挿入口22から矢印e方向に
挿入して両スライドテーブル24a、24b上に載置したカセ
ット2を、第2A図に1点鎖線で示す如くトレイ28内に矢
印j方向に落下させてから、第2B図に実線で示す如くカ
セット2を180゜反転させてカセット送出口30から移送
機3へ矢印c方向に送り出すように構成したので、第2B
図に実線で示されたトレイ28内のカセット2を移送機3
が受け取りに来るまでの間の時間を利用して第2B図に2
点鎖線で示す如くオペレータが次のカセット2をカセッ
ト挿入口22から両スライドテーブル24a、24b上に矢印e
方向から挿入し、そのカセット2のバーコードラベル52
等によってコード番号を読み取って、第9図のオペレー
ションパネル16に打ち込む作業を行える。
なお、カセットオートチェンジャー1からのカセット
2の取り出し時には、第9図のオペレーションパネル16
にカセット1のコード番号を順次打ち込むと、ストッカ
ー4のコード番号に対応された所定の収納棚5内から移
送機3によって取り出されたカセット2が第2A図及び第
2B図に示されたカセットアウトポート15の複数の水平棚
50内に順次矢印c′方向から送り出される。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は上記
実施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基
づいて、各種の有効な変更が可能である。
例えば上記実施例では、記録再生装置6を再生専用に
用いて、カセット2の長時間に亘る連続ビデオ再生を行
うようにしたものを示したが、記録及び再生可能な記録
再生装置6によってカセット2の長時間に亘る連続記録
及び連続再生の両方を行えるように構成することができ
る。
また本発明は、ビデオテープカセットのオートチェン
ジャーに限定されることなく、オーディオテープカセッ
トやディスクカセットのオートチェンジャー等にも適用
可能である。
〔発明の効果〕
本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記
載する効果を奏する。
カセットインポートのカセット挿入口から挿入してス
ライドテーブル上に載置したカセットを、その下部のト
レイ内に一度落下させてから移送機によってストッカー
に順次積み込むように構成したので、トレイ内に落下さ
れたカセットを移送機が受け取りに来るまでの間の時間
を利用して、次のカセットをカセット挿入口からスライ
ドテーブル上に挿入して、その挿入したカセットのコー
ド番号オペレーションパネルに打ち込む作業を行える。
従って、トレイ内に落下させたカセットを移送機が受け
取りに来るまでの間の時間が、無駄な待ち時間にならな
いので、ストッカーに多数のカセットを順次積み込む作
業を能率良く、短時間に行える。
また、スライドテーブルをスライドさせるための駆動
部材がスライドテーブルのスライド方向から退避した位
置に設けられているので、駆動部材がスライドテーブル
の移動を阻害することがなく、スライドテーブルの移動
量や面積に対する制約が少ない。従って、スライドテー
ブルの面積を大きくしてカセットを確実に載置させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示したものであって、第1図
はカセットイン・アウトボートの正面図、第2A図及び第
2B図はカセット2の積み込み動作を説明するカセットイ
ンポートの垂直断面図、第3図はスライドテーブル及び
トレイの垂直断面図、第4図は第3図のIV−IV矢視図、
第5A図及び第5B図は第3図のV−V矢視図、第6図は第
5図のVI−VI矢視図、第7図はスライドテーブル及びト
レイの駆動機構を示した斜視図、第8図はカセットの移
送動作を説明する概略的平面図、第9図はカセットオー
トチェンジャー全体の概略的斜視図である。 なお図面に用いた符号において、 2……カセット 3……移送機 4……ストッカー 5……収納棚 6……記録再生装置 14……カセットインポート 22……カセット挿入口 24a,24b……スライドテーブル 28……トレイ である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数のカセットを収納する多数の収納棚を
    有するストッカーと、カセットを順次記録及び/又は再
    生する記録再生装置と、上記ストッカーと上記記録再生
    装置との間で選択的にカセットを移送する移送機と、本
    体に設けられたカセット挿入口を通して本体外から挿入
    されるカセットを一時的に貯留するカセットインポート
    とを具備し、上記移送機を用いて上記カセットインポー
    トに貯留されたカセットを上記ストッカーに順次積み込
    むように構成されたカセットオートチェンジャーにおい
    て、 上記カセットインポートは、上記カセット挿入口から挿
    入されたカセットを上面に載置できるスライドテーブル
    と、 上記スライドテーブルの下方に配置されるトレイと、 上記スライドテーブルをスライドさせるための駆動部材
    が上記トレイの下方に配置されている駆動手段とを備
    え、 上記カセットインポートは、上記カセット挿入口から挿
    入されて上記スライドテーブル上に載置されたカセット
    を上記スライドテーブルをスライドさせることにより上
    記トレイに落下させ、 上記トレイ内に落下された上記カセットを上記移送機に
    よって上記ストッカーに順次積み込むように構成したこ
    とを特徴とするカセットオートチェンジャー。
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