JPH08282389A - 自動車用キャリア装置 - Google Patents

自動車用キャリア装置

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Publication number
JPH08282389A
JPH08282389A JP7095591A JP9559195A JPH08282389A JP H08282389 A JPH08282389 A JP H08282389A JP 7095591 A JP7095591 A JP 7095591A JP 9559195 A JP9559195 A JP 9559195A JP H08282389 A JPH08282389 A JP H08282389A
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JP
Japan
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frame
carrier device
front frame
carrier
arm
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Pending
Application number
JP7095591A
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English (en)
Inventor
Naomi Ohara
尚己 大原
Hiroto Hayashi
裕人 林
Kazuhiro Sasaki
和弘 佐々木
Hiroshi Matsumoto
洋 松本
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Automatic Loom Works Ltd filed Critical Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】載置する荷が限定されず、荷を載置した状態で
リアドアの開閉を楽に行うことができ、不使用時には見
栄えが良くコンパクトにできる。 【構成】自動車1の後部にはリアドア1cが形成されて
いる。リアドア1cの下部にはパイプ5を介してキャリ
ア装置2が回動可能に取り付けられている。又、キャリ
ア装置2はフロントフレーム11及びリアフレーム12
等を備え、フロントフレーム11とリアフレーム12と
はフロントアーム13及びリアアーム14にて連結さ
れ、これらフロントアーム13及びリアアーム14の伸
長及び折り畳みによって、リアフレーム12は使用位置
と不使用位置との間を水平移動する。そして、このキャ
リア装置2は、その使用位置時にアタッチメントレール
を介して各種荷等を載置できる。この荷を載置した状態
でリアドア1cを開ける場合には、予めキャリア装置2
を回動させて退避させた後、リアドア1cを開ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷物を運搬するために自
動車の後側の外部に取付られる自動車用キャリア装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、荷物の運搬をするために自動車の
後部に取付られるリアキャリアは、車のリアドア又はリ
アドアに取着されたスペアタイヤ等に取付られ、車の後
部に荷物を取り付ける。又、リアキャリアには、車のボ
デーに専用マウントを設けて、そのマウントにキャリア
装置を取付たものがある。
【0003】そして、前者のリアキャリアは、リアドア
に取着されていることから、そのリアドアの開閉の際に
はリアドアの重量のみならずリアキャリアの重量が加わ
り非常に大きな労力を必要としていた。しかも、重い荷
をリアキャリアに載置した状態では、その荷の重量がさ
らに加わることになり、リアドアの開閉がさらに困難で
あって。
【0004】その点、後者の専用マウントを設けたリア
キャリアは、リアドアを開閉する際にはリアキャリアの
重量は加わらないので楽に行える点で優れている。しか
しながら、リアキャリアに荷物を積んだ状態で、リアド
アの開閉はできなかった。つまり、リアドアの回動軌跡
上に荷が存在し、ドアがその荷に当たるからである。従
って、この場合には、荷を一旦リアキャリアから降ろし
てから開閉を行わなければならなかった。
【0005】そこで、荷を積んだままでもリアドアの開
閉が可能となるリアキャリアが提案されている。そのリ
アキャリアを図14(a),(b)に示す。自動車80
の後部に設けたリアキャリア81は、水平位置から下方
に回動可能に支持されている。そして、リアドア82を
開けるとき、載置した荷物Wがリアドア82に当たらな
い位置までリアキャリア81を下方に回動させるように
したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記回
動する構造のリアキャリアにおいて、例えば液体等の荷
物のように傾けることができない場合、そのような荷物
をリアキャリアに載置したままの状態では、やはりリア
ドアの開閉はできなかった。又は、ドアの開閉を優先し
たい場合には、そのような荷物の載置はできなかった。
従って、このリアキャリアの用途は限定されてた。
【0007】更に、このリアキャリアにおいては、常に
力が加わる方向に対して回動可能にしているため、荷を
載置した使用状態でリアキャリアを回動させないための
ロック機構は複雑かつ負担が大きかった。又、リアキャ
リアを下方に回動させた状態から元の状態に復帰させる
ためには、リアキャリアとともにそれに載置された荷物
をも持ち上げることとなり、その操作性に難があった。
【0008】更に又、このリアキャリアにおいて、車に
対して後方に張り出して取り付けられているため、不使
用時には、見栄えがよくない。そこで、見栄えを向上さ
せるためには、不使用時には取り外す必要があった。つ
まり、不使用時には取り外し、使用したい時には取り付
けるといった作業をその都度行わなければならずはなは
だ面倒であった。しかも、不使用時にはその取り外した
キャリア装置を保管しなければならず、その保管場所を
確保する必要があった。
【0009】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたものであって、その目的は、載置する荷物が限定
されず、荷を載置した状態でリアドアの開閉が楽に行う
ことができ、しかも、不使用時には見栄えよくコンパク
トにして取り外す必要性をなくすことができる自動車用
キャリア装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、車両の後部から延出した位
置に取り付けられたベースフレームと、前記ベースフレ
ームに対して水平方向に回動可能に取り付けられたフロ
ントフレームと、前記フロントフレームとともに、荷載
置部を構成するリアフレームと、前記フロントフレーム
とリアフレームとの間に設けられ、伸長及び折り畳みに
よってリアフレームを、フロントフレームに対して離間
して荷を載置可能な使用位置とフロントフレームに近接
して収納される不使用位置との間を移動させる折り畳み
部材とを備えたことをその要旨とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記折り畳み部材はフロントフレームに回
動可能に取り付けられたフロントアームと、リアフレー
ムに回動可能に取り付けられたリアアームとからなり、
これらフロントアームとリアフレームとは互いに回動可
能に連結されたことをその要旨とする。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の発明において、前記ベースフレームには、後方へ延
びるガイド部材が設けられたことをその要旨とする。請
求項4記載の発明は、請求項1〜3記載の発明におい
て、前記フロントフレームはロック装置を備え、ベース
フレームにはロック装置と係合可能な係合部を備えたこ
とをその要旨とする。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、前記ロック装置は、常にはベースフレーム
側に付勢手段にて付勢された係合ピン及び係合ピンを操
作する操作ノブを備えるとともに、前記ベースフレーム
の係合部はその係合ピンを挿通可能な係合穴であること
をその要旨とする。
【0014】
【作用】従って、請求項1記載の発明によれば、通常自
動車用キャリア装置に荷物が載置されていない場合に
は、フロントフレーム及びリアフレームは車両後部に対
向して荷物を運搬可能な運搬位置に位置するとともに、
折り畳み部材が折り畳まれ、リアフレームはフロントフ
レームに近接して収納された不使用位置に位置してい
る。
【0015】このキャリア装置が運搬位置にある状態に
おいて、荷を自動車用キャリア装置に載置するために
は、折り畳み部材を伸長し、リアフレームをフロントフ
レームから離間した使用位置に位置決めする。そして、
この使用位置時において、フロントフレーム及びリアフ
レーム上に荷を載置する。例えばフロントフレームとリ
アフレームとの間に複数のレール部材を架け渡し、それ
らレール部材上に荷を載置し固定する。そして、車両の
走行によって荷を搬送し、所定の場所にて荷を降ろす
と、折畳み部材を折り畳むことによって、リアフレーム
をフロントフレームに近接させ、不使用位置に位置決め
する。
【0016】又、フロントフレーム及びリアフレーム上
に荷を載置した状態で、例えば車両後部に位置するリア
ドアを開けるためには、フロントフレーム及びリアフレ
ームを運搬位置から例えば車両の側部後方に位置するリ
アドアの回動軌跡から外れた退避位置へと回動させる。
そして、この退避位置にフロントフレーム及びリアフレ
ームを退避させた状態でリアドアを開け、各種作業を行
う。この作業が終了すると、リアドアを閉め、フロント
フレーム及びリアフレーム等を退避位置から運搬位置へ
と復帰させる。
【0017】請求項2記載の発明によれば、リアアーム
とフロントアームとが回動して略直線上に伸びることに
より折り畳み部材が伸長し、リアフレームとフロントフ
レームとが離間する使用位置に位置決めされる。又、リ
アアームとフロントアームとが回動して重ね合わされる
ことにより折り畳み部材は折り畳まれ、リアフレームは
フロントフレームに近接する不使用位置に位置決めされ
る。
【0018】請求項3記載の発明によれば、フロントフ
レーム及びリアフレームの水平回動時には、フロントフ
レーム及びリアフレームはガイド部材によって案内され
る。請求項4記載の発明によれば、前記フロントフレー
ムのロック装置は、ベースフレームの係合部と係合する
ことによって、例えばフロントフレーム及びリアフレー
ムを運搬位置に位置決め固定する。
【0019】請求項5記載の発明は、前記ロック装置の
係合ピンが係合穴に挿通されることにより係合ピンと係
合穴とが係合され、フロントフレーム及びリアフレーム
は例えば運搬位置に位置決め固定される。この場合、係
合ピンが付勢手段にて係合穴側に付勢されることにより
確実に固定される。そして、運転者はこれら係合ピンと
係合穴との係合及びその解除を操作ノブを操作して行
う。
【0020】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
従って説明する。図1はキャリア装置の使用状態を示す
斜視図である。図2はキャリア装置の不使用状態を示す
斜視図である。図3はキャリア装置が退避した状態を示
す斜視図である。
【0021】図1において、自動車1のリアバンパ1a
の下部には、ベースキャリア装置2(以下、単に「キャ
リア装置」という。)が取り付けられている。キャリア
装置2は、図1に実線で示す使用状態と、図2に実線で
示す不使用状態との間で伸縮動する。又、キャリア装置
2は、図1に実線で示す運搬位置と、図3に実線で示す
退避位置との間で水平回動する。キャリア装置2は、図
4及び図5に示すようにキャリアベース3に支持されて
いる。又、この自動車1のリアドア1cは、図3に示す
ように、左右方向に回動することにより開閉される。
【0022】キャリアベース3は、左右一対のブラケッ
ト4と、左右一対のブラケット4の先端部間に連結され
たベースフレームとしてのパイプ5、及び、左右一対の
ブラケット4の外側面にそれぞれ固着されたリブ6とか
ら構成されている。左右一対のブラケット4は、図6に
2点鎖線で示すように自動車1のアンダフロア1bにボ
ルトにて固定されている。ブラケット4の先端はリアバ
ンパ1aの下側から後方に突出し上方からみてリアバン
パ1aの後面とほぼ一致する位置まで延びている。左右
一対のブラケット4の先端部間にはパイプ5が連結され
ている。
【0023】パイプ5は、四角筒体のパイプである。パ
イプ5の左側は、四角形状の係合プレート7がパイプ5
の口を塞ぐように固着され、その係合プレート7には係
合部としての係合穴7aが形成されている。パイプ5の
右側外方には、軸受ブロック8が固着され、図8に示す
ように、そのブロック8には、上下方向に貫通する支持
穴8aが形成されている。軸受ブロック8には、上側が
L字状に屈曲形成されたガイドプレート9が固着されて
いる。ガイドプレート9の上部屈曲板部には、前記ブロ
ック8の支持穴8aと同径の支持穴9aが相対向するよ
うに形成されている。
【0024】左右一対のブラケット4の外側面には、そ
れぞれ補強用のリブ6が固着されている。左側のリブ6
は、後部が斜め下方に屈曲形成された後、ブラケット4
から外れて後方に延びさらに、その先端部が前記パイプ
7よりも後方にのびている。そして、左側のリブ6のパ
イプ5より後方部分は、若干傾斜したガイド部材として
のガイド部6aとされている。
【0025】次に、キャリアベース3に対して回動可能
に取着されるキャリア装置2について説明する。キャリ
ア装置2は、大きく分けてフロントフレーム11、リア
フレーム12、、両フレーム11,12を連結するフロ
ントアーム13、及び、リアアーム14等から構成され
ている。フロントフレーム11は、その上下両側を後方
に屈曲させて形成した断面コ字状のフレームで形成さ
れ、前記パイプ5より長く形成されている。フロントフ
レーム11の右側部には、図8に示すように、連結ブロ
ック15がフロントフレーム11の上下フランジ11
a,11b間に一部をフロントフレーム11より右方に
突出部15bを有して固着されている。連結ブロック1
5の突出部15bには、上下方向に貫通する連結穴15
aが前記支持穴8aと同径となるように形成されてい
る。そして、支持ブロック8とガイドプレート9との間
に、連結ブロック15を介在させ、連結穴15aを支持
穴8a,9aと一致させた状態で、ガイドプレート9の
支持穴9aから連結ピン16を差し込むことにより、連
結ブロック15は、軸受ブロック8に対してピン16を
中心に回動軸支される。即ち、フロントフレーム11
は、パイプ5に対して連結ピン16を中心に回動可能に
支持される。尚、フロントフレーム11の回動中心とな
る連結ピン16の位置は、車両リアドア1cの回動中心
となるドアヒンジよりも車両側方に設定されている。
【0026】フロントフレーム11の左側部下面には、
即ち、下側フランジ11bの左側部下面には、支持プレ
ート17が固着されている。支持プレート17の固着位
置は、フロントフレーム11をパイプ5に上下方向にお
いて重合わせたとき、支持プレート17が、前記係合プ
レート7と離間して相対向する左側位置に固着されてい
る。
【0027】支持プレート17は、ロック装置としての
ゲートロック装置18を取着している。図9にゲートロ
ック装置18の平断面を示す。ゲートロック装置18の
収容筒18aは、円筒体であって、前記支持プレート1
7に支持されている。収容筒18a内には、係合ピン1
8bが同筒18aに取着されたスラスト軸受18cにて
中心軸線方向に移動可能に支持されている。尚、支持プ
レート17をスラスト軸受18cと兼用させてもよい。
係合ピン18bの基端部は、収容筒18aの外側から筒
内に延びる操作ノブ18dと連結軸18eにて連結され
ている。連結軸18eの両端部は、収容筒18aの側壁
を長手方向に切り欠いて形成したガイド溝18fに嵌合
している。従って、操作ノブ18dは、ガイド溝18f
に沿って係合ピン18bを中心軸線方向に移動させるこ
とができるとともに係合ピン18bを筒内において回動
不能にする。又、ガイド溝18fの切り込み深さは、連
結軸18eがガイド溝18fに係合したとき、前記係合
ピン18bの先端部が収容筒18aの係合プレート7側
の口から突出する深さにしている。
【0028】係合ピン18bの先端部には係合突起18
gが形成されている。そして、係合突起18gと前記ス
ラスト軸受18c間の係合ピン18bには、スプリング
18hが設けられている。スプリング18hは、常に係
合ピン18bに対してその先端部が収容筒18aの係合
プレート7側の口から突出する方向に弾性力を付与して
いる。従って、常にこのスプリング18hにより、係合
ピン18bの先端部が収容筒18aの係合プレート7側
の口から突出するようになっている。そして、操作ノブ
18dを引っ張ることにより、係合ピン18bの先端部
は収容筒18a内に没入する。
【0029】即ち、フロントフレーム11をパイプ5の
上面に重合わせるとき、操作ノブ18dを引っ張りなが
ら重合わせる。重合った状態から、操作ノブ18dを離
すと、係合ピン18bの先端部は収容筒18aから突出
し、相対向位置にある係合プレート7の係合穴7aに挿
入されるようになっている。
【0030】従って、係合ピン18bが係合プレート7
の係合穴7aに挿入されると、係合ピン18bを係合穴
7aから抜かない限り、フロントフレーム11は、回動
不能となり、パイプ5の上側において重合わさった状態
が保持されることになる。
【0031】フロントフレーム11の左側部には、同フ
レーム11の側面を塞ぐ連結プレート19が固着されて
いる。連結プレート19は、後方に延び、その上辺が後
方に向かって下方に傾斜している。連結プレート19の
後側下部にはノブ付きボルト20がその左側面から螺合
されている。そして、ノブ付きボルト20のノブを正逆
回動することにより、ノブ付きボルト20のネジ部が連
結プレート19の右側面から出没するようになってい
る。尚、フロントフレーム11の右側部には、同様なノ
ブ付きボルト20を備えた連結プレート19が連結ブロ
ック15より内側の上下フランジ11a,11b間に固
着されている。そして、このノブ付きボルト20は図面
が煩雑になるため省略している。
【0032】左右一対の連結プレート19より内側にお
けるフロントフレーム11の左右両側部には、上下フラ
ンジ11a,11bを貫通するように第1連結軸21が
取着されている。左右一対の連結軸21には、それぞれ
フロントアーム13が回動可能に連結される。
【0033】左右一対のフロントアーム13は、その上
下両側には互いに相対向しない側に屈曲させて形成した
断面コ字状のフレームで形成されている。フロントアー
ム13の上下フランジ13a,13bの上面間の間隔
は、フロントフレーム11の上下フランジ11a,11
bの内側面間の間隔より短くしている。フロントアーム
13の基端部は前記第1連結軸21に回動可能に連結さ
れる。従って、左右一対のフロントアーム13は、外側
に連結プレート19があるため、図10及び図11に示
す範囲で第1連結軸21を中心に回動する。
【0034】左右一対のフロントアーム13の基端寄り
の下面には、図4に示すように、保持プレート23が固
着されている。保持プレート23は、フロントアーム1
3が図4及び図10に示す位置に回動したとき、前記連
結プレート19と相対向する位置に設けられている。保
持プレート23には、ネジ孔が形成されている。そし
て、連結プレート19と相対向したとき、前記ノブ付き
ボルト20のノブを回動させて、ノブ付きボルト20の
ネジ部を連結プレート19の右側面から突出させると
き、該ネジ部がネジ孔と螺合するようになっている。従
って、ネジ部がネジ孔と螺合した状態において、その螺
合状態を解かない限り、フロントフアーム13は、回動
不能となり、図4及び図10に示す位置に保持されるこ
とになる。
【0035】左右一対のフロントアーム13の先端部に
は、上下フランジ13a,13bを貫通するように第2
連結軸24が取着されている。その第2連結軸24に
は、それぞれリアアーム14が回動可能に連結される。
【0036】左右一対のリアアーム14は、四角筒体で
形成されている。リアアーム14の上下方向の間隔は、
フロントアーム13の上下フランジ13a,13bの内
側面間の間隔より短くしている。リアアーム14の基端
部は前記第2連結軸24に回動可能に連結される。従っ
て、左右一対のリアアーム14は、第2連結軸24を中
心に回動する。リアアーム14の先端部はリアフレーム
12に対して回動可能に連結されている。
【0037】リアフレーム12は、その上下両側には前
方に屈曲させて形成した断面コ字状のフレームで形成さ
れ、前記図10及び図11に示すようにフロントフレー
ム11より若干短く形成されている。リアフレーム12
の左右両側部には、上下フランジ12a,12bを貫通
するように第3連結軸27が取着されている。左右一対
の第3連結軸27には、リアアーム14の先端部を回動
可能に支持している。従って、リアアーム14は、リア
フレーム12に対して第3連結軸27を中心に回動可能
となる。その結果、図11に示すように、フロントアー
ム13とリアアーム14が、フロントフレーム11とリ
アフレーム12との間で折り畳まれると、リアフレーム
12は、前方のフロントフレーム11に近接する位置
(以下、「不使用位置」という。)に案内される。又、
フロントアーム13とリアアーム14が、フロントフレ
ーム11とリアフレーム12との間で伸長すると、図1
0に示すように、リアフレーム12は、フロントフレー
ム11から離間した位置(以下、「使用位置」とい
う。)に案内される。
【0038】リアフレーム12の左右両側面には、保持
プレート28が固着されている。保持プレート28は、
リアフレーム12が図7及び図11に示す不使用位置に
あるとき、前記連結プレート19と相対向するようにな
っている。保持プレート28には、ネジ孔28aが形成
されている。そして、連結プレート19と相対向したと
き、前記ノブ付きボルト20のノブを回動させて、ノブ
付きボルト20のネジ部を連結プレート19の右側面か
ら突出させるとき、該ネジ部が保持プレート28のネジ
孔28aと螺合するようになっている。従って、ネジ部
がネジ孔と螺合した状態において、その螺合状態を解か
ない限り、リアフレーム12は、使用位置に伸長するこ
とはできず、不使用位置に保持されることになる。
【0039】リアフレーム12の後面には、左右一対の
各ランプL1〜L4及び番号標Pが取着されている。
又、図1,図4,図6に示すように、キャリア装置2が
使用状態にある時には、2本のアタッチメントレール3
1を介してキャリア装置2上に荷Wが載置されるように
なっている。
【0040】図12は、アタッチメントレール31を示
す断面図である。アタッチメントレール31には断面コ
字状の枠体32が設けられている。枠体32は長手方向
に延び、上枠部32a及び上枠部32aの両側に設けら
れた側枠部32bから構成され、枠体32の下方は開放
されている。上枠部32aの上面は平面状に形成され、
上枠部32aには雌ねじが形成された取付孔33が所定
の間隔で複数個形成されている。
【0041】又、上枠部32aの前部下面には、直方体
状のフロントプレート34が固着されている。このフロ
ントプレート34には円形状の貫通孔34aが形成され
ている。フロントプレート34の下端は側枠部32bの
下端と面一になっている。上枠部32aの略中央部下面
には、直方体状のセンタープレート35が固着されてい
る。センタープレート35には円形状の貫通孔35aが
形成されるとともに、センタープレート35の下端は側
枠部32bの下端よりも下方に位置している。上枠部3
2aの後部下面には直方体状のリアプレート36が固着
されている。このリアプレート36には円形状の貫通孔
36aが形成され、リアプレート36の下端は側枠部3
2bの下端と面一になっている。
【0042】フロントプレート34とセンタープレート
35との間において、上枠部32aの下面には略L字状
のフロントストッパ37が固着されている。このフロン
トストッパ37は下方に延びる基部37a及び基部37
aの下部には屈曲形成された係合部37bとからなる。
そして、基部37aには貫通孔37cが形成されるとと
もに、係合部37aはその先端が前方を向くように延び
ている。又、この係合部37bの下面は前記センタープ
レート35の下面と面一になっている。
【0043】又、これらプレート34〜36及びフロン
トストッパ37の貫通孔34a〜36a,37cには、
挿通軸38が挿通されている。この挿通軸38の前端部
にはノブ39が取着されている。又、挿通軸38の後端
部にはエンドプレート40が取着されている。そして、
挿通軸38の後部にはネジ部41が形成されている。こ
のネジ部41にはリアストッパ42が螺入されている。
リアストッパ42は基部42aと係合部42bとからな
る。基部42aにはネジ孔42cが形成され、このネジ
孔42cが前記挿通軸38のネジ部41に螺合されてい
る。このリアストッパ42の係合部42bは、その先端
が後方を向くように延びている。
【0044】又、基部42aの上面は上枠部32aの下
面と当接している。係合部42bの下面は前記フロント
ストッパ37の係合部37bの下面と面一となってい
る。この場合、ノブ39を回転させると、リアストッパ
42はノブ39の回転に従って、軸方向に移動する。こ
の移動時において、リアストッパ42は上枠部32aの
下面を摺動しながら移動するため、リアストッパ42は
回転することなく、軸方向に移動するようになってい
る。
【0045】一般に、前記取付孔33には、ボルトが螺
入され、そのボルトにて荷(この場合、「収納ボック
ス」を示す。)Wがレール31に連結固定される。そし
て、アタッチメントレール31は荷Wを取り付けた状態
でキャリア装置2に取り付けられる。即ち、ノブ39を
回転させることによって、リアストッパ42を前方へ移
動させておく。そして、アタッチメントレール31をキ
ャリア装置2上に載置し、フロントストッパ37の係合
部37bとフロントフレーム11を係合させる。次に、
ノブ3を回転させて、リアストッパ42を後方へ移動さ
せる。そして、リアフレーム12とリアストッパ42と
を係合させることにより、フロントストッパ37とリア
ストッパ42とが、フロントフレーム11とリアフレー
ム12とをそれぞれ押圧することになり、アタッチメン
トレール31はキャリア装置2に取り付けられる。
【0046】次に、上記のように構成した自動車用キャ
リア装置の作用及び効果について説明する。まず、自動
車用キャリア装置2を図2に示す不使用状態から図1に
示す使用状態へと伸長する場合について説明する。
【0047】図2,図11に示すように、キャリア装置
2に荷W等が載置されていない場合には、キャリア装置
2はコンパクトに収納されて不使用状態にある。この場
合、ノブ付きボルト20によってリアフレーム12とフ
ロントフレーム11とは固定され、フロントフレーム1
1はゲートロック装置18によってパイプ5に固定され
ている。
【0048】ノブ付きボルト20のネジ部と保持プレー
ト28のネジ孔28aとが螺合されている。この状態か
ら、運転者はノブ付きボルト20を緩め、そのネジ部と
保持プレート28のネジ孔28aとの螺合を解除する。
次に、運転者はリアフレーム12を後方へ引っ張り、フ
ロントアーム13とリアアーム14とを伸長させ、リア
フレーム12を使用位置に位置決めする。そして、この
使用位置にて、運転者はノブ付きボルト20を締め付け
る。すると、ノブ付きボルト20のネジ部と保持プレー
ト23のネジ孔とが螺合し、フロントアーム13とリア
アーム14との伸縮が規制され、リアフレーム12が使
用位置に固定されてキャリア装置2は使用状態となる。
この使用状態において、運転者はアタッチメントレール
31を介して荷Wを載置する。
【0049】又、この使用状態から不使用状態にキャリ
ア装置2を折り畳むためには、運転者はノブ付きボルト
20を緩め、ノブ付きボルト20のネジ部と保持プレー
ト23のネジ孔との螺合を解除する。そして、リアフレ
ーム12を前方へ押し込むことによって、フロントアー
ム13とリアアーム14とを収縮させ、使用位置から不
使用位置へと位置決めさせる。そして、この不使用位置
にてノブ付きボルト20を締め付け、ノブ付きボルト2
0のネジ部と保持プレート28のネジ孔28aとを螺合
させる。
【0050】続いて、図1に示す運搬位置において荷W
をキャリア装置2上に載置した状態で、運搬位置から図
3に示す退避位置へとフロントフレーム11及びリアフ
レーム12を回動させる場合について説明する。
【0051】この運搬位置では、ゲートロック装置18
はその係合ピン18bがプレート7の係合穴7aに挿通
されている。この挿通された状態から、運転者は操作ノ
ブ18dを引く。そして、操作ノブ18dを引くと、係
合ピン18bは操作ノブ18dとともに引っ張られ、係
合ピン18bと係合穴7aとの係合が解除される。この
状態で、運転者はリアフレーム12を後方へ引く。する
と、キャリア装置2は連結ピン16を中心に回動し、退
避位置に位置決めされる。
【0052】この退避位置にて、運転者は例えば車両の
後部に位置するリアドア1cを開け、車両内での作業を
行う。車両内での作業が完了すると、フロントフレーム
11及びリアフレーム12等を回動させて、運搬位置に
位置決めする。
【0053】この回動の過程において、運転者は運搬位
置付近までキャリア装置2を回動させると、係合ピン1
8bとパイプ5とが干渉しないように、ゲートロック装
置18の操作ノブ18dを引き、係合ピン18bを図9
(b)に示すように、奥方へ退避させる。そして、フロ
ントフレーム11及びリアフレーム12が運搬位置まで
回動すると、操作ノブ18dを引くことを止める。する
と、スプリング18による付勢力により、係合ピン18
bは係合プレート7側に付勢され、係合ピン18bは係
合プレート7の貫通穴7aに挿通され、係合プレート7
と貫通穴7aとが係合される。そして、フロントフレー
ム11はパイプ5に対して固定される。
【0054】従って、本実施例によれば、キャリア装置
2は運搬位置と退避位置との間を水平回動できる。この
ため、リアドア1cを開けて車両内で、作業を行いたい
場合であっても、荷Wを載置したまま、キャリア装置2
を退避位置に回動させることにより、容易にリアドア1
cを開けることができる。この場合、リアドア1cの回
動中心となるドアヒンジがキャリア装置2の回動中心と
なる連結ピン16と同様に車両の右側にあっても、連結
ピン16がドアヒンジより車両側方の外方に位置してい
るため、開閉されるリアドア1cがキャリア装置2上の
荷Wに干渉することはない。又、リアフレーム12はフ
ロントアーム13及びリアアーム14の伸長及び折り畳
みによって容易に使用位置及び不使用位置に案内するこ
とができる。この場合、フロントアーム13及びリアア
ーム14の回動によって容易に伸長及び折り畳みを行う
ことができる。そして、荷Wを載置しない場合には、リ
アフレーム12を不使用位置に位置決めすることによ
り、キャリア装置2を見栄え良くできるとともに、コン
パクト化することができ、後方への突出を防止できる。
従って、たとえキャリア装置2の不使用時であっても、
キャリア装置2を取り外す必要がなく、その取り外し等
の作業を行う必要がなくなる。このように、キャリア装
置2が回動及び伸縮できることから、キャリア装置2の
操作性及び作業性を向上できる。
【0055】又、パイプ5の後部にはリブ6を突出形成
してガイド部6aが形成されている。従って、たとえ重
い荷Wがキャリア装置2上に載置され、その回動時に下
方にキャリア装置2が撓んだとしても、パイプ5付近で
はフロントフレーム11(本実施例において実際にはフ
ロントフレーム11に取着されたゲートロック装置1
8)はガイド部6a上を摺動しながら移動できるので、
パイプ5付近でのキャリア装置2の回動をスムーズに行
うことができる。しかも、ガイド部6aの先端部(後方
側の端)は後方に向かって、その上面が下方へと傾斜さ
れているので、下方に撓んだフロントフレーム11を容
易にガイド部6aへ、更には、パイプ5上へと案内でき
る。
【0056】更に、このガイド部6aは連結ピン16と
は反対側(左側)に設けられている。即ち、回動時にお
けるキャリア装置2の開放端側をガイド部6aにて案内
するので、連結ピン16にかかるモーメントを低減で
き、連結ピン16にかかる負担を低減できるとともに、
よりスムーズにキャリア装置2を回動できる。
【0057】更に、フロントフレーム11にはゲートロ
ック装置18を設けたので、ゲートロック装置18によ
って容易にフロントフレーム11をパイプ5に対して固
定でき、キャリア装置2を運搬位置に位置決めできる。
即ち、このゲートロック装置18の係合ピン18bを係
合プレート7の係合穴7aに挿通することによって、係
合ピン18bと係合穴7aとは容易に係合でき、フロン
トフレーム11をパイプ5に対して容易に固定できる。
更に、係合ピン11bはスプリング18hにてパイプ5
側に付勢されているので、確実且つ容易に係合ピン18
bを係合穴7aに挿通でき、係合できる。又、係合ピン
18bは操作ノブ18dによって操作でき、運転者は容
易に係合ピン11bと係合穴7aとの係合及びその係合
の解除を操作できる。
【0058】又、フロントフレーム11にはノブ付きボ
ルト20が設けられているので、ノブ付きボルト20に
て容易且つ確実にリアフレーム12の水平方向における
移動を規制できる。この場合、ノブ付きボルト20のネ
ジ部を保持プレート23,28のネジ孔に螺着すること
により容易に使用位置及び不使用位置にリアフレーム1
2を固定できる。従って、使用位置時における折り畳
み、不使用位置時における伸長が防止でき、確実に荷W
の搬送や車両の走行を行うことができる。
【0059】フロントアーム13及びリアアーム14は
左右にそれぞれ一対づつ(即ち、2組)使用されている
ので、より安定した状態で伸長及び折り畳みでき、リア
フレーム12を使用位置及び不使用位置に位置決めでき
る。
【0060】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に変更
して以下のように実施してもよい。 (1)上記実施例では、フロントアーム13及びリアア
ーム14が略一直線状になった状態を使用位置とした。
これを例えば載置すべき荷W等に応じてフロントアーム
13及びリアアーム14が所定の角度で回動した状態で
のリアフレーム12の位置を使用位置としてもよい。こ
の場合、荷Wの大きさ等に応じて使用位置を選択でき
る。
【0061】(2)上記実施例では、手動にてキャリア
装置2の水平回動及び伸縮を行ったが、油圧機器又は電
動モータ等を使用して自動で回動及び伸縮を行ってもよ
い。この場合、自動でキャリア装置2の回動及び伸縮を
行えるので、作業性を向上できる。
【0062】(3)上記実施例において、係合ピン18
bに代えてボルト等のネジ部材を使用したゲートロック
装置18を使用してもよい。 (4)上記実施例において、ノブ付きボルト20に代え
て前記ゲートロック装置18と同様の機構を持つロック
機構によって固定してもよい。
【0063】(5)上記実施例では、二組のフロントア
ーム13及びリアアーム14を使用したが、一組のアー
ム13,14をフロントフレーム11及びリアフレーム
12間に配設し、一組のアーム13,14の伸長及び折
り畳みによってリアフレーム12を水平移動させてもよ
い。この場合、キャリア装置2を折り畳むための構成を
簡略化できる。
【0064】(6)上記実施例において、キャリア装置
2を取り付ける車両は、リアドアが上下方向に開閉され
る型の車両であっても勿論よい。 (7)上記実施例では、アタッチメントレール31上に
載置される荷Wとして各種荷物を収納するための収納ボ
ックスを使用したが、荷Wは自転車等を載せるための各
種アタッチメント等であってもよい。又、直接荷物をア
タッチメントレール31に取り付けてもよい。
【0065】尚、上記各実施例から把握できる請求項以
外の技術思想について、以下にその効果とともに記載す
る。 (i)請求項2記載の発明において、フロントフレーム
11とリアフレーム12との間には、左右にフロントア
ーム13及びリアアーム14が一組づつ配設された自動
車用キャリア装置。この自動車用キャリア装置によれ
ば、フロントアーム13及びリアアーム14による折り
畳みをより確実に行うことができる。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、折り畳み部材の伸長及び折り畳みによって
容易に使用位置及び不使用位置にフロントフレーム及び
リアフレームを位置決めできる。更に、フロントフレー
ム及びリアフレームを運搬位置及び退避位置に位置決め
できるので、例えば各フレーム上に荷を載置した状態
で、各フレームを退避位置まで回動させることにより、
荷を降ろすことなくリアドアを開けることができ、自動
車用キャリッジ装置の操作性及び作業性を向上できる。
【0067】請求項2記載の発明によれば、折り畳み部
材はフロントアーム及びリアアームからなり、各アーム
の回動によって容易に折り畳み及び伸長を行うことがで
きる。
【0068】請求項3記載の発明によれば、ガイド部材
によってベースフレーム付近でのキャリア装置の回動を
スムーズに行うことができる。請求項4記載の発明によ
れば、ロック装置によって容易にベースフレームに対し
てフロントフレームを固定できる。
【0069】請求項5記載の発明によれば、係合ピンを
係合穴に挿通するだけで容易にロック装置による係合を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 自動車の後部に取着された使用位置の自動車
用キャリア装置を説明する斜視図。
【図2】 自動車の後部に取着された不使用位置の自動
車用キャリア装置を説明する斜視図。
【図3】 自動車の後部に取着された退避位置の自動車
用キャリア装置を説明する斜視図。
【図4】 運搬位置にある自動車用キャリア装置を説明
する斜視図。
【図5】 退避位置にある自動車用キャリア装置を説明
する斜視図。
【図6】 使用位置にある自動車用キャリア装置を説明
する側面図。
【図7】 不使用位置にある自動車用キャリア装置を説
明する側面図。
【図8】 パイプとフロントフレームとの取付状態を示
す部分分解斜視図。
【図9】 (a)は、ゲートロック装置の係合状態を示
す断面図、(b)は、ゲートロック装置の係合が解除さ
れた状態を示す断面図。
【図10】 自動車用キャリア装置の使用位置を示す平
面図。
【図11】 自動車用キャリア装置の不使用位置を示す
平面図。
【図12】 アタッチメントレールを示す断面図。
【図13】 アタッチメントレールを示す背面図。
【図14】 (a)は、従来の自動車用キャリア装置の
使用時の状態を示す側面図、(b)は、その回動した状
態を示す側面図。
【符号の説明】
1…車両としての自動車、5…ベースフレームとしての
パイプ、6a…ガイド部材としてのガイド部、7a…係
合部としての係合穴、11…フロントフレーム、12…
リアフレーム、13…折り畳み部材を構成するフロント
アーム、14…折り畳み部材を構成するリアアーム、1
8…ロック装置としてのゲートロック装置、18b…係
合ピン、18d…操作ノブ、18h…付勢手段としての
スプリング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 洋 愛知県刈谷市豊田町2丁目1番地 株式会 社豊田自動織機製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の後部から延出した位置に取り付け
    られたベースフレームと、 前記ベースフレームに対して水平方向に回動可能に取り
    付けられたフロントフレームと、 前記フロントフレームとともに、荷載置部を構成するリ
    アフレームと、 前記フロントフレームとリアフレームとの間に設けら
    れ、伸長及び折り畳みによってリアフレームを、フロン
    トフレームに対して離間して荷を載置可能な使用位置と
    フロントフレームに近接して収納される不使用位置との
    間を移動させる折り畳み部材とを備えた自動車用キャリ
    ア装置。
  2. 【請求項2】 前記折り畳み部材はフロントフレームに
    回動可能に取り付けられたフロントアームと、リアフレ
    ームに回動可能に取り付けられたリアアームとからな
    り、これらフロントアームとリアフレームとは互いに回
    動可能に連結された請求項1記載の自動車用キャリア装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ベースフレームには、後方へ延びる
    ガイド部材が設けられた請求項1又は2記載の自動車用
    キャリア装置。
  4. 【請求項4】 前記フロントフレームはロック装置を備
    え、ベースフレームにはロック装置と係合可能な係合部
    を備えた請求項1〜3記載の自動車用キャリア装置。
  5. 【請求項5】 前記ロック装置は、常にはベースフレー
    ム側に付勢手段にて付勢された係合ピン及び係合ピンを
    操作する操作ノブを備えるとともに、前記ベースフレー
    ムの係合部はその係合ピンを挿通可能な係合穴である請
    求項4記載の自動車用キャリア装置。
JP7095591A 1995-04-20 1995-04-20 自動車用キャリア装置 Pending JPH08282389A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101154257B1 (ko) * 2009-11-06 2012-06-13 현대자동차주식회사 차량용 자전거 캐리어
US9120429B2 (en) 2007-04-12 2015-09-01 GM Global Technology Operations LLC Load carrier for a motor vehicle
US9783120B2 (en) 2009-10-12 2017-10-10 GM Global Technology Operations LLC Load carrier for a motor vehicle
DE202021101835U1 (de) 2021-04-07 2022-07-26 Ga Actuation Systems Gmbh Lastenträger
DE202022100833U1 (de) 2022-02-15 2023-02-07 Ga Actuation Systems Gmbh Hecklastenträger

Cited By (6)

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DE202022100833U1 (de) 2022-02-15 2023-02-07 Ga Actuation Systems Gmbh Hecklastenträger
EP4227161A1 (de) 2022-02-15 2023-08-16 GA Actuation Systems GmbH Hecklastenträger

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