JPH08254983A - 楽音発生装置 - Google Patents

楽音発生装置

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JPH08254983A
JPH08254983A JP8044093A JP4409396A JPH08254983A JP H08254983 A JPH08254983 A JP H08254983A JP 8044093 A JP8044093 A JP 8044093A JP 4409396 A JP4409396 A JP 4409396A JP H08254983 A JPH08254983 A JP H08254983A
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signal
video signal
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waveform
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Takeshi Adachi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚に対応する音を自動的に発生する新規な
思想の楽音発生装置を提供し、また、新たな変化のある
音を発生可能な楽音発生装置を提供する。 【解決手段】 映像信号1を入力する手段と、この映像
信号またはこれに加工を加えたものについての複数のサ
ンプル信号を楽音信号の波形を形成する波形データとし
て、前記映像信号よりもその情報量を圧縮または減少さ
せて出力するサンプリング手段2と、記憶手段5と、こ
の記憶手段に上記複数のサンプル信号からなる波形デー
タを書き込む書込手段3、4、7と、上記記憶手段に記
憶された上記波形データを構成している各サンプル信号
を順次読み出す読出し手段6とを具備し、上記記憶手段
から読み出された波形データを用いて楽音信号を形成
し、楽音を発生するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子楽器やゲー
ム機器等に用いられる楽音発生装置に関し、特に映像に
関連した新しい音を発生する楽音発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、映像に対応して楽音を自動的に表
現する装置は、実現していない。
【0003】また、最近、様々な合成音が創り出され、
これに伴って新しい音楽の分野が拓かれつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、視覚に対
応する音を自動的に発生する新規な思想の楽音発生装置
を提供することを目的とする。
【0005】また、新たな変化のある音を発生可能な楽
音発生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案の楽音発生装置は、映像(ビデオ)信号を
入力する手段と、この映像信号またはこれに加工を加え
たものについての複数のサンプル信号を楽音信号の波形
を形成する波形データとして、前記映像信号よりもその
情報量を圧縮または減少させて出力するサンプリング手
段と、RAM等の書換自在な記憶手段と、この記憶手段
に上記複数のサンプル信号からなる波形データを書き込
む書込手段と、上記記憶手段に記憶された上記波形デー
タを構成している各サンプル信号を順次読み出す読出し
手段とを具備し、上記記憶手段から読み出された波形デ
ータを用いて楽音信号を形成し、楽音を発生するように
したことを特徴とする。
【0007】この楽音発生装置は、従来の波形メモリ読
出方式の楽音発生装置に適用することができるが、情報
量はビデオ信号の方がオーディオ信号より遥かに多いた
め、この発明ではビデオ信号を間引きサンプリング等す
ることにより情報量をオーディオ信号の再現に必要な程
度に圧縮または減少して波形データとすることができ
る。映像信号に加工を加えたものについての複数のサン
プル信号とは、例えば、映像が動画等の場合において、
1画面または1フィールドの映像信号の平均値をサンプ
ル信号とし、これを複数サンプリングしたものが該当す
る。このようなサンプル信号を、波形データ中の1つま
たは複数のデータとして記憶手段に書き込むようにして
もよい。なお、波形データとは、楽音信号における半波
長や1波長分の波形に対応し、楽音信号の波形を形成す
るものであり、したがって、楽音の音色などの特性を直
接的に決定するものである。
【0008】サンプリング対象となる映像情報がアナロ
グ信号であるかデジタル信号であるかは問わないが、映
像情報がアナログ信号である場合には通常A/D変換す
る際のサンプリング周期(例えば0.1 〜0.5 μS)より
充分長い周期(例えば30〜10μS)でサンプリングす
る。例えば、PCM録音等において用いられるオーディ
オ用A/D変換器と同程度のサンプリング周期でサンプ
リングすればよい。この場合サンプリング期間内で映像
情報は変化するが、サンプリング回路の構成に応じて平
均化され、あるいはピーク値検出される。映像情報がデ
ジタル信号である場合は、デイジタルデータを必要個数
だけ適宜抽出すればよい。
【0009】上記構成によれば、例えば、波形メモリ読
出方式の楽音発生装置において、波形メモリの内容を映
像情報に応じて書換え記憶することができ、この波形メ
モリの内容を読み出す際は、従来の波形メモリ読出方式
の楽音発生装置における場合と同様に、楽音の1または
半波分の波形として読出せばよい。
【0010】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、楽音が
映像に対応して表現される。また、映像に応じて音色が
変化するため、多様かつ新規な音を創出することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面によりこの発明の実施
形態を説明する。図1はこの発明の一実施形態に係る音
源の構成を示す。同図の装置は、映像情報としてのビデ
オ信号を出力するビデオ信号源1、間引きサンプリング
回路2、A/D変換回路3、書込バッファ4、波形メモ
リ5、読出バッファ6および書込・読出制御回路7等を
具備している。例えば、図2aに示すようなビデオ信号
の1水平同期期間についてn回の間引きサンプリングを
行なうことにより図2(b)に示すような波形データを
得、この波形データを楽音波形とするようにしたもので
ある。
【0012】次に、図1の装置の作用を説明する。サン
プリング回路2は、TVカメラやVTR等のビデオ信号
源1から入力されるビデオ信号をサンプリングするもの
で、サンプリングパルスに従って開閉するゲートを含
む。このサンプリングパルスは、ビデオ信号の水平周期
信号に同期して、水平同期信号1周期内のサンプリング
ポイント数をnとすれば、n× 15.75KHZ の周波数を
有する。
【0013】すなわち、このサンプリング回路2はビデ
オ信号の1水平走査期間において、このゲートの開期間
内のビデオ信号のピーク値に相当するn個のビデオサン
プル信号を、それぞれサンプリングし、ホールドする。
A/D変換回路3はこのビデオサンプル信号をA/D変
換し波形データとして書込バッファ4に出力する。書込
バッファ4は、この波形データを、次の波形データが入
力されるまで一時記憶する。
【0014】書込・読出制御回路7は、波形データ書込
時、図示しない電子楽器本体のCPUより書込指令が入
力される。これにより、書込・読出制御回路7は、水平
同期信号が入力されると同時に波形メモリ5をアクセス
するためのアドレスポインタ(図示せず)を波形メモリ
5の先頭アドレスにセットし、そして1回目のサンプリ
ングが行なわれたとき書込バッファ4に一時記憶されて
いるビデオサンプルデータを波形メモリ5のアドレスポ
インタの指示するアドレスに書き込んだ後、アドレスポ
インタを歩進して次のサンプリングが行なわれるまで待
機する。以下、n個のサンプリングが順次行なわれるご
とに上記波形メモリ5への書込およびアドレスポインタ
の歩進を繰り返し、次の水平同期信号が入力されると書
込動作を終了する。これにより、波形メモリ5にビデオ
信号の1画面分に相当する波形データが書き込まれる。
なお、インターレース(飛越走査)方式のビデオ信号を
用いる場合は、偶数フィールドの最初の水平同期信号を
検出してここでアドレスポインタを歩進し、奇数フィー
ルドおよび偶数フィールドのいずれにおいても波形デー
タ書込後アドレスポインタを2つずつ進めるとともに連
続する2つのフィールド、すなわち1フレーム(画面)
について上記書込動作を行なうようにする。
【0015】波形データ読出し時は、上記本体側のCP
Uより音高データが入力される。書込・読出制御回路7
は、音高データが示す音高に対応する速度でアドレスポ
インタを順次歩進させるとともに、このアドレスポイン
タ内容で波形メモリ5のアドレスを指定してデータを順
次読み出す。以後、楽音発生停止指令(キーオフデー
タ)が入力するまで上記手順を繰り返し、波形メモリ5
に書き込まれた波形データを繰り返し読み出す。
【0016】読み出されたビデオサンプルデータは、読
出バッファ6を経、楽音波形データとして上記電子楽器
本体に送出され、電子楽器本体でエンベロープの付与、
他の音源からの楽音波形データとのミキシング、および
D/A変換等の処理を行なわれた後、図示しないオーデ
ィオ回路を経て音響として発音される。
【0017】このように、水平同期信号内の映像信号を
楽音波形の1または半周期の波形として使用することに
より、画面の変化に対応した楽音波形を作ることがで
き、画面と音とを対応させることができる。
【0018】なお、上述においては、1画面分のビデオ
信号を半波長または1波長分の楽音信号に対応させる例
について説明したが、例えば映像が動画である場合は、
1画面または1フィールドのビデオ信号の平均値を波形
メモリ5の1つまたは複数のデータとして書き込むよう
にしてもよい。この場合、数分間分の映像の動きが楽音
の1波長内に表現されることになる。また、利用分野は
電子楽器のみならずゲーム材など画像(視覚)と楽音
(聴覚)を利用するものに広く用いることが考えられ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態に係る演奏装置の概略
の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の装置の入出力波形の関係を示す説明図
である。
【符号の説明】
1:ビデオ信号源、2:間引きサンプリング回路、3:
A/D変換回路、4:書込バッファ、5:波形メモリ、
6:読出バッファ、7:書込・読出制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を入力する手段と、 この映像信号またはこれに加工を加えたものについての
    複数のサンプル信号を楽音信号の波形を形成する波形デ
    ータとして、前記映像信号よりもその情報量を圧縮また
    は減少させて出力するサンプリング手段と、 記憶手段と、 この記憶手段に上記複数のサンプル信号からなる波形デ
    ータを書き込む書込手段と、 上記記憶手段に記憶された上記波形データを構成してい
    る各サンプル信号を順次読み出す読出し手段とを具備
    し、 上記記憶手段から読み出された波形データを用いて楽音
    信号を形成し、楽音を発生するようにしたことを特徴と
    する楽音発生装置。
JP8044093A 1996-02-07 1996-02-07 楽音発生装置 Expired - Lifetime JP2728080B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010210757A (ja) * 2009-03-09 2010-09-24 Casio Computer Co Ltd 楽音発生装置および楽音発生プログラム

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