JPH0713037Y2 - 電子ピアノの音源回路 - Google Patents

電子ピアノの音源回路

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JPH0713037Y2
JPH0713037Y2 JP13329489U JP13329489U JPH0713037Y2 JP H0713037 Y2 JPH0713037 Y2 JP H0713037Y2 JP 13329489 U JP13329489 U JP 13329489U JP 13329489 U JP13329489 U JP 13329489U JP H0713037 Y2 JPH0713037 Y2 JP H0713037Y2
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修 森岡
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日本コロムビア株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子ピアノ音源回路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の装置は、生ピアノの音を全部ディジタルデ
ータにおきかえ再生する事が理想とされているが、実際
に実現するには記憶素子が膨大に必要となるため、一般
的には疑似的に作り出したり、特徴液な波形の部分だけ
を切り出し継ぎ合わせて実現していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来楽器、特にピアノ波形の再生ではその特徴をすべて
取り入れる事ができなく区切った状態で部分的にメモリ
に記憶させ再生時に継ぎ目の部分で音への悪影響が出や
すかった。又回路的にも継ぎ合わせ回路が複雑になりや
すかった。
本考案の目的は楽器特にピアノ波形の特徴を再現しかつ
回路構成が簡単な電子ピアノ音源回路を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
基準音となる楽器のピアノの1音分の時間全体を最大レ
ベルでディジタルデータとして記憶している記憶素子と
記憶素子から読み出したデータをアナログ信号に変換す
るD/Aコンバータ回路と前記D/Aコンバータ回路のサンプ
リング周波数を挿鍵により指定された周波数で出力する
可変型周波数発生回路を具備することにより指定された
音階のピアノ音を再生する。
〔作用〕
基準音を44.1KHzのサンプリング・データとした場合、
半音上げるためにまず可変型周波数発生回路に対し46.7
2395KHzを出力させる設定を行ったのち、記憶素子1か
ら順次データを読み出しD/Aコンバータ回路に送り半音
高い音を再生させる。この時ピアノ音のピッチを上げた
場合、収録されている基準音の長さより短くなり、ピッ
チを下げた場合には基準音の長さより長くなるが生ピア
ノの音は低けば低いほど持続時間が長くなり高ければ持
続時間は短くなる特徴があるため基本的に時間の操作を
する必要もない。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面により説明する。第1図は
本考案の制御に鍵盤を使用した一実施例を示す。音源の
記憶素子1にはピアノの音をデジタルで記憶している本
実施例の場合、鍵盤14のどれかの鍵が押されるとスター
ト信号ライン6から記憶素子1へ信号が送られ、波形デ
ータの読み出しが行われる。
記憶素子1から読み出されたデータはデータ・バス7を
経由して波形処理回路4に入力される。波形処理回路4
では、鍵盤14が押された強さ,長さなどピアノ音に必要
なデータを鍵盤情報ライン8を経由し受けとり、波形の
特徴はそのまま残しエンベロープ,アッタクなどレベル
の変化に係わる処理を行わせる。又ピアノを和音処理す
る場合は、その和音数分のD/Aコンバータ回路2と可変
型周波数設定回路3を増設し波形処理回路4で処理され
たデータをディジタル出力信号ライン10で複数のD/Aコ
ンバータ回路2へ入力する。又それぞれD/Aコンバータ
回路2のサンプリング周波数は、鍵盤14の和音情報を和
音情報ライン9から和音情報処理回路5で設定値を算出
したのち、周波数データライン13から可変型周波数発生
回路3に送られ設定周波数をサンプリング周波数ライン
12から送られる。
前記D/Aコンバータ回路2へ入力されたディジタルデー
タはアナログ信号に変換されたアナログ出力信号ライン
11からスピーカ15に送られ音を再生する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、従来装置で行っていた疑似波形発生回
路のような複雑な回路がなくなり、回路が簡略化かれる
のと同時に記憶素子も1音分の少容量ですみ低コストと
スペースにも有利である。さらに音源についても高品質
なディジタルで1音分全体の時間を記憶しているため音
質が向上するのと同時に、従来のように波形を継ぐ時に
起こる障害がまったくなくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図である。 1……記憶素子 2……D/Aコンバータ回路 3……可変周波数指定回路 4……波形処理回路 5……和音情報処理回路 6……スタート信号ライン 7……データバス 8……鍵盤情報ライン 9……和音情報ライン 10……ディジタル出力信号ライン 11……アナログ出力信号ライン 12……サンプリング周波数ライン 13……周波数データライン 14……鍵盤である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】音楽を発生する電子ピアノの音源回路にお
    いて基準音となる楽器の1音分のアッタクからディケイ
    までをディジタルデータとして記憶する記憶素子と、前
    記記憶素子から読み出したデータをアナログ信号に変換
    するD/Aコンバータ回路と、前記D/Aコンバータ回路のサ
    ンプリング周波数を指定された周波数で出力する、可変
    型周波数発生回路とを具備し1音分の記憶素子で複数の
    音階を出力することを特徴とする電子ピアノの音源回
    路。
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JPH0371397U JPH0371397U (ja) 1991-07-18
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