JPH08243496A - 粉砕材またはチップ材から不純物を除去する方法および装置 - Google Patents

粉砕材またはチップ材から不純物を除去する方法および装置

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JPH08243496A
JPH08243496A JP8028188A JP2818896A JPH08243496A JP H08243496 A JPH08243496 A JP H08243496A JP 8028188 A JP8028188 A JP 8028188A JP 2818896 A JP2818896 A JP 2818896A JP H08243496 A JPH08243496 A JP H08243496A
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JP
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roll
gap
rolls
width
impurities
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Aarne Laatikainen
ラーティカイネン アーネ
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Metso Panelboard Oy
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Sunds Defibrator Loviisa Oy
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    • D21—PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21B—FIBROUS RAW MATERIALS OR THEIR MECHANICAL TREATMENT
    • D21B1/00—Fibrous raw materials or their mechanical treatment
    • D21B1/02—Pretreatment of the raw materials by chemical or physical means
    • D21B1/023—Cleaning wood chips or other raw materials
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B07—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
    • B07B—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS BY SIEVING, SCREENING, SIFTING OR BY USING GAS CURRENTS; SEPARATING BY OTHER DRY METHODS APPLICABLE TO BULK MATERIAL, e.g. LOOSE ARTICLES FIT TO BE HANDLED LIKE BULK MATERIAL
    • B07B1/00—Sieving, screening, sifting, or sorting solid materials using networks, gratings, grids, or the like
    • B07B1/12—Apparatus having only parallel elements
    • B07B1/14—Roller screens
    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27—WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27N—MANUFACTURE BY DRY PROCESSES OF ARTICLES, WITH OR WITHOUT ORGANIC BINDING AGENTS, MADE FROM PARTICLES OR FIBRES CONSISTING OF WOOD OR OTHER LIGNOCELLULOSIC OR LIKE ORGANIC MATERIAL
    • B27N1/00—Pretreatment of moulding material

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繊維または木材チップの如き、不純物のない
粉砕材またはチップ材をふるい分けるための方法および
装置を提供すること。 【解決手段】 ふるい分けられるべき材料は多数の隣接
する本質的に平行なロール（１）から形成されたロール
・セット上へ給送されて前記ロール（１）の助けで都合
よく移動させられ、それにより最大密度の材料粒子がロ
ール表面に最接近して下方へ移動され、ロール表面に最
接近している材料断片が先行するロール対の隙間幅
（Ａ）よりも本質的に広い幅を有する隙間（Ｂ）を通っ
てロール・セットから脱出し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は特許請求の範囲の請
求項１の前文による方法に関する。本発明は特許請求の
範囲の請求項５の前文による装置にも関する。
【０００２】
【従来の技術】粉砕材およびチップ材は、例えばパーテ
ィクルボード／ファイバボードおよび類似の製品の製造
に用いられる様々な種類の繊維および木材チップを含ん
でいる。このようなボードはますます残留物から作られ
る。その結果として、原料から不純物を除去する必要性
が生ずる。代表的な不純物は種々の鉱物、岩石、砂およ
び類似の粒子を含んでいる。ボード製造工程において、
不純物の含有量は残留物から作られるボードの仕上げ作
業に使用される種々の切断装置の如き工具の摩耗率に著
しく影響を及ぼす。それ故、様々なふるい分け方法が開
発されている。当該技術において知られているのは原料
から不純物を分離するために空気による吹分けのみが用
いられる装置である。そのような実施例は、高い比エネ
ルギ消費量およびダスト放出によって不利をこうむる。
更に、極めて微細な不純物粒子は空気吹分けによって所
望態様に除去されず、それによりふるい分け作業の最終
結果は不十分なままである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は粉砕材
またはチップ材から不純物を除去する全く新規な方法お
よび装置を提供することであり、この方法および装置に
は従来技術の欠点がない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前掲特許請求の
範囲に記述されていることを特徴とする。
【０００５】本発明による構成は多くの著しい利益を提
供する。不純物の機械的ふるい分けは、空気吹分けのみ
による分離に対して比エネルギ消費量の本質的な低減を
もたらす。例えば、ふるい分け装置はより小さくなり、
ロール・セット・スクリーンと組み合わせ易くなる。更
に、本発明による方法の助力で予洗浄または分留された
材料断片は、例えば他の後ふるい分け装置による更なる
処理においてより容易かつ効果的に処理され得る。
【０００６】ふるい分けロール・セットを、装置の取入
れ端部においてより狭いロール間スリットを有するよう
に配置することにより、そうでなかったら例えば空気圧
手段によって除去することが極めて困難なまたは不可能
でさえある沈泥の如き微粒子をふるい落とすことが可能
である。
【０００７】
【発明の実施の形態】本発明によるふるい分けロール・
セットを用いたふるい分け工程が概略的に示されている
添付図面を参照することによって好適な例示実施例の助
力で以下に本発明が考察される。
【０００８】本発明によるふるい分け方法はロール・セ
ットの使用に基づいている。ふるい分けられるべき材料
は、取り出されて従来の給送素子（図示せず）によりロ
ール・セット上にその取入れ端部において、チップの移
動方向に対して機械を横切る方向に本質的にロールセッ
トの全幅にわたって有利に広げられて給送される。ロー
ル・セットは図１に示す如く多数の隣接する本質的に平
行なロール１によって形成されており、これらのロール
はロール端部において見た場合に時計回り（矢印）に回
転するようにされている。ロールは隣接ロールの各対に
対する隙間、好ましくは個々に幅が調整可能な隙間を提
供すべく互いに隔置されている。実行可能な調整方法が
フィンランド（ＦＩ）特許出願第９２２，７７７号に開
示されている。ロールは都合良く同一平面内に配置され
ているが他の配置も可能である。例えば、ロールは材料
の出口端部に向かって次第に増大する高さに並べられ得
る。
【０００９】一般に、ロール・セットの取入れ端部にお
けるロール間隙間の幅Ａは０．２〜０．５ｍｍである。
これらの先行ロールの後には、先行ロールの隙間幅Ａよ
りも本質的に広い幅Ｂを有する隙間が続いている。一般
に、隙間幅Ｂはおおよそ１〜２．５ｍｍである。ロール
間隙間の幅ならびにそれらの相互設定は、ふるい分けら
れる材料に明らかに依存するパラメータである。ロール
１には例えば様々な種類の溝の如き表面肌理（ｔｅｘｔ
ｕｒｅ）が設けられ得る。このような肌理の深さは、例
えば一般に、出口端部ロール上の溝が取入れ端部ロール
におけるよりも深いように変化させることができる。
【００１０】ロール・セットの取り入れ端部上には、繊
維を含有しかつ鉱物、例えば砂や岩石の如き不純物が混
合されている原料、例えば残留物が矢印２で表示される
態様で給送される。次いで回転ロール１はロール上の材
料を前方へ移動させてロール上にある材料ブランケット
をほとんど流動床状態の如き有利な動きを受けるように
させ、それにより最大密度の材料粒子がロール表面に最
接近して下方へ移動する。最も微細な粒子３のみがロー
ル・セット１のロール間隙間Ａを通過できる。隙間Ａを
通過する粒子３の断片は、ロールの表面に接近して蓄積
された微細な粒子で富化される。ロールの表面に最接近
して流れるより粗い不純物を含有する他の材料の断片
は、ロール・セットに沿って前方へ移動される。材料ブ
ランケットが次のより広い隙間Ｂへ到達するにつれて、
ロールに最接近する次の不純物４の断片はここで隙間Ｂ
を通過することによりロールから脱出することができ
る。同時に、大きな断片は隙間Ｂを乗り越えて移動され
る。今や、ふるい分けられるべき材料の大きな断片は不
純物が除去されている。このようなきれいな材料断片は
更なる処理へと移され得る。ロール・セットは上述の態
様で作動するように各々が先行隙間よりも広い多数の隙
間を含むことができ、それによりふるい分け工程が各隙
間において反復的に繰り返される。
【００１１】図１に示される装置においては、第１ロー
ル・セットの後に第２ロール・セットが続いており、こ
の第２ロール・セット内で粒子物質は矢印５で表示され
る材料断片へとロール間隙間を通ってふるい分けられる
一方、矢印６で表示される不純物は出口端部隙間を通っ
てふるい分けられ、より広いロール隙間のロール・セッ
トについて上述されたのと同じ態様で除去される。
【００１２】ふるい分けられた材料断片を更なる処理へ
持って行くためにシュートの如き手段がロールの下に都
合良く配置されている。
【００１３】現存するロール・セット・スクリーン装置
に、本発明による方法を容易に適合させることができる
と共に本発明による組立体を容易に連結することができ
る。本発明は、例えばチップの乾燥段階に続くふるい分
け段階と組み合わされた場合に、チップボード製造にお
ける重要な用途を見出している。
【００１４】本発明は上述の例示的実施例により限定さ
れず、むしろ前掲特許請求の範囲の精神および視野を逸
脱せずに変更され得ることが当業者には明白である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明によるふるい分けロールを用いたふるい
分け工程を概略的に示す図。
【符号の説明】
１ ロール ３ 粒子 ４ 不純物 Ａ 隙間 Ｂ 隙間

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 繊維または木材チップの如き、不純物の
    ない粉砕材またはチップ材をふるい分ける方法であっ
    て、ふるい分けられるべき材料が多数の隣接する本質的
    に平行なロール（１）によって形成されたロール・セッ
    ト上へ給送されて前記ロール（１）の助力で移動させら
    れ、それにより最大密度の材料粒子がロールの表面に最
    接近して下方へ移動することと、不純物が富化されてい
    るロール表面に最接近している材料断片が先行するロー
    ル対の隙間幅（Ａ）よりも本質的に広い幅を有する隙間
    （Ｂ）を通ってロールから脱出し得ることとを特徴とす
    る方法。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の方法において、ふるい
    分けされた材料の大部分が例えばふるい分けまたは後洗
    浄による更なる処理へ前記隙間（Ｂ）を通って送られる
    ことを特徴とする方法。
  3. 【請求項３】 請求項１または請求項２に記載の方法に
    おいて、微細な不純物が富化されている微細粒子（３）
    が前記隙間（Ａ）を通って除去されることを特徴とする
    方法。
  4. 【請求項４】 請求項１から請求項３までの何れか１項
    に記載の方法において、前記隙間（Ａ）または前記隙間
    （Ｂ）を通ってロールから除去された材料断片が付加的
    分留の如き更なる処理へ持っていかれることを特徴とす
    る方法。
  5. 【請求項５】 繊維または木材チップの如き、不純物の
    ない粉砕材またはチップ材をふるい分ける装置であっ
    て、当該装置は多数の隣接する本質的に平行な回転ロー
    ル（１）によって形成されたロール・セットを含んでい
    ることと、前記ロールセットには材料ブランケットの経
    路上の先行するロール対の隙間幅（Ａ）よりも本質的に
    広い幅（Ｂ）を有する少なくとも１つのロール間隙間が
    設けられていることとを特徴とする装置。
  6. 【請求項６】 請求項５に記載の装置において、前記ロ
    ール間隙間幅（Ａ）は一般に０．２〜０．５ｍｍである
    一方、前記隙間幅（Ｂ）は一般に１〜２．５ｍｍである
    ことを特徴とする装置。
  7. 【請求項７】 請求項５または請求項６に記載の装置に
    おいて、前記ロール（１）のセットにおける前記ロール
    間隙間幅（Ａ，Ｂ）は個々に調整可能にされていること
    を特徴とする装置。
  8. 【請求項８】 請求項５から請求項７までの何れか１項
    に記載の装置において、前記ロールには表面肌理が設け
    られていることを特徴とする装置。
JP8028188A 1995-02-15 1996-02-15 粉砕材またはチップ材から不純物を除去する方法および装置 Pending JPH08243496A (ja)

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