JPH08206209A - 鼻腔用投薬器 - Google Patents

鼻腔用投薬器

Info

Publication number
JPH08206209A
JPH08206209A JP4230795A JP4230795A JPH08206209A JP H08206209 A JPH08206209 A JP H08206209A JP 4230795 A JP4230795 A JP 4230795A JP 4230795 A JP4230795 A JP 4230795A JP H08206209 A JPH08206209 A JP H08206209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
air
drug
hole
medicine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4230795A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisatomo Oki
久朝 大木
Shigemi Nakamura
茂巳 中村
Kazunori Ishizeki
一則 石関
Akira Yanagawa
明 柳川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DOT KK
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
DOT KK
Unisia Jecs Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DOT KK, Unisia Jecs Corp filed Critical DOT KK
Priority to JP4230795A priority Critical patent/JPH08206209A/ja
Publication of JPH08206209A publication Critical patent/JPH08206209A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 薬品の逆流を確実に防止すると共に、簡単な
投与動作によって薬品を投与可能とする。 【構成】 カプセル収容穴5を有するカプセルホルダ2
の流入側にポンプ部18を設け、流出側にカプセル収容
穴5から分岐した2つの薬品通路27,27と噴霧口2
8,28を有する薬品噴霧部22を設け、薬品噴霧部2
2内に穴あけ具32を設けると共に、カプセル収容穴
5、ポンプ部18間にカプセル収容穴5内のカプセルか
ら落下する薬品を捕捉し、投薬時にポンプ部18からの
空気によってカプセル収容穴5側に戻す逆流防止部17
を設けている。従って、カプセルに穴あけ具32で貫通
穴をあけ、ポンプ部18から空気を供給するとカプセル
内の薬品は各噴霧口28から患者の左,右の鼻腔内に投
与される。また、カプセル内の薬品は逆流防止部17に
より逆流が防止されるから、弁機構が不要となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体状の薬品を鼻腔内
に投与するのに用いて好適な鼻腔用投薬器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鼻アレルギー、喘息等の患者に
粉体状薬品を鼻腔を介して投与して治療する方法が採用
されている。また、この治療法では専用の装置(鼻腔用
投薬器)を用いて、カプセル内に充填した粉体状の薬品
を鼻腔内へ投与するようになっている。
【0003】さらに、この治療法に用いられる装置とし
て特開昭59−34267号公報(以下、従来技術とい
う)に示すものが知られている。
【0004】この従来技術における装置では、円筒部材
の空気流入側にポンプ部が設けられ、前記円筒部材の空
気流出側にカプセルが挿入される凹形状部が形成され、
該凹形状部に先端部を嵌合することによってカプセル収
容部を形成し、該カプセル収容部からポンプ部に向けて
空気導入通路が形成されている。また、前記円筒部材の
底部には一の弁機構が設けられ、該弁機構により、ポン
プ部からカプセル収容部に向けて空気が流通するのを許
しつつ、カプセル収容部側から空気が逆流するのを阻止
している。さらに、前記ポンプ部の他側には他の弁機構
が設けられ、該弁機構により、ポンプ部の押圧時にはカ
プセル収容部に空気導入通路を介して空気が供給され、
ポンプ部の復帰時には外部から空気をポンプ部内に吸込
むようになっている。一方、前記円筒部材と先端部に嵌
合するキャップを有し、該キャップ内には軸方向に延び
るピンを設け、前記円筒部材の凹形状部と開口部を有す
る先端部を嵌合させた状態でキャップを嵌着することに
より、カプセルに穴あけを行う構成となっている。
【0005】従来技術によるものは上述の如き構成を有
するもので、まず投薬の準備としてカプセルに穴をあけ
る場合には、粉体状の薬品が充填されたカプセルを円筒
部材の凹形状部に挿入した後に、先端部を嵌合してカプ
セルをカプセル収容部に装着する。そして、キャップを
先端部の開口部内にピンが挿通するように円筒部材に装
着することにより、該キャップ内に設けたピンによって
カプセルの軸方向両側に穴をあける。
【0006】次に、薬品を投与するには、円筒部材から
キャップを外し、先端部を患者の片方の鼻腔に挿入し、
ポンプ部を押圧することにより、他の弁機構が閉弁した
状態でポンプ部からの空気を空気導入通路、一の弁機構
を介してカプセル内に流通させ、該カプセル内の薬品を
開口部を介して患者の鼻腔内に送る。また、ポンプ部の
押圧力を解除すると、他の弁機構が開弁して該ポンプ部
内に空気を取入れる。なお、このポンプ部の復帰時に
は、一の弁機構が閉弁してカプセル収容部側から空気と
共にカプセル内の薬品が逆流するのを防止している。
【0007】そして、上述した動作を左,右の鼻腔に交
互に交換して繰返すことにより、患者への薬品の投与を
行うようになっている。
【0008】また、従来技術では鼻腔への投薬は左,右
の鼻腔に対して交互に行うために、カプセル収容部とカ
プセルとの間には隙間が設けられ、ポンプ部の1回のみ
の押圧動作でカプセル内の薬品が全部投与されないよう
にして、片方の鼻腔のみで約4回程度の動作でカプセル
内の薬品が投与されるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による装置では、左,右の鼻腔への投薬を片方ず
つ行っているために、左,右の鼻腔に均等に供給すべ
く、何度もポンプ部の押圧と鼻腔への先端部の挿入を繰
返さなければならず、投薬動作が面倒である。
【0010】また、カプセルの穴あけ時には、円筒部材
に着脱可能なキャップを装着して行うために、キャップ
が紛失した場合には、投薬器として使用できなくなると
いう問題がある。
【0011】また、円筒部材の底部に設けられた一の弁
機構と、ポンプ部の他側に設けられた他の弁機構との2
つの弁機構を有しているから、部品点数が多くなる上
に、全体の構成が複雑化してしまい、組立作業性の面か
ら生産性の低下を招くという問題がある。
【0012】さらには、円筒部材の底部に設けた一の弁
機構によってカプセル収容部内の薬品がポンプ側に逆流
するのを防止するようにしているものの、投薬器の使用
に伴なって弁に薬品が付着して堆積するから、該弁機構
を頻繁に清掃しなくてはならず、取扱いが面倒になる上
に、清掃を怠り薬品の堆積によって弁による密閉性が低
下した場合には、間隙から薬品がポンプ部側に逆流して
しまい、ポンプ部の清掃を頻繁に行なわなくてはならな
いばかりか、カプセル内の薬品が規定量よりも減少し、
患者に必要な薬品の規定量を投与することができなくな
るという問題がある。
【0013】本発明は上述した従来技術の種々の問題に
鑑みなされたもので、薬品の逆流を確実に防止すると共
に、簡単な投与動作によって薬品を投与できるようにし
た鼻腔用投薬器を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明による鼻腔用投薬器は、内部に
粉体状の薬品が充填されたカプセルを保持する収容穴を
有するカプセル保持部と、該カプセル保持部に向け空気
を供給するため、該カプセル保持部の空気流入側に設け
られたポンプ部と、該ポンプ部から供給される空気によ
ってカプセル内の薬品を患者の左,右の鼻腔内に向けて
噴霧するため、前記カプセル保持部の空気流出側に2つ
の薬品通路に分岐して設けられ先端がそれぞれ別個の噴
霧口となった薬品噴霧部と、前記カプセル保持部内のカ
プセルに軸方向に貫通穴をあけるため、該薬品噴霧部に
軸方向に移動可動に設けられたピンからなる穴あけ具
と、前記カプセル収容部の収容穴とポンプ部との間に設
けられ、該収容穴内のカプセルから落下する薬品を捕捉
し投薬時には捕捉した薬品を収容穴側に戻す薬粉逆流防
止部とから構成してなる。
【0015】また、請求項2の発明のように、前記薬粉
逆流防止部は、カプセル保持部内のカプセルから落下す
る薬品を捕捉するため、該カプセル保持部側に向けて開
口するように設けられた有底状空間の薬品捕捉部と、該
薬品捕捉部の開口側に位置して該薬品捕捉部内に前記ポ
ンプからの空気を噴出供給する空気噴出部とから構成し
てもよい。
【0016】さらに、請求項3の発明のように、前記空
気噴出部は、ポンプ部に接続された空気通路と、前記薬
品捕捉部の開口側外周に位置して該空気通路に接続され
た環状空気室と、該環状空気室から薬品捕捉部内に空気
を噴出する環状のノズル部とから構成してもよい。
【0017】
【作用】請求項1の発明の構成では、穴あけ時には、カ
プセル保持部にカプセルを保持した後に、穴あけ具のピ
ンをカプセル側に移動させ、該ピンの先端によってカプ
セルに貫通穴をあける。また、投薬時には、ポンプ部か
ら空気を供給し、この空気を穴があけられた貫通穴を介
して該カプセル内で流通させ、該カプセルから薬品と共
に薬品噴霧部の各薬品通路を介して左,右の噴霧口から
患者の左,右の鼻腔にそれぞれ送ることにより、患者の
左,右の鼻腔に薬品を同時に投与することができる。さ
らに、カプセルの穴あけ時やポンプ部内に空気を吸込む
ときには、カプセル内から落下する薬品を薬品逆流防止
部によって捕捉でき、かつ捕捉した薬品を投薬時にポン
プ部からの空気によってカプセル保持部,薬品噴霧部を
介してカプセル内の薬品と共に患者の左,右の鼻腔に搬
送することができる。
【0018】また、請求項2の発明の構成により、カプ
セル内から落下した薬品は、薬品捕捉部の底部側に堆積
してポンプ部側への逆流が防止される。一方、投薬時に
は、該薬品捕捉部内にポンプ部からの空気が噴出供給さ
れるから、該薬品捕捉部内に捕捉された薬品を空気と共
にカプセル収容部側に戻すことができる。
【0019】さらに、請求項3の発明の構成により、投
薬時には、ポンプ部からの空気が空気通路を介して環状
空気室に供給され、環状のノズル部から薬品捕捉部内に
噴出供給されるから、該薬品捕捉部内に全周から空気流
が供給されて内部で積極的に乱流が形成される。これに
より、該薬品捕捉部内に捕捉された薬品は舞い上がって
カプセル収容部側に戻される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1ないし図12に
基づいて説明する。
【0021】まず、図1ないし図11により、本発明に
係る鼻腔用投薬器の第1の実施例について説明する。
【0022】図中、1は本実施例による鼻腔用投薬器を
示し、該鼻腔用投薬器1は、図2に示す如く、軸方向中
央に位置して薬品噴霧部22と共にカプセルKを保持す
るカプセル保持部となる後述のカプセルホルダ2と、該
カプセルホルダ2の空気流入側に位置して設けられ、該
カプセルホルダ2に空気を供給するポンプ部18と、前
記カプセルホルダ2の空気流出側に位置して設けられ、
その一部でカプセルホルダ2と一緒にカプセル保持部を
構成すると共に、患者の左,右の鼻腔への薬品噴霧を行
う薬品噴霧部22と、該薬品噴霧部22内に設けられ、
カプセルホルダ2に収容されたカプセルKの穴あけを行
う穴あけ具32とから大略構成されている。
【0023】2はカプセル保持部を構成するカプセルホ
ルダを示し、該カプセルホルダ2は樹脂材料によって小
径の円柱状に形成され、図3に示す如く、軸方向他側
(空気流出側)に位置して雄ねじ部3が形成されると共
に、内周に位置して他側端面に開口する一側カプセル穴
4が形成され、該一側カプセル穴4は、後述する他側カ
プセル穴25と一体化することによりカプセル収容穴5
を形成する。また、前記一側カプセル穴4の軸方向一側
(空気流入側)には、一側端面に開口する空気供給通路
6が形成され、外周側には後述する継手部材10の雄ね
じ部11と螺合する雌ねじ部7が一側に突出形成されて
いる。さらに、該カプセルホルダ2の一側には、後述す
る薬品捕捉穴12、ノズル部13、空気吐出穴14、円
板状空気室15、空気通路16等と共に逆流防止部17
を構成する環状溝8が形成されている。
【0024】ここで、前記環状溝8は、図4に示すよう
に空気供給通路6を囲むように形成され、その内周側は
下側に向けて漸次内方に傾斜する傾斜面8Aとなり、該
傾斜面8Aは、ノズル部13から噴出される空気の噴射
角度が薬品捕捉穴12内で効果的に乱流を発生できる角
度となるようにその傾斜角度が設定されている。そし
て、該環状溝8は、その一側開口が継手部材10の他端
面によって閉塞されることにより環状空気室9を形成し
ている。
【0025】10はカプセルホルダ2の他側に設けられ
た継手部材を示し、該継手部材10は樹脂材料によって
カプセルホルダ2と同径の円柱状に形成され、その軸方
向他側(空気流出側)には、外周側に位置してカプセル
ホルダ2の雌ねじ部7に螺合される雄ねじ部11が形成
され、中央部には、空気供給通路6に対向するように他
側に向けて開口した有底状空間の薬品捕捉穴12が形成
されている。また、該薬品捕捉穴12の開口端は環状溝
8の傾斜面8A先端よりも大径になり、これによって傾
斜面8A先端との間に該薬品捕捉穴12内にポンプ部1
8からの空気を噴出供給する環状のノズル部13を形成
している。さらに、該継手部材10の一側には、ポンプ
部18内に開口する空気吐出穴14が軸方向に穿設さ
れ、該空気吐出穴14の他端側は円板状空気室15にな
り、該円板状空気室15は複数本、例えば4本の空気通
路16,16,…(3本のみ図示)を介して環状空気室
9(環状溝8)に連通している。そして、環状空気室
9、ノズル部13、空気吐出穴14、円板状空気室1
5、各空気通路16により空気噴出部を構成している。
【0026】ここで、薬品捕捉穴12と環状空気室9
(環状溝8)、ノズル部13、空気吐出穴14、円板状
空気室15、空気通路16とからなる空気噴出部とによ
って逆流防止部17を構成し、該逆流防止部17は、カ
プセルKの穴あけ時に落下する薬品を薬品捕捉穴12内
に捕捉すると共に、ポンプ部18の復帰時(空気の吸込
み時)にポンプ部18側に逆流しようとする薬品を薬品
捕捉穴12の底部側に堆積させ、空気のみを徐々にノズ
ル部13から各空気通路16、円板状空気室15、空気
吐出穴14を介してポンプ部18内に流入させる。一
方、投薬時には、ポンプ部18から空気吐出穴14、円
板状空気室15、各空気通路16から環状空気室9内に
供給される空気を環状のノズル部13を介して薬品捕捉
穴12内に向けて全周から噴出供給することにより、該
薬品捕捉穴12内で乱流を発生させて捕捉された薬品を
舞い上げ、薬品をこの空気と共に空気供給通路6からカ
プセル収容穴5側に戻すようになっている。
【0027】18は継手部材10に設けられたポンプ部
を示し、該ポンプ部18は、ゴム材料によって開口部1
8A,底部18Bおよび周面の押圧部18Cとから有底
円筒状に形成され、その開口部18Aは前記継手部材1
0外周面に気密に固着され、底部18Bの中央部には後
述する吸込弁19が取付けられている。
【0028】19は吸込弁を示し、該吸込弁19はポン
プ部18の底部18Bに設けられ、中央部に位置した吸
込通路20と、該吸込通路20を開,閉弁する弁体21
とから構成され、該弁体21はポンプ部18の押圧部1
8Cを押圧したときには閉弁し、押圧部18Cの押圧を
解除した吸込み時には開弁して外部からポンプ部18内
に空気を吸込むものである。
【0029】22は、図2に示すようにカプセルホルダ
2の空気流出側に設けられた薬品噴霧部を示し、該薬品
噴霧部22は樹脂材料からなり、その外形は軸方向一側
がカプセルホルダ2と同径の小径部22Aとなり他側が
大径部22Bとなる円柱状に形成され、該大径部22B
には一対の鼻腔挿入部23,23が突出形成されてい
る。また、小径部22Aには、その内周側に前記カプセ
ルホルダ2の雄ねじ部3に螺着される雌ねじ部24が形
成されると共に、その端面には一側カプセル穴4と共に
カプセル収容穴5を構成する他側カプセル穴25が形成
され、該他側カプセル穴25の奥部には、該他側カプセ
ル穴25と連通する薬品流出通路26と、該薬品流出通
路26から分岐して略U字状に延びる2つの薬品通路2
7,27とが形成され、該各薬品通路27の先端側は鼻
腔挿入部23内に位置して独立した噴霧口28,28と
なっている。
【0030】さらに、薬品噴霧部22内を軸方向に向け
て延びる各薬品通路27の径方向中間には、軸方向に穴
あけ具32を内蔵すべく、径方向に位置して軸方向に延
びる一対の長穴29A,29A(図5参照)を有する穴
あけ具装着穴29が形成されている。そして、該穴あけ
具装着穴29のうち薬品流出通路26近傍位置には、後
述するピン34が挿通するピン挿通穴30と、該ピン挿
通穴30と各薬品通路27との間に位置し、シールゴム
36を装着するためのシール取付段部31とが同一軸線
上にそれぞれ形成されている。
【0031】ここで、カプセルホルダ2の雄ねじ部3と
薬品噴霧部22の雌ねじ部24とを螺着することによ
り、一側カプセル穴4と他側カプセル穴25とが協働し
てカプセル収容穴5を形成し、このときカプセル収容穴
5の軸方向寸法L0 はカプセルKの軸方向寸法LK より
も若干短くすることにより、カプセルKをカプセル収容
穴5の軸方向で強固に固定するようにしている。
【0032】32は薬品噴霧部22の穴あけ具装着穴2
9内に設けられた穴あけ具を示し、該穴あけ具32は、
円板部33Aと該円板部33Aから径方向外向きに突出
して長穴29A,29Aに嵌合した一対の突出部33
B,33Bとから一体形成されたプッシャ33(図5参
照)と、基端側が該プッシャ33の円板部33A中央部
に固着され、先端側が軸方向一側に向けて伸長してその
先端部が斜めにカットされた穿孔部34Aとなったピン
34と、前記プッシャ33を軸方向一側に押圧すべく、
前記穴あけ具装着穴29内に設けられたばね35とから
構成されている。また、前記プッシャ33の突出部33
B,33Bは、穴あけ具装着穴29の長穴29A,29
A内に軸方向に変位可能な状態で外部に突出している。
さらに、前記ピン34は、プッシャ33がばね35によ
って一側に配置された状態で、先端の穿孔部34Aがシ
ールゴム36内に位置している。
【0033】ここで、穴あけ具32では、プッシャ33
の各突出部33Bを図6の矢示A方向に長穴29Aに沿
って変位させることにより、ピン34の穿孔部34Aは
カプセル収容穴5内のカプセルKを軸方向に貫通し、該
カプセルKに貫通穴Hを容易にあけることができる(図
8参照)。
【0034】36は薬品噴霧部22のシール取付段部3
1に取付けられたシールゴムを示し、該シールゴム36
は弾性を有するゴム材料によって形成され、ピン34の
穿孔部34Aの周囲を囲繞することにより、薬品流出通
路26および各薬品通路27を流れる薬品に対して粉体
密でかつピン34に対して摺動可能となり、薬品がピン
挿通穴30を介して穴あけ具装着穴29内に侵入するの
を防止している。
【0035】本実施例による鼻腔用投薬器1は、上述し
た如く構成されるもので、次に、図7ないし図11に基
づいてカプセルの穴開け動作および投薬動作について説
明する。
【0036】まず、カプセルKをカプセルホルダ2の一
側カプセル穴4内に挿入し、カプセルホルダ2の雄ねじ
部3と薬品噴霧部22の雌ねじ部24とを螺着してカプ
セルホルダ2の一側カプセル穴4と薬品噴霧部22の他
側カプセル穴25により形成されるカプセル収容穴5内
にカプセルKを図7のように収容する。
【0037】そして、図8のように、穴あけ具32を構
成するプッシャ33の各突出部33Bを下側(図6中矢
示A方向)に向けて手によって変位させることにより、
ピン34の穿孔部34Aは薬品流出通路26を介してカ
プセルKの軸方向から抜け、該カプセルKの軸方向両側
に貫通穴H,Hを形成する。このとき、ピン34の穿孔
部34AによってカプセルK内の薬品が空気供給通路6
側に向けて落下するが、薬品捕捉穴12によってこの薬
品を捕捉する。
【0038】さらに、穴あけ後にはプッシャ33はばね
35によって自動的に復帰し、図9に示すように、カプ
セルKの軸方向両側に貫通穴H,Hをあけた状態で、薬
品流出通路26と各薬品通路27とを連通させることが
できる。また、ピン34の穿孔部34Aの周囲はシール
ゴム36によって粉体密に保持されている。さらに、前
述したように、ピン34による穴開け時にカプセルKか
ら落下する薬品は、薬品捕捉穴12によって捕捉され、
ポンプ部18側に落下するのが防止される。
【0039】このように、本実施例による鼻腔用投薬器
1の穴あけ時においては、カプセルKの軸方向に穴あけ
具32によって容易に貫通穴H,Hをあけることができ
ると共に、薬品捕捉穴12によって穴あけ時に落下する
薬品を確実に捕捉することができる。
【0040】次に、投薬時の動作について説明する。
【0041】まず、薬品噴霧部22の左,右の鼻腔挿入
部23,23を患者の左,右の鼻腔にそれぞれ挿入し、
図10に示す如く、ポンプ部18の押圧部18Cを矢示
P方向に押圧することにより、空気は空気吐出穴14、
円板状空気室15、各空気通路16、環状空気室9を介
してノズル部13から薬品捕捉穴12内に供給され、該
薬品捕捉穴12から空気供給通路6を介してカプセルホ
ルダ2に向けて供給される。
【0042】また、このときにポンプ部18から供給さ
れる空気を、環状空気室9からノズル部13を介して薬
品捕捉穴12内に全周から噴出供給することにより、図
11に示す如く、該薬品捕捉穴12内に確実に乱流を発
生させ、薬品捕捉穴12内に捕捉された薬品を舞い上
げ、この薬品を空気と共にカプセルホルダ2に向けて供
給することができる。この結果、鼻腔用投薬器1内に残
る薬品の量を低減でき、カプセルK内に充填された薬品
の規定量を確実に患者に投与することができると共に、
当該鼻腔用投薬器1の清掃頻度を減らすことができる。
【0043】そして、ポンプ部18からの空気は、カプ
セルK内から各薬品通路27,左,右の噴霧口28を介
して患者の鼻腔に流れる。このとき、カプセルK内に流
入する空気によって、カプセルK内の薬品は攪拌され、
この薬品は薬品捕捉穴12内に捕捉されていた薬品や空
気と共に患者の鼻腔に送られるようになっている。
【0044】また、薬品噴霧部22には薬品流出通路2
6を2つに分岐する薬品通路27,27を形成し、該各
薬品通路27,27の先端には患者の左,右の鼻腔にそ
れぞれ挿入される鼻腔挿入部23,23(噴霧口28,
28)が形成されているから、空気と一緒に送られる薬
品を各薬品通路27で均一に分割し、患者の左,右の鼻
腔に同時に投与することができる。
【0045】また、本実施例によるカプセル収容穴5の
軸方向寸法L0 はカプセルKの軸方向寸法LK よりも若
干短くなるように形成することにより、カプセルKの収
容穴5内でのがたを防止し、かつ下側の貫通穴Hと空気
供給通路6および上側の貫通穴Hと薬品流出通路26を
密着させ、ポンプ部18からの空気を全部カプセルK内
に流入させることができ、薬品を各貫通穴Hから薬品流
出通路26へと導けるため、各噴霧口28から噴出され
る薬品の噴霧量を安定させ、1回または2回だけポンプ
部18を押圧することにより、カプセルK内の薬品の殆
どを患者の左,右の鼻腔内に送ることができる。この結
果、患者が投薬するときの煩わしさをなくすことができ
る。
【0046】一方、図10に二点鎖線で示すポンプ部1
8の復帰時には、押圧部18Cが弾性力によって矢示R
方向に復帰するから、吸込弁19の弁体21が開弁し、
吸込通路20を介して外部からポンプ部18内に空気を
吸込む。
【0047】また、このポンプ部18の復帰時には、各
噴霧口28、各薬品通路27、薬品流出通路26、カプ
セル収容穴5、空気供給通路6、薬品捕捉穴12、環状
空気室9、各空気通路16、円板状空気室15、空気吐
出穴14を空気が逆流してポンプ部18内に吸込まれる
ものの、カプセルK内の薬品を空気供給通路6を介して
薬品捕捉穴12の底部側に捕捉することができ、空気の
みをポンプ部18側に吸込ませることができる。この結
果、ポンプ部18の復帰時にカプセルK内の薬品が該ポ
ンプ部18側に逆流するのを防止することができる。
【0048】かくして、本実施例によれば、薬品噴霧部
22には、薬品流出通路26から分離する2つの薬品通
路27,27と患者の左,右の鼻腔に挿入される鼻腔挿
入部23,23(噴霧口28,28)を形成すると共
に、カプセル収容穴5の軸方向寸法L0 をカプセルKの
軸方向寸法LK よりも若干短くなるようにしてカプセル
Kを強固に固定するようにし、かつ下側の貫通穴Hと空
気供給通路6および上側の貫通穴Hと薬品流出通路26
を密着させ、ポンプ部18からの空気を全部カプセルK
内に流入させることができ、薬品を各貫通穴Hから薬品
流出通路26へと導けるため、投薬時には少ない投薬動
作でしかも患者の鼻腔内に薬品の殆どを均一に投与する
ことができる。この結果、従来技術のように、患者の片
方の鼻腔毎に投薬器を挿入し、左,右の鼻腔に交互に何
回も繰返して投与することなく、3回程度ポンプ部18
を押圧動作することにより、薬品を患者に投与でき、投
薬動作を簡略化することができる。
【0049】また、穴あけ具32を薬品噴霧部22に内
蔵するようにしたから、カプセル収容穴5内にカプセル
Kを収容した後に、プッシャ33を軸方向に変位させる
だけで、カプセルKの軸方向に貫通穴H,Hを容易にあ
けることができる。さらに、穴あけ具32は薬品噴霧部
22に内蔵しているため、従来技術のようにキャップに
ピンを設けるものに比べて、紛失する恐れは全くなく、
また取扱いが安全である。
【0050】また、逆流防止部17の薬品捕捉穴12に
よってカプセルKの穴あけ時に落下する薬品を捕捉でき
る上に、ポンプ部18の復帰時に逆流する空気によって
カプセルKから落下する薬品も捕捉することができるか
ら、従来技術で用いていたポンプ部からカプセル収容部
に向けて空気が流通するのを許しつつ、カプセル収容部
側から空気が逆流するのを阻止するための弁機構を廃止
することができ、部品点数の削減によって生産性を大幅
に向上することができる。
【0051】しかも、本実施例の逆流防止部17では、
投薬時にポンプ部18からの空気を環状空気室9からノ
ズル部13を介して薬品捕捉穴12内に全周から噴出供
給することにより、該薬品捕捉穴12内に積極的に乱流
を発生させ、薬品捕捉穴12内に捕捉された薬品を確実
に舞い上げ、この薬品を空気と共にカプセルホルダ2に
向けて供給することができるから、鼻腔用投薬器1内に
残る薬品の量を低減でき、カプセルK内に充填された薬
品の規定量を確実に患者に投与することができると共
に、鼻腔用投薬器1の清掃回数も従来技術に比べて大幅
に減らすことができる。
【0052】さらに、薬品噴霧部22のシール取付段部
31には弾性を有するゴム材料によって形成されたシー
ルゴム36を設け、該シールゴム36によってピン34
の穿孔部34A周囲を囲繞するようにしたから、各薬品
通路27と穴あけ具装着穴29とを粉体密に分離するこ
とができ、各薬品通路27を流れる薬品が穴あけ具装着
穴29内に侵入するのを防止して、薬品器1内に残る薬
品の量を低減できる。
【0053】次に、図12に第2の実施例を示すに、本
実施例の特徴は、薬品噴霧部41の鼻腔挿入部23,2
3間には、患者の鼻腔間が当るように円弧面をなす当接
部42を形成したことにある。なお、本実施例では、前
述した第1の実施例と同一の構成要素に同一の符号を付
し、その説明を省略するものとする。
【0054】このように構成される本実施例において
も、前述した第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得る
ことができるものの、特に、本実施例では、患者の鼻腔
が当る当接部42を設けることにより、鼻腔への鼻腔挿
入部23の挿入寸法のバラツキをなくし、常に一定の投
薬を行なうことができる。
【0055】なお、前記各実施例では、カプセルホルダ
2と継手部材10を別部材とし、雄ねじ部11と雌ねじ
部7によって螺着するものとして述べたが、両者を接着
手段または溶着手段を用いて一体化してもよく、また、
縦割りに形成して左,右の部材を接着手段または溶着手
段によって固着してもよい。
【0056】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、カプセル保持部にカプセルを保持した後に、穴あ
け具のピンをカプセル側に移動させ、該ピンの先端によ
ってカプセルに貫通穴をあけ、この後にポンプ部から空
気を供給し、該カプセル内の薬品を空気と共に薬品噴霧
部の各薬品通路から噴霧口を介して患者の左,右の鼻腔
に送る構成としたから、患者の左,右の鼻腔に薬品を同
時にかつ均一に投薬することができ、左,右の鼻腔に別
々に投薬する煩わしさをなくして噴霧効率を高め、患者
の投薬動作のを簡略化することができ、しかも、穴あけ
具を動かすだけでカプセルに穴をあけることができ、ま
たピンが紛失する恐れもなく、かつ取扱も安全である。
【0057】さらに、カプセルの穴あけ時やポンプ部内
に空気を吸込むときにカプセル内から落下する薬品を薬
品逆流防止部によって捕捉し、かつ捕捉した薬品を投薬
時にポンプ部からの空気によってカプセル保持部,薬品
噴霧部を介してカプセル内の薬品と共に患者の左,右の
鼻腔に搬送するようにしているから、カプセル内の規定
量の薬品を患者に投与することができる上に、ポンプ部
内に薬品が流入するのを防止でき、ポンプ部の清掃作業
の頻度を少なくすることができる。しかも、従来技術で
用いていた薬品の逆流を防止するための弁機構を廃止す
ることができ、構成を簡略化して生産性を向上すること
ができる。
【0058】また、請求項2の発明によれば、カプセル
内から落下した薬品を、薬品捕捉部の底部側に堆積させ
てポンプ部側への逆流を防止すると共に、投薬時には、
該薬品捕捉部内に空気噴出部を介してポンプ部からの空
気を噴出供給し、該薬品捕捉部内に捕捉した薬品を空気
と共にカプセル収容部側に戻す構成としているから、患
者に規定量の薬品を確実に投与することができる上に、
ポンプ部等の清掃作業の頻度を少なくすることができ
る。
【0059】さらに、請求項3の発明によれば、投薬時
にポンプ部からの空気を空気通路を介して環状空気室に
供給し、環状のノズル部から薬品捕捉部内に噴出供給す
る構成としているから、該薬品捕捉部内に全周から空気
流を供給して内部で積極的に乱流を形成することがで
き、該薬品捕捉部内に捕捉された薬品を確実に舞い上げ
て効果的にカプセル収容部側に戻すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例による鼻腔用投薬器を示す側面図
である。
【図2】第1の実施例による鼻腔用投薬器を示す縦断面
図である。
【図3】図2中のカプセルホルダ、継手部材等を拡大し
て示す縦断面図である。
【図4】逆流防止部の構造をカプセルホルダと継手部材
を分解して示す断面斜視図である。
【図5】図2中の矢示V−V方向からみた横断面図であ
る。
【図6】鼻腔用投薬器内にカプセルを収容する前の状態
を示す分解斜視図である。
【図7】鼻腔用投薬器内にカプセルを収容した状態を示
す縦断面図である。
【図8】穴あけ具のピンを移動させることによってカプ
セルの軸方向に貫通穴をあけた状態を示す縦断面図であ
る。
【図9】穴あけ具のピンでカプセルに貫通穴をあけた後
に、ピンを元の位置に戻した状態を示す縦断面図であ
る。
【図10】ポンプ部を押圧することによりカプセル内の
薬品を噴霧した状態を示す縦断面図である。
【図11】薬品捕捉穴内に空気噴出部を介して空気を供
給し、薬品捕捉穴内の薬品をカプセル収容部側に供給し
ている状態を示す図3と同様位置の縦断面図である。
【図12】第2の実施例による鼻腔用投薬器を示す縦断
面図である。
【符号の説明】
1 鼻腔用投薬器 2 カプセルホルダ(カプセル保持部) 4 一側カプセル穴 5 カプセル収容穴 8 環状溝 9 環状空気室 10 継手部材 12 薬品捕捉穴(薬品捕捉部) 13 ノズル部(空気噴出部) 14 空気吐出穴(空気噴出部) 15 円板状空気室(空気噴出部) 16 空気通路(空気噴出部) 17 逆流防止部 18 ポンプ部 22,41 薬品噴霧部 25 他側カプセル穴 27 薬品通路 28 噴霧口 32 穴あけ具 34 ピン K カプセル H 貫通穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石関 一則 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 柳川 明 神奈川県横浜市都筑区富士見が丘5−3

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に粉体状の薬品が充填されたカプセ
    ルを保持する収容穴を有するカプセル保持部と、該カプ
    セル保持部に向け空気を供給するため、該カプセル保持
    部の空気流入側に設けられたポンプ部と、該ポンプ部か
    ら供給される空気によってカプセル内の薬品を患者の
    左,右の鼻腔内に向けて噴霧するため、前記カプセル保
    持部の空気流出側に2つの薬品通路に分岐して設けられ
    先端がそれぞれ別個の噴霧口となった薬品噴霧部と、前
    記カプセル保持部内のカプセルに軸方向に貫通穴をあけ
    るため、該薬品噴霧部に軸方向に移動可動に設けられた
    ピンからなる穴あけ具と、前記カプセル収容部の収容穴
    とポンプ部との間に設けられ、該収容穴内のカプセルか
    ら落下する薬品を捕捉し投薬時には捕捉した薬品を収容
    穴側に戻す薬粉逆流防止部とから構成してなる鼻腔用投
    薬器。
  2. 【請求項2】 前記薬粉逆流防止部は、カプセル保持部
    内のカプセルから落下する薬品を捕捉するため、該カプ
    セル保持部側に向けて開口するように設けられた有底状
    空間の薬品捕捉部と、該薬品捕捉部の開口側に位置して
    該薬品捕捉部内に前記ポンプからの空気を噴出供給する
    空気噴出部とから構成してなる請求項1に記載の鼻腔用
    投薬器。
  3. 【請求項3】 前記空気噴出部は、ポンプ部に接続され
    た空気通路と、前記薬品捕捉部の開口側外周に位置して
    該空気通路に接続された環状空気室と、該環状空気室か
    ら薬品捕捉部内に空気を噴出する環状のノズル部とから
    構成してなる請求項2に記載の鼻腔用投薬器。
JP4230795A 1995-02-06 1995-02-06 鼻腔用投薬器 Pending JPH08206209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4230795A JPH08206209A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 鼻腔用投薬器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4230795A JPH08206209A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 鼻腔用投薬器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08206209A true JPH08206209A (ja) 1996-08-13

Family

ID=12632371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4230795A Pending JPH08206209A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 鼻腔用投薬器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08206209A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7025058B2 (en) 2001-04-26 2006-04-11 New England Pharmaceuticals, Inc. Metered dose delivery device for liquid and powder agents

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7025058B2 (en) 2001-04-26 2006-04-11 New England Pharmaceuticals, Inc. Metered dose delivery device for liquid and powder agents

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1996024400A1 (fr) Dispositif d'administration d'un medicament par voie intranasale
JP3317827B2 (ja) 投薬器
JP3308425B2 (ja) 鼻腔用投薬器
US5647349A (en) Medicine administering inhaling device
JPWO2003095008A1 (ja) 鼻腔用粉状薬剤施薬装置
JPH08322934A (ja) 鼻腔用投薬器
WO2004087243A1 (ja) 鼻腔用粉末薬剤施薬装置
JP3308419B2 (ja) 鼻腔用投薬器
JPH08206209A (ja) 鼻腔用投薬器
JP2003154006A (ja) 鼻腔用粉状薬剤施薬装置
JP3273712B2 (ja) 鼻腔用投薬器
JPH09276405A (ja) 鼻腔用投薬器
JP3308418B2 (ja) 鼻腔用投薬器
JPH08243164A (ja) 鼻腔用投薬器
JP3308426B2 (ja) 鼻腔用投薬器
JP3320288B2 (ja) 鼻腔用投薬器
JPH08238318A (ja) 鼻腔用投薬器
JPH1033677A (ja) 鼻腔用投薬器
JPH1133117A (ja) 鼻腔用投薬器
JP3317828B2 (ja) 投薬器
JPH08280810A (ja) 鼻腔用投薬器
JPH0928805A (ja) 鼻腔用投薬器
JP3320265B2 (ja) 鼻腔用投薬器
JPH09154948A (ja) 投薬器
JPH09182792A (ja) 投薬器