JPH09182792A - 投薬器 - Google Patents

投薬器

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JPH09182792A
JPH09182792A JP35403095A JP35403095A JPH09182792A JP H09182792 A JPH09182792 A JP H09182792A JP 35403095 A JP35403095 A JP 35403095A JP 35403095 A JP35403095 A JP 35403095A JP H09182792 A JPH09182792 A JP H09182792A
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JP
Japan
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air
passage
pump
drug
powder
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Pending
Application number
JP35403095A
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English (en)
Inventor
Hisatomo Oki
久朝 大木
Shigemi Nakamura
茂巳 中村
Kazunori Ishizeki
一則 石関
Yoshiyuki Tanizawa
嘉行 谷澤
Akira Yanagawa
明 柳川
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DOT KK
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
DOT KK
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気流通路を空気が逆流するのを抑制して供
給弁への薬粉の付着を防することにより、規定量の薬粉
を患者に投与する。 【解決手段】 ポンプ側通路15と薬粉受室7との間に
各空気逆流抑制通路16を設け、各空気逆流抑制通路1
6をポンプ側通路15側で低抵抗な円形通路部および薬
粉受室7側で4個の切欠通路からなる高抵抗な十字通路
部とした。従って、ポンプ部19から供給される空気を
低抵抗な円形通路部から高抵抗な十字通路部へと円滑に
流通でき、ピン挿通穴9からカプセル内に確実に空気流
を供給できる。一方、ポンプ部19内に外気を吸込むと
きに、ポンプ側通路15側に向け空気が逆流しようとし
ても、薬粉受室7側の高抵抗な十字通路部によって各空
気逆流抑制通路16内への空気の侵入を抑制でき、ポン
プ側通路15側への空気の逆流を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬品収容室内に収
容した粉体状の薬品(薬粉)を患者に投与するのに用い
て好適な投薬器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、鼻アレルギー、喘息等の患者に
は粉体状の薬品を鼻腔や口腔を介して投与して治療する
方法が採用されている。また、この治療法では専用の噴
霧器を用いてカプセル内等に充填した粉体状の薬品を鼻
腔や口腔内へ投与するようになっている。
【0003】さらに、この治療法に用いられる噴霧器
は、例えば患者の鼻腔内に薬品を投与するものとしては
特開平3−66382号公報(以下、従来技術という)
に示すものが知られている。
【0004】この従来技術における噴霧器では、通気室
の入口側にポンプ室を設け、該通気室の出口側にはカプ
セルを収納する粉体収納室を設けると共に、該粉体収納
室の前端側には薬品噴霧口となる噴出孔を形成してい
る。また、前記粉体収納室にはキャップが着脱可能に嵌
合されるようになっており、該キャップ内には軸方向に
延びる長針が設けられ、該長針は前記粉体収納室の前端
側に該キャップを装着したときに粉体収納室内に収納さ
れたカプセルに通気孔を穿孔するものである。さらに、
前記通気室内の連通路には、ポンプ室から粉体収容室に
向う圧気流を通過させ、逆方向の流れを阻止する可動弁
を設けている。
【0005】このように構成される従来技術において、
まず投薬の準備作業となるカプセルの穴あけを行う場合
には、粉体状の薬品が充填されたカプセルを粉体収納室
内に収納した後に、該粉体収納室の噴出孔内に長針が挿
通するようにして前端側からキャップを装着することに
より、該長針によってカプセルの軸方向に貫通する通気
孔を穿孔する。
【0006】次に、薬品の投与時には、粉体収納室から
キャップを外し、該粉体収納室の前端部を患者の片方の
鼻腔に挿入し、ポンプ室を押圧することにより、該ポン
プ室からの空気を通気室の連通路を介してカプセル内に
流通させ、この空気によって該カプセル内の薬品を噴出
孔から患者の鼻腔内に噴霧する。そして、患者は、粉体
収納室の前端部を鼻腔に交互に挿入し、ポンプ室の押圧
動作を繰返すことにより、左,右の鼻腔内への薬品の投
与を行うようになっている。
【0007】一方、この投薬時には、ポンプ室が復帰す
るとき(ポンプ室内に外気を吸込むとき)に粉体収納室
の噴出孔から空気が流入してポンプ室内に薬品と共に逆
流しようとするが、可動弁によってポンプ室への薬品の
侵入を阻止するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による噴霧器では、通気室内の連通路にポンプ室
から粉体収納室に向う圧気流を通過させ、逆方向の流れ
を阻止する可動弁を設けることにより、ポンプ室が復帰
するときに該可動弁を閉弁させてポンプ室内に薬品が逆
流するのを防止している。
【0009】しかし、可動弁が開弁状態から閉弁するま
でには僅かながら時間を要するから、この閉弁するまで
の間に少しずつ薬品が逆流して可動弁に付着し、繰返し
の使用によって可動弁に薬品が堆積して該可動弁が閉弁
不良を生じ、ポンプ室内に薬品が流入するようになる。
この結果、カプセル内に充填された薬品の一部がポンプ
室に流入した分、患者に規定量の薬品を投与することが
できなくなり、薬品の効能が低下してしまうという問題
がある。
【0010】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、空気流通路を空気が逆流するのを抑制し
て供給弁への薬粉の付着を防することにより、規定量の
薬粉を患者に投与できるようにした投薬器を提供するこ
とを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用する投薬器は、薬粉が収
容される薬粉収容室を有する投薬器本体と、該投薬器本
体と連通し、供給弁を介して空気を吐出するポンプ部
と、該ポンプ部から薬粉収容室内に向け前記投薬器本体
に形成された空気流通路と、前記投薬器本体と連通し、
該空気流通路を介して供給される空気により前記薬粉収
容室内の薬粉を噴霧する薬粉噴霧部と、前記空気流通路
の途中に設けられ、該薬粉噴霧部から前記供給弁側への
空気の逆流を抑制する空気逆流抑制部とから構成してな
る。
【0012】このように構成したことにより、ポンプ部
から供給弁を開弁させて空気を吐出すると、この空気は
空気流通路、空気逆流抑制部を通って薬粉収容室に流入
し、該薬粉収容室内の薬粉と共に薬粉噴霧部から噴霧さ
れる。一方、ポンプ部内に外気を吸入するときには、供
給弁が閉弁するまでに薬粉噴霧部、薬粉収容室、空気流
通路を空気が逆流しようとするが、該空気流通路の途中
に設けられた空気逆流抑制部によって空気の逆流が抑制
されるから、供給弁側への薬粉の逆流を防止できる。
【0013】請求項2の発明では、前記空気逆流抑制部
は、ポンプ部側が低抵抗となり、薬粉収容室側が高抵抗
となるように空気の流通抵抗を変化させる構成としたこ
とにある。
【0014】このように構成したことにより、ポンプ部
から空気流通路を介して供給される空気は、空気逆流抑
制部を低抵抗なポンプ部側から高抵抗な薬粉収容室側に
流通するから、該空気逆流抑制部内を円滑に流通して薬
粉収容室に供給される。これに対し、ポンプ部を復帰さ
せるべく外気を吸入するときには、空気逆流抑制部の薬
粉収容室側は高抵抗となっているから、該空気逆流抑制
部内への空気の逆流を抑制でき、供給弁側への薬粉の逆
流を防止できる。
【0015】請求項3の発明では、前記空気逆流抑制部
は、ポンプ部側を円形穴とし、薬粉収容室側を非円形穴
とすることにより構成したことにある。
【0016】このように構成したことにより、ポンプ部
から空気流通路を介して供給される空気は、空気逆流抑
制部を低抵抗な円形穴から高抵抗な非円形穴に流通する
から、該空気逆流抑制部内を円滑に流通して薬粉収容室
に供給される。これに対し、ポンプ部を復帰させるべく
外気を吸入するときには、空気逆流抑制部の薬粉収容室
側は高抵抗な非円形穴となっているから、該空気逆流抑
制部内への空気の逆流を抑制でき、供給弁側への薬粉の
逆流を防止できる。
【0017】請求項4の発明では、前記空気逆流抑制部
は、ポンプ部側を単一穴とし、薬粉収容室側を多孔穴と
することにより構成したことにある。
【0018】このように構成したことにより、ポンプ部
から空気流通路を介して供給される空気は、空気逆流抑
制部を低抵抗な単一穴から高抵抗な多孔穴に流通するか
ら、該空気逆流抑制部内を円滑に流通して薬粉収容室に
供給される。これに対し、ポンプ部を復帰させるべく外
気を吸入するときには、空気逆流抑制部の薬粉収容室側
は高抵抗な多孔穴となっているから、該空気逆流抑制部
内への空気の逆流を抑制でき、供給弁側への薬粉の逆流
を防止できる。
【0019】請求項5の発明では、前記空気逆流抑制部
は、ポンプ部側の通路断面積を大とし、薬粉収容室側の
通路断面積を小とすることにより構成したことにある。
【0020】このように構成したことにより、ポンプ部
から空気流通路を介して供給される空気は、空気逆流抑
制部を通路断面積が大きく低抵抗な側から通路断面積が
小さく高抵抗な側に流通するから、該空気逆流抑制部内
を円滑に流通して薬粉収容室に供給される。これに対
し、ポンプ部を復帰させるべく外気を吸入するときに
は、空気逆流抑制部の薬粉収容室側は通路断面積が小さ
く高抵抗となっているから、該空気逆流抑制部内への空
気の逆流を抑制でき、供給弁側への薬粉の逆流を防止で
きる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態による投
薬器として鼻腔用投薬器を添付図面に従って詳述する。
【0022】まず、図1ないし図5に本発明の第1の実
施例を示す。
【0023】1は投薬器本体をなすカプセルホルダ、2
は後述する可動部材8と共に該カプセルホルダ1を構成
する固定部材を示し、該固定部材2は、図2に示す如
く、後述する外筒部3と内筒部6とから二重筒状に形成
され、該外筒部3と内筒部6との間にはポンプ側通路1
5が形成されている。
【0024】3は固定部材の外殻をなすように上方に向
けて開口する段付の有底筒状に形成された外筒部を示
し、該外筒部3は、大径筒部3Aと、該大径筒部3Aの
底部3Bから下向きに延設された小径筒部3Cと、該小
径筒部3Cの下端を閉塞した閉塞底部3Dと、前記大径
筒部3Aの開口側に位置して形成されたフランジ部3E
とから大略構成されている。また、前記閉塞底部3Dに
は、後述するポンプ部19内に開口する空気供給通路4
が形成され、大径筒部3Aの内周面には後述する回止め
ピン10が係合する係合溝5が軸方向に伸長して形成さ
れている。
【0025】6は外筒部3内に設けられた内筒部を示
し、該内筒部6は、筒部6Aと、該筒部6Aの底部6B
から下向きに延設された開弁量規制部6Cと、前記筒部
6Aの開口側から拡径した鍔部6Dとから構成され、該
内筒部6は前記鍔部6Dを介して外筒部3の大径筒部3
A内周に連結されている。また、前記開弁量規制部6C
は、その下端面に後述する供給弁13を当接させること
により、該供給弁13の開弁リフト量を規定している。
さらに、前記筒部6A内には底部6B側に伸長して薬粉
受室7が形成されている。
【0026】ここで、前記薬粉受室7は、後述するピン
挿通穴9と共に収容室側通路を構成するものである。そ
して、薬粉受室7は、後述する第1の穴あけピン27に
よってカプセルKにあけた空気流入穴H1 から落下する
薬粉を受承するもので、薬粉が供給弁13側に侵入する
のを防止している。
【0027】8は固定部材2に軸方向に移動可能に設け
れた可動部材を示し、該可動部材8は、筒部8Aと、該
筒部8Aの下端側に設けられ、外筒部3の大径筒部3A
内に軸方向に移動可能に保持される大径な底部8Bと、
該底部8B中央から内筒部6の筒部6A内に延びる小径
突部8Cと、前記筒部8Aの外周面に全周に亘って刻設
された雄ねじ8Dとから構成され、前記小径突部8Cに
はピン挿通穴9が形成されている。
【0028】ここで、前記ピン挿通穴9は、前記小径突
部8Cを底部8Bを軸方向に貫通することにより、第1
の穴あけピン27が挿通されるようになっている。ま
た、ピン挿通穴9は薬粉受室7と共にカプセル収容室1
2に連通する収容室側通路を構成している。さらに、前
記筒部8Aの外周側には回止めピン10が径方向外向き
に突出形成され、該回止めピン10は固定部材2の係合
溝5に係合することにより、該固定部材2に対して可動
部材8が軸方向に移動するのを許しつつ、固定部材2に
対する可動部材8の回転を規制するものである。
【0029】一方、前記可動部材8の筒部8A内周側は
粉体状の薬品(以下、薬粉という)が充填されたカプセ
ルK(図5中に図示)よりも若干大径な一側カプセル穴
11となり、該一側カプセル穴11は後述の他側カプセ
ル穴24と一体化することにより薬粉収容室をなすカプ
セル収容室12を構成している。
【0030】このように、本実施例によるカプセルホル
ダ1においては、可動部材8を固定部材2の外筒部3に
沿って軸方向に移動可能とし、しかも、可動部材8の雄
ねじ8Dを後述する雌ねじ23Aに螺着させたときに
は、固定部材2に対する可動部材8の回転が回止めピン
10によって規制されているため、該可動部材8は通路
部材21側に自動的に引上げられる。
【0031】13は外筒部3の小径筒部3C内に設けら
れた供給弁を示し、該供給弁13は固定部材2に形成さ
れた空気供給通路4を開閉するもので、ポンプ部19か
ら空気が供給されたときに開弁し、ポンプ部19内に空
気を吸込むときには着座して空気供給通路4を閉塞する
ようになっている。
【0032】14は固定部材2、可動部材8に亘って設
けられた空気流通路を示し、該空気流通路14は、外筒
部3と内筒部6との間に形成され上流側(下側)が供給
弁13を介して空気供給通路4に連通可能となり、下流
側(上側)が内筒部6の鍔部6Dまで延在した段付筒状
のポンプ側通路15と、カプセル収容室12に連通する
収容室側通路をなす薬粉受室7およびピン挿通穴9とか
ら構成され、前記ポンプ側通路15と薬粉受室7とは後
述する各空気逆流抑制通路16によって連通されてい
る。
【0033】16,16,…は内筒部6に設けられた複
数本の空気逆流抑制通路(2本のみ図示)を示し、該各
空気逆流抑制通路16は、内筒部6の筒部6Aを径方向
に貫通するように形成され、これによってポンプ側通路
15と収容室側通路をなす薬粉受室7とを連通してい
る。ここで、各空気逆流抑制通路16は、図3に示すよ
うに、断面積が一定の状態でポンプ側通路15側が円形
穴となる断面円形状の円形通路部17となり、薬粉受室
7側が非円形穴となる断面十字状の十字通路部18とな
っている(図4参照)。ここで、十字通路部18は4個
の細溝からなる切欠通路18A,18A,…からなって
いる。これにより、前記円形通路部17内は、その内壁
17Aの表面積が小さく空気の流通抵抗が小さくなって
おり、一方、十字通路部18内は、円形通路部17の内
壁17Aに比較して各切欠通路18Aの分だけ内壁18
Bの表面積が大幅に大きくなっているから、空気の流通
抵抗が大きくなっている。
【0034】そして、各空気逆流抑制通路16は、ポン
プ側通路15側を低抵抗な円形通路部17とすると共に
薬粉受室7側を高抵抗な十字通路部18とすることによ
り、ポンプ部19からポンプ側通路15を介して供給さ
れる空気を低抵抗な円形通路部17から高抵抗な十字通
路部18へと円滑に流通させ、薬粉受室7側に流出させ
る。一方、ポンプ部19内に外気を吸込むときのよう
に、薬粉受室7からポンプ側通路15側に向け空気が逆
流しようとするときには、高抵抗な十字通路部18によ
って空気逆流抑制通路16内への空気の侵入を抑制し、
ポンプ側通路15側への薬粉を含んだ空気の逆流を防止
するようになっている。
【0035】19はゴム材料により有底円筒状に形成さ
れたポンプ部を示し、該ポンプ部19は、厚肉な開口部
19A、底部19Bおよび該開口部19A、底部19B
間の押圧部19Cからなり、前記開口部19Aは外筒部
3の大径筒部3Aに気密に装着されている。また、ポン
プ部19内にはカプセルホルダ1の大部分が収容されて
おり、これによって当該鼻腔用投薬器を軸方向に小型化
している。
【0036】20はポンプ部19の底部19Bに設けら
れた吸込弁を示し、該吸込弁20は、中央部に位置して
ポンプ部19内と連通した吸込通路20Aと、該吸込通
路20Aを開閉する弁体20Bとから大略構成され、該
弁体20Bは、押圧部19Cを押圧してポンプ部19か
ら空気を供給するときに閉弁し、一方、該押圧部19C
が弾性力によって復帰するとき、即ち、ポンプ部19内
に外気を吸込むときには開弁するようになっている。
【0037】21はカプセルホルダ1の可動部材8に設
けられた通路部材を示し、該通路部材21の上部には
左,右の噴霧ノズル22,22が突出形成されている。
また、通路部材21の下部には可動部材螺着穴23が形
成され、該可動部材螺着穴23の開口側内周には、可動
部材8の雄ねじ8Dに螺着される雌ねじ23Aが形成さ
れている。さらに、可動部材螺着穴23の奥所には一側
カプセル穴11と共にカプセル収容室12を構成する他
側カプセル穴24が形成されている。
【0038】25,25は通路部材21に形成され、薬
粉噴霧部をなす左,右の薬粉通路を示し、該各薬粉通路
25は、基端側が他側カプセル穴24と連通し、先端側
が左,右に分岐する略U字状に形成され、その先端が各
噴霧ノズル22で別個の噴霧口26,26となってい
る。
【0039】27は固定部材2に設けられた第1の穴あ
けピンを示し、該第1の穴あけピン27は基端側が内筒
部6の開弁量規制部6Cに固着され、先端側がピン挿通
穴9を介してカプセル収容室12の底部から開口に向け
て突出し、その先端が鋭利に形成されている。
【0040】そして、第1の穴あけピン27は、可動部
材8がポンプ部19側に位置しているときにその先端が
カプセル収容室12の底部から突出するようになってお
り、この状態で該カプセル収容室12内にカプセルKを
挿入して押込むことによって該カプセルKに空気流入穴
H1 を穿設できる。
【0041】一方、可動部材8が通路部材21側に位置
しているときには、先端がピン挿通穴9内に引っ込むか
ら、該先端が空気流入穴H1 から抜取られた状態とな
る。また、このときには第1の穴あけピン27がピン挿
通穴9内に位置し、該第1の穴あけピン27によってピ
ン挿通穴9の流路面積が絞られた状態となるから、該ピ
ン挿通穴9によりポンプ部19からの空気の流速を速め
ることができ、この増速された空気によってカプセルK
内の薬粉を効果的に攪拌することができる。
【0042】28は第1の穴あけピン27と対向するよ
うに通路部材21に設けられた第2の穴あけピンで、該
第2の穴あけピン28の基端側は軸方向に摺動可能に設
けられた摺動ブロック29に固着され、先端側はシール
ゴム30を貫通するように伸長し、その先端が鋭利に形
成されている。そして、第2の穴あけピン28は、第2
の穴あけピン28を操作するために通路部材21外に設
けられた操作板(図示せず)によって操作されることに
より、その先端によってカプセルKに空気流出穴H2 を
穿設するものである。
【0043】本実施例による鼻腔用投薬器は上述の如き
構成を有するもので、次に、その使用動作について説明
する。
【0044】まず、カプセルホルダ1の可動部材8をポ
ンプ部19側に位置させることにより、第1の穴あけピ
ン27の先端をカプセル収容室12の底部に突出させた
状態とする。この状態でカプセル収容室12内にカプセ
ルKを挿入した後、指先等でカプセルKを一側カプセル
穴11内に押込む。これにより、カプセルKに第1の穴
あけピン27の先端が突き刺さり、該カプセルKには空
気流入穴H1 が穿設される。
【0045】次に、カプセルホルダ1に通路部材21を
組付けるべく、該カプセルホルダ1側の雄ねじ8Dに通
路部材21側の雌ねじ23Aを螺着する。これにより、
通路部材21のねじ込みによってカプセルホルダ1の可
動部材8は当該通路部材21側に移動するから、カプセ
ルKはカプセル収容室12内で軸方向に若干押圧された
状態で保持される。また、このときにはカプセルKに空
気流入穴H1 を穿設した第1の穴あけピン27の先端が
該カプセルKから抜取られ、カプセルK内は空気流入穴
H1 、ピン挿通穴9および各空気逆流抑制通路16を介
してポンプ側通路15と連通する。
【0046】また、カプセルKから第1の穴あけピン2
7を抜取ることにより、該カプセルK内の薬粉が空気流
入穴H1 から内筒部6内に落下するが、この落下した薬
粉は、前記内筒部6内に形成された薬粉受室7内に受承
される。
【0047】さらに、カプセルKに空気流出穴H2 を形
成するには、操作板をカプセルホルダ1側に移動させる
ことによって第2の穴あけピン28をカプセルKに向け
て移動し、その先端でカプセルKに空気流出穴H2 を穿
設する。その後操作板を元の位置に戻して先端をカプセ
ルKより抜取る。これにより、投薬準備となるカプセル
Kの穴あけが行われたことになる。
【0048】次に、穴あけが行われたカプセルK内の薬
粉を患者の鼻腔に噴霧するための投薬動作について述べ
る。
【0049】まず、各噴霧ノズル22を患者の両鼻腔に
挿入し、図5に示すように、ポンプ部19の押圧部19
Cを矢示P方向に押し潰すことにより、ポンプ部19か
ら空気流を発生させ、この空気を空気供給通路4に作用
させて供給弁13を内筒部6の開弁量規制部6Cに押付
けて開弁させ、該空気供給通路4、ポンプ側通路15、
各空気逆流抑制通路16、薬粉受室7、ピン挿通穴9を
介して空気流入穴H1からカプセルK内に流入させる。
これにより、カプセルKに流入した空気は薬粉を攪拌し
て薬粉の混入した空気となるから、この薬粉の混入した
空気を空気流出穴H2 、左,右の薬粉通路25,25を
介して左,右の噴霧口26,26から噴霧することによ
り、患者の左,右の鼻腔に同時に薬粉を投与できる。
【0050】この薬粉の投与時には、ポンプ部19から
ポンプ側通路15を介して供給される空気を、各空気逆
流抑制通路16の円形通路部17から十字通路部18を
介して薬粉受室7側に流通させるようにしているから、
低抵抗な円形通路部17から高抵抗な十字通路部18へ
と円滑に流通させることができ、薬粉受室7に空気を供
給できる。これにより、各空気逆流抑制通路16から薬
粉受室7内に供給される空気によって薬粉受室7内に受
承した落下薬粉をピン挿通穴9を介してカプセルK側に
供給できるから、薬粉受室7内の落下薬粉をカプセルK
内の薬粉と共に患者に投与することができる。
【0051】一方、ポンプ部19の押圧部19Cに加え
た力を取除くと、図5中に二点鎖線で示すように、該押
圧部19Cが弾性力によって矢示R方向に復帰するか
ら、ポンプ部19内が負圧となって吸込弁20の弁体2
0Bが開弁し、その吸込通路20Aからポンプ部19内
に外気が吸込まれる。
【0052】このときには、供給弁13がポンプ部19
内の負圧によって空気供給通路4に着座して閉弁するも
のの、該供給弁13の開弁状態から閉弁するまでの僅か
な間に各噴霧口26からポンプ部19側に空気が逆流し
ようとする。
【0053】しかし、本実施例では、各空気逆流抑制通
路16の薬粉受室7側が高抵抗な十字通路部18とな
り、この流通抵抗によって該空気逆流抑制通路16内へ
の空気の侵入が抑制されるから、ポンプ側通路15側へ
の薬粉を含んだ空気の逆流を防止することができる。
【0054】かくして、本実施例によれば、空気流通路
14のポンプ側通路15と収容室側通路をなす薬粉受室
7との間に各空気逆流抑制通路16を設け、該各空気逆
流抑制通路16を、ポンプ側通路15側で低抵抗な円形
通路部17および薬粉受室7側で高抵抗な十字通路部1
8とする構成としている。これにより、ポンプ部19か
らポンプ側通路15を介して供給される空気を低抵抗な
円形通路部17から高抵抗な十字通路部18へと円滑に
流通させて薬粉受室7側に流出させることができるか
ら、ピン挿通穴9からカプセルK内に確実に空気流を供
給することができ、各薬粉通路25から患者に左,右の
鼻腔に同時に薬粉を投与できる。
【0055】しかも、ポンプ部19内に外気を吸込むと
きのように、薬粉受室7からポンプ側通路15側に向け
空気が逆流しようとしても、各空気逆流抑制通路16の
薬粉受室7側を十字通路部18とし、その切欠通路18
A,18A,…によって高抵抗を得ているから、該各空
気逆流抑制通路16内への空気の侵入を抑制することが
でき、ポンプ側通路15側への薬粉を含んだ空気の逆流
を防止することができる。
【0056】この結果、従来技術のように薬粉が供給弁
13に付着して堆積することによる該供給弁13の閉弁
不良を確実に防止できるから、ポンプ部19内への薬粉
の流入を確実に阻止することができ、規定量の薬粉を患
者に投与して薬粉の効能を高めることができる。
【0057】次に、図6は本発明の第2の実施例で、本
実施例の特徴は、空気逆流抑制通路のポンプ部側を単一
穴とし、薬粉受室側を多孔穴としたことにある。なお、
本実施例では、前述した第1の実施例に示す構成要素と
同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略
するものとする。
【0058】図中、41は前記第1の実施例の空気逆流
抑制通路16に代えて用いられた本実施例による空気逆
流抑制通路(1本のみ図示)を示し、該空気逆流抑制通
路41は、内筒部6の筒部6Aを径方向に貫通するよう
に形成され、これによってポンプ側通路15と収容室側
通路をなす薬粉受室7とを連通している。ここで、空気
逆流抑制通路41は、ポンプ側通路15側が大径な単一
穴となる断面円形状の大径通路部42となり、薬粉受室
7側が該大径通路部42から多数本に分岐した小径な多
孔穴となる小径通路部43,43,…とから構成されて
いる。これにより、前記大径通路部42は通路径が大き
く空気の流通抵抗が小さくなっている。一方、各小径通
路部43は大径通路部42に比較し、それぞれが通路径
が大幅に小さくなっているから、空気の流通抵抗が大き
くなっている。
【0059】かくして、このように構成された本実施例
においても、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を
得ることができるが、特に、本実施例では、空気逆流抑
制通路41の薬粉受室7側を多数本の小径通路部43,
43,…に分岐しているから、通路の小径化によって空
気の流通抵抗をより一層大きくすることができ、薬粉を
含んだ空気の逆流を確実に抑制することができる。
【0060】次に、図7は本発明の第3の実施例で、本
実施例の特徴は、空気逆流抑制通路のポンプ側通路側の
通路断面積を大とし、薬粉受室側の通路断面積を小とし
たことにある。なお、本実施例では、前述した第1の実
施例に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を
付し、その説明を省略するものとする。
【0061】図中、51は前記第1の実施例の空気逆流
抑制通路16に代えて用いられた本実施例による空気逆
流抑制通路(1本のみ図示)を示し、該空気逆流抑制通
路51は、内筒部6の筒部6Aを径方向に貫通するよう
に形成され、これによってポンプ側通路15と収容室側
通路をなす薬粉受室7とを連通している。ここで、空気
逆流抑制通路51は、ポンプ側通路15に開口する側が
大径通路部52となり、薬粉受室7に開口する側が小径
通路部53となっている。これにより、前記大径通路部
52内は、通路断面積が大きく空気の流通抵抗が小さく
なっている。一方、小径通路部53内は、通路断面積が
小さく空気の流通抵抗が大きくなっている。
【0062】かくして、このように構成された本実施例
においても、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を
得ることができるが、特に、本実施例では、空気逆流抑
制通路51の内径を変化させているだけであるから、形
状を簡略化することができ、生産性の向上やコストの低
減を図ることができる。
【0063】なお、前記各実施例では、空気逆流抑制通
路16,41,51の円形通路部17,大径通路部4
2,52,小径通路部43,53を断面円形状に形成し
た場合を例示したが、これらの通路を断面楕円形、多角
形等の他の形状に形成してもよい。
【0064】また、前記第1の実施例では、各空気逆流
抑制通路16の薬粉受室7側を十字通路部18とした
が、内壁の面積を円形通路部17よりも大きくできるも
のであれば十字状に限るものではなく、切欠通路は6
個、8個等設けてもよい。
【0065】さらに、前記各実施例では、通路部材21
に左,右に分岐して2本の薬粉通路25,25を形成
し、左,右の噴霧口26,26から患者の左,右両方の
鼻腔に同時に投薬を行うものとして述べたが、薬粉通路
を1本にして左,右の鼻腔に交互に投薬を行うようにし
てもよい。
【0066】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、ポンプ部から供給弁を開弁させて空気を吐出する
ことにより、この空気を空気流通路、空気逆流抑制部を
通して薬粉収容室に流入させ、該薬粉収容室内の薬粉と
共に薬粉噴霧部から噴霧させることができ、患者に薬粉
を投与することができる。逆に、ポンプ部内に外気を吸
入するときには、供給弁が閉弁するまでに薬粉噴霧部、
薬粉収容室、空気流通路を空気が逆流しようとするが、
該空気流通路の途中に設けられた空気逆流抑制部によっ
て空気の逆流を抑制することができるから、供給弁側へ
の薬粉の逆流を防止することができ、ポンプ部内に薬粉
が流入するのを防止することにより、規定量の薬粉を患
者に投与して薬粉の効能を高めることができる。
【0067】請求項2の発明によれば、ポンプ部から空
気流通路を介して供給される空気を、空気逆流抑制部の
低抵抗なポンプ部側から高抵抗な薬粉収容室側に流通さ
せることにより、空気を該空気逆流抑制部内を円滑に流
通させて薬粉収容室に供給することができる。また、ポ
ンプ部を復帰させるべく外気を吸入するときには、空気
逆流抑制部の薬粉収容室側を高抵抗とすることにより、
該空気逆流抑制部内への空気の逆流を抑制できるから、
供給弁側への薬粉の逆流を防止でき、ポンプ部内に薬粉
が流入するのを防止して規定量の薬粉を患者に投与する
ことができる。
【0068】請求項3の発明によれば、ポンプ部から空
気流通路を介して供給される空気を、空気逆流抑制部の
低抵抗な円形穴から高抵抗な非円形穴に流通させること
により、空気を該空気逆流抑制部内で円滑に流通させて
薬粉収容室に供給することができると共に、ポンプ部を
復帰させるべく外気を吸入するときには、空気逆流抑制
部の薬粉収容室側を高抵抗な非円形穴とすることによ
り、該空気逆流抑制部内への空気の逆流を抑制できるか
ら、供給弁側への薬粉の逆流を防止でき、ポンプ部内に
薬粉が流入するのを防止して、規定量の薬粉を患者に投
与することができる。
【0069】請求項4の発明によれば、ポンプ部から空
気流通路を介して供給される空気を、空気逆流抑制部の
低抵抗な単一穴から高抵抗な多孔穴に流通させることに
より、空気を該空気逆流抑制部内で円滑に流通させて薬
粉収容室に供給することができる。一方、ポンプ部を復
帰させるべく外気を吸入するときには、空気逆流抑制部
の薬粉収容室側を高抵抗な多孔穴とすることにより、該
空気逆流抑制部内への空気の逆流を抑制できるから、供
給弁側への薬粉の逆流を防止でき、ポンプ部内に薬粉が
流入するのを防止して規定量の薬粉を患者に投与するこ
とができる。
【0070】請求項5の発明によれば、ポンプ部から空
気流通路を介して供給される空気を、空気逆流抑制部の
通路断面積が大きく低抵抗な側から通路断面積が小さく
高抵抗な側に流通させることにより、空気を該空気逆流
抑制部内で円滑に流通させて薬粉収容室に供給すること
ができる。また、ポンプ部を復帰させるべく外気を吸入
するときには、空気逆流抑制部の薬粉収容室側を通路断
面積が小さく高抵抗な通路とすることにより、該空気逆
流抑制部内への空気の逆流を抑制できるから、供給弁側
への薬粉の逆流を防止でき、ポンプ部内に薬粉が流入す
るのを防止して規定量の薬粉を患者に投与することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による鼻腔用投薬器を示
す断面図である。
【図2】図1中のカプセルホルダ等を拡大して示す要部
拡大断面図である。
【図3】図2中の矢示A部を拡大して示す要部拡大断面
図である。
【図4】図3中の空気逆流抑制通路を矢示IV−IV方向か
ら示す矢示図である。
【図5】ポンプ部を押し潰すことによりカプセル内の薬
粉を噴霧している状態を示す図1と同様位置からみた断
面図である。
【図6】本発明の第2の実施例による空気逆流抑制通路
等を示す図3と同様位置からみた要部拡大断面図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施例による空気逆流抑制通路
等を示す図3と同様位置からみた要部拡大断面図であ
る。
【符号の説明】
1 カプセルホルダ(投薬器本体) 12 カプセル収容室(薬粉収容室) 13 供給弁 16,41,51 空気逆流抑制通路(空気逆流抑制
部) 17 円形通路部(円形穴) 18 十字通路部(非円形穴) 19 ポンプ部 25 薬粉通路(薬粉通路部) 42 大径通路部(単一穴) 43 小径通路部(多孔穴) 52 大径通路部 53 小径通路部
フロントページの続き (72)発明者 石関 一則 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 谷澤 嘉行 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 柳川 明 神奈川県横浜市都筑区富士見が丘5−3

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬粉が収容される薬粉収容室を有する投
    薬器本体と、該投薬器本体と連通し、供給弁を介して空
    気を吐出するポンプ部と、該ポンプ部から薬粉収容室内
    に向け前記投薬器本体に形成された空気流通路と、前記
    投薬器本体と連通し、該空気流通路を介して供給される
    空気により前記薬粉収容室内の薬粉を噴霧する薬粉噴霧
    部と、前記空気流通路の途中に設けられ、該薬粉噴霧部
    から前記供給弁側への空気の逆流を抑制する空気逆流抑
    制部とから構成してなる投薬器。
  2. 【請求項2】 前記空気逆流抑制部は、ポンプ部側が低
    抵抗となり、薬粉収容室側が高抵抗となるように空気の
    流通抵抗を変化させる構成としてなる請求項1に記載の
    投薬器。
  3. 【請求項3】 前記空気逆流抑制部は、ポンプ部側を円
    形穴とし、薬粉収容室側を非円形穴とすることにより構
    成してなる請求項1に記載の投薬器。
  4. 【請求項4】 前記空気逆流抑制部は、ポンプ部側を単
    一穴とし、薬粉収容室側を多孔穴とすることにより構成
    してなる請求項1に記載の投薬器。
  5. 【請求項5】 前記空気逆流抑制部は、ポンプ部側の通
    路断面積を大とし、薬粉収容室側の通路断面積を小とす
    ることにより構成してなる請求項1に記載の投薬器。
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