JPH08189333A - 送風機の吸入口取付用サイレンサ - Google Patents

送風機の吸入口取付用サイレンサ

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JPH08189333A
JPH08189333A JP33837194A JP33837194A JPH08189333A JP H08189333 A JPH08189333 A JP H08189333A JP 33837194 A JP33837194 A JP 33837194A JP 33837194 A JP33837194 A JP 33837194A JP H08189333 A JPH08189333 A JP H08189333A
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Hiroki Uomoto
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風機の吸入口に取り付けるサイレンサを簡
易な構造にしつつ、その減音効果の増大とサイレンサの
装着姿勢の選択の自由度を向上させること。 【構成】 一端が吸引孔5として開口され他端を閉止さ
せた筒状体6と、その筒状体6に裏張りした吸音材7と
によってサイレンサ本体4を構成する。筒状体6の底部
近傍の筒壁6aに導出孔8が形成され、その導出孔8に
連なる導出通路9を形成した導出筒10が設けられる。
導出筒10の接続フランジ11には、吸入口2の周方向
に対するサイレンサ本体4の姿勢を変更することができ
るボルト締結孔12,12が複数設けられる。サイレン
サ本体4の送風機への取付姿勢を選択して導出筒10を
吸入口に固定する。吸入口のファンノイズは、導出通路
9,導出孔8,サイレンサ本体4内の導出通路3を経て
吸引孔5から放出されるまでの曲がった経路をたどるこ
とによって、また、その間の吸音材7により減音され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は送風機の吸入口取付用サ
イレンサに係り、詳しくは、遠心式送風機などの吸入口
に取り付けられ、吸入外気を流通させると同時に吸入口
から外部へ放出されるファンノイズを減音するためのサ
イレンサ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】送風機から発生する騒音は、ファンロー
タを回転させる電動機等の駆動音とファンブレードが吸
入空気を加圧する際の流体音とが主たるものである。電
動機の駆動音は一般に低く抑えるような対策が従来から
施されているが、ファンノイズには空気力学的要素が影
響するので抑制は容易でない。そのファンノイズは吐出
口のみならず吸入口からも放出されることになるが、吐
出口からのノイズは加圧流に伴われて送風対象の装置や
機器類に送り出されるので問題となることは多くない。
一方、吸入外気の流れに逆らって吸入口から放出される
ファンノイズはしばしば室内環境などを悪化させる騒音
問題をもたらす。
【0003】このようなことから、吸入口側におけるノ
イズの放散を抑制するため、吸入口にサイレンサを取り
付けることがある。このような吸入口取付用サイレンサ
においては、減音効果を発揮させるだけでなく所定の吸
気量を確保することができるものでなければならず、送
風機の性能に制限を加えたりファン効率の低下を招かな
いように配慮しておく必要がある。
【0004】図12は直進吸気式のサイレンサ30の例
であり、一端が吸引孔31として開口し内部に導入通路
32を形成する円筒管33と、その外部の大部分を覆う
外管34とからなる二重管構造となっている。その外管
34と円筒管33との間には吸音材35が介装され、円
筒管33の周囲には多数の減音孔33a,33aを設け
て、円筒管33の他端が接続フランジ36を介して送風
機1の吸入口2に取り付けられる。このような構造のサ
イレンサ30においては、矢印37の方向から吸引され
た外気は円筒管33を流通して吸入口2へ向かう一方、
吸入口2から外部に放出されるファンノイズは、導入通
路32を通過する間に減音孔33aを経て吸音材35に
より減音される。
【0005】図13は折曲通路を有したサイレンサ40
の例である。これは、吸入口2に取り付けられる接続フ
ランジ36を備え他端が開口する内筒41と、この内筒
41の大部分を覆う外筒42とからなる。内筒41に図
示しないステーを介して支えられた外筒42における内
筒41の対面する部分は閉止されているが、吸入口側は
大きく開口している。そして、内筒41の外面および外
筒42の内面全体には吸音材35A,35Bが張付さ
れ、送風機1のケーシング43と外筒42との間から矢
印44のように外気が吸入されると、外筒42と内筒4
1との間の導入通路45を通過して内筒41で曲がった
後に吸入口2へ向かう構造となっている。吸入口2から
外部に放出されるファンノイズは、内筒41の開口に対
面する外筒42に張られた吸音材35Bによって減音さ
れると共に、導入通路45を通過する間も通路周囲の吸
音材35A,35Bによって減音される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した図12の例に
おいては、サイレンサ30が吸入口2から直線的に延び
るので、送風機の設置に大きなスペースが必要とされ
る。そして、送風機吸入口2の正面にダクト類が配管さ
れていたり他の装置が設置されていたりすると、サイレ
ンサ開口からの外気の吸引が阻害されるようなことが起
こる。一方、図13の例においては、送風機と略同じ程
度の嵩張りを有した外筒42が送風装置全体の大型化を
余儀なくさせる。また、吸引部が環状をなして上下左右
に開口した恰好となるため、粉塵等が送風機の設置部近
傍に散在しているような環境の悪いところでは、吸引外
気に粉塵等が伴われやすくなるといった難点がある。さ
らに、送風量を調節するため吸入量を変更させるダンパ
を取り付けることも構造的に容易でない。
【0007】ところで、ダクト配管などにおいて流れの
方向転換のために、例えば図5中の右にCとして小さく
表した単純な形状のエルボが使用される。このエルボは
その中を気体が通過するとき若干の減音をなすことが知
られている。しかし、そのエルボを送風機の吸入口に取
り付けてサイレンサとして適用しても、その滑らかな曲
がり形状のために減音効果はさほど向上しないのが通常
である。また、エルボの内部曲面に沿ってシート状の吸
音材を張ることは難しくまた多大の手間を要する。した
がって、エルボタイプのサイレンサとするにしても、吸
音材を張付しやすくするだけでなく、減音効果のより一
層の向上を図る対策の施されることが必要である。
【0008】本発明は上記した背景に鑑みなされたもの
で、その目的は、送風機の性能やファン効率等の低下を
招くことなくファンノイズを送風機の設置環境で許容さ
れる程度に減音することができること、送風機の吸入口
に取り付けた場合のサイレンサのコンパト化が図られる
こと、サイレンサの吸引開口位置を所望する方向へ容易
に取付変更できること、また、風量調整用のダンパを必
要に応じて取り付ける場合には、そのダンパの装着が容
易な構造となることを実現した送風機の吸入口取付用サ
イレンサを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、吸入口の半径
方向へ延びる導入通路を経て外気が吸引されるように送
風機吸入口に取り付けられ、その吸入口から導入通路を
介して外部へ放出されるファンノイズを減音するサイレ
ンサ装置に適用される。その特徴とするところは、図1
を参照して、導入通路3を形成するサイレンサ本体4
は、一端を吸引孔5として開口する一方で他端を開口さ
せない筒状体6と、その筒状体6に裏張りされた吸音材
7とを備える。筒状体6の底部近傍の筒壁6aには、吸
引孔5から導入通路3を経て吸入口2(図4参照)へ外
気を流通させる導出孔8が形成されると共に、その導出
孔8に連なる導出通路9を内部に形成して吸入口2に接
続される導出筒10が設けられる。そして、導出筒10
の接続フランジ11には、吸入口2の周方向に対するサ
イレンサ本体4の姿勢を変更することができるボルト締
結孔12,12が複数設けられていることである。
【0010】図2を参照して、導出筒10は、導出孔8
に連なる導出通路9を形成した案内筒10Aと、その案
内筒10Aに嵌着され導出通路9の長さL9 を変更でき
るように摺動変位することができる接続筒10Bとを有
している。
【0011】図3を参照して、筒状体6の導出筒10よ
りも底部側には、筒壁6aを取り巻いて嵌着され、導入
通路3の長さL3 を変更できるように摺動変位させるこ
とが可能な摺動筒6Aが備えられている。
【0012】図9を参照して、筒状体6内における導出
孔8の対面側には、反射波をファンノイズに干渉させる
減音板21が設けられる。
【0013】図10を参照して、減音板21は、導出孔
8に対面する筒状体6の筒壁6aに設けた側部開口6m
に対して進退可能に嵌装されて、その減音板21を導出
孔8に対して離接調整することができる減音板装着体2
2に取り付けられる。
【0014】図7を参照して、導入通路3を形成するサ
イレンサ本体4は、両端が開口しない筒状体6と、その
筒状体6に裏張りされた吸音材7とを備える。筒状体6
の底部近傍の筒壁6aには、吸入口2へ外気を流通させ
る導出孔8が形成されると共に、その導出孔8から導入
通路3の延びる方向に偏位して導出孔8とは反対側の筒
壁6cに吸引孔5が開口される。そして、導出孔8の周
囲の筒壁6aには、吸入口2の周方向に対するサイレン
サ本体4の姿勢を変更することができるボルト締結孔1
2,12が複数設けられている。
【0015】図8を参照して、筒状体6は、導出孔8を
備えて導入通路3の基部側空間3Mを形成する基部側筒
6Mと、吸引孔5を備えて導入通路3の先端側空間3N
を形成し基部側筒6Mから進退可能で吸引孔5を導出孔
8に対して離接調整することができる先端側筒6Nとを
有する。
【0016】図9を参照して、筒状体6内における導出
孔8の対面側に、反射波をファンノイズに干渉させる減
音板21が取り付けられる。
【0017】図10を参照して、減音板21は、導出孔
8に対面する筒状体6の筒壁6aに設けた側部開口6m
に対して進退可能に嵌装されてその減音板21を導出孔
8に対して離接調整することができる減音板装着体22
に取り付けられている。
【0018】
【作用】請求項1の発明では、まず、サイレンサ本体4
を所望する姿勢にして、図4のように、接続フランジ1
1のボルト締結孔12,12を吸入口2のボルト孔に合
わせ、導出筒10を吸入口2に取り付ける。送風機を駆
動すると、吸引孔5,導入通路3,導出孔8および導出
通路9を経て外気が吸入口2に吸引され、加圧した空気
が送風機から吐出される。一方、ファンノイズは逆の経
路をたどって吸引孔5から放出される。その際に、L字
状に通過することになるので、導出孔8から導入通路3
に入ったノイズは筒状体6の奥まったところで拡散した
り停滞して吸音材7により減音される。導入通路3を通
過するときも、吸音材7によってさらに減音される。
【0019】請求項2においては、導出筒10を構成す
る接続筒10Bを案内筒10Aに対して進退させ、導出
通路9の長さL9 を変更し、減音効果の最も大きいとこ
ろを選定する。
【0020】請求項3においては、筒状体6の底部近傍
を構成する摺動筒6Aを変位させ、導入通路3の長さL
3 を変更し、減音効果の最も大きいところを選定する。
【0021】請求項4においては、吸入口2から放出さ
れるファンノイズが導出孔8から導入通路3に入った時
点で導出孔8に対面する減音板21に当たって反射す
る。この反射波が後続のファンノイズと干渉して減音効
果が高められる。
【0022】請求項5においては、筒状体6の筒壁6a
に設けた側部開口6mに対して減音板装着体22を進退
させ、導出孔8から減音板21までの長さを変更し、減
音効果の最も大きいところを選定する。
【0023】請求項6において、ファンノイズは導出孔
8から導入通路3に入る際に曲進する。さらに、導入通
路3から吸引孔5へ向かうときも曲げられる。その伝播
経路が複雑となるのでその都度ノイズが攪乱され、ま
た、吸音材7によって減音される。
【0024】請求項7においては、筒状体6を構成する
先端側筒6Nを基部側筒6Mに対して進退させ、導出孔
8から吸引孔5までの偏位量を増減する。すなわち、導
入通路3の長さを変更し、減音効果の最も大きいところ
を選定する。
【0025】請求項8においては、請求項4と同じく、
ファンノイズが導出孔8から導入通路3に入った時点で
導出孔8に対面する減音板21に当たって反射する。こ
の反射波の干渉効果によって減音を促進する。
【0026】請求項9においても、請求項5と同様に、
減音板装着体22を進退させ、導出孔8から減音板21
までの長さを変更して、減音効果の最も大きいところを
選定する。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、ファン効率や送風機の
性能特性を犠牲にすることなく、ファンノイズを可及的
に低減することができる。吸引孔の開口を所望する方向
にすることが可能であり、周辺装置類により外気の吸引
が邪魔されるようなことを回避することができる。サイ
レンサ本体は筒状体であり、送風機に取り付けても嵩張
ることがない。また、吸引孔は単純な形状であって、風
量調整用のダンパを装着することも容易となる。
【0028】導出筒を案内筒と接続筒とから形成してお
けば、導出通路の長さを任意に変更して、減音効果を高
くすることができる。
【0029】筒状体の底部側に摺動筒を設けておけば、
導入通路の長さを変更して、減音作用を向上させること
ができる。
【0030】導出孔の対面する位置に減音板を配置して
おけば、ファンノイズを反射波と干渉させて減音効果を
助長することができる。
【0031】減音板を進退可能な減音板装着体に取り付
けておくと、反射波による干渉が最も効果的に発揮させ
る配置とすることができる。
【0032】筒状体の両端を閉止して、導出孔と吸引孔
とを平行かつ導入通路の延びる方向に偏位させておく
と、ファンノイズが曲折するようなZ字状の経路をたど
ることになり、減音作用が助長される。
【0033】筒状体を基部側筒と基部側筒から形成する
と、導入通路の長さを変えることができ、ファンノイズ
を低減させるにふさわしい導入通路の長さを選定するこ
とができる。
【0034】略Z字状経路をたどる構造においても、導
出孔の対面する位置に減音板を配置すれば、ファンノイ
ズを反射波によって減音させることができる。
【0035】減音板を進退可能な減音板装着体に取り付
ければ、反射波による最も効果的な干渉作用を発揮さ
せ、減音効果の増大を図ることができる。
【0036】
【実施例】以下に、本発明に係る送風機の吸入口取付用
サイレンサを、その実施例を表した図面をもとに詳細に
説明する。図1は配管用エルボに類似した形状のサイレ
ンサの例であって、曲がった通路を通過する間に減音効
果を発揮させるようにしたものである。これは、図4に
示すように、送風機1の吸入口2の半径方向へ延びる導
入通路3を経て外気が吸引されるようになっており、吸
入口2から導入通路3を介して外部へ放出されるファン
ノイズを減音することができるように吸入口2に取り付
けられる。
【0037】上記の導入通路3は図1に示すようにサイ
レンサ本体4に形成され、このサイレンサ本体4は、一
端が吸引孔5として開口する一方で他端を開口させない
ように密閉した円形もしくは図4に示した楕円形の断面
の筒状体6と、それに裏張りされた吸音材7とを備えて
いる。この筒状体6の底部近傍の筒壁6aには、吸引孔
5から導入通路3を経て送風機の吸入口へ外気を流通さ
せる円形の導出孔8が設けられ、そして、導出孔8に連
なる導出通路9を内部に形成して吸入口に接続される導
出筒10が枝設されている。上記の吸音材7は例えば多
孔質のウレタンもしくはグラスウールなどであり、その
厚状のシートが吸引孔5を形成した筒径の狭められてい
る部分、導出孔8が開口する部分や導出筒10の内面を
除いて、両面接着テープ等によって張り付けられてい
る。なお、図示しないが、導出筒10の内面にも必要に
応じて吸音材を張付しておくことは差し支えない。
【0038】上記のサイレンサ本体4は、筒状体6およ
び導出筒10を一体にして製作された金属製もしくは樹
脂製である。これは、略L字状をなしてエルボに類似す
る形状となっているが、導出筒10は筒状体6の底部に
近くに配置されるものの、導入通路3の下部位には若干
の淀み空間3aが確保されている。それゆえ、図示しな
い吸入口から放出されるファンノイズは導入通路3の奥
まった部分で拡散されかつ停滞し、その周囲の吸音材7
によって減音されやすくなっている。導出筒10は送風
機の吸入口にサイレンサ本体4を取り付けるために、そ
の端部には接続フランジ11が形成されるが、その接続
フランジ11にボルト締結孔12,12が複数設けられ
ている。これによって、サイレンサ本体4の姿勢を吸入
口の周方向に対して簡単に変更することができる。すな
わち、吸入口の周囲には90度間隔に4つのボルト孔が
設けられる一方、接続フランジ11にも4つもしくは8
つのボルト締結孔12が形成され、双方の孔を合わせれ
ば、サイレンサ本体4を図4のように垂直に取り付けた
り、図示しないが斜めにしたり水平な姿勢にしておくこ
とができる。
【0039】ところで、上記の例は筒状体6が定形をな
しているが、減音効果は吸音材7によるだけでなく、導
出通路9の直径に対する導入通路3の直径比、導入通路
3の長さ比、淀み空間3aの深さ比や、導出通路3の長
さに対する導入通路3の直径比、導入通路3の長さ比、
淀み空間3aの深さ比などに関連する。しかし、それら
を定性的に規定することは一概にできず、また、送風量
の多少やファンノイズの周波数特性によっても減音効果
が異なる。それゆえ、サイレンサを送風機に装着したう
えで、個々の送風機やその運転状態に応じて減音効果の
多少を確認できるようにすることが望ましい。以上のこ
とを考慮して、以下のように可能な限り変化させること
ができる構造にしておくことが好ましい。
【0040】図2は導出通路9の長さL9 を変更できる
ようにした例であり、その導出筒10は、導出孔8に連
なる導出通路9を形成した案内筒10Aと、この案内筒
10Aに嵌着されて摺動変位することができる接続筒1
0Bとを有した構造となっている。図示の例では接続筒
10Bが案内筒10Aに外嵌され、接続筒10Bに吸入
口の方向へ延びる長孔13を形成しておき、案内筒10
Aに設けたねじ孔14に対して、仮想線で示すように、
接続筒10Bの位置が変えられるようになっている。な
お、接続筒10Bの先端には接続フランジ11が設けら
れ、前述したごとく吸入口の周方向に対するサイレンサ
本体4の姿勢を適宜選択して送風機に取り付けられるよ
うになっていることは言うまでもない。
【0041】図3の例は導入通路3の長さL3 を変更で
きるものであり、筒状体6における導出筒10よりも底
部側には、筒壁6aを取り巻いて嵌着し摺動変位させる
ことができる有底の摺動筒6Aが備えられている。この
摺動筒6Aは図2と同じ構造によって位置を変えれば、
淀み空間3aを増減させることができる。
【0042】以上のような構成のサイレンサは、図4に
示すように、吸引孔5での外気の吸入が周囲に配置した
装置類に阻害されない方向や、ファンノイズが直接放出
されても差し支えのない向きとなるように筒状体6の姿
勢を選んで、接続フランジ11のボルト締結孔12を用
いて導出筒10を吸入口2に接続する。送風機を駆動す
れば、吸引孔5から導入通路3に入った外気は導出通路
9を経て吸入口2に吸気され、ファンによって加圧され
た空気が吐出口15から送り出される。一方、ファンノ
イズは吸入口2から導出通路9を経て導入通路3に入
り、吸引孔5から放出される。その際にノイズはL字状
の経路をたどり、まずは、導出孔8から導入通路3に至
ると筒状体6の奥まったところで拡散したり停滞し、吸
音材7によって減音される。そして、導入通路3を通過
する間も、吸音材7によってさらに減音される。
【0043】図5は導入通路3の延長線において吸引孔
5から1m離れた場所でのノイズレベルを測定したデー
タであり、ノイズ周波数ごとの音圧レベルを示す。サイ
レンサの個々の寸法は割愛するが、波形Aは図1のサイ
レンサのデータであってトータル音圧は75.2dBで
あり、参考までに掲げた二点鎖線の波形Cで示すエルボ
パイプの85.4dBに対して約10dBの減少が見ら
れた。ちなみに、図1の筒状体6に吸音材7を裏張りし
なかった一点鎖線の波形Bに示す場合は82.2dBで
あり、吸音材7の効果も明瞭であることが把握される。
一方、波形Bと波形Cとを比較しても分かるように、淀
み空間3aを備える筒状体と曲がり部が滑らかなエルボ
パイプとの間にも明らかに減音量の差がある。なお、3
kHzを越える周波数帯域での音圧レベルはトータルレ
ベルに対する影響が少なく、0.3kHzないし2.5
kHz程度の周波数帯域でのレベルがノイズの強弱を左
右していることが分かる。
【0044】ところで、減音が十分でない場合には、図
2や図3のような構造もしくはそれらを複合した構造の
ものを採用し、送風機を実働させながら、導出通路9の
長さL9 や導入通路3の長さL3 を変更して、最も大き
い減音量が得られるように調整すればよい。ちなみに、
送風機の性能は風量の増加に伴って加圧力の低下するこ
とが知られている。したがって、最も効率よい条件で作
動させることが好ましいが、送風機が適用される設備に
よっては、送風機の最適運転から少し離れたところでの
風量が採用される場合も多い。そのような場合に、電動
機の複雑な回転制御を避けて吸入口にダンパを設置する
ことがある。上記したいずれの例においても、吸引孔5
に図4に示すようなディスクダンパ16を取り付けてお
くことができ、その開口度を簡単に変化させることがで
きる。
【0045】図6は、風量調整用のダンパを導出孔8と
導出通路9との境界部分に設けた例である。すなわち、
筒状体6における導出筒10の位置する側の筒壁6bの
外面に、導出孔8の開口を含んで導入通路3の延びる方
向に沿った案内溝17を形成する案内カバー18が取り
付けられる。その案内溝18にはダンパプレート19が
摺動変位可能に装着され、導出孔8の開口度を変更する
ことができるようになっている。なお、案内カバー18
が筒状体6に取り付けられるため、導出筒10は案内カ
バー18の外面に設けられている。
【0046】この例においても図2や図3の構造を適用
しておくことができるのは述べるまでもない。図1の構
造であればそのまま送風機に取り付け、図2や図3の構
造を採用する場合には最大減音量が得られるように調整
される。上記した案内カバー18は筒状体6に沿うよう
に曲げられており、導出通路9における筒状体側の開口
9aと導出孔8との間に無用の隙間が生じないようにし
て、曲面を持ったダンパプレート19により風量調整す
ることができる。なお、ダンパプレート19は操作レバ
ー20を回して固縛を緩めたり、図示しない先端のねじ
部の螺進によって固定することができる。ダンパプレー
ト19の上下の移動は把手19aにより簡単に操作する
ことができる。
【0047】上記した吸入口から導出通路9を経て導入
通路3に入るファンノイズは、以下の構成によっても減
音量の促進を図ることができる。筒状体6を矩形断面に
しておき、導出孔8に対面する筒壁内面に、後述する例
である図9に表したように、ファンノイズの反射波を後
続のノイズ波に干渉させる減音板21を設けておくこと
ができる。その減音板21は反射率の高い金属プレート
が使用されるが、その部位に吸音材7が張付されないこ
とは言うまでもない。なお、筒状体6の筒壁内面自体に
反射効果が期待できる場合は、筒壁を直接減音板として
機能させてもよい。吸入口から出たファンノイズの大部
分が減音板21に衝突して反射すると、その反射波がノ
イズ波と干渉して減音される。ちなみに、図10のよう
に、筒壁に側部開口6mを設けておき、その側部開口6
mに取り付けたフランジ6nに対して進退可能に減音板
装着体22を嵌装させ、その前面に減音板21を取り付
けておくこともできる。減音板装着体22の固定位置を
変えれば減音板21を導出孔8に対して離接させること
ができ、干渉作用が強く働く位置を見出すことができ
る。
【0048】以上は、吸引孔5が筒状体6の先端部に設
けられ、導入通路3からのファンノイズを直進させて放
出する形態であったが、以下に、吸引孔5を筒状体6の
先端部側面の筒壁に設けた例を説明する。図7(b)に
おいては、筒状体6が両端を開口させない構造となって
いる。筒状体6の底部近傍の筒壁6aに導出孔8が形成
されることは前述の例と同じであるが、吸引孔5は導出
孔8から導入通路3の延びる方向に偏位して、その導出
孔8とは反対側の筒壁6cに開口されている。したがっ
て、筒状体6に裏張りされる吸音材7は、吸引孔5と導
出孔8との部分で除かれる。なお、この例においては、
導出筒は設けられておらず、筒状体6を送風機に直接取
り付けるようにしているので、ボルト締結孔12,12
は導出孔8の周囲に設けられ、前述と同じく吸入口の周
方向に対するサイレンサ本体4の姿勢を変更して取り付
けることができるように複数配置されている。
【0049】上記の筒状体6すなわち導入通路3の横断
面は矩形状をなしているが、吸引孔5に対面する筒壁6
dは傾斜されている。これは、導出筒が設けられず筒状
体6を吸入口に直接取り付ける形態では、その部分が送
風機の渦巻室を形成するケーシングの膨らみと干渉する
ことがあり、それを避けるためである。この筒状体6の
正面は図7の(a)のように長円形とされているが平面
をなしているので、吸引孔5にディスクダンパ16を取
り付けることも極めて容易である。ちなみに、(b)に
おいて、吸引孔5にはホッパ23が開口フランジ24に
挟まれて固定され、吸引孔5からの外気の流入を滑らか
なものとなるように、また、導入通路3から吸引孔5を
経たファンノイズの放出を抑制するように寄与させてい
る。上記のディスクダンパ16は、その開口フランジ2
4の頂部の一箇所でボルト止めしておけば、(a)中の
仮想線で示すように簡単に開度変化の操作をすることが
できる。
【0050】この種のサイレンサにおいても、図3の例
に類似して、導入通路3の長さL3を変更するようにし
てもよい。図8では、筒状体6が、導出孔8を備えて導
入通路3の基部側空間3Mを形成する基部側筒6Mと、
吸引孔5を備えて導入通路3の先端側空間3Nを形成し
て基部側筒6Mから進退可能で吸引孔5を導出孔8に対
して離接調整することができる先端側筒6Nとからなっ
ている。すなわち、導出孔8は送風機の吸引孔に対応す
る位置に存在するが、吸引孔5を吸入口に対して偏位し
た所望する位置に開口させることができる。これは、基
部側筒6Mに設けた長孔13を用いて先端側筒6Nを仮
想線の位置から実線のように引き伸ばすことにより実現
される。
【0051】このような例においても、図9の(a)に
示すように、筒状体6における導出孔8と対面する側に
ファンノイズの反射波を干渉させる減音板21を設けた
り、それを図10のように、側部開口6mで進退する減
音板装着体22に取り付けておくことができる。もちろ
ん、減音板21を、図9の(b)に示すように、導出孔
8に対面する全面に広がるように大きくしておいてもよ
い。この減音板21の大きさや導出孔8と吸引孔5まで
の偏位間隔L5 は、送風機に応じてまた周囲の各種装置
の配置に応じて個々に選択すればよい。以上の図7以降
の例において、ファンノイズは略Z状の経路をたどって
吸引孔5から放出されるので、その伝播経路が複雑とな
ってノイズの攪乱や停滞が助長され、また、その間に吸
音材7による減音効果が促進されやすくなる。なお、筒
状体6の断面を円形や楕円形にしておくこともできる
が、導出孔8の対面側が平板状である場合には、筒壁の
内面を直接減音板として機能させることもできる。
【0052】上記した例は送風機に直結されるものであ
るが、図4の例などと同じく図11に示すように、導出
孔8に連なる導出通路9を内部に形成して吸入口2に接
続される導出筒10を設けておき、ボルト締結孔12を
導出筒10の接続フランジ11に形成しておいてもよ
い。このような構造のサイレンサを図示したごとく水平
な姿勢としたり斜めや垂直となるように取り付けること
ができる。なお、図7以降には淀み空間3a(図1を参
照)が大きく描かれていないが、それを大きく確保する
ようにしてもよいことは言うまでもない。以上の説明か
ら分かるように、いずれのサイレンサにおいても簡易な
構造であり、しかも、減音効果の増大とサイレンサの装
着姿勢の選択の自由度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るエルボ類似構造の吸入口取付用
サイレンサの全体縦断面図。
【図2】 導出通路の長さを変更できるようにした例の
断面図。
【図3】 導入通路の長さを変更できるようにした例の
断面図。
【図4】 サイレンサを送風機に取り付けた状態の斜視
図。
【図5】 サイレンサから放出されるノイズ特性のデー
タの一例を示したグラフ。
【図6】 ダンパプレートを導出孔に設けたサイレンサ
の斜視図。
【図7】 吸引孔を筒状体先端部の側部筒壁に設けたサ
イレンサであり、(a)は正面図、(b)は縦断面図。
【図8】 導入通路の長さを変更できるようにした例の
断面図。
【図9】 減音板を設けた例で、(a)は導出孔よりも
小さい減音板を配置した装着図。(b)は導出孔と同等
以上に大きい減音板を取り付けた場合の装着図。
【図10】 減音板を変位可能とした構造の断面図。
【図11】 サイレンサを送風機に水平に取り付け状態
の斜視図。
【図12】 従来技術である直進放出型のサイレンサを
送風機に装着した斜視図。
【図13】 折曲通路を有した従来のサイレンサを送風
機に取り付けた場合の斜視図。
【符号の説明】
1…送風機、2…吸入口、3…導入通路、3M…基部側
空間、3N…先端側空間、4…サイレンサ本体、5…吸
引孔、6…筒状体、6A…摺動筒、6M…基部側筒、6
N…先端側筒、6a,6b…筒壁、6m…側部開口、7
…吸音材、8…導出孔、9…導出通路、10…導出筒、
10A…案内筒、10B…接続筒、11…接続フラン
ジ、12…ボルト締結孔、21…減音板、22…減音板
装着体。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸入口の半径方向へ延びる導入通路を経
    て外気が吸引されるように送風機吸入口に取り付けら
    れ、該吸入口から前記導入通路を介して外部へ放出され
    るファンノイズを減音するサイレンサ装置において、 前記導入通路を形成するサイレンサ本体は、一端を吸引
    孔として開口する一方他端を開口させない筒状体と、該
    筒状体に裏張りされた吸音材とを備え、 前記筒状体の底部近傍の筒壁には、前記吸引孔から前記
    導入通路を経て前記吸入口へ外気を流通させる導出孔が
    形成されると共に、該導出孔に連なる導出通路を内部に
    形成して前記吸入口に接続される導出筒が設けられ、 該導出筒の接続フランジには、前記吸入口の周方向に対
    する前記サイレンサ本体の姿勢を変更することができる
    ボルト締結孔が複数設けられていることを特徴とする送
    風機の吸入口取付用サイレンサ。
  2. 【請求項2】 前記導出筒は、前記導出孔に連なる前記
    導出通路を形成した案内筒と、該案内筒に嵌着され前記
    導出通路の長さを変更できるように摺動変位することが
    できる接続筒とを有することを特徴とする請求項1に記
    載された送風機の吸入口取付用サイレンサ。
  3. 【請求項3】 前記筒状体の前記導出筒よりも底部側に
    は、筒壁を取り巻いて嵌着され、前記導入通路の長さを
    変更できるように摺動変位させることが可能な摺動筒が
    備えられていることを特徴とする請求項1に記載された
    送風機の吸入口取付用サイレンサ。
  4. 【請求項4】 前記筒状体内における前記導出孔の対面
    側に、反射波をファンノイズに干渉させる減音板が設け
    られていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれかに記載された送風機の吸入口取付用サイレン
    サ。
  5. 【請求項5】 前記減音板は、前記導出孔に対面する前
    記筒状体の筒壁に設けた側部開口に対して進退可能に嵌
    装されて該減音板を前記導出孔に対して離接調整するこ
    とができる減音板装着体に取り付けられていることを特
    徴とする請求項4に記載された送風機の吸入口取付用サ
    イレンサ。
  6. 【請求項6】 吸入口の半径方向へ延びる導入通路を経
    て外気が吸引されるように送風機吸入口に取り付けら
    れ、該吸入口から前記導入通路を介して外部へ放出され
    るファンノイズを減音するサイレンサ装置において、 前記導入通路を形成するサイレンサ本体は、両端が開口
    しない筒状体と、該筒状体に裏張りされた吸音材とを備
    え、 前記筒状体の底部近傍の筒壁には、前記吸入口へ外気を
    流通させる導出孔が形成されると共に、該導出孔から前
    記導入通路の延びる方向に偏位して導出孔とは反対側の
    筒壁に吸引孔が開口され、 前記導出孔の周囲の筒壁には、前記吸入口の周方向に対
    する前記サイレンサ本体の姿勢を変更することができる
    ボルト締結孔が複数設けられていることを特徴とする送
    風機の吸入口取付用サイレンサ。
  7. 【請求項7】 前記筒状体は、前記導出孔を備えて前記
    導入通路の基部側空間を形成する基部側筒と、前記吸引
    孔を備えて前記導入通路の先端側空間を形成し前記基部
    側筒から進退可能で前記吸引孔を前記導出孔に対して離
    接調整することができる先端側筒とを有することを特徴
    とする請求項6に記載された送風機の吸入口取付用サイ
    レンサ。
  8. 【請求項8】 前記筒状体内における前記導出孔の対面
    側に、反射波をファンノイズに干渉させる減音板が取り
    付けられていることを特徴とする請求項6または請求項
    7に記載された送風機の吸入口取付用サイレンサ。
  9. 【請求項9】 前記減音板は、前記導出孔に対面する前
    記筒状体の筒壁に設けた側部開口に対して進退可能に嵌
    装されて該減音板を前記導出孔に対して離接調整するこ
    とができる減音板装着体に取り付けられていることを特
    徴とする請求項8に記載された送風機の吸入口取付用サ
    イレンサ。
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