JP3009465U - 送風機用消音器及び送風機 - Google Patents

送風機用消音器及び送風機

Info

Publication number
JP3009465U
JP3009465U JP1994011859U JP1185994U JP3009465U JP 3009465 U JP3009465 U JP 3009465U JP 1994011859 U JP1994011859 U JP 1994011859U JP 1185994 U JP1185994 U JP 1185994U JP 3009465 U JP3009465 U JP 3009465U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
silencer
air
face plate
tubular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994011859U
Other languages
English (en)
Inventor
珪三 西村
正市 上倉
Original Assignee
西村電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 西村電機株式会社 filed Critical 西村電機株式会社
Priority to JP1994011859U priority Critical patent/JP3009465U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3009465U publication Critical patent/JP3009465U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 風量調節機能を有する小型の送風機用消音器
及びそれを用いた送風機を提供する。 【構成】 消音筐体3は底部31の内面及び筒部32の
内面に消音部材33が取付けられ、底部31と対向する
面側に面板34及び案内筒部35を有する。面板34は
底部31から間隔を隔てて配置されると共に、筒部32
の内部に連なる空気取入れ口36を有する。案内筒部3
5は面板34に起立して設けられている。筒体4は他端
部側から案内筒部35の内部に摺動可能に挿入されてい
る。風量調節機構5は、消音筐体3を、筒体4の軸方向
b1、b2に摺動させ、それによって空気取入れ口36
から筒体4の結合端部41に至る空気通路aにおける通
過風量を調節する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、送風機用消音器及び送風機に関する。
【0002】
【従来の技術】
送風機において、その空気吸入口に消音器を取付け、送風機の動作時に発生す る騒音を低減させる技術は、例えば、実公昭45ー12292号公報、実公昭5 1ー33372号公報、実公昭47ー14044号公報、実公昭45ー1229 3号公報等に見られるように、従来より種々提案され実用に供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、これらの公知文献に記載される如く、従来の消音器は、消音のために のみ備えられる。送風機の風量調節が必要なときは、バタフライダンパーや、ブ レードダンパーを、別途、設置するのが通例であった。このため、消音器とダン パーとを送風機に取付ける必要があり、送風機の全体形状が大型化し、送風機設 置に要する占有面積が増えると共に、送風機のコストアップを招くという問題点 があった。更に、ダンパーを送風機の空気吸入側に設置した場合は、特に、ダン パー内に発生する乱流によって、騒音が新たに発生し、消音器を取付けた意味が 損なわれると共に、空気吸入効率が乱流のために低下してしまうという問題点も あった。
【0004】 本考案の課題は、風量調節機能を有する小型の送風機用消音器及びそれを用い た送風機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本考案に係る送風機用消音器は、消音筐体と、 筒体と、風量調節機構とを有する。前記消音筐体は、底部及び前記底部上に起立 する筒部を有すると共に、前記底部と対向する面側に面板及び案内筒部を有し、 更に、前記筒部の内部に連なる空気取入れ口を有し、内面に消音部材が貼りつけ られている。前記面板は、前記底部から間隔を隔てて配置されると共に、前記筒 部によって支持されている。前記案内筒部は、前記面板に起立して設けられてい る。前記筒体は、一端側に前記送風機と結合される結合端部を有し、他端部側か ら前記案内筒部の内部に摺動可能に挿入されている。前記風量調節機構は、前記 消音筐体を、前記筒体の軸方向に摺動させ、それによって前記空気取入れ口から 前記筒体の前記結合端部に至る空気通路における通過風量を調節する。
【0006】
【作用】
消音筐体は底部と対向する面側に面板及び案内筒部を有すると共に、空気取入 れ口を有しており、面板は底部から間隔を隔てて配置されており、案内筒部は面 板に起立して設けられている。筒体は一端側に送風機と結合される結合端部を有 し、他端側から案内筒部の内部に挿入されている。従って、空気取入れ口、消音 筐体の内部及び筒体の内部を通り、筒体の結合端部に至る空気通路が形成される 。
【0007】 消音筐体は、底部及び底部上に起立する筒部を有し、底部の内面及び筒部の内 面に消音部材が取付けられているから、消音筐体の空気取入れ口から、その内部 に入り、更に筒体の内部を通って、送風機との結合端部に至る空気通路を、空気 が流れる際に発生する騒音が、消音部材によって低減される。
【0008】 風量調節機構は、案内筒部に摺動可能に挿入された筒体上で、消音筐体を、筒 体の軸方向に摺動させる。これにより、消音筐体の底部に設けられた消音部材と 、筒体の先端部との間の間隔が調整され、それによって空気取入れ口、消音筐体 の内部及び筒体の内部を通り、筒体の結合端部に至る空気通路における風量が調 節される。このため、消音と共に、風量調節の可能な消音器が得られる。しかも 、風量調節に当って、案内筒部に摺動可能に挿入された筒体上で、消音筐体を、 筒体の軸方向に摺動させるから、バタフライダンパー、ブレードダンパー等とは 異なり、乱流による騒音を発生することがない。
【0009】
【実施例】
図1は本考案に係る送風機の正面図であり、送風機1は空気吸入側に消音器2 を有する。送風機1は、モータ11、羽根車を内蔵する送風部12、空気吸入口 13、空気吐出口14及び支持台15を有する。
【0010】 図2は消音器2の拡大部分断面図、図3は同じく風量調節を説明する拡大部分 断面図である。消音器2は、消音筐体3と、筒体4と、風量調節機構5とを有す る。
【0011】 消音筐体3は、底部31及び底部31上に起立する筒部32を有すると共に、 筒部32の内部に連なる空気取入れ口36を有している。消音筐体3の内面には 消音部材33が取付けられている。消音筐体3は、更に、底部31と対向する面 側に面板34及び案内筒部35を有している。面板34は、底部31から間隔を 隔てて配置されると共に、筒部32の内部に連なる空気取入れ口36を有してい る。案内筒部35は面板34に起立して設けられている。筒体4は、一端側に送 風機1と結合される結合端部41を有し、筒部42が案内筒部35の内部に摺動 可能に挿入されている。
【0012】 風量調節機構5は、案内筒部35に摺動可能に挿入された筒部42の部分で、 消音筐体3を、筒体4の軸方向b1またはb2に摺動させる。これにより、消音 筐体3の底部31に設けられた消音部材33と、筒体4の先端部との間の間隔G 1が調整される。図2は間隔G1が最大となる調整位置を示し、図3は間隔G1 を縮小した調整位置を示している。
【0013】 上述のように、消音筐体3は底部31と対向する面側に面板34及び案内筒部 35を有し、面板34は底部31から間隔を隔てて配置されると共に、空気取入 れ口36を有しており、案内筒部35は面板34に起立して設けられている。筒 体4は一端側に送風機1と結合される結合端部41を有し、他端側が案内筒部3 5の内部に挿入されている。従って、空気取入れ口36、消音筐体3の内部及び 筒体4の内部を通り、筒体4の結合端部41に至る空気通路aが形成される。
【0014】 消音筐体3は、底部31及び底部31上に起立する筒部35を有し、底部31 の内面及び筒部35の内面に消音部材33が取付けられているから、消音筐体3 の空気取入れ口36から、その内部に入り、更に筒体4の内部を通って、送風機 1との結合端部41に至る空気通路aを空気が流れる際に発生する騒音が、消音 部材33によって低減される。
【0015】 風量調節機構5は、案内筒部35に摺動可能に挿入された筒体4上で、消音筐 体3を、筒体4の軸方向に摺動させると、消音筐体3の底部31に設けられた消 音部材33と、筒体4の先端部との間の間隔G1が調整され、それによって空気 取入れ口36、消音筐体3の内部及び筒体4の内部を通り、筒体4の結合端部4 1に至る空気通路aにおける風量が調節される。このため、消音と共に、風量調 節の可能な消音器が得られる。しかも、風量調節に当って、案内筒部35に摺動 可能に挿入された筒部42に沿い、消音筐体3を、筒体4の軸方向に摺動させる から、バタフライダンパー、ブレードダンパー等とは異なり、乱流による騒音を 発生しにくい。
【0016】 風量調節機構5のための摺動機構について、案内筒部35に直線状、曲線状ま たはヘリカル状の溝37を設けると共に、筒部42の外周面に蝶ナット等の締め つけ具43を設けておき、摺動操作による風量調節後に、消音筐体3と筒体4と を固定する。溝37の周辺に目盛を付しておくと、風量を目盛に従って調整でき る。消音部材33は例えばウレタンなどによって構成する。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、風量調節機能を有する小型の送風機用消 音器及びそれを用いた送風機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る送風機の正面図である。
【図2】本考案に係る消音器の拡大部分断面図である。
【図3】図2に示した消音器の風量調節を説明する拡大
部分断面図である。
【符号の説明】
1 送風機 2 消音器 3 消音筐体 4 筒体 5 風量調節機構 31 底部 32 筒部 33 消音部材 34 面板 35 案内筒部 36 空気取入れ口 41 結合端部 42 筒部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 消音筐体と、筒体と、風量調節機構とを
    有し、送風機の空気吸入口に取付けられる送風機用消音
    器であって、 前記消音筐体は、底部及び前記底部上に起立する筒部を
    有すると共に、前記底部と対向する面側に面板及び案内
    筒部を有し、更に、前記筒部の内部に連なる空気取入れ
    口を有し、内面に消音部材が貼りつけられており、 前記面板は、前記底部から間隔を隔てて配置されると共
    に、前記筒部によって支持されており、 前記案内筒部は、前記面板に起立して設けられており、 前記筒体は、一端側に前記送風機と結合される結合端部
    を有し、他端部側から前記案内筒部の内部に摺動可能に
    挿入されており、 前記風量調節機構は、前記消音筐体を、前記筒体の軸方
    向に摺動させ、それによって前記空気取入れ口から前記
    筒体の前記結合端部に至る空気通路における通過風量を
    調節する送風機用消音器。
  2. 【請求項2】 空気吸入側に消音器を有する送風機であ
    って、 前記消音器は請求項1に記載のものでなる送風機。
JP1994011859U 1994-09-26 1994-09-26 送風機用消音器及び送風機 Expired - Lifetime JP3009465U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994011859U JP3009465U (ja) 1994-09-26 1994-09-26 送風機用消音器及び送風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994011859U JP3009465U (ja) 1994-09-26 1994-09-26 送風機用消音器及び送風機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3009465U true JP3009465U (ja) 1995-04-04

Family

ID=43145257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994011859U Expired - Lifetime JP3009465U (ja) 1994-09-26 1994-09-26 送風機用消音器及び送風機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3009465U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110065615A (zh) * 2019-06-05 2019-07-30 泰州市沪江特种设备有限公司 船用低噪声抽风单元

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110065615A (zh) * 2019-06-05 2019-07-30 泰州市沪江特种设备有限公司 船用低噪声抽风单元

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7093589B2 (en) Apparatus for increasing induction air flow rate to a turbocharger
EP0808694A1 (en) Silencer mechanism for use in an impact wrench
CN108240353B (zh) 一种风机降噪蜗舌
JP3009465U (ja) 送風機用消音器及び送風機
CN212337735U (zh) 一种酒店风机噪音自动消声装置
CN110822507B (zh) 用于吸油烟机的蜗壳、风机和吸油烟机
JP2888419B2 (ja) 送風機の吸入口取付用サイレンサ
AU4231701A (en) A silencer for an air flow generator
CN201281046Y (zh) 弯道轴流排风机
CN208871691U (zh) 一种降噪风道
JP3013321U (ja) 送風機の吸入口取付用サイレンサ
CN109026602B (zh) 缓解排气压力脉动装置及应用其的空调器
JP2004322721A (ja) アスピレータ
CN217440379U (zh) 具有降噪功能的离心风机及吸油烟机
KR200436775Y1 (ko) 차량용 공명장치
CN217056799U (zh) 消声***
JPH08151999A (ja) 消音器付送風装置
CN218722218U (zh) 一种空调内消声降噪装置
CN216557256U (zh) 一种吸油烟机
JPH0842499A (ja) 送排風装置における整流消音装置
CN220168186U (zh) 一种消声低噪式混流风机
CN214406363U (zh) 一种测听室用低风阻消声换气装置
CN112146256B (zh) 一种空气管道消音方法
CN213542825U (zh) 消音器和空调器
JP2005188363A (ja) エアクリーナ