JPH08186035A - コイル部品 - Google Patents

コイル部品

Info

Publication number
JPH08186035A
JPH08186035A JP7000561A JP56195A JPH08186035A JP H08186035 A JPH08186035 A JP H08186035A JP 7000561 A JP7000561 A JP 7000561A JP 56195 A JP56195 A JP 56195A JP H08186035 A JPH08186035 A JP H08186035A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrodes
core
coil
flange part
coil component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7000561A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Okubo
旭 大久保
Tetsuo Hatanaka
哲夫 畠中
Kenichi Aoki
健一 青木
Masahiro Bando
政博 坂東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP7000561A priority Critical patent/JPH08186035A/ja
Publication of JPH08186035A publication Critical patent/JPH08186035A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プリント基板等に占める面積が小さいコイル
部品を得る。 【構成】 チョークコイル15はコア1と2本の線材1
1,12とで構成されている。コア1の鍔部4の底面に
は手前側の縁部から奥側の縁部に至る帯状の四つの電極
5,6,7,8が平行に並設されている。線材11,1
2はコア1の胴部2に巻回されている。そして、線材1
1,12の始端部11a,12aはそれぞれ電極5,7
に電気的に接続され、終端部11b,12bはそれぞれ
電極6,8に電気的に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コイル部品、特にチョ
ークコイルやトランス等として使用されるコイル部品に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4に示すように、従来のコイル部品3
0は、コア31と2本の線材41,42とで構成されて
いる。コア31は胴部32とこの胴部32の両端に設け
られた鍔部33,34とからなる。鍔部34の下面には
電極35,36,37,38が設けられている。
【0003】コア31の胴部32には、線材41,42
が巻回されている。線材41,42は、その一方の端部
41a,42aをそれぞれ電極35,37に電気的に接
続され、他方の端部41b,42bをそれぞれ電極3
6,38に電気的に接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のコイル部品30
において、電極35〜38は、電極相互が電気的に短絡
しないように離隔して設置する必要があった。このた
め、鍔部4のサイズを小型化してコイル部品30がプリ
ント基板等に占める面積を小さくするには限界があっ
た。特に、図5に示すように、このコイル部品30とコ
ネクタ45を接続する場合、電極35と37の間隔、ま
たは電極36と38の間隔はコネクタ45の端子46の
ピッチに合わせればよいが、電極35と36の間隔また
は電極37と38の間隔は狭い方が、すなわち、コイル
30の寸法L2は小さい方がコイル部品30のプリント
基板等に占める面積が小さくなり、高密度実装化に適し
ている。なお、図5において、48,49はプリント基
板等に設けられている回路パターンを表示している。
【0005】そこで、本発明の目的は、プリント基板等
に占める面積が小さいコイル部品を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明に係るコイル部品は、(a)胴部とこの胴部
の端部に設けられた鍔部とを有するコアと、(b)前記
コアの胴部に巻回された2本の線材とを備え、(c)前
記コアの鍔部の底面に四つの電極を略平行に設け、前記
2本の線材の端部をそれぞれ前記電極の異なるものに電
気的に接続したこと、を特徴とする。
【0007】
【作用】以上の構成において、コアの鍔部の底面に四つ
の電極を略平行に設けたため、絶縁スペースも電極と略
平行に設けられることになる。従って、鍔部のサイズ、
特に図1に示した寸法L1が絶縁スペースを含まない電
極のみの長さに等しくなり、従来のコイル部品と比較し
て小さくなる。この結果、コイル部品がプリント基板等
に占める面積が小さくなる。しかも、このコイル部品は
平行回路パターンを表面に設けたプリント基板等に効率
良く表面実装されるため、コネクタ等と共に高密度実装
される。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係るコイル部品の一実施例に
ついて添付図面を参照して説明する。本実施例では、コ
モンモードチョークコイルを例にして説明するが、ノー
マルモードチョークコイルやトランス等であってもよい
ことは言うまでもない。図1に示すように、コモンモー
ドチョークコイル15は、コア1と2本の線材11,1
2とで構成されている。コア1は胴部2とこの胴部2の
両端に設けられた鍔部3,4とからなる。胴部2は横断
面矩形状をしている。鍔部4の底面には、手前側の縁部
から奥側の縁部に到る帯状の電極5,6,7,8が平行
に並設されている。電極5〜8の長手方向の寸法は、電
極として機能するのに必要な最小寸法に設定されてい
る。各電極5〜8の間には、隣接する電極相互が電気的
に短絡しないように帯状の絶縁スペースが設定されてい
る。コア1の材料としては、例えばフェライト等の磁性
体材料や樹脂等の絶縁体材料が使用される。
【0009】コア1の胴部2には、線材11,12が整
列された状態でバイファイラ巻きされている。線材1
1,12はポリウレタン等の絶縁膜にて銅線を被覆した
ものである。線材11,12は、始端部11a,12a
を圧着、溶着あるいは半田付け等の手段にてそれぞれ電
極5、電極7に電気的に接続され、固定されている。そ
して、線材11と12は自動巻線機によって同時に胴部
2に巻回される。線材11,12の終端部11b,12
bは圧着や半田付け等の手段にてそれぞれ電極6、電極
8に電気的に接続され、固定されている。図2は得られ
たコモンモードチョークコイル15の電気等価回路図で
ある。
【0010】このチョークコイル15は、鍔部4の底面
に四つの電極5〜8が平行に並置され、電極5〜8の長
手方向には絶縁スペースを設定する必要がない。従っ
て、鍔部4のサイズ、特に図1に示した寸法L1が電極
5〜8の長さに等しくなり、プリント基板等に占める面
積を従来のチョークコイルと比較して小さくすることが
できる。
【0011】次に、図3に示すように、このチョークコ
イル15とコネクタ25をプリント基板に表面実装した
場合を説明する。プリント基板(図示せず)の表面には
平行回路パターン28,29が設けられている。チョー
クコイル15の電極5,7は平行回路パターン28にそ
れぞれ電気的に接続され、電極6,8は平行回路パター
ン29の一端部にそれぞれ電気的に接続されている。コ
ネクタ25の端子26は平行回路パターン29の他端部
にそれぞれ電気的に接続されている。チョークコイル1
5の電極5〜8のピッチはコネクタ25の端子26のピ
ッチの1/2に設定され、チョークコイル15はコネク
タ25と共にプリント基板上に高密度実装できる。
【0012】なお、本発明に係るコイル部品は前記実施
例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に
変形することができる。鍔部に設けられる電極の形状等
は任意であり、また、2本の線材の端部の引出し位置も
任意である。例えば、線材11の終端部11bを電極7
に接続し、線材12の始端部12aを電極6に接続して
もよい。
【0013】さらに、2本の線材はバイファイラ巻き以
外に、それぞれ単独で巻いてもよいし、手巻きであって
もよい。
【0014】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、コアの鍔部の底面に四つの電極を略平行に並設
したので、鍔部のサイズが小さくなり、コイル部品がプ
リント基板等に占める面積を小さくすることができる。
しかも、このコイル部品は平行回路パターンを表面に設
けたプリント基板等に効率良く表面実装されるので、コ
ネクタ等と共に高密度実装することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコイル部品の一実施例を示す斜視
図。
【図2】図1に示したコイル部品の電気等価回路図。
【図3】図1に示したコイル部品とコネクタの接続関係
を示す平面図。
【図4】従来例を示す斜視図。
【図5】図4に示したコイル部品とコネクタの接続関係
を示す平面図。
【符号の説明】
1…コア 2…胴部 3,4…鍔部 5,6,7,8…電極 11,12…線材 11a,12a…始端部 11b,12b…終端部
フロントページの続き (72)発明者 坂東 政博 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部とこの胴部の端部に設けられた鍔部
    とを有するコアと、 前記コアの胴部に巻回された2本の線材とを備え、 前記コアの鍔部の底面に四つの電極を略平行に設け、前
    記2本の線材の端部をそれぞれ前記電極の異なるものに
    電気的に接続したこと、 を特徴とするコイル部品。
JP7000561A 1995-01-06 1995-01-06 コイル部品 Pending JPH08186035A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7000561A JPH08186035A (ja) 1995-01-06 1995-01-06 コイル部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7000561A JPH08186035A (ja) 1995-01-06 1995-01-06 コイル部品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08186035A true JPH08186035A (ja) 1996-07-16

Family

ID=11477143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7000561A Pending JPH08186035A (ja) 1995-01-06 1995-01-06 コイル部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08186035A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6373366B1 (en) 1999-09-20 2002-04-16 Tdk Corporation Common mode filter
JP2018170361A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 Tdk株式会社 コイル部品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6373366B1 (en) 1999-09-20 2002-04-16 Tdk Corporation Common mode filter
JP2018170361A (ja) * 2017-03-29 2018-11-01 Tdk株式会社 コイル部品

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3039538B1 (ja) 積層型インダクタ
JPH0855738A (ja) トランス
JP3146942B2 (ja) アンテナ装置
JPH06302437A (ja) 電力用コイル部品
JPH0210705A (ja) 線輪部品
JPH08186035A (ja) コイル部品
JP3409341B2 (ja) コイル
US6930582B2 (en) Self lead foil winding configuration for transformers and inductors
US6362715B1 (en) Transformer with high coupling efficiency
JPH0541324A (ja) ソレノイドコイル
JP3537880B2 (ja) 小型トランス
JPH03192708A (ja) コイル用ボビンに巻線する方法
JP2984226B2 (ja) コイル部品
JPH08186029A (ja) インピーダンス変換トランス
JP2001155928A (ja) トランス
JPH0513236A (ja) コイル実装電子部品基板とその製造方法
JPH0831644A (ja) 面実装型電極直付けインダクタ
JPH07240320A (ja) 複合部品
JP2601244Y2 (ja) シートコイル装置
JPH0817652A (ja) 積層型コイル
JPH07115025A (ja) 変成器付き電子回路基板
JPH0974025A (ja) 巻線部品
JPH07220930A (ja) リードフレーム枠体
JP2826929B2 (ja) チップ状インダクタ
JPH08222446A (ja) 巻線部品