JPH08156687A - 車両用ドアミラー取付構造 - Google Patents
車両用ドアミラー取付構造Info
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- JPH08156687A JPH08156687A JP30673294A JP30673294A JPH08156687A JP H08156687 A JPH08156687 A JP H08156687A JP 30673294 A JP30673294 A JP 30673294A JP 30673294 A JP30673294 A JP 30673294A JP H08156687 A JPH08156687 A JP H08156687A
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Abstract
両用ドアミラーの取付構造に関し、該ドアミラーをベル
トラインモール上に取付け、走行気流の流れを円滑にす
ると共に、該外観形状の見栄えを向上させることを目的
としている。 【構成】 上記ミラベース52のベース部54の高さを
該ベルトラインモール57の高さと略同等の高さとし、
該べース部54が該ベルトラインモール57と一体であ
るかのような外観形状にして、見栄えを向上せしめ、走
行気流の抵抗を低減できるようにした構造である。
Description
車両の車両用ドアミラー取り付け構造に関する。
特に乗用車には殆どドアミラーが装着されている。この
従来のドアミラー11のドアへの取付構造においては、
先ず図7で示したように、ドア2のメインサッシュ4と
サブサッシュ6とベルトラインモール8とによって囲ま
れる空間に取り付けられ該空間を閉塞するドア側デルタ
部10が設けられている。
ルタ部10にボルトより取り付けられるドアミラー側デ
ルタ部12と、該ドアミラー側デルタ部12の車幅方向
の側面から該車体外側に張出した膨出部19に、上記ミ
ラー本体14を枢支せしめるベース部16とを、一体に
成形されたミラーベース18で構成されている。そし
て、従来のドアミラーの取り付け構造は図8(a)に示
したように、ドアミラー11のベース部16はベルトラ
インモール8の上面8Aに当接される位置でドアミラー
11のドアミラー側デルタ12を車体側デルタ部10に
当接せしめ、図示内ボルトにより、図7に示したボルト
孔20を介して取り付けられており、例えばこの種の従
来例として特開平1−28546号公報がある。
16は、図8(b)に示したように、上記膨出部19を
更に該車両の下方に下げ、上記ベース部16の後端を該
ベルトラインモール8の上記前端を重合させるものであ
る。
来技術の構造は、いずれもベルトラインに対して追従性
がなく、上記前者の従来技術は、図8(a)に示したよ
うに、上記ミラーベース部16がベルトラインモール8
の上面8Aに配設され、又前記後者の従来技術は図8
(b)に示したように、該ミラーベース18のベース部
16の高さL1がベルトラインモール巾L2より高く段
差がつくように形成されており、上記両従来のドアミラ
ーはいずれも該ベース部16とベルトラインモール8は
連続性がない。
と該ベース部16から車体外側に張り出すように形成さ
れた膨出部が一体に成形され該の膨出量が大きく、且つ
上記ドアミラー側デルタ部12とベース部16が上記膨
出部に行くに従って漸増する張出部21を有するように
一体に成形されている。上記膨出部19と該膨出部21
との全体の張出量が大きく該デルタ部10及びベース部
16が強調されすぎているため、ドアミラー側12のベ
ース部16が大きく見え、目立ち、見栄えが悪かった。
部16が該車体の側面やベルトラインモール8に対して
大きく張り出すように膨出し、その両者の形状が異なる
ので、全体として一体感がなく、走行気流に対しても、
該ドアミラー12で乱気流が発生しやすく、ドアガラス
やドアの吸い出しによる振動の発生や走行抵抗を増加さ
せる等の虞れあった。
トラインモール8の表面色と異なると一体感がなく見栄
えが悪い等の課題があった。本発明は、このような課題
に鑑み創案されたもので、上記ミラーベースのベース部
の高さを該ベルトラインモールの高さと略同等の高さと
し、該ベース部が該ベルトラインモールと一体であるか
のような外観形状にして、見栄えを向上せしめ、走行気
流の流れを円滑にする車両用ドアミラー取付構造を提供
することを目的とする。
の本発明の車両用ドアミラー取付構造は、ドアパネルの
ベルトライン部にベルトラインモールが装着され、該ド
ア側デルタ部にドアミラーを取付るためのミラーベース
を有するドアミラーにおいて、 該ドアミラー本体の該
ミラーベースのベース部への取付部は、車体外側に膨出
した形状とし、該ベルトラインモールに沿った該ベース
部の高さが該ベルトラインモールの高さと略同等の高さ
に形成されたことを特徴としている。
取付構造は、請求項1記載の構成において、上記ドアミ
ラーのミラーベースは上記ベース部の上面の上方向に延
設され上記ドア側デルタ部に取付られるドアミラー側デ
ルタ部を備えたことを特徴としている。請求項3記載の
本発明の車両用ドアミラー取付構造は、請求項1又は請
求項2記載の構成において、上記ベース部の車体外側に
膨出した取付部より該車体前後方向の少なくともいずれ
か一方に延設された上記ベース部を備えたことを特徴と
している。
取付構造は、請求項1〜3のいずれかに記載の構成にお
いて、上記車両の前後方向における、該ベース部後端部
と該ベルトラインモールの前端部とが互いに重合、組
合、当接の少なくともいずれか一つで連続される接合部
を備えたことを特徴としている。
取付構造は、請求項1〜4のいずれかに記載の構成にお
いて、該ミラーベースのベース部の該車巾方向の外表面
とベルトラインモールの車巾方向の外表面が略同一面又
はなだらかな外表面で接続されたことを特徴としてい
る。請求項6記載の本発明の車両用ドアミラー取付構造
は、請求項1〜5のいずれかに記載の構成において、上
記ドアアウタパネルのフランジから該ベルトラインモー
ルの車幅方向の側面まで長さと該アウタパネルのフラン
ジから上記ベース部の車幅方向の側面までの長さが略同
等の長さになるように配設されたことを特徴としてい
る。
取付構造は、請求項1〜6のいずれかに記載の構成にお
いて、該ドアミラー側デルタ部の車幅方向の外側面は該
ベース部の車幅方向の外側面より該車体側に間隔を存し
て配設されたことを特徴としている。請求項8記載の本
発明の車両用ドアミラー取付構造は、請求項1〜7のい
ずれかに記載の構成において、上記ドアミラー側デルタ
部の外表面に該外表面と略同一形状を有するカバーが取
付られたことを特徴としている。
取付構造は、請求項8記載の構成において、該カバーの
下端が上記ベース部の上面と間隔をおいて配設されたこ
とを特徴としている。請求項10記載の本発明の車両用
ドアミラー取付構造は、請求項8又は請求項9記載の構
成において、上記ドアミラー側のカバーは上記ドアミラ
ー側デルタ部に取付られた後、該ドアミラー側デルタ部
を上記ドア側デルタ部にボルトにより結合されて形成さ
れることを特徴としている。
ー取付構造は、請求項8〜10のいずれかに記載の構成
において、上記ドア側デルタ部の車室内側の表面に該ド
ア側デルタ部と略同一形状のカバーを取付たことを特徴
としている。請求項12記載の本発明の車両用ドアミラ
ー取付構造は、請求項1〜11のいずれかに記載の構成
において、上記ミラーベースのベース部と該ドアミラー
本体との上記取付部がピポット結合部で形成されたこと
を特徴としている。
ー取付構造は、請求項1〜12のいずれかに記載の構成
において、上記ミラーベース部のベース部と該ベルトラ
インモールが連結され略一体のベルトラインモールが該
ドアの略前端から後端まで延設される外観になるように
形成されたことを特徴としている。請求項14記載の本
発明の車両用ドアミラー取付構造は、請求項1〜13の
いずれかに記載の構成において、上記ミラーベースの少
なくとも該ベース部の表面色が上記ベルトラインモール
と同系色,同形状,同模様として一体感をもたせるよう
に形成されたことを特徴としている。
ー取付構造では、該ドアミラー本体が上記取り付け部を
介して取り付けられる上記ミラーベースのベース部の高
さを該ベルトラインモールの高さと略同等に形成される
と共に、該取付部が該車体外側に膨出した形状に形成し
たので、上記ドアミラーのベース部が、あたかも該ベル
トラインモールと連続性のある一体感が生まれ、該ベル
トラインモールが、該ベルトラインにおいて該ドアの前
端から後端まで、同じ高さで一本の該ベルトラインモー
ルが取付られている外観を得ることができるので、該ド
アミラー側のデルタ部分が強調されにくくなり、見栄え
が向上する。
ベルトラインモールとを区別できるよう明確にしたの
で、形状がなめらかになり走行気流の流れを円滑にする
ことができる。請求項2記載の本発明の車両用ドアミラ
ー取付構造では、該ドア側デルタ部を上記ベース部の上
面の上方向に延設するように形成した上記ミラーベース
なので、上記ドアミラー側デルタ部分と該ベルトライン
モールとを上記のように両者の区別ができる見切りが明
確になり、外観が向上すると共に、該ドアミラー全体の
形状がなめらかになり走行気流の流れを円滑にすること
ができる。
取付構造では、上記ミラー本体の取付部より該車体前後
方向の少なくともいずれか一方に延設された上記ベース
部を設け、上記ベルトラインモールと連続的に接合した
ので、該両者の形状が一体的な外観となり、美観が向上
する。請求項4記載の本発明の車両用ドアミラー取付構
造では、上記車両の前後方向における、該ベース部の後
端部と該ベルトラインモールの前端部とは互いに重合、
組合、当接の少なくともいずれか一つで連続的に結合し
たので、該ベルトラインモールは該ドアの前端から後端
まで一本の該ベルトラインモールで形成されているよう
に外観することができる。
取付構造では、上記ミラーベースのベース部車巾方向の
側面と、該ベルトラインモールの車巾方向の側面とが、
略同一面又はなだらかな該表面で連続されるように構成
されているので、該接続部は追従性が良く、美観も向上
し、走行気流の流れを円滑に行うことができる。請求項
6記載の本発明の車両用ドアミラー取付構造では、上記
アウタパネルのフランジから該ベルトラインモールの車
幅方向の側面まで長さ及び上記ベース部の車幅方向の側
面までの長さとが、略同等の長さになるように配設され
きるので、上記ベルトラインモールの側面及びベース部
の側面が略一致するように配設するための、該フランジ
が基準の部位となり、且つ上記両者の取付も簡素化され
る。
取付構造では、該ベース部の車幅方向の外側面より該車
体側へ間隔を存して該ドアミラー側デルタ部の車幅方向
の外側面が設けられているので、該ドアミラー側デルタ
部と該ベース部が一体でありながら、この両者の上記見
切りが明確になり、走行気流を円滑に流すと共に、美観
が向上する。
取付構造では、上記ドアミラー側デルタ部の外表面に該
外表面と略同一形状を有するカバーが取付られれたの
で、該ドアミラー側デルタ部の上記ドア側デルタ部への
取付ボルト等の露出することを該カバーにより覆ことが
できると共に、該カバーの表面の意匠を適宜交換して美
観を向上させることができる。
取付構造では、該カバーの下端が上記ベース部の上面と
間隔をおいて配設されたので、上記ドアミラー側デルタ
部とベース部の境界がさらに明確になり上記ベルトライ
ンモールが強調され美観を向上させることができる。請
求項10記載の本発明の車両用ドアミラー取付構造で
は、上記ドアミラー側のカバーを上記ドアミラー側デル
タ部に取付た後、該ドアミラー側デルタ部を上記ドア側
デルタ部にボルトにより結合するように構成したので、
上記ドアミラーをドアに取付ることが容易になり、上記
各部位の配設作業性も向上する。
ー取付構造では、上記ドア側デルタ部の車室内側の表面
に該ドア側デルタ部と略同一形状のカバーを取付たの
で、該ドア側デルタ部に露出する取付用のボルト,クリ
ップ等を覆うことができるので、該車室内の美観が向上
する。請求項12記載の本発明の車両用ドアミラー取付
構造では、上記ベルトラインモールの高さに略同等の高
さに形成され該車体外側に膨出した形状の上記ベース部
に取付部を設け、該取付部をピポット結合部で形成し、
上記ドアミラー本体を取り付けたので、該車両の側方か
ら見た時、上記ドアミラー側デルタ部とは切り離され、
あたかも該ベルトラインモールに取り付けられたように
見え、美観が向上すると共に、上記各請求項の作用を奏
することができる。
ー取付構造では、上記ミラーベース部のベース部と該ベ
ルトラインモールが連結され略一体のベルトラインモー
ルが該ドアの略前端から後端まで延設される外観になる
ように形成されるので、ベルトラインモールが上記ベー
ス部で分断されることがなく、美観が向上する。請求項
14記載の本発明の車両用ドアミラー取付構造では、上
記ミラーベースの少なくとも該ベース部の表面色が上記
ベルトラインモールと同系色,同形状,同模様としたの
で、一体感をもたせることができる。
する。図1は本発明を乗用車に適用した場合の実施例を
示すもので、(a)は乗用車の左前側面を示す概略斜視
図、(b)は該ドアミラー本体が取り付けられている該
ドアミラーベース概略斜視図、(c)は上記(b)の該
ドアミラーを上記(a)の上記車体側のデルタ部に取り
付けられた状態を示す概略側面図、図2(a)は図1
(b)の2A−2A線に沿う縦横面図、図2(b)は図
1(a)の2B−2B線に沿う縦横面図、図2(c)は
図1(c)の2C−2C線に沿う縦横面図、図3は図1
(c)のP矢視図である。
用車の助手席側の斜視図であり、フロントガラス30,
フェンダ32,フロントピラー34,フロントドア36
(以下を単にドアと称す)等から車体の前方側面を構成
している。ドアミラー48が取り付けられるドア側デル
タ部40は、ドア36のメインサッシュ42,サブサッ
シュ44,アウタパネル46で囲まれた空間を閉塞する
と共にメインサッシュ42,サブサッシュ44に固着さ
れている。
ようにドアミラー本体50とドアミラー本体50が回動
できるように取り付けられるミラーベース52から構成
されている。ミラーベース52はベース部54,ミラー
側デルタ部56,ドアミラー本体50を枢支する取付部
58から形成されている。
側に張り出し膨出部19の形状に形成されると共に、こ
のベース部54の高さk1が、図2(a),(b)に示
したように、ドアのアウタパネル46のフランジ53に
挟着されるベルトラインモール54の高さk2と略同等
の高さに形成されている。この時、フランジ53からベ
ース部54の該車幅方向の外表面までの長さK3と、フ
ランジ53からベルトラインモール57の該車幅方向の
外表面までの長さK4は略同等の長さに形成されてい
る。
に示したようにミラーベース52のベース部54が車体
外側に張り出され、且つ図1(c)に示したように、ミ
ラーベース52全体として車両側面から見たとき上記し
たようにベース部54の高さk2として外観できる形状
に形成されている。ミラー側デルタ部56は図2(c)
に示したようにミラーベース52の上面54Cから上方
に延設されるように設けられ、ミラー側デルタ部56の
車体外方側面56Aは、ミラーベース52の車体外方の
側面52Aより車体側面の方向に長さtだけ変位した位
置に設けられ、図2(c)に示したようにその縦断面が
クランク状に形成されている。
2(a)〜(c)で明らかなようにその縦断面形状が逆
L字に形成されており、ドアミラー本体50の取付部5
8は、上記のように張り出した膨出部19の上面54C
に、図1(a),図2(c)に示したように、ドアミラ
ー本体50の底部に固着されたボルト60とナット62
により、ピボット結合64により枢支されている。
は、図1(c)及び図2(c)に示したようにベルトラ
インモール57の前端部57Aと接続される接合部62
で連結され、本実施例では重合するように形成されてい
る。図1(c)に示すように、ベルトラインモール57
の前端部57Aはイの位置まで、ベース部54の後端部
54Aはロの位置にくるように重ねられている。
明らかなように、接合部62はベース部54の厚さt2
だけ、段差ができている。この段差t2は例えばベース
部54の後端部54Aを後方に行くにしたがって厚さが
漸減するようになだらかにベルトラインモール57と連
接すれば更に見栄えが向上できる。
の、上記前端部57Aび後端部54Aの少なくとも一方
の肉厚を薄くして互いに嵌合することにより、上記段差
をなくし上記両者の外表面をなだらかに連接することも
できる。又、上記前端部57Aと後端部54Aを当接せ
しめて連続してもよく、この場合は各部品の寸法誤差や
使用中の各部品のいずれにより、上記当接部分に隙間が
発生する虞れがあるので、上記両端部の、例えばいずれ
か一方から相手側と嵌合する舌片を設けておけば仮に該
隙間が発生しても、車体側の表面等が露出することがな
いので、接合部62の一体感を確保することができる。
したように、縦断面が逆L字状に形成したが、ベルトラ
インモール57のようにベース部54の下端の縦断面が
逆U字状になるように形成し、ベルトラインモール57
と同様にアウタパネル46のフランジ53と嵌合するよ
うに構成すれば、ミラーベース52を更に強固に支持す
ることができる。
施例と同様に上記の重合,組合,当接等のうち、少なく
とも一つの接続方法で連結することができる。更に、ベ
ース部54はアウタパネル46のフランジ53やベルト
ラインモール57の前端部57Aと接着剤、両面テープ
等を利用して固定して更に安定化を図ることもできる。
への取付構造及び後述のアウタカバー ,インナカバー
の取付構造について図4〜6により説明する。図4に示
すように車体に取り付けられた助手席側のドアミラー4
8の近傍の車外前方から見た斜視図であり、図5(a)
は図4の5A−5A線に沿った断面図、図5(b)は図
4の5B−5B線に沿う断面図、図6(a)は図4Cの
6A−6A線に沿う断面図、図6(b)は図4の6B−
6B線に沿う断面図である。
2は図4,図5に示したように、該ドアミラー側デルタ
部56の外表面とドア側デルタ部40の該車室内の表面
に後述するように取り付けられるデルタ型のカバーであ
る。図4において、ミラーベース52のベース部54に
図2(c)に示したピボット結合部64により枢支され
たドアミラー本体50であり、図5(a)に示したよう
にメインサッシュ34とサブサッシュ44に固着された
ドア側デルタ部40,インナカバー72が装着されてい
る。
り、32はフェンダである。図5(a)に示したように
アウタカバ70の裏面にはボス70Aが3個設けられ、
このボス部70Aを上記ドアミラー側デルタ部56の裏
面からボルト74を挿入しこのデルタ部56に締結せし
めて、ドアミラーの下組立としている。この下組立され
たドアミラーのドアミラー側デルタ部56を図5(b)
に示したように、ドア側デルタ部40適合させ、スペー
サ76を介してドア側デルタ部40にボルト78により
締結されている。
したように、ブラケット72Aを介してドア側デルタ部
40にクリップ80により、取り付けられている。図
5,図6の82は各々ウェザストリップであり、84は
ドアガラスである。又、上記ボス70A,スペーサ7
6,ブラケット72Aの車両上下方向における配置の関
係は図6(b)に示した通りである。
52のベース部54の上面54Cとの間に約1mm位の隙
間t3を有すように配設し、見切りが良くなるように形
成したものである。この隙間t3はベルトラインモー
ル,ドア等の車体側面の全体形状により適宜決定される
ものである。
デルタ部56と上記したベース部54が別体に見えるの
で、ベルトラインモール57の上記高さk2と略同じ高
さk1を有するベース部54が、一本のベルトラインモ
ールがドア46の前端から後端まで延びているように見
え、美観が向上する。図4に示したようにドアミラーの
取付部は車体外側に張り出しているが、ベース部54,
ベルトラインモール57の高さが略同等の長さ(k1=
k2)なので上記のように一本の長いベルトラインモー
ル57として観察できるものである。
0,56により確実に固定されるため、アウタカバー7
0は薄型にし、且つメインサッシュ42,サブサッシュ
44,ドアガラス84等とできるだけ略同一表面になる
ように配設できるので、これらの部位が一体化されると
共に、上記デルタ部が目立たなくなり、走行気流の抵抗
を低減することができる。
うに上記ベース部から張出した取付部と共に、該ドアミ
ラー側デルタ部も車体外側に張り出している場合に発生
する走行気流の乱流を低減させることができる。
アミラー取付構造によれば、該ドアミラー本体が上記取
り付け部を介して取り付けられる上記ミラーベースのベ
ース部の高さを該ベルトラインモールの高さと略同等に
形成すされると共に、該取付部が該車体外側に膨出した
形状に形成したので、上記ドアミラーのベース部が、あ
たかも該ベルトラインモールと連続性のある一体感が生
まれ、該ベルトラインモールが、該ベルトラインにおい
て該ドアの前端から後端まで、同じ高さで一本の該ベル
トラインモールが取付られている外観を得ることができ
るので、該ドアミラー側のデルタ部分が強調されにくく
なり、見栄えが向上する。
ベルトラインモールとを区別できるよう明確にしたの
で、形状がなめらかになり走行気流の流れを円滑にする
ことができる。請求項2記載の車両用ドアミラー取付構
造によれば、該ドア側デルタ部を上記ベース部の上面の
上方向に延設するように形成した上記ミラーベースなの
で、上記ドアミラー側デルタ部分と該ベルトラインモー
ルとを上記のように両者の区別ができる見切りが明確に
なり、外観が向上すると共に、該ドアミラー全体の形状
がなめらかになり走行気流の流れを円滑にすることがで
きる。
によれば、上記ミラー本体の取付部より該車体前後方向
の少なくともいずれか一方に延設された上記ベース部を
設け、上記ベルトラインモールと連続的に接合したの
で、該両者の形状が一体的な外観となり、美観が向上す
る。請求項4記載の車両用ドアミラー取付構造によれ
ば、上記車両の前後方向における、該ベース部の後端部
と該ベルトラインモールの前端部とは互いに重合、組
合、当接の少なくともいずれか一つで連続的に結合した
ので、該ベルトラインモールは該ドアの前端から後端ま
で一本の該ベルトラインモールで形成されているように
外観することができる。
によれば、上記ミラーベースのベース部車巾方向の側面
と、該ベルトラインモールの車巾方向の側面とが、略同
一面又はなだらかな該表面で連続されるように構成され
ているので、該接続部は追従性が良く、美観も向上し、
走行気流の流れを円滑に行うことができる。請求項6記
載の車両用ドアミラー取付構造によれば、上記アウタパ
ネルのフランジから該ベルトラインモールの車幅方向の
側面まで長さ及び上記ベース部の車幅方向の側面までの
長さとが、略同等の長さになるように配設されきるの
で、上記ベルトラインモールの側面及びベース部の側面
が略一致するように配設するための、該フランジが基準
の部位となり、且つ上記両者の取付も簡素化される。
によれば、該ベース部の車幅方向の外側面より該車体側
へ間隔を存して該ドアミラー側デルタ部の車幅方向の外
側面が設けられているので、該ドアミラー側デルタ部と
該ベース部が一体でありながら、この両者の上記見切り
が明確になり、走行気流を円滑に流すと共に、美観が向
上する。
によれば、上記ドアミラー側デルタ部の外表面に該外表
面と略同一形状を有するカバーが取付られれたので、該
ドアミラー側デルタ部の上記ドア側デルタ部への取付ボ
ルト等の露出することを該カバーにより覆ことができる
と共に、該カバーの表面の意匠を適宜交換して美観を向
上させることができる。
によれば、該カバーの下端が上記ベース部の上面と間隔
をおいて配設されたので、上記ドアミラー側デルタ部と
ベース部の境界がさらに明確になり上記ベルトラインモ
ールが強調され美観が向上させることができる。請求項
10記載の車両用ドアミラー取付構造によれば、上記ド
アミラー側のカバーを上記ドアミラー側デルタ部に取付
た後、該ドアミラー側デルタ部を上記ドア側デルタ部に
ボルトにより結合するように構成したので、上記ドアミ
ラーをドアに取付ることが容易になり、上記各部位の配
設作業性も向上する。
造によれば、上記ドア側デルタ部の車室内側の表面に該
ドア側デルタ部と略同一形状のカバーを取付たので、該
ドア側デルタ部に露出する取付用のボルト,クリップ等
を覆うことができるので、該車室内の美観が向上する。
請求項12記載の車両用ドアミラー取付構造によれば、
上記ベルトラインモールの高さに略同等の高さに形成さ
れ該車体外側に膨出した形状の上記ベース部に取付部を
設け、該取付部をピポット結合部で形成し、上記ドアミ
ラー本体を取り付けたので、該車両の側方から見た時、
上記ドアミラー側デルタ部とは切り離され、あたかも該
ベルトラインモールに取り付けられたように見え、美観
が向上すると共に、上記各請求項の作用を奏することが
できる。
造によれば、上記ミラーベース部のベース部と該ベルト
ラインモールが連結され略一体のベルトラインモールが
該ドアの略前端から後端まで延設される外観になるよう
に形成されるので、ベルトラインモールが上記ベース部
で分断されることがなく、美観が向上する。請求項14
記載の車両用ドアミラー取付構造によれば、上記ミラー
ベースの少なくとも該ベース部の表面色が上記ベルトラ
インモールと同系色,同形状,同模様としたので、一体
感をもたせることができる。
(a)乗用車の左前側面を示す概略斜視図、(b)は該
ドアミラーの斜視図、(c)は車両にドアミラーが取付
られた状態を示す説明図である。
1(b)の2A−2Aに沿う断面図、(b)は図1
(a)の2B−2B線に沿う断面図、(c)は図1
(b)の2C−2C線に沿う断面図である。
図である。
(a)は図4の5A−5A線に沿う断面図、(b)は5
B−5B線に沿う断面図である。
図4の6A−6A線の沿う断面図、(b)は図4の6B
−6B線に沿う断面図である。
図である。
(a)はドアミラーをベルトラインモール上面に取付た
場合を示す斜視図、(b)はドアミラーを該ベルトライ
ンモール上に取付た場合を示す斜視図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 ドアパネルのベルトライン部にベルトラ
インモールが装着され、該ドア側デルタ部にドアミラー
を取付るためのミラーベースを有するドアミラーにおい
て、 該ドアミラー本体の該ミラーベースのベース部への取付
部は、車体外側に膨出した形状とし、該ベルトラインモ
ールに沿った該ベース部の高さが該ベルトラインモール
の高さと略同等の高さに形成されたことを特徴とする、
車両用ドアミラー取付構造。 - 【請求項2】上記ドアミラーのミラーベースは上記ベー
ス部の上面の上方向に延設され上記ドア側デルタ部に取
付られるドアミラー側デルタ部を備えたことを特徴とす
る、請求項1記載の車両用ドアミラー取付構造。 - 【請求項3】 上記ベース部の車体外側に膨出した取付
部より該車体前後方向の少なくともいずれか一方に延設
された上記ベース部を備えたことを特徴とする、請求項
1又は請求項2記載の車両用ドアミラー取付構造。 - 【請求項4】 上記車両の前後方向における、該ベース
部後端部と該ベルトラインモールの前端部とが互いに重
合、組合、当接の少なくともいずれか一つで連続される
接合部を備えたことを特徴とする、請求項1〜3のいず
れかに記載の車両用ドアミラー取付構造。 - 【請求項5】 該ミラーベースのベース部の該車巾方向
の外表面とベルトラインモールの車巾方向の外表面が略
同一面又はなだらかな外表面で接続されたことを特徴と
する、請求項1〜4のいずれかに記載の車両用ドアミラ
ー取付構造。 - 【請求項6】 上記ドアアウタパネルのフランジから該
ベルトラインモールの車幅方向の側面まで長さと、 該アウタパネルのフランジから上記ベース部の車幅方向
の側面までの長さが略同等の長さになるように配設され
たことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の
車両用ドアミラー取付構造。 - 【請求項7】 該ドアミラー側デルタ部の車幅方向の外
側面は該ベース部の車幅方向の外側面より該車体側に間
隔を存して配設されたことを特徴とする、請求項1〜6
のいずれかに記載の車両用ドアミラー取付構造。 - 【請求項8】 上記ドアミラー側デルタ部の外表面に該
外表面と略同一形状を有するカバーが取付られれたこと
を特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の車両用
ドアミラー取付構造。 - 【請求項9】 該カバーの下端が上記ベース部の上面と
間隔をおいて配設されたことを特徴とする、請求項8記
載の車両用ドアミラー取付構造。 - 【請求項10】 上記ドアミラー側のカバーは上記ドア
ミラー側デルタ部に取付られた後、該ドアミラー側デル
タ部を上記ドア側デルタ部にボルトにより結合されて形
成されることを特徴とする、請求項8又は請求項9記載
の車両用ドアミラー取付構造。 - 【請求項11】 上記ドア側デルタ部の車室内側の表面
に該ドア側デルタ部と略同一形状のカバーを取付たこと
を特徴とする、請求項8〜10のいずれかに記載の車両
用ドアミラー取付構造。 - 【請求項12】 上記ミラーベースのベース部と該ドア
ミラー本体との上記取り付け部がピポット結合部で形成
されたことを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに
記載の車両用ドアミラー取付構造。 - 【請求項13】 上記ミラーベース部のベース部と該ベ
ルトラインモールが連結され略一体のベルトラインモー
ルが該ドアの略前端から後端まで延設される外観になる
ように形成されたことを特徴とする、請求項1〜12の
いずれかに記載の車両用ドアミラー取付構造。 - 【請求項14】 上記ミラーベースの少なくとも該ベー
ス部の表面色が上記ベルトラインモールと同系色,同形
状,同模様として一体感をもたせるように形成されたこ
とを特徴とする、請求項1〜13のいずれかに記載の車
両用ドアミラー取付構造。
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---|---|---|---|
JP06306732A JP3129125B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 車両用ドアミラー取付構造 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08156687A true JPH08156687A (ja) | 1996-06-18 |
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Family
ID=17960638
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP06306732A Expired - Fee Related JP3129125B2 (ja) | 1994-12-09 | 1994-12-09 | 車両用ドアミラー取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3129125B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100337856C (zh) * | 2004-04-05 | 2007-09-19 | 本田技研工业株式会社 | 嵌条的安装结构 |
US7914161B2 (en) | 2007-11-09 | 2011-03-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Outer mirror structure for vehicle |
JP2011235856A (ja) * | 2010-05-13 | 2011-11-24 | Suzuki Motor Corp | 自動車のドア構造 |
JP2014084058A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Mazda Motor Corp | 自動車の側部構造 |
US9937862B2 (en) | 2013-07-04 | 2018-04-10 | Honda Motor Co., Ltd. | Door mirror device for vehicle |
-
1994
- 1994-12-09 JP JP06306732A patent/JP3129125B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN100337856C (zh) * | 2004-04-05 | 2007-09-19 | 本田技研工业株式会社 | 嵌条的安装结构 |
US7914161B2 (en) | 2007-11-09 | 2011-03-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Outer mirror structure for vehicle |
JP2011235856A (ja) * | 2010-05-13 | 2011-11-24 | Suzuki Motor Corp | 自動車のドア構造 |
JP2014084058A (ja) * | 2012-10-26 | 2014-05-12 | Mazda Motor Corp | 自動車の側部構造 |
US9937862B2 (en) | 2013-07-04 | 2018-04-10 | Honda Motor Co., Ltd. | Door mirror device for vehicle |
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---|---|
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