JPH0812214A - 救出運転点検装置 - Google Patents

救出運転点検装置

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JPH0812214A
JPH0812214A JP14322494A JP14322494A JPH0812214A JP H0812214 A JPH0812214 A JP H0812214A JP 14322494 A JP14322494 A JP 14322494A JP 14322494 A JP14322494 A JP 14322494A JP H0812214 A JPH0812214 A JP H0812214A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守員が救出運転手段の点検のために現場に
出向く手間が省け、しかも、救出運転装置に異常が発生
した時には、その救出運転異常の情報を遠隔地で把握で
き、保守作業の作業効率を著しく向上させることができ
る救出運転点検装置を提供する。 【構成】 予め設定された日時になると、停電検出器動
作装置12は停電検出器2に動作指令信号を送って停電
検出器2を動作させ、エレベーターを停電状態にし、救
出運転装置10が内蔵する蓄電池から直流電源を制御装
置9とインバーター5に供給させると共に、制御装置9
に救出運転を指令し、エレベーターを救出運転させて、
診断装置13が救出運転時に計測した各種データを収集
し、収集データまたは記憶装置から読み出したデータと
の間で演算したデータと、予め設定された設定データと
を比較して、エレベーターの救出運転が正常に行われた
か否かを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベーターの商用電源
の停電を検出した時にエレベーターを救出運転する救出
運転手段の動作点検のために、商用電源の停電に拘ら
ず、これを運転して正常に動作するか否かを判定する救
出運転点検装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビル等に設置されているエレベーターは
通常は200Vの商用電源が動力電源として用いられて
いる。従って、商用電源が停電すると、エレベーターは
運転不能になり停電時の位置で停止してしまう。エレベ
ーターが運行している途中で停電すると、エレベーター
は階床間で停止するため、乗客は乗りかご内に閉じ込め
られることになる。停電時に階床間で乗りかご内に閉じ
込められた乗客を安全に救出するための方法としては、
例えば、エレベーターの巻上機に小型の直流電動機を連
結し、該直流電動機に接続された蓄電池等の非常用直流
電源により直流電動機を駆動してエレベーターを救出運
転して乗りかごを最寄り階床まで移動させ、着床させる
救出運転設備が知られている。また、インバーター駆動
方式のエレベーターにおいては、例えば、実開昭59−
116360号公報に、インバーター装置に非常用直流
電源からの電力を供給してエレベーター駆動用の三相誘
導電動機を駆動させ、階床間で停止したエレベーターを
最寄り階床まで移動させる救出運転を行えるようにした
考案が開示されている。ところで、かかる停電時の救出
運転手段を具えたエレベーターにおいては、実際に停電
した時に正常に救出運転手段が動作するか否かを定期的
に点検する必要がある。そこで、所定期間毎に行われる
エレベーターの保守点検時に、一人の保守員がエレベー
ターの機械室でエレベーターを停電状態に設定し、他の
一人の保守員が乗りかご内に乗り込んで停電状態に設定
されたエレベーターの救出運転手段を操作して、救出運
転手段が正常に動作するか否かを点検するようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、停電時
のエレベーターの救出運転手段の点検には少なくとも2
名の保守員が必要になるため、作業効率が悪いという問
題点があった。そこで、特開平4−72284号公報で
は、エレベーターの機械室でエレベーターを停電状態に
設定する手間を省くために、乗りかご内の運転操作盤に
停電検出器を作動させる試験スイッチを設けることが提
案されているが、この発明によっても、試験スイッチの
操作により停電状態に設定されたエレベーターの救出運
転が正常に行われるか否かを確認するための保守員が必
要になるため、上述の問題点の解消にまでは到らなかっ
た。本発明は従来技術におけるかかる事情に鑑みて成さ
れたものであり、保守員が救出運転手段の点検のために
現場に出向く手間が省け、しかも、救出運転装置に異常
が発生した時には、その救出運転異常の情報を遠隔地で
把握でき、保守作業の作業効率を著しく向上させること
ができる救出運転点検装置を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、商用電源の停電に拘らず、所定の時期に動
作点検のためにエレベーターの商用電源の停電を検出す
る停電検出手段を強制動作させる停電検出強制動作手段
と、該停電検出強制動作手段の動作によって停電検出手
段が動作し、これによってエレベーターを救出運転する
救出運転手段がエレベーターを救出運転した時の点検デ
ータを収集する点検データ収集手段と、該点検データ収
集手段が収集した点検データを記憶する点検データ記憶
手段と、点検データ収集手段が収集した点検データまた
は該点検データや点検データ記憶手段から読み出した点
検データに基づいて演算された演算データと予め設定さ
れた設定データとを比較して救出運転動作が正常に行わ
れたか否かを判定する救出運転判定手段と、該救出運転
判定手段が当該救出運転動作を異常と判定した時に救出
運転異常の情報を通信手段を介して遠隔地の情報受信装
置に発信する情報発信手段を有したものである。
【0005】
【作用】停電検出強制動作手段は商用電源の停電に拘ら
ず、所定の時期に動作点検のためにエレベーターの商用
電源の停電を検出する停電検出手段を強制動作させる。
停電検出手段が動作すると、救出運転手段がエレベータ
ーを救出運転する。点検データ収集手段はエレベーター
が救出運転した時の点検データを収集する。点検データ
記憶手段は収集した点検データを記憶する。救出運転判
定手段は点検データ収集手段が収集した点検データまた
は該点検データや点検データ記憶手段から読み出した点
検データに基づいて演算された演算データと予め設定さ
れた設定データとを比較して救出運転動作が正常に行わ
れたか否かを判定する。情報発信手段は救出運転判定手
段が当該救出運転動作を異常と判定した時に救出運転異
常の情報を通信手段を介して遠隔地の情報受信装置に発
信する。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図1は本発明の一実施例に係るエレベー
ターの救出運転点検装置の概略構成を示すブロック図で
ある。同図において、1は3相の商用電源、2は商用電
源1の電圧を監視して、その喪失を検出すると停電検出
信号を出力する停電検出器、3(a,b,c)は停電検
出信号が出力されると開路される断続器の主接点、4は
商用電源1の交流電力を直流電力に変換するコンバータ
ー、5はコンバーター4によって得られた直流電力を後
述する駆動モーターの駆動に好適な周波数の交流電力に
変換するインバーター、6はエレベーターの駆動モータ
ー、7はエレベーターの乗りかご、8は釣合い錘であ
る。9はコンバーター4およびインバーター5を制御し
てエレベーターを運転制御する制御装置、10は商用電
源1の停電時等に出力される停電検出信号を受信すると
主接点3a,3b,3cを開路させると共に内蔵する図
示しない蓄電池から供給された直流電源を制御装置9に
供給させ、制御装置9に救出運転を指令する救出運転装
置、11は定期的に停電検出器2を動作させて停電検出
信号を出力させ、疑似停電状態を実現し、救出運転動作
が正常に行われたか否かを診断し、異常と判断した時は
異常通報を行う点検装置であり、停電検出器2を動作さ
せる停電検出器動作装置12、制御装置9と救出運転装
置10を接続させて救出運転させ、その時の救出運転デ
ータを収集し、得られたデータを分析して救出運転動作
が異常か否かを診断する診断装置13および救出運転装
置10の異常の診断結果を通報する通信装置14から成
っている。15は外部の電話回線等の通信回線、16は
遠隔地でエレベーターを監視する監視センターである。
診断装置13には図示しない記憶装置が付設されてい
て、この記憶装置はエレベーターの救出運転装置の点検
開始日時と救出運転終了時間、収集した救出運転データ
および救出運転基準データを記憶する。
【0007】図2および図3はエレベーターの救出運転
装置の点検処理の流れ図である。これらの図に従ってエ
レベーターの救出運転装置の点検処理動作を説明する。
制御装置9は内部に時計を具えていて、停電検出器動作
装置12は制御装置9の時計から得た時刻データと診断
装置13に付設された記憶装置から読み出した救出運転
装置の点検日時データを比較し、予め設定された日時に
なると、停電検出器2に動作指令信号を送って停電検出
器2を動作させる(S1)。停電検出器2が動作すると
救出運転装置10が停電検出信号を検知して断続器の主
接点3a,3b,3cを開路させるので、エレベーター
は実質的に停電状態となり、制御装置9とコンバーター
4への商用電源1の交流電力の供給が絶たれる。そこ
で、救出運転装置10は主接点3a,3b,3cを開路
させた後、救出運転装置10が内蔵する蓄電池から直流
電源を制御装置9とインバーター5に供給させると共
に、制御装置9に救出運転を指令し、エレベーターを救
出運転させる。そして、診断装置13は救出運転時に計
測した各種データを収集し、付設された記憶装置に記憶
させ、収集データまたは記憶装置から読み出したデータ
との間で演算したデータと、予め設定された設定データ
とを比較して判断する。まず、救出運転装置10が内蔵
する蓄電池の当初の端子電圧VA のデータを収集し(S
2)、その値が予め設定した基準値に保たれているか否
かを判断する(S3)。判断結果がNoならば、蓄電池
電圧異常と判断して(S4)、蓄電池電圧データと共に
蓄電池電圧異常情報を通信装置14から通信回線15を
介して監視センター16に通報する(S18)(図3参
照)。そして、停電検出器2の動作を元に戻し、即ち、
停電非検出状態にし(S19)、エレベーターの救出運
転装置の点検処理動作を終了する。ステップS3の判断
結果がYesならば、即ち、蓄電池の当初の端子電圧V
Aが適性ならば、診断装置13は付設された記憶装置に
蓄電池の当初の端子電圧VA を記憶させると共に、制御
装置9に最寄り階への救出運転指令を発する(S5)。
制御装置9はこの救出運転指令を受けると、エレベータ
ーを重負荷方向(乗りかごが無荷重の場合は下降運転、
定格以上の荷重積載の場合は上昇運転)に点検運転す
る。診断装置13はこの点検運転中のエレベーターの運
転速度データを収集し、運転速度履歴を演算する(S
6)。図4は運転速度履歴を演算して得た一例を示した
ものである。そして、運転速度履歴を基に点検運転の定
常走行における最大速度Vmax と、定常走行における速
度変動Vxを求め、これらの値が予め設定した基準値か
ら所定値以上外れていないか否かを判断する(S7)。
判断結果がNoならば、運転速度異常と判断して(S
8)、前述のように、最大速度Vmax と速度変動Vxデ
ータと共に運転速度異常情報を監視センター16に通報
した後、停電検出器2の動作を元に戻し、この処理を終
了する。
【0008】ステップS7の判断結果がYesならば、
点検運転によってエレベーターが最寄り階に停止した
後、図示しない着床センサーが乗りかご床と乗り場床と
の間の着床誤差、即ち、着床レベルデータを制御装置9
に送出する。そこで、診断装置13は制御装置9からこ
の着床レベルデータを収集し(S9)、この着床レベル
データが予め設定した基準値から所定値以上外れていな
いか否かを判断する(S10)。判断結果がNoなら
ば、着床レベル異常と判断して(S11)、前述のよう
に、着床レベルデータと共に着床レベル異常情報を監視
センター16に通報した後、停電検出器2の動作を元に
戻し、この処理を終了する。ステップS10の判断結果
がYesならば、乗りかごの扉の開閉動作を制御装置9
に要求し、扉の開閉動作に要する時間を計時する(S1
2)(図3参照)。そして、この扉の開閉時間が所定の
時間内かか否かを判断する(S13)。判断結果がNo
ならば、扉開閉異常と判断して(S14)、前述のよう
に、扉の開閉時間データと共に着床レベル異常情報を監
視センター16に通報した後、停電検出器2の動作を元
に戻し、この処理を終了する。ステップS13の判断結
果がYesならば、診断装置13は救出運転終了時間が
経過して点検運転が終了した後、救出運転装置10が内
蔵する蓄電池の点検運転終了後の端子電圧VC のデータ
を収集する。そして、点検運転の開始前に収集し記憶装
置に記憶させ、読み出した蓄電池の当初の端子電圧VA
のデータとの差、即ち、点検運転による蓄電池の端子電
圧の電圧低下ΔVを演算する(S15)。図5は点検運
転時の蓄電池の端子電圧の時間経過特性の一例を示した
特性図である。次に、この電圧低下ΔVが予め設定され
た基準値より小さいか否かを判断する(S16)。判断
結果がNoならば、蓄電池の寿命が尽きたものと判断し
て(S17)、前述のように、蓄電池寿命の消尽を監視
センター16に通報する。ステップS16の判断結果が
Yesで、救出運転終了時間になったならば救出運転装
置10が停電検出器2の動作を元に戻し、この処理を終
了する(S18)。なお、監視センター16では救出運
転異常情報の通報を受けると、救出運転異常の内容に対
応した処置を準備する。上述のように本実施例において
は、エレベーターを運転制御する制御装置9に救出運転
装置10および点検装置11を接続して救出運転および
救出運転の点検を行うようにしたから、既設のエレベー
ター装置に対しても容易に適用可能であり、装置価格の
低減に寄与できる。また、蓄電池の当初の端子電圧のデ
ータ、点検運転の定常走行における最大速度Vmax と速
度変動Vx、着床レベルデータ、扉の開閉時間データお
よび点検運転の終了後の蓄電池の端子電圧の電圧低下Δ
Vを収集もしくは演算して、基準値との比較判断を行う
ようにしたが、一旦、全ての判断データを収集もしくは
演算し記憶装置に記憶させ、その後読み出して、それぞ
れ基準値との比較判断を行って異常と判断した時に異常
内容を監視センター16に通報するようにしても良い。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、所定の時期に商用電源の停電に拘らず停電検
出手段を強制動作させ、これによってエレベーターを救
出運転した時の点検データを収集した点検データまたは
該点検データ等に基づいて演算された演算データと予め
設定された設定データとを比較して救出運転動作が正常
に行われたか否かを判定し、救出運転動作が正常に行わ
れないと判定した時に救出運転異常の情報を通信手段を
介して遠隔地の情報受信装置に発信するようにしたの
で、保守員が救出運転動作の点検のために現場に出向く
手間が省け、しかも、救出運転動作に異常が発生した時
には、その救出運転異常の情報を遠隔地に設けられた、
例えば、監視センターで把握でき、救出運転異常の内容
に対応した処置を準備できるから、保守作業の作業効率
を著しく向上させることができる。請求項2記載の発明
によれば、停電検出手段を強制動作させる動作開始日時
と動作終了時刻を記憶すると共に時間を計時するように
したので、所定の救出運転点検時期に自動的に救出運転
点検動作を行わせることができる。請求項3記載の発明
によれば、救出運転手段がエレベーターを救出運転した
時のエレベーターの速度データ、同じく、着床したエレ
ベーターの乗りかご床と乗り場床との差を表す着床レベ
ルデータ、非常用電源の電源電圧データまたは非常用電
源の寿命が消尽したことを判断するためのデータを含む
点検データを収集するようにしたので、救出運転の異常
を的確に判定することができる。請求項4記載の発明に
よれば、停電検出手段が動作した時に、エレベーターの
運転を制御するエレベーター制御装置に非常用電源を接
続してエレベーターを最寄り階床まで救出運転させるよ
うにしたので、通常、エレベーターが具えるエレベータ
ー制御装置を活用して救出運転させるから、救出運転手
段の構成を簡略化できると共に、救出運転動作も簡単に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るエレベーターの救出運
転点検装置の概略構成を示すブロック図
【図2】エレベーターの救出運転装置の点検処理の流れ
【図3】図2に続く点検処理の流れ図
【図4】運転速度履歴を演算して得た一例を示す経時速
度特性図
【図5】点検運転時の蓄電池の端子電圧の時間経過特性
の一例を示した特性図
【符号の説明】
1 商用電源 2 停電検出器 3(a,b,c) 主接点 4 コンバーター 5 インバーター 6 駆動モーター 7 乗りかご 9 制御装置 10 救出運転装置 11 点検装置 12 停電検出器動作装置 13 診断装置 14 通信装置 16 監視センター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 真一郎 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内 (72)発明者 河野 賢治 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステムサービス内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターの商用電源の停電を検出す
    る停電検出手段が前記商用電源の停電を検出した時にエ
    レベーターを救出運転する救出運転手段による救出運転
    動作を点検するために、前記商用電源の停電に拘らず前
    記救出運転手段を動作させ、これによって行われる救出
    運転動作が正常に行われるか否かを判定する救出運転点
    検装置において、 所定の時期に前記商用電源の停電に拘らず前記停電検出
    手段を強制動作させる停電検出強制動作手段と、 該停電検出強制動作手段の動作によって前記停電検出手
    段が動作し、これによって前記救出運転手段がエレベー
    ターを救出運転した時の点検データを収集する点検デー
    タ収集手段と、 該点検データ収集手段が収集した点検データを記憶する
    点検データ記憶手段と、 前記点検データ収集手段が収集した点検データまたは該
    点検データや前記点検データ記憶手段から読み出した点
    検データに基づいて演算された演算データと予め設定さ
    れた設定データとを比較して救出運転動作が正常に行わ
    れたか否かを判定する救出運転判定手段と、 該救出運転判定手段が当該救出運転動作を異常と判定し
    た時に救出運転異常の情報を通信手段を介して遠隔地の
    情報受信装置に発信する異常情報発信手段を有したこと
    を特徴とする救出運転点検装置。
  2. 【請求項2】 停電検出手段を強制動作させる停電検出
    強制動作手段の動作開始日時と動作終了時刻を記憶する
    救出運転点検日時記憶手段と、 時間を計時する計時手段を有したことを特徴とする請求
    項1記載の救出運転点検装置。
  3. 【請求項3】 点検データ収集手段が収集する点検デー
    タには救出運転手段がエレベーターを救出運転した時の
    エレベーターの速度データ、同じく、着床したエレベー
    ターの乗りかご床と乗り場床との差を表す着床レベルデ
    ータ、前記非常用電源の電源電圧データまたは前記非常
    用電源の寿命が消尽したことを判断するためのデータが
    含まれていることを特徴とする請求項1記載の救出運転
    点検装置。
  4. 【請求項4】 救出運転手段は停電検出手段が動作した
    時に、エレベーターの運転を制御するエレベーター制御
    装置に非常用電源を接続してエレベーターを最寄り階床
    まで救出運転させるものであることを特徴とする請求項
    1記載の救出運転点検装置。
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