JPH079939A - エアバッグ展開用ガス発生装置 - Google Patents
エアバッグ展開用ガス発生装置Info
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- JPH079939A JPH079939A JP5150390A JP15039093A JPH079939A JP H079939 A JPH079939 A JP H079939A JP 5150390 A JP5150390 A JP 5150390A JP 15039093 A JP15039093 A JP 15039093A JP H079939 A JPH079939 A JP H079939A
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- cylindrical member
- gas generating
- air bag
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/26—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow
- B60R21/264—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic
- B60R21/2644—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags characterised by the inflation fluid source or means to control inflation fluid flow using instantaneous generation of gas, e.g. pyrotechnic using only solid reacting substances, e.g. pellets, powder
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F42—AMMUNITION; BLASTING
- F42B—EXPLOSIVE CHARGES, e.g. FOR BLASTING, FIREWORKS, AMMUNITION
- F42B3/00—Blasting cartridges, i.e. case and explosive
- F42B3/04—Blasting cartridges, i.e. case and explosive for producing gas under pressure
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Fluid Mechanics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 衝突安全装置用のエアバッグを燃焼ガスによ
り展開するのに使用されるエアバッグ展開用ガス発生装
置に関し、内側筒状部材に形成されるガス流通孔の位置
と、外側筒状部材に形成されるガス流出口の位置とを予
め定められた所定の位置関係に容易,確実に設定するこ
とを目的とする。 【構成】 外周にガス流出口が形成される長尺有底状の
外側筒状部材内に、フィルタを介して、外周にガス流通
孔49の形成される内側筒状部材47を挿入し、この内
側筒状部材内にガス発生剤を収容してなるエアバッグ展
開用ガス発生装置において、前記内側筒状部材の開口端
に、前記外側筒状部材の底面に形成される凸部または凹
部に係合する凹部97または凸部を形成して構成する。
り展開するのに使用されるエアバッグ展開用ガス発生装
置に関し、内側筒状部材に形成されるガス流通孔の位置
と、外側筒状部材に形成されるガス流出口の位置とを予
め定められた所定の位置関係に容易,確実に設定するこ
とを目的とする。 【構成】 外周にガス流出口が形成される長尺有底状の
外側筒状部材内に、フィルタを介して、外周にガス流通
孔49の形成される内側筒状部材47を挿入し、この内
側筒状部材内にガス発生剤を収容してなるエアバッグ展
開用ガス発生装置において、前記内側筒状部材の開口端
に、前記外側筒状部材の底面に形成される凸部または凹
部に係合する凹部97または凸部を形成して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衝突安全装置用の空気
袋,救命袋,ゴムボート,脱出シュート等のエアバッグ
を燃焼ガスにより展開するのに使用されるエアバッグ展
開用ガス発生装置に関する。
袋,救命袋,ゴムボート,脱出シュート等のエアバッグ
を燃焼ガスにより展開するのに使用されるエアバッグ展
開用ガス発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乗用車において、その衝突時のシ
ョックから運転者を保護するための衝突安全装置は、エ
アバッグと、このエアバッグをガスにより展開するため
のエアバッグ展開用ガス発生装置とから構成されてお
り、乗用車の衝突時に、エアバッグ展開用ガス発生装置
内に充填した火薬類、あるいはその類似組成物からなる
ガス発生剤を点火燃焼させ、その発生ガスによりエアバ
ッグを瞬時に展開して、運転者を衝突から保護し、運転
者の重大な負傷を防止するようになっている。
ョックから運転者を保護するための衝突安全装置は、エ
アバッグと、このエアバッグをガスにより展開するため
のエアバッグ展開用ガス発生装置とから構成されてお
り、乗用車の衝突時に、エアバッグ展開用ガス発生装置
内に充填した火薬類、あるいはその類似組成物からなる
ガス発生剤を点火燃焼させ、その発生ガスによりエアバ
ッグを瞬時に展開して、運転者を衝突から保護し、運転
者の重大な負傷を防止するようになっている。
【0003】図9は、本出願人が、先に、特願平3−2
99116号として特許出願したエアバッグ展開用ガス
発生装置を示すもので、このエアバッグ展開用ガス発生
装置は、外周に複数のガス流出口11が形成される長尺
状の外側筒状部材13と、この外側筒状部材13に挿入
され外周にガス流通孔15の形成される内側筒状部材1
7と、外側筒状部材13と内側筒状部材17との間に配
置される最終フィルタ19と、内側筒状部材17の軸長
方向に積層状態で収容され中央に貫通孔21の形成され
る複数のガス発生剤23と、内側筒状部材17の一側に
配置される点火器25および着火薬27とを備えて構成
され、ガス発生剤23および着火薬27が、ガス発生剤
パック29内に収容されている。
99116号として特許出願したエアバッグ展開用ガス
発生装置を示すもので、このエアバッグ展開用ガス発生
装置は、外周に複数のガス流出口11が形成される長尺
状の外側筒状部材13と、この外側筒状部材13に挿入
され外周にガス流通孔15の形成される内側筒状部材1
7と、外側筒状部材13と内側筒状部材17との間に配
置される最終フィルタ19と、内側筒状部材17の軸長
方向に積層状態で収容され中央に貫通孔21の形成され
る複数のガス発生剤23と、内側筒状部材17の一側に
配置される点火器25および着火薬27とを備えて構成
され、ガス発生剤23および着火薬27が、ガス発生剤
パック29内に収容されている。
【0004】このエアバッグ展開用ガス発生装置によれ
ば、ガス発生剤23の燃焼ガス容量を従来より大幅に増
大することができるとともに、大容量の燃焼ガスを確実
に浄化することができる。
ば、ガス発生剤23の燃焼ガス容量を従来より大幅に増
大することができるとともに、大容量の燃焼ガスを確実
に浄化することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエアバッグ展開用ガス発生装置では、内側筒
状部材17の端部が、外側筒状部材13の底面13aに
形成される穴部13bに単に挿入されているため、内側
筒状部材17に所定の位置関係を保って形成されるガス
流通孔15の位置と、外側筒状部材13に所定の位置関
係を保って形成されるガス流出口11の位置とを、予め
定められた所定の位置関係に、容易,確実に設定するこ
とが困難であり、内側筒状部材17内で燃焼したガス発
生剤23の燃焼ガスを、最適の経路でガス流出口11か
ら流出させることが困難になるという問題があった。
うな従来のエアバッグ展開用ガス発生装置では、内側筒
状部材17の端部が、外側筒状部材13の底面13aに
形成される穴部13bに単に挿入されているため、内側
筒状部材17に所定の位置関係を保って形成されるガス
流通孔15の位置と、外側筒状部材13に所定の位置関
係を保って形成されるガス流出口11の位置とを、予め
定められた所定の位置関係に、容易,確実に設定するこ
とが困難であり、内側筒状部材17内で燃焼したガス発
生剤23の燃焼ガスを、最適の経路でガス流出口11か
ら流出させることが困難になるという問題があった。
【0006】すなわち、内側筒状部材17内で燃焼した
ガス発生剤23の燃焼ガスは、内側筒状部材17のガス
流通孔15から最終フィルタ19に流入し、最終フィル
タ19により浄化された後、外側筒状部材13のガス流
出口11からエアバッグ側に流入されるが、ガス流通孔
15とガス流出口11とが所定の位置関係にないと、燃
焼ガスの最終フィルタ19への流入位置および最終フィ
ルタ19からの流出位置が設定された位置よりずれ、最
終フィルタ19による浄化性能が低下するという問題が
あった。
ガス発生剤23の燃焼ガスは、内側筒状部材17のガス
流通孔15から最終フィルタ19に流入し、最終フィル
タ19により浄化された後、外側筒状部材13のガス流
出口11からエアバッグ側に流入されるが、ガス流通孔
15とガス流出口11とが所定の位置関係にないと、燃
焼ガスの最終フィルタ19への流入位置および最終フィ
ルタ19からの流出位置が設定された位置よりずれ、最
終フィルタ19による浄化性能が低下するという問題が
あった。
【0007】本発明は、上記のような問題を解決したも
ので、内側筒状部材に形成されるガス流通孔の位置と、
外側筒状部材に形成されるガス流出口の位置とを予め定
められた所定の位置関係に容易,確実に設定することが
できるエアバッグ展開用ガス発生装置を提供することを
目的とする。
ので、内側筒状部材に形成されるガス流通孔の位置と、
外側筒状部材に形成されるガス流出口の位置とを予め定
められた所定の位置関係に容易,確実に設定することが
できるエアバッグ展開用ガス発生装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のエアバッグ展開
用ガス発生装置は、外周にガス流出口が形成される長尺
有底状の外側筒状部材内に、フィルタを介して、外周に
ガス流通孔の形成される内側筒状部材を挿入し、この内
側筒状部材内にガス発生剤を収容してなるエアバッグ展
開用ガス発生装置において、前記内側筒状部材の開口端
に、前記外側筒状部材の底面に形成される凸部または凹
部に係合する凹部または凸部を形成してなるものであ
る。
用ガス発生装置は、外周にガス流出口が形成される長尺
有底状の外側筒状部材内に、フィルタを介して、外周に
ガス流通孔の形成される内側筒状部材を挿入し、この内
側筒状部材内にガス発生剤を収容してなるエアバッグ展
開用ガス発生装置において、前記内側筒状部材の開口端
に、前記外側筒状部材の底面に形成される凸部または凹
部に係合する凹部または凸部を形成してなるものであ
る。
【0009】
【作用】本発明のエアバッグ展開用ガス発生装置では、
外側筒状部材の開口端から内側筒状部材を挿入すると、
内側筒状部材の開口端に形成される凹部または凸部が、
外側筒状部材の底面に形成される凸部または凹部に係合
される。
外側筒状部材の開口端から内側筒状部材を挿入すると、
内側筒状部材の開口端に形成される凹部または凸部が、
外側筒状部材の底面に形成される凸部または凹部に係合
される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1および図2は、本発明のエアバッグ
展開用ガス発生装置の一実施例を示しており、図におい
て符号35は、一側端板部37および他側端板部39に
より密閉される長尺状の外側筒状部材を示している。
いて説明する。図1および図2は、本発明のエアバッグ
展開用ガス発生装置の一実施例を示しており、図におい
て符号35は、一側端板部37および他側端板部39に
より密閉される長尺状の外側筒状部材を示している。
【0011】この外側筒状部材35の外周には、多数の
ガス流出口41が形成されている。そして、他側端板部
39には、車両側への取り付け部43が一体形成されて
いる。
ガス流出口41が形成されている。そして、他側端板部
39には、車両側への取り付け部43が一体形成されて
いる。
【0012】外側筒状部材35の内側には、筒状の最終
フィルタ45が配置されている。この最終フィルタ45
は、例えば、細目金網,畳み織り金網等を重ね巻きして
構成され、燃焼ガスをエアバッグが焼損しない程度にま
で冷却し、また、燃焼ガスに含まれる燃焼残渣を除去
し、エアバッグに無害の窒素ガスのみを供給する機能を
有している。
フィルタ45が配置されている。この最終フィルタ45
は、例えば、細目金網,畳み織り金網等を重ね巻きして
構成され、燃焼ガスをエアバッグが焼損しない程度にま
で冷却し、また、燃焼ガスに含まれる燃焼残渣を除去
し、エアバッグに無害の窒素ガスのみを供給する機能を
有している。
【0013】この最終フィルタ45の内側には、内側筒
状部材47が挿入されている。内側筒状部材47の外周
には、全周にわたって、多数のガス流通孔49が形成さ
れている。
状部材47が挿入されている。内側筒状部材47の外周
には、全周にわたって、多数のガス流通孔49が形成さ
れている。
【0014】内側筒状部材47内には、ガス発生剤パッ
ク51が収容されている。このガス発生剤パック51
は、図3に示すように、アルミニウムからなる有底長尺
状の筒状パック53を有している。
ク51が収容されている。このガス発生剤パック51
は、図3に示すように、アルミニウムからなる有底長尺
状の筒状パック53を有している。
【0015】この筒状パック53内には、中央に貫通孔
55の形成される多数のガス発生剤57が、軸長方向に
積層状態で収容されている。筒状パック53の一側は、
一側端面59により密閉され、他側は、例えば、アルミ
ニウムのキャップ61からなる他側端面62により密閉
されている。
55の形成される多数のガス発生剤57が、軸長方向に
積層状態で収容されている。筒状パック53の一側は、
一側端面59により密閉され、他側は、例えば、アルミ
ニウムのキャップ61からなる他側端面62により密閉
されている。
【0016】筒状パック53の一側には、円筒状のスペ
ーサー63が配置されている。このスペーサー63は、
例えば、アルミニュウムからなり、スペーサー63の中
央には、例えば、180℃の低温で発火するオートイグ
ニッション用火薬が含まれている着火薬64が配置され
ている。
ーサー63が配置されている。このスペーサー63は、
例えば、アルミニュウムからなり、スペーサー63の中
央には、例えば、180℃の低温で発火するオートイグ
ニッション用火薬が含まれている着火薬64が配置され
ている。
【0017】この着火薬64は、着火薬パック65内に
収容されている。一方、筒状パック53の他側に配置さ
れるキャップ61は、筒状パック53に外周を巻き締め
成形され、筒状の巻き締め部67が形成されている。
収容されている。一方、筒状パック53の他側に配置さ
れるキャップ61は、筒状パック53に外周を巻き締め
成形され、筒状の巻き締め部67が形成されている。
【0018】そして、キャップ61の中央には、着火薬
66を収容するための突出部68が形成されている。着
火薬66には、例えば、180℃の低温で発火するオー
トイグニッション用火薬が含まれており、着火薬66
は、着火薬パック69内に収容されている。
66を収容するための突出部68が形成されている。着
火薬66には、例えば、180℃の低温で発火するオー
トイグニッション用火薬が含まれており、着火薬66
は、着火薬パック69内に収容されている。
【0019】また、筒状パック53内のキャップ61側
には、空間部71が形成され、この空間部71には、ガ
ス発生剤57に当接するホルダー73およびキャップ6
1に当接するホルダー75が配置され、これ等のホルダ
ー73,75の間に、コイルスプリング77の両端が支
持されている。
には、空間部71が形成され、この空間部71には、ガ
ス発生剤57に当接するホルダー73およびキャップ6
1に当接するホルダー75が配置され、これ等のホルダ
ー73,75の間に、コイルスプリング77の両端が支
持されている。
【0020】図1に示したように、外側筒状部材35の
一端を密閉する一側端板部37は、エンドキャップから
なり、外側筒状部材37の開口端部79により筒状パッ
ク53側に向けてカシメ固定されている。
一端を密閉する一側端板部37は、エンドキャップから
なり、外側筒状部材37の開口端部79により筒状パッ
ク53側に向けてカシメ固定されている。
【0021】このカシメ固定は、一側端板部37の嵌合
部81を内側筒状部材47の開口端に嵌合した状態で、
外側筒状部材37の開口端部79を、プレス機械等を使
用して一側端板部37に向けて所定の圧力で折曲し、塑
性変形することにより行われる。
部81を内側筒状部材47の開口端に嵌合した状態で、
外側筒状部材37の開口端部79を、プレス機械等を使
用して一側端板部37に向けて所定の圧力で折曲し、塑
性変形することにより行われる。
【0022】一側端板部37の中央には、貫通孔83が
形成され、この貫通孔83内に、点火器85が嵌挿さ
れ、一側端板部37にカシメにより固定されている。な
お、最終フィルタ45の両端と一側端板部37および他
側端板部39との間には、例えば、難燃性シリコンゴム
からなるパッキン87が配置されている。
形成され、この貫通孔83内に、点火器85が嵌挿さ
れ、一側端板部37にカシメにより固定されている。な
お、最終フィルタ45の両端と一側端板部37および他
側端板部39との間には、例えば、難燃性シリコンゴム
からなるパッキン87が配置されている。
【0023】この実施例では、ガス発生剤パック51の
他側端面62を形成するキャップ61と、外側筒状部材
35の他側端板部39との間には、例えば、コイルスプ
リングからなる付勢部材89が配置されている。
他側端面62を形成するキャップ61と、外側筒状部材
35の他側端板部39との間には、例えば、コイルスプ
リングからなる付勢部材89が配置されている。
【0024】そして、突出部68の先端は、他側端板部
39に対して所定の間隙Lを設けて配置されている。こ
の突出部68には、付勢部材89により他側端板部39
に押圧される熱伝達部材91が、付勢部材89の付勢力
より小さな嵌合荷重で嵌合されている。
39に対して所定の間隙Lを設けて配置されている。こ
の突出部68には、付勢部材89により他側端板部39
に押圧される熱伝達部材91が、付勢部材89の付勢力
より小さな嵌合荷重で嵌合されている。
【0025】しかして、この実施例では、図4および図
5に示すように、外側筒状部材35の他側端板部39に
は、内側筒状部材47の端部が挿入される穴部93が形
成されている。
5に示すように、外側筒状部材35の他側端板部39に
は、内側筒状部材47の端部が挿入される穴部93が形
成されている。
【0026】そして、この穴部93の内周には、180
度の角度を置いて一対の矩形状の凸部95が一体形成さ
れている。一方、内側筒状部材47の両開口端には、図
6および図7に示すように、180度の角度を置いて一
対の矩形状の凹部97が形成されている。
度の角度を置いて一対の矩形状の凸部95が一体形成さ
れている。一方、内側筒状部材47の両開口端には、図
6および図7に示すように、180度の角度を置いて一
対の矩形状の凹部97が形成されている。
【0027】この凹部97の入口には、凸部95の凹部
97への挿入を容易にするため、図8に示すように、面
取部99が形成されている。上述したエアバッグ展開用
ガス発生装置では、点火器85に電気が通電されると、
着火薬64が燃焼し、この燃焼により、ガス発生剤57
が燃焼し、ガス発生剤パック51の筒状パック53が、
内側筒状部材47のガス流通孔49の位置において破断
し、燃焼ガスは、内側筒状部材47のガス流通孔49を
通り、最終フィルタ45に流入し、最終フィルタ45に
より浄化され、外側筒状部材35のガス流出口41から
エアバッグ内に流入される。
97への挿入を容易にするため、図8に示すように、面
取部99が形成されている。上述したエアバッグ展開用
ガス発生装置では、点火器85に電気が通電されると、
着火薬64が燃焼し、この燃焼により、ガス発生剤57
が燃焼し、ガス発生剤パック51の筒状パック53が、
内側筒状部材47のガス流通孔49の位置において破断
し、燃焼ガスは、内側筒状部材47のガス流通孔49を
通り、最終フィルタ45に流入し、最終フィルタ45に
より浄化され、外側筒状部材35のガス流出口41から
エアバッグ内に流入される。
【0028】そして、この実施例では、外側筒状部材3
5の一側に配置される点火器85に電気を通電すると、
先ず、一側の着火薬64が燃焼し、点火器85側のガス
発生剤57が燃焼を開始するとともに他側の着火薬66
が燃焼し、他側の着火薬66側のガス発生剤57が燃焼
する。
5の一側に配置される点火器85に電気を通電すると、
先ず、一側の着火薬64が燃焼し、点火器85側のガス
発生剤57が燃焼を開始するとともに他側の着火薬66
が燃焼し、他側の着火薬66側のガス発生剤57が燃焼
する。
【0029】しかして、以上のように構成されたエアバ
ッグ展開用ガス発生装置では、内側筒状部材47の開口
端に、外側筒状部材35の他側端板部39に形成される
凸部95に係合する凹部97を形成したので、内側筒状
部材47に形成されるガス流通孔49の位置と、外側筒
状部材35に形成されるガス流出口41の位置とを予め
定められた所定の位置関係に容易,確実に設定すること
が可能になる。
ッグ展開用ガス発生装置では、内側筒状部材47の開口
端に、外側筒状部材35の他側端板部39に形成される
凸部95に係合する凹部97を形成したので、内側筒状
部材47に形成されるガス流通孔49の位置と、外側筒
状部材35に形成されるガス流出口41の位置とを予め
定められた所定の位置関係に容易,確実に設定すること
が可能になる。
【0030】すなわち、上述したエアバッグ展開用ガス
発生装置では、外側筒状部材35の開口端から内側筒状
部材47を挿入し、内側筒状部材47の開口端に形成さ
れる凹部97を、外側筒状部材35の他側端板部39に
形成される凸部95に係合すると、外側筒状部材35と
内側筒状部材47との位置関係が規制されるため、内側
筒状部材47に形成されるガス流通孔49の位置と、外
側筒状部材35に形成されるガス流出口41の位置とを
予め定められた所定の位置関係に容易,確実に設定する
ことができる。
発生装置では、外側筒状部材35の開口端から内側筒状
部材47を挿入し、内側筒状部材47の開口端に形成さ
れる凹部97を、外側筒状部材35の他側端板部39に
形成される凸部95に係合すると、外側筒状部材35と
内側筒状部材47との位置関係が規制されるため、内側
筒状部材47に形成されるガス流通孔49の位置と、外
側筒状部材35に形成されるガス流出口41の位置とを
予め定められた所定の位置関係に容易,確実に設定する
ことができる。
【0031】また、この実施例では、内側筒状部材47
および外側筒状部材35に、凹部97および凸部95を
180度の角度をおいて対向して配置し、この両側にガ
ス流通孔49およびガス流出口41を対称に設けたの
で、少なくとも内側筒状部材47を180度回転するこ
とにより凹部97を凸部95に係止することが可能にな
り、組み立て性を向上することができる。
および外側筒状部材35に、凹部97および凸部95を
180度の角度をおいて対向して配置し、この両側にガ
ス流通孔49およびガス流出口41を対称に設けたの
で、少なくとも内側筒状部材47を180度回転するこ
とにより凹部97を凸部95に係止することが可能にな
り、組み立て性を向上することができる。
【0032】さらに、この実施例では、内側筒状部材4
7の両端に凹部97を形成したので、外側筒状部材35
内に内側筒状部材47を挿入する時に、いずれの端部か
らでも挿入することが可能になり、組み立て性を向上す
ることができる。
7の両端に凹部97を形成したので、外側筒状部材35
内に内側筒状部材47を挿入する時に、いずれの端部か
らでも挿入することが可能になり、組み立て性を向上す
ることができる。
【0033】なお、以上述べた実施例では、内側筒状部
材47に凹部97を形成し、外側筒状部材35に凸部9
5を形成した例について説明したが、本発明はかかる実
施例に限定されるものではなく、内側筒状部材47に凸
部95を形成し、外側筒状部材35に凹部97を形成し
ても良いことは勿論である。
材47に凹部97を形成し、外側筒状部材35に凸部9
5を形成した例について説明したが、本発明はかかる実
施例に限定されるものではなく、内側筒状部材47に凸
部95を形成し、外側筒状部材35に凹部97を形成し
ても良いことは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のエアバッグ
展開用ガス発生装置では、外側筒状部材の開口端から内
側筒状部材を挿入し、内側筒状部材の開口端に形成され
る凹部または凸部を、外側筒状部材の底面に形成される
凸部または凹部に係合すると、外側筒状部材と内側筒状
部材との位置関係が規制されるため、内側筒状部材に形
成されるガス流通孔の位置と、外側筒状部材に形成され
るガス流出口の位置とを予め定められた所定の位置関係
に容易,確実に設定することができるという利点があ
る。
展開用ガス発生装置では、外側筒状部材の開口端から内
側筒状部材を挿入し、内側筒状部材の開口端に形成され
る凹部または凸部を、外側筒状部材の底面に形成される
凸部または凹部に係合すると、外側筒状部材と内側筒状
部材との位置関係が規制されるため、内側筒状部材に形
成されるガス流通孔の位置と、外側筒状部材に形成され
るガス流出口の位置とを予め定められた所定の位置関係
に容易,確実に設定することができるという利点があ
る。
【図1】本発明のエアバッグ展開用ガス発生装置の一実
施例を示す縦断面図である。
施例を示す縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う横断面図である。
【図3】図1のガス発生剤パックを示す断面図である。
【図4】図1の外側筒状部材を示す断面図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図1の内側筒状部材を示す断面図である。
【図7】図6の正面図である。
【図8】図6の凹部の詳細を示す拡大図である。
【図9】本出願人が先に出願したエアバッグ展開用ガス
発生装置を示す縦断面図である。
発生装置を示す縦断面図である。
35 外側筒状部材 37 一側端板部 39 他側端板部 41 ガス流出口 49 ガス流通孔 51 ガス発生剤パック 53 筒状パック 57 ガス発生剤 59 一側端面 61 キャップ 62 他側端面 64,66 着火薬 79 開口端部 85 点火器 95 凸部 97 凹部
Claims (1)
- 【請求項1】 外周にガス流出口が形成される長尺有底
状の外側筒状部材内に、フィルタを介して、外周にガス
流通孔の形成される内側筒状部材を挿入し、この内側筒
状部材内にガス発生剤を収容してなるエアバッグ展開用
ガス発生装置において、 前記内側筒状部材の開口端に、前記外側筒状部材の底面
に形成される凸部または凹部に係合する凹部または凸部
を形成してなることを特徴とするエアバッグ展開用ガス
発生装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5150390A JPH079939A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | エアバッグ展開用ガス発生装置 |
US08/127,757 US5382415A (en) | 1993-06-22 | 1993-09-27 | Air bag inflation gas generator |
DE0635402T DE635402T1 (de) | 1993-06-22 | 1993-09-29 | Gasgenerator zum Aufblasen eines Gaskissens. |
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EP93115732A EP0635402B1 (en) | 1993-06-22 | 1993-09-29 | Air bag inflation gas generator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5150390A JPH079939A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | エアバッグ展開用ガス発生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH079939A true JPH079939A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15495950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5150390A Pending JPH079939A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | エアバッグ展開用ガス発生装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5382415A (ja) |
EP (1) | EP0635402B1 (ja) |
JP (1) | JPH079939A (ja) |
DE (2) | DE635402T1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US5625164A (en) * | 1995-09-22 | 1997-04-29 | Trw Inc. | Air bag inflator |
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US4005876A (en) * | 1975-04-10 | 1977-02-01 | Thiokol Corporation | Gas generator for automobile safety cushions |
SE7703125L (sv) * | 1976-03-29 | 1977-09-30 | Allied Chem | Pyroteknisk uppblasningsanordning |
US4394033A (en) * | 1981-02-26 | 1983-07-19 | The Firestone Tire & Rubber Company | Temperature compensating elastic cone |
US4950458A (en) * | 1989-06-22 | 1990-08-21 | Morton International, Inc. | Passenger automotive restraint generator |
US5058921A (en) * | 1989-12-04 | 1991-10-22 | Talley Automotive Products, Inc. | Linear bilateral inflator module |
JP3100707B2 (ja) * | 1990-11-28 | 2000-10-23 | デイナミート ノーベル アクチエンゲゼルシヤフト | 膨らませ可能な衝突クッションのためのガス発生器 |
US5109772A (en) * | 1991-01-22 | 1992-05-05 | Morton International, Inc. | Flash ignition system |
US5149130A (en) * | 1991-05-28 | 1992-09-22 | General Motors Corporation | Liner for inflatable occupant restraint cushion |
JP2865153B2 (ja) * | 1991-11-14 | 1999-03-08 | 日本工機株式会社 | エアバッグ展開用ガス発生装置 |
US6379627B1 (en) * | 1991-12-09 | 2002-04-30 | Automotive Systems Laboratory, Inc. | Gas generator |
DE9217637U1 (de) * | 1992-12-23 | 1993-04-01 | Rumer, Klaus, Dr.-Ing., 8562 Hersbruck | Gaserzeugungs-Kapsel zum Aufblasen von Luftsäcken (Airbags) |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP5150390A patent/JPH079939A/ja active Pending
- 1993-09-27 US US08/127,757 patent/US5382415A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-09-29 EP EP93115732A patent/EP0635402B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-09-29 DE DE0635402T patent/DE635402T1/de active Pending
- 1993-09-29 DE DE69320037T patent/DE69320037T2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE635402T1 (de) | 1995-09-28 |
EP0635402A1 (en) | 1995-01-25 |
EP0635402B1 (en) | 1998-07-29 |
DE69320037D1 (de) | 1998-09-03 |
DE69320037T2 (de) | 1998-12-10 |
US5382415A (en) | 1995-01-17 |
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