JPH0790574B2 - 射出成形機と射出成形法 - Google Patents

射出成形機と射出成形法

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JPH0790574B2
JPH0790574B2 JP1016483A JP1648389A JPH0790574B2 JP H0790574 B2 JPH0790574 B2 JP H0790574B2 JP 1016483 A JP1016483 A JP 1016483A JP 1648389 A JP1648389 A JP 1648389A JP H0790574 B2 JPH0790574 B2 JP H0790574B2
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injection
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ハスキー・インジエクシヨン・モールデイング・システムズ・リミテツド
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は射出成形機と射出成形法、特に連続して配置さ
れた複数の成形型を操作できる射出成形機と射出成形法
に関連する。
従来の技術 連続的に配置された複数の金型を操作する従来の射出成
形機には、例えば、米国特許第3,707,342号(ローマン
名義、1972年12月26日発行)明細書に示されるように、
直列、即ちタンデムに一定間隔離して配置された2個の
金型の間に二重ノズル射出ユニットを配置して、2個の
金型を充填する射出成形機を示すが、この射出成形機は
金型を充填する別個の装置を備えていない。
本発明に関連のある別の従来技術は、米国特許第3,898,
030号(ビショップ名義1975年8月5日発行)の「交互
に射出するダイアセンブリを有する射出成形クランプ装
置」と称する発明である。
この明細書では、2つのラッチを使用して分離可能な2
つの金型部品を組合せ、単一のクランプ及び射出装置と
両金型に使用している。
別の従来技術は1976年2月24日付けで発行された「時間
節約型プラスチック引戻し弁アセンブリ」と称するの米
国再発行特許第28,721号(フアレル名義)である。この
明細書には、往復ねじ主射出一次ユニットと、主射出一
次ユニットから二次ユニットに融解プラスチック流を偏
向して一次射出ユニットを分離して二次ユニットで金型
に「充填」する弁を有する補助射出ピストンとを有す
る。
他の関連機構はPCT公開第WO86/01146(1986年2月26
日)と***特許第3428780号(1986年3月13日)に記載
されている。
他の従来技術は、金型キヤビティ板が一体のホットラン
ナで分離されて背中合わせに配置された積重ねたサンド
イッチ構造の金型装置である。積重ね金型装置の代表的
な例は米国特許第3,723,040号、第3,973,892号及び第4,
400,341号の明細書に開示されている。積重ね又はサン
ドイッチ型金型装置は業界で公知であるが、この欠点は
最適操作サイクルが困難なことと各構成要素の融通性が
ないことである。
本発明に関連のある他の文献は米国特許第4,752,207号
(カーデン名義、1988年6月21日発行)の明細書で、こ
れには「STUBBE-2成形ステーション射出成形機」と称す
るパンフレットと、「ストーク L−型射出成形機」と
称するパンフレットが含まれる。
米国特許第4,752,207号の明細書及び関連STUBBEパンフ
レット(1986年10月発行)は、プラスチック射出ユニッ
トと可動プラテンで支持される分配器との間のグースネ
ック接続部を開示している。
ストークパンフレット(1985年頃発行)は金型クランプ
ユニット軸に垂直に配置された射出ユニットを開示して
いる。
ホットランナを単一ユニット部品として金型要素を組合
わせることは不利である。この構成では、金型交換を希
望する際は、多部品の金型要素とホットランナを一つの
ユニットとして交換することが必要である。金型要素を
ホットランナシステムから分離できる場合には金型要素
を除去する必要があるが、ホットランナは成形機接続具
として残る。
米国特許第4,539,171号(ソーレンセン名義)の発明も
本発明に関係がある。この明細書では熱可塑性材料は、
連結して熱可塑性材料の導管を構成するいわゆるスノー
ケルと強力ノズルによって射出ユニットからサンドイッ
チ金型に移送される。これらのスノーケルとノズルは、
クランプ用プラテン10と11が往復運動する中心軸13と並
行で一定距離離れた共通軸線に沿って相互に移動でき
る。
発明が解決しようとする課題 従来の射出成形機では最適操作サイクルが困難で成形機
の各構成要素の融通性がない欠点がある。
上記の従来技術に対して、本発明は、大型コンテナ又は
自動車車体部品等の大型部品の成形の際に、一部品当り
の成形サイクル時間を減少するため一連の成形操作を行
う種々の組合せに配置された複数の機械付属装置を備え
た複数の成形ステーションを有する射出成形機に関連す
る。
本発明の主な特徴は、金型アセンブリを互いに独立して
操作できかつ機械から容易に分離できる射出成形機を提
供するものである。
本発明の別の特徴は、連続して配置されかつ独立した中
央の可動プラテンで分離された複数の成形ステーション
を提供することにある。
本発明の他の特徴は、固定軸又は縦方向機械軸に対して
垂直な通路に沿って射出装置から成形材料をマニホール
ド分配ブロックに移送する構造体を提供することにあ
る。
本発明の他の特徴は固定軸に垂直な軸線に沿って分配ブ
ロックオリフイスに達する射出装置ノズルを密封するシ
ール装置を提供することにある。
本発明の別の特徴は、どの金型部品をこの可動中央プラ
テンに取付けても金型に連絡する分配器を可動中央プラ
テン内に設けることにある。
本発明の別の特徴は、全成形ステーションを同時に固定
するように動作する第1の固定装置を提供することにあ
る。複数の第2の固定装置と協力しかつこれと直列連結
する一つの第1の固定装置は、固定制御装置に応答し
て、種々の順列と組合せに応じて、複数の直列配置の成
形ステーションの金型を開閉するように作動する。
本発明の別の特徴は、分配器ブロック内に逆止弁を設
け、射出装置ノズルが分配器ブロックオリフィスと密封
接触しないときに樹脂の漏洩を阻止することにある。
本発明の別の特徴は、可動中央プラテンの両側に個々の
マニホールドを設けることにあり、可動中央プラテンの
上流に配置された弁装置の制御によって融解樹脂が可動
中央プラテンで支持される金型部品に供給される。可動
中央プラテンは冷却を目的とするコアを形成してもよ
く、マニホールドは絶縁用空気間隙によってプラテンか
ら分離される。
本発明の別の特徴は、射出装置及び/又は充填装置を個
々のマニホールドに選択的に連絡させるように動作する
弁装置をマニホールド分配器ブロック内に設けることで
ある。
本発明の他の特徴は、マニホールド分配器ブロックと射
出装置ノズルとの間にシールを形成しかつ維持する動力
装置を設けることにある。この動力装置は金型固定軸に
垂直な通路に沿って動作する。
本発明の他の特徴は、連続して配置された複数の成形ス
テーションを設けることにあり、成形ステーションは分
離した、可動中央プラテンによって分離される。
本発明の他の特徴は、独立した第2の固定装置を設ける
ことにあり、このシステムは直接かつ選択的に所定の成
形ステーションのプラテンを固定するように動作し、又
上記の所定成形ステーションの金型部品を固定するよう
に動作する。
本発明の他の特徴は、第2の固定装置を金型プラテン上
に直接装着することである。
本発明の更に他の特徴は、単一の射出装置及び1個又は
2個以上の二次射出装置を利用して融解プラスチック
を、異なる連続配置成形ステーションの複数の個々金型
キャビティに連続的に給送して個々の金型の総合生産性
を向上することにある。
本発明の他の特徴は、一次射出装置を金型キャビティ
「フィラ」(“filler")として、又金型キャビティ
「スタッファ」(“stuffer")として二重機能で使用す
ることである。
本発明の他の特徴は、一次射出装置及び二次射出装置を
利用して融解プラスチックを単一の第1の固定装置によ
って固定した複数の成形ステーションに注入する新規な
連続システムを提供することにより、一次射出装置は金
型の充填(filling)と詰込み即ちスタッフィング(stu
ffing)の両機能を一つの成形ステーションで実施す
る。
上記の新規な成形手順の別の特徴は、成形ステーション
Aで成形された部品、例えば、一次及び二次射出装置に
よって成形されたものが成形ステーションBで成形され
た別の部品とは全く異なる大きさと構造を有するもので
ある。この特徴によれば成形ステーションBにおける融
解プラスチックの充填とスタッフィングは単一の射出装
置によって連続的に行われる。
本発明の他の特徴は、ほぼ同じ冷却期間を必要とする2
個の部品が、単一の第1の固定装置を使用する2個の連
続配置成形ステーションで成形できることである。単一
の第1の固定装置は、第1及び第2の固定装置を使用す
る2つの成形ステーションで複数の成型品を連続的に成
形する際に必要とする同じ時間間隔で2つの成形ステー
ションに作用する。
本発明の他の特徴は、1個又は2個以上の一次射出装置
が固定された、又は軌道装置を有する可動プラテン上に
装着され、機械の縦軸(X軸)に沿って前後に移動する
射出成形機を提供することにある。
本発明の他の特徴は、マルチ成形ステーション射出成形
機に部品取出装置即ちロボットを設けることで、このロ
ボットは各成形ステーションで逆方向又は同一方向に成
形された部品を取出すように動作する。
本発明の他の特徴は、可動プラテン上に二次射出装置を
設けることにあり、この装置によって可動プラテン上の
種々の装着位置、即ち該プラテンの上部、側部又は底部
に使用することができる。
本発明の他の特徴は、少なくとも、2個の射出装置と少
なくとも4個の連続配置の成形ステーションを有する単
一フレーム装置上の射出成形機を提供することにある。
課題を解決するための手段 成型品を形成する本発明による射出成形機は、複数の可
動プラテン(24、26、70、101、104)によって支持され
た複数の分離可能かつ除去可能な成形型(16、17)を備
えた少なくとも2つの成形ステーション(A、B、C、
D)と、融解プラスチックを成形型(16、17)のキャビ
ティ内に射出する少なくとも1つの射出装置(13、14、
68、91、93、97、98、99、102、103、107、108、143、1
64)と、少なくとも1つの成形型(16、17)に連絡する
融解プラスチック供給チャンネル(36、42)と、射出装
置(13、14、68、91、93、97、98、99、102、103、10
7、108、143、164)を付勢して、融解プラスチック供給
チャンネル(36、42)を経て選択された成形位置で選択
された成形型(16、17)に融解プラスチックを選択的か
つ連続的に供給する制御装置(15)と、成形型(16、1
7)を閉鎖しかつクランプする固定装置(11、12)と、
成型品(P)を除去する装置(44〜49、109、111)とを
備えたフレーム(31)を有する。この射出成形機には、
成形型部品(19、21、124、126)を片側で支持する2つ
の成形型(16、17)の間に配置された分離した可動中央
プラテン(26、70、101、104、106、135)と、可動中央
プラテン(26、70、101、104、106、135)に除去可能に
挿入された分配ブロック(33、72、120)と、融解プラ
スチック供給チャンネル(36、42)を形成する分配ブロ
ック(33、72、120)と、射出装置(13、14、68、91、9
3、97、98、99、102、103、107、108、143、164)に設
けられかつ少なくとも一方の成形型(16、17)に融解プ
ラスチック供給チャンネル(36、42)を通じて融解プラ
スチックを射出する一次射出装置(13、68、91、93、10
2、103、143、164)と、射出装置(13、14、68、91、9
3、97、98、99、102、103、107、108、143、164)に設
けられかつ一次射出装置(13、68、91、93、102、103、
143、164)が融解プラスチックの射出を完了した後に、
前記一方の成形型(16、17)内に融解プラスチック供給
チャンネル(36、42)を通じて融解プラスチックを補助
充填してプラスチックの収縮を補償する二次射出装置
(14、69、97、98、99、107、108、161)とが設けられ
る。
本発明の実施例では、一次射出装置(13、68、91、93、
102、103、143、164)は可動押出機であり、二次射出装
置(14、69、97、98、99、107、108、161)は分配ブロ
ック(33、72、120)に固定された補助充填装置であ
る。複数の弁装置(37、43、71、121)が分配ブロック
(33、72、120)に設けられ、第1の弁装置(37、71、1
21)は第1の成形型(16)と第2の成形型(17)との間
で選択的に融解プラスチックの流れを切り替える。第2
の弁装置(43)は一次射出装置及び二次射出装置(13、
14、68、91、93、97、98、99、102、103、107、108、14
3、164)の1つからの融解プラスチックの流れを選択的
に制御して、サイクル中の成形型(16、17)に適切な融
解プラスチックを導入しかつ保持する。可動中央プラテ
ン(136)はタイロッド(28、29)によって支持されか
つタイロッド(28、29)に対して接近又は分離してこれ
に沿って移動でき、第1の軸(146)を形成し、可動中
央プラテン(136)はホットランナシステムにクランプ
された一次射出装置(143)に接続されるホットランナ
システムを有する。ホットランナシステムはマニホール
ド(122、123)に連絡する分配ブロック(120)を有す
る。マニホールド(122、123)は可動中央プラテンによ
り支持されかつその外部に配置され、可動中央プラテン
(136)を跨いで2つの分離独立したマニホールド(12
2、123)を形成する。
マニホールド(122、123)の上流で分配ブロック(12
0)に設けられかつ融解プラスチックをマニホールド(1
22、123)に選択的に向ける弁装置(121)と、ホットラ
ンナシステム上及び射出装置(143)上に設けられかつ
ホットランナシステムと射出装置(143)との間でシー
ルを形成する協同シール装置(S−1)と、第1の軸
(146)に対してほぼ直角な第2の軸(160)に沿ってク
ランプ作用を行うノズル固定装置(142)とを設けるこ
とも可能である。一次射出装置(143)はノズル(147)
を有し、ホットランナシステムは協同オリフィス(14
8)を有し、動力装置は第1の軸(146)に対してほぼ直
角な第2の軸(160)に沿って離間可能にオリフィス(1
48)に対してノズル(147)をクランプするため操作さ
れる。一次射出装置(143)は第1の軸(146)に対して
並行な通路(144)に沿って融解プラスチックを供給す
る押出機を有し、ノズル(147)は第2の軸(160)に並
行な通路に沿って融解プラスチックを供給する。可動中
央プラテン(136)はそれぞれ隣接するマニホールド(1
22、123)に連絡する除去可能な成形型部品(124、12
6)を支持し、成形型部品(124、126)は成形すべき成
型品の形状及びサイズに適合する交換可能であり、これ
により可動中央プラテン(136)は機械重要部品であ
る。一次射出装置(143)は、ホットランナシステムか
ら開放された第1位置からホットランナシステムと同軸
な第2位置まで第1の軸(146)に並行な通路(144)に
沿って一定のストロークを通じて移動でき、ノズル固定
装置(142)は一次射出装置(143)をホットランナシス
テムに対してクランプ及びシールするため第2の軸(16
0)に沿って操作可能であり、第1の軸(146)及び第2
の軸(160)はほぼ直角である。ホットランナシステム
は逆止め弁(162)を有し、射出装置(143)がシールモ
ードにないとき、ホットランナシステムから融解プラス
チックの漏れを防止する。二次射出装置を構成する補助
充填装置又はパッカ装置(164)は分配ブロック(120)
に連結され、バルブ装置(121)は射出装置(143)をパ
ッカ装置(164)に独占的かつ選択的に操作可能であ
る。分配ブロック(120)及び各マニホールド(122、12
3)はそれぞれ絶縁性空気ギャップ(105)によって可動
中央プラテン(136)から実質的に絶縁される。可動中
央プラテン(136)は射出装置から独立して融解プラス
チックを供給するホットランナシステムに連絡可能に成
形型パッカ装置を支持する。
前記射出成形機を利用してプラスチック成型品を製造す
る射出成形法は、成形型(16、17)を閉鎖しかつクラン
プする工程と、クランプされた第1の成形型内に融解プ
ラスチックを射出しかつ充填する工程と、一次射出装置
(13、68、91、92、93、102、103、143)の圧力を利用
して充填後、冷却間、第1の成形型(16)で圧力を保持
する工程と、一次射出装置(13、68、91、92、93、10
2、103、143)により成形型(16、17)内への融解プラ
スチックの射出を完了した後、二次射出装置(14、69、
97、98、99、107、108、164)により成形型(16、17)
内に融解プラスチックを補助充填してプラスチックの収
縮を補償する工程と、二次射出装置(14、69、97、98、
99、107、108、164)の圧力を利用して充填後、冷却
間、第2の成形型で圧力を保持する工程と、第1の成形
型(16)及び第2の成形型(17)内の融解プラスチック
を冷却し、成形型を開放する工程と、成型品を除去する
工程とを含む。
また、成型品を形成する本発明の射出成形機他の実施例
では、複数の分離可能かつ除去可能な成形型(16、17)
を有する可動中央プラテン(26、70、101、104、106、1
35)及び可動中央プラテン(26、70、101、104、106、1
35)の両側に設けられかつそれぞれ複数の分離可能かつ
除去可能な成形型(16、17)を有する複数のプラテン
(24、27)を備えかつベース(31)上に設けられた少な
くとも2つの成形ステーション(A、B、C、D)と、
可動中央プラテン(26、70、101、104、106、135)に設
けられかつ成形型(16、17)によって形成されるキャビ
ティに連絡する融解プラスチック供給チャンネル(36、
42)を備えた分配ブロック(33、72、120)と、融解プ
ラスチック供給チャンネル(36、42)を経て融解プラス
チックを成形型(16、17)のキャビティ内に射出する一
次射出装置(13、68、91〜93、102、103、107、108、14
3、164)と、一次射出装置(13、68、91〜93、102、10
3、107、108、143、164)を付勢して、選択された成形
位置で選択された成形型(16、17)のキャビティ内に融
解プラスチックを融解プラスチック供給チャンネル(3
6、42)を経て選択的かつ連続的に供給する制御装置(1
5)と、成形型(16、17)を閉鎖しかつクランプする固
定装置(11、12)と、成型品(P)を除去する装置(44
〜49、109、111)とを備えている。この射出成形機で
は、分配ブロック(33、72、120)に設けられた二次射
出装置(14、69、97〜99、107、108、161)と、二次射
出装置(14、69、97〜99、107、108、161)に設けられ
かつ一次射出装置(13、68、91〜93、102、103、107、1
08、143、164)から供給される融解プラスチックを受け
る溜め(41)と、一次射出装置(13、68、91〜93、10
2、103、107、108、143、164)と融解プラスチック供給
チャンネル(36、42)との間に設けられた遮断弁(43)
とを備えている。二次射出装置(14、69、97〜99、10
7、108、161)は遮断弁(43)が開放されたとき、溜め
(41)内に融解プラスチックを充填し、遮断弁(43)が
閉鎖されたとき、制御装置(15)の作動により、少なく
とも1つの成形型(16、17)のキャビティ内に融解プラ
スチックを補助充填する。分配ブロック(33、72、12
0)は、第1の成形型(16)から第2の成形型(17)に
選択的な融解プラスチックを切り替える切換弁装置(3
7、71、121)を有する。また、一次射出装置(143)に
よって可動中央プラテン(136)内に供給された融解プ
ラスチックの逆流を阻止する協同シール装置(S−1)
と、第1の軸(146)に対してほぼ直角な第2の軸(16
0)に沿って移動して一次射出装置(143)のクランプ作
用を行うノズル固定装置(142)が設けられる。可動中
央プラテン(136)はホットランナシステムにクランプ
された一次射出装置(143)に接続されるホットランナ
システムを有する。ホットランナシステムはマニホール
ド(122、123)に連絡する分配ブロック(120)を有す
る。マニホールド(122、123)は可動中央プラテンによ
り支持されかつその外部に配置され、可動中央プラテン
(136)を跨いで2つの分離独立したマニホールド(12
2、123)を形成する。マニホールド(122、123)の上流
で分配ブロック(120)に設けられかつ融解プラスチッ
クをマニホールド(122、123)に選択的に向ける弁装置
(121)が設けられる。射出装置(143)はノズル(14
7)を有し、ホットランナシステムは協同オリフィス(1
48)を有し、動力装置は第1の軸(146)に対してほぼ
直角な第2の軸(160)に沿って離間可能にオリフィス
(148)に対してノズル(147)をクランプするため操作
される。一次射出装置(143)は第1の軸(146)に対し
て並行な通路(144)に沿って融解プラスチックを供給
する押出機を有し、ノズル(147)は第2の軸(160)に
並行な通路に沿って融解プラスチックを供給する。可動
中央プラテン(136)はそれぞれ隣接するマニホールド
(122、123)に連絡する除去可能な成形型部品(124、1
26)を支持し、成形型部品(124、126)は成形すべき成
型品の形状及びサイズに適合する交換可能である。一次
射出装置(143)は、ホットランナシステムから開放さ
れた第1位置からホットランナシステムと同軸な第2位
置まで第1の軸(146)に並行な通路(144)に沿って一
定のストロークを通じて移動でき、ノズル固定装置(14
2)は一次射出装置(143)をホットランナシステムに対
してクランプ及びシールするため第2の軸(160)に沿
って操作可能であり、第1の軸(146)及び第2の軸(1
60)はほぼ直角である。ホットランナシステムは逆止め
弁(162)を有し、射出装置(143)がシールモードにな
いとき、ホットランナシステムから融解プラスチックの
漏れを防止する。二次射出装置(14、69、97〜99、10
7、108、161)として融解プラスチックを補助充填する
パッカ装置(164)は分配ブロック(120)に連結され、
バルブ装置(121)は一次射出装置(143)をパッカ装置
(164)に独占的かつ選択的に操作可能である。分配ブ
ロック(120)及び各マニホールド(122、123)はそれ
ぞれ絶縁性空気ギャップ(105)によって可動中央プラ
テン(136)から実質的に絶縁される。可動中央プラテ
ン(136)は一次射出装置から独立して融解プラスチッ
クを供給するホットランナシステムに連絡するパッカ装
置(164)を支持する。
本発明による射出成形法は、成形型(16、17)を閉鎖し
かつクランプする工程と、クランプされた第1の成形型
(16)内に融解プラスチックを射出しかつ充填する工程
と、一次射出装置(13、68、91、92、93、102、103、14
3)の圧力を利用して充填後、冷却間、第1の成形型(1
6)で圧力を保持する工程と、一次射出装置(13、68、9
1、92、93、102、103、143)により成形型(16、17)内
への融解プラスチックの射出を完了した後、二次射出装
置(14、69、97、98、99、107、108、164)により成形
型(16、17)内に融解プラスチックを補助充填してプラ
スチックの収縮を補償する工程と、二次射出装置(14、
69、97、98、99、107、108、164)の圧力を利用して充
填後、冷却間、第2の成形型(17)で圧力を保持する工
程と、第1の成形型(16)及び第2の成形型(17)内の
融解プラスチックを冷却し、成形型を開放する工程と、
成型品を除去する工程とを含む。
連続的に開放又は閉鎖するため成形型部品(18、19、2
1、22)を作動するように一対のプラテン(24、26及び2
7)をそれぞれ備えた少なくとも2つの成形ステーショ
ン(A、B)を有する本発明の射出成形機は、フレーム
(31)と、フレーム(31)上に移動可能に支持された第
1の脚(44)と、第1の脚(44)上で移動可能に支持さ
れた第2の脚(49)と、第2の脚(49)上に固定支持さ
れた成型品除去ヘッド(48)と、少なくとも1つの第1
の軸(X軸)に対してフレーム(31)に対して接近又は
分離するように第1の脚(44)を移動し、少なくとも1
つの第2の軸(Z軸)に沿って第1の脚(44)に対して
接近又は分離するように第2の脚(49)を移動し、成形
ステーション(A、B)の開放及び閉鎖サイクルに同期
して、前記2つの軸に沿って互いに相対的にかつ射出成
形機に対して第1の脚(44)と第2の脚(49)を移動す
る動力装置(46)とを備えている。これにより、成形ス
テーション(A、B、C、D)の離型及び閉型に対して
連続的かつ同期して、除去ヘッド(48)は少なくとも1
つの開放された成形型(16、17)に入り、少なくとも1
つの成型品に一致して配置され、その後次の開放された
成形型(16、17)に入り、その成形型の少なくとも1つ
の成形品に一致して配置される。ヘッド(48)はその対
向する側に設けられたピックアップユニットを有し、異
なる方向の成型品を除去できる。ヘッド(48)は、その
成型品の方向で複数の成形ステーション(A、B)で成
型品を除去する単一のピックアップ装置を備えている。
第1の軸(146)は機械の軸に相当し、第2の軸(160)
は第1の軸にほぼ直角な通路に相当する。機械の軸(14
6)は長さ方向の軸である。
作用 可動中央プラテン(26、70、101、104、106、135)を備
えた本発明による大型の射出成形機では、一次射出装置
(13、68、91、93、102、103、143、164)から成形型
(16、17)のキャビティまでの融解プラスチックを供給
する通路(ランナ)が長いため、成型品(P)の形状に
よっては十分に融解プラスチックをキャビティ内に供給
できない場合があり、このため、不良品が形成される場
合がある。本願は一次射出装置(13、68、91、93、10
2、103、143、164)を成形型(16、17)のキャビティ内
に融解プラスチックを充填した後、二次射出装置(14、
69、97、98、99、107、108、161)により、成形型(1
6、17)に融解プラスチックを補助充填(スタッフィン
グ)して、未充填部分のない完全な成型品を製造するこ
とができる。
また、融解プラスチック供給チャンネル(36、42)を配
置した分配ブロック(33、72、120)を可動中央プラテ
ン(26、70、101、104、106、135)に除去可能に挿入す
るので、可動中央プラテン(26、70、101、104、106、1
35)の製造及び組立が容易になると共に、分配ブロック
(33、72、120)を必要に応じて交換することができ
る。
本発明の諸特徴を備えた射出成形機は、組合せて又は単
独で、フレーム、成形型部分を支持する可動プラテン及
び第1の固定装置及び第2の固定装置を含む。第2の固
定装置は通常、成形型プラテンに取付けられるが必要に
応じてプラテンに取付けられた成形型部品上に直接装着
してもよい。
分配用マニホールドは可動中央プラテンに設けられ、相
対する成形ステーションに融解プラスチックを供給する
弁装置を有する。マニホールドは一次射出装置及び二次
射出装置に対する接続を有し、二次射出装置は一次射出
装置からの流量を制御する適当な弁装置を有する。
本発明の実施例では一次射出装置は2個の成形型を充填
する充分量のプラスチックを融解するようにプログラム
される。第1の成形型が一次射出装置によって充填さ
れ、二次射出装置によって詰込み、即ちスタッフィング
が行われる。次に融解プラスチック流が第2の成形ステ
ーションに送られ、ここで充填とスタッフイングが一次
射出装置のみによって行われる。この実施例では、固定
機構を第1の固定装置のみによって行うか又は各成形部
品の大きさ、形状及び相対的冷却速度によって第2の固
定装置と組合せた第1の固定装置によって行う。
上記の成形機はエゼクタ、即ち突出装置と部品除去装置
(ロボット)を含み、部品除去装置は直線座標上で動作
して成形ステーションから第1の軸線に沿って成形ステ
ーションまで移動し、第2の軸線に沿って開放成形型に
接触し又これから分離する。
製品は部品除去装置の適当な変型と融解プラスチックの
流量通路によって同じ方位又は逆方向方位で成形され
る。
逆方位の場合は、除去器ヘッドは二重「ピッアップ」素
子を支持し、同方位製品は単一のピックアップを有する
除去器ヘッドによって把持される。
場合によっては、成形部品の大きさと複雑性のため、一
定の成形ステーションの対応成形型キャビティを完全に
充填しかつスタッフィングを行うため、複数の二次射出
装置と協力する複数の一次射出装置を使用する。
射出成形機の別の実施例では、4個の成形ステーショ
ン、2個の一次射出装置及びそれぞれ分配器を有する2
個の中央プラテンを含む二重性能装置の型式である。
本発明の他の特徴と利点は添付図面による下記の説明か
ら明らかであろう。
実施例 第1図、第2図及び第3図は、成形ステーションAと、
第1の固定装置11を形成する基本的付属装置を有する成
形ステーションBと、第2の固定装置12と、一次射出装
置13と、二次射出装置14とを有する本発明による射出成
形機の基本的実施例を示す。一次射出装置13又は二次射
出装置14は往復ねじ型又はピストン型でよい。
多くの場合、形状が異なる成形型16と17はそれぞれ成形
型部品18と19及び21と22を有する。
成形型部品19と21は可動中央プラテン26上に装着され、
成形型部品18と22はそれぞれ可動プラテン24と固定プラ
テン27上に装着される。
プラテン23と27はフレーム31上に固定され、常法通りタ
イバー28と29を支持する。
可動プラテン24は第1の固定用ピストン32に連結され、
バー28と29上で滑動往復運動する。
可動中央プラテン26はダイバー28と29上で運動でき、後
述のように第2の固定装置12によって可動プラテン24と
固定プラテン27に分離可能に連結される。
二次射出装置14は可動中央プラテン26に含まれかつ加熱
素子34を有する分配ブロック33、融解プラスチック供給
チャネル36及びコンパウンド流を成形ステーションAか
ら成形ステーションBに、又はこの逆方向に向ける選択
弁37を有する。分配ブロック33は除去可能に可動中央プ
ラテン26の凹部26a内に挿入される。可動中央プラテン2
6の凹部26a内に分配ブロック33を挿入することにより可
動中央プラテン26の製造及び組立を容易に行うためであ
る。
分配ブロック33は端部にピストン39と溜め41とを有する
シリンダ38を備えている。
往復運動する一次射出装置13(第2図)と連結する第2
チャネル42は一次射出装置13からの融解プラスチック流
を遮断する遮断弁43を有する。
第1図に示すように、二次射出装置14のピストン39が収
縮位置にあると、一次射出装置13で前進される融解プラ
スチックは、選択弁37を通り第1図の成形ステーション
Bの図示しない成形型キャビティを充填し、同時に溜め
(アキュムレータ)41を充填する。遮断弁43が閉鎖する
と、一次射出装置13を分離し、ピストン39の作動で、既
に融解プラスチックを充填した成形型キャビテイ内に更
に融解プラスチックを充填して射出容量の不足を補う
「詰込み」即ちスタッフィングを行う。
遮断弁43の開弁時にピストン39の後退で一次射出装置13
から融解プラスチックが溜め41内に再装入され、対向す
る成形型キャビティへの射出容量の不足を補うスタッフ
イング装入を準備する。一次射出装置13、二次射出装置
14、選択弁37及び遮断弁43は制御装置15の指令により、
所定のタイミングで作動される。
通常、一次射出装置13は、業界で往復スクリュー式押出
機と呼ばれる可塑化射出装置を含む。
第4図、第5図及び第6図は第1図、第2図及び第3図
に類似し、第2の固定装置12の一実施例の詳細と、動力
装置46及び部品除去ヘッド48とを備えたロボット形式の
成形部品除去装置の動作を示す。
第4図に示す部品除去装置はロボット型式で時間順序で
自動的に動作し、第1の脚44を有し、第1の脚44は動力
装置46の制御で機械の縦軸(X軸)に沿って軌道(図面
省略)で案内されて往復運動する。動力装置46は固定プ
ラテン27で支持される。
部品除去ヘッド48が、第4図の成形ステーションAの成
形型17に一致すると、第2の脚49が適当な動力装置によ
って、ヘッドを第4図の紙面直角方向の第2の軸(Z
軸)に沿って前進させ成型品Pと一致させる。
次に成型品Pは突出ピン52によって公知のようにコア51
から排出され部品除去ヘッド48によってピックアップさ
れる。
部品除去ヘッド48には図示しない真空源に接続された弁
が設けられ、部品除去ヘッド48の成型品P側に真空が加
えられ、成型品Pが真空把持されてコア51から引き離さ
れる。部品除去ヘッド48は自動的に後退され、成型品P
は適当な容器(図面省略)に放出されて包装又は次の工
程の準備が行われる。
第5図及び第6図は第2の固定装置12の一実施例の異な
る動作位置を示す第4図の平面図である。
可動中央プラテン26に固定された対向アーム対53と54に
はノッチ56と57及びカム面58と59が形成される。ノッチ
56、57は、かみ合いカム面63と64を有するドグ即ち耳61
と62とかみ合う。可動プラテン24と固定プラテン27上に
それぞれ装着された耳61と62は、第2の固定装置12によ
るピストン−シリンダアセンブリ66と67の制御で一定の
時間順序で往復運動する。
各成形ステーションA、Bの成形型部品18、19と21、22
が各閉鎖位置に近づくと耳61、62はかみ合いノッチ56、
57と接触し、カム面63と58、64と59は互いに接触して成
形型部品18、19と21、22を相互に密着させ、キャビティ
の充填間及び第7図のサイクルチャートに示す動作順序
によって第1の固定装置11と無関係の冷却期間中に成形
型部品18、19と21、22をシールする。
第6図は成形ステーションBの開放された成形型16内の
定位置にある部品除去ヘッド48が完成部品Pを成形型16
から成形機外に移動するため突出ピン52の長さ方向に後
退した状態を示す。
この位置では、部品除去ヘッド48の真空は部品除去ヘッ
ド48の右側から左側(第6図)に加えて成型品Pのピッ
クアップを成形ステーションBで行う。
第7図は、成形ステーションA及びBの種々の機械要素
又は付属装置の連続的位置のスケジュールをY軸上に示
し、成形工程間の各部品の工程スケジュールをX軸上に
示す第1図〜第6図の成形機の代表的な成形サイクルを
表すプロットの詳細図である。
第7図に示すタイムチャートについて本発明による射出
成形機の動作を説明する。
左上隅部の点Sで成形機の動作を開始し、Y軸に沿って
列記した小円を記録しながら成形サイクルを「ピックア
ップ」する。即ち第2図に示すように第1のクランプ即
ち第1の固定装置11を開放し、一次射出装置13を第4図
の右に戻し、一次射出装置13内のプラステイックを可塑
化し、遮断弁43を閉鎖し、二次射出装置の詰込みピスト
ン39(第一図)を後退し、選択弁37を成形ステーション
Aに対して開放し、第2の固定装置12は成形ステーショ
ンAを固定し、第2の固定装置12が成形ステーションB
で自由位置(開放位置)にあり、突出ピン52が成形ステ
ーションAで後退し、突出ピン52が成形ステーションB
で前進(排出)し、部品除去ヘッド48がX軸に沿って移
動して成形ステーションBに達し、Z軸に沿って成形ス
テーションBの成形型16に達する第6図を示す。
第7図のチャートの左下隅の点xについて説明すると、
種々の成形機要素がチャートの「読み」で示す位置にあ
る場合には、成型品は成形ステーションAの成形型17内
で冷却中で、部品除去ヘッド48は成形ステーションBの
開放された成形型16内にある。
上記のチャートは左から右に逐次記載の様式で読み取ら
れ、全サイクルの末期Eに達するまでに成形機は2個の
成型品Pを生産する。
第8図、第9図及び第10図には一次射出装置及び二次射
出装置を備えた射出成形機の別の実施例を略示する。こ
の射出成形機では成形ステーションAとBは一次射出装
置68と二次射出装置69で操作される。プラテン70内の分
配ブロック72内に選択弁71(図面では二方弁として示す
が三方弁でもよい)を配置し、第9図に略示するように
融解プラスチックの流れを一次射出装置68から成形ステ
ーションBの成形型16に向けるか、又は第10図に略示す
るように成形ステーションAの成形型17に向ける。従っ
て、第9図の一次射出装置68の操作で融解プラスチック
は同時に成形ステーションBの成形型16と二次射出装置
69に供給される。適当な時間間隔で選択弁71は融解プラ
スチックを成形ステーションAに供給すると同時に、二
次射出装置69から成形ステーションBへの注入を継続す
る。第8図〜第10図の射出成形機の特徴は次の通りであ
る。
(1)一次射出装置68は成形ステーションAとBの両成
形型に充分量のプラスチックを供給するようにプログラ
ムされる。
(2)二次射出装置69は選択弁71がプラスチック流をス
テーションAに向けた後、成形ステーションBの成形型
16に対する注入を完了する。
(3)融解プラスチックは一次射出装置68から成形ステ
ーションAに直接供給されて注入を完了する。
このため一次射出装置及び/又は二次射出装置が補助充
填機(スタッファ)として機能する。例えば、この実施
例の変形として、適当な弁装置を有する二次射出装置69
によって成形ステーションAで補助充填を行ってもよ
い。
一次射出装置68又は二次射出装置69は往復ねじ型又はピ
ストン型の装置でよい。
成形型キヤビティを充填する融解プラスチックの注入圧
力は1050〜1470kg/cm2(15,000〜21,000psi)の圧力レ
ベルの場合が多く、冷却中のプラスチックの収縮を補償
するためキャビティを「保持又は補助充填する」注入圧
力は約420kg/cm2(6,000psi)の場合が多い。
これらの圧力レベルは一次射出装置68及び/又は二次射
出装置69で得られる。
成形ステーションA及びBで成形した成型品Pがほぼ均
一な冷却期間を有する場合には、成形型16、17の分割線
を固定する第2の固定装置12を省略でき、成形ステーシ
ョンAとBの成形型16、17は第1の固定装置11のみによ
ってクランプ保持され、両成形型16、17は同時に開放さ
れる。
冷却期間が非同一の場合には、第1の固定装置11のほか
に第2の固定装置12を使用する必要がある。
第11図及び第12図に示す第2の固定装置の変形実施例で
は、分割線クランプ素子73と74は第11図と第12図の成形
型部品75と第2の固定装置に装着される。成形ステーシ
ョンAとBに使用する装置は第1図〜第4図と同一構造
である。従って分割線クランプ素子73と74は、第11図に
示す成形ステーションA、Bの両側のピストン−シリン
ダ装置77で操作される。合せ成形型部品75には切欠部又
は溝81と82が形成され、ボルト87と88で成形型部品75に
固着された硬質インサート83と84が嵌合される。各イン
サート83、84は相補的クランプ73と74の対応するテーパ
と一致するテーパが形成される。ピストン−シリンダ装
置77の作動で成形型の両側のクランプ73、74はピストン
ロッド86(成形型部品75に位置76で固定)に沿って第12
図の後退位置から第11図の動作位置まで移動され、成形
型部品75を非常に大きい圧縮力で面対面接触させる。
第11図及び第12図の分割線クランプ素子73、74の構造
は、可動プラテン24及プラテン27上に装着されかつこれ
らに直接作用する前記の第2の固定装置と異なり、成形
型部品75上に直接装着されかつ作用することに注意され
たい。
勿論、必要に応じ、成形型部品75上に第2の固定装置12
を装着するには多数の方式がある。
第13図は大型で複雑な部品を有する成形ステーションB
の開放成形型を有する射出成形機の更に別の実施例を示
す。適当な充填と補助充填(スタッフィング)を確保す
るため、複数の一次射出装置91〜93は固定プラテン94の
上部に装着される。適当な軌道96に沿って前進及び後退
する一次射出装置91〜93は、可動中央プラテン101内に
設けられた二次射出装置(スタッファ)97〜99と適当に
作動連結される。従って射出成形機の作動中は一次射出
装置91〜93と協力する二次射出装置97〜99は成型品Pの
複雑な形状を成形できるように種々組合せと順列に応じ
て個別に又は同時に動作する。
勿論、一次射出装置91〜93とこれと協力する二次射出装
置97〜99の位置と数は、部品修正、射出成形機の全長、
フロアスペースその他によって選択する。
第14図は2個の中央成形型プラテン104と106を備えた4
つの成形ステーションA、B、C及びDを有する生産能
力が2倍の射出成形機を示し、両側の一次射出装置102
と103はそれぞれ二次射出装置107と108を有し、左側の
成形ステーションDとC及び右側の成形ステーションB
とAを作動する。成型品除去装置109と111はロボットで
ある。勿論、各成形ステーショA〜Oは必要に応じて複
数の成形型を設けることができる。
前記と同様に、一次射出装置の位置は射出成形機の大き
さに対する制限及び使用可能なスペースに応じて選択さ
れる。
第14図の射出成形機の構造は成形ステーションAとDの
成形型が開放し、成形ステーションBとCの成形型が閉
鎖した状態を示す。
この構造の成形機は下記のように動作する。
ピストン32で作動される第1の固定装置は全可動プラテ
ン24、104、25及び106を右側の制止プラテン27に押付け
て成形ステーションA、B、C及びDの全成形型を閉鎖
し、第2の固定装置12-12を全部ラッチしたと仮定す
る。
クランプ固定制御装置68a(第5図)からの適当な信号
で、成形ステーションAの第2の固定装置12は開放さ
れ、同時に成形ステーションB、C及びDの第2の固定
装置12はラッチ状態を継続する。
クランプ固定制御装置68aの指令によりピストン32が左
に移動して、成形ステーションAの成形型は開放され、
可動プラテン25に固着されたドグ117は鎖線位置から実
線位置に移動して停止部118に接触する。
ドグ117と停止部118との接触で可動プラテン106は第14
図の位置に停止し、成形ステーションAにおける成形型
部品の分離を阻止する。
上記の接触と時限順序の発生で成形ステーションDの第
2の固定装置のラッチが解除され、ピストン32が更に左
方に移動すると、成形ステーションDの成形型が開放し
て第14図の成形型配置、即ち成形ステーションAとDの
成形型は開放し、成形ステーションBとCの成形型は閉
鎖して固定状態を継続する。
再び成形ステーションA、B、C及びDの閉鎖成形型位
置から出発し、成形ステーションBとCの成形型がクラ
ンプ固定制御装置68aからの適当な信号に応じて同様に
開放される。
第15図は第14図の2倍の性能を備えた射出成形機により
1サイクル当り4個の部品を生産する種々の機械付属装
置の経時的位置を示す動作スケジュールである。
第16図の射出成形機では、単一の一次射出装置を使用し
て成形ステーションAとBで成型品Pを成形するが、各
成型品Pは同一の物理的及び位置的方位で成形される。
詳記すれば、この射出成形機では部品除去ヘッド48は、
各成型品Pを把持すると同時に、同じ方位で処理するの
で同一構造のピックアップユニットを必要とするに過ぎ
ない。
第16図に示す射出成形機では、成形ステーションBに達
する融解プラスチック供給チャンネル100の一部は可動
中央プラテン104で支持されかつこれと共に往復運動さ
れ、融解プラスチック供給チャンネル100から分離して
成形ステーションAに流入する。融解プラスチック供給
チャンネル100は、弁112と113を開き、弁114を閉じて成
形ステーションBの成形型にプラスチックを供給する。
注入後、更に成形ステーションBで弁112と113を閉鎖状
態に維持し、弁114を開放すると、融解プラスチック
が、成形サイクルの適当な時期に成形ステーションAの
成形型に注入される。この操作を円滑に行うため、固定
プラテン119には円錐形切欠部116が形成される。
例えば、成形部品の類似性及び必要な冷却時間に応じ
て、二次射出装置又はスタッフアを適宜使用できる。同
様に、第2の固定装置も適宜使用できる。第2の固定装
置の必要性は主として各成形ステーションで成形した成
型品の相対的冷却速度に依存する。
第17図は成形ステーションA及びBでそれぞれ使用する
2個の一次射出装置を備えたその一つ第16図の射出成形
機の変型で実施例を示す。この射出成形機では一次射出
装置は成形型充填と成形型スタッフイングの両機能を有
するため、スタッフア装置を必要としない。
第18図は成形ステーションAとBを連続的に作動して成
形、冷却及び排出操作を行う間の成形機の付属装置の種
々の状態を示す第17図の成形サイクルのチャートを示
す。
2個以上の射出装置を使用する場合には、異種の樹脂を
異なる成形型キャビティに注入するか又は異種の樹脂を
同じ成形型キャビティに一緒に注入して層状壁構造を構
成する。
別の実施例 第19図〜第23図に示す変型射出成形機111は公知の手段
でタイロッド対116-116及び117-117でベースフレームに
支持される固定プラテン112と113を含む。可動中央プラ
テン136はマニホールド分配ブロック120、融解プラスチ
ック切換弁装置121、マニホールド122と123を備えたマ
ニホールド装置及び可動中央プラテン136で支持される
成形型部品124と126を有するホットランナシステムを構
成する。
可動中央プラテン136は可動プラテン127と協力して運動
し、成形ステーションA及びBの成形型部品124、126を
開閉して成形品Pを成形する。
固定装置128、129、131及び132が作動して、制御シーケ
ンスによる成形作業の間、成形型部品間の密着接触を維
持する。
マニホールド122と123を有する分配ブロック120は、可
動中央プラテン136に跨りかつ取外し可能に支持される
ことに注意されたい。
適当な固定装置及びスペーサ(図面省略)を除いてはマ
ニホールド122と123は絶縁用空気間隙105(第20図)に
よって可動中央プラテン136から分離される。
多くの場合、プラテンの過熱と、タイロッド116-116と1
17-117に対する焼付けを起こす熱膨張とを防止するため
可動中央プラテン136に冷却コイルを設けるとよい。
可動中央プラテン136の冷却により絶縁用空気間隙105と
協力してマニホールド122と123の過熱を阻止する。
成形型部品124と126は可動中央プラテン136で支持さ
れ、マニホールド122と123は、突出環状部即ちボス100
と101(第20図)で構成されるシール装置によって成形
型開口部106の周囲で各成形型部品124と126に対してシ
ールされる。
マニホールド分配ブロック120は可動中央プラテン136に
連結され、成形材料切換弁121を含み、射出装置ノズル
固定装置142の支持部を構成する。
適当な移動装置(図面省略)で可動に支持される一次射
出装置143は第20図の位置から、通路又は軸線144に沿っ
て第21図の射出位置に移動する。軸線144は射出成形機
の軸線(成形型固定軸線)146とほぼ並行している。
一次射出装置143が射出位置(第21図)にあるとき、ノ
ズル147はマニホールド分配ブロック120のオリフィス14
8に整列して連絡する。
第23図のシールS−1はマニホールド分配ブロックイン
サート151の表面149とノズルインサート153の表面152と
の接触によって得られる。
シールS−1は、この実施例では、ロッド157によって
マニホールド分配ブロック120に固着されたピストン156
と協力するシリンダ154を有するノズル固定装置142によ
って維持される。ノズル固定装置142は、固定用軸線144
に直角な成形機軸線160に沿って作用する。
マニホールド分配ブロック120の上流に設けられかつス
プール弁を構成する切換弁装置121は成形サイクルと同
期して周期的に作動し、導管133と134(第23図)を経て
成形材料を適当なマニホールド122と123に切換えて供給
する。スプール弁121は、第23図の矢印161で示すように
弁作動シリンダ159(第22図)によって往復運動され
る。
ボール逆止弁162が成形材料流動通路163内に設けられ、
ノズルのクランプが外された時、又ノズルとマニホール
ド分配ブロック120間のシールが破壊した時の漏洩を防
止する。
二次射出装置164はスプール弁121の上流に配置され、導
管166を経て流動通路と連絡する。
第20図の位置から二次射出装置164が第21図の射出位置
まで移動するストロークは“付着層”又は成形型部品の
厚さによって変わる。
換言すれば、この射出位置は、成形機の縦軸、即ち固定
用軸に沿って測定した閉鎖位置の成形型部品の寸法によ
ってこの縦軸上で変わる。
射出装置のストロークは、ロボット又は他の成型品回収
装置が開放成形型部品内に進入して成型品Pをつかんで
排出する点で有利である。
本発明は上記の実施例に限定されるものではなく種々の
変型が可能である。
発明の効果 本発明による射出成形機は融解プラスチックの一次射出
装置と二次射出装置を有し、一次射出装置により融解プ
ラスチックを充填後、二次射出装置を作動させて、補助
充填を行い、ボイド等の未充填部分のない成型品を製造
でき、製品の品質及び歩留まりを向上することができ
る。また、融解プラスチック供給チャンネルを配置した
分配ブロックを可動中央プラテンに除去可能に挿入する
ので、可動中央プラテンの製造及び組立が容易になると
共に、分配ブロックを必要に応じて交換することができ
るので、成形時の生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は表現の簡素化のため分配ブロックを省略した本
発明の連続的成形機の代表的配置の側面図、第2図は第
1図と類似し、成形部品は排出可能な状態で、又相対す
る成形ステーションは開放状態を示す側面図、第3図は
第1及び第2のクランプ装置が作動する閉鎖状態の両成
形ステーションの別の側面図、第4図は成形機開放成形
型内の部品を回収する成形部品除去装置又はロボットの
側面図、第5図は第4図の平面図、第6図は第5図に類
似し、対向成形ステーション内のロボットを示す平面
図、第7図は成形部品を成形する各ステップの種々の成
形機付属装置の状態の動作チャートの連続工程をプロッ
トしたタイムチャート、第8図は二つの成形ステーショ
ンで使用する一次及び二次射出装置の変型を示す側面
図、第9図及び第10図はいずれも部分通路図、第11図は
別型式の分割線クランプ構造体を有する射出成形機の平
面図、第12図は第11図の別型式の第2のクランプの構造
体と装着装置の詳細を示す部分的平面図、第13図は複数
の一次射出装置を複数の分配ブロックと、対応する二次
射出装置と組合せた変型成形機の平面図、第14図は一次
及び二次射出装置の二重セットと四つの成形ステーショ
ンで使用するロボットを示す変型成形機の側面図、第15
図は第14図の成形機の動作順序の詳細を示すチヤート、
第16図は単一の一次射出装置を使用して同一の物理的方
位の部品を成形する変型成形機の側面図、第17図は第16
図に類似しているが2個の一次成形装置を使用する変型
成形機の側面図、第18図は第17図の変型の工程サイクル
チャート、第19図は変型成形機の平面図で一部を省略し
て別構造のマニホールド構造を示す平面図、第20図は高
温ランナシステム射出装置、射出装置ノズルクランプ装
置及び成形型部品を示す第19図の一部の拡大平面図、第
21図は第20図と類似するが、成形材料をホットランナシ
ステムに供給する射出装置で、射出装置ノズルはホット
ランナシステムにクランプされた状態を示す部分的拡大
平面図、第22図は成形材料をマニホールド、ノズルクラ
ンプ装置及び詰込みシリンダ、即ちスタッフアに切換え
る弁装置を示す第21図の右側面図、第23図はノズルとマ
ニホールド分配ブロック間のシールと、弁装置とを示す
第20図の上部の拡大断面図である。 11……第1の固定装置、12……第2の固定装置、13……
一次射出装置、14……二次射出装置、16、17……成形
型、18、19、21、22……成形型部品、24……可動プラテ
ン、26……可動中央プラテン、23、27……固定プラテ
ン、28、29……タイバー、33……分配ブロック、37……
選択弁、39……ピストン、41……溜め、43……遮断弁、
46……動力装置、52……エゼクタピン、P……成形品。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−35817(JP,A) 特開 昭62−9923(JP,A) 特開 昭62−236717(JP,A) 特開 昭62−273816(JP,A) 特開 昭61−297116(JP,A) 特開 昭60−141515(JP,A) 特開 昭62−62722(JP,A) 実開 昭62−94021(JP,U) 特表 昭61−501696(JP,A)

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の可動プラテン(24、26、70、101、1
    04)によって支持された複数の分離可能かつ除去可能な
    成形型(16、17)を備えた少なくとも2つの成形ステー
    ション(A、B、C、D)と、 融解プラスチックを成形型(16、17)のキャビティ内に
    射出する少なくとも1つの射出装置(13、14、68、91、
    93、97、98、99、102、103、107、108、143、164)と、 少なくとも1つの成形型(16、17)に連絡する融解プラ
    スチック供給チャンネル(36、42)と、 射出装置(13、14、68、91、93、97、98、99、102、10
    3、107、108、143、164)を付勢して、融解プラスチッ
    ク供給チャンネル(36、42)を経て選択された成形位置
    で選択された成形型(16、17)に融解プラスチックを選
    択的かつ連続的に供給する制御装置(15)と、 成形型(16、17)を閉鎖しかつクランプする固定装置
    (11、12)と、 成型品(P)を除去する装置(44〜49、109、111)とを
    備えたフレーム(31)を有する成型品を形成する射出成
    形機において、 成形型部品(19、21、124、126)を片側で支持する2つ
    の成形型(16、17)の間に配置された分離した可動中央
    プラテン(26、70、101、104、106、135)と、 可動中央プラテン(26、70、101、104、106、135)に除
    去可能に挿入された分配ブロック(33、72、120)と、 融解プラスチック供給チャンネル(36、42)を形成する
    分配ブロック(33、72、120)と、 射出装置(13、14、68、91、93、97、98、99、102、10
    3、107、108、143、164)に設けられかつ少なくとも一
    方の成形型(16、17)に融解プラスチック供給チャンネ
    ル(36、42)を通じて融解プラスチックを射出する一次
    射出装置(13、68、91、93、102、103、143、164)と、 射出装置(13、14、68、91、93、97、98、99、102、10
    3、107、108、143、164)に設けられかつ一次射出装置
    (13、68、91、93、102、103、143、164)が融解プラス
    チックの射出を完了した後に、前記一方の成形型(16、
    17)内に融解プラスチック供給チャンネル(36、42)を
    通じて融解プラスチックを補助充填してプラスチックの
    収縮を補償する二次射出装置(14、69、97、98、99、10
    7、108、161)とを設けたことを特徴とする射出成形
    機。
  2. 【請求項2】一次射出装置(13、68、91、93、102、10
    3、143、164)は可動押出機であり、二次射出装置(1
    4、69、97、98、99、107、108、161)は分配ブロック
    (33、72、120)に固定された補助充填装置である請求
    項(1)に記載の射出成形機。
  3. 【請求項3】複数の弁装置(37、43、71、121)を分配
    ブロック(33、72、120)に設け、 第1の弁装置(37、71、121)は第1の成形型(16)と
    第2の成形型(17)との間で選択的に融解プラスチック
    の流れを切り替え、 第2の弁装置(43)は一次射出装置及び二次射出装置
    (13、14、68、91、93、97、98、99、102、103、107、1
    08、143、164)の1つからの融解プラスチックの流れを
    選択的に制御して、サイクル中の成形型(16、17)に適
    切な融解プラスチックを導入しかつ保持する請求項
    (1)又は(2)に記載の射出成形機。
  4. 【請求項4】可動中央プラテン(136)はタイロッド(2
    8、29)によって支持されかつタイロッド(28、29)に
    対して接近又は分離してこれに沿って移動でき、第1の
    軸(146)を形成し、可動中央プラテン(136)はホット
    ランナシステムにクランプされた一次射出装置(143)
    に接続されるホットランナシステムを有し、 ホットランナシステムはマニホールド(122、123)に連
    絡する分配ブロック(120)を有し、 マニホールド(122、123)は可動中央プラテンにより支
    持されかつその外部に配置され、可動中央プラテン(13
    6)を跨いで2つの分離独立したマニホールド(122、12
    3)を形成する請求項(1)〜(3)のいずれかに記載
    の射出成形機。
  5. 【請求項5】マニホールド(122、123)の上流で分配ブ
    ロック(120)に設けられかつ融解プラスチックをマニ
    ホールド(122、123)に選択的に向ける弁装置(121)
    を備えた請求項(4)に記載の射出成形機。
  6. 【請求項6】ホットランナシステム上及び射出装置(14
    3)上に設けられかつホットランナシステムと射出装置
    (143)との間でシールを形成する協同シール装置(S
    −1)と、第1の軸(146)に対してほぼ直角な第2の
    軸(160)に沿ってクランプ作用を行うノズル固定装置
    (142)とを備えた請求項(4)又は(5)に記載の射
    出成形機。
  7. 【請求項7】一次射出装置(143)はノズル(147)を有
    し、ホットランナシステムは協同オリフィス(148)を
    有し、ノズル固定装置(142)は第1の軸(146)に対し
    てほぼ直角な第2の軸(160)に沿って離間可能にオリ
    フィス(148)に対してノズル(147)をクランプするた
    め操作する請求項(4)〜(6)のいずれかに記載の射
    出成形機。
  8. 【請求項8】一次射出装置(143)は第1の軸(146)に
    対して並行な通路(144)に沿って融解プラスチックを
    供給する押出機を有し、ノズル(147)は第2の軸(16
    0)に並行な通路に沿って融解プラスチックを供給する
    請求項(4)〜(7)のいずれかに記載の射出成形機。
  9. 【請求項9】可動中央プラテン(136)はそれぞれ隣接
    するマニホールド(122、123)に連絡する除去可能な成
    形型部品(124、126)を支持し、成形型部品(124、12
    6)は成形すべき成型品の形状及びサイズに適合する交
    換可能であり、これにより可動中央プラテン(136)は
    機械重要部品である請求項(4)〜(8)のいずれかに
    記載の射出成形機。
  10. 【請求項10】一次射出装置(143)は、ホットランナ
    システムから開放された第1位置からホットランナシス
    テムと同軸な第2位置まで第1の軸(146)に並行な通
    路(144)に沿って一定のストロークを通じて移動で
    き、ノズル固定装置(142)は一次射出装置(143)をホ
    ットランナシステムに対してクランプ及びシールするた
    め第2の軸(160)に沿って操作可能であり、第1の軸
    (146)及び第2の軸(160)はほぼ直角である請求項
    (4)〜(9)のいずれかに記載の射出成形機。
  11. 【請求項11】ホットランナシステムは逆止め弁(16
    2)を有し、射出装置(143)がシールモードにないと
    き、ホットランナシステムから融解プラスチックの漏れ
    を防止する請求項(4)〜(10)のいずれかに記載の射
    出成形機。
  12. 【請求項12】二次射出装置を構成する補助充填装置又
    はパッカ装置(164)は分配ブロック(120)に連結さ
    れ、バルブ装置(121)は射出装置(143)をパッカ装置
    (164)に独占的かつ選択的に操作可能である請求項
    (4)〜(11)のいずれかに記載の射出成形機。
  13. 【請求項13】分配ブロック(120)及び各マニホール
    ド(122、123)はそれぞれ絶縁性空気ギャップ(105)
    によって可動中央プラテン(136)から実質的に絶縁さ
    れた請求項(4)〜(12)のいずれかに記載の射出成形
    機。
  14. 【請求項14】可動中央プラテン(136)は射出装置か
    ら独立して融解プラスチックを供給するホットランナシ
    ステムに連絡可能に成形型パッカ装置を支持する請求項
    (4)〜(13)のいずれかに記載の射出成形機。
  15. 【請求項15】請求項(1)〜(14)のいずれか1つの
    射出成形機を利用してプラスチック成型品を製造する製
    造法において、 成形型(16、17)を閉鎖しかつクランプする工程と、 クランプされた第1の成形型内に融解プラスチックを射
    出しかつ充填する工程と、 一次射出装置(13、68、91、92、93、102、103、143)
    の圧力を利用して充填後、冷却間、第1の成形型(16)
    で圧力を保持する工程と、 一次射出装置(13、68、91、92、93、102、103、143)
    により成形型(16、17)内への融解プラスチックの射出
    を完了した後、二次射出装置(14、69、97、98、99、10
    7、108、164)により成形型(16、17)内に融解プラス
    チックを補助充填してプラスチックの収縮を補償する工
    程と、 二次射出装置(14、69、97、98、99、107、108、164)
    の圧力を利用して充填後、冷却間、第2の成形型で圧力
    を保持する工程と、 第1の成形型(16)及び第2の成形型(17)内の融解プ
    ラスチックを冷却し、成形型を開放する工程と、 成型品を除去する工程とを含むことを特徴とする射出成
    形法。
  16. 【請求項16】複数の分離可能かつ除去可能な成形型
    (16、17)を有する可動中央プラテン(26、70、101、1
    04、106、135)及び可動中央プラテン(26、70、101、1
    04、106、135)の両側に設けられかつそれぞれ複数の分
    離可能かつ除去可能な成形型(16、17)を有する複数の
    プラテン(24、27)を備えかつベース(31)上に設けら
    れた少なくとも2つの成形ステーション(A、B、C、
    D)と、 可動中央プラテン(26、70、101、104、106、135)に設
    けられかつ成形型(16、17)によって形成されるキャビ
    ティに連絡する融解プラスチック供給チャンネル(36、
    42)を備えた分配ブロック(33、72、120)と、 融解プラスチック供給チャンネル(36、42)を経て融解
    プラスチックを成形型(16、17)のキャビティ内に射出
    する一次射出装置(13、68、91〜93、102、103、107、1
    08、143、164)と、 一次射出装置(13、68、91〜93、102、103、107、108、
    143、164)を付勢して、選択された成形位置で選択され
    た成形型(16、17)のキャビティ内に融解プラスチック
    を融解プラスチック供給チャンネル(36、42)を経て選
    択的かつ連続的に供給する制御装置(15)と、 成形型(16、17)を閉鎖しかつクランプする固定装置
    (11、12)と、 成型品(P)を除去する装置(44〜49、109、111)とを
    備えた成型品を形成する射出成形機において、 分配ブロック(33、72、120)に設けられた二次射出装
    置(14、69、97〜99、107、108、161)と、 二次射出装置(14、69、97〜99、107、108、161)に設
    けられかつ一次射出装置(13、68、91〜93、102、103、
    107、108、143、164)から供給される融解プラスチック
    を受ける溜め(41)と、 一次射出装置(13、68、91〜93、102、103、107、108、
    143、164)と融解プラスチック供給チャンネル(36、4
    2)との間に設けられた遮断弁(43)とを備え、 二次射出装置(14、69、97〜99、107、108、161)は遮
    断弁(43)が開放されたとき、溜め(41)内に融解プラ
    スチックを充填し、遮断弁(43)が閉鎖されたとき、制
    御装置(15)の作動により、少なくとも1つの成形型
    (16、17)のキャビティ内に融解プラスチックを補助充
    填することを特徴とする射出成形機。
  17. 【請求項17】一次射出装置(13、68、91〜93、102、1
    03、107、108、143、164)は可動押出機であり、二次射
    出装置は(14、69、97〜99、107、108、161)分配ブロ
    ック(33、72、120)に固定された補助充填装置である
    請求項(16)に記載の射出成形機。
  18. 【請求項18】分配ブロック(33、72、120)は、第1
    の成形型(16)から第2の成形型(17)に選択的に融解
    プラスチックを切り替える切換弁装置(37、71、121)
    を有する請求項(16)又は(17)に記載の射出成形機。
  19. 【請求項19】複数の分離可能かつ除去可能な成形型
    (16、17)を有する可動中央プラテン(26、70、101、1
    04、106、135)及び可動中央プラテン(26、70、101、1
    04、106、135)の両側に設けられかつそれぞれ複数の分
    離可能かつ除去可能な成形型(16、17)を有する複数の
    プラテン(24、27)を備えかつベース(31)上に設けら
    れた少なくとも2つの成形ステーション(A、B、C、
    D)と、 可動中央プラテン(26、70、101、104、106、135)に設
    けられかつ成形型(16、17)によって形成されるキャビ
    ティに連絡する融解プラスチック供給チャンネル(36、
    42)を備えた分配ブロック(33、72、120)と、 融解プラスチック供給チャンネル(36、42)を経て融解
    プラスチックを成形型(16、17)のキャビティ内に射出
    する一次射出装置(143)と、 一次射出装置(143)を付勢して、選択された成形位置
    で選択された成形型(16、17)のキャビティ内に融解プ
    ラスチックを融解プラスチック供給チャンネル(36、4
    2)を経て選択的かつ連続的に供給する制御装置(15)
    と、 成形型(16、17)を閉鎖しかつクランプする固定装置
    (11、12)と、 成型品(P)を除去する装置(44〜49、109、111)とを
    備えた成型品を形成する射出成形機において、 分配ブロック(33、72、120)に配置された融解プラス
    チック供給チャンネル(36、42)と、 射出装置(13、14、68、91、93、97、98、99、102、10
    3、107、108、143、164)に設けられかつ少なくとも一
    方の成形型(16、17)に融解プラスチック供給チャンネ
    ル(36、42)を通じて融解プラスチックを射出する一次
    射出装置(13、68、91、93、102、103、143、164)と、 射出装置(13、14、68、91、93、97、98、99、102、10
    3、107、108、143、164)に設けられかつ一次射出装置
    (13、68、91、93、102、103、143、164)が融解プラス
    チックの射出を完了した後に、前記一方の成形型(16、
    17)内に融解プラスチック供給チャンネル(36、42)を
    通じて融解プラスチックを補助充填してプラスチックの
    収縮を補償する二次射出装置(14、69、97、98、99、10
    7、108、161)と、 一次射出装置(143)によって可動中央プラテン(136)
    内に供給された融解プラスチックの逆流を阻止する協同
    シール装置(S−1)と、 第1の軸(146)に対してほぼ直角な第2の軸(160)に
    沿って移動して一次射出装置(143)のクランプ作用を
    行うノズル固定装置(142)とを備えたことを特徴とす
    る射出成形機。
  20. 【請求項20】可動中央プラテン(136)はホットラン
    ナシステムにクランプされた一次射出装置(143)に接
    続されるホットランナシステムを有し、 ホットランナシステムはマニホールド(122、123)に連
    絡する分配ブロック(120)を有し、 マニホールド(122、123)は可動中央プラテンにより支
    持されかつその外部に配置され、可動中央プラテン(13
    6)を跨いで2つの分離独立したマニホールド(122、12
    3)を形成する請求項(19)に記載の射出成形機。
  21. 【請求項21】マニホールド(122、123)の上流で分配
    ブロック(120)に設けられかつ融解プラスチックをマ
    ニホールド(122、123)に選択的に向ける弁装置(12
    1)を備えた請求項(20)に記載の射出成形機。
  22. 【請求項22】射出装置(143)はノズル(147)を有
    し、ホットランナシステムは協同オリフィス(148)を
    有し、ノズル固定装置(142)は第1の軸(146)に対し
    てほぼ直角な第2の軸(160)に沿って離間可能にオリ
    フィス(148)に対してノズル(147)をクランプするた
    め操作する請求項(19)〜(21)のいずれかに記載の射
    出成形機。
  23. 【請求項23】一次射出装置(143)は第1の軸(146)
    に対して並行な通路(144)に沿って融解プラスチック
    を供給する押出機を有し、ノズル(147)は第2の軸(1
    60)に並行な通路に沿って融解プラスチックを供給する
    請求項(19)〜(22)のいずれかに記載の射出成形機。
  24. 【請求項24】可動中央プラテン(136)はそれぞれ隣
    接するマニホールド(122、123)に連絡する除去可能な
    成形型部品(124、126)を支持し、成形型部品(124、1
    26)は成形すべき成型品の形状及びサイズに適合する交
    換可能である請求項(19)〜(23)のいずれかに記載の
    射出成形機。
  25. 【請求項25】一次射出装置(143)は、ホットランナ
    システムから開放された第1位置からホットランナシス
    テムと同軸な第2位置まで第1の軸(146)に並行な通
    路(144)に沿って一定のストロークを通じて移動で
    き、ノズル固定装置(142)は一次射出装置(143)をホ
    ットランナシステムに対してクランプ及びシールするた
    め第2の軸(160)に沿って操作可能であり、第1の軸
    (146)及び第2の軸(160)はほぼ直角である請求項
    (19)〜(24)のいずれかに記載の射出成形機。
  26. 【請求項26】ホットランナシステムは逆止め弁(16
    2)を有し、射出装置(143)がシールモードにないと
    き、ホットランナシステムから融解プラスチックの漏れ
    を防止する請求項(19)〜(25)のいずれかに記載の射
    出成形機。
  27. 【請求項27】二次射出装置(14、69、97〜99、107、1
    08、161)として融解プラスチックを補助充填するパッ
    カ装置(164)は分配ブロック(120)に連結され、バル
    ブ装置(121)は一次射出装置(143)をパッカ装置(16
    4)に独占的かつ選択的に操作可能である請求項(19)
    〜(26)のいずれかに記載の射出成形機。
  28. 【請求項28】分配ブロック(120)及び各マニホール
    ド(122、123)はそれぞれ絶縁性空気ギャップ(105)
    によって可動中央プラテン(136)から実質的に絶縁さ
    れた請求項(19)〜(27)のいずれかに記載の射出成形
    機。
  29. 【請求項29】可動中央プラテン(136)は一次射出装
    置から独立して融解プラスチックを供給するホットラン
    ナシステムに連絡するパッカ装置(164)を支持する請
    求項(19)〜(28)のいずれかに記載の射出成形機。
  30. 【請求項30】成形型(16、17)を閉鎖しかつクランプ
    する工程と、 クランプされた第1の成形型(16)内に融解プラスチッ
    クを射出しかつ充填する工程と、 一次射出装置(13、68、91、92、93、102、103、143)
    の圧力を利用して充填後、冷却間、第1の成形型(16)
    で圧力を保持する工程と、 一次射出装置(13、68、91、92、93、102、103、143)
    により成形型(16、17)内への融解プラスチックの射出
    を完了した後、二次射出装置(14、69、97、98、99、10
    7、108、164)により成形型(16、17)内に融解プラス
    チックを補助充填してプラスチックの収縮を補償する工
    程と、 二次射出装置(14、69、97、98、99、107、108、164)
    の圧力を利用して充填後、冷却間、第2の成形型(17)
    で圧力を保持する工程と、 第1の成形型(16)及び第2の成形型(17)内の融解プ
    ラスチックを冷却し、成形型を開放する工程と、 成型品を除去する工程とを含むことを特徴とする射出成
    形法。
  31. 【請求項31】連続的に開放又は閉鎖するため成形型部
    品(18、19、21、22)を作動するように一対のプラテン
    (24、26及び27)をそれぞれ備えた少なくとも2つの成
    形ステーション(A、B)を有する射出成形機におい
    て、 フレーム(31)と、 フレーム(31)上に移動可能に支持された第1の脚(4
    4)と、 第1の脚(44)上で移動可能に支持された第2の脚(4
    9)と、 第2の脚(49)上に固定支持された成型品除去ヘッド
    (48)と、 少なくとも1つの第1の軸(X軸)に対してフレーム
    (31)に対して接近又は分離するように第1の脚(44)
    を移動し、少なくとも1つの第2の軸(Z軸)に沿って
    第1の脚(44)に対して接近又は分離するように第2の
    脚(49)を移動し、成形ステーション(A、B)の開放
    及び閉鎖サイクルに同期して、前記2つの軸に沿って互
    いに相対的にかつ射出成形機に対して第1の脚(44)と
    第2の脚(49)を移動する動力装置(46)とを備え、 これにより、成形ステーション(A、B、C、D)の離
    型及び閉型に対して連続的かつ同期して、除去ヘッド
    (48)は少なくとも1つの開放された成形型(16、17)
    に入り、少なくとも1つの成型品に一致して配置され、
    その後次の開放された成形型(16、17)に入り、その成
    形型の少なくとも1つの成形品に一致して配置されるこ
    とを特徴とする射出成形機。
  32. 【請求項32】ヘッド(48)はその対向する側に設けら
    れたピックアップユニットを有し、異なる方向の成型品
    を除去できる請求項(31)に記載の射出成形機。
  33. 【請求項33】ヘッド(48)は、その成型品の方向で複
    数の成形ステーション(A、B)で成型品を除去する単
    一のピックアップ装置を備えた請求項(31)に記載の射
    出成形機。
  34. 【請求項34】第1の軸(146)は機械の軸に相当し、
    第2の軸(160)は第1の軸にほぼ直角な通路に相当す
    る請求項(31)に記載の射出成形機。
  35. 【請求項35】機械の軸(146)は長さ方向の軸である
    請求項(34)に記載の射出成形機。
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