JP2009039908A - 射出成形装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】射出成形装置の小型化、構造の簡素化を図ることができる射出成形装置の型開閉装置を提供する。
【解決手段】射出成形装置本体1から前方に突出するガイドレール52と、金型2をガイドレール52に沿って射出成形装置本体1の外側にスライドさせるスライド手段56と、射出成形装置本体1の外側で固定型14を保持する型保持手段58と、固定型14を上下に移動させて金型2の開閉を行う型開閉駆動手段60と、を備えている。金型2の開閉動作を射出成形装置本体1の外側で行うので、型締機構8に必要なストロークを大幅に低減することができる。したがって、型締機構8に必要な型締圧を低減させることができるから、型締機構8の構造を簡単にすることができ、射出成形装置100の小型化、構造の簡素化を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、射出成形装置に関し、詳細には、射出成形位置と型開き位置が異なる射出成形装置に関する。
従来の射出成形装置は、金型の移動型を支持し、移動型を固定型に対して近接離間させて金型を開閉する金型開閉機構を備えている(特許文献1)。この金型開閉機構は、射出成形時には、移動型を固定型に所定の力で押しつける型締、および射出成形後には、硬化した成形品を取り出すために移動型を固定型から離間させる型開きを行う。このような金型開閉装置は、一般的に、油圧シリンダを備え、この油圧シリンダによって移動型を移動させる。
特開平9−174640号公報
しかしながら、射出成形装置では、成形品を金型から取り出す際に成形品を金型からスムーズに取り出することができるように、移動型を固定型からある程度大きく離す必要があるため、金型開閉機構の油圧シリンダに大きなストロークを必要とする。特に、成形品の取出にロボット等の取出装置を使用する場合等には、金型装置が取出装置と干渉しないようにさらに大きく金型を開かなければならず、油圧シリンダにより大きなストロークが求められる。
また、射出成形装置には、通常、金型開閉機構の他、エジェクタ機構や、ガス注入機構、冷却水注入機構等の様々な機構が取り付けられており、移動型を移動させるときにこれらの装置のいくつかを移動型と共に移動させなければならない場合がある。この場合には、移動させる部分の重量が大きくなるため、より高い性能の油圧シリンダが必要となる。したがって、油圧シリンダが大型化したり、高価となるという問題があり、また、射出成形装置も大がかりなものとなり、大型化してしまう。
本発明は、小型で構造が簡単な射出成形装置を提供することを目的する。
本発明によれば、固定型と移動型とを含む金型を用いて射出成形を行う射出成形装置であって、金型が配置され該金型内に樹脂が注入される射出成形ステーションと、射出成形ステーションに配置された移動型を固定型に所定の型締圧で押しつける型締機構と、金型内の成形品の取り出しが行われる型開きステーションと、型開きステーションに配置された移動型と固定型とを相対的に離間させる型開き機構と、射出成形ステーションと型開きステーションを連結するガイドレールと、金型をガイドレールに沿ってスライドさせるスライド手段とを備えている、ことを特徴とする射出成形装置が提供される。
このように構成された本発明によれば、射出成形ステーションとは異なる位置で成形品の取出作業を行うことができる。よって、型締機構に必要なストロークが、大幅に低減される。これにより、例えば、型締機構がシリンダを用いて構成されている場合では、シリンダとしてストロークの小さなシリンダを使用することができるようになり、型締機構の小型化、構造の簡素化を促進することができ、ひいては射出成形装置全体の小型化、構造の簡素化を図ることができる。
本発明の好ましい態様によれば、スライド手段によって射出成形ステーションの外に移動した金型の固定型および移動型の少なくとも一方を保持する型保持手段を更に備え、型保持手段は、固定型および移動型の少なくとも一方の端面から金型のスライド方向に直交する方向に突出する係合部材と、スライド手段による金型のスライド動作によって係合部材が係合する被係合部材とを有している。
このように構成された本発明によれば、型保持手段が、係合部材と、スライド手段による金型のスライド動作によって係合部材が係合する被係合部材とを有するので、金型をスライド手段によって射出成形装置本体の外側に移動させると、固定型および移動型の少なくとも一方を保持させる操作を行うことなく、係合部材が被係合部材に係合して、固定型および移動型の少なくとも一方が保持される。したがって、一連の型開閉動作が簡単となり、型が確実に保持される。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態の射出成形装置について説明する。本実施形態の射出成形装置は、自動車のバンパー等の大型成形品を製造する射出成形装置である。
図1は、本発明の一実施形態に係る射出成形装置100を概略的に示す全体斜視図である。図2は、本発明の第1実施形態による射出成形装置100に金型2が取付けられた状態を示す断面図である。
本発明の射出成形装置100は、配置された金型2内に樹脂が注入される射出成形ステーションを構成する射出成形装置本体1と、金型の型開きが行われる型開きステーションを構成する型開閉機構50とを備えている。
まず、射出成形装置本体1及び金型2の構造について説明する。図1及び図2に示すように、射出成形装置本体1は、金型2の下面に接触する下側プラテン4と、金型2の上面に接触する上側プラテン6と、上側プラテン6及び下側プラテン4を互いに近接離間させることによって金型2の型締を行う型締機構8と、金型2に形成されたキャビティ10内に樹脂を射出する射出ユニット12と、を備えている。
金型2は、固定型14と、固定型14に対して上下方向に移動可能な移動型16とを備え、固定型14と移動型16との間には成形品の形状に対応した形状のキャビティ10が形成されている。ここで、キャビティ10は、固定型14に形成された凸形状のコア側成形部15と、移動型16に形成された凹形状のキャビティ側成形部17とで構成される。なお、コア側成形部15は、成形品の裏面側の成形部を形成するための部分であり、キャビティ側成形部17は、成形品の表面側の成形部を形成するための部分である。また、固定型14には、固定型14上面とコア側成形部15(キャビティ10内部)とを連通する複数の貫通孔19が形成され、これらの貫通孔19の上面開口が、射出ユニット12からの樹脂注入口18となっている。
本実施形態では、金型2には、一つのキャビティ10が形成されており、このキャビティ10に、6つの貫通孔(樹脂注入口18)が連通している。このように、本実施形態では、一つのキャビティ10に対して複数の樹脂注入口18が設けられている。なお、本実施形態では、金型2に形成されたゲートは、ダイレクトゲートとなっている。また、固定型14および移動型16には、キャビティ10内に射出された樹脂を冷却して固化させるための図示しない冷却路が形成されている。冷却路には、内部に冷却媒体を流通させて金型2の冷却を行うための冷却手段44(図4参照)が取り付けられている。
金型2は、固定型14、移動型16ともに、複数個に分割された金型部分を結合して構成されている。このような構成により、金型2の固定型14及び移動型16を、それぞれの金型部分毎に小さな切削機械で製造することができるので、短期間で金型2を製造することができる。
上側プラテン6には、金型2の樹脂注入口18に対応する位置に、複数の樹脂注入口18と同数(本実施形態では6つ)の射出ユニット12の取付口20が形成され、これらの取付口20に射出ユニット12が取り付けられることにより、射出ユニット12の先端開口が樹脂の射出口22となっている。
図3は、本発明の一実施形態による射出成形装置本体1の射出ユニット12を示す一部分を破断した図面である。図3及び前述の図1を参照すると、各射出ユニット12は、プランジャ24と、プランジャ24に樹脂を供給する材料供給機26と、プランジャ24内の樹脂を加熱(可塑化)する加熱器28とを備えている。
プランジャ24は、シリンダ30と、シリンダ30内で進退可能なスクリュ32とを備えている。プランジャ24は、その周囲に立設されたガイドロッド34によって、上側プラテン6の上方で支持されている。ガイドロッド34の上部には、スクリュ32を回転駆動するサーボモータ36が配置され、サーボモータ36は、適宜の伝達手段を介してスクリュ32に接続されている。サーボモータ36の回転が伝達手段によってスクリュ32に伝達されると、スクリュ32は、軸を中心に回転しながらシリンダ30内で進退する。
したがって、本実施形態では、サーボモータ36によってスクリュ32の駆動を行うので、樹脂の射出動作を、射出圧力ではなく射出速度によって制御することができる。また、樹脂の射出速度は、サーボモータ36の回転角度によって高精度に制御することができる。また、サーボモータ36が、各射出ユニット12にそれぞれ一つずつ設けられているので、各射出ユニット12からの樹脂の射出タイミング、射出速度、射出量等の射出条件を独立して調整することができる。
材料供給機26は、各射出ユニット12に対して一つずつ設けられ、プランジャ24のシリンダ30側面からシリンダ30とスクリュ32との間の空間に連通し、この空間に樹脂材料を供給するように構成されている。材料供給機26は、各プランジャ24に対して一つずつ設けられているため、成形品の種類に応じて、各プランジャ24にそれぞれ同種または異種の材料を供給することができる。
加熱器28は、プランジャ24のシリンダ30の下部外側に配置されている。材料供給機26からシリンダ30内に供給された材料は、スクリュ32によってシリンダ30内で射出口22に向かって移送されながら、加熱器28によって加熱されることにより、混練、可塑化される。したがって、本実施形態では、各射出ユニット12は、一つずつの可塑化手段を備え、これにより、各射出ユニット12の樹脂の射出温度をそれぞれ独立して調整することが可能になる。
射出成形装置100は、更に、各射出ユニット12の射出動作及び型締機構8の型締、型締の解除動作等を制御するための制御手段42を備える。
図4は、射出成形装置100の制御の構成を示すブロック図である。制御手段42は、各射出ユニット12のサーボモータ36及び加熱器28にそれぞれ接続されている。また、制御手段42は、型締機構8、冷却手段44、及び型開閉機構50にも接続されている。
制御手段42は、各射出ユニット12のサーボモータ36にそれぞれ別個に回転角度(回転量)及び回転速度の信号を出力することにより、各射出ユニット12のスクリュ32の移動量及び移動速度を制御する。したがって、各射出ユニット12の樹脂の射出量及び射出速度(射出圧力)は、制御手段42によって、それぞれ独立して調整される。また、制御手段42は、各射出ユニット12の加熱器28にそれぞれ別個に樹脂の加熱温度の信号を出力することにより、各射出ユニット12のプランジャ24内の樹脂温度をそれぞれ独立して制御する。
ここで、制御手段42は、各射出ユニット12のサーボモータ36を独立して制御するので、各サーボモータ36に出力する信号の出力タイミングを同時にまたは互いに異ならせることが可能である。したがって、各射出ユニット12からのキャビティ10への樹脂の射出を同時に行ったり、互いに異ならせて射出したりすることができ、樹脂の射出タイミングを各射出ユニット12毎に独立して制御することができるようになっている。
また、制御手段42は、樹脂の射出前に、型締機構8に型締信号を出力することにより、金型2の型締を行う。制御手段42は、射出ユニット12による樹脂の射出終了後、冷却手段44に冷却信号を出力することにより金型2の冷却を行う。そして、制御手段42は、樹脂の冷却後所定時間後に、型締機構8に型締終了信号を出力することにより、金型2の型締を終了(解除)する。制御手段42は、その後、型開閉機構50に金型2の型開き信号を出力することにより、金型2を型開閉機構50に移送して、金型2の型開きを行う。
各射出ユニット12は、樹脂を所定の射出条件でキャビティ10内に射出したときに、複数の射出口22からの樹脂が固化する前に互いに結合されるような間隔で配置されている。したがって、各射出ユニット12の配置間隔は、所定の圧力で射出口22から射出された樹脂が、隣接する射出口20からの樹脂とキャビティ10内で接触し、接触部分にウェルドラインを形成したり接触部分での強度の減少を生じることなく互いに結合できるように設定されている。また、各射出ユニット12の射出速度や射出量、射出タイミング等の射出条件は、各射出口22からの樹脂が、隣接する射出口22からの樹脂と確実に結合できるように適宜設定される。
図5は、各射出ユニット12が射出(カバー)する樹脂材料の射出領域を示す。図5に示すように、各射出ユニット12は、射出口22周囲の所定の射出領域23を担当している。各射出ユニット12は、樹脂材料が所定の射出圧力(低圧)でその射出領域23の外縁に到達したときにも外縁部分の樹脂材料が固化していない射出速度で射出される。
ここで、射出ユニット12からの樹脂の射出圧力(成形圧力)は、低圧であることが望ましく、ここで、「低圧」とは、例えば5〜25MPaの範囲であることが好ましい。また、本実施形態の射出成形装置本体1の成形圧力は、一般の射出成形機の成形圧力の30〜60MPaに対して、約1/10〜1/2であることが好ましい。このように、本実施形態の射出成形装置本体1の成形圧力は、一般的な射出成形機の成形圧力に比べて、非常に低い。なお、本実施形態の射出成形装置本体1の成形圧力は、キャビティ10の大きさ、形状、射出ユニット12の設置数、射出口22の大きさ、位置等の種々の設定条件を考慮して設定される。
具体的に、射出ユニット12の配置を決定する場合には、まず、射出ユニット12の射出速度、射出量、射出樹脂温度等の射出条件に応じて、キャビティ10の形状を考慮して、キャビティ10内の領域を、一つの射出ユニット12から射出された樹脂がキャビティ10内で完全に固化することなく広がり、隣接する射出ユニット12からの樹脂と結合することができる射出領域23として、各射出ユニット12に割り当てる。そして、その射出領域23に対して一つずつ、射出ユニット12の射出口22を配置し、射出口22の配置に応じて、金型2の樹脂注入口18の配置を決定する。したがって、樹脂の射出条件やキャビティ10の形状によって、各射出領域23は形状も大きさも異なる。例えば、キャビティの形状の一部に細長い部分がある場合、その部分に樹脂を行き渡らせるには、他の部分よりも時間がかかる。そこで、細長い成形部分を含む射出領域23をその他の射出領域23よりも小さく設定して、他の射出時間と揃えるようにしてもよい。
なお、各射出ユニット12の射出条件は、全て同一であってもよいし、それぞれ異なっていてもよい。例えば、細長い成形部分を有する射出領域23に射出する射出ユニット12の射出圧力を、他の射出ユニット12の射出圧力よりも高く設定してもよい。つまり、各射出ユニット12の射出条件は、所定の射出条件範囲内で変動可能である。
本実施形態では、射出ユニット12が低圧で樹脂を射出できるように、キャビティ10内の領域を射出領域23を各射出ユニット12に割り当て、各射出領域23毎に射出ユニット12を配置している。そして、各射出ユニット12の射出条件を、低圧射出となる射出条件範囲内で微調整(再調整)することにより、射出ユニット12を2行3列の格子状に配置している。
型締機構8は、図1及び図2に示すように、上側プラテン6に固定された複数本のタイバー38と、下側プラテン4を上下移動させる油圧シリンダ40とを備えている。タイバー38は上下方向に沿って配置され、これらのタイバー38には下側プラテン4が案内されている。これにより、下側プラテン4は、上側プラテン6に対して、タイバー38に沿って、上下方向に移動可能となる。
油圧シリンダ40は、下側プラテン4の下方に2つ設置されている。油圧シリンダ40が下側プラテン4を上方に押し上げると、下側プラテン4は、タイバー38に案内されながら上側プラテン6に近接するように移動する。これにより、型締機構8は、上側プラテン6に保持された固定型14に、下側プラテン4に保持された移動型16を所定に力で押しつける金型2の型締めを行うことができる。
ここで、油圧シリンダ40は、前述の図5に示すように、下側プラテン4の下面に接触する円形の接触面42を有し、これらの接触面42は、金型2の平面視で、金型2の中央寄りに配置されている。このとき、金型2の平面視で、キャビティ10が形成される領域と接触面42とは大部分において重なっており、したがって、油圧シリンダ40の接触面42は、金型2の略中央部の、キャビティ10が形成された領域に対応する外面を下方から支持する。
また、油圧シリンダ40のストロークの上限位置は、所定圧力で金型2の型締することができるように、移動型16を固定型14に対して近接させることができるように設定される。また、油圧シリンダ40のストロークの下限位置は、金型2の型開きを行うために金型2を射出成形装置本体1(射出成形ステーション)から型開閉装置50(型開きステーション)に移動させるときに必要なクリアランスが固定型14と上側プラテン6との間に確保されるように設定される。したがって、本実施形態における油圧シリンダ40のストロークは、従来の射出成形装置本体内で型開きを行っていた場合に比べて、格段に短い。
したがって、本実施形態の型締機構8は、金型2の型締を行うだけのストロークと型締圧を有していればよいため、油圧シリンダ40は、型締方向(上方向)に移動するための単動シリンダを用いている。この油圧シリンダ40は、油圧の制御によって移動型16を上方に移動させて型締を行うが、型締終了後は、油圧を低下させることにより、金型2の自重で下方に移動する。
次に、型開きステーションで金型の型開きを行う型開閉装置50の構造について説明する。
図6は、本発明の一実施形態による射出成形装置100の型開閉装置50を示す正面図である。また、図7は、本発明の一実施形態による射出成形装置100の型開閉装置50を示す側面図である。
これらの図6及び図7に示すように、型開閉装置50は、金型2を射出成形装置本体1(射出成形ステーション)から型開きが行われる位置(型開きステーション)に移動させるガイドレール52と、ガイドレール52の上方に立設されるフレーム54と、金型2をガイドレール52に沿ってスライドさせるスライド手段56と、固定型14を射出成形装置本体1の外側で保持する型保持手段58と、型保持手段58を上下に移動させて固定型14を移動型16に近接離間する方向に移動させる型開閉駆動手段60とを備えている。
ガイドレール52は、射出成形装置本体1の下側プラテン4の初期位置の高さ、即ち、金型2を型締しない状態の待機位置での下側プラテン4の上面の高さと同じ高さに配置されており、射出成形装置本体1の正面左右端から、前方に向かって突出するように配置されている。したがって、ガイドレール52は、射出成形装置本体1の左右に1対設けられ、金型2の型締方向(本実施形態では上下方向)と略直交する方向(即ち水平方向で且つ射出成形装置本体1の前後方向)に延びている。
一対のガイドレール52の互いに対向する側面、つまり内側面には、移動型16の両端に接触して移動型16のスライド方向を射出成形装置本体1の前後方向に規制する段差62が形成されている。なお、射出成形装置本体1の下側プラテン4にも、移動型16のスライド時に移動型16の移動方向を規制するために、下側プラテン4から上方に突出し、射出成形装置本体1の前後方向に延びるガイド部材42(図8参照)が設けられている。このガイド部材42は、下側プラテン4の上面がガイドレール52の高さに位置するとき、段差62と連続する。
フレーム54は、ガイドレール52の上面から上方に立設する複数本のガイドロッド64を備えている。ガイドロッド64は、ガイドレール52の上面において、前後方向両端部にそれぞれ配置されて、各ガイドレール52にそれぞれ2本ずつ設けられている。各ガイドレール52に設けられた2本のガイドロッド64の上端部には、ガイドロッド64を連結し、ガイドロッド64の上端部を支持する上方フレーム66が設けられている。
スライド手段56は、油圧シリンダで構成され、シリンダ68(図1)及びピストンロッド70(図8)を備えている。シリンダ68は、下側プラテン4の後方端面に固定され、下側プラテン4の後方端面からさらに後方に延びる。ピストンロッド70は、シリンダ68の前方端部から前方に向かって延び、その先端部は、移動型16の後方端面に結合されている。スライド手段56は、前述の図4に示すように、制御手段42に接続され、制御手段42からのスライド信号の出力に基づいて、油圧シリンダを駆動して、移動型16を固定型14とともに射出成形装置本体1の前後方向にスライドさせる。
図8は、スライド手段56のピストンロッド70と、移動型16との結合部分の構造を示す斜視図である。この図8に示すように、移動型16の両端には、後方端面からさらに後方に向かって突出する取付部材72が形成されている。一方、ピストンロッド70の先端部には、略U字形の取付部74が設けられている。移動型16の取付部材72は、取付部74のU字形部分の間に挿入され、取付部材72と取付部74とが、ピン76で互いに結合される。このような結合構造により、ピストンロッド70と移動型16とが結合される。
型保持手段58は、図1及び図7に示すように、固定型14を保持するための保持部材78と、保持部材78と固定型14とを係合させる係合手段80とを備えている。
保持部材78は、各ガイドレール52の上方に、射出成形装置本体1の前後方向に沿って、つまりガイドレール52の配設方向に沿ってそれぞれ配置される。保持部材78には、2本のガイドロッド64が貫通しており、保持部材78は、ガイドロッド64に案内されて上下方向に移動可能に構成されている。
図9は、保持部材78と固定型14との係合部分の拡大図を示す。この図9及び前述の図6及び図7に示すように、係合手段80は、固定型14の長手方向(横方向)両端面に設けられた係合ピン81と、保持部材78の内側面に形成され、係合ピン81が係合する被係合部材82とを備えている。
係合ピン81は、固定型14の長手方向両端面にそれぞれ2箇所、4隅の計4箇所に設けられ、固定型14の長手方向端面から長手方向に突出している。係合ピン81の先端部には、凹部81Aが形成されている。
被係合部材82は、一対の保持部材78の内側面にそれぞれ2箇所、計4箇所設けられ、図9に示すように、上下対称の湾曲した、または折曲した一対の突出部82Aを有する。一対の突出部82Aの先端部の間には、射出成形装置本体1の前後方向に延びる間隙が形成されており、したがって、被係合部材82は、全体として断面略C字形に形成されている。
このような構造の型保持手段58では、金型2が射出成形装置本体1の前方外側にスライドすると、係合ピン81の凹部81Aが、被係合部材82の突出部82Aに後方から係合して、これにより固定型14が保持部材78に保持される。
なお、本実施形態では、移動型16は、その自重によってガイドレール52に保持され、移動型16の長手方向両端面が段差62に当接されることによって位置決めされる。また、金型2の前後方向の位置決めは、被係合部材82に配置される位置決めピン83によって行われる。位置決めピン83は、金型2が型保持手段58によって保持されたときに、金型2の前後方向両側に位置し、被係合部材82に形成される孔を上下に貫通するように配置される。
型開閉駆動手段60は、油圧シリンダ84と、油圧シリンダ84内で進退可能なピストンロッド86とを備えている。油圧シリンダ84は、上方フレーム66に固定され、上方フレーム66の上方に立設されている。ピストンロッド86は、油圧シリンダ84から下方に延び、上方フレーム66を貫通してその先端が保持部材78に固定される。このような構造により、油圧シリンダ84によってピストンロッド86を進退させると、移動部材78がガイドロッド64に案内されながら上下に移動する。型開閉駆動手段60は、前述の図4に示すように、制御手段42に接続され、制御手段42からの型開閉信号に基づいて、固定型14を移動型16に対して上下方向に移動させて金型2を開閉する。
本実施形態の射出成形装置100は、さらに、エジェクタ機構44を備えている。エジェクタ機構44は、樹脂注入口18に挿通可能なエジェクタピン46(図10参照)を備えている。エジェクタピン46は、型開閉装置50の上方に設けられ、金型2の各樹脂注入口18に対応した位置に配置されている。本実施形態では、樹脂注入口18と同数の6つのエジェクタピン46が設けられている。エジェクタピン46は、図示しない移動機構によって樹脂注入口18からキャビティ10に向かって、貫通孔19内で進退可能に構成される。なお、エジェクタピン46は、移動機構を備えず、型開閉装置50の上方に固定され、固定型14が上方に移動するのにしたがって、貫通孔19内に挿通される構造となっていてもよい。
以上のような構成の射出成形装置100の動作について説明する。
まず、各射出ユニット12を取付口20に設置して、プランジャ24の射出口22を樹脂注入口18に連通させる。また、型締機構8によって固定型14および移動型16を所定の型締圧で締めて、金型2の内部にキャビティ10を形成する。
本実施形態では、各射出ユニット12の材料供給機26には、同一の樹脂材料が供給されており、この樹脂材料は、プランジャ24のシリンダ30内に供給される。シリンダ30に供給された樹脂材料は、加熱器28によって加熱され、スクリュ32によって移送されながら混練され、可塑化する。
各射出ユニット12のサーボモータ36を回転させてスクリュ32を上方に移動させると、シリンダ32とスクリュ32先端との間の空間に、可塑化された樹脂材料が供給される。その後、各スクリュ32を下方に移動させると、樹脂材料が、スクリュ32によって射出口22からキャビティ10内に押し出される。このとき、スクリュ32の射出速度は、キャビティ10内の樹脂材料が、後から供給される樹脂材料に押されて移動し、樹脂に大きな圧力がかからない程度の圧力で供給されるように設定されている。この射出時に樹脂材料にかかる射出圧力は、従来の射出成形装置と比較して格段に低い圧力となる。
ここで、前述のように、各射出ユニット12からの樹脂の射出条件は、全て同一であってもよいし、或いは所定の射出条件範囲内でそれぞれ異なっていてもよい。例えば、前述の射出量や射出圧力の他、各射出ユニット12の射出タイミングも、全て同一であってもよいし、或いは所定の射出条件範囲内でそれぞれ異なっていてもよい。具体的には、樹脂を射出領域23の隅々まで行き渡らせるのに時間がかかる射出領域23を担当する射出ユニット12を、他の射出ユニット12からの樹脂の射出タイミングよりも早いタイミングで先に射出して、射出領域23に樹脂を行き渡らせる時間をかせいでもよい。この場合には、射出タイミングを、外縁の樹脂が固化する前に、隣接する射出ユニット12からの樹脂と結合できるように設定する。
射出口22からキャビティ10内に射出された樹脂材料は、射出口22から更に供給される樹脂材料によって押し出されながら、主にその粘度によってキャビティ10内を進み、キャビティ10内に広がる。一つの射出口22から射出された樹脂材料は、キャビティ10内を進み、それぞれ受け持つ射出領域23を満たし、隣接する射出口22から射出された樹脂材料と接触して結合する。
樹脂材料を射出後、冷却手段44により金型2を冷却して、キャビティ10内の樹脂材料を固化させて成形品を成形する。樹脂材料の固化後、上側プラテン6による固定型14の保持を解除し、型締機構8によって下側プラテン4を下方に移動させて、固定型14及び移動型16を共に下方に移動させる。型締機構8は、下側プラテン4の上面が、ガイドレール52の高さと一致する位置まで、下側プラテン4及び金型2を移動させる。
次に、スライド手段56を駆動し、ピストンロッド70を前方に突出させる。すると、ピストンロッド70の先端に連結された移動型16が、ピストンロッド70に押し出され、ガイド部材42及びガイドレール52に案内されながら前方に移動して、射出成形装置本体1の外側の型開きを行う型開きステーションまで移動する。
移動型16および固定型14が前方に移動すると、固定型14の係合ピン81の凹部81Aが、被係合部材82の突出部82A先端の間の間隙に係合し、これにより、固定型14が保持部材78に保持される。一方、移動型16は、ガイドレール52上で、その自重によって保持される。その後、被係合部材82の貫通孔に、位置決めピン83を上下に貫通させ、これにより、金型2の前後両端を4箇所で位置決めし、金型2の移動を防止する。
この状態で、型開閉駆動手段60を駆動する。すなわち、ピストンロッド86を油圧シリンダ84内に引っ込めてピストンロッド86を上方に移動させる。すると、図7の点線で示すように、保持部材78が上方に移動し、これに伴って保持部材78に保持された固定型14が上方に移動する。これにより、固定型14が移動型16から離間し、金型2が開く。すると、固定型14には、樹脂注入口18からキャビティ10まで延びる貫通孔19内にに固化された樹脂が充填され、また、固定型14にはコア側成形部15が形成されているため、成形品は固定型14側に付着して、移動型16から離型する。
そして、図10に示すように、エジェクタ機構44のエジェクタピン46を樹脂注入口18からキャビティ10側に向かって貫通孔19に挿通する。エジェクタピン46は、貫通孔19内で固化した部分をキャビティ10側に押し出し、成形品を固定型14から押し出して離型させる。以上のようにして、金型2内から成形品を取り出す。成形品を金型2から取り出した後、エジェクタピン46は、次の成形品の成形工程のために、貫通孔19から引き抜かれる。
成形品を金型2から取り出した後は、保持部材78を下方に移動させて固定型14を元の位置に戻し、位置決めピン83を外した後、スライド手段56のピストンロッド70を引っ込める方向に移動させる。すると、固定型14及び移動型16が後方に移動するにつれて、固定型14の係合ピン81と保持部材78の被係合部材82との係合が外れる。そして、固定型14及び移動型16を下側プラテン4上に配置すると、固定型14を上側プラテン6で保持する。このようにして、金型2が射出成形装置本体1内に収容され、次の成形工程の準備が完了する。
このような構成の本実施形態によれば、次のような優れた効果を得ることができる。
射出成形装置本体1の外側に型開閉装置50を設け、型締機構8による金型2の型締動作と、成形品取出のための金型2の開閉動作とを分離したので、型締機構8の油圧シリンダ40に必要なストロークを大幅に減少させることができる。したがって、所定の型締圧力を発生させる必要がある型締機構8の油圧シリンダとして、例えば単動シリンダのような、より低能力のものを利用することができるから、型締機構8の構造の簡素化を図ることができる。よって、射出成形装置本体1の構造の簡素化を図ることができ、射出成形装置本体1の小型化を促進することができる。
型開閉装置50によって、射出成形装置本体1の外側で金型2の開閉、成形品の取出を行うので、例えば成形品を取り出すためのピックアップ機構等の追加の装置をさらに設ける場合でも、装置の設置スペースを容易に確保することができる。
また、金型2の開閉動作を射出成形装置本体1の外側で行うので、金型2の開閉動作を射出成形装置本体1の中で行う場合に比べて、より大きなストロークを確保することができる。したがって、成形品の取出作業を容易に行うことができる。
スライド手段56のピストンロッド70が、移動型16に固定されているので、金型2のスライド位置をピストンロッド70の突出位置を制御することによって調整することができる。したがって、金型2のスライド動作を的確に行うことができ、金型2を確実に射出成形装置本体1の外側の所定位置まで排出し、確実に射出成形装置本体1の中の所定位置に戻すことができる。
型保持手段58が、凹部81Aが形成された係合ピン81と、突出部82A間に間隙が形成された被係合部材82とを有するので、金型2をスライド手段56によって射出成形装置本体1の外側に移動させると、金型2のスライド動作によって係合ピン81が被係合部材82に係合して、固定型14が保持部材78に保持される。したがって、スライド動作が保持動作を兼ねることができるので、型保持手段の構成を簡略化することができる。また、スライド動作と保持動作が同時に行われるので、動作時間の短縮を図ることができる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、例えば、型保持手段は、係合ピン81と被係合部材82とを有する構成に限らず、例えば磁石や吸引によって吸着して保持する構成や、その他任意の構成を採用することができる。
前述の実施形態では、型保持手段58の被係合部材82は、1つの保持部材78に対して2箇所に設けられていたが、これに限らず、3箇所或いはそれ以上の任意の個数設けられていてもよく、また、例えば金型のスライド方向に沿って連続的に形成されていてもよい。
型保持手段は、金型2のスライド動作によって固定型14の保持を同時に行うものに限らず、金型を射出成形装置本体の外側に移動させた後、係合部材を被係合部材に係合させる係合作業を行うなどして、金型の保持を行ってもよい。
また、型保持手段は、金型2の固定型14を保持する構成であったが、これに限らず、例えば移動型を保持してもよいし、固定型および移動型の両方を保持する構成であってもよい。
スライド手段は、移動型に連結された油圧シリンダによるものに限らず、例えば移動型の下方に配置されたベルトによるものや、その他任意の構成のものを採用することができる。
型開閉駆動手段は、固定型を上下に移動させて金型を開閉するものに限らず、例えば移動型を上下に移動させてもよい。この場合には、例えば、前述の実施形態の型開閉駆動手段60を移動型16に取り付け、移動型16を固定型14に対して下方に移動させて型を開閉させればよい。このような構成によれば、金型2を開いたときに、固定型14を射出成形装置本体1内での固定型14の高さ位置と同じ位置に配置でき、移動型16を固定型14よりも低い位置に配置することができる。したがって、固定型14および移動型16へのアクセスが容易になり、メンテナンスや、金型2に対する作業を容易に行うことができる。
または、型開閉駆動手段は、固定型および移動型の両方を移動させて金型の開閉を行う構成であってもよい。要するに、型開閉駆動手段は、固定型及び移動型を相対的に離間させる方向に移動させる構成であればよい。
型開き機構は、射出成形装置の前方に金型をスライドさせる構成に限らず、例えば横方向にスライドさせる構成であってもよい。つまり、前述の実施形態では、射出成形装置本体及び金型の短手方向に沿って金型をスライドさせて射出成形装置本体の外側に移動させていた。本発明では、これに限らず、射出成形装置本体及び金型の長手方向に沿って金型をスライドさせて射出成形装置本体の外側に移動させてもよい。この場合には、型保持手段が金型の短手方向両端を保持するように構成することができるので、金型を開閉させる際に、金型の撓みを最小限に抑えることができる。また、型開き機構は、金型を開く動作及び金型を閉じる動作の両方を行う機構に限らず、少なくとも型を開く機構を有していればよい。したがって、型開き機構が、金型を開く機構のみを有し、射出成形装置には、金型を閉じる機構を別途設けてもよい。
型締機構は、油圧シリンダを用いる構造に限らず、任意の構造を採用でき、例えばトグルリンクを用いるものであってもよい。
エジェクタ機構は、前述の実施形態では、型開閉機構の上方に配置されていたが、これに限らず、例えばエジェクタ機構が従来の一般的な射出成形装置と同様に、射出成形装置本体に設けられていてもよい。
射出成形ステーションでの射出成形装置本体の構造は、前述の実施形態では、複数の射出ユニットを有し、低圧で樹脂材料を射出するものであったが、これに限らず、任意の構造を採用できる。したがって、射出成形装置本体は、従来の一般的な射出成形装置と同様に、一つの射出ユニットから樹脂材料を高圧で射出して成形品を製造する構造のものであってもよい。
射出成形装置は、前述の実施形態では、縦型の射出成形装置として説明したが、これに限らず、例えば横型の射出成形装置であってもよい。
本発明の一実施形態による射出成形装置を示す全体斜視図である。 本発明の一実施形態による射出成形装置の金型の部分を示す断面図である。 本発明の一実施形態による射出ユニットを示す一部側断面図である。 本発明の一実施形態による射出成形装置のブロック図である。 本発明の一実施形態による射出成形装置の射出領域を示す図である。 本発明の一実施形態による型開閉装置の正面図である 本発明の一実施形態による型開閉装置の側面図である。 本発明の一実施形態による型開閉装置のスライド手段の一部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態による型開閉装置の型保持手段の部分を示す正面図である。 本発明の一実施形態による射出成形装置において成形品を金型から離型させる工程を示す図である。
符号の説明
100 射出成形装置
2 金型
8 型締機構
10 キャビティ
12 射出ユニット
50 型開閉装置
52 ガイドレール
56 スライド手段
58 型保持手段
60 型開閉駆動手段
81 係合ピン
82 被係合部材

Claims (2)

  1. 固定型と移動型とを含む金型を用いて射出成形を行う射出成形装置であって、
    前記金型が配置され該金型内に樹脂が注入される射出成形ステーションと、
    前記射出成形ステーションに配置された前記移動型を前記固定型に所定の型締圧で押しつける型締機構と、
    前記金型内の成形品の取り出しが行われる型開きステーションと、
    前記型開きステーションに配置された前記移動型と前記固定型とを相対的に離間させる型開き機構と、
    前記射出成形ステーションと前記型開きステーションを連結するガイドレールと、
    前記金型を前記ガイドレールに沿ってスライドさせるスライド手段とを備えている、
    ことを特徴とする射出成形装置。
  2. 前記スライド手段によって前記射出成形ステーションの外に移動した前記金型の固定型および移動型の少なくとも一方を保持する型保持手段を更に備え、
    前記型保持手段は、前記固定型および移動型の少なくとも一方の端面から前記金型のスライド方向に直交する方向に突出する係合部材と、前記スライド手段による前記金型のスライド動作によって前記係合部材が係合する被係合部材とを有している、
    請求項1に記載の射出成形装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013503759A (ja) * 2009-09-07 2013-02-04 スィデル・パルティスィパスィヨン モールドを交換するための方法
JP2017159573A (ja) * 2016-03-10 2017-09-14 ナルックス株式会社 射出圧縮成形装置及び射出圧縮成形方法
JP2020078897A (ja) * 2018-11-13 2020-05-28 センチュリーイノヴェーション株式会社 金型、射出成形機、成形方法、並びに、樹脂成形品

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