JPH0787413B2 - 無線通信装置 - Google Patents
無線通信装置Info
- Publication number
- JPH0787413B2 JPH0787413B2 JP63137748A JP13774888A JPH0787413B2 JP H0787413 B2 JPH0787413 B2 JP H0787413B2 JP 63137748 A JP63137748 A JP 63137748A JP 13774888 A JP13774888 A JP 13774888A JP H0787413 B2 JPH0787413 B2 JP H0787413B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wireless communication
- communication device
- time difference
- delay time
- antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Radio Transmission System (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は無線通信装置に関し、特にスペクトル拡散方式
を用いる移動無線システムの無線通信装置に関する。
を用いる移動無線システムの無線通信装置に関する。
一般的な移動無線システムの無線通信装置は、建築物等
により電波の伝搬路がしゃ断され、しばしば通信の中断
が発生する。このため、２台の空中線を用意し、各空中
線の受信状態を監視し、受信状態の良好な空中線を選択
しその切換えを行っていた。
により電波の伝搬路がしゃ断され、しばしば通信の中断
が発生する。このため、２台の空中線を用意し、各空中
線の受信状態を監視し、受信状態の良好な空中線を選択
しその切換えを行っていた。
上述した空中線切換えを行う従来の無線通信装置をその
ままスペクトル拡散方式を用いる場合に適用すると、空
中線切換えのために発生する伝搬遅延時間差により対向
する無線通信装置の拡散符号の同期はずれが発生する欠
点がある。
ままスペクトル拡散方式を用いる場合に適用すると、空
中線切換えのために発生する伝搬遅延時間差により対向
する無線通信装置の拡散符号の同期はずれが発生する欠
点がある。
本発明の目的は、空中線の切換えによって対向する無線
通信装置の拡散符号の同期はずれが発生することのない
無線通信装置を提供することにある。
通信装置の拡散符号の同期はずれが発生することのない
無線通信装置を提供することにある。
本発明の無線通信装置は、スペクトル拡散方式を用いそ
れぞれ送受信用の２台の空中線の受信状態を比較して比
較結果に基づき通信に使用する前記空中線を切換える無
線通信装置において、前記２台の空中線の切換時に発生
する伝搬遅延時間差を測定する測定手段と、送信するデ
ータ信号を拡散する拡散符号の位相を前記測定手段の測
定結果に基づき前記伝播遅延時間差を補償するように制
御する制御手段とを含んでいる。
れぞれ送受信用の２台の空中線の受信状態を比較して比
較結果に基づき通信に使用する前記空中線を切換える無
線通信装置において、前記２台の空中線の切換時に発生
する伝搬遅延時間差を測定する測定手段と、送信するデ
ータ信号を拡散する拡散符号の位相を前記測定手段の測
定結果に基づき前記伝播遅延時間差を補償するように制
御する制御手段とを含んでいる。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
第１図に示す実施例は、空中線11,12と、空中線接続器2
1,22と、空中線接続器21,22を介して空中線11,12に接続
された受信機31,32と、受信機31,32のベースバンド出力
を復調して受信データを出力する復調回路41,42と、受
信機31,32のベースバンド出力に拡散符号同期して同期
状態信号及び同期パルスを出力する拡散符号同期回路5
1,52と、拡散符号同期回路51,52が出力した同期状態信
号を入力する同期状態検出回路１と、同期状態検出回路
１に制御されて復調回路41,42の出力した受信データの
いずれか一方を選択出力する切換器２と、拡散符号同期
回路51,52が出力した同期パルスの時間差を示す遅延時
間差信号を出力する遅延時間差測定回路３と、遅延時間
差信号を入力する位相制御回路４と、位相制御回路４が
制御する位相で拡散符号を発生する拡散符号発生回路５
と、拡散符号によって受信データをスペクトル拡散する
拡散回路６と、空中線接続器21,22を介して空中線11,12
に接続された送信機61,62と、同期状態検出回路１に制
御されて拡散回路６の出力信号を送信機61,62のいずれ
か一方へ出力する切換器７とを備えて構成されている。
1,22と、空中線接続器21,22を介して空中線11,12に接続
された受信機31,32と、受信機31,32のベースバンド出力
を復調して受信データを出力する復調回路41,42と、受
信機31,32のベースバンド出力に拡散符号同期して同期
状態信号及び同期パルスを出力する拡散符号同期回路5
1,52と、拡散符号同期回路51,52が出力した同期状態信
号を入力する同期状態検出回路１と、同期状態検出回路
１に制御されて復調回路41,42の出力した受信データの
いずれか一方を選択出力する切換器２と、拡散符号同期
回路51,52が出力した同期パルスの時間差を示す遅延時
間差信号を出力する遅延時間差測定回路３と、遅延時間
差信号を入力する位相制御回路４と、位相制御回路４が
制御する位相で拡散符号を発生する拡散符号発生回路５
と、拡散符号によって受信データをスペクトル拡散する
拡散回路６と、空中線接続器21,22を介して空中線11,12
に接続された送信機61,62と、同期状態検出回路１に制
御されて拡散回路６の出力信号を送信機61,62のいずれ
か一方へ出力する切換器７とを備えて構成されている。
第１図に示す実施例は対向する無線通信装置（図示せ
ず）とスペクトル拡散方式を用いてデータ信号を送受信
する。
ず）とスペクトル拡散方式を用いてデータ信号を送受信
する。
対向する無線通信装置が送出した変調信号は、空中線1
1,空中線接続器21,受信機31,復調回路41からなる第１受
信系と、空中線12,空中線接続器22,受信機32,復調回路4
2からなる第２受信系とで常時受信復調されている。そ
の結果、第１受信系及び第２受信系からそれぞれ常時受
信データが得られる。これら両受信データのうちいずれ
か一方が、切換器２で選択され、出力される。
1,空中線接続器21,受信機31,復調回路41からなる第１受
信系と、空中線12,空中線接続器22,受信機32,復調回路4
2からなる第２受信系とで常時受信復調されている。そ
の結果、第１受信系及び第２受信系からそれぞれ常時受
信データが得られる。これら両受信データのうちいずれ
か一方が、切換器２で選択され、出力される。
拡散符号同期回路51,52は、受信機31,32のベースバンド
出力に拡散符号同期し同期状態信号を出力することによ
り、第１受信系，第２受信系の受信状態、いいかえれ
ば、空中線11,12の受信状態を監視している。切換器２
が受信データを選択している方の受信系の受信状態が劣
化してその受信系に対応する拡散符号同期回路の同期が
外れると、同期状態検出回路１は、同期状態信号からこ
のことを検知し、切換器２を切換える。この切換えによ
り、受信断が救済される。第１及び第２受信系に対応し
て、空中線11,空中線接続器21,送信機61からなる第１送
信系と、空中線12,空中線接続器22,送信機62からなる第
２送信系とが設けらている。送信データは、拡散回路６
でスペクトル拡散された後、切換器７を介して第1,第２
送信系のいずれか一方に入力され、変調信号となって送
出される。
出力に拡散符号同期し同期状態信号を出力することによ
り、第１受信系，第２受信系の受信状態、いいかえれ
ば、空中線11,12の受信状態を監視している。切換器２
が受信データを選択している方の受信系の受信状態が劣
化してその受信系に対応する拡散符号同期回路の同期が
外れると、同期状態検出回路１は、同期状態信号からこ
のことを検知し、切換器２を切換える。この切換えによ
り、受信断が救済される。第１及び第２受信系に対応し
て、空中線11,空中線接続器21,送信機61からなる第１送
信系と、空中線12,空中線接続器22,送信機62からなる第
２送信系とが設けらている。送信データは、拡散回路６
でスペクトル拡散された後、切換器７を介して第1,第２
送信系のいずれか一方に入力され、変調信号となって送
出される。
空中線11,12のいずれか一方の受信状態が劣化したと
き、その空中線から対向する無線通信装置までの送信伝
搬路の状態も劣化していると考えられるので、同期状態
検出回路１は、切換器７を切換器２と連動して切換え、
選択出力する受信データに対応する空中線を送信にも用
いるように制御を行う。
き、その空中線から対向する無線通信装置までの送信伝
搬路の状態も劣化していると考えられるので、同期状態
検出回路１は、切換器７を切換器２と連動して切換え、
選択出力する受信データに対応する空中線を送信にも用
いるように制御を行う。
空中線11,12のいずれを送受信に用いるかによって対向
する無線通信装置との間の伝搬遅延時間が異なるので、
拡散符号発生回路５が発生する拡散符号の位相を変える
ことなく切換器７を切換えると対向する無線通信装置で
は、受信信号の位相が遅延時間差分だけ不連続に変るの
で拡散符号同期がはずれることがある。この遅延時間差
は、拡散符号同期回路51,52が出力する両同期パルスの
時間差に等しい。遅延時間差測定回路３は、両同期パル
スの時間差から遅延時間差を測定し、遅延時間差信号を
出力している。位相制御回路４は、この遅延時間差信号
を用い、切換器７の切換時、いいかえれば、空中線11,1
2の切換時に発生する遅延時間差を補償するように、拡
散符号発生回路５が発生する拡散符号の位相を制御す
る。この制御により、切換器７を切換えても対向する無
線通信装置で受信信号に対する拡散符号同期の同期はず
れは発生しない。
する無線通信装置との間の伝搬遅延時間が異なるので、
拡散符号発生回路５が発生する拡散符号の位相を変える
ことなく切換器７を切換えると対向する無線通信装置で
は、受信信号の位相が遅延時間差分だけ不連続に変るの
で拡散符号同期がはずれることがある。この遅延時間差
は、拡散符号同期回路51,52が出力する両同期パルスの
時間差に等しい。遅延時間差測定回路３は、両同期パル
スの時間差から遅延時間差を測定し、遅延時間差信号を
出力している。位相制御回路４は、この遅延時間差信号
を用い、切換器７の切換時、いいかえれば、空中線11,1
2の切換時に発生する遅延時間差を補償するように、拡
散符号発生回路５が発生する拡散符号の位相を制御す
る。この制御により、切換器７を切換えても対向する無
線通信装置で受信信号に対する拡散符号同期の同期はず
れは発生しない。
以上説明したように本発明は、対向する無線通信装置と
２台の空中線との間の伝搬遅延時間差を測定し、この遅
延時間差に相当する拡散符号の位相差だけ拡散符号の送
信タイミングをずらすことにより、通信に使用する空中
線の切換えによって対向する無線通信装置の拡散符号の
同期がはずれるのを防ぐことができる。
２台の空中線との間の伝搬遅延時間差を測定し、この遅
延時間差に相当する拡散符号の位相差だけ拡散符号の送
信タイミングをずらすことにより、通信に使用する空中
線の切換えによって対向する無線通信装置の拡散符号の
同期がはずれるのを防ぐことができる。
第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 １……同期状態検出回路、２……切換器、３……遅延時
間差測定回路、４……位相制御回路、５……拡散符号発
生回路、６……拡散回路、７……切換器、11,12……空
中線、21,22……空中線接続器、31,32……受信機、41,4
2……復調回路、51,52……拡散符号同期回路、61,62…
…送信機。
間差測定回路、４……位相制御回路、５……拡散符号発
生回路、６……拡散回路、７……切換器、11,12……空
中線、21,22……空中線接続器、31,32……受信機、41,4
2……復調回路、51,52……拡散符号同期回路、61,62…
…送信機。
Claims (1)
- 【請求項１】スペクトル拡散方式を用いそれぞれ送受信
用の２台の空中線の受信状態を比較して比較結果に基づ
き通信に使用する前記空中線を切換える無線通信装置に
おいて、前記２台の空中線の切換時に発生する伝播遅延
時間差を測定する測定手段と、送信するデータ信号を拡
散する拡散符号の位相を前記測定手段の測定結果に基づ
き前記伝播遅延時間差を補償するように制御する制御手
段とを含むことを特徴とする無線通信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63137748A JPH0787413B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63137748A JPH0787413B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 無線通信装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01305729A JPH01305729A (ja) | 1989-12-11 |
| JPH0787413B2 true JPH0787413B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=15205907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63137748A Expired - Lifetime JPH0787413B2 (ja) | 1988-06-03 | 1988-06-03 | 無線通信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0787413B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3732364B2 (ja) * | 1999-08-27 | 2006-01-05 | 松下電器産業株式会社 | 通信端末装置及びチャネル推定方法 |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP63137748A patent/JPH0787413B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| １９８９年電子情報通信学会秋季全国大会講演論文集分冊２Ｂ−５０６ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01305729A (ja) | 1989-12-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0480570B2 (ja) | ||
| CA1311802C (en) | Diversity antenna communication system | |
| JPH06303172A (ja) | 無線システムおよびベースステーションならびに移動ステーション | |
| US4280222A (en) | Receiver and correlator switching method | |
| JP2616417B2 (ja) | 移動無線端末機の瞬断防止方法と装置 | |
| US6061338A (en) | Mobile communication system | |
| US5701590A (en) | Radio communication system for performing multi-channel access | |
| JPH0787413B2 (ja) | 無線通信装置 | |
| US3617891A (en) | Optimum frequency determining radio communication system | |
| JP3399790B2 (ja) | 周波数ホッピング送信方法及びその装置 | |
| JPH03254228A (ja) | 通信用指向性アンテナ制御式移動通信システム | |
| JPS61101134A (ja) | ダイバ−シテイ受信方法 | |
| US5671248A (en) | Spread spectrum communication equipment | |
| JP2762406B1 (ja) | 直接拡散符号分割通信システム | |
| JP2001203672A (ja) | 偏波拡散通信装置 | |
| JPH057176A (ja) | 移動局無線装置 | |
| JP2877243B2 (ja) | スペクトラム拡散通信用受信機 | |
| JP3418594B2 (ja) | 電波センサ | |
| JPH0654895B2 (ja) | 複局送信位相同期方式 | |
| JP2821637B2 (ja) | 位相同期装置 | |
| JP3190863B2 (ja) | 無線装置の回線切替方式 | |
| SU1188897A1 (ru) | Система радиосв зи с адаптацией по частоте | |
| JPS6229935B2 (ja) | ||
| JP3165085B2 (ja) | デジタル無線送受信装置 | |
| JPH11331039A (ja) | スペクトラム拡散受信装置 |