JP3190863B2 - 無線装置の回線切替方式 - Google Patents

無線装置の回線切替方式

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JP3190863B2 JP29736597A JP29736597A JP3190863B2 JP 3190863 B2 JP3190863 B2 JP 3190863B2 JP 29736597 A JP29736597 A JP 29736597A JP 29736597 A JP29736597 A JP 29736597A JP 3190863 B2 JP3190863 B2 JP 3190863B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室内に配置された室
内ユニットと屋外に配置された屋外ユニットとが、内部
2重化された各システムの間で、信号を送受信すると共
に,現用・予備の切り替えを相互に行い得る無線装置
回線切替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の無線装置の回線切替方式
について、図3に示した従来技術による無線装置の回線
切替方式の構成図を参照して説明する。
【0003】一般の無線装置においては、メンテナンス
の作業効率を上げるため、作業ができるだけ屋内で行え
るように通信相手である別の無線装置とのインターフェ
ースとなるアンテナ(図示せず)及び送受信ヘッドを屋
外ユニット(ODUともいう)に配置し、その他の変復
調部,ディジタル信号処理部等の多くの回路を室内ユニ
ット(IDUともいう)に配置し、両ユニット間を同軸
ケーブルで接続する構成が多く用いられている。図3の
無線装置も基本的にこの構成をとっている。
【0004】この無線装置において、室内ユニット10
1Aは第1室内システム201Aおよび第2室内システ
ム202Aの2重化システムをとり、屋外ユニット10
2Aも第1屋外システム301Aおよび第2屋外システ
ム302Aの2重化システムをとる。2重化された室内
ユニット101Aと屋外ユニット102Aとは、両ユニ
ット間を伝送させる高周波数信号の各各が現用・予備各
々のユニット同士で送受できるように、第1室内システ
ム201Aと第1屋外システム301Aとは同軸ケーブ
ル401で接続され,第2室内システム202Aと第2
屋外システム302Aとも同軸ケーブル402で接続さ
れている。第1および第2室内システム201Aおよび
202Aは同じ回路構成であり、第1および第2屋外シ
ステム301Aおよび302Aも同じ回路構成をとる。
この無線装置の障害発生等に対して現用・予備を切替え
る回線切替信号Sswの発生回路は、基本的に上記室内シ
ステムおよび上記屋外システムを除く上記室内ユニット
および上記屋外システムの共通部分にある。
【0005】まず、第1室内システム201Aについて
現用の場合で説明すると、このシステム201Aは、主
送信機1が通常はデータ信号である第1主信号をキャリ
ア周波数f1で生じる。また、主受信機2は上記第1主
信号と同様信号フォーマットの第2主信号をキャリア周
波数f2で受ける。これら主信号は、4相PSK変調さ
れていることが多いが、変調方式を限定するものではな
い。
【0006】制御信号送信機(CTX)3Aは屋外ユニ
ット102A,主として第1屋外システム301Aの制
御信号Stcをキャリア周波数f3で生じる。この制御信
号送信機3Aは現用の屋外システム301Aを屋外シス
テム302Aに切替る回線切替信号Sswも制御信号Stc
に重畳している。この信号重畳(多重化)はパラレル・
シリアル変換器(P/S)31を用いて行われる。重畳
信号の変調方式は任意である。制御信号StcはODU1
02A制御用の多くのデータをシリアルデータ形式で送
信する。従って、回線切替信号Sswは多数の制御信号S
tcビットの間の特定のビット位置にフラグを立てること
で挿入されることになる。一般に、回線切替信号Ssw
送るためのポーリング周期は数mSのオーダーであり、
通信データの転送速度が遅いと,回線切替信号Ssw全部
の転送には数十mS必要になることもある。このため、
屋外システム301Aと302A間の回線切替え時間は
一般に数十mSを要する。
【0007】また、この無線装置は、メンテナンス時に
室内ユニット101A側と屋外ユニット102A側との
間で電話連絡するのが便利であり、このため音声信号回
線を設けている。電話機等の所定の機器からの送信音声
信号Svtは変調器42に入力され、変調器42はキャリ
ア発振器8からのキャリア周波数f4のキャリアScw
送信音声信号SvtでAM変調する。なお、上記所定の機
器と変調器42との間には通常増幅器がバッファとして
用いられている。さらに、電力送信部(TPS)5は第
1屋外システム301Aの電源および屋外ユニット10
2Aの共通部分の電源を直流電力で供給する。
【0008】上記第1主信号,上記第2主信号,上記制
御信号と回線切替信号との重畳信号,上記音声信号およ
びTPS5からの直流は周波数多重された信号であり、
分合波器6aにより分合波されて同軸ケーブル401を
通じて第1屋外システム301Aに信号接続される。上
記キャリア周波数f1,f2,f3およびf4は互いに
異なる約800MHzを一例とする周波数であり、また
直流はキャリア周波数0と解される。分合波器6aは、
周知の手法で設計することができ、主送信機1,主受信
機2,制御信号送信機3A,変調器42にはそれぞれ周
波数f1,f2,f3およびf4の帯域通過ろ波器6
1,62,63および64が接続され,電力送信部5に
は周波数f1,f2,f3およびf4を通過させず,直
流を通過させる低域通過ろ波器65が接続される。
【0009】なお、第1室内ユニット101Aは回線切
替信号Sswをインバータ17を介して第2室内システム
202AのP/S31に供給している。従って、回線切
替信号Sswが第1屋外システム301Aを予備にする信
号であれば、第2屋外システム302Aは現用に切替ら
れることになる。逆に、回線切替信号Sswが第1屋外シ
ステム301Aを現用にする信号であれば、第2屋外シ
ステム302Aは予備になる。
【0010】次に、第1屋外システム301Aについて
現用の場合で説明すると、このシステム301Aは、主
送信機1からの第1主信号を例えば18GHz帯の送信
高周波数信号Stに変換してアンテナから別の無線装置
に送信する。また、受信ヘッド10は同じ無線装置から
上記第1主信号と同様信号フォーマットおよび近接周波
数の受信高周波数信号Srをアンテナから受ける。な
お、送信ヘッド9には周波数変換後に電力増幅器を接続
することがあり、受信ヘッド10にはアンテナの後に低
雑音増幅器を接続することがある。上記アンテナが1つ
だけの場合にはアンテナ共用器で送受分離する。上記ア
ンテナが別々であれば、アンテナ共用器で送受分離する
必要はない。
【0011】制御信号受信機(CRX)11Aは制御信
号Srcと回線切替信号Sswとの重畳信号とをシリアル・
パラレル変換器(S/P)32で分離する。分離された
シリアル形式の制御信号Src(制御信号Stcを再生した
信号である)はODU102Aの制御用に使われる。一
方、分離された回線切替信号Stsw はODU102の共
通部に属する屋外システム切替器18に送られる。する
と、論理回路の集合である屋外システム切替器18は、
第2屋外システム302Aを現用側に切替え、第1屋外
システム301Aは所定の回路を使って予備側に切替
る。
【0012】また、AM変調された音声信号(Svt)は
復調器12Aに供給される。復調器12Aは、このAM
変調された音声信号(Svt)をAM復調し、復調された
受信音声信号Svrはコンデンサ13を介して電話機等の
所定の機器に出力される。なお、コンデンサ13と上記
所定の機器との間には通常増幅器がバッファとして使わ
れている。さらに、電力受信部(RPS)15は第1屋
外システム301Aの電源および屋外ユニット102A
の共通部分の電源として直流電力を供給する。なお、分
合波器6bは、分合波器6aと同じ構成であり、第1屋
外システム301Aに入出力する諸信号を対応する回路
に入出力する。
【0013】なお、第2室内システム202Aおよび第
2屋外システム302Aは、それぞれ第1室内システム
201Aおよび第1屋外システム301Aと同じ機能・
作用を有するが、上記第1システムが現用のときには予
備,上記第1システムが予備のときは現用となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来技術によ
る無線装置の切替方式では、室内システムから発生させ
る回線切替信号を制御信号の間に挿入しているため,ポ
ーリング周期が数十mS程度と長く、屋外システムの現
用・予備の切替において理想とされる数μSオーダーの
回線切替ができないという問題があった。
【0015】また、上記制御信号と上記回線切替信号と
の多重化および分離のために、パラレル・シリアル変換
器およびシリアル・パラレル変換器が必要であり、回路
構成が複雑かつコストが高いという欠点があった。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明による無線装置の
回線切替方式は、2重化されたシステムを有する室内ユ
ニットと屋外ユニットとの間で同軸ケーブルにより信号
の送受信が行われるとともに、それぞれのユニットの各
システムと前記同軸ケーブルとが現用、予備に切り替え
られる無線装置の回線切替方式において、前記屋外ユニ
ットの各システムが、前記室内ユニットの各システムが
現用または予備に切り替わる際に、前記室内ユニットと
前記屋外ユニットとの間で送受信される音声信号に重畳
された回線切替信号により、前記室内ユニットの各シス
テムに対応して現用または予備に切り替えられる構成を
とることができる
【0017】前記無線装置の回線切替方式は、前記室内
ユニットの2重化された各システムが、キャリア周波数
f1の第1主信号を生じる主送信機と、キャリア周波数
f2の前記第1主信号と同様信号フォーマットの第2主
信号を受ける主受信機と、キャリア周波数f3で前記屋
外ユニットの制御信号を生じる制御信号送信機と、現用
となる時には前記回線切替信号に基づいてキャリア周波
数f4を音声信号で変調したAM変調信号を生じる音声
信号送信機と、前記屋外ユニットの電源用の直流電力を
生じる電力送信部とを少くとも含み、前記キャリア周波
数f1,f2,f3およびf4は互いに異なる周波数で
あり、前記屋外ユニットの2重化された各システムが、
前記第2主信号から送信高周波数信号を生じる送信ヘッ
ドと、受信高周波数信号から前記第1主信号を生じる受
信ヘッドと、前記屋外ユニットの制御信号を受ける制御
信号受信機と、現用となる時には前記AM変調信号を復
調したときに前記音声信号とともに、キャリア周波数f
4の検波により予め設定されたしきい値以上の直流レベ
を生じる音声信号復調器と、前記屋外ユニットの電源
用の直流電力を受ける電力受信部とを少くとも含む構成
をとることができる。
【0018】前記無線装置の回線切替方式の一つは、前
記音声信号送信機が、予備となる時には前記回線切替信
号に基づいてキャリア周波数f4を音声信号で変調した
AM変調信号の生成を停止する構成をとることができ
る。
【0019】該無線装置の回線切替方式は、前記音声信
号復調器が、予備となる時には前記AM変調信号が供給
されないため、予め設定されたしきい値以下の直流レベ
ルを生じる構成をとることができる。
【0020】
【0021】この無線装置の回線切替方式においては、
上記室内ユニットで発生させた前記屋外ユニットの回線
切替信号を音声信号に重畳して前記屋外ユニットに送っ
ている。従って、この回線切替方式は、既存の上記音声
信号送信機と上記音声信号の変調器のキャリアを発生す
るキャリア発振器との間にANDゲートを設けることに
よって、上記音声信号のAM変調信号の送出および停止
から、上記回線切替信号の送出および検出を行うことが
できる。この回線切替信号の送出・検出は数μS程度で
実行でき、理想とする回線切替速度を得ることができ
る。また、パラレル・シリアル変換器およびシリアル・
パラレル変換器の代りにANDゲートを必要とするだけ
なので、回線切替方式の回路構成が簡単かつ経済化でき
るという特徴がある。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。図1は本発明による無線装置の回線切替
方式の実施の形態の一つを示す構成図である。また、図
2は図1の実施の形態を説明するための波形図であり、
(a)は音声信号Svtの波形,(b)は変調器42が出
力する変調信号Smの波形,(c)は復調器12が生じ
る復調信号Svrの波形である。
【0023】図1の無線装置は、上述した図3の無線装
置に類似した構成であり、同じ機能・動作を示す回路は
同じ符号で示し,また本実施の形態を説明する場合に図
3から変更のない構成要素の説明は省略する。なお、図
1で符号の添字Aを省いた構成要素は、図3の同符号の
構成要素といくらか異なることを示している。
【0024】まず、第1室内システム201について説
明すると、屋外ユニット102の回線切替信号SSW
声信号に重畳して,つまり音声信号送信機4から第1屋
外システム301に送ることを特徴としている。従っ
て、制御信号送信機3は制御信号SC のみを第1屋外シ
ステム301の制御信号受信機11に送り、制御信号受
信機11はこの制御信号SC を再生して第1屋外システ
ム301の各種制御に使う。つまり、制御信号送信機3
にはパラレル・シリアル変換器が,制御信号受信機11
にはシリアル・パラレル変換器がそれぞれ不要であり、
回路構成が簡単になると共に経済化が達成される。
【0025】音声信号送信機(VTX)4において、送
信音声信号Svt(図2(a)参照)は増幅器41を介し
て変調器42に入力される。キャリア発振器8は周波数
f4のキャリアScwを生じ、このキャリアScwはAND
ゲート7を介して変調器42に供給される。回線切替信
号SswをONレベルとする場合、この例では第1室内シ
ステム201および第1屋外システム301を現用とす
る。回線切替信号SswがONレベルであると、変調器4
2がキャリアScwを送信音声信号SvtでAM変調して変
調信号Smを生じる(図2(b1)参照)。一方、第1
室内システム201および第1屋外システム301を予
備とする,回線切替信号SswがOFFレベルのときは、
ANDゲート7が変調器42へのキャリアScwの供給を
阻止するので、変調信号Smの送出が停止される(図2
(b2)参照)。なお後述するが、変調信号Smの変調
度は浅く設定しておくのがよい。
【0026】また、回線切替信号SswをOFFレベルか
らONレベルに変える,つまり第1室内システム201
および第1屋外システム301を現用に切替える場合に
は、回線切替信号SswがANDゲート7をOFFからO
Nにし,変調信号Smの送出を停止した状態から変調信
号Smが生じる状態に変化させる。
【0027】さらに、第1屋外システム301が現用の
場合について説明すると、入力された変調信号Smは帯
域通過ろ波器64を介して復調器12に供給される。復
調器12は、変調信号Smを検波ダイオード43で検波
し(半波整流し:つまりAM復調し)、また、高周波数
成分をコンデンサ44で除去して検波出力を抵抗器45
に生じる(図2(c1)参照)。この検波出力中の音声
周波数成分はコンデンサ13および増幅器14を介して
音声信号Svrとして電話機等の所定の機器に出力され
る。
【0028】ここで、抵抗器45に生じた検波出力は、
変調信号Smが音声信号Svtで浅くAM変調されている
のでキャリアScw成分が多く、相当量の直流成分を含ん
でいる。この直流成分のレベルはコンパレータ16によ
って判定基準(しきい値)Refと比較される。上記検
波出力の直流レベルが判定基準Refより大きい場合
(図2(c1)参照)には、コンパレータ16は第1屋
外システム301が現用であるとする信号をODU10
2の共通部に属する屋外システム切替器18に送ってい
る。そして、論理回路で構成された屋外システム切替器
18は、第1屋外システム301をそのまま現用側と
し、第2屋外システム302は予備側のままとする。
【0029】一方、第1室内システム201において、
回線切替信号Sswが最初からOFFレベル,またはON
レベルからOFFレベルに変化した場合には、変調信号
mを生じないので、復調器12には変調信号Smが供給
されず、上記検波出力は0直流レベルに留まる(図2
(c2)参照)。この場合は、コンパレータ16が、上
記検波出力の直流レベルが判定基準Refより小さいと
判断して(図2(c2)参照)、第2屋外システム30
2を現用であるとする屋外システム切替信号Stsw をO
DU102の共通部に属する屋外システム切替器18に
送っている。そして、屋外システム切替器18は、第1
屋外システム301を予備側,第2屋外システム302
は現用側のまま又は現用側に切替える。
【0030】上述のとおり、回線切替信号SSW音声信
号に重畳することにより、この無線装置は、回線切替信
号SSWをポーリング周期を待つことなく瞬時に屋外シス
テム切替器18に伝送することができ、数μSオーダー
の回線切替を達成させることができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、2重化さ
れたシステムを有する室内ユニットと屋外ユニットとの
間で同軸ケーブルにより信号の送受信が行われるととも
に、それぞれのユニットの各システムと同軸ケーブルと
が現用、予備に切り替えられる無線装置の回線切替方式
において、屋外ユニットの2重化された各システムを現
用または予備に切り替える回線切替信号を対応する室内
ユニットのいずれかのシステムから音声信号に重畳して
送るので、この回線切替信号の送出・検出は数μS程度
で実行でき、理想とする回線切替速度を得ることができ
るという効果がある。
【0032】また、本発明は、制御信号に回線切替信号
を多重化する従来技術による回線切替方式のごときパラ
レル・シリアル変換器およびシリアル・パラレル変換器
が不要となり,且つ音声信号用の既存の回路を活用でき
るので、回線切替方式の回路構成が簡単かつ経済化でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無線装置の回線切替方式の実施の
形態の一つを示す構成図である。
【図2】図1の実施の形態を説明するための波形図であ
る。
【図3】従来技術による無線装置の回線切替方式の構成
図である。
【符号の説明】
101 室内ユニット(IDU) 102 屋外ユニット(ODU) 201 第1室内システム 202 第2室内システム 301 第1屋外システム 302 第2屋外システム 1 主送信機 2 主受信機 3 制御信号送信機(CTX) 4 音声信号送信機(VTX) 41 増幅器 42 変調器 5 電力送信部(TPS) 6a,6b 分合波器 61〜64 帯域通過ろ波器 65 低域通過ろ波器 7 ANDゲート 8 キャリア発振器 9 送信ヘッド 10 受信ヘッド 11 制御信号受信機(CRX) 12 復調器 43 検波ダイオード 44 コンデンサ 45 抵抗器 13 コンデンサ 14 増幅器 15 電力受信部(RPS) 16 コンパレータ 17 インバータ 18 屋外システム切替器

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2重化されたシステムを有する室内ユニ
    ットと屋外ユニットとの間で同軸ケーブルにより信号の
    送受信が行われるとともに、それぞれのユニットの各シ
    ステムと前記同軸ケーブルとが現用、予備に切り替えら
    れる無線装置の回線切替方式において、前記屋外ユニッ
    トの各システムが、前記室内ユニットの各システムが現
    用または予備に切り替わる際に、前記室内ユニットと前
    記屋外ユニットとの間で送受信される音声信号に重畳さ
    れた回線切替信号により、前記室内ユニットの各システ
    ムに対応して現用または予備に切り替えられることを特
    徴とする無線装置の回線切替方式。
  2. 【請求項2】 前記室内ユニットの2重化された各シス
    テムが、キャリア周波数f1の第1主信号を生じる主送
    信機と、キャリア周波数f2の前記第1主信号と同様信
    号フォーマットの第2主信号を受ける主受信機と、キャ
    リア周波数f3で前記屋外ユニットの制御信号を生じる
    制御信号送信機と、現用となる時には前記回線切替信号
    に基づいてキャリア周波数f4を音声信号で変調した
    M変調信号を生じる音声信号送信機と、前記屋外ユニッ
    トの電源用の直流電力を生じる電力送信部とを少くとも
    含み、前記キャリア周波数f1,f2,f3およびf4
    は互いに異なる周波数であり、前記屋外ユニットの2重
    化された各システムが、前記第2主信号から送信高周波
    数信号を生じる送信ヘッドと、受信高周波数信号から前
    記第1主信号を生じる受信ヘッドと、前記屋外ユニット
    の制御信号を受ける制御信号受信機と、現用となる時
    は前記AM変調信号を復調したときに前記音声信号とと
    もに、キャリア周波数f4の検波により予め設定された
    しきい値以上の直流レベルを生じる音声信号復調器と、
    前記屋外ユニットの電源用の直流電力を受ける電力受信
    部とを少くとも含むことを特徴とする請求項1記載の無
    線装置の回線切替方式。
  3. 【請求項3】 前記音声信号送信機が、予備となる時に
    は前記回線切替信号に基づいてキャリア周波数f4を音
    声信号で変調したAM変調信号の生成を停止することを
    特徴とする請求項2記載の無線装置の回線切替方式。
  4. 【請求項4】 前記音声信号復調器が、予備となる時に
    は前記AM変調信号が供給されないため、予め設定され
    たしきい値以下の直流レベルを生じることを特徴とする
    請求項2又は3記載の無線装置の回線切替方式。
  5. 【請求項5】 前記屋外ユニットの2重化された各シス
    テムは、前記室内ユニットの2重化された各システムが
    現用または予備に切り替えられたとき、前記前記音声信
    号復調器出力に基づく前記直流レベルに応じて現用また
    は予備に切り替えられることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載の無線装置の回線切替方式。
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