JPH0776146A - テープ印字装置 - Google Patents

テープ印字装置

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JPH0776146A
JPH0776146A JP5169581A JP16958193A JPH0776146A JP H0776146 A JPH0776146 A JP H0776146A JP 5169581 A JP5169581 A JP 5169581A JP 16958193 A JP16958193 A JP 16958193A JP H0776146 A JPH0776146 A JP H0776146A
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JP
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tape
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mark
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JP5169581A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Hirono
和久 広野
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力した文字列の配列印字における余白スペ
ースを、修飾用マークで修飾するときのデータ入力を簡
単化し得るテープ印字装置を提供すること。 【構成】 「ABCDE」を入力した後に印字モードキ
ー及びカーソルキーを操作して「定長印字」を設定し、
更にモードキーを操作して「均等割付け」、印字長、修
飾マークの各々を設定する。そして、印字キーを操作す
ると、文字間余白スペースのドット数が演算され、文字
間がそのドット数となるように「ABCDE」の各文字
のパターンデータが印字バッファ上に展開されると共
に、この文字間の余白スペースに修飾マーク「◆」のパ
ターンデータが展開される。この印字バッファの内容に
基づいて印字用テープ5に「ABCDE」が均等割付け
で印字されると共に文字間の余白スペースの各々には修
飾マーク「◆」が印字される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ印字装置に関
し、特に入力した文字列を均等割付け、センター揃え、
左揃え、右揃えの配列位置に印字できる上、余白スペー
スに所望の修飾マークを印字するようにしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、実開平1─85050号
公報に記載のように、印字媒体としてのテープ(例え
ば、10ミリ、24ミリの幅)に文字や記号を印字でき
るテープ印字装置を実用化するとともに、前記テープ印
字装置に、入力文字列を所望のテープ長において、均等
割付け、左揃え、センター揃え、右揃えの配列位置で印
字する配列位置印字機能やバーコード印字機能などの種
々の機能を付加したものを提案した。特に、前記配列位
置印字機能においては、ファイルの背表紙のファイル名
又はタイトル名記載領域の長さに対応するテープ長を設
定する一方、「左揃え」や「センター揃え」などの所望
の配列位置を選択することで、この設定したテープ長の
範囲内に、入力した文字列を選択した配列位置に揃えて
印字でき、ファイル名やタイトル名を印字したテープを
作成するのに好適のものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記テープ
印字装置において、例えばファイルの背表紙に、ファイ
ル名やタイトル名などの文字例を、配列印字機能を用い
て、設定した長さに印字したテープを貼着する場合、特
に文字数が少ない文字列に対して、「均等割付け」のと
きには、文字間スペースが大きくなって間延びした感じ
に見え、また「左揃え」や「センター揃え」のときに
は、文字列の後側や前側の余白スペースが大きくなっ
て、貧弱に見えることから、これら文字間スペースや余
白スペースを所望の記号や図形などのマークで修飾した
い場合がある。この場合、修飾用マークを用いて文字列
を配列印字することから、入力段階において、文字列と
修飾用マークとを混在させて入力する必要があるので、
データ入力操作が面倒になること、設定したテープ長に
対して、印字可能な修飾用マークの入力数が分からず、
修飾用マーク数を「1つ」、「2つ」・・・と増加させ
ては印字を繰り返すことになり、修飾用マークを用いて
余白スペースを修飾したテープの作成が複雑になるとい
う問題がある。
【0004】本発明の目的は、入力した文字列の配列印
字における余白スペースを、修飾用マークで修飾すると
きのデータ入力を簡単化し得るようなテープ印字装置を
提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1のテープ印字装
置は、図1の機能ブロック図に示すように、文字や記号
及び種々の指令を入力する為の入力手段と、入力された
文字や記号のデータを記憶する入力データ記憶手段と、
複数の文字や記号や図形のフォントデータを記憶するフ
ォント記憶手段と、文字や記号を印字媒体としてのテー
プにドットパターンで印字する印字ヘッドを含む印字手
段とを備えたテープ印字装置において、テープに印字す
る印字領域にテープ長を設定するテープ長設定手段と、
テープ長の範囲内に複数の文字や記号を印字するときの
均等割付け、センター揃え、左揃え、右揃えのうちの何
れかに設定する配列位置設定手段と、フォント記憶手段
に記憶された複数の記号や図形のうちの1つを修飾マー
クとして選択する修飾マーク選択手段と、配列位置設定
手段からの配列設定データと、テープ長設定手段からの
テープ長データと、入力データ記憶手段からの文字や記
号のデータとに基いて、文字や記号のドットパターンデ
ータを展開するとともに、修飾マーク選択手段で選択さ
れた記号や図形のパターンデータに基いて、文字や記号
のドットパターンデータが展開されない余白スペースに
1つ又は複数の修飾マークのパターンデータを展開する
ドットパターンデータ作成手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】請求項1のテープ印字装置においては、入力手
段で入力された文字や記号のデータは入力データ記憶手
段により記憶され、テープに印字する印字領域のテープ
長はテープ長設定手段で設定され、またテープ長の範囲
内に複数の文字や記号を印字するときの均等割付け、セ
ンター揃え、左揃え、右揃えのうちの何れかが配列位置
設定手段で設定され、更にフォント記憶手段に記憶され
た複数の記号や図形のうちの1つは修飾マーク選択手段
で修飾マークとして選択される。一方、ドットパターン
データ作成手段は、配列位置設定手段からの配列設定デ
ータと、テープ長設定手段からのテープ長データと、入
力データ記憶手段からの文字や記号のデータとに基い
て、文字や記号のドットパターンデータを展開するとと
もに、修飾マーク選択手段で選択された記号や図形のパ
ターンデータに基いて、文字や記号のドットパターンデ
ータが展開されない余白スペースに1つ又は複数の修飾
マークのパターンデータを展開する。
【0007】このように、入力した文字や記号のドット
パターンデータが設定された配列位置に基いて展開され
る上、この配列位置により文字や記号のドットパターン
データが展開されない余白スペースには、1つ又は複数
の選択された修飾マークのドットパターンデータが展開
されるので、「均等割付け」や「左揃え」や「センター
揃え」や「右揃え」により文字列を印字する場合に、そ
の文字列の文字数が少なくても、拡大した文字間スペー
スや余白スペースに1つ又は複数の修飾マークが印字さ
れることから、文字列の配列印字における余白スペース
を修飾マークで修飾するときのデータ入力が簡単化す
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面に基いて
説明する。本実施例は、漢字やひらがなやアルファベッ
ト文字及び記号などの多数のキャラクタを印字用テープ
に印字可能な日本語用テープ印字装置に本発明を適用し
た場合のものである。図2に示すように、テープ印字装
置1の本体フレーム2の前部にはキーボード3が配設さ
れ、キーボード3の後方で本体フレーム2内には印字機
構PMが配設され、またキーボード3の後側で上方に湾
曲した湾曲フレーム部2bには、文字や記号を6文字分
表示可能な液晶ディスプレイ10が設けられている。
【0009】キーボード3には、アルファベットやひら
がなや数字や記号などを入力する為の複数の文字キー、
スペースキー、ディスプレイ10に表示された文字列を
右方或いは左方へスクロールさせるカーソル移動キー、
無変換キー、変換キー、文字入力モードを「ローマ字」
と「ひらがな」と「アルファベット」のうちから択一的
に切換えて設定する為の入力モード切換えキー、印字フ
ォーマットを設定する為のフォーマット設定キー、「通
常印字モード」と「定長印字モード」のうち設定されて
いる印字モードを表示させる為の印字モードキー、各種
の設定モードを切換える為のモード切換えキー、印字を
実行する印字キー、印字用テープ5をテープ送りする為
のテープ送りキー、電源をON・OFFする為の電源キ
ーなどが設けられている。
【0010】前記印字機構PMについて簡単に説明する
と、上下方向に所定数の発熱素子を列設したサーマルヘ
ッド13(図3参照)に、透明なフィルムからなる所定
幅(例えば、12mm)を有する印字用テープ5とインク
リボンとが供給されながらこれら発熱素子に通電され、
印字用テープ5上には複数のドット列により文字や記号
が印字され、その後この印字用テープ5に両面テープが
接合された状態で、本体フレーム2から外部にテープ送
りされる。これら印字用テープ5やインクリボンや両面
テープなどは矩形状のテープ収納カセットに一体的に内
蔵されている。尚、印字機構PMの詳細については、実
願平1─85050号公報を参照。
【0011】次に、テープ印字装置1の制御系は、図3
のブロック図に示すように構成されている。キーボード
3と、液晶ディスプレイ(LCD)10に表示データを
出力する為の表示用RAMを有するディスプレイコント
ローラ(LCDC)11と、サーマルヘッド13を駆動
する為の駆動回路14と、前記印字用テープ5やインク
リボンや両面テープを巻装した複数のスプールと各種ロ
ーラとを回転駆動させるテープ送りモータ15を駆動す
る為の駆動回路16と、警告用ブザー17の為の駆動回
路18とは制御装置Cの入出力インターフェース20に
夫々接続されている。制御装置Cは、CPU22と、こ
のCPU22にデータバスなどのバス21を介して接続
された入出力インターフェース20、CGROM23、
ROM24・25及びRAM30とから構成されてい
る。
【0012】CGROM(パターンデータメモリ)23
には、多数のキャラクタの各々に関して、表示の為のド
ットパターンデータがコードデータに対応させて格納さ
れている。ROM(アウトラインデータメモリであっ
て、フォント記憶手段に相当する)24には、キャラク
タを印字する為に、漢字やひらがなやアルファベットな
どの多数のキャラクタの各々に関して、キャラクタの輪
郭線を規定する輪郭線データ(アウトラインデータ)が
書体(ゴシック系書体、明朝系書体など)毎に分類され
コードデータに対応させて格納されている。
【0013】ROM25には、キーボード3から入力さ
れた文字や数字や記号などのキャラクタのコードデータ
に対応させてディスプレイコントローラ11を制御する
表示駆動制御プログラム、テキストメモリ31の各コー
ドデータに対応するアウトラインデータから印字用のド
ットパターンデータに変換処理して印字バッファ35に
展開するイメージ展開処理制御プログラム、印字バッフ
ァ35のデータを順次読出してサーマルヘッド13やテ
ープ送りモータ15を駆動する印字駆動制御プログラ
ム、後述のテープ印字制御プログラムなどが格納されて
いる。
【0014】また、このROM25の設定内容メモリ2
6には、図4に示すように、配列位置カウンタのカウン
ト値HC(0〜3)の各々に対応する配列位置の内容
(均等割付け、左揃え、センター揃え、右揃え)と、図
5に示すように、設定テープ長カウンタのカウント値L
C(0〜51)の各々に対応する設定テープ長(3cm、
4cm 、5cm 、・・・・・54cm)と、図6に示すように、
修飾マークカウンタのカウント値MC(0〜5)の各々
に対応する修飾マーク(なし、★、◆、※、◎、□)の
コードデータとが夫々格納されている。
【0015】RAM30のテキストメモリ(入力データ
記憶手段に相当する)31には、キーボード3から入力
された文字や記号のコードデータが文書データとして格
納される。印字フォーマットメモリ32には、設定され
た文字サイズデータや書体のデータや印字方向(縦書き
方向又は横書き方向)など複数の印字フォーマット情報
が格納される。フラグ・ポインタメモリ33には、文字
列からなる文書のデータを入力・編集するモードを設定
するテキストモードフラグTMF 、通常印字モードを設定
する通常印字モードフラグNPF 、定長印字モードを設定
する定長印字モードフラグLPF、通常印字モードと定長
印字モードとを切換えるモードを設定する印字モード切
換えフラグPCF 、定長印字するときの配列位置を選択す
るモードを設定する配列位置選択モードフラグHSF 及び
テープ長を選択するモードを設定するテープ長選択モー
ドフラグTLF 及び修飾マークを選択するモードを設定す
る修飾マーク選択モードフラグMSF のフラグデータと、
テキストメモリ31のアドレスを指示するテキストポイ
ンタのポインタ値TXP とが夫々格納される。
【0016】パラメータメモリ34には、印字バッファ
35において、文字や記号を展開する展開位置を指示す
る為の展開座標位置座標(PX,PY)の位置データ、
定長印字の際に指定された配列位置の種類に基づく印字
方向の余白スペースSDのデータなどが格納される。印
字バッファ35には、イメージ展開された複数の文字や
記号のドットパターンデータが格納される。即ち、この
印字バッファ35には、図16に示すように、縦方向に
128ビット(16バイト)、横方向に50文字分の所
定ビットからなる大きさのメモリ容量が設けられてい
る。
【0017】次に、テープ印字装置1の制御装置Cで行
なわれるテープ印字制御のルーチンについて、図7〜図
14に示すフローチャートに基いて説明する。尚、図中
符号Si(i=10、11、12・・・・)は各ステッ
プである。電源キー操作により電源が投入されると、図
7に示すテープ印字制御が開始され、先ず初期設定処理
が実行される(S10)。この初期設定処理においては、
前述した複数のモードフラグのうち、テキストモードフ
ラグTMF と、通常印字モードフラグNPF とがセット(フ
ラグデータが「1」)され、定長印字モードフラグLPF
と、印字モード切換えフラグPCF と、配列位置選択モー
ドフラグHSF と、テープ長選択モードフラグTLF と、修
飾マーク選択モードフラグMSF とが夫々リセットされ
る。即ち、基本的に、文書を入力可能であり、しかもそ
の文書を通常に印字するように初期設定される。但し、
通常印字モードフラグNPF と定長印字モードフラグLPF
とについて、何れか一方がセットされているときには、
他方はリセットされている。
【0018】次に、文字キーや記号キーやアルファベッ
トキーなどの印字可能キーが操作されたときに(S11・
S12:Yes )、テキストモードフラグTMF がセットされ
ていて、文書入力モードのときには(S13:Yes )、そ
の文字コードがテキストメモリ31に格納され(S1
3)、その文字がディスプレイ10に表示され(S1
4)、S11に戻る。但し、このS13・S14においては、
ひらがな文字に続いて変換キーが操作されたときには、
変換された漢字のコードデータがテキストメモリ31に
格納され且つその漢字がディスプレイ10に表示され
る。一方、文書入力モードでないときには(S13:N
o)、その操作された印字可能キーの操作が無視され
て、S11に戻る。例えば、図15に示すように、アルフ
ァベットキーの操作により入力された文字「ABCD
E」が、テキストメモリ31に格納され、ディスプレイ
10に表示される。
【0019】次に、カーソル移動キーが操作されたとき
に(S11:Yes 、S12:No、S16:Yes )、テキストモ
ードフラグTMF がセットされていて、文書入力モードの
ときには(S17:Yes )、カーソルKが右方又は左方へ
移動させるカーソル移動処理が実行され(S18)、S11
に戻る。次に、現在の印字モードを確認する為に印字モ
ードキーが操作されたときには(S11:Yes 、S12・S
16:No、S20:Yes )、印字モード表示処理制御(図8
参照)が実行される(S21)。
【0020】この制御が開始されたときに、テキストモ
ードフラグTMF がセットされているときには(S31:Ye
s )、このテキストモードフラグTMF がリセットされ且
つ印字モード切換えフラグPCF がセットされる(S3
2)。そして、現在、通常印字モードフラグNPF がセッ
トされているときには(S33:Yes )、「通常印字」が
ディスプレイ10に表示され(S34)、この制御を終了
して、前記テープ印字制御のS11にリターンする。しか
し、通常印字モードフラグNPF がセットされていないと
きつまり定長印字モードフラグLPF がセットされている
ときには(S33:No)、「定長印字」がディスプレイ1
0に表示され(S35)、この制御を終了して、前記同様
にS11にリターンする。例えば、電源投入後に文書を入
力しただけのときには、「通常印字」が表示される。
尚、この制御が開始されたときに、テキストモードフラ
グTMF がセットされていないときには(S31:No)、印
字モードを変更できないように、直ぐにこの制御を終了
して、前記同様にS11にリターンする。
【0021】ここで、定長印字モードフラグLPF がセッ
トされており、「定長印字」がディスプレイ10に表示
された状態で、前記テープ印字制御において、カーソル
移動キー(カーソル右移動キーやカーソル左移動キーの
何れであってもよい)が操作されたときには(S11:Ye
s 、S12:No、S16:Yes )、テキストモードフラグTM
F がセットされていないので(S17:No)、項目選択処
理制御(図10参照)が実行される(S19)。
【0022】この制御が開始されたときに、先ず、印字
モード切換えフラグPCF と配列位置選択モードフラグHS
F とテープ長選択モードフラグTLF と修飾マーク選択モ
ードフラグMSF の何れのフラグがセットされているか判
定される(S55)。そして、印字モード切換えフラグPC
F がセット(PCF =1)されているときに、通常印字モ
ードフラグNPF がセットされているときには(S56:Ye
s )、通常印字モードフラグNPF がリセットされ且つ定
長印字モードフラグLPF がセットされ(S57)、「定長
印字」がディスプレイ10に表示され(S58)、この制
御を終了して、テープ印字制御のS11にリターンする。
しかし、印字モード切換えフラグPCF がセットされてい
るときに、通常印字モードフラグNPF がリセットされて
いるときには(S56:No)、定長印字モードフラグLPF
がリセットされ且つ通常印字モードフラグNPF がセット
され(S59)、「通常印字」がディスプレイ10に表示
され(S60)、この制御を終了して、前記S11にリター
ンする。
【0023】その後、前記テープ印字制御において、定
長印字に必要な配列位置やテープ長や修飾マークを選択
する為に、モード切換えキーが操作されたときに(S1
1:Yes 、S12・S16・S20:No、S22:Yes )、テキ
ストモードフラグTMF がセットされていないときには
(S23:No)、モード切換え処理制御(図9参照)が実
行される(S24)。尚、テキストモードフラグTMF がセ
ットされているときには(S23: Yes)、このキー操作
が無視されてS11に戻る。
【0024】この制御が開始されたときに、印字モード
切換えフラグPCF と配列位置選択モードフラグHSF とテ
ープ長選択モードフラグTLF と修飾マーク選択モードフ
ラグMSF とのうち、何れのフラグがセットされているか
が判定される(S41)。そして、印字モード切換えフラ
グPCF がセット(PCF=1) されているときに、通常印字モ
ードフラグNPF がセットされているときには (S42: Y
es) 、印字モード切換えフラグPCF がリセットされ且つ
テキストモードフラグTMF がセットされ (S43) 、テキ
ストメモリ31に格納された文書のデータがディスプレ
イ10に表示され(S44) 、前記S11にリターンする。
しかし、通常印字モードフラグNPF がセットされていな
いときつまり定長印字モードフラグLPF がセットされて
いるときには(S42:No)、印字モード切換えフラグPC
F がリセットされ且つ配列位置選択モードフラグHSF が
セットされ(S45)、配列位置カウント値HCに基い
て、現在設定されている配列位置の名称がディスプレイ
10に表示され(S46)、この制御を終了して、前記S
11にリターンする。例えば、「均等割付け」、「左揃
え」、「センター揃え」などがディスプレイ10に表示
される。
【0025】ここで、テープ印字制御において、カーソ
ル移動キーが操作されたときには、前記と同様に項目選
択処理制御が実行される(S19)。この制御が開始され
たときに、S55の判定の結果、配列位置選択モードフラ
グHSF がセット(S45参照)されているときには、配列
位置カウント値HCが1つインクリメントされ(S6
1)、このカウント値HCが最大値「3」以下のときに
は(S62:No)、次の配列位置の名称がディスプレイ1
0に表示され(S64)、この制御を終了して、前記S11
にリターンする。尚、カウント値HCが最大値「3」よ
りも大きいときには(S62:Yes )、カウント値HCと
して「0」がセットされ(S63)、S64が実行された
後、S11にリターンする。例えば、図4に示すように、
カウント値HCが「0」→「1」のときには、「左揃
え」が表示され、カウント値HCが「1」→「2」のと
きには、「センター揃え」が表示され、またカウント値
HCが「2」→「3」のときには「右揃え」が表示さ
れ、更にカウント値HCが「3」→「4」のときには、
「0」がセットされて「均等割付け」が表示される。
【0026】次に、テープ印字制御において、モード切
換えキーが操作されたときには、前記と同様にモード切
換え処理制御が実行される(S24)。この制御が開始さ
れたときに、S41の判定の結果、配列位置選択モードフ
ラグHSF がセット(S45参照)されているので、配列位
置選択モードフラグHSF がリセットされ且つテープ長選
択モードフラグTLF がセットされ(S47)、設定テープ
長カウント値LCに基いて、現在設定されているテープ
長がディスプレイ10に表示され(S48)、この制御を
終了して、前記S11にリターンする。例えば、「3c
m」、「4cm」、「5cm」・・・「20cm」・・
・などがディスプレイ10に表示される。
【0027】ここで、テープ印字制御において、カーソ
ル移動キーが操作されたときには、前記と同様に項目選
択処理制御が実行される(S18)。この制御が開始され
たときに、S55の判定の結果、テープ長選択モードフラ
グTLF がセット(S47参照)されているので、設定テー
プ長カウント値LCが1つインクリメントされ(S6
5)、このカウント値LCが最大値「51」以下のとき
には(S66:No)、次のテープ長がディスプレイ10に
表示され(S68)、この制御を終了して、前記S11にリ
ターンする。尚、カウント値LCが最大値「51」より
も大きいときには(S66:Yes )、カウント値LCとし
て「0」がセットされ(S67)、S68が実行された後、
S11にリターンする。例えば、図5に示すように、カウ
ント値LCが「0」→「1」のときには、「4cm」が
表示され、カウント値LCが「1」→「2」のときに
は、「5cm」が表示され、またカウント値LCが「5
0」→「51」のときには「54cm」が表示される。
ところで、カウント値HCが「51」→「52」のとき
には、「0」がセットされて「3cm」が表示される。
【0028】次に、テープ印字制御において、モード切
換えキーが操作されたときには、前記と同様にモード切
換え処理制御が実行される(S24)。この制御が開始さ
れたときに、S41の判定の結果、テープ長選択モードフ
ラグTLF がセット(S47参照)されているときには、テ
ープ長選択モードフラグTLFがリセットされ且つ修飾マ
ーク選択モードフラグMSF がセットされ(S49)、修飾
マークカウント値MCに基いて、現在設定されている修
飾マークがディスプレイ10に表示され(S50)、この
制御を終了して、前記S11にリターンする。例えば、
「マーク:★」、「マーク:◆」「マーク:※」、・・
などがディスプレイ10に表示される。
【0029】ここで、テープ印字制御において、カーソ
ル移動キーが操作されたときには、前記と同様に項目選
択処理制御が実行される(S19)。この制御が開始され
たときに、S55の判定の結果、修飾マーク選択モードフ
ラグMSF がセット(S49参照)されているので、修飾マ
ークカウント値MCが1つインクリメントされ(S6
9)、このカウント値MCが最大値「5」以下のときに
は(S70:No)、次の修飾マークがディスプレイ10に
表示され(S72)、この制御を終了して、前記S11にリ
ターンする。尚、カウント値MCが最大値「5」よりも
大きいときには(S70:Yes )、カウント値MCとして
「0」がセットされ(S71)、S72が実行された後、S
11にリターンする。例えば、図6に示すように、カウン
ト値MCが「0」→「1」のときには、「マーク:★」
が表示され、カウント値MCが「1」→「2」のときに
は、「マーク:◆」が表示され、またカウント値MCが
「5」→「6」のときには、「0」がセットされて「マ
ーク:なし」が表示される。
【0030】次に、テープ印字制御において、モード切
換えキーが操作されたときには、前記と同様にモード切
換え処理制御が実行される(S24)。この制御が開始さ
れたときに、S41の判定の結果、修飾マーク選択モード
フラグMSF がセット(S49参照)されているので、この
修飾マーク選択モードフラグMSF がリセットされ且つテ
キストモードフラグTMF がセットされ(S51)、テキス
メメモリ31に格納された文書のデータがディスプレイ
10に表示され(S52)、この制御を終了して、前記S
11にリターンする。
【0031】次に、テープ印字制御において、入力した
文書を印字する為に印字キーが操作されたときに(S1
1:Yes 、S12・S16・S20・S22:No、S25:Yes
)、テキストモードフラグTMF がセットされていると
きには(S26:Yes )、印字処理制御(図11参照)が
実行される(S27)。この制御が開始され、先ずテキス
トメモリ31のデータに基いて、文書データが存在する
ときには(S75:Yes )、テキストポインタ値TXP にテ
キストメモリ31の先頭アドレスがセットされ(S7
6)、展開位置ポインタPXには、印字バッファ35に
おけるX方向の展開開始位置(PX0 )がセットされると
ともに、展開位置ポインタPYには、Y方向の展開位置
(PY0 )つまりベースラインの展開位置がセットされる
(S77)。例えば、図16に示すように、展開位置ポイ
ンタPXには、印字バッファ35におけるX方向の展開
開始位置(PX0 )がセットされ、展開位置ポインタPY
には、ベースラインBLの展開位置(PY0 )がセットされ
る。
【0032】次に、通常印字モードフラグNPF がセット
されていないとき、つまり定長印字モードフラグLPF が
セットされているときには(S78:No)、設定テープ長
カウント値LCに基いて、印字可能領域のX方向ドット
数TDが求められ、またテキストメモリ31に格納され
た文書データと文字サイズのデータとから、印字する文
字列の各々のX方向のドット数を全て加算した総文字ド
ット数MDが求められ、最終的に、TD−MDの演算に
より、文書のドットパターンが展開されない余白スペー
スのドット数SDが求められる(S79)。そして、この
余白スペースSDが「0」よりも大きい正の数値のとき
には(S80:Yes )、「センター揃え」や「右揃え」の
配列位置の為の前側余白スペース配置処理制御(図12
参照)が実行される(S81)。尚、この余白スペースS
Dが「0」以下の負の数値のときには(S80:No)、エ
ラーメッセージがディスプレイ10に表示され(S8
5)、この制御を終了して、印字処理制御のS11にリタ
ーンする。
【0033】この制御が開始されたときに、配列位置カ
ウント値HCが「0」つまり「均等割付け」のときには
(S88:Yes )、余白スペースSDと文書の総文字数N
とから、所定の演算式(SD/N−1)により文字間余
白スペースのドット数dsが求められ(S89)、この制
御を終了して、印字処理制御のS82にリターンする。こ
の制御の開始時に、配列位置カウント値HCが「2」つ
まり「センター揃え」のときに(S88:No、S90:Yes
)、修飾マークカウント値MCが「0」以外のカウン
ト値のときには(S91:No)、印字バッファ35におい
て、前記展開位置ポインタPXの位置から前半分の余白
スペース「SD/2」に亙って、修飾マークカウント値
MCで指示する修飾マークのドットパターンが、印字可
能な個数分だけ、左揃えにより展開され(S92)、展開
位置ポインタPXには、この前半分の余白スペース「S
D/2」のドット数が加算され(S93)、この制御を終
了して、前記S82にリターンする。
【0034】一方、この制御の開始時に、配列位置カウ
ント値HCが「3」つまり「右揃え」のときに(S88・
S90:No、S94:Yes )、修飾マークカウント値MCが
「0」以外のカウント値のときには(S95:No)、展開
位置ポインタPXの位置から余白スペース「SD」に亙
って、修飾マークカウント値MCで指示する修飾マーク
のドットパターンが、印字可能な個数分だけ、左揃えに
より展開され(S96)、展開位置ポインタPXには、こ
の余白スペース「SD」のドット数が加算され(S9
3)、この制御を終了して、前記S82にリターンする。
また、配列位置カウント値HCが「1」つまり「左揃
え」のときには(S88・S90・S94:No)、文書の前側
に余白スペースが設けられないので、この制御を直ぐに
終了して、同様にS82にリターンする。
【0035】次に、印字処理制御において、ドットパタ
ーン展開処理制御(図13参照)が実行される(S8
2)。この制御が開始されると、先ずテキストポインタ
値TXP で指示するテキストメモリ31の文字コードに対
応するドットパターンデータが、展開位置ポインタPX
で指示する印字バッファ35内に展開され(S100 )、
展開位置ポインタPXには、ドットパターン展開したそ
の文字のドット数mdだけ加算される(S101)。尚、
展開位置ポインタPYには、ベースラインBLに対応する
所定の値がセットされている。次に、テキストポインタ
値TXP が1つインクリメントされ(S102 )、このテキ
ストポインタ値TXP に基いて、更に展開処理する文字コ
ードがテキストメモリ31に存在するときに(S103 :
Yes )、テキストモードフラグTMF がセットされていな
いで定長印字モードのときに(S104 :No)、均等割付
けであり(S105 :Yes )、しかも修飾マークを印字す
るときには(S106 :No)、展開位置ポインタPXの位
置から文字間余白スペースdsに亙って、修飾マークカ
ウント値MCで指示する修飾マークのドットパターン
が、1つだけ、センター揃えにより展開される(S107
)。
【0036】そして、展開位置ポインタPXには、この
文字間余白スペース「ds」のドット数が加算され(S
108 )、S100 に戻る。また、定長印字モードであり且
つ均等割付けのときでも(S104 :No、S105:Yes
)、修飾マークを印字しないときには(S106 :Yes
)、S108 が実行された後、S100 に戻る。一方、通
常印字モードのとき(S104 :Yes )、或いは定長印字
モードであっても、「均等割付け」以外の配列位置のと
きには(S104・S105 :No)、文書印字に関しては通
常印字と同様なので、S100 に戻る。そして、文書の全
てについて展開処理されたときには(S103 :No)、こ
の制御を終了して、印字処理制御のS83にリターンす
る。
【0037】次に、印字処理制御において、「センター
揃え」や「左揃え」の配列位置の為の後側余白スペース
配置処理制御(図14参照)が実行される(S83)。こ
の制御が開始され、定長印字モードのときに(S110 :
No)、配列位置カウント値HCが「1」で「左揃え」の
ときであり(S111 :Yes )、しかも修飾マークを印字
するときには(S112 :No)、展開位置ポインタPXの
位置から余白スペース「SD」に亙って、修飾マークカ
ウント値MCで指示する修飾マークのドットパターン
が、印字可能な個数分だけ、右揃えにより展開され(S
113 )、展開位置ポインタPXには、この余白スペース
「SD」のドット数が加算され(S114 )、この制御を
終了して、印字処理制御のS84にリターンする。
【0038】また、定長印字モードのときに(S110 :
No)、配列位置カウント値HCが「2」で「センター揃
え」のときであり(S115 :Yes )、しかも修飾マーク
を印字するときには(S116 :No)、展開位置ポインタ
PXの位置から後半分の余白スペース「SD/2」に亙
って、修飾マークカウント値MCで指示する修飾マーク
のドットパターンが、印字可能な個数分だけ、右揃えに
より展開され(S117)、展開位置ポインタPXには、
この後半分の余白スペース「SD/2」のドット数が加
算され(S118 )、この制御を終了して、前記S85にリ
ターンする。一方、定長印字モードであっても(S110
:No)、配列位置カウント値HCが「0」で「均等割
付け」又は「3」で「右揃え」のときには(S111 ・S
115 :No)、文書データの後側に余白スペースが存在し
ないので、この制御を終了して、同様にS84にリターン
する。
【0039】例えば、定長印字モードのときに、「均等
割付け」が選択され且つ修飾マーク「◆」が選択されて
いるときには、図16に示すように、印字バッファ35
において、先頭の展開位置ポインタPX0 で指示する先頭
の展開位置に文字「A」のドットパターンデータがベー
スラインBL上に展開されて、展開位置ポインタPX0 に文
字「A」のドット数md1 が加算されてPX1 に設定され
る。その後、この展開位置PX1 から文字間余白スペース
dsに亙って、修飾マークカウント値MCで指示する修
飾マーク「◆」のドットパターンが、1つだけ、センタ
ー揃えによりベースラインBL上に展開され、展開位置ポ
インタPX1 に文字間余白スペース「ds」のドット数が
加算されてPX2 に設定される。以下、同様にして、後続
する各文字「B」、「C」、「D」、「E」と修飾マー
ク「◆」とを交互に展開する毎に、ドット数md2 、md3
、md4 、md5 と文字間余白スペース「ds」とを加算
しながら、展開位置PX3 、PX4 、・・・PX9 まで順次変
更される。
【0040】また、例えば、定長印字モードのときに、
「右揃え」が選択され且つ修飾マーク「※」が選択され
ているときには、図17に示すように、印字バッファ3
5において、先頭の展開位置ポインタPX0 で指示する先
頭の展開位置から余白スペース「SD」に亙って、修飾
マークカウント値MCで指示する修飾マーク「※」のド
ットパターンが、印字可能な個数分だけ、左揃えにより
ベースラインBL上に展開され、展開位置ポインタPX0
は、この余白スペース「SD」のドット数が加算されて
PX1 に設定される。その後、この展開位置PX1 から各文
字「A、B、C、D、E」のドットパターンが展開され
る毎に、文字のドット数md1 、md2 、・・md5 を加算し
ながら、展開位置PX1 、PX2 、・・・PX6 まで順次変更
される。
【0041】そして、印字処理制御において、印字バッ
ファ35に展開されたドットパターンデータが印字機構
PMに出力され、印字用テープ5をテープ送りしながら
サーマルヘッド13により印字され(S84)、この制御
を終了して、前記テープ印字制御のS11にリターンす
る。ところで、このテープ印字制御において、印字可能
キー、カーソル移動キー、印字モードキー、モード切換
えキー及び印字キー以外のキーが操作されたときには
(S11:Yes 、S12・S16・S20・S22・S25:No)、
操作されたキーに対応する処理が実行され(S28)、S
11に戻る。
【0042】例えば、印字バッファ35において、図1
6に示すように、文字「ABCDE」が展開されるとと
もに、これら文字間には修飾マーク「◆」が展開されて
いるので、図18に示すように、印字用テープ5には、
文字列「ABCDE」が均等割付けで印字されるととも
に、文字間の余白スペースの各々には、選択した修飾マ
ーク「◆」が印字される。また、印字バッファ35にお
いて、図17に示すように、文字列「ABCDE」が右
揃えで展開されているときには、図19に示すように、
印字用テープ5には、文字列「ABCDE」が右揃えで
印字されるとともに、その前側の余白スペースには、選
択した修飾マーク「※」が印字される。
【0043】同様に、例えば、文字列「ABCDE」が
「センター揃え」のときには、図20に示すように、印
字用テープ5には、文字列「ABCDE」がセンター揃
えで印字されるとともに、文字列の前後の両余白スペー
スの各々には、選択した修飾マーク「◎」が印字され
る。更に、例えば、文字列「ABCDE」が「左揃え」
のときには、図21に示すように、印字用テープ5に
は、文字列「ABCDE」が左揃えで印字されるととも
に、文字列の後側の余白スペースの各々には、選択した
修飾マーク「□」が印字される。
【0044】以上説明したように、入力した文字や記号
のドットパターンデータが設定された配列位置に基いて
展開される上、この配列位置により文字や記号のドット
パターンデータが展開されない余白スペースには、1つ
又は複数の選択された修飾マークのドットパターンデー
タが展開されるので、「均等割付け」や「左揃え」や
「センター揃え」や「右揃え」により文字列を印字する
場合に、その文字列の文字数が少なくても、拡大した文
字間スペースdsや余白スペースSDに修飾マークが印
字されることから、文字列の配列印字における余白スペ
ースを修飾マークで修飾するときのデータ入力を簡単化
することができる。
【0045】ここで、特許請求の範囲に記載した各手段
と、上記実施例中の構成との対応関係について説明する
と、テープ長設定手段に相当するものは、項目選択処理
制御の特にS65〜S68であり、配列位置設定手段に相当
するものは、項目選択処理制御の特にS61〜S64であ
る。また、修飾マーク選択手段に相当するものは、項目
選択処理制御の特にS69〜S72であり、ドットパターン
データ作成手段に相当するものは、印字処理制御の特に
S75〜S83である。
【0046】尚、前記ドットパターン展開処理制御のS
107 において、修飾マークカウント値MCで指示する修
飾マークのドットパターンデータを、収納可能な個数分
だけ展開するようにしてもよい。尚、修飾マークとし
て、所望の任意の記号や図形以外に、イラストなどを予
め登録できるように構成してもよい。尚、修飾マークの
文字サイズを、文字列の文字サイズに対して、大きく又
は小さく設定することも可能である。尚、本発明の技術
的思想の範囲内において、前記実施例の制御に関し、既
存の技術や当業者に自明の技術に基いて種々の変更を加
えることもあり得る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1のテープ
印字装置によれば、テープ長設定手段と、配列位置設定
手段と、修飾マーク選択手段と、ドットパターンデータ
作成手段とを設け、入力した文字や記号のドットパター
ンデータが設定された配列位置に基いて展開される上、
この配列位置により文字や記号のドットパターンデータ
が展開されない余白スペースには、1つ又は複数の選択
された修飾マークのドットパターンデータが展開される
ので、「均等割付け」や「左揃え」や「センター揃え」
や「右揃え」により文字列を印字する場合に、その文字
列の文字数が少なくても、拡大した文字間スペースや余
白スペースに1つ又は複数の修飾マークが印字されるこ
とから、文字列の配列印字における余白スペースを修飾
マークで修飾するときのデータ入力を簡単化することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の構成を示す機能ブロック図である。
【図2】テープ印字装置の平面図である。
【図3】テープ印字装置の制御系のブロック図である。
【図4】配列位置カウンタで指示する配列位置内容を示
す図である。
【図5】設定テープ長カウンタで指示するテープ長内容
を示す図である。
【図6】修飾マークカウンタで指示する修飾マーク内容
を示す図である。
【図7】テープ印字制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図8】印字モード設定処理制御のルーチンの概略フロ
ーチャートである。
【図9】モード切換え処理制御のルーチンの概略フロー
チャートである。
【図10】項目選択処理制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図11】印字処理制御のルーチンの概略フローチャー
トである。
【図12】前側余白スペース配置処理制御のルーチンの
概略フローチャートである。
【図13】ドットパターン展開処理制御のルーチンの概
略フローチャートである。
【図14】後側余白スペース配置処理制御のルーチンの
概略フローチャートである。
【図15】入力した文書の文字列をディスプレイに表示
した表示例の図である。
【図16】入力文字列と修飾マークとが「均等割付け」
で展開された印字バッファ内のデータを示す図である。
【図17】入力文字列と修飾マークとが「右揃え」で展
開された印字バッファ内のデータを示す図である。
【図18】修飾マーク「◆」を伴う文字列の「均等割付
け」による印字例の図である。
【図19】修飾マーク「※」を伴う文字列の「右揃え」
による印字例の図である。
【図20】修飾マーク「◎」を伴う文字列の「センター
揃え」による印字例の図である。
【図21】修飾マーク「□」を伴う文字列の「左揃え」
による印字例の図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 3 キーボード 5 印字用テープ 13 サーマルヘッド 22 CPU 24 ROM 25 ROM 30 RAM 31 テキストメモリ 33 フラグ・ポインタメモリ 34 パラメータメモリ PM 印字機構 C 制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号及び種々の指令を入力する為
    の入力手段と、入力された文字や記号のデータを記憶す
    る入力データ記憶手段と、複数の文字や記号や図形のフ
    ォントデータを記憶するフォント記憶手段と、文字や記
    号を印字媒体としてのテープにドットパターンで印字す
    る印字ヘッドを含む印字手段とを備えたテープ印字装置
    において、 前記テープに印字する印字領域にテープ長を設定するテ
    ープ長設定手段と、 前記テープ長の範囲内に複数の文字や記号を印字すると
    きの均等割付け、センター揃え、左揃え、右揃えのうち
    の何れかに設定する配列位置設定手段と、 前記フォント記憶手段に記憶された複数の記号や図形の
    うちの1つを修飾マークとして選択する修飾マーク選択
    手段と、 前記配列位置設定手段からの配列設定データと、テープ
    長設定手段からのテープ長データと、入力データ記憶手
    段からの文字や記号のデータとに基いて、文字や記号の
    ドットパターンデータを展開するとともに、修飾マーク
    選択手段で選択された記号や図形のパターンデータに基
    いて、前記文字や記号のドットパターンデータが展開さ
    れない余白スペースに1つ又は複数の修飾マークのパタ
    ーンデータを展開するドットパターンデータ作成手段
    と、 を備えたことを特徴とするテープ印字装置。
JP5169581A 1993-06-16 1993-06-16 テープ印字装置 Pending JPH0776146A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09120344A (ja) * 1995-10-26 1997-05-06 Fujitsu Ltd プリンタ装置におけるデータ管理システム
JP2016060116A (ja) * 2014-09-18 2016-04-25 ブラザー工業株式会社 印字ラベル作成装置、及びラベル作成処理プログラム
JP2016129960A (ja) * 2015-01-14 2016-07-21 ブラザー工業株式会社 テープ印字装置
JP2018103361A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 カシオ計算機株式会社 印刷装置、印刷方法及びプログラム

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