JPH0767571B2 - アルミ押出型材の断面形状計測方法 - Google Patents

アルミ押出型材の断面形状計測方法

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JPH0767571B2
JPH0767571B2 JP2291780A JP29178090A JPH0767571B2 JP H0767571 B2 JPH0767571 B2 JP H0767571B2 JP 2291780 A JP2291780 A JP 2291780A JP 29178090 A JP29178090 A JP 29178090A JP H0767571 B2 JPH0767571 B2 JP H0767571B2
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JP
Japan
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cross
sectional shape
sample
aluminum
cut surface
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JP2291780A
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正彦 佐々木
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主としてアルミ押出プレスにより生産される
アルミ押出型材のサンプルの断面形状の寸法を自動的に
計測するためのアルミ押出型材の断面形状計測方法に関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、押出プレスで押出成形により生産されるアルミサ
ッシュなどの複雑な断面形状を有するアルミ押出型材
は、その製品出荷時に、その製品断面の規定個所の計測
寸法表を、その製造番号、種類、等級などのデータと共
に添付することがJIS規格により規定されている。
そこで、押出プレスの押出ダイスを変更し、断面形状が
変るたびごとに、その押出型材のサンプルを切断の上、
その箇所の寸法を専任の作業者がその機側においてノギ
ス、あるいはマイクロメーター、専用治具などを使用し
て一つ一つ人手によってその断面形状の寸法の計測を行
なっている。
また、本邦における押出プレスによるアルミ押出型材の
生産は、多品種小量生産であるため、型材断面を変更す
るたびに、その断面形状の計測が必要となっている。
このことは、押出プレスシステム全体の自動化を遅らせ
る大きな原因となっており、人手による計測のために安
全上の問題もあり、計測精度及び作業能率の向上を妨げ
ている。
すなわち、上記のごときアルミ押出型材の断面形状の計
測工程を自動化することができれば、押出プレス設備全
体の全自動化に一歩近づく事ができる。従って、この断
面形状計測の自動化は本邦の押出プレス業界にとっても
急務の課題となっている。
〔発明の解決しようとする課題〕
本発明は、前記従来の問題点を解決するためになされた
ものであり、アルミ押出型材の実寸法を所定の寸法精度
で測定できるアルミ押出型材の断面形状計測方法を提供
することを解決課題としたものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するための手段として、本発明のアル
ミ押出型材の断面形状計測方法は、生産されたアルミ押
出型材を計測個所で切断してサンプルを採った後、該サ
ンプルの切断面の返りをブラッシングにより除去し、し
かる後に、サンプル切断面の形状寸法をCCDカメラによ
り1/100ミリメートルの精度で計測することを特徴とす
るものであり、押出生産されたアルミ押出型材のサンプ
ルとして断面形状を計測する位置での切断、その切断面
の返り除去及びその断面形状の計測の一連の工程を自動
的に、しかも確実に行ないうるものである。
なお、上記の切断面の形状をCCDカメラで画像処理によ
り計測する際には、その計測断面とCCDカメラとの間に
遮光膜を介設し、アルミ押出型材側からCCDカメラ側に
向って遮光膜を透過する透過光を投射することで、返り
除去時の切断面エッジ部の欠落等の影響を受けない正確
な計測を行なうことができる。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の方法を適用したアルミ押出プ
レス設備について説明する。
第1図の全体斜視図に示すように、押出プレス1から押
出されて成形された図示されていないアルミ押出型材は
型材ガイド2を通り、プラテンソー3でその端部を切断
された後、プラーヘッド4でその先端を挟持された状態
でランアウトテーブル5上に矢印Fのごとき引出される
ようになっている。
そこで、ランアウトテーブル5上のアルミ押出型材は、
ランアウトテーブル5と直角の矢印Tの方向に搬送さ
れ、型材の断面形状の変形のない断面形状の計測位置
で、サンプルカッター6により切断の上、さらに図示さ
れていない返り除去装置を含む端面研磨盤7まで矢印T
方向に搬送され、その切断面の返りを除去する。
なお、一般にアルミ合金などの押出型材の切断面には、
返りが出るのが通常であり、その切断面を次の工程にお
いてCCDカメラ8で画像処理する際には、この返りを除
去しなければならない。そこで、この返りは端面研磨盤
7でもある程度除去することが可能であるが、この実施
例では、真鍮製のワイヤーブラシを型材に対して45゜傾
斜させて回転させながらその切断面を処理し、さらに復
路では逆回転させながら切断面の返りをより確実に除去
するようにしているが、勿論、上記実施例以外の適宜な
返り除去の手段を使用してもかまわない。
次に、上記のごとく、切断面の返りを除去したアルミ押
出型材12のサンプルを、第2図の概略説明図に示すよう
に、その切断面12Aに遮光膜13を介在して各光源14から
矢印Lのごとく透過光を投射し、CCDカメラ8による画
像処理により切断面12Aの形状を計測している。
すなわち、その切断面12Aの予め設定された個所の断面
寸法をCCDカメラ8により計測し、第1図の操作室9内
の操作盤10上の寸法表示モニター11の画面に表示すると
共に、プリントアウトしている。
上記の画像処理による寸法計測は、1画素を実寸法何ミ
リに相当させるかであり、必要な計測精度に合せて画面
を適宜に拡大すれば良い。すなわち、10mmの長さの物
を、例えば256画素で計測すれば、1画素当たり10/256m
m=0.039mmとなり、その計測精度は0.039mmとなり、一
方、これに512画素のCCDカメラ8を使用すれば、同様に
0.019mmの計測精度が得られることになる。
なお、上記CCDカメラ8による画像処理により切断面12A
の形状の計測する手段及び方式については、従来一般に
使用されている公知の各種技術のものを利用することが
できる。
また、第1図の実施例において、アルミ押出型材12のラ
ンアウトテーブル5上の引出し及びそれ以降のサンプル
カッター6、端面研磨盤7、そしてCCDカメラ8へのそ
れぞれ矢印F及びTの移動、搬送動作には、一連の自動
化システムを採用し、これらの各装置におけるアルミ押
出型材12の保持などに、第2図に示すようなロボットア
ーム15などを採用することにより各工程の自動化をはか
っている。
〔発明の効果〕
上記のように、本発明は、生産されたアルミ押出型材を
計測個所で切断してサンプルを採った後、該サンプルの
切断面の返りをブラッシングにより除去し、しかる後
に、サンプル切断面の形状寸法をCCDカメラにより1/100
ミリメートルの精度で計測するから、アルミ押出型材の
実寸法を所定の寸法精度で測定できる。
より具体的には、アルミ押出型材から採ったサンプルの
返りをブラッシングによって除去するので、サンプルを
傷つけることなく、返り部分のみをきれいに除去するこ
とができる。
更に、本願発明は、サンプルをCCDカメラ8によって1/1
00ミリメートルの精度で測定するので、アルミサッシの
寸法を所定の寸法精度で効率的に測定することができ
る。
さらに、本発明を採用することにより、アルミ押出プレ
ス設備の生産管理データをコンピュータ管理することが
できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のアルミ押出型材の断面形状計側方法
を適用したアルミ押出プレス設備の一実施例における全
体斜視図、第2図は第1図のCCDカメラによる計測部の
説明用の概略側面である。 1……押出プレス、6……サンプルカッター、7……端
面研磨盤、8……CCDカメラ、11……寸法表示モニタ
ー、12……アルミ押出型材、12A……切断面、13……遮
光膜、14……光源。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】生産されたアルミ押出型材を計測個所で切
    断してサンプルを採った後、該サンプルの切断面の返り
    をブラッシングにより除去し、しかる後に、サンプル切
    断面の形状寸法をCCDカメラにより1/100ミリメートルの
    精度で計測することを特徴とするアルミ押出型材の断面
    形状計測方法。
JP2291780A 1990-10-31 1990-10-31 アルミ押出型材の断面形状計測方法 Expired - Lifetime JPH0767571B2 (ja)

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JP5085387B2 (ja) * 2008-03-24 2012-11-28 株式会社神戸製鋼所 検査方法及び検査装置
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JPS61178161A (ja) * 1985-02-04 1986-08-09 Amada Co Ltd 製品加工計測システム

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