JP2652919B2 - 断面寸法計測装置 - Google Patents

断面寸法計測装置

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JP2652919B2
JP2652919B2 JP29025892A JP29025892A JP2652919B2 JP 2652919 B2 JP2652919 B2 JP 2652919B2 JP 29025892 A JP29025892 A JP 29025892A JP 29025892 A JP29025892 A JP 29025892A JP 2652919 B2 JP2652919 B2 JP 2652919B2
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JP29025892A
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哲司 田村
雅夫 井上
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TOYAMA KEIKINZOKU KOGYO KK
Mitsui Zosen KK
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TOYAMA KEIKINZOKU KOGYO KK
Mitsui Zosen KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミサッシなどの形
材の断面寸法を光学的に計測するに際し、形材の切断面
に付着しているバリを自動的に除去し、高精度の寸法計
測を行ない得るようにした断面寸法計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、アルミニウムやアルミニウム合金
製のサッシなど、押出成形された形材の断面寸法をCC
Dカメラで光学的に捉え、その画像をコンピュータ処理
することにより、上記形材の断面寸法を非接触で計測す
ることが行われている。ところが、断面寸法の測定に供
される形材は、長尺の形材の一部を切り取ったものであ
るので、その切断面に付着しているバリを除去しないと
正確な断面寸法を測定することができない。
【0003】従来は、回転しているワイヤブラシやグラ
インダーを使用して測定に供する形材のバリを手作業で
除去していたので、多くの時間や労力を必要とした。さ
らに、従来は、手作業のため、均一に、かつ完全にバリ
を除去することが困難であった。さらに、形材のエッジ
部分に付着しているバリを除去するため、光学的な計測
に際して重要な形材のエッジまで取り除かないようにす
るため高度の技量や熟練が必要であった。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】本発明は、係る従来の
問題点を克服するためになされたものであり、その目的
は、断面寸法を光学的に計測しようとする形材などの被
計測物のバリを計測前に自動的に除去し、高精度の計測
を行ない得る断面寸法計測装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成できる
本発明の断面寸法計測装置は、形材などの被測定物の断
面形状画像をCCDカメラで光学的に捉え、その画像デ
ータをコンピュータで処理し、被測定物の断面寸法を非
接触で計測する断面寸法計測ユニットを有する断面寸法
計測装置であって、前記断面寸法計測ユニットに隣接し
てバリ取りユニットを配設すると共に、これらの2つの
ユニットに平行にガイドレールを設け、かつ該ガイドレ
ールに被測定物固定用のワーク固定装置を移動自在に配
設したことを特徴とする。
【0006】このように断面寸法計測ユニットに隣接し
てバリ取りユニットを配設すると共に、これらの2つの
ユニットに平行にガイドレールを設け、かつ該ガイドレ
ールに被測定物固定用のワーク固定装置を移動自在に配
設したことにより、断面寸法を光学的に計測しようとす
る形材などの被計測物のバリを計測前に自動的に除去
し、断面寸法計測ユニットによる高精度の断面寸法を計
測できる。
【0007】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例を説明す
る。図1において、10は断面寸法計測装置であり、こ
の断面寸法計測装置10は、断面寸法計測ユニット20
とバリ取りユニット30とを有している。そして、図1
に示すように、バリ取りユニット30の右側に断面寸法
計測ユニット20が配設されている。
【0008】断面寸法計測ユニット20は、図1に示す
ように、被測定物である形材Wの断面形状画像をCCD
カメラ21で光学的に捉え、その画像データを図示しな
いコンピュータで処理して形材Wの断面寸法を非接触で
計測するようになっている。22は照明器具であり、こ
の照明器具22によって形材Wの断面形状を鮮明に映し
出すようになっている。
【0009】一方、バリ取りユニット30は、円筒形の
ワイヤブラシ31を有しており、このワイヤブラシ31
はフレーム32に水平に、かつ回転自在に取付けられて
いる。このワイヤブラシ31はフレーム32に装着させ
た正逆回転モーター33によって時計方向及び反時計方
向に回転されるようになっている。さらに、フレーム3
2は、架台34に回動自在に取付けられている。そし
て、このフレーム32は、図2に示すように、架台34
上に設置したエアシリンダ35によって実線で示す位置
と一点破線で示す位置の2つの位置にセットされるよう
になっている。
【0010】さらに、断面寸法計測ユニット20とバリ
取りユニット30の上方には、これらの2つのユニット
20,30に平行に1本のガイドレール40が設けれて
おり、このガイドレール40には、形材Wを固定するワ
ーク固定装置50が移動自在に配設されている。また、
このワーク固定装置50は、ベルト51によって形材W
を固定するようになっている。
【0011】次に、上記断面寸法計測装置の作用につい
て説明する。先ず、図1に示すように、ワーク固定装置
50に形材Wをベルト51によって固定する。その際、
形材Wの下面、即ち、被測定面Waをワイヤブラシ31
の上面31aとある接触代をもたせて面一にさせる。次
に、ワイヤブラシ31を、図3に示すように、反時計方
向に回転させた後、ワーク固定装置50を図1に示すよ
うに、矢印Aの方向に一定速度で移動させると、図3に
示すように、形材Wの被測定面Waの前面にあるバリa
が反時計方向に回転する円筒形のワイヤブラシ31によ
って除去される。そして、形材Wがワイヤブラシ31を
通過したらワーク固定装置50の移動とワイヤブラシ3
1の回転を停止させる。
【0012】次に、ワイヤブラシ31を時計方向に回転
させる。そして、形材Wを矢印Aと反対の方向に一定速
度で復帰させると、図3に示すように、形材Wの被測定
面Waの後方側に着いていたバリbが時計方向に回転す
るワイヤブラシ31によって除去される。上述したサイ
クルをエアシリンダ35によってワイヤブラシ31を矢
印Bのように回動させ、実線で示す位置から一点鎖線で
示す位置に回動させた状態でもう1回繰り返し、形材W
のいろいろな方向に付着しているバリa,bが完全に除
去できたら、形材WをCCDカメラ21の真上に移動さ
せ、断面寸法計測ユニット20によって形材Wの断面寸
法を非接触で計測する。
【0013】形材Wの断面寸法の計測が完了したら、ワ
ーク固定装置50を初期位置に復帰させた後、ワーク固
定装置50から形材Wを取外し、測定を終了する。図4
に示すように、2本の円筒形ワイヤブラシ31,31を
ハの字状に配設すると共に、形材Wの行きと戻りでワイ
ヤブラシ31,31の回転方向を逆にすると、1往復で
バリ取りできる。さらに、図5に示すように、回転方向
が逆で、かつ並設させた2本のワイヤブラシ31,31
の群31Aをハの字状に配設すると、形材Wを1回通過
させるだけでバリ取りできる。
【0014】
【発明の効果】上記のように、本発明は、断面寸法計測
ユニットに隣接してバリ取りユニットを配設すると共
に、これらの2つのユニットに平行にガイドレールを設
け、かつ該ガイドレールに被測定物固定用のワーク固定
装置を移動自在に配設したので、光学的な寸法計測にお
いて必要な被測定物の計測面のエッジを崩すことなく、
計測面のエッジに着いたバリを作業者の技量に関係な
く、短時間で均一に、かつ効率的に除去できる。さら
に、被測定物のエッジを損傷させることがないため、寸
法測定精度が向上する。さらに、計測面のバリの除去か
ら寸法測定まで連続的な作業ができるため、自動化が可
能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る断面寸法計測装置の一部断面を含
む正面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】本発明に係る断面寸法計測装置によるバリ取り
作業の説明図である。
【図4】ワイヤブラシの他の配置方法を示す斜視図であ
る。
【図5】ワイヤブラシのさらに他の配置方法を示す斜視
図である。
【符号の説明】
W 形材などの被測定物 10 断面寸法計測装置 20 断面寸法計測ユニット 21 CCDカメラ 30 バリ取りユニット 40 ガイドレール 50 ワーク固定装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−152407(JP,A) 特開 平3−107703(JP,A) 特開 平4−187364(JP,A) 特開 昭59−107842(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 形材などの被測定物の断面形状画像をC
    CDカメラで光学的に捉え、その画像データをコンピュ
    ータで処理し、被測定物の断面寸法を非接触で計測する
    断面寸法計測ユニットを有する断面寸法計測装置であっ
    て、前記断面寸法計測ユニットに隣接してバリ取りユニ
    ットを配設すると共に、これらの2つのユニットに平行
    にガイドレールを設け、かつ該ガイドレールに被測定物
    固定用のワーク固定装置を移動自在に配設したことを特
    徴とする断面寸法計測装置。
JP29025892A 1992-10-28 1992-10-28 断面寸法計測装置 Expired - Lifetime JP2652919B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29025892A JP2652919B2 (ja) 1992-10-28 1992-10-28 断面寸法計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29025892A JP2652919B2 (ja) 1992-10-28 1992-10-28 断面寸法計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06174435A JPH06174435A (ja) 1994-06-24
JP2652919B2 true JP2652919B2 (ja) 1997-09-10

Family

ID=17753812

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29025892A Expired - Lifetime JP2652919B2 (ja) 1992-10-28 1992-10-28 断面寸法計測装置

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JPH06174435A (ja) 1994-06-24

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Effective date: 19970401