JPH0764337B2 - 包装材ブランク供給方法及び装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、連続したウェブ状の包装材を、回転するナイ
フローラのナイフでブランクに切断し、折曲げターレッ
トあるいはこの前方のコンベアローラに送り、複数又は
複数群の物品を包装するため、特に折曲げターレットで
ある折曲げユニットに包装材ブランクを供給する方法、
及び、ブランクを形成してこのブランクを折曲げユニッ
トに供給する装置に関する。

［従来の技術及びその課題］ 物品を包装するブランクは、包装機械内においてロール
状の包装材から切断され、この後、折曲げターレットで
ある折曲げユニットに直接送る場合がある。この場合、
プラスチックフィルム状の材料からブランクを形成する
ことになる。通常、ブランクはウェブ状包装材が連続的
に移送される間に、切断ナイフとカウンタナイフとを有
するナイフローラにより切断され、同様に回転する移送
部材により、物品を収容するポケットの領域における折
曲げターレットの周面に供給される。押し込みステーシ
ョンにおいては、包装される物品が半径方向に折曲げタ
ーレットのポケット内に押込まれ、ここで一部がブラン
クで包まれる。包装される物品の供給と、ブランクの切
断及び送りとが互いに調和されて行なわれる。

折曲げターレットへの物品の供給が一時的に中断したと
きに、ブランクの形成及び折曲げターレットへの送りが
中断せずにいる場合は、作動サイクルが大きくずれてし
まう。

本発明は、包装される物品の供給が一時的に中断したと
きに、折曲げターレット等へのブランクの供給を調和し
て中断させることにより、上記問題を解決することを目
的とする。

［課題を解決するための手段、作用及び効果］ 上記目的を達成する本発明によると、折曲げターレット
へのブランクの送りを包装される物品の供給状態で制御
され、物品の供給が中断したときに、折曲げターレット
への物品の供給が再開されるまでブランクの移送を中断
する包装材ブランク供給方法が提供される。

本発明においては、例えば光電式モニタ装置により、折
曲げターレットへの包装される物品の送りがモニタされ
る。この送りが中断すると、ウェブ状包装材を移送し、
切断し、ブランクを移送するユニットに対応する信号が
送られ、このユニットは切断あるいはブランクを折曲げ
ターレットに送るのを停止する。

本発明においては、このときブランク及びウェブ状包装
材の回転移送部材は駆動し続け、ナイフローラの前部領
域におけるウェブ状包装材からブランクへの形成が停止
され、このため、それ以上ブランクは切断されない。こ
のために、ウェブ状包装材の連続部に対応する量だけナ
イフ（切断ナイフ及びカウンタナイフ）の有効面を超え
て移送され、この後、停止される。この切断面を超えて
移送されるウェブ状包装材の連続部はブランクの長さよ
りも短く、ナイフローラを含む包装される物品の移動、
ウェブ状包装材の移動部材及びブランクに調和し、物品
の移送及びウェブ状包装材の移送が再開すると、物品及
び折曲げターレットの移動に直ちに調和してブランクが
切断される。したがって、ブランクと包装される物品と
が直ちに再度同期され、ブランクの損失あるいは包装ミ
スがない。

移送が一時的に中断している間、ナイフローラのナイフ
は不作動位置に移動され、ナイフローラが回転していて
も切断は行なわれない。

本発明のウェブ状包装材からブランクを切断し、このブ
ランクを折曲げターレットの周面に供給する装置は、ウ
ェブ状包装材を移送する一対の牽引ローラに続いて配置
され、回転ナイフローラを含む回転コンベア部材を備
え、この回転コンベア部材は物品が供給されないときに
制御されて分離され、同時にナイフローラは切断位置か
ら脱出する。

更に本発明の特徴はウェブ状包装材とブランクの移送、
及び、ナイフローラとナイフの構造にも関係する。

以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。

［実施例］ 図示の実施例は、折曲げた紙製ハンカチのスタック10
を、例えばポリエチレンフィルムであるフィルム状包装
材のブランク11内で包装する場合を示す。この包装され
る物品すなわちスタック10は水平方向に送るコンベア12
により、折曲げユニットである折曲げターレット13に供
給される。この供給コンベア12はスタック10を支える静
止支承板14と、チェーン駆動装置16により支承板14上を
移動するアングル部材15とを備える。

折曲げターレット13には多数のポケット17が設けられ、
このポケットは半径方向外方に開口する。このポケット
17には、ポケットの寸法に圧縮されたスタック10が半径
方向から押込まれ、これと同時にブランク11を受取り、
この押し込み中にスタックの回りにＵ字状に包む。折曲
げターレット13は垂直に配置され、供給コンベア12はほ
ぼこの折曲げターレットの水平な中央面内に配置され
る。スタック10は前後に移動可能な押し込み装置18によ
りポケット17内に押込まれる。これらの供給コンベア1
2、折曲げターレット13及び関連する部材はドイツ特許
出願p3,71,273.8に記載されたものと同様に形成するこ
とが好ましい。

ブランク11はブランクステーション内で形成される。こ
のブランクステーションは上記押し込みステーションよ
りも折曲げターレット13の回転方向前方で、折曲げター
レット13の周面19に対向して、ポケット17の領域内に配
置される。ブランク11は周面19上において、これら各ブ
ランクがポケット17を覆うように配置する。スタック10
がポケット内に押込まれると、このスタック10は部分的
にブランク11に包まれる。吸入孔20により、ブランク11
は周面19の領域内に展開状態で保持される。

ブランクはウェブ状包装材21から切断される。このウェ
ブ状包装材はリール（図示しない）から引出され、複式
揺動腕24を有する可変位ローラ22,23を介してブランク1
1を形成する切断ユニットに送られる。可動複式揺動腕2
4はウェブ状包装材21の送り量の変動を補償し、ブラン
クの切断領域に均一な速さで送る。ウェブ状包装材21が
正確に走行しているか否かを監視する光電池25が、可変
位ローラ22の領域内に装着されている。

ブランク11を切断するため、ウェブ状包装材は、カウン
タナイフである２つのナイフを設けた第１ナイフローラ
26の回りに捲装される。これらはカッティングエッジ28
がナイフローラ26の周部から僅かに突出するように配置
されかつ形成されるのが好ましい。

ナイフローラ26に隣接して第２ナイフローラ29が平行に
配置され、このナイフローラ29も同様に切断ナイフ30で
ある径方向に離隔した２つのナイフを備える。これらの
ナイフローラ26,29間の距離は、ナイフローラ29の周部
から突出する切断ナイフ30のカッティングエッジ31がカ
ウンタナイフ27を最小の間隙で噛合い、ウェブ状包装材
21を切断してブランク11を形成するように定める。第１
ナイフローラ26は時計方向に回転し、第２ナイフローラ
29は反時計方向に回転する。したがって、切断平面ある
いはウェブ状包装材21の切断点の領域内では、切断ナイ
フ30及びカウンタナイフ27は同じ方向に移動する。

ウェブ状包装材21は第１ナイフローラ26の外周面に送ら
れる。この第１ナイフローラには吸入光32が設けられて
おり、この吸入孔は周面に開口し、ナイフローラ26の回
転中に通常の静止吸入ディスクの吸入セグメント33に一
時的に接続される。この吸収セグメント33の配置及び寸
法は、切断領域内でウェブ状包装材21をナイフローラ26
の周部に固定して移送することができるようなものとす
る。したがって、吸入セグメント33は切断平面の両側に
延設され、ナイフローラの移動方向に、本実施例では移
送コンベア34の領域内である次のコンベアでブランク11
が移送される領域まで延設される。ウェブ状包装材21の
前部領域、及び、切断されたブランク11は吸入空気によ
り、ナイフローラ26の周部に保持される。

本実施例においては、移送コンベア34はベルトコンベア
として形成されている。大径の移送ローラ35はブランク
11を連続的に受取る。ベルト37はローラ35と、このロー
ラ35から離隔した小径の可変位ローラ36との両者に捲装
されている。ベルト37は例えばＯリングである互いに並
設された複数の弾性移送帯から形成される。これらの弾
性移送帯は移送ローラ35及び可変位ローラ36の周部の溝
内に配置される。これにより、軸線方向に並置されたベ
ルト37は移送ローラ35及び可変位ローラ36の周面と同一
平面に配置される。したがって、ブランク11は移送ロー
ラ35の外周面に配置される。このため、ベルト37間の領
域内には吸入孔39が設けられ、この吸入孔は回転中のそ
の一部が固定吸入セグメント40に連通し、空気を吸入す
る。

ブランク11は、ナイフローラ26の半周よりもある程度短
い部分に沿ってこのナイフローラ26で移送され、隣接す
る移送ローラ35に運ばれる。この領域内では、所定のブ
ランク11あるいはナイフローラ26の外周面上のウェブ状
包装材21を保持する吸入孔が固設の通気孔41に接続され
るため、この領域に保持されなくなり、ナイフローラ26
の外周面から移送ローラ35の周部に移る。これは吸入孔
39がこの領域以内で吸入セグメントに接続され吸入作用
を行うためである。本実施例では、移動方向におけるブ
ランク11の長さをナイフローラ26の接触領域よりも大き
くし、切断を行う前に移送ローラ35にウェブ状包装材21
を載置するように定めている。

切断の後、ブランク11は移動ローラ35により折曲げター
レット13の周面19に載置され、所定長さに亙ってベルト
37で保持される。このベルト37はこの周面29に強固に押
圧される。

ブランク11の切断及び折曲げターレット13への移送は、
物品すなわちスタック10の供給にしたがって行なわれ、
供給コンベア12の領域内にスタック10がない場合はブラ
ンク11は折曲げターレット13に載置されない。

このため、送りコンベア12の領域内におけるスタック10
の供給を例えば光センサを用いて監視する。スタック10
の供給が途絶えた場合は、ウェブ状包装材21の駆動装置
が制御された方法で中断される。

ウェブ状包装材21は一対の牽引ローラ42,43で駆動され
る。これらの牽引ローラはナイフローラ26,29の移動方
向前側に配置されている。スタック10が供給されないと
きは停止されるが、ウェブ状包装材の一部は更にナイフ
ローラ26,29の領域内における切断点を超えて移送され
る。この移送される連続部44の長さはナイフローラ26の
ほぼ1/4周に相当する（第３図）。ウェブ状包装材21は
図示の位置で停止する。この停止位置は、牽引ローラ4
2,43を駆動するサーボモータ（ステッピングモータ）45
が、送りコンベアからの停止パルスを受けた後、上記連
続部44の長さに相当する分だけ更にウェブ状包装材21を
移送することにより、正確に定めることができる。サー
ボモータ45への停止信号の伝達は、連続部44が切断後に
移送されるように制御する。

ウェブ状包装材21が停止した後、ナイフローラ26,29及
び移送コンベア34は折曲げターレット13と共にそのまま
連続して移動する。ブランクの切断は行なわれず、ナイ
フは互いに離隔して、切断係合しない。このため、本実
施例では切断ナイフ30をナイフローラ29上で一時的に調
整される。ウェブ状包装体21すなわち連続部44はナイフ
ローラ26の外周面上に摺動可能に載置される。

切断ナイフ30を調整するため、この切断ナイフはナイフ
ローラ29上に可動に装着される。図示の実施例では、ナ
イフローラ29に対角線状に離隔した位置にほぼ三角形状
の断面形状を有する凹部46が設けられている。切断ナイ
フ30はこの内部に移動可能に装着される。

切断ナイフ30の半径方向内側端部領域あるいは縁部領域
には、拡大ベアリング部47が設けられ、このベアリング
部は支承領域内で湾曲すなわち円筒状に形成されてい
る。このベアリング部は、凹部46の側面49内の対応する
トラフ状凹部48内に回転（摺動）可能に収容される。こ
の側面49はほぼ半径方向あるいは（仮想の）半径方向面
に平行に向き、通常位置あるいは切断位置における切断
ナイフ30の支承面として作用する。

拡大ベアリング部47を凹部48内で軸線の回りに僅かに回
転させると、切断ナイフ30は切断位置から移動する（第
３図の上側切断ナイフ30）。この動きは切断ナイフ30を
ばね50の付勢力に抗して行なわれる。このばね50は切断
ナイフ30に対して横方向に向くボルト51上に配置されて
おり、このボルト51は切断ナイフ30の孔52を挿通されて
側面49に固定されている。

切断ナイフ30を上記のように作動するため、ナイフロー
ラ29の側面49に隣接して回転可能なカム部材53である作
動部材が装着されている。本実施例では、この作動部材
は、一側を平坦に形成され、ナイフローラ29の回転軸線
に平行な軸線の回りに回転可能な枢軸ピンとして形成さ
れている。回転すると、縁部が側面49の平面から移動
し、切断ナイフ30を旋回する。切断位置においては、切
断ナイフはカム部材53の平坦部の領域内に載置される。

カム部材53を正確に回転させるため、ナイフローラ29か
ら横方向に突出する先端部に作動腕54が取付けられてい
る。この作動腕54はその先端部に追従ローラ55が設けら
れ、この追従ローラは所定位置に固定された作動部材56
にぶつかり、カム部材53を作動し、切断ナイフ30を旋回
させる。本実施例では、作動部材は湾曲セグメント56で
形成され、この湾曲セグメントは押圧シリンダ57により
作動位置（第３図）に移動しあるいはこの位置から移動
する（第２図）。湾曲セグメント56は、ナイフローラ29
の回転中に追従ローラ55がこの湾曲セグメント56の支持
面58に自由に当接する。更に移動する間、作動腕54は関
連する切断ナイフ30がウェブ状包装材21の切断点の領域
から充分背部に離隔した位置に旋回するまで、更に旋回
する。したがって、切断点の領域では切断ナイフだけが
非常に僅かな短い距離を移動するに過ぎない。この後、
追従ローラ55が湾曲セグメント56の領域から移動する
と、切断ナイフ30が通常位置に戻る。

切断点の領域内では、ナイフローラ26に凹部59が設けら
れており、この凹部内に背部に移動した切断ナイフ30が
一時的に貫入し、ウェブ状包装材21を保持する。この場
合には、ウェブ状包装材は切断されない。

スタック10の供給が再開されると、湾曲セグメント56は
適宜の制御信号により初期位置に戻され、牽引ローラ4
2,43が再度駆動される。ブランクが形成されて所要の相
対位置に正確に供給される。

本実施例では、移送コンベア34はナイフローラ36より僅
かに高速で走行する。このため、順次形成されるブラン
ク11間に僅かな間隙が形成される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例による包装材ブランク供給装置
における折曲げターレットの一部の図式的な側面図、第
２図はウェブ状包装材及びブランクの移送領域の細部を
拡大して示す側面図、第３図は更に拡大したナイフロー
ラの側面図。 10……スタック、11……ブランク、12……コンベア、13
……折曲げターレット、14……支承板、21……ウェブ状
包装材、26,29……ナイフローラ、27,30……ナイフ、28
……カッティングエッジ、35……移送ローラ、37……ベ
ルト、38……溝、39……吸入孔、42,43……牽引ロー
ラ、44……連続部、45……サーボモータ、46,48……凹
部、47……ベアリング部、50……ばね、51……ボルト、
54……作動腕、55……追従ローラ、56……湾曲セグメン
ト。

Claims (15)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】連続したウェブ状の包装材を、それぞれが
   回転するナイフローラに設けられた２つのナイフにより
   ブランクに切断し、この包装材ブランクを移送コンベア
   を介して折曲げターレットに移送する、複数又は複数群
   の物品を包装するために折曲げターレットに包装材ブラ
   ンクを供給する方法であって、前記折曲げターレット
   （13）へのブランク（11）の移送を、包装される物品
   （10）の供給状態にしたがって制御し、物品（10）の供
   給が中断されたときに、折曲げターレット（13）への物
   品（10）の供給が再開されるまで、ブランク（11）の移
   送を中断する包装材ブランク供給方法。
2. 【請求項２】前記折曲げターレット（13）へのブランク
   （11）の供給が中断したときに、ブランク（11）及びウ
   ェブ状包装材（21）を移送するそれぞれの回転コンベア
   部材を駆動し続け、かつ、ナイフローラ（26,29）の回
   転を維持し、ウェブ状包装材（21）をこのナイフローラ
   （26,29）の領域で停止する請求項１に記載の方法。
3. 【請求項３】前記折曲げターレット（13）へのブランク
   （11）の供給が中断したときに、ウェブ状包装材（21）
   を停止し、移送方向前部に配置されるウェブ状包装材
   （21）の連続部（44）を、ナイフローラ（26,29）のナ
   イフ（27,30）で形成される切断面を越えて移送し、ナ
   イフローラ（26,29）とこれらのナイフローラに設けら
   れたナイフとの一方を不作用位置に移動する請求項２に
   記載の方法。
4. 【請求項４】前記ウェブ状包装材（21）は、ナイフロー
   ラ（26,29）に先行する牽引ローラ（42,43）で駆動さ
   れ、この牽引ローラは、包装される物品（10）の折曲げ
   ユニットへの供給状態で制御され、牽引ローラ（42,4
   3）の駆動装置（45）が分離されたときに、ウェブ状包
   装材が停止するまで、前記ウェブ状包装材（21）の連続
   部（44）を移送する請求項２または３に記載の方法。
5. 【請求項５】包装される物品（10）の折曲げターレット
   （13）への供給が中断したときに、ウェブ状包装材（2
   1）が移送する牽引ローラ（42,43）の駆動装置は、ウェ
   ブ状包装材の切断が行われると同時に分離される請求項
   ４に記載の方法。
6. 【請求項６】半径方向に向く切断用のナイフを有して回
   転し、連続したウェブ状包装材を切断してブランクに形
   成する２つのナイフローラを備え、これらのブランクが
   ナイフローラの一方を介して折曲げターレトに移送さ
   れ、更に、牽引ローラを有してウェブ状包装材を移送す
   る駆動装置を備え、複数又は複数群の物品を包装するた
   めに折曲げターレットに包装材ブランクを供給する装置
   であって、包装される物品（10）の折曲げターレット
   （13）への供給をモニタするモニタ部材を備え、前記物
   品（10）が供給されないときに、前記ウェブ状包装材の
   移送と牽引ローラ（42,43）の駆動との一方が中断さ
   れ、前記ナイフローラ（26,29）とこのナイフローラに
   設けられたナイフ（30）との一方は、ウェブ状包装材
   （21）の移送が中断したときに、切断位置から移動され
   る、包装材ブランク供給装置。
7. 【請求項７】前記ナイフローラ（29）の一方は少なくと
   も１の切断ナイフ（30）を有し、この切断ナイフは、ナ
   イフローラ（26,29）が更に移動したときに切断位置か
   ら移動される請求項６記載の装置。
8. 【請求項８】前記切断ナイフ（30）は、ばねの押圧力に
   抗して周方向に移動可能であり、この切断ナイフ（30）
   の少なくとも１のカッティングエッジ（31）は、他方の
   ナイフローラ（26）に設けられたカウンタナイフ（27）
   のカッティングエッジ（28）から離隔したウェブ状包装
   材（21）の切断平面内に配置される請求項７記載の装
   置。
9. 【請求項９】前記切断ナイフ（30）は、ナイフローラ
   （29）の回転軸の方向に向けてカッティングエッジ（3
   1）から離隔した回転軸を中心として回転可能に装着さ
   れ、ナイフローラ（29）の回転方向と反対方向に向け
   て、切断位置から離れるように旋回される請求項７又は
   ８記載の装置。
10. 【請求項１０】各切断ナイフ（30）は、ナイフローラ
    （29）の凹部（46）内のほぼ半径方向に向くナイフ支持
    面（49）に載置され、固定ボルト（51）上に配置された
    バネ（50）の付勢力に抗して切断位置から離隔する位置
    に、この支持面から離れて移動可能である請求項９記載
    の装置。
11. 【請求項１１】前記切断ナイフ（30）は、半径方向内方
    の拡大ベアリング部（47）により、側面（49）内の対応
    した形状の凹部（48）内に回転可能に装着されている請
    求項９記載の装置。
12. 【請求項１２】前記各切断ナイフ（30）は、作動腕（5
    4）により回転可能であり、この作動腕は追従ローラ（5
    5）により、所定位置に固定された湾曲セグメント（5
    6）である調整可能な制御部材に載置される請求項６乃
    至11いずれか１に記載の装置。
13. 【請求項１３】前記ブランク（11）を折曲げターレット
    （13）の周面（19）に移送する移送コンベア（34）を備
    え、この移送コンベア（34）は、ブランク（11）あるい
    はウェブ状包装材（21）の移送方向でナイフローラ（2
    6,29）の後に配置され、前記移送コンベア（34）はその
    周部に吸入孔（39）を配置した移送ローラ（35）を有す
    る請求項６乃至12いずれか１記載の装置。
14. 【請求項１４】前記移送コンベア（34）のコンベアロー
    ラ（35）には、折曲げターレット（13）の周面（19）に
    緊密に載置される無端コンベアが結合され、この無端コ
    ンベアは、周知の溝（38）内を案内されかつ所定距離離
    隔した可変位ローラ（36）上を走行するベルト（37）を
    備え、このベルトの移送帯が周面（19）に載置される請
    求項13記載の装置。
15. 【請求項１５】前記ウェブ状包装材（21）を移送する牽
    引ローラ（42,43）はサーボモータ（45）で駆動され、
    このサーボモータは包装される物品（10）の供給コンベ
    ア（12）に設けられたモニタ部材を作動可能である請求
    項６乃至14いずれか１記載の装置。