JPH076331B2 - 小型モ−タの衝撃吸収装置 - Google Patents

小型モ−タの衝撃吸収装置

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JPH076331B2
JPH076331B2 JP62060098A JP6009887A JPH076331B2 JP H076331 B2 JPH076331 B2 JP H076331B2 JP 62060098 A JP62060098 A JP 62060098A JP 6009887 A JP6009887 A JP 6009887A JP H076331 B2 JPH076331 B2 JP H076331B2
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JP
Japan
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worm wheel
motor
output shaft
shock absorbing
worm
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JP62060098A
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JPS63226481A (ja
Inventor
汎晃 松岡
Original Assignee
自動車電機工業株式会社
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H1/00Toothed gearings for conveying rotary motion
    • F16H1/02Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion
    • F16H1/04Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members
    • F16H1/12Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes
    • F16H1/16Toothed gearings for conveying rotary motion without gears having orbital motion involving only two intermeshing members with non-parallel axes comprising worm and worm-wheel

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の目的】
(産業上の利用分野) この発明は、例えば、自動車のパワーウインドあるいは
スライディングルーフの駆動用に利用する小型モータの
衝撃吸収装置に関するものである。 (従来の技術) 従来、上記のような小型モータの衝撃吸収装置として
は、第5図ないし第7図に示すものがあった。 すなわち、第5図中、符号100は小型モータであって、
符号101はモータシャフト、符号102はモータシャフト10
1に取付けたウオーム、符号103は前記ウオーム102と噛
み合うウオームホイール、符号104は前記ウオームホイ
ール103の回転力を出力する出力軸である。 そして、第6図、第7図に示すように、前記ウオームホ
イール103のほぼ中央位置に設けた略四角形状の係止孔1
03aと、この係止孔103aに挿通した出力軸104の一部に設
けた略断面四角形状の動力伝達部104aとのあいだには、
円柱形状の衝撃吸収用ダンパ105,105,105,105を各々前
記係止孔103aと前記動力伝達部104aとに当接させた状態
で設けている。 そして、例えば、この小型モータ100をパワーウインド
の駆動用に利用した場合には、前記出力軸104の端部に
取付けた出力歯車106を当該パワーウインドのウインド
ガラスと連結する。そこで、小型モータ100を回転し、
モータシャフト101の回転を、ウオーム102とウオームホ
イール103とで減速し前記衝撃吸収用ダンパ105,105,10
5,105を介して出力軸104に伝達し、当該パワーウインド
のウインドガラスを上下動する。そしてウインドガラス
が上下終端位置にきて、当該ウインドガラスが停止する
際に受ける衝撃力を前記衝撃吸収用ダンパ105,105,105,
105で吸収して、当該衝撃力が出力軸104からウオームホ
イール103へ直接作用しないようにし、前記ウオームホ
イール103の歯欠けなどによる破損を防止するようにな
っている。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記した従来の小型モータの衝撃吸収装
置においては、出力軸104の回転方向に対しての衝撃吸
収量はほぼ同量となっていて、例えば、この小型モータ
100をパワーウインドの駆動用に利用した際において
も、ウインドガラスの上下終端位置のいずれか一方にリ
ミットスイッチなどによるモータ制御機構を備えている
場合には、前記出力軸104の一方向回転側すなわちモー
タ制御機構が作動する側においては衝撃吸収量を考慮す
る必要がなく、衝撃吸収装置における出力軸104の他方
向回転側が不必要となって無駄であるという問題点があ
った。 (発明の目的) この発明は、上記の問題点を解決するために考えられた
もので、出力軸の回転方向によって衝撃を吸収するウオ
ームホイールの回転方向と、衝撃を吸収しないウオーム
ホイールの回転方向とを設定することによって汎用範囲
の広い小型モータの衝撃吸収装置を提供することを目的
としている。
【発明の構成】
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を解決するためのこの発明に係わる小型モー
タの衝撃吸収装置の構成は、正逆回転可能であるととも
に一端部にウオーム(6)を一体的に形成したモータシ
ャフト(2)を有するモータ(3)と、モータ(3)の
ウオーム(6)を覆うとともに、モータ(3)に連結さ
れたギヤハウジング(4)と、モータ(3)のウオーム
(6)と噛み合って回動するとともに、中心部に連結用
孔(7a)を備えたウオームホイール(7)と、ギヤハウ
ジング(4)に回動可能に支持されているとともに、ウ
オームホイール(7)の連結用孔(7a)に連結される係
合部(8a)を備えた出力軸(8)とをそなえた小型モー
タに使用される小型モータの衝撃吸収装置において、ウ
オームホイール(7)の連結用孔(7a)内に突出してウ
オームホイール(7)に一体的に形成された2個所の係
止用突部(7b,7c)と、円柱状に製作され、ウオームホ
イール(7)の連結用孔(7a)内に挿入配置されている
とともに、ウオームホイール(7)の係止用突部(7b,7
c)に当接されて配置された2個の衝撃吸収用ダンパ(1
2,13)をそなえ、ウオームホイール(7)の2個所の係
止用突部(7b,7c)と2個の衝撃吸収用ダンパ(12,13)
との間に配置され、中心部に出力軸(8)の係合部(8
a)に嵌合される嵌合孔(11a)と、衝撃吸収用ダンパ
(12,13)に対向して配置され、且つ衝撃吸収用ダンパ
(12,13)に当接する側壁(11d,11e)と、ウオームホイ
ール(7)の係止用突部(7b,7c)に対向して配置さ
れ、且つ係止用突部(7b,7c)に当接する2個所の係止
突部(11b,11c)とが一体的に形成されている動力伝達
部材(11)をそなえている構成としたことを特徴として
いる。 (発明の作用) この発明に係わる小型モータの衝撃吸収装置において、
動力伝達部材(11)は、出力軸(8)の回転方向が一方
であると、係止突部(11b,11c)がウオームホイール7
の係止用突部(7b,7c)に当接することによって衝撃吸
収用ダンパ(12,13)を介さずに出力軸(8)の動力を
ウオームホイール(7)に直接伝達し、出力軸(8)の
回転方向が一方とは反対の他方であると、側壁(11d,11
e)が衝撃吸収用ダンパ(12,13)に当接して衝撃吸収用
ダンパ(12,13)を介した出力軸(8)の動力をウオー
ムホイール(7)に伝達するものとなる。 (実施例) 第1図ないし第4図にはこの発明の一実施例による小型
モータの衝撃吸収装置が示されている。 図4に示すこの発明の一実施例の小型モータの衝撃吸収
装置を用いた小型モータ1において、正逆回転可能なモ
ータシャフト2を収容したモータ3の端部開口側には、
前記モータシャフト2の端部を延出していて、このモー
タシャフト2をギヤハウジング4内に挿通しているとと
もに、ギヤハウジング4の端部とビス5によって固定し
ている。そして、このギヤハウジング4内で前記モータ
シャフト2の端部に設けたウオーム6とウオームホイー
ル7とを噛み合わせ、このウオームホイール7の回転力
を出力する出力軸8を出力端として端部に出力歯車9を
取付けていて、前記出力軸8と前記ウオームホイール7
とのあいだでの衝撃吸収量を前記出力軸8の出力回転方
向に対応して異ならせるようになっている。 前記ギヤハウジング4には、第1図中右側端部に、出力
軸8を回転可能に支持する軸受10を設けている。 前記ウオームホイール7には、第2図に示すように、ほ
ぼ中央位置に、この実施例においては概略円孔状の連結
用孔7aを設けていて、この連結用孔7a内の相対向する2
個所にそれぞれ内側に向かって突出した係止突部7b,7c
を設けている。 前記出力軸8には、第2図に示すように、この実施例に
おいては、下端部にピニオンである出力歯車9を取付け
ていて、上端部には、略断面四角形状の係合部8aを設け
ている。 第2図中の符号11は、動力伝達部材であって、ほぼ中央
位置に前記係合部8aを嵌入することができる嵌合孔11a
を設けていて、この嵌合孔11a内に出力軸8の係合部8a
が回転不能に挿入される。また、動力伝達部材11の外周
部の相対向する位置には、前記ウオームホイール7に設
けた係止突部7b,7cにそれぞれ当接する係止突部11b,1c
を設けている。 第2図中の符号12,13は、衝撃吸収用ダンパであって、
それぞれ円柱形状の弾性体からなるものである。 すなわち、ここで、第3図に示すように、出力軸8の係
合部8aに嵌入した動力伝達部材11は、当該動力伝達部材
11の側壁11d,11eのそれぞれに前記衝撃吸収用ダンパ12,
13を当接させた状態で、前記ウオームホイール7に設け
た連結用孔7a内に挿入され且つ前記係止突部11b,11cの
夫々をウオームホイール7に設けた係止用突部7b,7cに
当接させている。 そして、第2図に示すように、前記ウオームホイール7
の上下側でそれぞれワッシャ14,15を前記係合部8aに挿
通している。 これによって、出力軸8が第3図中の時計方向に回転し
てから停止した場合には、当該出力軸8に作用する衝撃
力は出力軸8に係合状態の動力伝達部材11の側壁11d,11
eに当接している衝撃吸収用ダンパ12,13で吸収されて、
ウオームホイール7には直接作用することがない。 そして、出力軸8が第3図中の反時計方向に回転してか
ら停止した場合は、出力軸8に作用している衝撃は吸収
しない。 すなわち、小型モータ1をパワーウインドの駆動用に用
いる場合、出力軸8が停止するときに受ける衝撃力を吸
収する必要のない側、つまり、リミットスイッチなどの
機械的な切換機構を作動させるために出力軸8の回転力
をウオームホイール7に直接伝えるべき側を第3図にお
いての出力軸8の反時計方向の回転方向(一方の回転方
向)としてウインドガラスに連結し、これと反対に、出
力軸8が停止するときに受ける衝撃力を吸収する必要の
ある側、つまり、リミットスイッチなどの機械的な切換
機構を作動させることがなく、出力軸8の回転力を衝撃
吸収用ダンパ12,13を介してウオームホイール7に伝え
るべき側を第3図においての出力軸8の時計方向の回転
方向(他方の回転方向)としてウインドガラスに連結す
る。 これによって、出力軸8の回転方向により、衝撃吸収用
ダンパ12,13を介したウオームホイール7の出力を用い
る場合と、衝撃吸収用ダンパ12,13を介さないでウオー
ムホイール7の出力を用いる場合との設定を行うものと
なる。
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明に係わる小型モータ
の衝撃吸収装置は上述した構成としたことから、衝撃を
吸収した状態で出力軸(8)の回転力を得る場合と、衝
撃を吸収しない状態で出力軸(8)の回転力を得る場合
とを適宜設定することによって、従来のものと比較して
無駄をなくすことができるとともに汎用範囲を拡大する
ことができるという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る小型モータの衝撃吸収装置の一
実施例による小型モータの出力軸まわりの破断断面図、
第2図は第1図に示した小型モータの出力軸まわりの各
部品の外観斜視図、第3図は第1図に示した小型モータ
におけるウオームホイール部分の断面図、第4図は第1
図に示した小型モータの全体形状を示す部分破断正面
図、第5図は従来の小型モータの衝撃吸収装置における
小型モータの出力軸まわりの破断側面図、第6図は第5
図に示した小型モータの出力軸まわりの各部品の外観斜
視図、第7図は第5図に示した小型モータにおけるウオ
ームホイール部分の断面図である。 1…小型モータ 2…モータシャフト 3…モータ 4…ギヤハウジング 6…ウオーム 7…ウオームホイール 7a…連結用孔 7b,7c…係止突部 8…出力軸 8a…係合部 11…動力伝達部材 11a…嵌合孔 11b,11c…係止用突部 11d,11e…側壁 12,13…衝撃吸収用ダンパ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】正逆回転可能であるとともに一端部にウオ
    ーム(6)を一体的に形成したモータシャフト(2)を
    有するモータ(3)と、 前記モータ(3)のウオーム(6)を覆うとともに、前
    記モータ(3)に連結されたギヤハウジング(4)と、 前記モータ(3)のウオーム(6)と噛み合って回動す
    るとともに、中心部に連結用孔(7a)を備えたウオーム
    ホイール(7)と、 前記ギヤハウシング(4)に回動可能に支持されている
    とともに、前記ウオームホイール(7)の連結用孔(7
    a)に連結される係合部(8a)を備えた出力軸(8)と
    をそなえた小型モータに使用される小型モータの衝撃吸
    収装置において、 前記ウオームホイール(7)の連結用孔(7a)内に突出
    して前記ウォームホイール(7)に一体的に形成された
    2個所の係止用突部(7b,7c)と、 円柱状に製作され、前記ウオームホイール(7)の連結
    用孔(7a)に挿入配置されているとともに、前記ウオー
    ムホイール(7)の係止用突部(7b,7c)に当接されて
    配置された2個の衝撃吸収用ダンパ(12,13)をそな
    え、 前記ウオームホイール(7)の2個所の係止用突部(7
    b,7c)と2個の衝撃吸収用ダンパ(12,13)との間に配
    置され、中心部に前記出力軸(8)の係合部(8a)に嵌
    合される嵌合孔(11a)と、前記衝撃吸収用ダンパ(12,
    13)に対向して配置され、且つ前記衝撃吸収用ダンパ
    (12,13)に当接する側壁(11d,11e)と、前記ウオーム
    ホイール(7)の係止用突部(7b,7c)に対向して配置
    され、且つ前記係止用突部(7b,7c)に当接する2個所
    の係止突部(11b,11c)とが一体的に形成されている動
    力伝達部材(11)をそなえていることを特徴とする小型
    モータの衝撃吸収装置。
JP62060098A 1987-03-17 1987-03-17 小型モ−タの衝撃吸収装置 Expired - Lifetime JPH076331B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52154577U (ja) * 1976-05-18 1977-11-24
US4486183A (en) * 1980-06-30 1984-12-04 The Gates Rubber Company Torsionally elastic power transmitting device and drive

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