JPH0757171A - 建物の警備装置 - Google Patents
建物の警備装置Info
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- JPH0757171A JPH0757171A JP20393993A JP20393993A JPH0757171A JP H0757171 A JPH0757171 A JP H0757171A JP 20393993 A JP20393993 A JP 20393993A JP 20393993 A JP20393993 A JP 20393993A JP H0757171 A JPH0757171 A JP H0757171A
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Abstract
エレベーターによる部外者の侵入を防止できるようにす
る。 【構成】 テナントが夜間退出の際、リーダヘッド(5D)
にカード操作し、監視スイッチ(5G)を操作すると、その
テナントの部屋は侵入監視開始となり、かご呼び打消し
信号(51)〜(54)を出力して、この階のエレベーターのか
ご呼びを解除する。以後この階へのかご呼びは登録不能
となり、エレベーターは停止しない。侵入監視中上記テ
ナントの侵入センサ〔例えば侵入センサ(84)〕が動作す
るか、又は上記テナントの階のエレベーターの乗場ドア
が開いて、乗場ドア開接点(74)が閉成すると、侵入発生
信号を出力する。翌朝テナントが出勤して、解除スイッ
チ(5G)を操作すると、侵入監視は終了する。
Description
識別装置で侵入監視状態に設定する警備装置に関するも
のである。
ると居住者が退室し、室内が無人になる建物では、最後
の居住者が退室する際、部屋を侵入監視状態に設定する
ことが、例えば特開平2−162496号公報に示され
ている。これは、部屋のドア、窓などが開かれたり、窓
ガラスが破壊されたりしたことを検出する侵入センサを
配置して、夜間の侵入監視を機械的に行なうようにした
ものである。
ダ等の個人識別装置が用いられ、夜間居住者が退室する
とき、個人識別装置に対してカード操作すると、侵入監
視が開始されて侵入センサの機能が有効となり、翌朝居
住者が入室するとき、同様にカード操作すると、侵入監
視が解除されて侵入センサの機能が無効となるようにし
ている。
物の警備装置では、個人識別装置により部屋の侵入監視
の開始及び終了を設定するようにしているため、1階床
に複数の居住者の部屋がある場合には、互いに防犯意識
が作用し、警備にも注意を払うようになる。しかし、1
階床に同じ居住者の部屋しかない場合には、防犯意識が
弱くなり、警備に対する関心も弱くなる傾向にあり、次
のような問題点がある。
するエレベーターのかご呼びが既に登録されていると、
そのエレベーターはその階に停止するので、部外者に侵
入される。 (2) その階のエレベーターの乗場ドアが開くことは侵入
とみなしていないため、侵入検知もできない。 (3) 特にエレベーターの乗場ドアと居住室のドアが兼用
されている場合には、エレベーターからの侵入が容易と
なり、無防備状態となる。
されたもので、1階床に同じ居住者の部屋しかない場合
でも、エレベーターによる部外者の侵入を防止できるよ
うにした建物の警備装置を提供することを目的とする。
係る建物の警備装置は、1階床に設定された部屋がすべ
て同じ居住者に属し、この部屋に侵入センサが配置され
ている場合、個人識別装置による侵入監視信号出力後
は、侵入センサが配置された階床へのエレベーターの停
止を阻止する運転阻止手段を備えたものである。
は、1階床に設定された部屋がすべて同じ居住者に属
し、この部屋に侵入センサが配置されている場合、個人
識別装置による侵入監視信号出力後は、侵入センサが配
置された階床にエレベーターが停止しても、そのドアの
戸開を阻止する戸開阻止手段を備えたものである。
は、1階床に設定された部屋がすべて同じ居住者に属
し、この部屋に侵入センサが配置されている場合、個人
識別装置による侵入監視信号出力後は侵入センサが動作
すると侵入発生信号を出力する第1の警報手段と、個人
識別装置による侵入監視信号出力後は侵入センサが配置
された階床のエレベーターのドアが開くと戸開発生信号
を出力する第2の警報手段とを備えたものである。
は、第1〜第3の発明において、エレベーターのドアと
部屋のドアが兼用になっている場合に適用したものであ
る。
号出力後は、該当階床へのエレベーターの停止を阻止
し、第2の発明においては、同じく該当階床にエレベー
ターが停止しても戸開を阻止するようにしたため、エレ
ベーターによる侵入は不可能になる。
号出力後は、侵入センサの動作による侵入発生信号の外
に、該当階床のエレベーターのドアが開くと戸開発生信
号を出力するようにしたため、侵入発生と戸開発生を区
別して通報できる。
の発明を、エレベーターのドアと居住室のドアが兼用に
なっている場合に適用するようにしたため、エレベータ
ーから直接部屋に入るような建物の場合でも、エレベー
ターによる侵入は不可能になる。
例を示す図で、図1は監視盤の斜視図、図2は建物の縦
断面図、図3は監視盤のブロック線図、図4及び図5は
動作フローチャートである。なお、図中同一符号は同一
部分を示す。
は1階〜4階で、それぞれテナント1〜テナント4が入
居し、同一階床に別のテナントは入居していない。(5)
はG階に配置された監視盤、(6)はエレベーターのかご
である。
れている。すなわち、(5A)はCPU、(5B)はROM、(5
C)はRAM、(5D)は各居住者の所持する識別カードを読
み取るカードリーダ、(5E)は識別カードの読取り結果を
表示するOK/NG灯、(5F)はテナント1〜テナント4
がそれぞれ侵入監視中であることを表示する表示灯L1
〜L4からなる監視中灯、(5G)は侵入監視を設定及び解
除する監視/解除スイッチ、(5H)(5I)はインタフェース
である。
され、それぞれエレベーターのかご(6)内で登録された
1階〜4階のかご呼びを解除するかご呼び打消し信号、
(71)〜(74)はそれぞれ1階〜4階のエレベーターの乗場
ドアが開くと閉成する乗場ドア開接点、(81)〜(84)はそ
れぞれテナント1〜テナント4の居住室に設置された侵
入センサ、(9)はインタフェース(5H)に接続された自動
通報装置で、一般電話回線を通じて警備会社に接続され
るようになっている。
照して説明する。なお、このフローチャートのプログラ
ムは監視盤(5)のROM(5B)に格納されている。
(以下IDという)カードを読み取るのを待つ。今、テ
ナント4(フローチャートではテナントNと表記)が夜
間に退出してIDカードを読み取らせたとすると、ステ
ップ(12)へ進んで、ID番号があらかじめ登録されたテ
ナント4の番号であるかを判断し、テナント4の番号で
なければステップ(11)へ戻るとともに、ステップ(13)で
OK/NG灯(5E)のNG灯を一時点灯する。テナント4
の番号であればステップ(14)へ進む。
でG階へ行くのに充分な時間を待つ。この時間内に次の
操作が行なわれなければ、ステップ(11)へ戻る。ステッ
プ(15)で、監視/解除スイッチ(5G)の監視スイッチがオ
ンしたかを判断する。テナント4が監視スイッチをオン
すると、ステップ(21)へ進み、テナント4の監視中灯(5
F)の表示灯L4を点灯し、ステップ(22)でテナント4の
侵入監視を開始する。
(4)のかご呼び打消し信号(54)を出力する。これで、エ
レベーターのかご(6)内で4階(4)のかご呼びが登録され
ていたとしても、このかご呼びは解除される。そして、
以後4階(4)のかご呼び登録は不能となるので、4階(4)
へのエレベーターによる侵入は防止できる。ステップ(2
4)で、テナント4の侵入センサ(84)が動作したかを判断
し、動作していなければステップ(25)で4階の乗場ドア
開接点(74)の動作により、エレベーターの乗場ドアが開
いたかを判断する。
エレベーターの乗場ドアが開くと、ステップ(26)へ進
み、侵入発生信号を出力する。ステップ(27)で、自動通
報装置(9)が動作して、警備会社に自動ダイヤルし、一
般電話回線を通じて侵入発生を通報する。この通報によ
り、警備会社は警備員を急行させ、事態に対処させるこ
とになる。
り、乗場ドアが開いたりする異常が発生しなかった場合
は、ステップ(28)でIDカードを読み取るのを待つ。翌
朝テナント4が出勤して、リーダヘッド(5D)にIDカー
ドを読み取らせたとすると、ステップ(28)からステップ
(29)へ進み、ID番号がテナント4の番号であるかを判
断し、テナント4の番号でなければステップ(24)へ戻る
とともに、ステップ(30)で、OK/NG灯(5E)のNG灯
を一時点灯する。テナント4の番号であれば、ステップ
(31)でOK灯を一時点灯する。
テップ(33)で監視/解除スイッチ(5G)の解除スイッチが
オンしたかを判断する。テナント4が所定時間内に解除
スイッチをオンすると、ステップ(17)でテナント4の監
視中灯(5F)の表示灯L4を消灯する。ステップ(18)でテ
ナント4の侵入監視を終了してステップ(11)へ戻る。な
お、テナント退出時、所定時間内に監視/解除スイッチ
(5G)のいずれもオンしないと、ステップ(15)(16)からス
テップ(14)へ戻る。解除スイッチをオンすれば、ステッ
プ(17)で監視中灯(5F)を消灯する。
されると、その階のエレベーターのかご呼びが登録され
ていれば、これを解除し、以後この階のかご呼び登録を
不能にして、かご(6)が停止しないようにしているが、
これをかご(6)が停止したとしても、乗場ドアを開かな
いようにしてもよく、エレベーターによる侵入は防止で
きる。
侵入センサ(81)〜(84)が動作するか、又はエレベーター
の乗場ドアが開くと、侵入発生信号を出力するようにし
ている。しかし、エレベーターの保守作業等のとき、乗
場ドアを開くことがあるので、侵入センサ(81)〜(84)が
動作したときの警報と、乗場ドアが開いたときの警報を
別にしてもよく、警備会社への無用な出動要請をなくす
ことができる。
者のドアが兼用され、かご(6)を降りると直接居住室に
入るような建物の場合、上記実施例1〜実施例3は適用
可能であり、防犯上いっそう有効である。しかし、通常
の建物(エレベーターホールが各階になる建物)にも実
施例できることは明白である。
れている場合にも実施できる。
Cカード、テンキー、人体特徴(指紋、掌紋など)識別
装置等を用いる。またこれらを併用する。
ず、IDカードが読み取られる度に、監視及び解除の設
定を繰り返すように構成する。
ご(6)内に配置し、かご(6)に乗車してから、IDカード
の操作及び監視/解除の設定をするように構成する。
明では、侵入監視信号出力後は、該当階床へのエレベー
ターの停止を阻止し、第2の発明では、同じく該当階床
にエレベーターが停止しても戸開を阻止するようにした
ので、エレベーターによる侵入は不可能になり、1階床
に同じ居住者の部屋しかない場合でも、エレベーターに
よる部外者の侵入を防止できる効果がある。
後は、侵入センサの動作による侵入発生信号の外に、該
当階床のエレベーターのドアが開くと、戸開発生信号を
出力するようにしたので、侵入発生と戸開発生を区別し
て通報でき、警備会社への無用な出動要請をなくすこと
ができる効果がある。
を、エレベーターのドアと居住室のドアが兼用になって
いる場合に適用するようにしたので、エレベーターから
直接部屋に入るような建物の場合でも、エレベーターに
よる侵入は不可能になり、防犯上望ましいものとするこ
とができる効果がある。
の斜視図。
Claims (4)
- 【請求項1】 1階床にはすべて同じ居住者に属する部
屋が設定され、これらの部屋に侵入監視信号が与えられ
ると機能が有効となる侵入センサを配置し、所定位置に
上記部屋の居住者を識別する個人識別装置を配置し、こ
の個人識別装置が動作したときその識別された上記居住
者の部屋の侵入センサの機能が無効であれば上記侵入監
視信号を出力し、上記侵入監視信号出力後上記侵入セン
サが動作すると侵入発生信号を出力するようにした建物
の警備装置において、上記侵入監視信号出力後は上記侵
入センサが配置された階床へのエレベーターの停止を阻
止する運転阻止手段を備えたことを特徴とする建物の警
備装置。 - 【請求項2】 1階床にはすべて同じ居住者に属する部
屋が設定され、これらの部屋に侵入監視信号が与えられ
ると機能が有効となる侵入センサを配置し、所定位置に
上記部屋の居住者を識別する個人識別装置を配置し、こ
の個人識別装置が動作したときその識別された上記居住
者の部屋の侵入センサの機能が無効であれば上記侵入監
視信号を出力し、上記侵入監視信号出力後上記侵入セン
サが動作すると侵入発生信号を出力するようにした建物
の警備装置において、上記侵入監視信号出力後は上記侵
入センサが配置された階床にエレベーターが停止しても
そのドアの戸開を阻止する戸開阻止手段を備えたことを
特徴とする建物の警備装置。 - 【請求項3】 1階床にはすべて同じ居住者に属する部
屋が設定され、これらの部屋に侵入監視信号が与えられ
ると機能が有効となる侵入センサを配置し、所定位置に
上記部屋の居住者を識別する個人識別装置を配置し、こ
の個人識別装置が動作したときその識別された上記居住
者の部屋の侵入センサの機能が無効であれば上記侵入監
視信号を出力し、上記侵入監視信号出力後上記侵入セン
サが動作すると侵入発生信号を出力するようにした建物
の警備装置において、上記侵入監視信号出力後は上記侵
入センサが動作すると侵入発生信号を出力する第1の警
報手段と、上記侵入監視信号出力後は上記侵入センサが
配置された階床のエレベーターのドアが開くと戸開発生
信号を出力する第2の警報手段とを備えたことを特徴と
する建物の警備装置。 - 【請求項4】 エレベーターのドアと部屋のドアが兼用
になっている請求項1〜請求項3に記載の建物の警備装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20393993A JP2904682B2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 建物の警備装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20393993A JP2904682B2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 建物の警備装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0757171A true JPH0757171A (ja) | 1995-03-03 |
JP2904682B2 JP2904682B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=16482190
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20393993A Expired - Lifetime JP2904682B2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 建物の警備装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2904682B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-18 JP JP20393993A patent/JP2904682B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2904682B2 (ja) | 1999-06-14 |
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