JPH0570044A - ホームエレベータの安全装置 - Google Patents
ホームエレベータの安全装置Info
- Publication number
- JPH0570044A JPH0570044A JP3231499A JP23149991A JPH0570044A JP H0570044 A JPH0570044 A JP H0570044A JP 3231499 A JP3231499 A JP 3231499A JP 23149991 A JP23149991 A JP 23149991A JP H0570044 A JPH0570044 A JP H0570044A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cage
- home elevator
- safety device
- floor
- person
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】かご内の人が、意識不明等に陥ってかご内から
降りられなくなった時、あらかじめ乗かごに設置した荷
重感知装置７の信号により、カウントを始めていたタイ
マ（図示せず）が、設定時間以上カウントするとタイマ
リレー（図示せず）が入り、エレベータは任意の階床ま
で自動運転し、到着後、出入口扉８を開放したまま停止
し、外部に対して警告信号を発する。 【効果】人が乗かご内で意識不明等になった時、そのま
ま乗かご内に閉じ込められてしまうことがなくなり、速
やかに救出することができる。
降りられなくなった時、あらかじめ乗かごに設置した荷
重感知装置７の信号により、カウントを始めていたタイ
マ（図示せず）が、設定時間以上カウントするとタイマ
リレー（図示せず）が入り、エレベータは任意の階床ま
で自動運転し、到着後、出入口扉８を開放したまま停止
し、外部に対して警告信号を発する。 【効果】人が乗かご内で意識不明等になった時、そのま
ま乗かご内に閉じ込められてしまうことがなくなり、速
やかに救出することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は個人住宅用に設置される
ホームエレベータに関する。
ホームエレベータに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、住宅難のために二世代，三世代の
家族が同一家屋に住むことが推奨され、この複数の世代
が共に住む二階建てや三階建てなどの個人住宅が増加す
る傾向にある。そして、このような個人住宅では、老人
が階段を上り下りすることは不便であり、また、転落す
る危険を伴うため、これまで老人用居室は一階に設けら
れることが多かった。
家族が同一家屋に住むことが推奨され、この複数の世代
が共に住む二階建てや三階建てなどの個人住宅が増加す
る傾向にある。そして、このような個人住宅では、老人
が階段を上り下りすることは不便であり、また、転落す
る危険を伴うため、これまで老人用居室は一階に設けら
れることが多かった。
【０００３】しかし、一階は日当たりや見晴らしが悪い
などの理由で、二階，三階などに老人用居室を設けるこ
ともある。このような場合には、前述した階段を上り下
りすることに伴う問題を考慮して、例えば実開昭62−26
370号公報に示されるように、二階建て，三階建てなど
の住宅に設けられるホームエレベータが提案され、一部
実用化されている。
などの理由で、二階，三階などに老人用居室を設けるこ
ともある。このような場合には、前述した階段を上り下
りすることに伴う問題を考慮して、例えば実開昭62−26
370号公報に示されるように、二階建て，三階建てなど
の住宅に設けられるホームエレベータが提案され、一部
実用化されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のホームエレベータでは、例えば、老人が乗かご
内で意識不明等になった場合、そのまま乗かご内に閉じ
込められてしまい、その状況を外部の人が認知できず、
非常に危険な状態となってしまうという問題が懸念され
ていた。
な従来のホームエレベータでは、例えば、老人が乗かご
内で意識不明等になった場合、そのまま乗かご内に閉じ
込められてしまい、その状況を外部の人が認知できず、
非常に危険な状態となってしまうという問題が懸念され
ていた。
【０００５】本発明の目的は、そのような状況になった
時、外部に対し警告信号を発することによって、速やか
に救出することにある。
時、外部に対し警告信号を発することによって、速やか
に救出することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明は、複数の階床を有する住宅に、昇降路と、
この昇降路内を上下するかごと、上記階床と上記昇降路
との境に形成される出入口とを設けたホームエレベータ
において、乗かごに設けた荷重検出装置が一定時間以上
荷重を検知しつづけた時、任意の階床へ自動運転させる
手段（特開平2−43186 号公報による）と、ドアを開放
したままエレベータを停止させておく手段、及び、外部
に対し、警告信号を出す手段により構成している。ま
た、本システムを無効にする手段，警告信号の人為的な
誤動作を防ぐ手段も設ける。
に、本発明は、複数の階床を有する住宅に、昇降路と、
この昇降路内を上下するかごと、上記階床と上記昇降路
との境に形成される出入口とを設けたホームエレベータ
において、乗かごに設けた荷重検出装置が一定時間以上
荷重を検知しつづけた時、任意の階床へ自動運転させる
手段（特開平2−43186 号公報による）と、ドアを開放
したままエレベータを停止させておく手段、及び、外部
に対し、警告信号を出す手段により構成している。ま
た、本システムを無効にする手段，警告信号の人為的な
誤動作を防ぐ手段も設ける。
【０００７】
【作用】本発明は上記のように構成したもので、例え
ば、乗かご内で老人が意識不明等に陥った場合でも、即
座に救出することができる。さらに、顧客の要求により
スイッチ等を使って本システムを無効とすることもでき
る。
ば、乗かご内で老人が意識不明等に陥った場合でも、即
座に救出することができる。さらに、顧客の要求により
スイッチ等を使って本システムを無効とすることもでき
る。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１ないし図３に
より説明する。
より説明する。
【０００９】図１は、本発明ホームエレベータが備えら
れた住宅を示す縦断面図、図２は、かご内観図である。
れた住宅を示す縦断面図、図２は、かご内観図である。
【００１０】図１，図２において、１は住宅で、例とし
て一階床Ｆ１，二階床Ｆ２，三階床Ｆ３からなる三階建
ての個人住宅を図示している。２は住宅１の側壁部に立
設される昇降路、３は昇降路２の下部に設けられる伸縮
可能なプランジャ、４はプランジャ３の上端に取り付け
られるかご枠、５はかご枠４を介しプランジャ３に支持
される乗かご、６はかご枠４と乗かご５との間に介設さ
れる防振ゴム、７は荷重感知装置、８は各階床Ｆ１〜Ｆ
３のそれぞれの昇降路２部分に設けられる出入口扉、９
は本システムの有効及び無効状態の切替スイッチ、１０
は警告信号を発する前に、そのことをかご内の人に予報
するためのランプである。
て一階床Ｆ１，二階床Ｆ２，三階床Ｆ３からなる三階建
ての個人住宅を図示している。２は住宅１の側壁部に立
設される昇降路、３は昇降路２の下部に設けられる伸縮
可能なプランジャ、４はプランジャ３の上端に取り付け
られるかご枠、５はかご枠４を介しプランジャ３に支持
される乗かご、６はかご枠４と乗かご５との間に介設さ
れる防振ゴム、７は荷重感知装置、８は各階床Ｆ１〜Ｆ
３のそれぞれの昇降路２部分に設けられる出入口扉、９
は本システムの有効及び無効状態の切替スイッチ、１０
は警告信号を発する前に、そのことをかご内の人に予報
するためのランプである。
【００１１】次に、動作について、図３のフローチャー
トに基づいて説明する。
トに基づいて説明する。
【００１２】待機中のエレベータに人が乗り込むと、荷
重感知装置７が入り、タイマ（図示せず）がカウントを
始める。ここで、かご内の人が意識不明に陥り、かご内
から降りられなくなった場合、一定時間が経過するとタ
イマリレー（図示せず）が入り、エレベータは任意の階
床まで自動運転し、到着後、出入口扉８を開放したまま
停止する。そして、建屋側に対しブザー等によって警告
し、さらに建屋側に誰もいなかった時を考慮して、電話
線により病院等の外部施設に対しても警告することによ
り、速やかに救出することができる。
重感知装置７が入り、タイマ（図示せず）がカウントを
始める。ここで、かご内の人が意識不明に陥り、かご内
から降りられなくなった場合、一定時間が経過するとタ
イマリレー（図示せず）が入り、エレベータは任意の階
床まで自動運転し、到着後、出入口扉８を開放したまま
停止する。そして、建屋側に対しブザー等によって警告
し、さらに建屋側に誰もいなかった時を考慮して、電話
線により病院等の外部施設に対しても警告することによ
り、速やかに救出することができる。
【００１３】また、荷物の搬入等によって、設定時間以
上エレベータを使用する場合は、スイッチ９により、本
システムを無効とすることができる。さらに、この状態
の時、スイッチを切り忘れていても、警告信号を発する
前にランプ１０が点灯するため、警告信号の誤動作も防
ぐことができる。
上エレベータを使用する場合は、スイッチ９により、本
システムを無効とすることができる。さらに、この状態
の時、スイッチを切り忘れていても、警告信号を発する
前にランプ１０が点灯するため、警告信号の誤動作も防
ぐことができる。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、従来のように人が乗か
ご内で意識不明等になった時、そのまま乗かご内に閉じ
込められてしまうことがなくなり、速やかに救出するこ
とができる。
ご内で意識不明等になった時、そのまま乗かご内に閉じ
込められてしまうことがなくなり、速やかに救出するこ
とができる。
【００１５】また、顧客の要求により、スイッチ等によ
り本システムを無効にでき、さらに、警告信号予報ラン
プが点灯することにより、人為的な警告信号の誤動作も
防ぐことが出来る。
り本システムを無効にでき、さらに、警告信号予報ラン
プが点灯することにより、人為的な警告信号の誤動作も
防ぐことが出来る。
【図１】本発明の一実施例を示すホームエレベータが備
えられている住宅を示す縦断面図。
えられている住宅を示す縦断面図。
【図２】本発明の一実施例を示すホームエレベータのか
ご内観図。
ご内観図。
【図３】本システムのフローチャートを示すものであ
る。
る。
１…住宅、２…昇降路、３…プランジャ、４…かご枠、
５…乗かご、６…防振ゴム、７…荷重感知装置、８…出
入口扉、９…有効・無効切替スイッチ、１０…警告信号
予報ランプ。
５…乗かご、６…防振ゴム、７…荷重感知装置、８…出
入口扉、９…有効・無効切替スイッチ、１０…警告信号
予報ランプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 秀明 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内
Claims (4)
- 【請求項１】個人住宅用ホームエレベータにおいて、乗
かごに設けた荷重検出装置が一定時間以上荷重を検知し
つづけると、任意の階床へ自動運転し、所定時間経過
後、ドアを開放したまま停止させておくことを特徴とし
たホームエレベータの安全装置。 - 【請求項２】請求項１において、前記安全装置の動作と
同時に、外部に対して警告信号を発信することができる
ホームエレベータの安全装置。 - 【請求項３】請求項２において、前記警告信号の発信を
無効にできるスイッチを設けたホームエレベータの安全
装置。 - 【請求項４】請求項２において、前記警告信号の発信を
予報する装置を設けたホームエレベータの安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3231499A JPH0570044A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | ホームエレベータの安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3231499A JPH0570044A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | ホームエレベータの安全装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0570044A true JPH0570044A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=16924453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3231499A Pending JPH0570044A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | ホームエレベータの安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0570044A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7564286B2 (en) | 2007-04-18 | 2009-07-21 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Clock regeneration circuit |
| CN104724568A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-06-24 | 黄一宸 | 一种检测人员晕倒的方法 |
| CN112591569A (zh) * | 2020-12-11 | 2021-04-02 | 深圳优地科技有限公司 | 机器人控制电梯运行的方法、设备及存储介质 |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP3231499A patent/JPH0570044A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7564286B2 (en) | 2007-04-18 | 2009-07-21 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Clock regeneration circuit |
| CN104724568A (zh) * | 2015-03-25 | 2015-06-24 | 黄一宸 | 一种检测人员晕倒的方法 |
| CN112591569A (zh) * | 2020-12-11 | 2021-04-02 | 深圳优地科技有限公司 | 机器人控制电梯运行的方法、设备及存储介质 |
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