JPH0756903B2 - イオンレーザ装置 - Google Patents
イオンレーザ装置Info
- Publication number
- JPH0756903B2 JPH0756903B2 JP63113199A JP11319988A JPH0756903B2 JP H0756903 B2 JPH0756903 B2 JP H0756903B2 JP 63113199 A JP63113199 A JP 63113199A JP 11319988 A JP11319988 A JP 11319988A JP H0756903 B2 JPH0756903 B2 JP H0756903B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ion laser
- circuit
- laser tube
- discharge
- direct current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01S—DEVICES USING THE PROCESS OF LIGHT AMPLIFICATION BY STIMULATED EMISSION OF RADIATION [LASER] TO AMPLIFY OR GENERATE LIGHT; DEVICES USING STIMULATED EMISSION OF ELECTROMAGNETIC RADIATION IN WAVE RANGES OTHER THAN OPTICAL
- H01S3/00—Lasers, i.e. devices using stimulated emission of electromagnetic radiation in the infrared, visible or ultraviolet wave range
- H01S3/09—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping
- H01S3/097—Processes or apparatus for excitation, e.g. pumping by gas discharge of a gas laser
Landscapes
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- Electromagnetism (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Lasers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、イオンレーザ装置の特に電源部を小型軽量
化、低コスト化することに関する。
化、低コスト化することに関する。
イオンレーザ管は放電状態では比較的低電圧であるが、
大電流の放電をさせる。しかし、放電を開始させるに当
っては、通常の動作電圧に比べ、数10倍という高電圧を
印加させる必要がある。この放電を開始させる方法とし
ては一般には、スターター回路なる回路によりイオンレ
ーザ管に印加される電力をわずか使用し、イオンレーザ
管のアノードーカソード間電圧が通常の放電電圧より数
10V高くなったところでスターター回路が起動する様に
設定しておき、このスターター回路よりイオンレーザ管
のアノードに高電圧のパルスを印加し、イオンレーザ管
の放電開始を促す方法をとっている。
大電流の放電をさせる。しかし、放電を開始させるに当
っては、通常の動作電圧に比べ、数10倍という高電圧を
印加させる必要がある。この放電を開始させる方法とし
ては一般には、スターター回路なる回路によりイオンレ
ーザ管に印加される電力をわずか使用し、イオンレーザ
管のアノードーカソード間電圧が通常の放電電圧より数
10V高くなったところでスターター回路が起動する様に
設定しておき、このスターター回路よりイオンレーザ管
のアノードに高電圧のパルスを印加し、イオンレーザ管
の放電開始を促す方法をとっている。
従来この種のイオンレーザ装置は、前記スターター回路
の起動電圧を得るためにオートトランス等によりAC入力
を一旦昇圧し、その昇圧したAC入力を整流平滑し、イオ
ンレーザ管に供給していた。
の起動電圧を得るためにオートトランス等によりAC入力
を一旦昇圧し、その昇圧したAC入力を整流平滑し、イオ
ンレーザ管に供給していた。
上述した従来のイオンレーザ装置は、単巻トランスを使
用するのであるが、イオンレーザ管は大電流アーク放電
であるため、上記単巻トランスも電力容量の大きいもの
となり、外形寸法ばかりでなく重量も重くなる。
用するのであるが、イオンレーザ管は大電流アーク放電
であるため、上記単巻トランスも電力容量の大きいもの
となり、外形寸法ばかりでなく重量も重くなる。
さらに、イオンレーザ管の放電時の放電電圧はスタータ
ー回路の起動電圧よりも数10V低いためにその数10Vの電
圧と、放電電流の積の電力を、パワートランジスタパス
バンクにより負担し、放熱ロスの形で外部に放出するこ
とになり、電力効率の低下を招くという欠点があった。
ー回路の起動電圧よりも数10V低いためにその数10Vの電
圧と、放電電流の積の電力を、パワートランジスタパス
バンクにより負担し、放熱ロスの形で外部に放出するこ
とになり、電力効率の低下を招くという欠点があった。
上述した従来のイオンレーザ装置に対し、本発明はイオ
ンレーザ管の放電を開始せしめるために必要な電圧を限
時的に供給し、通常放電時には、その電圧は回路動作に
寄与しないという点で独創的内容を有する。
ンレーザ管の放電を開始せしめるために必要な電圧を限
時的に供給し、通常放電時には、その電圧は回路動作に
寄与しないという点で独創的内容を有する。
本発明のイオンレーザ装置はAC入力を直流化する整流ダ
イオードブリッジと、その直流出力を平滑化するコンデ
ンサと、イオンレーザ管と、イオンレーザ管の放電を開
始させるための高電圧パルスを発生するスターター回路
と、その高電圧パルスが低圧回路内に侵入することを阻
止するチョークコイルと、イオンレーザ管を流れる放電
電流を制御するパワートランジタパスバンクと、そのパ
ワートランジスタパスバンクを駆動する駆動回路と、AC
入力を一旦低電圧に降圧するトランスと、そのトランス
の二次側出力を直流に整流するダイオードと、さらに平
滑するコンデンサと、その直流出力電流を制限するため
の抵抗と、その低電圧直流出力を主回路に重畳させ、逆
電流を防止するためのダイオードを有している。
イオードブリッジと、その直流出力を平滑化するコンデ
ンサと、イオンレーザ管と、イオンレーザ管の放電を開
始させるための高電圧パルスを発生するスターター回路
と、その高電圧パルスが低圧回路内に侵入することを阻
止するチョークコイルと、イオンレーザ管を流れる放電
電流を制御するパワートランジタパスバンクと、そのパ
ワートランジスタパスバンクを駆動する駆動回路と、AC
入力を一旦低電圧に降圧するトランスと、そのトランス
の二次側出力を直流に整流するダイオードと、さらに平
滑するコンデンサと、その直流出力電流を制限するため
の抵抗と、その低電圧直流出力を主回路に重畳させ、逆
電流を防止するためのダイオードを有している。
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は、本発明の一実施例の回路図である。交流電源
１より交流電力が供給され、整流ダイオードブリッジ２
により整流され、コンデンサ３により平滑され、リプル
の少ない直流出力となる。この直流電力はダイオード1
3、チョークコイル６を通してイオンレーザ管４へ供給
される。ここでイオンレーザ管４に印加された電圧は同
時にスターター回路５へも供給され、スターター回路が
動作し、イオンレーザ管４を放電開始するための高電圧
パルスを自己発生し、イオンレーザ管４のアノードに印
加する。この時チョークコイル６はレーザ管４のアノー
ドに印加された高電圧パルスが整流回路部及び、スター
ター回路等の低電圧部に波及しないように阻止してい
る。
１より交流電力が供給され、整流ダイオードブリッジ２
により整流され、コンデンサ３により平滑され、リプル
の少ない直流出力となる。この直流電力はダイオード1
3、チョークコイル６を通してイオンレーザ管４へ供給
される。ここでイオンレーザ管４に印加された電圧は同
時にスターター回路５へも供給され、スターター回路が
動作し、イオンレーザ管４を放電開始するための高電圧
パルスを自己発生し、イオンレーザ管４のアノードに印
加する。この時チョークコイル６はレーザ管４のアノー
ドに印加された高電圧パルスが整流回路部及び、スター
ター回路等の低電圧部に波及しないように阻止してい
る。
一旦放電を開始したイオンレーザ管４は、アノード，カ
ソード間で大電流アーク放電を行う。この放電電流はパ
ワートランジスタパスバンク７により制御され、その制
御信号は放電電流又はレーザ出力よりのフィードバック
信号により駆動回路８より供給される。
ソード間で大電流アーク放電を行う。この放電電流はパ
ワートランジスタパスバンク７により制御され、その制
御信号は放電電流又はレーザ出力よりのフィードバック
信号により駆動回路８より供給される。
一方トランス９は、交流入力を整流ダイオードブリッジ
により作り出される直流電圧で、スターター回路５を起
動するに不足する直流電圧を作り出し得るだけの交流電
圧にステップダウンし、その低電圧交流をダイオード10
及びコンデンサ11で整流する。ここで生成された低電圧
直流電力は主回路直流出力のプラス側に重畳させるので
あるが、主回路に挿入されたダイオード13のアノード側
にマイナス電位、カソード側に抵抗12を介してプラス電
位で供給させる。ここで抵抗12はスターター回路を起動
するだけの電流を供給できればよく、通常数10KΩを選
定する。
により作り出される直流電圧で、スターター回路５を起
動するに不足する直流電圧を作り出し得るだけの交流電
圧にステップダウンし、その低電圧交流をダイオード10
及びコンデンサ11で整流する。ここで生成された低電圧
直流電力は主回路直流出力のプラス側に重畳させるので
あるが、主回路に挿入されたダイオード13のアノード側
にマイナス電位、カソード側に抵抗12を介してプラス電
位で供給させる。ここで抵抗12はスターター回路を起動
するだけの電流を供給できればよく、通常数10KΩを選
定する。
以上説明したように本発明は、数VAのトランスと、ダイ
オード、コンデンサ、抵抗の追加によりスターター回路
の動作を確実なものとし、主回路の直流整流出力をイオ
ンレーザ管の放電電圧対し、大きくマージンをとる必要
もないめ、小型化，軽量化，低コスト化を図れるという
効果がある。
オード、コンデンサ、抵抗の追加によりスターター回路
の動作を確実なものとし、主回路の直流整流出力をイオ
ンレーザ管の放電電圧対し、大きくマージンをとる必要
もないめ、小型化，軽量化，低コスト化を図れるという
効果がある。
第１図は本発明の一実施例の回路図、第２図は従来のイ
オンレーザ装置の一実施例の回路図である。 １……交流電源、２……整流ダイオードブリッジ、３…
…平滑用コンデンサ、４……イオンレーザ管、５……ス
ターター回路、６……チョークコイル、７……パワート
ランジスタパスバンク、８……駆動回路、９……トラン
ス、10……ダイオード、11……コンデンサ、12……抵
抗、13……ダイオード、14……トランス。
オンレーザ装置の一実施例の回路図である。 １……交流電源、２……整流ダイオードブリッジ、３…
…平滑用コンデンサ、４……イオンレーザ管、５……ス
ターター回路、６……チョークコイル、７……パワート
ランジスタパスバンク、８……駆動回路、９……トラン
ス、10……ダイオード、11……コンデンサ、12……抵
抗、13……ダイオード、14……トランス。
Claims (1)
- 【請求項１】AC入力を直流化する整流ダイオードブリッ
ジと、その直流出力を平滑化するコンデンサと、イオン
レーザ管と、イオンレーザ管の放電を開始させるための
高電圧パルスを発生し、イオンレーザ管のアノードに印
加するスターター回路と、その高電圧パルスが低圧回路
に侵入することを阻止するチョークコイルと、イオンレ
ーザ管を流れる放電電流を制御するパワートランジタパ
スバンクと、そのパワートランジスタパスバンクを駆動
する駆動回路を含み、さらにAC入力を一旦低電圧にステ
ップダウンするトランスと、そのトランスの二次側出力
を直流に整流するダイオード及びコンデンサと、その直
流出力電流を制限するための抵抗と、その低電圧直流出
力を、主回路に重畳させ、逆電流を防止するためのダイ
オードとを含むことを特徴とするイオンレーザ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63113199A JPH0756903B2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | イオンレーザ装置 |
| US07/346,805 US4910747A (en) | 1988-05-09 | 1989-05-03 | Ion laser |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63113199A JPH0756903B2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | イオンレーザ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01282881A JPH01282881A (ja) | 1989-11-14 |
| JPH0756903B2 true JPH0756903B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=14606065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63113199A Expired - Lifetime JPH0756903B2 (ja) | 1988-05-09 | 1988-05-09 | イオンレーザ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4910747A (ja) |
| JP (1) | JPH0756903B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08306995A (ja) * | 1995-04-28 | 1996-11-22 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ガスレーザ発振装置 |
| US20020107510A1 (en) * | 2001-02-05 | 2002-08-08 | Andrews Robert R. | Laser apparatus useful for myocardial revascularization |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2579382B1 (fr) * | 1985-03-22 | 1987-06-05 | Saint Louis Inst | Dispositif d'alimentation d'un tube laser |
| US4734841A (en) * | 1986-09-12 | 1988-03-29 | Spectra-Physics, Inc. | Laser power supply circuit |
-
1988
- 1988-05-09 JP JP63113199A patent/JPH0756903B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-05-03 US US07/346,805 patent/US4910747A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01282881A (ja) | 1989-11-14 |
| US4910747A (en) | 1990-03-20 |
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