JPH0756762A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JPH0756762A
JPH0756762A JP5199510A JP19951093A JPH0756762A JP H0756762 A JPH0756762 A JP H0756762A JP 5199510 A JP5199510 A JP 5199510A JP 19951093 A JP19951093 A JP 19951093A JP H0756762 A JPH0756762 A JP H0756762A
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circuit
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transmission processing
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JP5199510A
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Yoshio Sashita
吉雄 指田
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、データ伝送装置の故障の際に、制
御装置の切換を無くして制御の連続性の確保を図る。 【構成】 制御装置(15a)又は伝送路(13a〜
b)から受けたデータの伝送処理を実行する現用系及び
待機系のデータ伝送処理手段(18A〜B、19A〜
B、20A〜B、21A〜B、22A〜B、23A〜
B)と、現用系のデータ伝送処理手段におけるプログラ
ム及びデータに基づいて、現用系のデータ伝送処理手段
における伝送処理異常の有無を検出する伝送異常検出手
段(19A,24A)と、現用系のデータ伝送処理手段
のみを制御装置及び伝送路に接続し、異常検出手段によ
り伝送処理の異常が検出されたとき、現用系のデータ伝
送処理手段を制御装置及び伝送路から開放すると共に、
待機系のデータ伝送処理手段を制御装置及び伝送路に接
続する伝送系切換手段(17,26)とを備えたデータ
伝送装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御装置と伝送路の間
でデータを送受信するデータ伝送装置に係わり、特に故
障時のバックアップ切換時間を短縮化し得るデータ伝送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、産業プラントでは、各制御対象
に対応して複数の制御装置及び操作卓装置が伝送路で接
続された分散型制御システム(DCS)が広く用いられ
ている。
【0003】図4はこの分散型制御システムの基本構成
を示すブロック図である。この分散型制御システムは、
操作者が監視操作する複数の操作卓装置11 〜13 が二
重化された伝送路21 ,22 を介してプラントを制御す
る複数の制御装置31 〜34 に接続されている。
【0004】また、この種の分散型制御システムは信頼
性を確保するため、通常、図5に示すように制御装置1
を二重化して構成されている。この分散型制御システム
は、二重化された各制御装置3a,3bが各々データ伝
送装置4a,4bを介して二重化された伝送路21 ,2
2 に接続されている。
【0005】また、各制御装置3a,3bは互いに二重
化制御線群5で接続され、例えば現用系が制御装置3a
及びデータ伝送装置4aであり、待機系が制御装置3b
及びデータ伝送装置4bとなる。
【0006】ここで、現用系の制御装置3aが故障する
と、二重化制御線群5を通して待機系の制御装置3bに
通知される。これにより、待機系の制御装置3bは現用
系の制御装置として機能し、システムの運転を継続す
る。なお、故障した元現用系の制御装置3aは、修理後
に待機系の制御装置として機能し、現用系の故障に備え
て待機する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような分散型制御システムでは、制御装置3aがデータ
伝送装置4aを介して伝送路21 ,22 に接続されてい
るので、制御装置3aが正常であってもデータ伝送装置
4aが故障した場合、現用系の制御装置3aを待機系の
制御装置3bに切換えなければならないという問題があ
る。
【0008】すなわち、制御装置3aの切換えの際に
は、一旦制御装置3aを停止させるために制御の滞りが
発生するが、この制御の滞りがデータ伝送装置4aの故
障の際にも発生するので、制御の連続性を低下させる問
題がある。
【0009】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、データ伝送装置の故障の際に、制御装置の切換を無
くして制御の連続性を確保し得るデータ伝送装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の制御装置とその伝送路との間に各々
介在され、前記制御装置と前記伝送路との間でデータを
送受信するデータ伝送装置において、前記制御装置又は
前記伝送路からデータを受けたとき、所定のプログラム
に基づいて、当該データの伝送処理を実行する現用系及
び待機系のデータ伝送処理手段と、この現用系のデータ
伝送処理手段における前記プログラム及び前記データに
基づいて、前記現用系のデータ伝送処理手段における伝
送処理の異常の有無を検出する伝送異常検出手段と、前
記現用系のデータ伝送処理手段のみを前記制御装置及び
前記伝送路に接続し、前記異常検出手段により伝送処理
の異常が検出されたとき、前記現用系のデータ伝送処理
手段を前記制御装置及び前記伝送路から開放すると共
に、前記待機系のデータ伝送処理手段を前記制御装置及
び前記伝送路に接続する伝送系切換手段とを備えたデー
タ伝送装置である。
【0011】
【作用】従って、本発明は以上のような手段を講じたこ
とにより、制御装置又は伝送路からデータを受けたと
き、所定のプログラムに基づいて、当該データの伝送処
理を実行する現用系及び待機系のデータ伝送処理手段を
設け、伝送異常検出手段が、この現用系のデータ伝送処
理手段におけるプログラム及びデータに基づいて、現用
系のデータ伝送処理手段における伝送処理の異常の有無
を検出し、伝送系切換手段が、現用系のデータ伝送処理
手段のみを制御装置及び伝送路に接続し、異常検出手段
により伝送処理の異常が検出されたとき、現用系のデー
タ伝送処理手段を制御装置及び伝送路から開放すると共
に、待機系のデータ伝送処理手段を制御装置及び伝送路
に接続するので、データ伝送装置の故障の際に、伝送装
置内で現用系及び待機系の伝送処理手段の切換えを行
い、制御装置の切換を無くして制御の連続性を確保する
ことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例に係るデータ伝送
装置の構成及び接続される周辺装置を示すブロック図で
ある。このデータ伝送装置11a,11bは、操作卓装
置12に接続された複数の伝送路13a,13b及び二
重化されて互いに二重化制御線群14で接続された複数
の制御装置15a,15bの間に夫々介在されている。
なお、これらデータ伝送装置11a,11bは夫々対応
する制御装置15a,15bに接続されているが、互い
に同一構成なので、データ伝送装置11aを例に上げて
説明する。
【0013】このデータ伝送装置11aは、制御装置1
5aに接続されたバスインタフェイス(BIF)16が
MPU系冗長化制御回路(MRC)17に接続されてい
る。なお、バスインタフェイス16は、例えばIEEE
1296規格の標準バスが使用可能である。
【0014】MPU系冗長化制御回路17は、Aの添字
を付して示す現用系のMPUバス18Aを介してMPU
19A、PROM20A、RAM21A、データバッフ
ァメモリ(DBM)22A及びトークンバスコントロー
ラ(TBC)23Aに接続され、同様にBの添字を付し
て示す待機系のMPUバス18Bを介してMPU19
B、PROM20B、RAM21B、データバッファメ
モリ22B及びトークンバスコントローラ23Bに接続
されている。ここで、これらMPUバス18A,18
B、MPU19A,19B、PROM20A,20B、
RAM21A,21B、データバッファメモリ22A,
22B及びトークンバスコントローラ23A,23Bは
データ伝送手段を構成している。なお、MPU系冗長化
制御回路17の具体的な構成は後述する。
【0015】また、各MPUバス18A,18Bは、例
えばIEEE 1296規格の32ビット幅の標準バス
が使用可能であり、各MPU19A,19Bは、ハード
ウエアの異常をPROM20A、RAM21A及びデー
タバッファメモリ22Aのパリティチェックエラー及び
内部バスストール(無応答エラー)によって検出する機
能を有し、ハードウエア異常を検出したとき、故障信号
をMPU系冗長化制御回路17及びTBC冗長化制御回
路26に送出している。
【0016】また、各MPU19A,19Bはバス使用
許可信号をMPU系冗長化制御回路17及びTBC冗長
化制御回路26に送出する機能をもっている。さらに、
各MPU19A,19Bは、MPU19A,19B自体
の暴走及び渋滞を検出するウオッチドッグタイマ24
A,24B(WDT)を有し、各ウオッチドッグタイマ
24A,24Bは前述したプログラム処理の渋滞等を検
出したとき、渋滞信号をMPU系冗長化制御回路17及
びTBC冗長化制御回路26に送出する機能をもってい
る。なお、各MPU19A,19B及び各ウオッチドッ
グタイマ24A,24Bは伝送異常検出手段を構成して
いる。
【0017】各トークンバスコントローラ23A,23
Bは伝送のメディアアクセスを行う機能を有し、例えば
ISO 8802/4規格のものが使用可能であって、
夫々TRCバス25A,25Bを介してTBC冗長化制
御回路(TRC)26に接続されている。TRCバス2
5A,25Bは、例えば16ビットのバス幅をもってい
る。
【0018】TBC冗長化制御回路26は物理層冗長化
制御回路(PRC)27に接続され、物理層冗長化制御
回路27は個別にキャリアバンドモデム(CBM)28
A,28Bを介して各伝送路13a,13bに接続され
ている。なお、TBC冗長化制御回路26の具体的な構
成は後述する。
【0019】また、物理層冗長化制御回路27は該キャ
リアバンドモデム28A,28Bの冗長化制御回路であ
り、キャリアバンドモデム28A,28Bは送受信回路
であって、例えばISO 8802/4規格のものが使
用可能である。
【0020】続いて、前述したMPU冗長化制御回路1
7及びTBC冗長化制御回路26の具体的な構成を説明
する。MPU系冗長化制御回路17は、MPU19A,
19Bからバス使用許可信号を受けたとき、対応するM
PUバス18A,18Bとバスインタフェイス16とを
接続し、且つMPU19A,19Bからの故障信号又は
WDT24A,24Bからの渋滞信号を受けたとき、対
応するMPUバス18A,18Bとバスインタフェイス
16との接続を開放する機能をもっている。
【0021】具体的には、図2に示すように、MPU1
9Aからの故障信号“1”又はWDT24Aからの渋滞
信号“1”が現用系NOR回路31Aを通って故障検出
信号“0”として現用系AND回路32Aの一方の入力
端子及び現用系NOT回路33Aに送出可能となってい
る。
【0022】現用系AND回路32Aは現用系NOR回
路31Aからの故障検出信号が無い“1”のときで且つ
MPU19Aからのバス使用許可信号“1”を受けたと
き、バス使用信号“1”を双方向バスゲート34Aに送
出するものであり、双方向バスゲート34Aは現用系A
ND回路32Aからバス使用信号“1”を受けたとき、
MPUバス18Aとバスインタフェイス16とを接続す
る機能をもっている。現用系NOT回路33Aは現用系
NOR回路31Aから故障検出信号“0”を受けたと
き、相手側故障信号“1”を待機系のMPU19Bに送
出するものである。
【0023】また同様に、MPU系冗長化制御回路17
は、MPU19Bからの故障信号“1”又はWDT24
Bからの渋滞信号“1”が待機系NOR回路31Bを通
って故障検出信号“0”として待機系AND回路32B
の一方の入力端子及び待機系NOT回路33Bに送出可
能となっている。
【0024】待機系AND回路32Bは待機系NOR回
路31Bからの故障検出信号が無い“1”のときで且つ
MPU19Bからのバス使用許可信号“1”を受けたと
き、バス使用信号“1”を双方向バスゲート34Bに送
出するものであり、双方向バスゲート34Bは待機系A
ND回路32Bからバス使用信号“1”を受けたとき、
MPUバス18Bとバスインタフェイス16とを接続す
る機能をもっている。待機系NOT回路33Bは待機系
NOR回路31Bから故障検出信号“0”を受けたと
き、相手側故障信号“1”を現用系のMPU19Aに送
出するものである。
【0025】一方、TBC冗長化制御回路26は、MP
U19A,19Bからバス使用許可信号を受けたとき、
対応するTRCバス25A,25Bと物理層冗長化制御
回路27とを接続し、且つMPU19A,19Bからの
故障信号又はWDT24A,24Bからの渋滞信号を受
けたとき、対応するTRCバス25A,25Bと物理層
冗長化制御回路27との接続を開放する機能をもってい
る。
【0026】具体的には、図3に示すように、MPU1
9Aからの故障信号“1”又はWDT24Aからの渋滞
信号“1”が現用系NOR回路41Aを通って故障検出
信号“0”として現用系AND回路42Aの一方の入力
端子及び現用系NOT回路43Aに送出可能となってい
る。
【0027】現用系AND回路42Aは現用系NOR回
路41Aからの故障検出信号が無い“1”のときで且つ
MPU19Aからのバス使用許可信号“1”を受けたと
き、バス使用信号“1”を双方向バスゲート44Aに送
出するものであり、双方向バスゲート44Aは現用系A
ND回路42Aからバス使用信号“1”を受けたとき、
TRCバス25Aと物理層冗長化制御回路27とを接続
する機能をもっている。現用系NOT回路43Aは現用
系NOR回路41Aから故障検出信号“0”を受けたと
き、相手側故障信号“1”を待機系のMPU19Bに送
出するものである。
【0028】また同様に、MPU系冗長化制御回路17
は、MPU19Bからの故障信号“1”又はWDT24
Bからの渋滞信号“1”が待機系NOR回路41Bを通
って故障検出信号“0”として待機系AND回路42B
の一方の入力端子及び待機系NOT回路43Bに送出可
能となっている。
【0029】待機系AND回路42Bは待機系NOR回
路41Bからの故障検出信号が無い“1”のときで、且
つMPU19Bからのバス使用許可信号“1”を受けた
とき、バス使用信号“1”を双方向バスゲート44Bに
送出するものであり、双方向バスゲート44Bは待機系
AND回路42Bからバス使用信号“1”を受けたと
き、TRCバス25Bと物理層冗長化制御回路27とを
接続する機能をもっている。待機系NOT回路43Bは
待機系NOR回路41Bから故障検出信号“0”を受け
たとき、相手側故障信号“1”を現用系のMPU19A
に送出するものである。
【0030】なお、MPU系冗長化制御回路17及びT
BC冗長化制御回路26は伝送系切換手段を構成してい
る。次に、このように構成されたデータ伝送装置の動作
を説明する。
【0031】データ伝送装置11aの初期化時に、予め
設定された一方のMPU系がAの添字で示す現用系とな
り、他方がBの添字で示す待機系となる。すなわち、現
用系のMPU19Aはバス使用許可信号“1”をMPU
系冗長化制御回路17の現用系AND回路32A及びT
BC冗長化制御回路26の現用系AND回路42Aに与
える。一方、待機系のMPU19Bはバス使用許可信号
を待機系AND回路32B,42Bに送出しない。
【0032】また、現時点で異常がないことから、現用
系のMPU19Aからの故障信号及びウオッチドッグタ
イマ24Aからの渋滞信号は現用系NOR回路31A,
41Aに送出されないため、現用系NOR回路31Aは
現用系AND回路32Aに信号レベル“1”を与える。
同様に現用系NOR回路41Aは現用系AND回路42
Aに信号レベル“1”を与える。
【0033】これにより、MPU系冗長化制御回路17
の現用系AND回路32Aはバス使用信号“1”を双方
向バスゲート34Aに与えて該双方向バスゲートを使用
許可とし、現用系のMPUバス18Aとバスインタフェ
イス16とを接続する。なお、待機系の双方向バスゲー
ト34Bは、前述した通り、待機系AND回路42Bに
バス使用許可信号が与えられないことから使用禁止とな
る。
【0034】同様に、TBC冗長化制御回路26は現用
系AND回路42Aはバス使用信号“1”を双方向バス
ゲート44Aに与えて現用系のTRCバス25Aと物理
層冗長化制御回路27とを接続する。また、待機系の双
方向バスゲート44Bは、前述した通り、待機系AND
回路42Bにバス使用許可信号が与えられないことから
使用禁止となる。
【0035】よって、現用系のMPUバス18Aはバス
インタフェイス16を介して制御装置15aに接続され
ると共に、物理層冗長化制御装置27等を介して伝送路
に接続され、データ伝送装置11aは現用系により制御
装置15aと伝送路13a,13bとの間でデータ伝送
を実行する。
【0036】この状態において、現用系のMPU19A
が、例えばパリティチェックにより、自系の故障を検出
したとする。このとき、MPU19Aは故障信号をMP
U系冗長化制御回路17の現用系NOR回路31A及び
TBC冗長化制御回路26の現用系NOR回路41Aに
送出する。
【0037】なお、このとき、ウオッチドッグタイマ2
4Aが現用系のMPU19A自体のプログラム処理の渋
滞を検出して渋滞信号を現用系NOR回路31A,41
Aに送出したとしても、後の動作は同様である。
【0038】MPU系冗長化制御回路17の現用系NO
R回路31Aは、故障信号又は渋滞信号のいずれかを受
けると、現用系AND回路32Aから出力されるバス使
用信号を使用禁止状態“0”に変えて現用系のMPUバ
ス18Aとバスインタフェイス16との接続を開放する
と共に、現用系NOT回路33Aを介して相手側故障信
号を待機系のMPU19Bに送出する。
【0039】一方、TBC冗長化制御回路26の現用系
NOR回路41Aは、故障信号又は渋滞信号のいずれか
を受けると、現用系AND回路42Aから出力されるバ
ス使用信号を使用禁止状態“0”に変えて現用系のTR
Cバス25Aと物理層冗長化制御回路27との接続を開
放すると共に、現用系NOT回路43Aを介して相手側
故障信号を待機系のMPU19Bに送出する。
【0040】待機系のMPU19Bは、相手側故障信号
を受けると、バス使用許可信号“1”をTBC冗長化制
御回路26の待機系AND回路42Bに印加して待機系
AND回路42Bから出力されるバス使用信号を使用状
態“1”に変えて待機系のTRCバス25Bと物理層冗
長化制御回路27とを接続する。
【0041】これにより、現用系のMPUバス18Aか
ら制御装置15aと伝送路13a,13bとを開放し、
且つ待機系のMPUバス18Bを制御装置15aと伝送
路13a,13bとに接続して新たな現用系とする。
【0042】以後、新たな現用系により、データ伝送を
実行する。上述したように本実施例によれば、制御装置
15a又は伝送路13a,13bからデータを受けたと
き、所定のプログラムに基づいて、当該データの伝送処
理を実行する現用系及び待機系のMPU19A,19
B、PROM20A,20B、RAM21A,21B、
DBM22A,22B及びTBC23A,23Bを設
け、MPU19A及びウオッチドッグタイマ24Aが、
現用系における伝送処理の異常の有無を検出し、MPU
系冗長化制御回路17及びTBC冗長化制御回路26
が、現用系のみを制御装置15a及び伝送路13a,1
3bに接続し、MPU19A又はウオッチドッグタイマ
24Aにより伝送処理の異常が検出されたとき、現用系
を制御装置15a及び伝送路13a,13bから開放す
ると共に、待機系を制御装置15a及び伝送路13a,
13bに接続するようにしたので、データ伝送装置の故
障の際に、伝送装置内で現用系及び待機系の切換えを行
い、制御装置の切換を無くして制御の連続性を確保する
ことができる。
【0043】また、伝送装置本体を複数台設けずに伝送
装置本体内部を冗長化して自己診断機能を設けたので、
制御装置に切換制御及び異常検出のための負荷を与え
ず、制御性の向上を図り得ると共に、伝送装置を2台設
けるよりも低廉な費用で実現することができる。その
他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変形して
実施できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、制
御装置又は伝送路からデータを受けたとき、所定のプロ
グラムに基づいて、当該データの伝送処理を実行する現
用系及び待機系のデータ伝送処理手段を設け、伝送異常
検出手段が、この現用系のデータ伝送処理手段における
プログラム及びデータに基づいて、現用系のデータ伝送
処理手段における伝送処理の異常の有無を検出し、伝送
系切換手段が、現用系のデータ伝送処理手段のみを制御
装置及び伝送路に接続し、異常検出手段により伝送処理
の異常が検出されたとき、現用系のデータ伝送処理手段
を制御装置及び伝送路から開放すると共に、待機系のデ
ータ伝送処理手段を制御装置及び伝送路に接続するよう
にしたので、データ伝送装置の故障の際に、伝送装置内
で現用系及び待機系の伝送処理手段の切換えを行い、制
御装置の切換を無くして制御の連続性を確保できるデー
タ伝送装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデータ伝送装置の構成
及び接続される周辺装置を示すブロック図。
【図2】同実施例におけるMPU系冗長化制御回路の構
成を示す図。
【図3】同実施例におけるTBC冗長化制御回路の構成
を示す図。
【図4】従来の分散型制御システムの基本構成を示すブ
ロック図。
【図5】従来の分散型制御システムの基本構成を示すブ
ロック図。
【符号の説明】
11a,11b…データ伝送装置、12…操作卓装置、
13a,13b…伝送路、14…二重化制御線群、15
a,15b…制御装置、16…バスインタフェイス、1
7…MPU系冗長化制御回路、18A,18B…MPU
バス、19A,19B…MPU、20A,20B…PR
OM、21A,21B…RAM、22A,22B…デー
タバッファメモリ、23A,23B…トークンバスコン
トローラ、24A,24B…ウオッチドッグタイマ、2
5A,25B…TRCバス、26…TBC冗長化制御回
路、27…物理層冗長化制御回路、28A,28B…キ
ャリアバンドモデム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の制御装置とその伝送路との間に各
    々介在され、前記制御装置と前記伝送路との間でデータ
    を送受信するデータ伝送装置において、 前記制御装置又は前記伝送路からデータを受けたとき、
    所定のプログラムに基づいて、当該データの伝送処理を
    実行する現用系及び待機系のデータ伝送処理手段と、 この現用系のデータ伝送処理手段における前記プログラ
    ム及び前記データに基づいて、前記現用系のデータ伝送
    処理手段における伝送処理の異常の有無を検出する伝送
    異常検出手段と、 前記現用系のデータ伝送処理手段のみを前記制御装置及
    び前記伝送路に接続し、前記異常検出手段により伝送処
    理の異常が検出されたとき、前記現用系のデータ伝送処
    理手段を前記制御装置及び前記伝送路から開放すると共
    に、前記待機系のデータ伝送処理手段を前記制御装置及
    び前記伝送路に接続する伝送系切換手段とを備えたこと
    を特徴とするデータ伝送装置。
JP5199510A 1993-08-11 1993-08-11 データ伝送装置 Pending JPH0756762A (ja)

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JP5199510A Pending JPH0756762A (ja) 1993-08-11 1993-08-11 データ伝送装置

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JP (1) JPH0756762A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08320835A (ja) * 1995-05-24 1996-12-03 Nec Corp 外部バスの障害検出方法
JP2010198459A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Giga-Byte Technology Co Ltd バックアップチップセットを有するマザーボード

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08320835A (ja) * 1995-05-24 1996-12-03 Nec Corp 外部バスの障害検出方法
JP2010198459A (ja) * 2009-02-26 2010-09-09 Giga-Byte Technology Co Ltd バックアップチップセットを有するマザーボード

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