JPH0756567Y2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

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JPH0756567Y2
JPH0756567Y2 JP243290U JP243290U JPH0756567Y2 JP H0756567 Y2 JPH0756567 Y2 JP H0756567Y2 JP 243290 U JP243290 U JP 243290U JP 243290 U JP243290 U JP 243290U JP H0756567 Y2 JPH0756567 Y2 JP H0756567Y2
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JP
Japan
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bus bar
junction box
electrical junction
plate
conductor plate
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JP243290U
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JPH0394024U (ja
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智之 山井
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の車内配線に使用される電気接続箱に
関するものである。
〔従来技術〕
自動車用の電気接続箱は一般に、銅板等の導体板からの
打ち抜き、折り曲げ加工により所要の回路パターンに形
成されたバスバーを、絶縁板を介して複数層積層して、
プラスチック製のケース内に収納してなるもので、上記
バスバーにより、電線、ヒューズ、リレーなどの相互接
続を行うものである。
図−3および図−4に従来の電気接続箱の基本構成を示
す。図−4において、11a〜11dは第1層のバスバー、11
e〜11hは第2層のバスバー、12aは第1層の絶縁板、12b
は第2層の絶縁板である。これらのバスバーおよび絶縁
板を積層したものを図−3のケース13内に収納する。ケ
ース13には、ヒューズ装着部14、リレー装着部15、ワイ
ヤーハーネス端部のコネクタが接続されるカプラ16など
が形成されており、これらの内部に各バスバーのタブ17
が立ち上がっていて、このタブ7にヒューズ18やリレー
19の端子が接触するようになっている。
〔課題〕 このような電気接続箱においては、近年の自動車電装品
の増加に伴い、次のような問題が生じている。すなわち
電気接続箱は設置場所のスペースの関係からその大きさ
が制限されており、そういう制約の中で自動車の電装品
が増加すると、ヒューズやリレー等の部品が増え、電気
接続箱内のバスバー回路の密度も高くなる。その結果、
通電によるバスバーの発熱や、電気部品類およびその接
続部の発熱が多くなり、異常温度上昇が起こりやすくな
る。異常温度上昇が起こると、プラスチック製のケース
の一部が溶損したり、ヒューズやリレーの機能を損ねる
等の問題が発生する。
バスバーの発熱については、バスバーの板厚と幅を大き
くして電気抵抗を低下させることが考えられるが、バス
バーの板厚を厚くすることは加工性やコネクタとの接続
性などの関係から制約があり、またバスバーの幅を大き
くすることは、バスバーの配線面積が大きくなって電気
接続箱の大型化につながるため、全体の大きさを制限さ
れている電気接続箱においては、これも解決策にはなり
難い。
〔課題の解決手段とその作用〕
本考案の目的は、上記のような問題点に鑑み、バスバー
の温度上昇を抑制した電気接続箱を提供するものであ
る。
この目的を達成するため本考案は、所要の回路パターン
に形成されたバスバーを、絶縁板を介して複数層積層し
て、ケース内に収納してなる電気接続箱において、上記
バスバーのうち熱的容量が不足するバスバーを、そのバ
スバーとは別の層に設けた回路を構成しない導体板に、
そのバスバーおよび導体板の少なくとも一方に絶縁板貫
通部を設けて、接触させたことを特徴とするものであ
る。
バスバーの温度が上昇するのは、通電による発熱、部品
との接触部における発熱等に対し、熱的容量が不足して
いるためである。したがって上記のようにして熱的容量
が不足するバスバーを、他の層に設けた導体板に接触さ
せておけば、そのバスバーの熱的容量が増大し、バスバ
ーの熱が導体板に拡散するため、バスバーの温度上昇を
抑制できることになる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
図−1は本考案の一実施例を示す。この実施例は図−3
および図−4に示す電気接続箱において、バスバー11c
の温度上昇が大きい場合の対策を示したものである。
すなわちこの電気接続箱では、バスバー11cに絶縁板12a
を貫通する絶縁板貫通部21を形成すると共に、第2層の
バスバー11gと11hの間のスペースを利用して、そこに導
体板22を設置し、この導体板22に前記絶縁板貫通部21を
接触させたものである。導体板22はバスバーと同じ銅板
で形成することができる。これによりバスバー11cの熱
が導体板22に拡散するため、バスバー11cの温度上昇が
抑制される。
なお絶縁板貫通部21はバスバー11cの1箇所だけでな
く、複数箇所に設けることもできる。また絶縁板貫通部
21はバスバー11cにではなく、導体板22側に形成するこ
ともできる。
図−2は本考案の他の実施例を示す。この実施例は図−
3および図−4に示す電気接続箱において、バスバー11
c、11d、11e、11hの温度上昇が大きい場合の対策を示し
たものである。
このように、温度上昇の大きいバスバーが多い場合に
は、バスバーの間のスペースに導体板を設置することが
困難である。そこでこの電気接続箱では、第3層の絶縁
板12cを設け、この絶縁板12c上に各バスバーに対応する
導体板22c、22d、22e、22hを設け、その各々にそれぞれ
バスバー11c、11d、11e、11hに形成した絶縁板貫通部21
c、21d、21e、21hを接触させたものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、熱的容量が不足
し、温度上昇の大きいバスバーを、他の層に設けた導体
板に接触させる構造としたので、そのバスバーの熱的容
量が増大し、バスバーの熱が導体板に拡散するようにな
る。このためバスバーの温度上昇が抑制され、温度上昇
に基づく、ヒューズやリレーの機能障害あるいはケース
やカバーの溶損、変形などをなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
図−1および図−2はそれぞれ本考案の実施例に係る電
気接続箱におけるバスバー積層状態を示す分解斜視図、
図−3は従来の電気接続箱の基本構成を示す外観斜視
図、図−4は同接続箱のバスバー積層状態を示す分解斜
視図である。 11a〜11h:バスバー、12a〜12c:絶縁板 13:ケース、21:絶縁板貫通部、22:導体板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所要の回路パターンに形成されたバスバー
    を、絶縁板を介して複数層積層して、ケース内に収納し
    てなる電気接続箱において、上記バスバーのうち熱的容
    量が不足するバスバーを、そのバスバーとは別の層に設
    けた回路を構成しない導体板に、そのバスバーおよび導
    体板の少なくとも一方に絶縁板貫通部設けて、接触させ
    たことを特徴とする電気接続箱。
JP243290U 1990-01-17 1990-01-17 電気接続箱 Expired - Lifetime JPH0756567Y2 (ja)

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JP243290U JPH0756567Y2 (ja) 1990-01-17 1990-01-17 電気接続箱

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JP243290U JPH0756567Y2 (ja) 1990-01-17 1990-01-17 電気接続箱

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JPH0394024U JPH0394024U (ja) 1991-09-25
JPH0756567Y2 true JPH0756567Y2 (ja) 1995-12-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3008809B2 (ja) * 1995-03-31 2000-02-14 住友電装株式会社 電子回路ユニット内蔵の電気接続箱
JP5368051B2 (ja) * 2008-10-07 2013-12-18 光洋電子工業株式会社 パワーステアリング装置のバスバー放熱構造

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JPH0394024U (ja) 1991-09-25

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