JPH0754636Y2 - マグネットポンプ - Google Patents

マグネットポンプ

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JPH0754636Y2
JPH0754636Y2 JP1014290U JP1014290U JPH0754636Y2 JP H0754636 Y2 JPH0754636 Y2 JP H0754636Y2 JP 1014290 U JP1014290 U JP 1014290U JP 1014290 U JP1014290 U JP 1014290U JP H0754636 Y2 JPH0754636 Y2 JP H0754636Y2
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JP
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昌洋 安武
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、温水あるいは化学溶液等の給送に用いられる
マグネットポンプに関するものである。
従来の技術 先ず従来のマグネットポンプの一例について説明する。
第4図において、31は複数のコイルから成る巻線部、32
は複数の鋼板を積層して構成され、巻線部1を保持する
固定子コアである。33は固定子コア2を保持するととも
にカップ状に形成された本体部である。本体部33は本マ
グネットポンプのケーシングおよびモータのフレームと
して役割を持つように構成されている。34は前記本体部
33とともにポンプのケーシングを構成するカバー部材で
あり、水密を保って本体部33に接合されている。38はカ
バー部材34に設けられた液体流入口、39はカバー部材34
に設けられた液体流出口である。40は前記ケーシングに
回転自在なように収容され、羽根車を備えた回転体であ
る。43は回転体40に設けられた従動側マグネットであ
る。そして固定子コア32と従動側マグネット43は対向し
ており、固定子コア32に磁界が生じると、その磁界によ
って従動側マグネット43に力が伝わり、回転体40を回転
させる事が出来るようになっている。
回転体40が回転すると、回転体40に形成された羽根車部
の回転によって中央空間44の圧力が下がり、液体が液体
流入口38から流入する。そして流入した液体は上記羽根
車部を通り、液体流出口39から流出する。
本例におけるモータは磁気検出素子を用いたブラシレス
モータとなっている。すなわち、49は磁気検出素子であ
り、ケーシングに対して外側の空間であって回転体40の
軸を中心とする円上の3箇所にそれぞれ一つづつ配設さ
れている(図では1箇所のみ記載)。そしてこの3つの
磁気検出素子49は従動側マグネット43の磁界を拾う事に
よって回転体40の回転角度を検知し、その情報に基づい
て巻線部に適切なタイミングで電流を流す事によって回
転体40の回転を持続させるように構成されている。48は
本体部33の裏側面に装着される裏面カバーである。50は
磁気検出素子49を固定したプリント配線基板である。51
および52はプリント配線基板50を固定子コア32に固定す
るビスである。
考案が解決しようとする課題 以上のような構成では、磁気検出素子49を固定したプリ
ント配線基板50は固定子コア32に固定されている。とこ
ろで、基本構成は本例のものと同様で、固定子コアを合
成樹脂で完全にモールドした構成のマグネットポンプが
ある。このようなものにおいては、プリント配線基板を
固定子コアに直接固定する事は出来ない。そこで、この
固定子コアを包む合成樹脂体か、または本体部を構成す
る合成樹脂体にビス穴等の固定手段を設け、これらの合
成樹脂体に前記プリント基板を固定する事が考えられ
る。
しかしながら、合成樹脂体にビス穴等の固定手段を設け
て基板を固定する場合には、そのために必要な強度を持
たせためにその部分の肉厚を厚く構成する必要があり、
そのようにした場合は全体の長さが長くなってしまう。
本考案は以上の課題に鑑みてなされたものであり、固定
子コアを合成樹脂で完全にモールドした構成において、
固定子コアを包む合成樹脂体の肉厚を厚くする事なく、
しかも簡単に磁気検出素子を保持するための配線基板に
取り付ける事が可能なマグネットポンプを提供すること
を目的とする。
課題を解決するための手段 本考案は以上の課題を解決するため、本体部の回転体収
容用凹部に対して反対側の部分に磁気検出素子を固定し
た配線基板を収容するための基板収容凹部を形成し、上
記基板収容凹部を塞ぐように上記本体部に装着可能な裏
面カバーを設けるとともに、上記裏面カバーの中心部に
上記配線基板を固定するための手段を設けた。
作用 以上のように構成すると、本体部等の合成樹脂体に配線
基板を固定するための固定手段を設ける必要なく、配線
基板は本体部に取り付けられる裏面カバー側に保持され
る事とな。
実施例 以下、本考案の実施例におけるマグネットポンプについ
て説明する。第1図は本実施例におけるマグネットポン
プの構成を示すものである。第1図において、1は複数
のコイルから成る巻線部、2は複数の鋼板を積層して構
成され、巻線部1を保持する固定子コアである。3は巻
線部1および固定子コア2を包むとともにカップ状に形
成された本体部である。本体部3は本マグネットポンプ
のケーシングおよびモータのフレームとして役割を持つ
ように構成されている。4は前記本体部3とともにポン
プのケーシングを構成するカバー部材であり、カバー部
材4は係合部5において本体部3に係合する事により本
体部3に接合されている。6はカバー部材4と本体部3
との間の水密を保つためのパッキンである。7はカバー
部材4と本体部3とによって形成されたケーシングであ
る。8はカバー部材4に設けられた液体流入口、9はカ
バー部材4に設けられた液体流出口である。
10はケーシング7に収容され、羽根車を備えた回転体で
ある。11は回転体10を構成する合成樹脂で回転体10に一
体に構成された羽根部、12は羽根部11に囲まれた中央空
間、13は回転体10に固定された従動側マグネット、14は
軸受け部材である。そして固定子コア2と従動側マグネ
ット13とは対向しており、固定子コア2に磁界が生じる
と、その磁界によって従動側マグネット13に力が伝わ
り、回転体10を回転させる事が出来るようになってい
る。
15は回転体10を支持するための支持用軸であり、その材
質はセラミックである。支持用軸15の一端は本体部3の
底部に形成された保持部16によって保持され、他端はカ
バー部材4の液体流入口8付近に設けられた軸ホルダー
17によって保持されている。
18は本体部3の裏側面に装着される裏面カバーである。
すなわち、裏面カバー18の外縁部18aが本体部3に形成
されたいんろう加工部3aにはまり、接着剤または溶着等
によって互いに固定される。19は磁気検出素子であり、
ケーシング7に対して外側の空間であって回転体10の軸
を中心とする円上の3箇所にそれぞれ一つづつ配設され
ている(図では1箇所のみ記載)。この3つの磁気検出
素子19は従動側マグネット13の磁界を拾う事によって回
転体10の回転角度を検知する事が出来、その情報に基づ
いて巻線部1の各コイルに適切なタイミングで電流を流
す事によってブラシレスモータを構成している。20は磁
気検出素子19を固定したプリント配線基板である。21は
プリント配線基板20を裏面カバー18に固定するビスであ
り、20は回転体10の回転中心軸上にてビス21のみによっ
て固定されている。22はプリント配線基板20に設けら
れ、磁気検出素子19からの信号を外部へ導出するための
端子である。第2図は裏面カバー18を装着していない状
態で本体部3を第1図の矢印A方向から見た場合の側面
図である。23a,23b,23cはそれぞれ裏面カバー18を収容
するために本体部3に形成された収容凹部であり、3つ
の磁気検出素子19はそれぞれこの収容凹部23a,23b,23c
に収容される事となる。
第3図は裏面カバー18およびプリント配線基板20を外し
た状態の分解図である。以下、この部分の組み立て工程
を説明する。この工程では本体部3は第3図に示すよう
に裏側開口部を上に向けて固定される。磁気検出素子19
および端子22はあらかじめ半田付によってプリント配線
基板20に取り付けられ、プリント配線基板20はビス21に
よって裏面カバー18に固定されている。そしてプリント
配線基板20が装着された面を下に向け、プリント配線基
板20を本体部3内に収容するようにして裏面カバー18を
本体部3の裏側開口部に被せる。この時、プリント配線
基板20は回転体10の回転中心軸に一致する点のみにて一
本のビスによって裏面カバー18に固定されているので、
3つの磁気検出素子19がそれぞれ所定の収容凹部23a,23
b,23cに納まるように、プリント配線基板20を裏面カバ
ー18に対して多少回転させて調整する事が出来る。
また、第4図の従来例ではプリント配線基板を複数のビ
スを用いて固定子コアに固定したが、本実施例では、プ
リント配線基板20は中央の1箇所においてビス21によっ
て裏面カバー18に固定される事となり、その基板を取り
付けるのに要する手間を大幅に少なくする事が出来、組
立が簡単になる。
考案の効果 以上のように本考案は、本体部の回転体収容用凹部に対
して反対側の部分に磁気検出素子を固定した配線基板を
収容するための基板収容凹部を形成し、上記基板収容凹
部を塞ぐように上記本体部に装着可能な裏面カバーを設
けるとともに、上記裏面カバーの中心部に上記配線基板
を固定するための手段を設けた事により、本体部等の合
成樹脂体に配線基板を固定するための固定手段を設ける
必要なく、配線基板は本体部に取り付けられる裏面カバ
ー側に保持される事となり、従って本体部等の合成樹脂
体の肉厚を配線基板固定のために厚くする必要が無く、
全長のを小さく抑える事が出来る。またこの配線基板へ
固定子コアからの熱が直接伝わる事が無く、熱による基
板の反り等の不具合も生じ難い。また上記裏面カバーの
中心部分に上記配線基板を取り付けるための手段を設け
たので、この中心部分のみにて上記配線基板の固定を行
う事が出来、その基板を取り付けるのに要する手間を少
なくする事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例におけるマグネットポンプの内
部を示す断面図、第2図は同マグネットポンプの裏面カ
バーを装着していない状態で本体部を第1図に示す矢印
A方向のように見た場合の側面図、第3図は同マグネッ
トポンプの裏面カバーを外した状態の分解図、第4図は
従来のマグネットポンプの内部を示す断面図である。 1:巻線部、2:固定子コア 3:本体部、4:カバー部材 7:ケーシング、10:回転体 11:羽根部、13:従動側マグネット 15:支持用軸、18:裏面カバー 19:磁気検出素子 20:プリント配線基板、21:ビス 23a,23b,23c:収容凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のコイルから成る巻線部と、 上記巻線部を保持する環状の固定子コアと、 上記固定子コアを保持するとともに上記固定子コアに囲
    まれた部分に回転体収容用凹部を備えた本体部と、 上記本体部の回転体収容用凹部を塞ぐように装着され、
    上記本体部とともにポンプのケーシングを構成するカバ
    ー部材と、 羽根車および従動側マグネットを備え、上記従動側マグ
    ネットが固定子コアに対向するように上記ケーシング内
    に回転自在に収容された回転体と、 上記従動側マグネットの磁界を拾う事によって回転体の
    回転角度を検知するとともにその情報に基づいて各コイ
    ルに適切なタイミングで電流を流すための磁気検出素子
    とを有し、 上記本体部の回転体収容用凹部に対して反対側に上記磁
    気検出素子を収容するための凹部を形成し、 上記凹部を塞ぐように装着可能な裏面カバーを有し、 上記裏面カバーの中心部に上記磁気検出素子を保持する
    配線基板を固定するための固定手段を設けるとともにこ
    の固定手段を用いて上記配線基板を上記裏面カバーに固
    定し、 上記配線基板を上記基板収容凹部に納めるように上記裏
    面カバーを上記本体部に装着した事を特徴とするマグネ
    ットポンプ。
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JPH03102090U (ja) 1991-10-24

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