JP2001078382A - ブラシレスモータ及び車両用空調装置 - Google Patents

ブラシレスモータ及び車両用空調装置

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JP2001078382A
JP2001078382A JP2000136049A JP2000136049A JP2001078382A JP 2001078382 A JP2001078382 A JP 2001078382A JP 2000136049 A JP2000136049 A JP 2000136049A JP 2000136049 A JP2000136049 A JP 2000136049A JP 2001078382 A JP2001078382 A JP 2001078382A
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brushless motor
center piece
hole
winding
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Toshio Ishikawa
祀男 石川
Mineo Yamaguchi
峰生 山口
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Asmo Co Ltd
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Asmo Co Ltd
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    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
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    • H02K3/50Fastening of winding heads, equalising connectors, or connections thereto
    • HELECTRICITY
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    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
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    • H02K1/12Stationary parts of the magnetic circuit
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水等の液体による故障の発生を防止することが
できるブラシレスモータを提供する。 【解決手段】ブラシレスモータは、モータホルダ1の収
容部1a内の上面1gに固定されるセンターピース6
と、センターピース6の外周に固定されるコア7と、コ
ア7に巻装される巻線8とを有するステータ5と、ステ
ータ5を上方から覆うように形成されるロータ40と、
収容部1aの底部1bに形成された貫通孔1cを介して
下方から巻線8に電流を供給する励磁回路46とを備え
る。巻線8が接続される励磁回路46の端子Tは、セン
ターピース6に形成された収納孔18を通ってコア7の
上方まで伸長されている。端子Tの上部に形成された巻
線接続部T1には巻線8が接続される。収容部1aの底
部1bには、貫通孔1cから下方への液体流動を防止す
るOリングXが設けられる。モータホルダ1には、収容
部1a内の上面1gから下部ケース47の外部に液体流
動させるための排水口1dが設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用空調装置に
係り、そのブロアモータ等に好適なアウターロータ型の
ブラシレスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、車両用空調装置のブロアモー
タとして使用されるアウターロータ型ブラシレスモータ
は、回転軸が鉛直、即ちロータが水平回転となるように
車両に対して水平取付けされる。
【0003】このブラシレスモータは、モータホルダに
形成された凹部の底面上にステータが固定されている。
ステータは、センターピースと、そのセンターピースの
外周に固定されたコアと、そのコアに巻装された巻線と
を備えている。このセンターピースは略円盤形状のマウ
ントプレートの上面に固定され、そのマウントプレート
が前記凹部内の底面上に複数個のマウントゴムを介して
固定される。センターピースの中央部には上下一対の軸
受が固定され、その軸受にはセンターピースを貫通する
ように上下に延びる回転軸が回転可能に支持される。こ
の回転軸の上端側には、ステータを覆うような釣鐘形状
のロータヨークが固定される。このロータヨークの内周
面には複数のマグネットが固定される。また、回転軸の
下端はモータホルダの凹部底面に形成された貫通孔を貫
通し、同モータホルダの下方まで延びる。
【0004】モータホルダの下方には回路基板が配設さ
れる。回路基板上には、巻線に供給するための励磁電流
を発生する励磁回路が搭載される。励磁回路の端子はコ
アの下方で且つセンターピースの径方向外側に導かれ、
巻線と接続される。即ち、回路基板上には、励磁回路に
接続されモータホルダの貫通孔及びマウントプレートの
孔を貫通するような3つの端子が立設され、その各端子
の上端部に各巻線端部が接続される。
【0005】モータホルダには、凹部の開口部から上方
に延びる筒状の防水壁が立設される。このモータホルダ
には回路基板を覆う下部ケースが取着され、回転軸の上
端にはファンが固定される。そして、励磁回路から巻線
に励磁電流が供給されると、ロータ(ロータヨーク及び
回転軸)が回転駆動され、そのロータの回転にともなっ
てファンが回転されて、送風動作が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ブラシ
レスモータは、車両に配設され、ダクトを介して外気を
吸入する。従って、モータを作動させた状態で高圧洗車
機により車両の洗車を行う等、所定の条件下ではダクト
を介して水等の液体を吸入してしまうことがある。
【0007】この場合、吸入された液体の凹部内への侵
入は、防水壁により略防止されるが、大量の液体を吸入
してしまった場合や、ファンによる気流が作用した場合
等、完全に防止できない場合がある。
【0008】すると、その液体は、端子と巻線の接続部
にかかり、隣り合う接続部同士で短絡を発生させる虞が
ある。また、液体はモータホルダの貫通孔を介して回路
基板に落下し、回路基板にかかり種々の誤動作を発生さ
せる虞がある。
【0009】本発明の目的は、水等の液体による故障の
発生を防止することができるブラシレスモータ、及び車
両用空調装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、モータホルダの上面に
固定されるセンターピースと、前記センターピースの外
周側に固定されるコアと、前記コアにインシュレータを
介して巻装される巻線とを有するステータと、前記ステ
ータを上方から覆うように形成され、同ステータが発生
する磁界によって前記センターピースの内周側に支持さ
れた回転軸中心に回転するカップ型ロータと、前記モー
タホルダに形成された貫通孔を介して下方から前記巻線
に電流を供給する励磁回路とを備えたブラシレスモータ
において、前記励磁回路に、前記コア領域内を通過し、
前記コアの上方まで伸長された接続端子を設け、その接
続端子の上部に設けられた接続部に前記巻線を接続した
ことを要旨とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、モータホルダの
上面に固定されるセンターピースと、前記センターピー
スの外周側に固定されるコアと、前記コアに巻装される
巻線とを有するステータと、前記ステータを上方から覆
うように形成され、同ステータが発生する磁界によって
回転するカップ型ロータと、前記モータホルダに形成さ
れた貫通孔を介して下方から前記巻線に電流を供給する
励磁回路とを備えたブラシレスモータにおいて、前記モ
ータホルダには、前記貫通孔から下方への液体流動を防
止する防止手段を設けたことを要旨とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、モータホルダの
上面に固定されるセンターピースと、前記センターピー
スの外周側に固定されるコアと、前記コアに巻装される
巻線とを有するステータと、前記ステータを上方から覆
うように形成され、同ステータが発生する磁界によって
回転するカップ型ロータと、前記モータホルダに形成さ
れた貫通孔を介して下方から前記巻線に電流を供給する
励磁回路とを備えたブラシレスモータにおいて、前記モ
ータホルダには、モータホルダの上面からモータケース
の外部に液体流動させるための排水口を設けたことを要
旨とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のブラシレスモータにおいて、前記モータホルダには、
前記貫通孔から下方への液体流動を防止する防止手段を
設けたことを要旨とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1又は4
に記載のブラシレスモータにおいて、前記モータホルダ
には、モータホルダの上面からモータケースの外部に液
体流動させるための排水口を設けたことを要旨とする。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項2に記載
のブラシレスモータにおいて、前記モータホルダには、
モータホルダの上面からモータケースの外部に液体流動
させるための排水口を設けたことを要旨とする。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項1、4及
び5のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおい
て、前記センターピースに軸線方向に貫通する通し孔を
形成し、前記接続端子を、前記通し孔を通して前記コア
の上方まで伸長したことを要旨とする。
【0017】請求項8に記載の発明は、請求項1、4及
び5のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおい
て、前記コアにて形成されるスロットの径方向内側を被
覆する前記インシュレータのスロット内壁部に軸線方向
に貫通する通し孔を形成し、前記接続端子を、前記通し
孔を通して前記コアの上方まで伸長したことを要旨とす
る。
【0018】請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8
のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、前
記センターピースは、上側センターピースと下側センタ
ーピースの一対から構成され、その上側及び下側センタ
ーピースは、センターボス部と、そのセンターボス部か
ら外周に延出形成され、一側に嵌合凹部が形成された前
記インシュレータとを備え、前記センターボス部に前記
回転軸を支持するための軸受を収容し、前記嵌合凹部内
に前記コアを配設し前記コアと前記巻線とを電気的に絶
縁したことを要旨とする。
【0019】請求項10に記載の発明は、請求項1乃至
8のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおいて、
前記センターピースは、前記コアが外周側に固定される
円筒部と、その円筒部の一端から径方向外側に延び、前
記モータホルダに固定されるフランジ部とを有すること
を要旨とする。
【0020】請求項11に記載の発明は、請求項1、4
及び5のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおい
て、前記センターピースは、前記コアが外周側に固定さ
れる円筒部と、その円筒部の一端から径方向外側に延
び、前記モータホルダに固定されるフランジ部とを有
し、前記コアと前記円筒部との間に、軸線方向に延びる
隙間を形成し、前記接続端子を、前記隙間を通して前記
コアの上方まで伸長したことを要旨とする。
【0021】請求項12に記載の発明は、請求項1、
4、5、7乃至10のいずれか1項に記載のブラシレス
モータにおいて、前記巻線の巻回終端を前記コアの上部
にしたことを要旨とする。
【0022】請求項13に記載の発明は、請求項2、4
及び6のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおい
て、前記防止手段は、貫通孔を囲うように設けられるリ
ング部材であることを要旨とする。
【0023】請求項14に記載の発明は、請求項13に
記載のブラシレスモータにおいて、前記リング部材は、
前記モータホルダの上面と前記センターピースの下端側
との間に狭持されることにより前記貫通孔から下方への
液体流動を防止することを要旨とする。
【0024】請求項15に記載の発明は、請求項3、5
及び6のいずれか1項に記載のブラシレスモータにおい
て、前記排水口は、前記励磁回路が搭載される回路基板
を貫通して、モータケースの下方の外部に連通すること
を要旨とする。
【0025】請求項16に記載の発明は、車両に対して
水平取付けされる請求項1乃至15のいずれか1項に記
載のブラシレスモータを備え、前記ロータにファンが連
結されて、そのファンにより送風動作が行われる車両用
空調装置を要旨とする。
【0026】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
励磁回路の接続端子は、コア領域内を通過し、コアの上
方まで伸長して設けられ、その接続端子の上部に設けら
れた接続部に巻線が接続される。このように励磁回路と
巻線との接続部を、カップ型ロータに覆われるコアの上
方としたため、モータホルダの上面に水等の液体が侵入
してもその接続部に液体がかかることは防止される。
【0027】請求項2に記載の発明によれば、モータホ
ルダの上面に水等の液体が侵入してもその液体が貫通孔
から下方へ落下することは防止手段により防止される。
請求項3に記載の発明によれば、モータホルダの上面に
水等の液体が侵入してもその液体は、排水口を介してモ
ータケースの外部に排水される。
【0028】請求項4に記載の発明によれば、モータホ
ルダの上面に水等の液体が侵入しても励磁回路と巻線と
の接続部に液体がかかることは防止され、しかも、その
液体が貫通孔から下方へ落下することは防止手段により
防止される。
【0029】請求項5に記載の発明によれば、モータホ
ルダの上面に水等の液体が侵入しても励磁回路と巻線と
の接続部に液体がかかることは防止され、しかも、その
液体は排水口を介してモータケースの外部に排水され
る。
【0030】請求項6に記載の発明によれば、モータホ
ルダの上面に水等の液体が侵入しても、その液体が貫通
孔から下方へ落下することは防止手段により防止され、
しかも、その液体は排水口を介してモータケースの外部
に排水される。
【0031】請求項7に記載の発明によれば、センター
ピースには軸線方向に貫通する通し孔が形成され、接続
端子は通し孔を通ってコアの上方まで伸長される。これ
により、接続端子がセンターピースの外周側に露出しな
い。
【0032】請求項8に記載の発明によれば、コアにて
形成されるスロットの径方向内側を被覆するインシュレ
ータのスロット内壁部に軸線方向に貫通する通し孔が形
成され、接続端子は、通し孔を通ってコアの上方まで伸
長される。
【0033】請求項9に記載の発明によれば、コアは上
側及び下側センターピースのインシュレータに形成した
嵌合凹部内に配設される。従って、センターピースにコ
アを圧入するような作業は無く組立作業が簡単になる。
【0034】請求項10に記載の発明によれば、センタ
ーピースは、コアが外周側に固定される円筒部の一端か
ら径方向外側に延びモータホルダに固定されるフランジ
部を有するため、コアを固定し、少ない部品点数でモー
タホルダに固定することができる。
【0035】請求項11に記載の発明によれば、センタ
ーピースは、コアが外周側に固定される円筒部の一端か
ら径方向外側に延びモータホルダに固定されるフランジ
部を有するため、コアを固定し、少ない部品点数でモー
タホルダに固定することができる。又、コアと円筒部と
の間に、軸線方向に延びる隙間が形成され、接続端子
は、前記隙間を通してコアの上方まで伸長される。
【0036】請求項12に記載の発明によれば、巻線の
巻回終端はコアの上部とされるため、コアの下部から上
部に引き回す必要がない。請求項13に記載の発明によ
れば、モータホルダには貫通孔を囲うようなリング部材
が設けられるため、モータホルダの上面に水等の液体が
侵入しても、その液体が貫通孔から下方へ落下すること
はリング部材により防止される。
【0037】請求項14に記載の発明によれば、リング
部材はモータホルダの上面とセンターピースの下端側と
の間に狭持されて配設されるため、モータホルダの上面
に水等の液体が侵入しても、その液体がリング部材を乗
り越えて貫通孔から下方へ落下することは防止される。
【0038】請求項15に記載の発明によれば、排水口
は、励磁回路が搭載される回路基板を貫通して、モータ
ケースの下方の外部に連通するため、複雑な形状に形成
する必要がなく、容易に成形することができる。
【0039】請求項16に記載の発明によれば、車両用
空調装置内のモータホルダの上面に水等の液体が侵入し
ても、該液体によるブラシレスモータの故障の発生が防
止される。
【0040】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を車両用空調装置(ブラシレスモータ)に具体化した
第1の実施の形態を図1〜図7に従って説明する。
【0041】図1に示すように、モータホルダ1の中央
には円形の収容部1aが凹設され、その収容部1aの底
部1bの中央には貫通孔1cが形成されている。又、底
部1bには排水口1dが形成され、その排水口1dの周
囲下面には所定の位置まで下方に延びる排水筒部1eが
連結されている。又、モータホルダ1には、収容部1a
の開口部から上方に延びる筒状の防水壁1fが形成され
ている。
【0042】底部1bの上面1gには、複数個のマウン
トゴム2(図1中、1個のみ図示する)を介して略円盤
形状のマウントプレート3が配設され、そのマウントプ
レート3は、モータホルダ1の下面に配設されたバック
プレート4とネジ4aにて連結固定されている。マウン
トプレート3の中央には前記貫通孔1cより径の小さい
中央孔3aが形成されている。そして、底部1bの上面
1gには、ゴムよりなる環状のOリングXが貫通孔1c
を囲うように配設され、マウントプレート3の固定によ
って上面1gと該プレート3の下面とに狭持されてい
る。
【0043】マウントプレート3の上面3bにはステー
タ5が固定されている。ステータ5は、上下一対のセン
ターピース6、そのセンターピース6間の外周側に配設
されるコア7、そのコア7に巻装される巻線8とを備え
ている。
【0044】コア7を上下方向に挟持する上下一対のセ
ンターピース6は、電気的な絶縁特性を有する合成樹脂
材料を使用し、同一形状に形成されている。従って、説
明の便宜上、下側センターピース6について詳細に説明
し、上側センターピース6はその組み付け方法を後記説
明して、その詳細な構成は省略する。
【0045】図2は、コア7を配設しない側(以下、反
コア側という)を上方としたセンターピース6の全体斜
視図、図3は、コア7が配設される側(以下、コア側と
いう)を上方に向けたときのセンターピース6の全体斜
視図である。
【0046】下側センターピース6は、センターボス部
(以下、ボス部という)11と、ボス部11の径方向外
側にインシュレータとしてのコアインシュレータ部(以
下、インシュレータ部という)12とを備えている。ボ
ス部11は、図2及び図5に示すように、略円筒形状に
形成されている。そのボス部11の内周面11aにおけ
るコア側端部には、径方向内側に環状に延出した軸受支
持部13が形成されている。その軸受支持部13の反コ
ア側開口縁は、図6に示すように、縦断面形状が円弧面
状となるように切り欠かれて軸受保持面14が形成され
ている。又、ボス部11の内周面11aにおける反コア
側端部には、3個の爪部15が等角度間隔に突出形成さ
れている。
【0047】一方、ボス部11の外側面11bには、軸
線方向に延びた3個の拡幅部16が円形状に張り出し形
成されている。ボス部11には、前記3個の拡幅部16
の中央にネジ穴17a〜17cが形成されている。3個
の拡幅部16のうちの特定の2個の拡幅部16の間に
は、ボス部11の反コア側端面11cからコア側端面に
向かって貫通する3個の通し孔としての収納孔18が等
角度間隔に形成されている。又、反コア側端面11cに
おいて所定のネジ穴17a、17b間、ネジ穴17b,
17c間の中間位置には、それぞれ位置決め凸部19が
突出形成されている。
【0048】前記ボス部11のコア側端部における外側
面11bには、インシュレータ部12が延出形成されて
いる。インシュレータ部12は、コア側端部の外側面1
1bから径方向外側に延出形成された環状の基部支持板
部21と、該基部支持板部21から径方向外側に延出形
成されたティース支持板部22を備えている。基部支持
板部21には、コア側の面21aの中央部に前記ボス部
11と連通する嵌合筒部23が軸線方向に突出形成され
ている。嵌合筒部23において3個の収納孔18と対応
した位置には、径方向の厚さが厚く形成された扇部23
aが形成され、その扇部23aの軸方向端部まで収納孔
18が形成されている。ティース支持板部22は、前記
基部支持板部21の外周部に18個等角度の間隔で径方
向外側に延出形成され、その先端部分は拡開形成されて
いる。ティース支持板部22の両側部及びティース支持
板部22間の基部支持板部21の外周部には、壁板26
がコア側に向かって延出形成されている。そして、これ
ら基部支持板部21、ティース支持板部22、嵌合筒部
23及び壁板26にて形成される嵌合凹部27にコア7
が配設されることになる。
【0049】コア7は、図4に示すように、複数枚のコ
アシート30が積層されて構成されている。コアシート
30は、その中央部にセンターピース6の嵌合筒部23
(扇部23a)と対応した嵌合孔30aが形成された環
状の基部30bと、その基部30bの外周部から等角度
間隔で径方向外側に延出形成されたティース部30cか
ら構成されている。即ち、コアシート30の平面形状
は、そのティース部30cの先端部に形成した凹部を除
いて前記嵌合凹部27と対応し、同凹部27内に納まる
形状とされている。そして、コアシート30が前記嵌合
凹部27に積層配置されるとき、その基部30bが前記
嵌合凹部27を形成する基部支持板部21に位置すると
ともに、ティース部30cが前記嵌合凹部27を形成す
るティース支持板部22に位置することになる。
【0050】尚、コア7を形成するためのコアシート3
0の枚数は、前記嵌合凹部27を形成する壁板26の高
さH/2の2倍の厚さHのコア7が形成される枚数であ
る。つまり、半分の枚数のコアシート30が下側センタ
ーピース6の嵌合凹部27に収容され、残り半分の枚数
のコアシート30が上側センターピース6の嵌合凹部2
7に収容される。そして、下側及び上側センターピース
6の嵌合凹部27にコアシート30が嵌合された状態
で、下側センターピース6と上側センターピース6を互
いに重ね合わせる。尚、このとき下側及び上側センター
ピース6の各収納孔18の周方向の位置を一致させる。
そして、重ね合わせた状態で、巻線8を巻装する。つま
り、各ティース支持板部22間に形成される空間(スロ
ット)に巻線8が巻装されてステータ5が形成される。
【0051】図1に示すように、ステータ5は、前記マ
ウントプレート3上に固設される。詳述すると、ステー
タ5は、図7に示すように、前記下側センターピース6
に形成した位置決め凸部19をマウントプレート3に形
成した位置決め凹部3cに嵌合させることにより位置決
めされる。位置決めした後、ステータ5は、図1に示す
ように、下側センターピース6のネジ穴17a〜17c
(図中、ネジ穴17bのみ図示する)に対してマウント
プレート3の下面からネジ31を螺合することによりマ
ウントプレート3に固定される。
【0052】このマウントプレート3には、3個の収納
孔18と対応した位置に上下に貫通する3つの孔3dが
形成されている。尚、モータホルダ1の貫通孔1cは、
この孔3dを内側に含むような大きさに設定されてい
る。
【0053】上側及び下側センターピース6において直
線状に延びる上下1組で3組の収納孔18には、それぞ
れ上下に貫通する接続端子としての端子Tが配設され
る。そして、端子Tの上端には巻線接続部T1が設けら
れ、巻線8の端部8aが接続される。尚、本実施の形態
では、巻線8の巻回終端、即ち所定の磁界を発生するた
めに必要となる巻線の終端(端部8a)が、コア7の上
部となるように設定されている。又、端子Tは孔3d及
び貫通孔1cを貫通し、その下端はモータホルダ1の下
方まで延びる。尚、この端子Tは、その下端が後述する
励磁回路に接続され同励磁回路の出力端子を構成する。
【0054】前記ステータ5には、上下一対の球形軸受
32,33を介して回転軸34が回転可能に支持され
る。詳述すると、この下側球形軸受32は、下側センタ
ーピース6の軸受保持面14と当接して配置され、下側
に配設されたロックワッシャ35を前記爪部15に係合
させることにより、該下側センターピース6の軸受支持
部13と同ロックワッシャ35との間で保持される。
又、上側球形軸受33は、上側センターピース6の軸受
保持面14と当接して配置され、上側に配設されたロッ
クワッシャ36を前記爪部15に係合させることによ
り、該上側センターピース6の軸受支持部13と同ロッ
クワッシャ36との間で保持される。
【0055】回転軸34の上端側には、ロータ40が取
着されている。ロータ40を構成するヨーク41は、ス
テータ5を覆い且つその下端部外周が防水壁1f(収容
部1a)の内側に僅かな隙間を有して納まるような釣り
鐘状(カップ型)に形成されており、該ヨーク41の内
周面には複数のマグネット42が配設されている。
【0056】又、回転軸34の下端は、中央孔3a及び
貫通孔1cを貫通し、モータホルダ1の下方まで延び
る。そして、回転軸34の下端側にはセンサマグネット
43が嵌着されている。
【0057】前記モータホルダ1の下方には、回路基板
44が配設されている。回路基板44上には、センサマ
グネット43の磁束を検出するホール素子45や、巻線
8に供給するための励磁電流を発生する励磁回路46が
搭載される。即ち、センサマグネット43の磁束をホー
ル素子45で検出することによりロータ40(回転軸3
4)の回転角度が検出され、その検出信号に基づいて励
磁回路46で励磁電流が制御される。
【0058】又、回路基板44において排水筒部1eと
対応した位置には、通し孔44aが形成されている。そ
して、回路基板44が配設される際には、通し孔44a
に排水筒部1eが嵌挿され、各端子Tの下端が励磁回路
46と接続される。
【0059】モータホルダ1には回路基板44を覆う下
部ケース47が取着される。この下部ケース47の排水
筒部1eと対応した位置には孔47aが形成され、その
孔47aには排水筒部1eが貫通される。即ち、モータ
ホルダ1の収容部1a内は、排水筒部1eの排水口1d
を介して下部ケース47の下方の外部と連通される。
【0060】このように構成されたブラシレスモータに
おいて、回転軸34の上端には図示しないファンが固定
される。そして、このブラシレスモータは図示しない車
両に対して、回転軸34が鉛直、即ちロータ40の回転
方向が水平となるように取付けられる。
【0061】このように構成された車両用空調装置で
は、励磁回路46から巻線8に励磁電流が供給される
と、ステータ5に回転磁界が発生し、ロータ40が回転
駆動される。すると、そのロータ40の回転にともなっ
てファンが回転されて、送風動作が行われる。
【0062】そして、例えば車両用空調装置を作動させ
た状態で高圧洗車機により車両の洗車を行うとダクトを
介して水等の液体を吸入してしまうことがある。する
と、吸入された液体の収容部1a内への侵入は、防水壁
1fにより略防止される。
【0063】防水壁1fにより防止されずに収容部1a
内に侵入した液体は、底部1bの上面1gに流れるが、
上面1gに貫通孔1cを囲うようにOリングXを配設し
たため、貫通孔1cから下方(回路基板44)へ落下す
ることは防止される。又、その液体は、排水口1dを介
して下部ケース47の外部に排水される。更に、励磁回
路46の端子Tをコア7領域内の収納孔18を通して該
コア7の上方まで伸長して設け、端子Tの上部に形成さ
れヨーク41に覆われる巻線接続部T1に巻線8の端部
8aを接続したため、前記液体が巻線接続部T1にかか
ることは防止される。尚、ここで言う、コア7領域内と
は、コア7のティース部30cの各先端を結ぶ円の内側
のことである。
【0064】本実施形態の車両用空調装置(ブラシレス
モータ)によれば、以下のような特徴的な効果を得るこ
とができる。 (1)収容部1a内に水等の液体が侵入しても巻線接続
部T1に液体がかかることは防止される。従って、隣り
合う接続部T1同士の短絡は防止される。
【0065】(2)励磁回路46の端子Tは、貫通孔1
cと、孔3dと、上側及び下側センターピース6の収納
孔18を通ってコア7の上方まで設けられる。これによ
り、端子Tが下側センターピース6の外周側に露出しな
い。従って、端子Tに液体がかかることは防止される。
【0066】(3)収容部1a内に水等の液体が侵入し
てもその液体が貫通孔1cから下方へ落下することは防
止される。従って、液体が回路基板44(励磁回路46
等)にかかることは防止される。その結果、回路基板4
4に液体がかかることにより発生する種々の誤動作は防
止される。
【0067】(4)OリングXを、底部1bの上面1g
とマウントプレート3の下面との間に挟まれるように配
設したため、液体がOリングXを乗り越えて貫通孔1c
から下方へ落下することは防止される。従って、液体が
回路基板44(励磁回路46等)にかかることはさらに
防止される。
【0068】(5)OリングXをゴムにて成形したた
め、底部1bの上面1gとマウントプレート3の下面と
の間に隙間ができないように密着させて配設させること
ができる。従って、液体がOリングXを乗り越えて収容
部1aから貫通孔1cを介して下方へ落下することは確
実に防止される。しかも、OリングXが撓むことから、
底部1bの上面1gとマウントプレート3の下面との間
の距離を精度良く構成する必要がない。即ち、高度な部
品精度及び組付け精度を必要としない。
【0069】(6)底部1bには下部ケース47の外部
に連通する排水口1dを設けたため、収容部1a内に水
等の液体が侵入してもその液体は排水口1dを介して下
部ケース47の外部に排水される。従って、収容部1a
内に液体が溜まることが防止される。その結果、収容部
1a内に液体が溜まることにより発生する種々の誤動作
は防止される。
【0070】(7)排水口1dを構成する排水筒部1e
は、モータホルダ1の下方に配設される回路基板44に
形成された通し孔44aを貫通して下部ケース47の外
部に連通される。従って、排水筒部1eを下方に延びる
だけの形状とすることができる。これにより、排水筒部
1e(排水口1d)を複雑な形状に形成する必要がな
く、容易に成形することができる。
【0071】(8)ステータ5を覆うヨーク41の下端
部外周と収容部1aの壁面との隙間は僅かであり、収容
部1aの開口部には防水壁1fが設けられるため、収容
部1a内に水等の液体が侵入することは略防止される。
【0072】(9)上側及び下側センターピース6は、
ボス部11と、インシュレータ部12とから構成されて
いる。そして、下側センターピース6のインシュレータ
部12に形成された嵌合凹部27内にコア7が嵌挿され
るとともに、更に上側センターピース6に形成された嵌
合凹部27がコア7に嵌合して、コア7は覆設される。
従って、ステータ5の組立作業において、センターピー
スにコア7を圧入するような作業は無く、組立作業が簡
単になる。しかも、コア7が圧入されないので、強度の
ある高価な材質でセンターピースを成形する必要がなく
コストダウンを図ることができる。
【0073】(10)巻線8の巻回終端、即ち所定の磁
界を発生するために必要となる巻線の終端(端部8a)
はコア7の上部となるように設定されているため、巻線
8の端部8aを巻線接続部T1に接続するためにコア7
の下部から上部に引き回すといった必要がない。これに
より、巻線接続作業の工数を低減することができる。
又、必要以上の巻線長を必要としないため、材料費を低
減することができる。
【0074】(第2の実施の形態)以下、本発明を車両
用空調装置(ブラシレスモータ)に具体化した第2の実
施の形態を図8及び図9に従って説明する。尚、本実施
の形態は、第1の実施の形態に比べて、主に上側及び下
側センターピース6(ボス部11、インシュレータ部1
2)及びコア7が異なるのみであるため、異なる部分に
ついてのみ詳述し、同様の部材については同様の符号を
付してその説明を省略する。
【0075】図8及び図9に示すように、センターピー
ス51は、金属製のプレス成形品であって、円筒部52
と、円筒部52の下端から径方向外側に延びるフランジ
部53とを有する。そして、センターピース51は、フ
ランジ部53がマウントゴム2を介してモータホルダ1
の収容部1aの底部1bに固定されている。尚、本実施
の形態の底部1bには、第1の実施の形態の排水口1d
が形成されていない。
【0076】円筒部52の内周には、上下一対の軸受5
4が固定され、その軸受54にて前記回転軸34が回転
可能に支持されている。円筒部52の外周には、コア5
5が圧入固定されている。
【0077】コア55は、複数枚のコアシートが積層さ
れて構成され、図9に示すように、円筒部52が圧入固
定される環状の基部55aと、その基部55aの外周部
から等角度間隔で径方向外側に延出形成されたティース
部55bとから構成されている。環状の基部55aの内
周面には、上端から下端まで延びる通気用凹部55cが
周方向に複数形成されている。この通気用凹部55c
は、圧入される円筒部52の外周と共にコア55の下方
から上方まで軸線方向に延びる通気孔を構成している。
【0078】コア55にはインシュレータ56が固定さ
れている。詳述すると、インシュレータ56は、コア5
5の上面(下面)と対応し、該上面(下面)を略被覆す
る端面被覆部57と、コア55にて形成されるスロット
Sの周方向壁面であるティース部55bの壁面を被覆す
るスロット周壁面被覆部58と、スロットSの径方向内
側壁面である基部55aの外周面を被覆するスロット内
壁面被覆部59とを有する。
【0079】スロットS毎に形成されるスロット内壁面
被覆部59の内の3つには、コア55の上端から下端ま
で軸線方向に貫通する通し孔59aが形成されている。
図8に示すように、前記各端子Tは、通し孔59aを通
ってコア55の上方まで伸長されている。そして、各端
子Tの上部に形成された巻線接続部T1にスロットSに
巻装された巻線8の端部8aが接続されている。
【0080】本実施形態の車両用空調装置(ブラシレス
モータ)によれば、以下のような特徴的な効果を得るこ
とができる。 (1)励磁回路46の端子Tを通し孔59aを通してコ
ア55の上方まで伸長して設け、端子Tの上部に形成さ
れヨーク41に覆われる巻線接続部T1に巻線8の端部
8aを接続したため、収容部1a内に水等の液体が侵入
しても、該液体が巻線接続部T1にかかることは防止さ
れる。従って、隣り合う接続部T1同士の短絡は防止さ
れる。
【0081】(2)センターピース51は、コア55が
圧入される円筒部52と、円筒部52の下端から径方向
外側に延び、モータホルダ1に固定されるフランジ部5
3とを有するため、コア55を圧入し、少ない部品点数
でモータホルダ1に固定することができる。
【0082】(第3の実施の形態)以下、本発明を車両
用空調装置(ブラシレスモータ)に具体化した第3の実
施の形態を図10及び図11に従って説明する。尚、本
実施の形態は、第1の実施の形態に比べて、主に上側及
び下側センターピース6(ボス部11、インシュレータ
部12)及びコア7が異なるのみであるため、異なる部
分についてのみ詳述し、同様の部材については同様の符
号を付してその説明を省略する。
【0083】図10及び図11に示すように、センター
ピース71は、金属製のプレス成形品であって、円筒部
72と、円筒部72の下端から径方向外側に延びるフラ
ンジ部73とを有する。そして、センターピース71
は、フランジ部73がマウントゴム2を介してモータホ
ルダ1の収容部1aの底部1bに固定されている。尚、
本実施の形態の底部1bには、第1の実施の形態の排水
口1dが形成されていない。
【0084】円筒部72の内周には、上下一対の軸受7
4が固定され、その軸受74にて前記回転軸34が回転
可能に支持されている。円筒部72の外周には、コア7
5が圧入固定されている。
【0085】コア75は、複数枚のコアシートが積層さ
れて構成され、円筒部72が圧入固定される環状の基部
75aと、その基部75aの外周部から等角度間隔で径
方向外側に延出形成されたティース部75bとから構成
されている。環状の基部75aの内周面には、上端から
下端まで延びる通気用凹部75cが周方向に複数形成さ
れている。この通気用凹部75cは、圧入される円筒部
72の外周と共にコア75の下方から上方まで軸線方向
に延びる通気孔を構成している。又、環状の基部75a
の内周面には、上端から下端まで延びる端子挿通用凹部
75dが周方向に3つ形成されている。この端子挿通用
凹部75dは、通気用凹部75cより深く形成されてい
る。この端子挿通用凹部75dは、圧入される円筒部7
2の外周と共にコア75の下方から上方まで軸線方向に
延びる挿通用隙間76を構成している。前記各端子T
は、挿通用隙間76を通ってコア75の上方まで伸長さ
れている。この端子Tは、絶縁材にて被覆されている。
【0086】コア75にはコア75の上面及び下面を略
覆うとともに、コア75にて形成されるスロットSの内
壁面を覆うインシュレータ77が固定されている。そし
て、各端子Tの上部に形成された巻線接続部T1にスロ
ットSに巻装された巻線8の端部8aが接続されてい
る。
【0087】本実施形態の車両用空調装置(ブラシレス
モータ)によれば、以下のような特徴的な効果を得るこ
とができる。 (1)励磁回路46の端子Tを挿通用隙間76を通して
コア75の上方まで伸長して設け、端子Tの上部に形成
されヨーク41に覆われる巻線接続部T1に巻線8の端
部8aを接続したため、収容部1a内に水等の液体が侵
入しても、該液体が巻線接続部T1にかかることは防止
される。従って、隣り合う接続部T1同士の短絡は防止
される。
【0088】(2)センターピース71は、コア75が
圧入される円筒部72と、円筒部72の下端から径方向
外側に延び、モータホルダ1に固定されるフランジ部7
3とを有するため、コア75を圧入し、少ない部品点数
でモータホルダ1に固定することができる。
【0089】上記実施の形態は、以下のように変更して
も良い。 ・上記第1の実施の形態では、励磁回路46の端子Tを
コア7の上方まで配設し、その上方で巻線8の端部と接
続したが、端子Tをコア7の下方で且つ下側センターピ
ース6の外側に延びるように配設して巻線8の端部と接
続してもよい。このようにしても、上記第1の実施の形
態の効果(3)〜(9)と同様の効果を得ることができ
る。
【0090】・上記第1の実施の形態では、底部1bの
上面1gに貫通孔1cを囲うようにOリングXを配設し
が、OリングXは設けなくてもよい。このようにして
も、上記第1の実施の形態の効果(1),(2),
(6)〜(10)と同様の効果を得ることができる。
【0091】・上記第1の実施の形態では、底部1bに
下部ケース47の外部に連通する排水口1dを設けた
が、排水口1dは設けなくてもよい。このようにして
も、上記第1の実施の形態の効果(1)〜(5),
(8)〜(10)と同様の効果を得ることができる。
【0092】・上記第1の実施の形態において、Oリン
グXを設けず、且つ排水口1dを設けなくてもよい。こ
のようにしても、上記第1の実施の形態の効果(1),
(2),(8)〜(10)と同様の効果を得ることがで
きる。
【0093】・上記第1の実施の形態において、端子T
をコア7の下方で且つ下側センターピース6の外側に延
びるように配設して巻線8の端部と接続し、且つ排水口
1dを設けなくてもよい。このようにしても、上記実施
の形態の効果(3)〜(5),(8),(9)と同様の
効果を得ることができる。
【0094】・上記第1の実施の形態において、端子T
をコア7の下方で且つ下側センターピース6の外側に延
びるように配設して巻線8の端部と接続し、且つOリン
グXを設けなくてもよい。このようにすると、収容部1
a内に水等の液体が侵入してもその液体は排水口1dを
介して下部ケース47の外部に排水され、収容部1a内
に液体が溜まることが防止される。これにより、端子T
と巻線8の端部に液体がかかることと、貫通孔1cから
下方に液体が落下することが防止される。
【0095】・上記第1の実施の形態では、底部1bの
上面1gとマウントプレート3の下面との間にゴムより
なるOリングXを貫通孔1cを囲うように狭持させた
が、貫通孔1cから下方への液体流動を防止できれば、
他の構成に変更してもよい。例えば、OリングXを設け
ず、底部1bの上面1gから貫通孔1cを囲うように上
方に延びる筒部を形成してもよい。
【0096】・上記第1の実施の形態では、上下一対の
3組の収納孔18にそれぞれ励磁回路46の端子Tを配
設し、その上端の巻線接続部T1に巻線8の端部を接続
したが、巻線8の端部を上側センターピース6の収納孔
18から下側センターピース6の下方まで通し、励磁回
路46に接続してもよい。このようにすると、巻線8の
端部がセンターピースの外周側に露出することなく励磁
回路46に接続される。従って、巻線8と励磁回路46
との接続部に液体がかかることは防止される。
【0097】・上記第1の実施の形態では、排水口1d
を構成する排水筒部1eは、回路基板44に形成された
通し孔44aを貫通して下部ケース47の外部に連通さ
れるとしたが、底部1b上の排水が可能であればよく、
例えば回路基板44に通し孔44aを設けず、回路基板
44の上方で水平方向に屈曲して下部ケース47の外部
に連通するようにしてもよい。このようにしても、上記
第1の実施の形態の効果(1)〜(6),(8)〜(1
0)と同様の効果を得ることができる。
【0098】・上記第2及び第3の実施の形態のブラシ
レスモータに、第1の実施の形態と同様のOリングXを
設けた構成や、第1の実施の形態と同様の排水口1d
(排水筒部1e)を形成した構成を、組み合わせて実施
してもよい。OリングXを設けた場合、液体が貫通孔1
cから下方(回路基板44)へ落下することは防止され
る。又、排水口1d(排水筒部1e)を形成した場合、
収容部1a内に侵入した液体が外部に排水される。
【0099】・端子Tをコア7,55,75の下方から
上方まで設ける構成は、コア7,55,75領域内(テ
ィース部30c,55b,75bの各先端を結ぶ円の内
側)を通る構成であれば、他の構成に変更してもよい。
例えば、スロットS内の径方向外側(開口部側)を通し
て設けてもよい。
【0100】・上記第3の実施の形態では、端子Tは、
絶縁材にて被覆されているとしたが、挿通用隙間76に
接触しないように構成すれば、被覆しなくてもよい。 ・上記第3の実施の形態の端子Tを、インシュレータ7
7の一部(例えば、コア75の上面を覆う部分から延出
させたクリップ部)で保持するようにしてもよい。
【0101】・上記第1〜第3の実施の形態のモータホ
ルダ1の防水壁1fを設けなくてもよい。上記実施の形
態及び別例に記載された前記請求項以外の技術的思想を
その効果とともに以下に記載する。
【0102】(イ) 請求項14に記載のブラシレスモ
ータにおいて、前記リング部材はゴムよりなることを特
徴とするブラシレスモータ。このようにすると、リング
部材をセンターピースの下端側と密着させることがで
き、液体がリング部材を乗り越えることは確実に防止さ
れる。しかも、リング部材は撓むため、ブラシホルダの
上面とセンターピースの下端側との間の距離を精度良く
構成する必要がない。
【0103】(ロ) 請求項1乃至15及び上記(イ)
のいずれか1つに記載のブラシレスモータにおいて、前
記モータホルダには収容部が凹設され、前記センターピ
ースはその底部の上面に固定され、前記ロータの外周は
該収容部壁面と僅かな隙間を有するように形成され、前
記収容部の開口部には上方に延びる防水壁が形成される
ことを特徴とするブラシレスモータ。
【0104】このようにすると、ステータを覆うロータ
の外周と収容部壁面との隙間が僅かであることと、収容
部の開口部に防水壁が設けられることにより、センター
ピースが固定される底部の上面に水等の液体が侵入する
ことは略防止される。
【0105】(ハ) モータホルダの上面に固定される
センターピースと、前記センターピースの外周側に固定
されるコアと、前記コアにインシュレータを介して巻装
される巻線とを有するステータと、前記ステータを上方
から覆うように形成され、同ステータが発生する磁界に
よって前記センターピースの内周側に支持された回転軸
中心に回転するカップ型ロータと、前記モータホルダに
形成された貫通孔を介して下方から前記巻線に電流を供
給する励磁回路とを備えたブラシレスモータにおいて、
前記巻線の端部を、前記センターピースの上方から同セ
ンターピースの内部及び前記貫通孔を通し、前記励磁回
路に接続したことを特徴とするブラシレスモータ。
【0106】このようにすると、巻線の端部は前記セン
ターピースの内部及び前記貫通孔を通って励磁回路に接
続される。これにより、巻線の端部がセンターピースの
外周側に露出することなく励磁回路に接続される。従っ
て、巻線と励磁回路との接続部に液体がかかることは防
止される。
【0107】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至15
に記載の発明によれば、水等の液体による故障の発生を
防止することができるブラシレスモータを提供すること
ができる。
【0108】請求項16に記載の発明によれば、水等の
液体による故障の発生を防止することができる車両用空
調装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態におけるブラシレスモータ
(車両用空調装置)の要部断面図。
【図2】第1の実施の形態におけるセンターピースの反
コア側の全体斜図。
【図3】第1の実施の形態におけるセンターピースのコ
ア側の全体斜図。
【図4】第1の実施の形態におけるコアの全体斜視図。
【図5】第1の実施の形態におけるセンターピースの要
部平面図。
【図6】第1の実施の形態におけるセンターピースの要
部断面図。
【図7】第1の実施の形態におけるブラシレスモータの
要部断面図。
【図8】第2の実施の形態におけるブラシレスモータの
要部断面図。
【図9】第2の実施の形態におけるセンターピースとコ
アとインシュレータの平面図。
【図10】第3の実施の形態におけるブラシレスモータ
の要部断面図。
【図11】第3の実施の形態におけるセンターピースと
コアとインシュレータの平面図。
【符号の説明】
1…モータホルダ、3…マウントプレート、5…ステー
タ、6…上側及び下側センターピース、7,55,75
…コア、8…巻線、11…センターボス部、12…イン
シュレータ部(インシュレータ)、18…収納孔(通し
孔)、27…嵌合凹部、32,33…下側及び上側球形
軸受、34…回転軸、40…ロータ、46…励磁回路、
47…下部ケース(モータケース)、51,71…セン
ターピース、56,77…インシュレータ、52,72
…円筒部、53,73…フランジ部、59…スロット内
壁面被覆部、76…挿通用隙間、1c…貫通孔、1d…
排水口、1g…上面、8a…巻線の端部(巻回終端)、
59a…通し孔、S…スロット、T…励磁回路の端子
(接続端子)、X…Oリング(防止手段)、T1…巻線
接続部(接続部)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L011 BF02 5H019 BB05 BB15 BB19 BB22 CC04 DD01 EE14 FF01 5H605 AA02 BB05 BB14 BB17 BB19 CC01 CC02 CC06 DD05 DD32 DD33 EA02 EA19 EB06 EB17 GG04 GG06 5H621 BB07 GA01 GB08 HH02 JK01 JK07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータホルダ(1)の上面(1g)に固
    定されるセンターピース(6)と、前記センターピース
    (6,51,71)の外周側に固定されるコア(7,5
    5,75)と、前記コア(7,55,75)にインシュ
    レータ(12,56,77)を介して巻装される巻線
    (8)とを有するステータ(5)と、 前記ステータ(5)を上方から覆うように形成され、同
    ステータ(5)が発生する磁界によって前記センターピ
    ース(6)の内周側に支持された回転軸(34)中心に
    回転するカップ型ロータ(40)と、 前記モータホルダ(1)に形成された貫通孔(1c)を
    介して下方から前記巻線(8)に電流を供給する励磁回
    路(46)とを備えたブラシレスモータにおいて、 前記励磁回路(46)に、前記コア(7,55,75)
    領域内を通過し、前記コア(7,55,75)の上方ま
    で伸長された接続端子(T)を設け、その接続端子
    (T)の上部に設けられた接続部(T1)に前記巻線
    (8)を接続したことを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】 モータホルダ(1)の上面(1g)に固
    定されるセンターピース(6)と、前記センターピース
    (6)の外周側に固定されるコア(7)と、前記コア
    (7)に巻装される巻線(8)とを有するステータ
    (5)と、 前記ステータ(5)を上方から覆うように形成され、同
    ステータ(5)が発生する磁界によって回転するカップ
    型ロータ(40)と、 前記モータホルダ(1)に形成された貫通孔(1c)を
    介して下方から前記巻線(8)に電流を供給する励磁回
    路(46)とを備えたブラシレスモータにおいて、 前記モータホルダ(1)には、前記貫通孔(1c)から
    下方への液体流動を防止する防止手段(X)を設けたこ
    とを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】 モータホルダ(1)の上面(1g)に固
    定されるセンターピース(6)と、前記センターピース
    (6)の外周側に固定されるコア(7)と、前記コア
    (7)に巻装される巻線(8)とを有するステータ
    (5)と、 前記ステータ(5)を上方から覆うように形成され、同
    ステータ(5)が発生する磁界によって回転するカップ
    型ロータ(40)と、 前記モータホルダ(1)に形成された貫通孔(1c)を
    介して下方から前記巻線(8)に電流を供給する励磁回
    路(46)とを備えたブラシレスモータにおいて、 前記モータホルダ(1)には、モータホルダ(1)の上
    面(1g)からモータケース(47)の外部に液体流動
    させるための排水口(1d)を設けたことを特徴とする
    ブラシレスモータ。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のブラシレスモータにお
    いて、 前記モータホルダ(1)には、前記貫通孔(1c)から
    下方への液体流動を防止する防止手段(X)を設けたこ
    とを特徴とするブラシレスモータ。
  5. 【請求項5】 請求項1又は4に記載のブラシレスモー
    タにおいて、 前記モータホルダ(1)には、モータホルダ(1)の上
    面(1g)からモータケース(47)の外部に液体流動
    させるための排水口(1d)を設けたことを特徴とする
    ブラシレスモータ。
  6. 【請求項6】 請求項2に記載のブラシレスモータにお
    いて、 前記モータホルダ(1)には、モータホルダ(1)の上
    面(1g)からモータケース(47)の外部に液体流動
    させるための排水口(1d)を設けたことを特徴とする
    ブラシレスモータ。
  7. 【請求項7】 請求項1、4及び5のいずれか1項に記
    載のブラシレスモータにおいて、 前記センターピース(6)に軸線方向に貫通する通し孔
    (18)を形成し、 前記接続端子(T)を、前記通し孔(18)を通して前
    記コア(7)の上方まで伸長したことを特徴とするブラ
    シレスモータ。
  8. 【請求項8】 請求項1、4及び5のいずれか1項に記
    載のブラシレスモータにおいて、 前記コア(55)にて形成されるスロット(S)の径方
    向内側を被覆する前記インシュレータ(56)のスロッ
    ト内壁面被覆部(59)に軸線方向に貫通する通し孔
    (59a)を形成し、 前記接続端子(T)を、前記通し孔(59a)を通して
    前記コア(7)の上方まで伸長したことを特徴とするブ
    ラシレスモータ。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の
    ブラシレスモータにおいて、 前記センターピース(6)は、上側センターピースと下
    側センターピースの一対から構成され、その上側及び下
    側センターピースは、センターボス部(11)と、その
    センターボス部(11)から外周に延出形成され、一側
    に嵌合凹部(27)が形成された前記インシュレータ
    (12)とを備え、前記センターボス部(11)に前記
    回転軸(34)を支持するための軸受(32,33)を
    収容し、前記嵌合凹部(27)内に前記コア(7)を配
    設し前記コア(7)と前記巻線(8)とを電気的に絶縁
    したことを特徴とするブラシレスモータ。(第1実施形
    態)
  10. 【請求項10】 請求項1乃至8のいずれか1項に記載
    のブラシレスモータにおいて、 前記センターピース(51)は、前記コア(55)が外
    周側に固定される円筒部(52)と、その円筒部(5
    2)の一端から径方向外側に延び、前記モータホルダ
    (1)に固定されるフランジ部(53)とを有すること
    を特徴とするブラシレスモータ。
  11. 【請求項11】 請求項1、4及び5のいずれか1項に
    記載のブラシレスモータにおいて、 前記センターピース(71)は、前記コア(75)が外
    周側に固定される円筒部(72)と、その円筒部(7
    2)の一端から径方向外側に延び、前記モータホルダ
    (1)に固定されるフランジ部(73)とを有し、 前記コア(75)と前記円筒部(72)との間に、軸線
    方向に延びる隙間(76)を形成し、 前記接続端子(T)を、前記隙間(76)を通して前記
    コア(5)の上方まで伸長したことを特徴とするブラシ
    レスモータ。
  12. 【請求項12】 請求項1、4、5、7乃至10のいず
    れか1項に記載のブラシレスモータにおいて、 前記巻線(8)の巻回終端(8a)を前記コア(7,5
    5,75)の上部にしたことを特徴とするブラシレスモ
    ータ。
  13. 【請求項13】 請求項2、4及び6のいずれか1項に
    記載のブラシレスモータにおいて、 前記防止手段(X)は、貫通孔(1c)を囲うように設
    けられるリング部材(X)であることを特徴とするブラ
    シレスモータ。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のブラシレスモータ
    において、 前記リング部材(X)は、前記モータホルダ(1)の上
    面(1g)と前記センターピース(6)の下端側(3)
    との間に狭持されることにより前記貫通孔(1c)から
    下方への液体流動を防止することを特徴とするブラシレ
    スモータ。
  15. 【請求項15】 請求項3、5及び6のいずれか1項に
    記載のブラシレスモータにおいて、 前記排水口(1d)は、前記励磁回路(46)が搭載さ
    れる回路基板(44)を貫通して、モータケース(4
    7)の下方の外部に連通することを特徴とするブラシレ
    スモータ。
  16. 【請求項16】 車両に対して水平取付けされる請求項
    1乃至15のいずれか1項に記載のブラシレスモータを
    備え、 前記ロータ(40)にファンが連結されて、そのファン
    により送風動作が行われる車両用空調装置。
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