JPH075450B2 - 透明な液状の油性化粧料 - Google Patents

透明な液状の油性化粧料

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JPH075450B2 JP22258487A JP22258487A JPH075450B2 JP H075450 B2 JPH075450 B2 JP H075450B2 JP 22258487 A JP22258487 A JP 22258487A JP 22258487 A JP22258487 A JP 22258487A JP H075450 B2 JPH075450 B2 JP H075450B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、クエン酸トリエチルエステルを相溶化剤とし
て使用し、分枝鎖を有する液状脂肪酸エステルとエチル
アルコールとクエン酸トリエチルエステルと水とが相溶
化した、透明な液状の油性化粧料に関する。更に詳しく
は、透明良好な外観を有し、保存安定性に優れ(長期保
存しても、透明度の低下や、分離や変色,変臭を起さな
い)、塗布時(後)肌なじみに優れた皮膚にべたつき感
や油光りを与えることなく清涼感を与え、塗布後に良好
な保湿性と柔軟性としっとりとした感触と適度(良好)
のつやを付与し得る、優れた液状の油性化粧料に関す
る。
(従来の技術) 従来、液状の油性化粧料(化粧用油)(オイル状化粧
料)は、肌(皮膚)や毛髪に油分を保給、施与して、柔
軟性や光沢(つや)を与えかつ過度の乾燥を防止するた
めに使用(塗布)されている。
一方、液状油性化粧料における必要条件としては、
(1)塗布後の保湿性が高く、しっとりとした良好な感
触(しっとり感)を与え得ること。(2)肌なじみの良
いこと。(3)皮膚を柔らかくする(柔軟化)効果に優
れていること。(4)塗布時(後)にべたつくようなわ
るい感触(べたつき感)を与えないこと。(5)塗布後
の肌や毛髪に油光り(ギラギラしたわるい光沢)を与え
ることなく、適度良好なつやを付与し得ること。(6)
苛酷条件で長期保存しても安定で、変色や変臭(異臭の
発生)を生起することなく、外観をわるくしないこと。
(7)油溶性又は水溶性の栄養成分を安定に保持、溶存
し得ること。皮膚刺激が無く、皮膚安定性が高いこと。
等が挙げられる。
しかしながら、これらの諸条件を兼備し、かつ満足した
液状油性化粧料は未だ得られていない。
例えば、液状油(単独)からなる油性化粧料では、塗布
時(後)にべたつき感や強い油性感や油光りを肌に与
え、また液状油とエチルアルコールとからなる二層型の
油性化粧料では、前記の両成分を均一に混合するための
振盪操作に手間がかかって、不便であり、混合できても
容易に分離するので、両成分を何時も適量、塗布使用し
難い。更に、合成界面活性剤(アニオン性又は非イオン
性界面活性剤)を乳化剤(又は可溶可剤)として、油性
物質をエチルアルコールや水の中に乳化(可溶化)した
水,エチルアルコール中油型の油性化粧料は、その処方
設計及び製造条件の設定がめんみつに行なわれても、大
量生産や、工程管理が難しい等の難点がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者等は、上述の如き従来技術の問題点を解消する
ために鋭意、広範囲な系統的研究を行なった結果、クエ
ン酸トリエチルエステルは、界面活性能を有していない
けれども、油性物質として分枝鎖を有する液状脂肪酸エ
ステルを使用し、かつエチルアルコールと水とを使用す
るという特定の組合せ(混合)に際しては、前記両成分
間の相溶化剤として作用し、前記四成分が容易に一体的
に相溶化して透明な液状を呈しかつ保存安定性の高い油
性化粧料を生成し、しかもこの液状油性化粧料を皮膚
(毛髪)に塗布する時は、肌なじみに優れべたつき感や
油光り(前記)を与えることなく清涼感を与え、しっと
り感と共に、良好なつやと保湿性と柔軟性を付与,発現
し得ることを見出し、本発明を完成した。
本発明の目的は、透明良好な外観を有し、保存安定性に
優れ(長期保存しても透明度の低下や、分離現象や変
色,変臭を起さない)、塗布時(後)に肌なじみに優れ
べたつき感や油光りを与えることなく清涼感を与え、し
かも塗布後に、良好な保湿性と柔軟性としっとり感と適
度良好のつやを与え得る透明液状の油性化粧料を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 即ち、本発明の透明な液状の油性化粧料は、前記目的を
達成するために、主要構成成分として、クエン酸トリエ
チルエステルと、エチルアルコールと、水と、分枝鎖を
有する液状脂肪酸エステルとを配合するという構成をと
る。
本発明に使用するクエン酸トリエチルエステルは、公知
化合物で、殆んど無色無臭の液体である。そして前記の
分枝鎖を有する液状脂肪酸エステルとは、分枝鎖を有
し、かつ常温下で液状の脂肪酸エステルであって、例え
ば、2−エチルヘキサン酸トリグリセライド等の分枝飽
和脂肪酸のトリグリセライド,ミリスチン酸イソプロピ
ルエステル,パルミチン酸イソプロピルエステル,ミリ
スチン酸イソセチル,ミリスチン酸オクチルドデシル,2
−エチルヘキサン酸イソセチルエステル,2−エチルヘキ
サン酸イソステアリル等の分枝飽和脂肪酸又は直鎖飽和
脂肪酸と分枝一価脂肪族アルコールとからなるエステル
が好ましく、更にその他のより好ましい分枝鎖を有する
液状脂肪酸エステルとしては、例えば、ジ−2−エチル
ヘキサン酸ネオペンチルグリコールエステル,ジ−カプ
リン酸ネオペンチルグリコールエステル,リンゴ酸ジ−
2−エチルヘキサネート,コハク酸−ジ−2−エチルヘ
キシルヘキサネート等の分枝飽和脂肪酸とグリコールか
らなるエステル、飽和ジカルボン酸と分枝飽和脂肪酸と
からなるエステル等が挙げられる。
前記の分枝鎖を有する液状脂肪酸エステルは、一種又は
二種以上の組合せて使用される。その一般的な配合量
は、5〜90重量%(好ましくは10〜80重量%)で、クエ
ン酸トリエチルエステルの配合量は5〜90重量%(好ま
しくは10〜80重量%)であり、そしてクエン酸トリエチ
ルエステルと分枝鎖を有する液状脂肪酸エステルとの総
(合計)配合量は18〜92重量%(好ましくは30〜90重量
%)である。前記両成分の各配合量及び総配合量が前記
の範囲外であると、前記目的を達成することが難しい。
本発明に使用するエチルアルコールは通常に使用されて
いるものであればよく、例えば、未変性エタノール,各
種変性エタノール等が使用される。その配合量は50〜80
重量%、好ましくは10〜70重量%である。5重量%より
も少ないと、保存安定性,透明性,感触(清涼感)等が
低下し、80重量%よりも多くなると、保存安定性,感触
等が低下する傾向がある。
本発明に使用さる水は、イオン交換水,蒸留水等の精製
水であればよく、その配合量は2〜10重量%、好ましく
は3〜7重量%である。2重量%よりも少ないと感触
(肌なじみ)や保湿性が悪く、10重量%よりも多くなる
と保存安定性や外観(透明性)が悪くなる傾向がある。
本発明の液状の油性化粧料には、上記成分の他にγ−オ
リザノール,ビタミンA,ビタミンE,ビタミンEニコチン
酸エステル,セラミド,グルコシルセラミド,ガラクト
シルセラミド,コレステロール等の油溶性栄養剤,プラ
センター,ヒアルロン酸,アミノ酸,ムコポリサッカラ
イド,ピタミンC,ビタミンB15,コラーゲン等の水溶性栄
養剤を安定に溶存(配合)せしめ得るのも本発明の一つ
の特長である。本発明には更に、色素,香料,防腐剤等
の慣用添加成分を配合することもできる。
本発明の液状の油性化粧料は、フェイシャルオイル,ボ
ディーオイル,サンオイル,ベビーオイル,ヘアーオイ
ル等の化粧料に適用することができる。
(実施例) 以下の実施例に部とは重量部を、%とは重量%を意味す
る。また、実施例に示す外観(透明性),保存安定性
(変色,変臭の有無),保湿性,実用特性(塗布後の皮
膚柔軟性,しっとり感,べたつき感の有無,油光り,適
度良好なつやの有無,皮膚刺激の有無)の試験法は下記
の通りである。
(1) 外観(透明性) 試料を5℃の恒温室に1日間保存した後の試料の透明性
を肉眼観察して、透明(○),やや白濁(△),白濁
(×)に区別して評価した。
(2) 保存安定性 試料を45℃の恒温室に3ケ月間保存した後の、色の変化
の有無,匂いの変化(変臭)の有無,透明性の変化の有
無をしらべた。
(3) 実用特性 パネラー20人によって、実用テストを行ない、肌なじみ
が良い,清涼感があった,皮膚が柔らかくなった,しっ
とり感を与えた,べたつき感を与えた,良好なつやを与
えた,皮膚刺激を与えた,と答えた各人数を示した。
(4) 化粧(塗布)後の保湿性 I.B.S社製のインピーダンスメーター(IBS−354型)を
用いて測定した。なお測定は20℃の恒温室において、一
定量(0.2g/4cm2)の試料を成人男子の上腕部に塗布
後、経時的にコンダクタンス(単位はマイクロモー)を
測定して行なった。コンダクタンスが大きいほど、一般
に皮膚の電気抵抗が小さく、皮膚表面の保湿性が良いと
言われている。
実施例1(フェイシャルオイル) クエン酸トリエチルエステル(以下、CTEと略記)10部
とエチルアルコール10部と、水5部と、ジ−2−エチル
ヘキサン酸ネオペンチルグリコールエステル(以下、D2
EHPGと略記)75部を30℃で攪拌下に混合して、本発明の
フェイシャルオイルを得た。得られたフェイシャルオイ
ルは、透明な液状で、保存安定性は良く、変色,変臭,
透明度の低下は何れも全く無かった。また、肌なじみが
良いと答えた人数は20人中20人、塗布時清涼感を感じた
と答えた人数が20人中19人、塗布後に皮膚が柔やかくな
ったと答えた人数が20人中19人、しっとり感を与えたと
答えた人数が20人中18人、べたつき感があったと答えた
人数が20人中0人、油光りが無く、良好なつやを与えた
と答えた人数が20人中18人、皮膚刺激を与えたと答えた
人数が20人中0人であった。そして塗布後の保湿性は、
コンダクタンス(マイクロモー)が直後(2分後)で35
0、10分後で13、30分後で11であり、良好であった。
実施例2(フェイシャルオイル) CTE75部,エチルアルコール10部,水5部,D2EHPGを10部
使用する他は実施例1と同様に行なった。得られた本発
明のフェイシャルオイルは、透明な液状で、保存安定性
は良く、変色,変臭,透明度の低下の何れもが皆無であ
った。肌なじみが良いと答えた人数は20人中20人、塗布
時清涼感を感じたと答えた人数が20人中19人、塗布後に
皮膚が柔らかくなったが20人中19人、しっとり感を与え
たが20人中19人、べたつき感を与えたが20人中0人、油
光りが無く良好なつやを与えたが20人中18人、皮膚刺激
を与えたが20人中0人であった。そして塗布後の保湿性
は、コンダクタンス(マイクロモー)が直後で360、10
分後で14、30分後で12であり、良好であった。
実施例3(フェイシャルオイル) CTE30部,エチルアルコール30部,水5部,D2EHPGを35部
使用する他は実施例1と同様に行なった。得られた本発
明のフェイシャルオイルは、透明な液状で、保存安定性
は良好であり、変色,変臭,透明度の低下が全く無かっ
た。肌なじみが良いと答えた人数は20人中19人、塗布時
清涼感が感じたと答えた人数が20人中19人、塗布後に皮
膚が柔らかくなったと答えた人数が20人中20人、しっと
り感を与えたと答えた人数が20人中19人、べたつき感が
あったと答えた人数が20人中0人、油光りが無く、良好
なつやを与えたと答えた人数が20人中19人、皮膚刺激を
与えたと答えた人数が20人中0人であった。保湿性は、
コンダクタンス(マイクロモー)が直後で350、10分後
で14、30分後で12であり良好であった。
実施例4(フェイシャルオイル) CTE10部,エチルアルコール75部,水5部,D2EHPGを10部
使用する他は、実施例1と同様に行なった。得られた本
発明のフェイシャルオイルは、透明な液状で、保存安定
性は良好であり、変色,変臭,透明度の低下が全く無か
った。塗布後の保湿性は、コンダクタンス(マイクロモ
ー)は、直後で360、10分後で14、30分後で12であり、
良好であった。塗布後に皮膚が柔らかくなったが20人中
18人、しっとり感を与えたが20人中18人、べたつき感を
与えたが20人中0人、良好なつやを与えたが20人中18人
であった。
比較例1(フェイシャルオイル) CTE(単独)では、塗布後に皮膚が柔やかくなったが20
人中9人でわるく、保湿性もわるく、皮膚刺激性は2人
でわるく、フェイシャルオイルとして使用し難い。
比較例2(フェイシャルオイル) エチルアルコール50部、D2EHPG50部のフェイシャルオイ
ルでは、塗布後の皮膚の柔らかくなったが20人中10人、
皮膚刺激を与えたと答えた人数が20人中3人でわるく、
塗布後の保湿性(コンダクタンス)も悪くフェイシャル
オイルとして使用できない。
比較例3(フェイシャルオイル) D2EHPG(単独)では、肌なじみが良いが20人中3人、塗
布時清涼感を与えたが20人中0人、またべたつき感を与
えたが20人中12人でわるく、フェイシャルオイルとして
使用できない。
比較例4(フェイシャルオイル) エチルアルコール45部と水5部とD2EHPG50部とからなる
比較のフェイシャルオイルは、白濁しており好ましくな
い。
比較例5(フェイシャルオイル) CTE50部とエチルアルコール50部とからなる比較のフェ
イシャルオイルは、皮膚刺激を与えたと答えた人数が20
人中7人でわるく好ましくない。
比較例6(フェイシャルオイル) CTE50部とD2EHPG50部とからなる比較のフェイシャルオ
イルは、保湿性がわるく、好ましくない。
比較例7(フェイシャルオイル) D2EHPG(分枝鎖エステル油)の代りに流動パラフィンを
使用した他は実施例1と同様に製造した比較のフェイシ
ャルオイルは、分離していて白濁しているので外観がわ
るく、また皮膚(毛髪)に油光りして良好なつやを与え
ることができない。
比較例8(フェイシャルオイル) D2EHPG(分枝鎖エステル油)の代りに、ヒマシ油を使用
した他は実施例1と同様に製造した比較のフェイシャル
オイルは、保存安定性がわるく、着色(変色)や変臭を
起すので実用性に乏しい。
比較例9(フェイシャルオイル) D2EHPG(分枝鎖エステル油)の代りに、ミンク油を使用
した他は実施例1と同様に製造した比較のフェイシャル
オイルは、やや白濁していて外観は好ましくなく、保存
安定性がわるく、変色(着色)や変臭を起しやすい。
実施例5(ボディーオイル) L−ロイシン0.1部と水3.9部,エチルアルコール36部と
の均一混合物の中にイソプロピルミリステート30部とク
エン酸トリエチル30部を添加し均一に混合して得られた
本発明のボディーオイル、透明な外観を有する液状であ
って、保存安定性が良く、着色(変色)や変臭を起し難
く、塗布後の保湿性が良く、肌なじみが良いが20人中19
人、清涼感を与えたが20人中20人、皮膚を柔らかくした
が20人中19人、べたつき感を与えたが20人中0人、油光
りせず適度良好なつやを与えたが20人中18人で好ましい
のものであった。
実施例6(フェイシャルオイル,ヘアーオイル) CTE20部とジーカプリン酸ネオペンチルグリコールエス
テル20部とリンゴ酸ジ−2−エチルヘキサネート20部
と、コハク酸−ジ−2−エチルヘキシルヘキサネート20
部と水5部とエチルアルコール14.8部とビタミンEニコ
チン酸エステル0.1部とを混合して均一に溶解して、本
発明の透明液状の油性化粧料を得た。この油性化粧料は
フェイシャルオイル,ヘアーオイルとして適用される。
この油性化粧料は、保存安定性は良好で、変色,変臭,
透明度の低下は何れも全く無かった。塗布後には、肌な
じみが良いが20人中19人、清涼感を与えたが20人中18
人、皮膚が柔らかくなったと答えた人数が20人中19人、
べたつき感なくしっとり感を与えたと答えた人数は20人
中20人、油光りがなく良好なつやを与えたと答えた人数
は20人中19人であった。また毛髪にヘアーオイルとして
使用した結果、毛髪に良好なつやを与え、かつ毛髪を柔
らかくしたと答えた人数は20人中20人であった。また塗
布後の保湿性も実施例1と同程度に良好であった。
(発明の効果) 上記の如く、本発明は、クエン酸トリエチルエステルを
相溶化剤として、前記エチルアルコールと水と分枝鎖を
有する液状脂肪酸エステルとを配合する場合は、合成界
面活性剤を使用することなく、前記四成分が一体的に相
溶化することができ、しかも透明良好な外観を有し、保
存安定性に優れ(長期保存しても透明度の低下や分離現
象や変色,変臭を起さない)、塗布時(後)、皮膚(毛
髪)にべたつき感や油光りを与えることなく、良好な保
湿性と柔軟性としっとり感と適度(良好)なつやを与え
得る優れた液状油性化粧料を工業的容易かつ有利に製造
することができ、その作用効果の特異性は著しい。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主要構成成分として、クエン酸トリエチル
    エステルと、エチルアルコールと、分枝鎖を有する液状
    脂肪酸エステルと、水とを配合してなることを特徴とす
    る、透明な液状の油性化粧料。
  2. 【請求項2】クエン酸トリエチルエステルが、5〜90重
    量%(重量%は最終組成物の重量基準。以下同じ)と分
    枝鎖を有する液状脂肪酸エステルが5〜90重量%の範囲
    内で配合されており、そして前記両成分の総含有量が、
    18〜92重量%である、特許請求の範囲第(1)項記載の
    透明な液状の油性化粧料。
  3. 【請求項3】エチルアルコールが5〜80重量%の範囲内
    で含有されている、特許請求の範囲第(1)項記載の透
    明な液状の油性化粧料。
  4. 【請求項4】水が2〜10重量%の範囲内で含有されてい
    る、特許請求の範囲第(1)項記載の透明な液状の油性
    化粧料。
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