JPH02129110A - 透明な液状の油性化粧料 - Google Patents

透明な液状の油性化粧料

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JPH02129110A
JPH02129110A JP28089388A JP28089388A JPH02129110A JP H02129110 A JPH02129110 A JP H02129110A JP 28089388 A JP28089388 A JP 28089388A JP 28089388 A JP28089388 A JP 28089388A JP H02129110 A JPH02129110 A JP H02129110A
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JP
Japan
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water
soluble
oil
fatty acid
examples
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JP28089388A
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Inventor
Kenji Mori
憲治 森
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、蛋白質及び/又はビタミンの水溶液を液状油
の中に逆型ミセル状態で均一に分散した、透明な液状の
油性化粧料に関する。更に詳しくは、透明良好な外観を
有し、保存安定性に優れ(長期保存しても、透明度の低
下や、分離や変色変臭を起こさない)、塗布後に良好な
保湿性と柔軟性としっとりとした感触を与え得る、優れ
た液状の油性化粧料に関する。
(従来の技術と発明が解決しようとする課題)従来、液
状の油性化粧料は皮膚や毛髪に油分を保給して、柔軟性
や光沢を与え、かつ乾燥を防止するために使用されてい
る。更にこれ等特性を改良する為に油溶性ビタミン等の
油溶性栄養剤を添加する試みも多くなされている。
しかし、これらの特性を向上させ、皮膚や毛髪を保護す
る目的で水溶性のビタミン、アミノ酸蛋白質等を添加す
る技術があるが、この場合油性化粧料が白濁し、水溶性
物質が沈澱するという欠点を有していた。そこで油性化
粧料に水を少量加えその中に水溶性物質を溶解させる試
みを行なったが、溶解性、経日安定性、感触等の面で十
分満足のいく油性化粧料は得られなかった。
(課題を解決するための手段) 本発明は、水溶性多価アルコール0.1〜10重量%、
水0.1〜4.0重量%、ノニオン型界面活性剤2〜4
0重量%、水溶性蛋白質及び/又は水溶性ビタミン0.
01〜3.0重量%、分枝鎖を有する液状脂肪酸エステ
ルを含有することを特徴とする透明な液状の油性化粧料
である。
本発明に使用される水溶性多価アルコールとしては、例
えばエチレングリコール、プロピレングリコール、1.
3−ブチレングリコール、1.4ブチレングリコール、
ジプロピレングリコール、グリセリン、ジグワセリン。
トリグリセリン、テトラグリセリン、グルコース、マル
トース、マルチトール、蔗糖、フラクトース、キシリト
ール。
ソルビトール、マレトリオース、スレイトールエリスリ
トール、澱粉分解糖還元アルコール等を挙げることがで
き、これらの一種または二種以上界面に存在する界面活
性剤の親水基の影響を受けて、その水溶解性が低下する
。一方、水溶性蛋白質した水溶性物質は、界面活性剤の
親水基の影響を受けず、従ってその水溶解性は低下しな
い為と考えられる。
wt%である。Q、 l w t%より少ないと透明度
に劣り、10wt%を超えても透明度に劣るので好まし
くない。
本発明に於いて水溶性多価アルコールを加えると透明性
が向上する理由は次の通りである。
油層中において、界面活性剤分子は親油基を外側に、親
水基を内側に向けて配向し、水のみで形が光を散乱する
為であると考えられる。(P、J。
Bonner、 R,Wolf、 P、 L、 Lu1
si、 (1980) J。
5olid−Phase Biochem、 5 : 
255〜268+ FIG、 2.参照) 本発明に使用する水は′FN留水、イオン交換水等の精
製水が適用される。その配合量は0.1〜4.0wt%
好ましくは0.5〜3. Ow t%である。0.1w
t%より少ないと透明度に劣り、4.Q w t%を超
えても透明度に劣る。
本発明に使用される界面活性剤は、HLB(Griff
inの式より算出)が5〜16を示すノニは、ソルビタ
ンモノラウレート ソルビタンモノ 面活性剤としては、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル(9E、0.’)、ポリオキシエチレンオレイルエー
テル(2E、0.>、ポリオキシエチレオレイルエーテ
ル(7E、0.)、ポリオキシエチレンオレイルエーテ
ル(10E、 0.) 等カ挙げられるが、これに限定
されるものではない。
本発明の透明な液状の油性化粧料には、これらのポリオ
キシエチレンソルビタンモノオレエート(l OE、O
o)、ポリオキシエチレンソルビタントリオレエート(
20E、○、)、ポリオキシエチレンソルビタンモノオ
レエート(6E、0.)。
ポリオキシエチレンソルビクンモノラウレートしては、
ポリオキシエチレングリセリルモノオレエート(5E、
0.)、ポリオキシエチレングリリ、使用後の肌が乾燥
したりして好ましくない。
本発明に使用する水溶性蛋白質及び/又は水溶性ビタミ
ンは通常化粧品に配合されるものであれば良く、例えば
水溶性蛋白としては、コラーゲン及びその加水分解物、
ゼラチン及びその加水分解物、セリシン及びその加水分
解物、アルブミン。
酵素、カゼイン加水分解物、更にそれ等水溶性蛋白質に
アルキル基やコハク酸等を付加した、水溶性の蛋白質誘
導体、水溶性ビタミンとしては、ビクミンC5水溶性の
ビタミンB頚、及び、各種ビタミン類の水溶性の誘導体
等が挙げられる。
本発明にはこれ等水溶性蛋白質、水溶性ビタミンの一種
または二種以上が適用される。その配合量は0.01〜
3. Ow t%、好ましくは0.1〜 ]、 Owt
%である。o、 o t w t%より少ないと配合の
効果が十分でなく、3. Q w t%を超えると透明
度が劣って好ましくない。
本発明に使用する分枝鎖を有する液状脂肪酸エステルと
は、分枝鎖を有し、かつ常温下で液状の脂肪酸エステル
であって、例えば、2−エチルヘキサン酸トリグリセラ
イド等の分枝飽和脂肪酸のトリグリセライド、ミリスチ
ン酸イソプロピルエステル、パルミチン酸イソプロピル
エステル、ミリスチン酸イソセチル、ミリスチン酸オク
チルドデシル、2−エチルヘキサン酸イソセチルエステ
ル、2−エチルヘキサン酸イソステアリル等の分枝飽和
脂肪酸又は直鎖飽和脂肪酸と分枝−価脂肪族アルコール
とからなるエステルが好ましく、更にその他のより好ま
しい分枝鎖を有する液状脂肪酸エステルとしては、例え
ばジー2−エチルヘキサン酸ネオペンチルグリコールエ
ステル、ジ−カプリン酸ネオペンチルグリコールエステ
ル、リンゴ酸ジー2−エチルヘキサネート、コハク酸ジ
2−エチルへキシルヘキサネート等の分枝飽和脂肪酸と
グリコールからなるエステル、飽和ジカルボン酸と分枝
飽和脂肪酸とからなるエステル等が挙げられる。
前記の分枝鎖を有する液状脂肪酸エステルは、一種又は
二種以上組合せて使用される。
また、本発明の液状の油性化粧料には、上記成分の他に
、T−オリザノール、ビタミンE、ビタミンA5セラミ
ド、コレステロール等の油溶性栄養剤8色素、香料、防
腐剤等を添加することができる。
本発明の液状の油性化粧料は、フェイシャルオイル。ボ
ディオイル、サンオイル、ヘビーオイルヘアーオイル、
クレンジングオイル等の化粧料に適用することができる
(実施例) 以下の実施例に%とは重量%を意味する。また、実施例
に示す外観(i3明性)、実用特性(塗布後の柔軟性、
しっとり感、皮膚刺激の存無)の試験法は下記の通りで
ある。
Fil  外観(i3明性) 試料を5℃の恒温室に1日間保存した後の試料の透明性
を肉眼観察して、透明(○)、やや白濁(△)、白濁(
×)に区別して評価した。
(2)  実用特性 被験者20人によって、実用テストを行ない、皮膚(毛
髪)が柔らかくなった。しっとり感を与えた。皮膚刺激
を与えたと答えた各人数を示した。
実施例1(フェイシャルオイル) fil  処方 (2)  製法 成分■に■を加え、均一に溶解した後ろ過し、これを■
、■、■の混合溶液に加え、均一に撹拌する。
(3)  特性 その特性を第1表に示す、第1表から明らかな如く、本
発明のフェイシャルオイルは外観が透明で実用特性に優
れたものであった。
実施例2〜3.比較例1〜2 (フェイシャルオイル) グリセリンの配合量を第1表の如く変化させる他は、実
施例1と同様にして、実施例2〜3.比較例1〜2のフ
ェイシャルオイルを調整した。その特性を第1表に示す
、第1表から明らかな如く、グリセリンの配合量をQ、
l w t%及び10. Ow t%とした本発明の実
施例は良い結果を示した。比較例1〜2のように、グリ
セリンの配合量が0.1wt%より少なくてもlQwL
%より多くても外観の透明性が損なわれ好ましいもので
はなかった。
実施例4〜5.比較例3〜4 (フェイシャルオイル) 精製水の配合量を第1表の如く変化させる他は、実施例
1と同様にして、実施例4〜5.比較例3〜4のフェイ
シャルオイルを調整した。その特性を第1表に示す、第
1表から明らかな如く、精製水の配合量をo、 1w 
t%及び4. Q w t%とした本発明の実施例は良
い結果を示した。比較例3〜4のように精製水の配合量
がQ、l w t%より少なくても4. Q w t%
より多くても外観の透明性が損なわれ好ましいものでは
なかった。
実施例6〜7.比較例5〜6 (フェイシャルオイル) ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(6E、
0.)の配合量を第1表の如く変化させる他は、実施例
1と同様にして実施例6〜7.比較例5〜6のフェイシ
ャルオイルを調整した。その特性を第1表に示す、第1
表から明らかな如く、ポリオキシエチレンソルビタンモ
ノオレエート(6E、○、)の配合量を2.Q w t
%及び40wt%とした本発明の実施例は良い結果を示
した。
比較例5のようにポリオキシエチレンソルビタンモノオ
レエート(6E、0.)の配合量が2.0wt%より少
ないと、外観が透明でなく好ましいものではなかった。
比較例6のようにポリオキシエチレンソルビタンモノオ
レエート(6E、0.)の配合量が4Qwt%より多い
と皮膚刺激を与えるため好ましいものではなかった。
実施例8〜9.比較例7〜8 (フェイシャルオイル) カゼイン加水分解物の配合量を第1表の如く変化させる
他は、実施例1と同様にして実施例8〜9、比較例7〜
8のフェイシャルオイルを調整した。その特性を第1表
に示す、第1表から明らかな如く、カゼイン加水分解物
の配合量を0.01wt%及び3. Q w t%とし
た本発明の実施例は良い結果を示した。比較例7のよう
にカゼイン加水分解物の配合量がo、 o t w t
%より少ないと皮膚柔軟性やしっとり感に劣るため好ま
しいものではなかった。比較例8のようにカゼイン加水
分解物の配合量が3.Q w t%より多いと外観が透
明でな実施例10〜15 (フェイシャルオイル)水溶
性多価アルコール、ノニオン型界面活性剤。
水溶性蛋白質及び/又は水溶性ビタミン、分枝鎖を有す
る液状脂肪酸エステルの種類を第2表の如く変化させる
以外は実施例1と同様にして実施例10〜15の本発明
のフェイシャルオイルを調整した。なお、実施例13は
セリシンとビタミンCをそれぞれ0.05 w t%ず
つ配合した。その特性を第2表に示す。第2表から明ら
かな如く本発明のフェイシャルオイルの各種特性は優れ
たもので(発明の効果) 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
水溶性多価アルコール、水、ノニオン型界面活性剤、水
溶性蛋白質及び/又は水溶性ビタミン。
分枝鎖を有する液状脂肪酸エステルをそれぞれ特定の含
有量含存してなる油性化粧料は、界面活性剤によって油
中に透明に可溶化された水相の中に、水溶性釜aアルコ
ールと水溶性蛋白質及び/又は水溶性ビタミンが溶解す
ることによって、外観が透明で保存安定性に優れ、塗布
後に良好な保lW性と柔軟性としっとりした感触を与え
る有用なるものであることは明らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水溶性多価アルコールを0.1〜10重量%、水を0.
    1〜4.0重量%、ノニオン型界面活性剤を2.0〜4
    0重量%、水溶性蛋白質及び/又は水溶性ビタミンを0
    .01〜3.0重量%、分枝鎖を有する液状脂肪酸エス
    テルを含有することを特徴とする透明な液状の油性化粧
    料。
JP28089388A 1988-11-07 1988-11-07 透明な液状の油性化粧料 Pending JPH02129110A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6153209A (en) * 1999-09-28 2000-11-28 The Procter & Gamble Company Article having a transferable breathable skin care composition thereon
US6177067B1 (en) 1996-08-09 2001-01-23 Shiseido Company, Ltd. Hair revitalizing tonic composition containing a 2,2-dimethylpropanediol compound and use thereof
JP2001270808A (ja) * 2000-01-20 2001-10-02 Shiyuu Uemura Keshohin:Kk 自己乳化型油性化粧料組成物および自己乳化型油性化粧料組成物の保存安定性を改良する方法
US6703536B2 (en) 1998-03-12 2004-03-09 The Procter & Gamble Company Disposable absorbent article having a skin care composition containing an enzyme inhibitor
US12025474B2 (en) 2019-09-18 2024-07-02 Dr. Johannes Heidenhain Gmbh Measuring device

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