JPH0751948A - 曲がり穴加工方法および曲がり穴加工装置 - Google Patents
曲がり穴加工方法および曲がり穴加工装置Info
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- JPH0751948A JPH0751948A JP19487893A JP19487893A JPH0751948A JP H0751948 A JPH0751948 A JP H0751948A JP 19487893 A JP19487893 A JP 19487893A JP 19487893 A JP19487893 A JP 19487893A JP H0751948 A JPH0751948 A JP H0751948A
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- machining
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 曲がり穴の形成を簡便な機構により行うこと
ができ、小径の曲がり穴の形成をも十分良好に行うこと
が可能であるようにする。 【構成】 加工用電極工具８と、加工用電極工具８を支
持する可撓性工具支持部材７と、加工用電極工具８の表
面をその加工の進行方向の所定部分を除いて露出させ且
つ加工用電極工具８の進行方向と露出方向とのなす角度
を一定にしないしは変化させうる絶縁部材１１と、加工
用電極工具８に通電する導電体１２と、加工部分に加工
液１３を供給する加工液供給流路１４と、加工部分から
加工液と共に加工屑１５を排出する加工屑排出流路１６
をそなえた曲がり穴加工装置１。
ができ、小径の曲がり穴の形成をも十分良好に行うこと
が可能であるようにする。 【構成】 加工用電極工具８と、加工用電極工具８を支
持する可撓性工具支持部材７と、加工用電極工具８の表
面をその加工の進行方向の所定部分を除いて露出させ且
つ加工用電極工具８の進行方向と露出方向とのなす角度
を一定にしないしは変化させうる絶縁部材１１と、加工
用電極工具８に通電する導電体１２と、加工部分に加工
液１３を供給する加工液供給流路１４と、加工部分から
加工液と共に加工屑１５を排出する加工屑排出流路１６
をそなえた曲がり穴加工装置１。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、被加工材に対し放電加
工や電解加工などの通電加工によって曲がり穴を形成す
るのに利用される曲がり穴加工方法および曲がり穴加工
装置に関するものである。
工や電解加工などの通電加工によって曲がり穴を形成す
るのに利用される曲がり穴加工方法および曲がり穴加工
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】被加工材に対し放電加工や電解加工など
の通電加工を行うことによって曲がり穴を形成する方法
は知られている。
の通電加工を行うことによって曲がり穴を形成する方法
は知られている。
【０００３】例えば、図６は、従来の曲がり穴加工方法
の一例を示すものであって、放電加工により穴あけ加工
する加工用電極工具６１と、この加工用電極工具６１に
組み付けられ且つ形成された加工穴６２の内壁に加工用
電極工具６１を固定しうる工具クランプ手段を有するホ
ルダ６３をそなえ、ホルダ６３に装着された複数の圧電
アクチュエータ６４を動力源として弾性体６５と組み合
わせることによって、この弾性体６５をクランプ・アン
クランプの状態とすることにより、加工用電極工具６１
の相対的な向きを変化させて曲がり穴を形成する方法で
ある（特開平３−４３１２２号公報）。
の一例を示すものであって、放電加工により穴あけ加工
する加工用電極工具６１と、この加工用電極工具６１に
組み付けられ且つ形成された加工穴６２の内壁に加工用
電極工具６１を固定しうる工具クランプ手段を有するホ
ルダ６３をそなえ、ホルダ６３に装着された複数の圧電
アクチュエータ６４を動力源として弾性体６５と組み合
わせることによって、この弾性体６５をクランプ・アン
クランプの状態とすることにより、加工用電極工具６１
の相対的な向きを変化させて曲がり穴を形成する方法で
ある（特開平３−４３１２２号公報）。
【０００４】また、図７は、従来の曲がり穴加工方法の
他の例を示すものであって、穴あけ加工する加工用電極
工具７１と、この加工用電極工具７１に組み付けられ且
つ独立した曲げ機構を有する複数段（図示では１つのみ
表われている）の関節７２と、関節７２をまたいで設け
た形状記憶合金コイルばね７３を備えたものであって、
形状記憶合金コイルばね７３に電源７４より電流を流す
ことによってこのコイルばね７３の温度を上昇させるこ
とによりばね長さを伸縮させ、関節７２に曲がりを生じ
させて加工用電極工具７１の向きを変えて曲がり穴を形
成する方法である（１９８９年度精密工学会秋季大会学
術講演会論文集 第１７９頁〜第１８０頁）。
他の例を示すものであって、穴あけ加工する加工用電極
工具７１と、この加工用電極工具７１に組み付けられ且
つ独立した曲げ機構を有する複数段（図示では１つのみ
表われている）の関節７２と、関節７２をまたいで設け
た形状記憶合金コイルばね７３を備えたものであって、
形状記憶合金コイルばね７３に電源７４より電流を流す
ことによってこのコイルばね７３の温度を上昇させるこ
とによりばね長さを伸縮させ、関節７２に曲がりを生じ
させて加工用電極工具７１の向きを変えて曲がり穴を形
成する方法である（１９８９年度精密工学会秋季大会学
術講演会論文集 第１７９頁〜第１８０頁）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の曲がり穴加工方法では、加工用電極工具６
１，７１の向きを変えるために圧電アクチュエータ６４
や形状記憶合金ばね７３を用い、圧電アクチュエータ６
４や形状記憶合金ばね７３への通電を制御しながら変位
を生じさせて曲がり穴に形成していく方法となっていた
ため、加工用電極工具６１，７１に対する曲げ制御機構
が複雑なものとなり、曲げ制御機構自体が大きくなって
しまい、このような曲げ制御機構のほかに加工用電極工
具６１，７１への通電のための導電体や加工液の供給の
ための加工液供給流路や加工屑の排出のための加工屑排
出流路等を設ける必要があることから、小径の曲がり穴
の形成には適さないという問題点があった。
うな従来の曲がり穴加工方法では、加工用電極工具６
１，７１の向きを変えるために圧電アクチュエータ６４
や形状記憶合金ばね７３を用い、圧電アクチュエータ６
４や形状記憶合金ばね７３への通電を制御しながら変位
を生じさせて曲がり穴に形成していく方法となっていた
ため、加工用電極工具６１，７１に対する曲げ制御機構
が複雑なものとなり、曲げ制御機構自体が大きくなって
しまい、このような曲げ制御機構のほかに加工用電極工
具６１，７１への通電のための導電体や加工液の供給の
ための加工液供給流路や加工屑の排出のための加工屑排
出流路等を設ける必要があることから、小径の曲がり穴
の形成には適さないという問題点があった。
【０００６】また、圧電アクチュエータ６４および形状
記憶合金ばね７３それ自体が複雑であったり作動上のば
らつきを生じたりすることがあると共に制御も複雑なも
のとなりやすく総合コストが高くつくものになりやすた
め、実用化レベルの加工精度を得るのが困難であるとい
う問題点があり、このような問題点を解消することが課
題であった。
記憶合金ばね７３それ自体が複雑であったり作動上のば
らつきを生じたりすることがあると共に制御も複雑なも
のとなりやすく総合コストが高くつくものになりやすた
め、実用化レベルの加工精度を得るのが困難であるとい
う問題点があり、このような問題点を解消することが課
題であった。
【０００７】
【発明の目的】本発明は、このような従来の課題にかん
がみてなされたものであって、曲がり穴を形成するのに
用いられる加工用電極工具自体やこの加工用電極工具を
制御するのに必要な制御機構が簡単であるので、加工用
電極工具へ通電するための導電体や、加工液の供給流路
や、加工屑の排出流路を設けたときでも、小径の曲がり
穴の形成をも十分良好に可能であり、機構が複雑な曲が
り穴形成用制御機構を用いる必要がないため安価なもの
とすることが可能である曲がり穴加工方法および曲がり
穴加工装置を提供することを目的としている。
がみてなされたものであって、曲がり穴を形成するのに
用いられる加工用電極工具自体やこの加工用電極工具を
制御するのに必要な制御機構が簡単であるので、加工用
電極工具へ通電するための導電体や、加工液の供給流路
や、加工屑の排出流路を設けたときでも、小径の曲がり
穴の形成をも十分良好に可能であり、機構が複雑な曲が
り穴形成用制御機構を用いる必要がないため安価なもの
とすることが可能である曲がり穴加工方法および曲がり
穴加工装置を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる曲がり穴
加工方法は、加工用電極工具により穴あけ加工を行うに
際し、加工用電極工具による穴あけ加工の進行方向に対
し加工量に差をもたせ、必要に応じては加工量の少ない
がわに加工用電極工具に装着した誘導部分を接触させ、
穴あけ加工の際の加工の方向を加工量の多いがわに向け
る加工を継続して行う構成としたことを特徴としてい
る。
加工方法は、加工用電極工具により穴あけ加工を行うに
際し、加工用電極工具による穴あけ加工の進行方向に対
し加工量に差をもたせ、必要に応じては加工量の少ない
がわに加工用電極工具に装着した誘導部分を接触させ、
穴あけ加工の際の加工の方向を加工量の多いがわに向け
る加工を継続して行う構成としたことを特徴としてい
る。
【０００９】また、本発明に係わる曲がり穴加工装置
は、加工用電極工具と、加工用電極工具を支持する可撓
性工具支持部材と、加工用電極工具の表面をその加工の
進行方向の所定部分を除いて覆う絶縁部材と、加工用電
極工具に通電する導電体と、加工部分に加工液を供給す
る加工液供給流路をそなえた構成としたことを特徴とし
ており、実施態様においては、加工用電極工具の進行方
向と、絶縁部材によって覆われない加工用電極工具の露
出方向とのなす角度が一定である構成とすることがで
き、また、同じく実施態様において、絶縁部材は、加工
用電極工具の表面に施した絶縁被膜よりなるものとする
ことができる。
は、加工用電極工具と、加工用電極工具を支持する可撓
性工具支持部材と、加工用電極工具の表面をその加工の
進行方向の所定部分を除いて覆う絶縁部材と、加工用電
極工具に通電する導電体と、加工部分に加工液を供給す
る加工液供給流路をそなえた構成としたことを特徴とし
ており、実施態様においては、加工用電極工具の進行方
向と、絶縁部材によって覆われない加工用電極工具の露
出方向とのなす角度が一定である構成とすることがで
き、また、同じく実施態様において、絶縁部材は、加工
用電極工具の表面に施した絶縁被膜よりなるものとする
ことができる。
【００１０】さらに、同じく実施態様において、絶縁部
材は、加工用電極工具の進行方向と、絶縁部材によって
覆われない加工用電極工具の露出方向とのなす角度が可
変であり、前記角度の変更により穴あけ加工の方向ない
しは形状を変える絶縁部材駆動部をそなえた構成とする
ことができ、同じく実施態様において、加工用電極工具
をその加工の進行方向に対し交差する方向に回動させて
穴あけ加工の方向ないしは形状を変える回動駆動部をそ
なえた構成とすることができる。
材は、加工用電極工具の進行方向と、絶縁部材によって
覆われない加工用電極工具の露出方向とのなす角度が可
変であり、前記角度の変更により穴あけ加工の方向ない
しは形状を変える絶縁部材駆動部をそなえた構成とする
ことができ、同じく実施態様において、加工用電極工具
をその加工の進行方向に対し交差する方向に回動させて
穴あけ加工の方向ないしは形状を変える回動駆動部をそ
なえた構成とすることができる。
【００１１】
【発明の作用】本発明に係わる曲がり穴加工方法および
曲がり穴加工装置では、上述した構成としているので、
加工用電極工具によって通電による穴あけ加工を行う際
に、加工用電極工具において絶縁部材で覆われている部
分と覆われていない部分とで加工量に差をもたせること
となり、絶縁部材で覆われていない部分での加工量が多
くなって、穴あけ加工の際の穴の形成方向が加工量の多
いがわに向くこととなり、このような加工を継続して行
うことによって、曲がり穴の形成加工が行われることと
なり、加工用電極工具表面での絶縁部材による被覆の位
置や被覆の程度等によって曲がり穴の曲率の程度，方向
ないしは形状等が変化してくるものとなり、また、加工
用電極工具を回動ないしは旋回させることによって、一
方向に限らない多面的な曲がり方向をもつ複雑形状の曲
がり穴も形成されることとなる。
曲がり穴加工装置では、上述した構成としているので、
加工用電極工具によって通電による穴あけ加工を行う際
に、加工用電極工具において絶縁部材で覆われている部
分と覆われていない部分とで加工量に差をもたせること
となり、絶縁部材で覆われていない部分での加工量が多
くなって、穴あけ加工の際の穴の形成方向が加工量の多
いがわに向くこととなり、このような加工を継続して行
うことによって、曲がり穴の形成加工が行われることと
なり、加工用電極工具表面での絶縁部材による被覆の位
置や被覆の程度等によって曲がり穴の曲率の程度，方向
ないしは形状等が変化してくるものとなり、また、加工
用電極工具を回動ないしは旋回させることによって、一
方向に限らない多面的な曲がり方向をもつ複雑形状の曲
がり穴も形成されることとなる。
【００１２】
【実施例】図１は本発明に係わる曲がり穴加工方法の実
施に使用する曲がり穴加工装置の一実施例を示すもので
あって、この曲がり穴加工装置１は、電解加工機２に適
用した場合を示すものであって、電解加工機２に設けら
れた上下移動する主軸（ｚ軸）３に管状をなす剛性工具
支持部材４が止め具５により垂直方向の向きに取り付け
てある。
施に使用する曲がり穴加工装置の一実施例を示すもので
あって、この曲がり穴加工装置１は、電解加工機２に適
用した場合を示すものであって、電解加工機２に設けら
れた上下移動する主軸（ｚ軸）３に管状をなす剛性工具
支持部材４が止め具５により垂直方向の向きに取り付け
てある。
【００１３】この管状をなす剛性工具支持部材４の下端
側には回動駆動部６のステータ側が装着してあり、この
回動駆動部６のロータ側には管状をなす電気絶縁性の可
撓性工具支持部材７が取り付けてあって、この管状をな
す可撓性工具支持部材７の下端には、加工用電極工具８
が設けてある。
側には回動駆動部６のステータ側が装着してあり、この
回動駆動部６のロータ側には管状をなす電気絶縁性の可
撓性工具支持部材７が取り付けてあって、この管状をな
す可撓性工具支持部材７の下端には、加工用電極工具８
が設けてある。
【００１４】そして、この加工用電極工具８は、図２に
拡大して示すように、管状をなす可撓性工具支持部材７
の下端に設けた部分球形状をなす絶縁部材１１の内部に
おいて部分球面対偶を介して固定されており、加工用電
極工具８の進行方向と、絶縁部材１１によって覆われて
いない加工用電極工具８の露出方向とのなす角度が一定
して偏倚したものとなっていて、加工用電極工具８によ
る加工の進行方向に対して加工量に差を持たせており、
図２においては進行方向に対して若干右側の方が加工量
が多くなるものとしてある。
拡大して示すように、管状をなす可撓性工具支持部材７
の下端に設けた部分球形状をなす絶縁部材１１の内部に
おいて部分球面対偶を介して固定されており、加工用電
極工具８の進行方向と、絶縁部材１１によって覆われて
いない加工用電極工具８の露出方向とのなす角度が一定
して偏倚したものとなっていて、加工用電極工具８によ
る加工の進行方向に対して加工量に差を持たせており、
図２においては進行方向に対して若干右側の方が加工量
が多くなるものとしてある。
【００１５】そして、管状をなす可撓性工具支持部材７
の内部には、加工用電極工具８に対して通電する導電体
（導電線）１２が設けてあって、この導電体１２の芯線
１２ａは加工用電極工具８の表面に導電接続してあると
共に、導電体１２と可撓性工具支持部材７との間には、
加工部分に加工液１３を送給するための加工液供給流路
１４が設けてあり、加工用電極工具８の内部にも加工液
供給流路８ａが設けてあり、加工穴（曲がり穴）１０と
可撓性工具支持部材７との間で形成されるギャップを利
用して、加工液１３と共に加工屑１５が排出される加工
屑排出流路１６が形成されるものとしている。
の内部には、加工用電極工具８に対して通電する導電体
（導電線）１２が設けてあって、この導電体１２の芯線
１２ａは加工用電極工具８の表面に導電接続してあると
共に、導電体１２と可撓性工具支持部材７との間には、
加工部分に加工液１３を送給するための加工液供給流路
１４が設けてあり、加工用電極工具８の内部にも加工液
供給流路８ａが設けてあり、加工穴（曲がり穴）１０と
可撓性工具支持部材７との間で形成されるギャップを利
用して、加工液１３と共に加工屑１５が排出される加工
屑排出流路１６が形成されるものとしている。
【００１６】加工用電極工具８に通電するための導電体
（導電線）１２は、管状をなす可撓性工具支持部材７，
回動駆動部６，管状をなす剛性工具支持部材４内を通
り、電解加工機２の陰極１７と接続してある。
（導電線）１２は、管状をなす可撓性工具支持部材７，
回動駆動部６，管状をなす剛性工具支持部材４内を通
り、電解加工機２の陰極１７と接続してある。
【００１７】また、管状をなす剛性工具支持部材４の上
部は密閉状態となっており、加工液（電解液）１３は加
工液供給管１８より剛性工具支持部材４に入り、回動駆
動部６，可撓性工具支持部材７内の加工液供給流路１４
および加工用電極工具８内の加工液供給流路８ａを通っ
て加工部位に供給される。
部は密閉状態となっており、加工液（電解液）１３は加
工液供給管１８より剛性工具支持部材４に入り、回動駆
動部６，可撓性工具支持部材７内の加工液供給流路１４
および加工用電極工具８内の加工液供給流路８ａを通っ
て加工部位に供給される。
【００１８】一方、被加工材２０は、電解加工機２のベ
ース２１にクランプ固定され、このベース２１には電解
加工機２の陽極２２が接続されている。
ース２１にクランプ固定され、このベース２１には電解
加工機２の陽極２２が接続されている。
【００１９】このような構造を有する曲がり穴加工装置
１を用いて曲がり穴の形成加工を行うに際しては、被加
工材２０をベース２１にクランプ固定し、陽極２２を介
して被加工材２０を陽極側に接続すると共に、陰極１７
を介して加工用電極工具８を陰極側に接続し、さらに、
加工液供給管１８より加工液供給路１４，８ａに加工液
１３を供給する。
１を用いて曲がり穴の形成加工を行うに際しては、被加
工材２０をベース２１にクランプ固定し、陽極２２を介
して被加工材２０を陽極側に接続すると共に、陰極１７
を介して加工用電極工具８を陰極側に接続し、さらに、
加工液供給管１８より加工液供給路１４，８ａに加工液
１３を供給する。
【００２０】そして、主軸（ｚ軸）３に、加工量に応じ
た送り速度を与えながら電解加工を行うと、加工用電極
工具８において絶縁部材１１によって覆われていない露
出部分を中心にして電解加工がなされる。
た送り速度を与えながら電解加工を行うと、加工用電極
工具８において絶縁部材１１によって覆われていない露
出部分を中心にして電解加工がなされる。
【００２１】すなわち、主軸（ｚ軸）３の降下による加
工用電極工具８の進行方向に対し、加工用電極工具８の
露出側が多く加工されると共に、絶縁部材１１によって
覆われたがわは加工量が少ないものとなる。
工用電極工具８の進行方向に対し、加工用電極工具８の
露出側が多く加工されると共に、絶縁部材１１によって
覆われたがわは加工量が少ないものとなる。
【００２２】そして、このまま主軸（ｚ軸）３が進行す
ると、この加工量の少ないがわに絶縁部材１１の覆い部
分が接触する。
ると、この加工量の少ないがわに絶縁部材１１の覆い部
分が接触する。
【００２３】ここで、絶縁部材１１は、電気的絶縁材料
よりなり、加工穴（曲がり穴）１０の壁部に接触する
と、加工用電極工具８は可撓性工具支持部材７によって
支持されているため、加工用電極工具８の開放部がわ
（露出部分がわ）にわずかに曲がる。
よりなり、加工穴（曲がり穴）１０の壁部に接触する
と、加工用電極工具８は可撓性工具支持部材７によって
支持されているため、加工用電極工具８の開放部がわ
（露出部分がわ）にわずかに曲がる。
【００２４】そして、この状態においてさらに加工を継
続すると、加工用電極工具８はその開放部がわにわずか
に曲がり、このまま加工を継続していくと、図３に示す
ようなきれいなわん曲形状をなす加工穴（曲がり穴）１
０が形成される。
続すると、加工用電極工具８はその開放部がわにわずか
に曲がり、このまま加工を継続していくと、図３に示す
ようなきれいなわん曲形状をなす加工穴（曲がり穴）１
０が形成される。
【００２５】この実施例では、絶縁部材１１として、部
分球形状をなす成形体を用い、この成形体に加工用電極
工具８を球面対偶で嵌合させた場合を示しているが、加
工用電極工具８を部分的に絶縁する絶縁被膜よりなるも
のとすることも可能である。
分球形状をなす成形体を用い、この成形体に加工用電極
工具８を球面対偶で嵌合させた場合を示しているが、加
工用電極工具８を部分的に絶縁する絶縁被膜よりなるも
のとすることも可能である。
【００２６】図４は本発明の他の実施例を示すものであ
って、可撓性工具支持部材７の下端部分に、加工用電極
工具８が設けてあると共に、同じく可撓性工具支持部材
７の下端部分に、部分円弧形状をなす絶縁部材１１が枢
着してあって、この絶縁部材１１は矢印Ａ方向に回動可
能となっており、可撓性工具支持部材７に沿って設けた
絶縁部材駆動部としての可撓性軸部材２５の下端をねじ
構造とすることによって、このねじ部分２５ａを部分円
弧形状をなす絶縁部材１１にねじ込み、可撓性軸部材２
５の図示しない上端部分を矢印Ｂ方向に回すことによっ
て絶縁部材１１を矢印Ａ方向に移動させ、加工用電極工
具８のうち絶縁部材１１によって覆われない露出部分の
位置ないしは量が変化するようにしている。
って、可撓性工具支持部材７の下端部分に、加工用電極
工具８が設けてあると共に、同じく可撓性工具支持部材
７の下端部分に、部分円弧形状をなす絶縁部材１１が枢
着してあって、この絶縁部材１１は矢印Ａ方向に回動可
能となっており、可撓性工具支持部材７に沿って設けた
絶縁部材駆動部としての可撓性軸部材２５の下端をねじ
構造とすることによって、このねじ部分２５ａを部分円
弧形状をなす絶縁部材１１にねじ込み、可撓性軸部材２
５の図示しない上端部分を矢印Ｂ方向に回すことによっ
て絶縁部材１１を矢印Ａ方向に移動させ、加工用電極工
具８のうち絶縁部材１１によって覆われない露出部分の
位置ないしは量が変化するようにしている。
【００２７】したがって、加工用電極工具８の露出部分
と絶縁部分との比率を変化させることができ、このよう
に比率を変化させることによって、加工穴（曲がり穴）
１０の曲率ないしは形状を変化させることができるよう
になる。
と絶縁部分との比率を変化させることができ、このよう
に比率を変化させることによって、加工穴（曲がり穴）
１０の曲率ないしは形状を変化させることができるよう
になる。
【００２８】図５は本発明のさらに他の実施例を示すも
のであって、可撓性工具支持部材７の下端部分に、加工
用電極工具８が設けてあると共に、同じく可撓性工具支
持部材７の下端部分に、略半円形状をなす絶縁部材１１
が枢支してあって、この略半円形状をなす絶縁部材１１
は矢印Ａ方向に回動可能となっており、可撓性工具支持
部材７に沿って設けた絶縁部材駆動部である可撓性軸部
材（例えば、ピアノ線）２５の下端部分を略半円形状を
なす絶縁部材１１に連結し、可撓性軸部材２５をその図
示しない上端部分で矢印Ｃ方向に移動させることによっ
て絶縁部材１１を矢印Ａ方向に移動させ、加工用電極工
具８のうち絶縁部材１１によって覆われない部分の位置
ないしは量が変化するようにしている。
のであって、可撓性工具支持部材７の下端部分に、加工
用電極工具８が設けてあると共に、同じく可撓性工具支
持部材７の下端部分に、略半円形状をなす絶縁部材１１
が枢支してあって、この略半円形状をなす絶縁部材１１
は矢印Ａ方向に回動可能となっており、可撓性工具支持
部材７に沿って設けた絶縁部材駆動部である可撓性軸部
材（例えば、ピアノ線）２５の下端部分を略半円形状を
なす絶縁部材１１に連結し、可撓性軸部材２５をその図
示しない上端部分で矢印Ｃ方向に移動させることによっ
て絶縁部材１１を矢印Ａ方向に移動させ、加工用電極工
具８のうち絶縁部材１１によって覆われない部分の位置
ないしは量が変化するようにしている。
【００２９】したがって、加工用電極工具８の露出部分
と絶縁部分との比率を変化させることによって、加工穴
（曲がり穴）１０の曲率ないしは形状を変化させること
ができるようになる。
と絶縁部分との比率を変化させることによって、加工穴
（曲がり穴）１０の曲率ないしは形状を変化させること
ができるようになる。
【００３０】そして、加工用電極工具８の進行方向と、
加工用電極工具８の露出方向とのなす角度が一定である
ようにし、すなわち、図１および図２に示したように、
加工用電極工具８の露出部分と絶縁部材１１による絶縁
部分との比率が一定であるようにし、あるいは、加工用
電極工具８の進行方向と、加工用電極工具８の露出方向
とのなす角度が可変であるようにし、すなわち、図４お
よび図５に示したように、加工用電極工具８の露出部分
と絶縁部材１１による絶縁部分との比率が可変であるよ
うにした上で、図１に示した回動駆動部６による回動駆
動によって加工用電極工具８をその進行方向に対し交差
する方向に回動させることにより、加工穴１０の曲がり
方向を同一平面から外れた方向に任意に変えることが可
能となり、回動駆動部６による回動方向を変えたり速度
を変えたりすることによって、曲がり穴のみからなる場
合だけでなく、真直穴や斜め穴ならびにこれらと曲がり
穴等との組み合わせ穴までをも加工することが可能であ
って、本発明の曲がり穴加工方法および曲がり穴加工装
置は曲がり穴のみを加工する加工方法および装置ではな
く、曲がり穴を含めた加工方法および加工装置である。
加工用電極工具８の露出方向とのなす角度が一定である
ようにし、すなわち、図１および図２に示したように、
加工用電極工具８の露出部分と絶縁部材１１による絶縁
部分との比率が一定であるようにし、あるいは、加工用
電極工具８の進行方向と、加工用電極工具８の露出方向
とのなす角度が可変であるようにし、すなわち、図４お
よび図５に示したように、加工用電極工具８の露出部分
と絶縁部材１１による絶縁部分との比率が可変であるよ
うにした上で、図１に示した回動駆動部６による回動駆
動によって加工用電極工具８をその進行方向に対し交差
する方向に回動させることにより、加工穴１０の曲がり
方向を同一平面から外れた方向に任意に変えることが可
能となり、回動駆動部６による回動方向を変えたり速度
を変えたりすることによって、曲がり穴のみからなる場
合だけでなく、真直穴や斜め穴ならびにこれらと曲がり
穴等との組み合わせ穴までをも加工することが可能であ
って、本発明の曲がり穴加工方法および曲がり穴加工装
置は曲がり穴のみを加工する加工方法および装置ではな
く、曲がり穴を含めた加工方法および加工装置である。
【００３１】また、本実施例では電解加工機に適用した
場合を示しているが、放電加工機等の他の加工方法ない
しは加工装置にも適用することが可能である。
場合を示しているが、放電加工機等の他の加工方法ない
しは加工装置にも適用することが可能である。
【００３２】
【発明の効果】本発明に係わる曲がり穴の加工方法によ
れば、加工用電極工具により穴あけ加工を行うに際し、
加工用電極工具による加工の進行方向に対し加工量に差
をもたせ、必要に応じては加工量の少ないがわに加工用
電極工具に装着した誘導部分を接触させて、穴あけ加工
の際の加工の方向を加工量の多いがわに向ける加工を継
続して行うようにしたから、曲り穴の加工を至極く簡単
に行うことが可能となり、本発明に係わる曲がり穴加工
装置では、加工用電極工具と、加工用電極工具を支持す
る可撓性工具支持部材と、加工用電極工具の表面をその
加工の進行方向の所定部分を除いて覆う絶縁部材と、加
工用電極工具に通電する導電体と、加工部分に加工液を
供給する加工液供給流路をそなえた構成としたから、曲
がり穴を形成するのに用いられる加工用電極工具自体や
この加工用電極工具を制御するのに必要な制御機構を至
極く簡単な構成のものにすることができ、加工用電極工
具へ通電するための導電体や、加工液の供給流路や、加
工屑の排出流路等を設ける場合であっても、構造の簡略
化が可能であって、小径の曲がり穴の形成加工にも十分
良好に適用することが可能であり、機構が複雑な曲がり
穴形成用制御機構を用いる必要がないため安価なものと
することが可能であるという著しく優れた効果がもたら
される。
れば、加工用電極工具により穴あけ加工を行うに際し、
加工用電極工具による加工の進行方向に対し加工量に差
をもたせ、必要に応じては加工量の少ないがわに加工用
電極工具に装着した誘導部分を接触させて、穴あけ加工
の際の加工の方向を加工量の多いがわに向ける加工を継
続して行うようにしたから、曲り穴の加工を至極く簡単
に行うことが可能となり、本発明に係わる曲がり穴加工
装置では、加工用電極工具と、加工用電極工具を支持す
る可撓性工具支持部材と、加工用電極工具の表面をその
加工の進行方向の所定部分を除いて覆う絶縁部材と、加
工用電極工具に通電する導電体と、加工部分に加工液を
供給する加工液供給流路をそなえた構成としたから、曲
がり穴を形成するのに用いられる加工用電極工具自体や
この加工用電極工具を制御するのに必要な制御機構を至
極く簡単な構成のものにすることができ、加工用電極工
具へ通電するための導電体や、加工液の供給流路や、加
工屑の排出流路等を設ける場合であっても、構造の簡略
化が可能であって、小径の曲がり穴の形成加工にも十分
良好に適用することが可能であり、機構が複雑な曲がり
穴形成用制御機構を用いる必要がないため安価なものと
することが可能であるという著しく優れた効果がもたら
される。
【図１】本発明に係わる曲がり穴加工方法の実施に使用
する曲がり穴加工装置の基本構成を示す説明図である。
する曲がり穴加工装置の基本構成を示す説明図である。
【図２】図１に示した曲がり穴加工装置によって曲がり
穴を形成する様子を示す断面説明図である。
穴を形成する様子を示す断面説明図である。
【図３】図１に示した曲がり穴加工装置によって曲がり
穴を形成した後の状態を示す断面説明図である。
穴を形成した後の状態を示す断面説明図である。
【図４】本発明の他の実施例を示す断面説明図である。
【図５】本発明のさらに他の実施例を示す断面説明図で
ある。
ある。
【図６】従来の曲がり穴加工方法の一例を示す断面説明
図（図６の（ａ））および圧電アクチュエータ部分の拡
大説明図（図６の（ｂ））である。
図（図６の（ａ））および圧電アクチュエータ部分の拡
大説明図（図６の（ｂ））である。
【図７】従来の曲がり穴加工方法の他の例を示す斜面説
明図である。
明図である。
【符号の説明】 １ 曲がり穴加工装置 ２ 電解加工機 ３ 主軸（ｚ軸） ４ 管状をなす剛性工具支持部材 ６ 回動駆動部 ７ 管状をなす可撓性工具支持部材 ８ 加工用電極工具 １０ 加工穴（曲がり穴） １１ 絶縁部材 １２ 導電体 １３ 加工液 １４ 加工液供給流路 １５ 加工屑 １６ 加工屑排出流路 ２０ 被加工材 ２５ 可撓性軸部材（絶縁部材駆動部）
Claims (6)
- 【請求項１】 加工用電極工具により穴あけ加工を行う
に際し、加工用電極工具による穴あけ加工の進行方向に
対し加工量に差をもたせ、穴あけ加工の際の加工方向を
加工量の多いがわに向ける加工を継続して行うことを特
徴とする曲がり穴加工方法。 - 【請求項２】 加工用電極工具と、加工用電極工具を支
持する可撓性工具支持部材と、加工用電極工具の表面を
その加工の進行方向の所定部分を除いて覆う絶縁部材
と、加工用電極工具に通電する導電体と、加工部分に加
工液を供給する加工液供給流路をそなえたことを特徴と
する曲がり穴加工装置。 - 【請求項３】 加工用電極工具の進行方向と、絶縁部材
によって覆われない加工用電極工具の露出方向とのなす
角度が一定である請求項２に記載の曲がり穴加工装置。 - 【請求項４】 絶縁部材は、加工用電極工具の表面に施
した絶縁被膜よりなる請求項３に記載の曲がり穴加工装
置。 - 【請求項５】 絶縁部材は、加工用電極工具の進行方向
と、絶縁部材によって覆われない加工用電極工具の露出
方向とのなす角度が可変であり、前記角度の変更により
穴あけ加工の方向ないしは形状を変える絶縁部材駆動部
をそなえた請求項２に記載の曲がり穴加工装置。 - 【請求項６】 加工用電極工具をその加工の進行方向に
対し交差する方向に回動させて穴あけ加工の方向ないし
は形状を変える回動駆動部をそなえた請求項２ないし５
のいずれかに記載の曲がり穴加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19487893A JPH0751948A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 曲がり穴加工方法および曲がり穴加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19487893A JPH0751948A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 曲がり穴加工方法および曲がり穴加工装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0751948A true JPH0751948A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16331823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19487893A Pending JPH0751948A (ja) | 1993-08-05 | 1993-08-05 | 曲がり穴加工方法および曲がり穴加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0751948A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013081000A1 (ja) | 2011-11-29 | 2013-06-06 | 三菱重工業株式会社 | 電解加工工具及び電解加工システム |
| JP2013180389A (ja) * | 2012-03-05 | 2013-09-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 電解加工装置 |
| JP2013248730A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Schoeller Bleckmann Oilfield Technology Gmbh | 電食工具および電食工具用の電極 |
| JP2014076521A (ja) * | 2012-10-11 | 2014-05-01 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 電解加工工具及び電解加工システム |
| WO2014073453A1 (ja) | 2012-11-08 | 2014-05-15 | 株式会社放電精密加工研究所 | 電極、前記電極を用いた電解加工装置、電解加工方法、及びその方法によって加工された加工品 |
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| KR20150046342A (ko) | 2012-10-10 | 2015-04-29 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 전해 가공 장치 |
| CN106552975A (zh) * | 2015-09-28 | 2017-04-05 | 通用电气公司 | 加工工具和加工*** |
| CN107790835A (zh) * | 2017-10-31 | 2018-03-13 | 无锡惠汕金属制品有限公司 | 用来加工r形弯孔的装置 |
| CN108637412A (zh) * | 2018-05-17 | 2018-10-12 | 南京航空航天大学 | 牵引式柔性工具阴极及内部通道电解机械光整方法 |
| KR20200008843A (ko) * | 2018-07-17 | 2020-01-29 | 전북대학교산학협력단 | 금속 내부 곡선 가공 시스템 |
| US11103945B2 (en) * | 2016-07-22 | 2021-08-31 | Hoden Seimitsu Kako Kenkyusho Co., Ltd. | Integrated impeller manufacturing method |
| DE112013005944B4 (de) | 2012-12-12 | 2023-06-22 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Werkzeug zur elektrochemischen Bearbeitung, System zur elektrochemischen Bearbeitung und Verfahren zum Herstellen eines Elements mit einer Bohrung |
-
1993
- 1993-08-05 JP JP19487893A patent/JPH0751948A/ja active Pending
Cited By (29)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9403227B2 (en) | 2011-11-29 | 2016-08-02 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Electrochemical machining tool and electrochemical machining system |
| JP2013136140A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-07-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 電解加工工具及び電解加工システム |
| KR20140043499A (ko) | 2011-11-29 | 2014-04-09 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 전해 가공 공구 및 전해 가공 시스템 |
| EP2752267A4 (en) * | 2011-11-29 | 2015-05-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ELECTROCHEMICAL MACHINING TOOL AND ELECTROCHEMICAL MACHINING SYSTEM |
| WO2013081000A1 (ja) | 2011-11-29 | 2013-06-06 | 三菱重工業株式会社 | 電解加工工具及び電解加工システム |
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| JP2013248730A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Schoeller Bleckmann Oilfield Technology Gmbh | 電食工具および電食工具用の電極 |
| US9889514B2 (en) | 2012-06-04 | 2018-02-13 | Schoeller-Bleckmann Oilfield Technology Gmbh | Spark erosion tool and electrode for a spark erosion tool |
| US9943919B2 (en) | 2012-10-10 | 2018-04-17 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Electrochemical machining apparatus |
| DE112013004957B4 (de) | 2012-10-10 | 2023-06-29 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Elektrochemische Bearbeitungsvorrichtung |
| KR20150046342A (ko) | 2012-10-10 | 2015-04-29 | 미츠비시 쥬고교 가부시키가이샤 | 전해 가공 장치 |
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| EP2918363A4 (en) * | 2012-11-08 | 2016-06-29 | Inst Tech Precision Elect | ELECTRODE, ELECTROCHEMICAL MACHINING DEVICE USING THE ELECTRODE, METHOD OF ELECTROCHEMICAL MACHINING, AND WORKPIECE USING THE SAME |
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| CN104903040A (zh) * | 2012-11-08 | 2015-09-09 | 株式会社放电精密加工研究所 | 电极、使用了所述电极的电解加工装置、电解加工方法以及利用该方法加工的加工品 |
| WO2014073453A1 (ja) | 2012-11-08 | 2014-05-15 | 株式会社放電精密加工研究所 | 電極、前記電極を用いた電解加工装置、電解加工方法、及びその方法によって加工された加工品 |
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| US11179790B2 (en) | 2012-11-08 | 2021-11-23 | Hoden Seimitsu Kako Kenkyusho Co., Ltd. | Electrode, electrochemical machining apparatus using the electrode, electrochemical machining method, and product machined by the method |
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