JPH0751521B2 - 不飽和臭化物の製造方法 - Google Patents
不飽和臭化物の製造方法Info
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- JPH0751521B2 JPH0751521B2 JP3188072A JP18807291A JPH0751521B2 JP H0751521 B2 JPH0751521 B2 JP H0751521B2 JP 3188072 A JP3188072 A JP 3188072A JP 18807291 A JP18807291 A JP 18807291A JP H0751521 B2 JPH0751521 B2 JP H0751521B2
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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- C07C21/02—Acyclic unsaturated compounds containing halogen atoms containing carbon-to-carbon double bonds
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-
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/093—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
- C07C17/16—Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydroxyl groups
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J23/00—Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00
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-
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- B01J27/00—Catalysts comprising the elements or compounds of halogens, sulfur, selenium, tellurium, phosphorus or nitrogen; Catalysts comprising carbon compounds
- B01J27/02—Sulfur, selenium or tellurium; Compounds thereof
- B01J27/053—Sulfates
- B01J27/055—Sulfates with alkali metals, copper, gold or silver
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は臭化水素酸と不飽和アル
コールとを反応させて不飽和臭化物を製造する方法に関
するものである。本方法はアリルアルコールと臭化水素
酸とを反応させてアリルブロミド (臭化アリル) を合成
するのに有効である。
コールとを反応させて不飽和臭化物を製造する方法に関
するものである。本方法はアリルアルコールと臭化水素
酸とを反応させてアリルブロミド (臭化アリル) を合成
するのに有効である。
【0002】
【従来の技術】アリルアルコールと臭化水素酸とを単に
反応させてアリルブロミドを合成する方法は既に公知で
ある。この合成方法はウルマンの工業化学辞典、第5
版、第A4巻、第 413頁に記載のように、臭化水素酸の
60%溶液を用いて行う。この方法では過剰な臭化水素酸
を含む水層と有機層とが生成する。有機層のアリルブロ
ミドは蒸留で回収し、水層のアリルブロミドは抽出で回
収する。アリルブロミドのアルコールに対するモル収率
は81% (有機層が75%、水層が6%) である。上記方法
は硫酸を含む臭化水素酸溶液の場合にも使え、この場合
のアルコールに対するモル収率は92%に達する。しか
し、臭化水素酸と硫酸とを含む残留水溶液の処理が困難
である。この残留水溶液を反応工程に再循環させたり、
有機生成物を分離するための蒸留操作を行うと、蒸留塔
や加熱表面のような装置の内壁に粘着性のある沈澱物が
多量に生じてしまう。水層と有機層とを同時に蒸留す
る、すなわち分離せずに蒸留した場合には、アリルブロ
ミドの回収には成功するが、蒸留操作で残る水層から多
量に残渣が生じ、これが装置を閉塞させるため通常の工
業的条件下では実用化できない。また、この合成法では
全量の硫酸と有機物質とを含む残留水層を再循環するこ
とが不可能なため、工業的規模では利用できない。
反応させてアリルブロミドを合成する方法は既に公知で
ある。この合成方法はウルマンの工業化学辞典、第5
版、第A4巻、第 413頁に記載のように、臭化水素酸の
60%溶液を用いて行う。この方法では過剰な臭化水素酸
を含む水層と有機層とが生成する。有機層のアリルブロ
ミドは蒸留で回収し、水層のアリルブロミドは抽出で回
収する。アリルブロミドのアルコールに対するモル収率
は81% (有機層が75%、水層が6%) である。上記方法
は硫酸を含む臭化水素酸溶液の場合にも使え、この場合
のアルコールに対するモル収率は92%に達する。しか
し、臭化水素酸と硫酸とを含む残留水溶液の処理が困難
である。この残留水溶液を反応工程に再循環させたり、
有機生成物を分離するための蒸留操作を行うと、蒸留塔
や加熱表面のような装置の内壁に粘着性のある沈澱物が
多量に生じてしまう。水層と有機層とを同時に蒸留す
る、すなわち分離せずに蒸留した場合には、アリルブロ
ミドの回収には成功するが、蒸留操作で残る水層から多
量に残渣が生じ、これが装置を閉塞させるため通常の工
業的条件下では実用化できない。また、この合成法では
全量の硫酸と有機物質とを含む残留水層を再循環するこ
とが不可能なため、工業的規模では利用できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、工業
的なプロセスに適用可能な不飽和臭化物の新規な合成反
応を提供することにある。
的なプロセスに適用可能な不飽和臭化物の新規な合成反
応を提供することにある。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明は、臭化水素酸と不
飽和アルコールとを反応させて不飽和臭化物を製造する
方法において、触媒としての金属または金属塩の存在下
で反応を行うことを特徴とする方法を提供する。
飽和アルコールとを反応させて不飽和臭化物を製造する
方法において、触媒としての金属または金属塩の存在下
で反応を行うことを特徴とする方法を提供する。
【0005】
【作用】本発明の方法は、全ての不飽和アルコールに適
用できるが、特に下記〔化2〕の式で表されるアルコー
ルに有効である:
用できるが、特に下記〔化2〕の式で表されるアルコー
ルに有効である:
【0006】
【化2】 (ここで、R1 、R2 、R3 、R4 およびR5 は水素原
子、アルキル基またはアリール基を表し、R1 〜R5 の
基の炭素の合計数は25以下、好ましくは10以下であ
る)。
子、アルキル基またはアリール基を表し、R1 〜R5 の
基の炭素の合計数は25以下、好ましくは10以下であ
る)。
【0007】臭化水素酸は溶液、好ましくは水溶液を用
いる。濃度は重要ではないが、多量の溶液を使うのを避
けるために、濃度は少なくとも 300 g/l、好ましくは 4
00〜750 g/l にする。臭化水素酸の濃度がこれよりも高
くても全く問題はないが、その場合には臭化水素ガスの
ロスを防ぐために密閉反応装置を用いる必要がある。臭
化水素酸の量は、当然、少なくともブロモ化される水酸
基あたり1モルの臭化水素であるが、収率を上げ、反応
時間を短縮するためには、アルコールに対して過剰の臭
化水素を使用するのが好ましい。臭化水素/アルコール
のモル比は1から4の間、好ましくは2付近が好まし
い。
いる。濃度は重要ではないが、多量の溶液を使うのを避
けるために、濃度は少なくとも 300 g/l、好ましくは 4
00〜750 g/l にする。臭化水素酸の濃度がこれよりも高
くても全く問題はないが、その場合には臭化水素ガスの
ロスを防ぐために密閉反応装置を用いる必要がある。臭
化水素酸の量は、当然、少なくともブロモ化される水酸
基あたり1モルの臭化水素であるが、収率を上げ、反応
時間を短縮するためには、アルコールに対して過剰の臭
化水素を使用するのが好ましい。臭化水素/アルコール
のモル比は1から4の間、好ましくは2付近が好まし
い。
【0008】金属または金属塩としては全ての金属また
は金属塩が使えるが、銅または銅の塩を用いるのが好ま
しい。銅または銅の塩は粉末状態で使用できる。例え
ば、塩化第一銅、塩化第二銅または硫酸銅が使用でき
る。触媒の量は、アルコールの重量に対して、金属に換
算して0.01%から5%の間、特に約0.4%にするのが好
ましい。反応は硫酸の存在下で行うのが有利である。10
0 %の硫酸H2SO4とした場合、この硫酸の割合は反応混
合物中に存在する水の量、すなわち臭化水素酸希釈液中
の水も含めた水の全量に対して0から0.6 の間、好まし
くは0.25から0.5 の間にするのが好ましい。
は金属塩が使えるが、銅または銅の塩を用いるのが好ま
しい。銅または銅の塩は粉末状態で使用できる。例え
ば、塩化第一銅、塩化第二銅または硫酸銅が使用でき
る。触媒の量は、アルコールの重量に対して、金属に換
算して0.01%から5%の間、特に約0.4%にするのが好
ましい。反応は硫酸の存在下で行うのが有利である。10
0 %の硫酸H2SO4とした場合、この硫酸の割合は反応混
合物中に存在する水の量、すなわち臭化水素酸希釈液中
の水も含めた水の全量に対して0から0.6 の間、好まし
くは0.25から0.5 の間にするのが好ましい。
【0009】反応は不飽和アルコールと臭化水素酸溶液
と触媒とを接触させるだけで進行する。反応は大気圧下
で室温から反応混合溶液の沸点までの間の温度で行うの
が好ましい。減圧下または加圧下で、反応混合物が気化
しない温度で反応を行っても本発明の範囲から逸脱する
ものではないが、収率低下の原因となる副反応を避ける
ためには反応温度は70℃を越えないことが望ましい。十
分な反応速度にするためには40℃〜60℃の間で反応を行
うのが好ましい。この温度での反応時間は2〜3時間で
ある。撹拌器付きの反応装置を使うのが好ましい。
と触媒とを接触させるだけで進行する。反応は大気圧下
で室温から反応混合溶液の沸点までの間の温度で行うの
が好ましい。減圧下または加圧下で、反応混合物が気化
しない温度で反応を行っても本発明の範囲から逸脱する
ものではないが、収率低下の原因となる副反応を避ける
ためには反応温度は70℃を越えないことが望ましい。十
分な反応速度にするためには40℃〜60℃の間で反応を行
うのが好ましい。この温度での反応時間は2〜3時間で
ある。撹拌器付きの反応装置を使うのが好ましい。
【0010】反応の終了は反応混合物中のアルコールを
測定して判断する。反応の終了時には主として不飽和臭
化物を含む有機層と、過剰な臭化水素酸(場合によって
はさらに硫酸)を含む水層が得られる。本発明では、公
知方法の場合のように2層を分離した後に各相を別々に
処理して不飽和臭化物を回収する必要はなく、2層を同
時に蒸留、すなわち分離せずに蒸留して不飽和臭化物を
回収する。蒸留終了時には過剰の臭化水素酸と触媒(場
合によってはさらに硫酸)を含む水層が残る。この水溶
液に臭化水素酸を加えるだけで、本発明の不飽和臭化物
の合成系に再循環することができる。本発明方法では、
アルコールに対する不飽和臭化物のモル収率が少なくと
も95%に達し、しかも、上記のように水溶液を問題無し
に合成系に再循環できるという利点がある。また、反応
終了時に反応混合物に簡単な蒸留をするだけで純度が9
9.5重量%以上の不飽和臭化物が得られる。本発明方法
のもう1つの利点は、反応混合物をデカンテーションに
よって有機層と水層とに分け、各相を別々に処理する必
要がなくなり、従って、連続的に行うことができるとい
う利点がある。以下、本発明の実施例を説明する。
測定して判断する。反応の終了時には主として不飽和臭
化物を含む有機層と、過剰な臭化水素酸(場合によって
はさらに硫酸)を含む水層が得られる。本発明では、公
知方法の場合のように2層を分離した後に各相を別々に
処理して不飽和臭化物を回収する必要はなく、2層を同
時に蒸留、すなわち分離せずに蒸留して不飽和臭化物を
回収する。蒸留終了時には過剰の臭化水素酸と触媒(場
合によってはさらに硫酸)を含む水層が残る。この水溶
液に臭化水素酸を加えるだけで、本発明の不飽和臭化物
の合成系に再循環することができる。本発明方法では、
アルコールに対する不飽和臭化物のモル収率が少なくと
も95%に達し、しかも、上記のように水溶液を問題無し
に合成系に再循環できるという利点がある。また、反応
終了時に反応混合物に簡単な蒸留をするだけで純度が9
9.5重量%以上の不飽和臭化物が得られる。本発明方法
のもう1つの利点は、反応混合物をデカンテーションに
よって有機層と水層とに分け、各相を別々に処理する必
要がなくなり、従って、連続的に行うことができるとい
う利点がある。以下、本発明の実施例を説明する。
【0011】
【実施例】実施例1 冷却器を取付けたガラスカラムを装着した容量 500 ml
の丸底フラスコと、凝縮液を抜き出したり、フラスコ中
に戻すための弁装置と、温度制御装置付のフラスコ加熱
用撹拌器とを備えた装置中に、下記の試薬を入れる: (1) 670g/lの臭化水素 (HBr)を含む臭化水素溶液 242 m
l (2) 98%H2SO4 90g (3) アリルアルコール 58.1g (4) 銅 0.25g(硫酸銅の形で) 混合物全体を還流させながら、撹拌下に60℃まで加熱
し、2時間この温度を保つ。次いで、反応混合物を減圧
下で(140 mm Hg )で直接蒸留して有機層を留出させる
と、99.66 %のアリルブロミドを得る。これは使用した
アルコールに対して収率94.9%に相当する。合成装置に
沈澱物はみられない。また、酸性層には0.23g/l の残留
物が含まれているが、さらに高温で蒸留されるような有
機生成物は存在しない。同じ実験を銅を加えないで行っ
た場合には、98.4%のアリルブロミドを含む生成物が得
られるが、収率は88%以下である。すなわち、反応装置
が閉塞する (生成したアリルブロミドの1%が沈澱す
る) 。酸性層を大気圧下で蒸留すると、3%の重質有機
物と1%以上の固体残留物が生じる(パーセンテージは
生成するアリルブロミドの量に対して)。
の丸底フラスコと、凝縮液を抜き出したり、フラスコ中
に戻すための弁装置と、温度制御装置付のフラスコ加熱
用撹拌器とを備えた装置中に、下記の試薬を入れる: (1) 670g/lの臭化水素 (HBr)を含む臭化水素溶液 242 m
l (2) 98%H2SO4 90g (3) アリルアルコール 58.1g (4) 銅 0.25g(硫酸銅の形で) 混合物全体を還流させながら、撹拌下に60℃まで加熱
し、2時間この温度を保つ。次いで、反応混合物を減圧
下で(140 mm Hg )で直接蒸留して有機層を留出させる
と、99.66 %のアリルブロミドを得る。これは使用した
アルコールに対して収率94.9%に相当する。合成装置に
沈澱物はみられない。また、酸性層には0.23g/l の残留
物が含まれているが、さらに高温で蒸留されるような有
機生成物は存在しない。同じ実験を銅を加えないで行っ
た場合には、98.4%のアリルブロミドを含む生成物が得
られるが、収率は88%以下である。すなわち、反応装置
が閉塞する (生成したアリルブロミドの1%が沈澱す
る) 。酸性層を大気圧下で蒸留すると、3%の重質有機
物と1%以上の固体残留物が生じる(パーセンテージは
生成するアリルブロミドの量に対して)。
【0012】実施例2 実施例1と同じ装置中で、下記のクロチルアルコール(C
H3-CH=CH-CH2OH) と臭化水素 (HBr)の水溶液とを反応さ
せる。 (1) クロチルアルコール 72 g (2) 濃度670g/lの臭化水素酸 376.3 g (3) 98%H2SO4 96g (4) 銅 0.3 g(硫酸銅の形
で) また、銅を添加しない場合の実験も行った。反応条件は
実施例1と同じ。結果は表1に示してある。
H3-CH=CH-CH2OH) と臭化水素 (HBr)の水溶液とを反応さ
せる。 (1) クロチルアルコール 72 g (2) 濃度670g/lの臭化水素酸 376.3 g (3) 98%H2SO4 96g (4) 銅 0.3 g(硫酸銅の形
で) また、銅を添加しない場合の実験も行った。反応条件は
実施例1と同じ。結果は表1に示してある。
【0013】
【表1】 従って、本発明の触媒は、 (1) 合成中に生じる分解生成物を大幅に減少させ、 (2) 反応速度を改善させ(同一反応時間でより高い収率
が得られる)、 (3) 反応の選択性に影響を与えない ということが分かる。
が得られる)、 (3) 反応の選択性に影響を与えない ということが分かる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−286936(JP,A) 特公 昭31−2976(JP,B1)
Claims (3)
- 【請求項1】 臭化水素酸と〔化1〕: 【化1】 (ここで、R 1 、R 2 、R 3 、R 4 およびR 5 は水素原
子、アルキル基または アリール基を表し、R 1 〜R 5 の
基の炭素の合計数は25以下、好ましくは10 以下である) で表される 不飽和アルコールとを反応させて不飽和臭化
物を製造する方法において、 触媒としての銅または銅の塩の存在下で反応を行うこと
を特徴とする方法。 - 【請求項2】 反応を硫酸の存在下で行う請求項1に記
載の方法。 - 【請求項3】 臭化水素酸と不飽和アルコールとの反応
後に、反応混合物を分離せずに蒸留して不飽和臭化物を
回収する請求項1または2に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9008559A FR2664265B1 (fr) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | Procede de fabrication de bromures insatures. |
FR9008559 | 1990-07-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04230340A JPH04230340A (ja) | 1992-08-19 |
JPH0751521B2 true JPH0751521B2 (ja) | 1995-06-05 |
Family
ID=9398405
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3188072A Expired - Lifetime JPH0751521B2 (ja) | 1990-07-05 | 1991-07-02 | 不飽和臭化物の製造方法 |
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JP (1) | JPH0751521B2 (ja) |
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AT (1) | ATE113269T1 (ja) |
CA (1) | CA2046256A1 (ja) |
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FR (1) | FR2664265B1 (ja) |
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KR100414993B1 (ko) * | 1996-01-22 | 2004-08-25 | 삼도물산 주식회사 | 슬라이드파스너의상지구와하지구를동시에성형하는장치 |
CN102010288B (zh) * | 2010-08-20 | 2013-04-03 | 寿光市鲁源盐化有限公司 | 一种生产烯丙基溴的方法 |
CN106397102A (zh) * | 2016-08-29 | 2017-02-15 | 山东同成医药股份有限公司 | 卤代烃产品及其密封保温增压式生产方法 |
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1990
- 1990-07-05 FR FR9008559A patent/FR2664265B1/fr not_active Expired - Lifetime
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1991
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- 1991-07-05 CN CN91104422A patent/CN1026410C/zh not_active Expired - Fee Related
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ES2061208T3 (es) | 1994-12-01 |
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DE69104782T2 (de) | 1995-05-18 |
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CN1026410C (zh) | 1994-11-02 |
IE912330A1 (en) | 1992-01-15 |
DE69104782D1 (de) | 1994-12-01 |
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CA2046256A1 (fr) | 1992-01-06 |
ATE113269T1 (de) | 1994-11-15 |
NO174847C (no) | 1994-07-20 |
EP0465294B1 (fr) | 1994-10-26 |
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FR2664265A1 (fr) | 1992-01-10 |
EP0465294A1 (fr) | 1992-01-08 |
KR960004873B1 (ko) | 1996-04-16 |
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PT98207A (pt) | 1992-05-29 |
NO912506L (no) | 1992-01-06 |
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