JPH0747926Y2 - 制御箱の冷却構造 - Google Patents

制御箱の冷却構造

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JPH0747926Y2
JPH0747926Y2 JP1988115750U JP11575088U JPH0747926Y2 JP H0747926 Y2 JPH0747926 Y2 JP H0747926Y2 JP 1988115750 U JP1988115750 U JP 1988115750U JP 11575088 U JP11575088 U JP 11575088U JP H0747926 Y2 JPH0747926 Y2 JP H0747926Y2
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JP
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control box
radiator
fan
heat
cooling structure
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JP1988115750U
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JPH0237504U (ja
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真 加藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、機械などを制御するための電子機器を収納
する制御箱の冷却構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図〜第5図は従来の制御箱の冷却構造を示すもので
あり、第3図は外観斜視図、第4図は側面断面図、第5
図は平面断面図である。それぞれの図において、(1)
は制御箱(100)の前面パネル、(2)は上面(2a)お
よび一対の側面(2b)を有した中間カバーであり、この
中間カバー(2)には両側面(2b)の上下に風窓(2c)
が穿設されている。(3)は制御箱(100)の背面側に
設けられたバックパネルで、角穴(3a)が穿設されてい
る。(4)は制御箱(100)の底板、(5)はバックパ
ネル(3)の角穴(3a)に装着され、多数のフィン(5
b)を有する放熱器、(6)は熱の発生するパワートラ
ンジスタなどの発熱部品であり、放熱器(5)の内面
(5a)に固定されている。(7)は冷却用のファン、
(8)は制御箱(100)の底板(4)に設けられた電源
架台、(9)は電源トランス、(10)はコンデンサであ
り、電源架台(8)上に配設されている。(11)はカー
ド取付架台、(12)(13)はカード取付架台(11)に装
着されたプリント基板である。
次に、制御箱(100)の冷却作用について説明する。制
御箱(100)内で発生した熱は、ファン(7)により撹
拌され、主として制御箱(100)表面から熱放散されて
いる。なお,風窓(2c)の開口は塵埃の侵入を少なくす
るために小さく構成してあり,さらに,ファン(7)の
風向きは上記風窓(2c)と直角方向として風窓(2c)に
よる換気は少くなくなるようにされている。
また、パワートランジスタなどの発熱部品(6)は放熱
器(5)の自然冷却によって冷却されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の制御箱の冷却構造は以上のように構成され、放熱
器(5)は自然冷却にたよっているため比較的冷却能力
が低く、電流容量の大きい発熱部品(6)を使用するに
は放熱器(5)を大形にする必要があり、従って制御箱
(100)も大形化するという問題点があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、放熱器の大きさを変えることなく電流容量の
大きい発熱部品を良好に冷却することができる制御箱の
冷却構造を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係る制御箱の冷却構造は、表面にフィンを有
する放熱器の裏面に固定した発熱部品と、上記発熱部品
に送風して冷却するファンとを収納した制御箱の冷却構
造であって、上記制御箱に風窓を穿設すると共に、上記
放熱器裏面の近傍に上記ファンを配置し、上記放熱器は
上記フィンが外部に露出するように上記制御箱の一側面
に装着され、上記制御箱の一側面の上記フィンの上方部
に上記フィンのほぼ横幅の長さにわたって上記ファンに
より生じた送風を排気させるスリット状の窓を形成した
ことを特徴とするものである。
〔作用〕
この考案においては、冷却用のファンにより、放熱器に
設けられた発熱部品が強制的に冷却されるとともに、放
熱器上方に形成された窓から放出される風によって、放
熱器フィン間の自然対流が促進する。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図および第2図につい
て説明する。(3b)はバックパネル(3)の上部に穿設
された風窓である。風窓(3b)は放熱器(5)の上端に
沿って、細長いスリット状に設けられている。
ファン(7)は制御箱(100)の上部に放熱器(5)に
接近して配設されている。
なお、その他については第3図〜第5図に示す従来のも
のと同様であり説明を省略する。
第1図の矢印で示すように、ファン(7)からの風は放
熱器(5)の内面(5a)に衝突し、これ内面(5a)に沿
って拡散して制御箱(100)内部を撹拌するとともに、
放熱器(5)に固定されている発熱部品(6)を強制冷
却する。また、ファン(7)の風の一部はバックパネル
(3)の上部の風窓(3b)から制御箱(100)外部へ放
出される。放熱器(5)の多数のフィン(5b)の間の空
気は自然対流によりあたためられて上昇するが、放熱器
(5)のの上部の高い風速の排気空気の流れより、放熱
器(5)の上部の位置では大気に対して負圧となってい
るため、ベンチュリー効果によって放熱器(5)のフィ
ン(5b)の間の空気が吸い上げられる。このため,自然
対流による上昇気流が促進される。そのため放熱器
(5)の冷却能力が向上することになる。
またスリット状の風窓(3b)から出る風は比較的高速で
はあるが,風窓(3b)の断面積は小さいため,風量とし
ては少ない。
従って,制御箱両側面(2b)に設けられた風窓(2c)か
ら流入する外気も少なくてすみ,従来と同様塵埃の侵入
を少なくできる。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、表面にフィンを有する
放熱器の裏面に固定した発熱部品と、上記発熱部品に送
風して冷却するファンとを収納した制御箱の冷却構造で
あって、上記制御箱に風窓を穿設すると共に、上記放熱
器裏面の近傍に上記ファンを配置し、上記放熱器は上記
フィンが外部に露出するように上記制御箱の一側面に装
着され、上記制御箱の一側面の上記フィンの上方部に上
記フィンのほぼ横幅の長さにわたって上記ファンにより
生じた送風を排気させるスリット状の窓を形成したの
で、放熱器の冷却能力が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による制御箱の冷却構造を
示す側面断面図、第2図は同平面断面図、第3図は従来
の制御箱の冷却構造を示す斜視図、第4図は同側面断面
図、第5図は同平面断面図である。 図において、(1)は前面パネル、(3)はバックパネ
ル、(3b)は風窓、(5)は放熱器、(5b)はフィン、
(6)は発熱部品、(7)はファン、(100)は制御箱
である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面にフィンを有する放熱器の裏面に固定
    した発熱部品と、上記発熱部品に送風して冷却するファ
    ンとを収納した制御箱の冷却構造であって、 上記制御箱に風窓を穿設すると共に、上記放熱器裏面の
    近傍に上記ファンを配置し、上記放熱器は上記フィンが
    外部に露出するように上記制御箱の一側面に装着され、
    上記制御箱の一側面の上記フィンの上方部に上記フィン
    のほぼ横幅の長さにわたって上記ファンにより生じた送
    風を排気させるスリット状の窓を形成したことを特徴と
    する制御箱の冷却構造。
JP1988115750U 1988-09-02 1988-09-02 制御箱の冷却構造 Expired - Lifetime JPH0747926Y2 (ja)

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JPH0237504U JPH0237504U (ja) 1990-03-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019057656A (ja) * 2017-09-22 2019-04-11 ダイヤモンド電機株式会社 空冷機構付き電子機器
JP7039779B2 (ja) * 2017-09-22 2022-03-23 ダイヤゼブラ電機株式会社 空冷機構付き電子機器

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