JPH0744720Y2 - シャッター付自動ドア装置 - Google Patents

シャッター付自動ドア装置

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JPH0744720Y2
JPH0744720Y2 JP1987106287U JP10628787U JPH0744720Y2 JP H0744720 Y2 JPH0744720 Y2 JP H0744720Y2 JP 1987106287 U JP1987106287 U JP 1987106287U JP 10628787 U JP10628787 U JP 10628787U JP H0744720 Y2 JPH0744720 Y2 JP H0744720Y2
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JP
Japan
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shutter
automatic door
opening
vertical frame
eye
Prior art date
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Application number
JP1987106287U
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English (en)
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JPS6411291U (ja
Inventor
勝文 小池
Original Assignee
日本自動ドア株式会社
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Publication date
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「考案の目的」 本考案はシャッター付自動ドア装置に係り、出入口にお
いてシャッターと自動ドアとを簡易且つ安定に設備せし
め、又シャッター開披時において室内上部の通気や採光
を良好ならしめ、体裁良好で防犯上や管理上においても
好ましい出入口装置を提供しようとするものである。
(産業上の利用分野) 出入口や採光窓に用いられるシャッター付自動ドア装
置。
(従来の技術) 建築物における出入口に防犯目的や破損防止目的などか
らシャッターを取付けることは従来から種々に実施され
ている。即ちこのようなシャッター取付けのために従来
採用されているものは第4図または第5図の如くであっ
て建築物の開口部23に設けられた縦枠材25にはガラス板
その他の建具部材が取付けられてショーウインドのよう
なフロント26または出入口28を構成しているが、このよ
うなフロント26または出入口28に対してシャッターを取
付けるに当ってはフロント26または出入口28面より外面
側にシャッター27を設定すべきことは明かであり、この
ため上記フロント26の前面におけるシャッターガイド24
の上方にシャッター収納部20をセットすることになる。
然しこのシャッター収納部20はシャッターを適切に巻取
って収納するものであるから出入口28などの頂部全般に
おいて相当に大きい断面を有した部体となり、これをフ
ロント26または出入口28面から単に外面側に突出させた
のでは建築物の外観体裁上好ましいものでないことは明
かである。従って斯うしたシャッター収納部20を建築物
の外観が損われないように取付けるための措置として
は、建築物の外壁面にそって垂下形成された垂れ壁21を
形成することであって、このような垂れ壁21内に前記し
たシャッター収納部20を取付け、しかも室内側において
は垂れ壁21の下縁ないし収納部20の下面にそって別に天
井板22を取付けるようにしている。
又このようにシャッターを設けるには垂れ壁21を形成す
ることが一般化していることから例えば車庫のように内
部に建具を有しておらず、単にシャッターのみを取付け
る場合にも第5図に示すように同じく垂れ壁21を形成し
ている。
一方ドアを自動的に開閉する自動ドア設備は出入口にお
けるドア開閉が自動的に行われることから頗る有用であ
って広く普及しているが、このようなドアの自動開閉を
なすための機構がそれなりに大型であって、ドア開閉域
全般にその開閉作動機構を横設されることとなる。
(考案が解決しようとする問題点) しかし上記したような第4、5図のものにおいては、建
具などを取付ける縦枠材の外側にシャッター収納部20お
よびシャッターガイド24が設けられ、シャッター収納部
20の断面積が大きいことから垂れ壁が不可欠となり、そ
の垂れ壁工事が非常に困難であって工数が嵩むし、しか
も別に天井板22を取付けてシャッター収納部20を遮蔽す
る工事も煩雑であり、必然的に工期が長くなり作業の能
率化を図り得ない。
又壁面におけるフロント部材としての縦枠材と上記シャ
ッター部材27ないしそのシャッターガイド部材24との間
には取付けの関係から逃げ寸法があって、室内側スペー
スがそれだけ狭くなり室内空間の有効利用をなし得な
い。
上記のようなシャッターも自動ドアと出入口に配設され
る機器としては同じであって、シャッターは夜間ないし
休業時に必要とされるのに対し自動ドアは昼間ないし開
業時に必要とされるが、これを併用することによりシャ
ッターが自動ドア部分を遮蔽して防犯的に好ましい設備
となることは理解されていても、これらのシャッターと
自動ドアには何れも相当に大型のシャッター収納部とド
ア自動開閉機構とが必要となり、これらのものを併設す
ることは行われていない。従って自動ドアにおいて防犯
機構を達成することが必要で、それなりに強固なドアを
採用することが必要であり、それに伴い開閉作動機構も
高出力とすることが要請されるし、別にロック機構など
も不可欠である。
「考案の構成」 (問題点を解決するための手段) 建築物における開口部の両側に対設され且つシャッター
ガイドを設けた縦枠材の上端部間にシャッター収納部を
設けると共にその中間部を無目材と中間支柱で連結し、
前記シャッター収納部からのシャッターを前記シャッタ
ーガイドを案内させて昇降開閉させると共に前記無目材
とシャッター収納部との間にランマを設け、しかも上記
無目材側面に自動ドア部体の開閉機構を並設し、該開閉
機構により自動ドア部体を前記無目材の後面において走
行させるようにしたことを特徴とするシャッター付自動
ドア装置。
(作用) 建築物における開口部の両側に設けられた建具取付けの
ための縦枠材にシャッターガイドを設け、しかもそれら
縦枠材の上端部間にシャッター収納部を設けると共に中
間部を無目材と中間支柱で連結したことにより縦枠材相
互をシャッター収納部と無目材により多段として強固且
つ有効に連結せしめ建築物における開口部に対し安定に
設定させる。
前記したシャッター収納部からのシャッターを前記シャ
ッターガイドに案内させて昇降開閉させると共に前記無
目材とシャッター収納部との間にランマを設けることに
よりシャッターの昇降開閉を円滑に実施せしめ、しかも
シャッター開披時にはランマを介して室内に対する通
気、採光を図らしめる。
上記無目材側面に自動ドア部体の開閉機構を設けたこと
により前面がシャッターで閉鎖される建築物開口部にお
いて開口部下方に自動ドアの開閉を無目材の後面におい
て中間支柱や嵌め殺し部の妨害なしに行わしめ、自動ド
アを利用した通行を適切に得しめる。
シャッターを電気的に収納または引出さしめるようにす
ることによって自動ドアと共に保守管理することを可能
ならしめ、その点検管理も容易である。
(実施例) 上記したような本考案によるものの具体的な実施態様を
添附図面に示すものについて説明すると、建築物の出入
口である開口部に関して該開口部における両側に取付け
られた縦枠材1、1の前面側に第3図に示すようにシャ
ッターガイド11を形成し、しかもこのような縦枠材1、
1の上端部間にシャッター収納部2を設け、このシャッ
ター収納部2からのシャッター4を前記シャッターガイ
ド11に案内させて開閉するように成っている。上記した
シャッター収納部2および縦枠材1、1は第1図に1例
を示すような溶接アンカー5などにより開口部頂面乃至
側面に対し簡易に取付けられる。
また、本考案において前記したようなシャッター4の内
部一側に嵌め殺し部6を取付け、またその他側に自動ド
ア部体7とが設けられるもので、このため前記縦枠材
1、1の間に無目材8を設け、該無目材8と上述したシ
ャッター収納部2との間にランマ9が設けられ、又無目
材8の中間部に中間支柱16を設けて上記嵌め殺し部6を
取付け、更に無目材8の内面に自動ドア部体7を開閉す
るための開閉機構10が並設され、該開閉機構10により自
動ドア部体7がシャッターガイド11の内側にそって走行
されるように成っている。ランマ9としては硝子板や透
光質樹脂板のような平板材のみならず彫刻などによる穿
孔材を採用することができる。
上記したような本考案によるときは縦枠材1、1を取付
け、それら縦枠材1、1の間にシャッター収納部2を取
付けるだけでシャッター4を適切に設定することが可能
で、垂れ壁21の如きを必要とせず、又天井材により室内
側に突出して設けられたシャッター収納部をカバーする
必要もないことは明かで、建築物の開口部に不可欠のフ
ロント部材を取付けることによりシャッターの装備をな
し得る。
また第1、2図に示すようにシャッター4内にランマ9
および自動ドア部体7が設けられ、該自動ドア部体7お
よびランマ9はシャッター4によって完全に保護され、
防犯上好ましい建築物の開口部が形成されることにな
り、しかもシャッター4の開披状態においてはランマ9
部分が有効な通風ないし採光域として機能すると共に自
動ドア部による自動開閉作動を得しめ通行者の出入を円
滑に行わしめることができる。
更に第1図と第3図からして明らかなようにシャッター
収納部2の設定幅員内に無目材8および開閉機構10が充
分に収容されて組付けられシャッターに自動ドア部体7
を複合させた構成であっても殊更に嵩張るようなことが
なく、しかも縦枠材1、1は頂部がシャッター収納部2
で連結されると共に中間部を無目材8と中間支柱16で接
続支持されたものとなるので頗る安定且つ強固な構成と
なり、自動ドア部体は勿論シャッター4の開閉が円滑に
行われる。
自動ドア部体7は夜間ないし不使用時において外面をシ
ャッター4でカバーされていることから防犯が完全であ
り、従って自動ドア部体を殊更に強固なものとする必要
がなく、その開閉作動も軽快となる。
「考案の効果」 以上説明したような本考案によるときは、このような建
築物開口部におけるシャッターの取付工事を簡易とな
し、工期の短縮と作業の能率化をもたらし、建築物の内
部スペースを有効に利用せしめ、更には自動ドア部体や
ランマ部分をシャッター内にセットして防犯上好ましい
出入口を形成し、しかも採光、通風などを適切に得しめ
るなどの効果を有しており、実用上その効果の大きい考
案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の技術的内容を示すものであって、第1図
は本考案による1例を示した縦断側面図、第2図はその
正面図、第3図はその横断平面図、第4図と第5図は従
来のシャッター取付装置についての各縦断側面図であ
る。 然してこれらの図面において、1は縦枠材、2はシャッ
ター収納部、3は開口部、4はシャッター、5は溶接ア
ンカー、6は嵌め殺し部、7は自動ドア部体、8は無目
材、9はランマ、10は開閉機構、11はシャッターガイ
ド、16は中間支柱、21は垂れ壁、22は天井材を示すもの
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物における開口部の両側に対設され且
    つシャッターガイドを設けた縦枠材の上端部間にシャッ
    ター収納部を設けると共にその中間部を無目材と中間支
    柱で連結し、前記シャッター収納部からのシャッターを
    前記シャッターガイドに案内させて昇降開閉させると共
    に前記無目材とシャッター収納部との間にランマを設
    け、しかも上記無目材側面に自動ドア部体の開閉機構を
    並設し、該開閉機構により自動ドア部体を前記無目材の
    後面において走行させるようにしたことを特徴とするシ
    ャッター付自動ドア装置。
JP1987106287U 1987-07-13 1987-07-13 シャッター付自動ドア装置 Expired - Lifetime JPH0744720Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987106287U JPH0744720Y2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13 シャッター付自動ドア装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987106287U JPH0744720Y2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13 シャッター付自動ドア装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6411291U JPS6411291U (ja) 1989-01-20
JPH0744720Y2 true JPH0744720Y2 (ja) 1995-10-11

Family

ID=31339656

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987106287U Expired - Lifetime JPH0744720Y2 (ja) 1987-07-13 1987-07-13 シャッター付自動ドア装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6122882U (ja) * 1984-07-13 1986-02-10 松下電工株式会社 シヤツタ−付きドア
JPS6214078U (ja) * 1985-07-09 1987-01-28

Also Published As

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JPS6411291U (ja) 1989-01-20

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