JPH0743875B2 - デイスク回転制御装置 - Google Patents

デイスク回転制御装置

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JPH0743875B2
JPH0743875B2 JP63317305A JP31730588A JPH0743875B2 JP H0743875 B2 JPH0743875 B2 JP H0743875B2 JP 63317305 A JP63317305 A JP 63317305A JP 31730588 A JP31730588 A JP 31730588A JP H0743875 B2 JPH0743875 B2 JP H0743875B2
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JP
Japan
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disk
rotation control
gain
motor
pickup
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陽繁 山村
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はディスクを線速度一定で回転駆動するディスク
回転制御装置に関する。
(ロ) 従来の技術 光ディスク等に情報を記憶する場合、ディスクを線速度
一定で回転駆動する方が、これを角速度一定で回転駆動
するより記録密度を高くできることから有利である。
そこで、ディスクを線速度一定にて回転駆動する方法と
しては、特開昭58−19767号公報に示される如く、ディ
スクに対する記憶または再生するピックアップのディス
クの中心からの距離を検出し、斯る距離に応じた電圧を
ディスクの回転駆動モータに印加している。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 ところで、ディスクを回転駆動するモータは、ピックア
ップの位置に応じて回転数を変化させるため、逆起電力
が生じる。ディスクへの情報の記録または再生時等、ピ
ックアップの位置が急激に大きく変化しない場合には、
モータの回転数の変化量も少ないため、上記逆起電力の
影響を受けることはない。
しかし、高速サーチ等でピックアップの位置が大きく変
化する場合には、モータの回転数も大きく変化させなけ
ればならず、このためにモータへの印加電圧を急激に変
化するため、上記逆起電力の影響を大きく受けてしま
う。
例えば、モータの駆動電圧をFb、モータの回転によって
発生する逆起電圧をEc、モータの巻き線抵抗をRaとする
と、モータ電流Iaは、(Eb−Ec)/Raとなる。ここで、
ディスクの回転方向は、その回転数が変化すると言えど
も一方向であるので逆起電圧は常にディスクの回転方向
と逆方向に働く。
このため、モータの減速時(ピックアップがディスクの
外周方向へ移動した時)には、逆起電圧はブレーキとし
てモータの減速を助ける方向に働き、モータ電流は(−
|1Eb|−|Ec|)/Raとなる。一方モータの加速時(ピック
アップがディスクの中心方向へ移動した時)には、逆起
電圧はモータの加速を抑げる方向に働き、モータ電流は
(|1Eb|−|Ec|)/Raとなる。
以上からして、ピックアップがある地点AとBとの間を
移動するに当っては、その移動方向が異なれば、同じ駆
動電圧|Eb|を与えても、モータ電流の大きさは、逆起電
圧の影響を受けて異なってしまう。従って、モータを所
定の回転数に固定するまでの時間が不安定となってしま
い、安定した高速サーチを行うことができない。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明のディスク回転制御装置は、信号が記録されたデ
ィスクと、このディスクの径方向に沿って移動し記憶さ
れた信号を読み取る読取手段と、該読取手段の移動方向
を検出する移動方向検出手段と、上記ディスクを回転す
る回転手段と、上記ディスクを線速度一定で回転させる
ために上記回転手段に印加する電圧を制御する回転制御
手段と、該回転制御手段のゲインを上記移動方向検出手
段による検出方向により切り替えるゲイン切り替え手段
と、を備え、上記ゲイン切り替え手段は、上記読取手段
が中心方向に移動するときに上記回転制御手段のゲイン
を大きくし、一方、上記読取手段が外周方向に移動する
ときに上記回転制御手段のゲインを小さくするようにな
したことを特徴としている。
(ホ) 作用 本発明によれば、読取手段がディスクの中心方向へ移動
する時には、回転制御手段のゲインを大きくすることに
より、大きな加速電圧がモータに印加されるようにし、
読取手段がディスクの外周方向へ移動する時には、回転
制御手段のゲインを小さくすることにより、小さい減速
電圧が逆起電圧と共にモータに印加されるようにしてい
る。
(ヘ) 実施例 図は本発明の一実施例を示すブロック図である。信号が
記録されたディスク(1)はモータ(2)にて線速度一
定で回転される。この状態で、ディスク(1)からピッ
クアップ(3)により信号が読み取られ、これは信号再
生回路(4)にて復調される。信号再生回路(4)は復
調信号中からフレーム同期信号を検出し、回転サーボ回
路(5)に与える。
一方、基準信号発生器(6)はピックアップ(3)の位
置に応じた基準信号を発生しており、回転サーボ回路
(5)は斯る基準信号とフレーム同期信号とを比較し、
基準信号にフレーム同期信号が一致してPLL(Phase Loc
ked Loop)がロックされるように誤差電圧を発生する。
そして、斯る誤差電圧が抵抗(10)、バッファアンプ
(6)を経てモータドライブ回路(7)に印加され、モ
ータドライブ回路(7)から適宜の電圧がモータ(2)
に与えられる。
以上の動作により、ディスク(1)はピックアップ
(3)の位置に応じて線速度一定で回転制御される。
ところで、記憶信号の高速サーチ等により、ピックアッ
プ(3)が中心方向(または外周方向)へ大きく移動す
る場合、移動が終了した時点で回転サーボ回路(5)は
モータ(2)を加速(または減速)するための加速電圧
(または減速電圧)を出力する。
この時、移動方向検出回路(8)はピックアップ(3)
の移動方向を検出しており、ピックアップ(3)が中心
方向(または外周方向)へ移動する時、帰還抵抗(11)
(12)にて構成されたバッファアンプ(6)の帰還ルー
プに接続されている抵抗(11)、トランジスタ(14)の
ラインのトランジスタ(14)のベースに高レベル(また
は低レベル)の信号を印加する。
従って、ピックアップ(3)が外周方向へ移動する場
合、抵抗(10)(11)及び(12)の抵抗値をR1、R2及び
R3とすると、バッファアンプ(6)のゲインは(R2
R3)/R1となる。一方、ピックアップ(3)が中心方向
へ移動する場合、抵抗(13)の抵抗値をR4とすると、バ
ッファアンプ(6)のゲインは(R2+R3+R2R3/R4)/R1
である。これにより、ピックアップ(3)が中心方向へ
移動する場合の加速電圧のレベルは、外周方向へ移動す
る場合より大きな減速電圧のレベルより大きくなり、そ
れがモータ(2)へ与えられる。具体的には、ピックア
ップ(3)が中心方向へ移動する場合の電圧は、外周方
向へ移動する場合の電圧Ebに対して、Eb+2Ecとなるよ
うに、各抵抗(10)(11)(12)及び(13)の抵抗値
R1、R2、R3及びR4が決定され、ゲインが調整される。
(ト) 発明の効果 本発明によれば、読取手段(ピックアップ)の移動方向
に応じてモータの回転制御手段のゲインを制御したの
で、読取手段の移動方向に関係なく、常に一定の時間で
モータの回転数を所定の値にすることができ、安定した
ディスク回転制御を行い得る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 (1)……ディスク、(2)……モータ、(3)……ピ
ックアップ、(5)……回転サーボ回路、(6)……バ
ッファアンプ、(7)……モータドライブ回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号が記録されたディスクと、このディス
    クの径方向に沿って移動し記憶された信号を読み取る読
    取手段と、該読取手段の移動方向を検出する移動方向検
    出手段と、上記ディスクを回転する回転手段と、上記デ
    ィスクを線速度一定で回転させるために上記回転手段に
    印加する電圧を制御する回転制御手段と、該回転制御手
    段のゲインを上記移動方向検出手段による検出方向によ
    り切り替えるゲイン切り替え手段と、を備え、 上記ゲイン切り替え手段は、上記読取手段が中心方向に
    移動するときに上記回転制御手段のゲインを大きくし、
    一方、上記読取手段が外周方向に移動するときに上記回
    転制御手段のゲインを小さくするようになしたことを特
    徴としたディスク回転制御装置。
JP63317305A 1988-12-15 1988-12-15 デイスク回転制御装置 Expired - Fee Related JPH0743875B2 (ja)

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JPH02162567A JPH02162567A (ja) 1990-06-22
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0782700B2 (ja) * 1990-07-25 1995-09-06 三洋電機株式会社 ディスク回転制御装置
JP3076083B2 (ja) * 1991-03-05 2000-08-14 日本電気株式会社 光ディスク初期化方法及び光ディスク記録方法
JP4832467B2 (ja) * 2008-05-26 2011-12-07 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 光ディスク装置、その制御方法、プログラム及び情報記憶媒体

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5587348A (en) * 1978-12-25 1980-07-02 Victor Co Of Japan Ltd Rotation control device for information recording medium disk
JPS5872385A (ja) * 1981-10-27 1983-04-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd モ−タの制御装置
JPS6174174A (ja) * 1984-09-19 1986-04-16 Asahi Optical Co Ltd サ−ボ回路の利得自動調整回路

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JPH02162567A (ja) 1990-06-22

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