JPH0742769Y2 - 馬券申込カードホルダー - Google Patents

馬券申込カードホルダー

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JPH0742769Y2
JPH0742769Y2 JP1991042508U JP4250891U JPH0742769Y2 JP H0742769 Y2 JPH0742769 Y2 JP H0742769Y2 JP 1991042508 U JP1991042508 U JP 1991042508U JP 4250891 U JP4250891 U JP 4250891U JP H0742769 Y2 JPH0742769 Y2 JP H0742769Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
betting ticket
ticket application
application card
transparent cover
base plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991042508U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0524383U (ja
Inventor
信行 花岡
将 本村
Original Assignee
有限会社花岡
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、マークシート方式の馬
券申込カードを収容するカードホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】馬券販売システムのコンピュータ化に伴
い、馬券の購入は、マークシート方式の馬券申込カード
を用いて行われるようになった。このカードは、1枚で
複数種の馬券を購入することができるが、1レース単位
で申し込むため、一人で1日に10枚以上使用すること
が多い。そのために、従来より図3に示すようなカード
ホルダー40が使用されている。
【0003】このカードホルダー40は、合成樹脂製の
平板からなるもので、打ち抜きにより形成した保持部4
1を一側部に有しており、保持部41に馬券申込カード
10を挟み、ホルダー40を下敷き代わりにすることに
より、立ったままでも馬券申込カード10にマークを記
入することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、馬券申
込カード10におけるマーク記入箇所は小さく、また、
そこを正確に塗り潰す必要のあることから、確実な作業
が求められる。それにもかかわらず、この記入は、雑踏
のなかや、興奮した精神状態で行われることが多い。そ
のために、これまでも記入ミスが少なからず発生してい
た。その上、保持部41に挟んだ馬券申込カード10が
外れ易いとか、馬券申込カード10の一部が保持部41
に隠れて、記入しずらいといった欠点もあり、ホルダー
としての機能も充分とは言えなかった。
【0005】本考案はかかる事情に鑑みて創案されたも
のであり、複数枚の馬券申込カードを確実に保持でき、
しかも、保持された個々の馬券申込カードに死角なく正
確にマークを記入することができる馬券申込カードホル
ダーを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】馬券申込カードホルダー
は、マークシート方式の馬券申込カードを収容するカー
ドホルダーであって、馬券申込カードよりやや大きい方
形状の平板からなり、その表面上に馬券申込カードが位
置決めされるように、3辺に沿ってコ字状に凸条が設け
られた台板と、該台板の表面上に位置決めされた馬券申
込カードを保持するべく、台板の表面に沿って凸条内に
嵌合され、馬券申込カードのマーク記入部に対応する部
分に長孔を有すると共に、凸条に対応する3辺に突起を
有する方形状の透明カバーとを具備しており、各突起が
嵌合する窪み又は孔を凸条の内側面に設けて凸条内に透
明カバーを保持し、凸条の設けられていない側より台板
と透明カバーと間に馬券申込カードを抜き差しすると共
に、この間に収容される馬券申込カードの枚数に応じて
台板と透明カバーとの間隔が変化するように、各突起を
窪み又は孔に遊嵌させたことを特徴としている。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本考案の実施例を説明
する。図1は本考案の実施例にかかる馬券申込カードホ
ルダーを一部破断して示した斜視図、図2は馬券申込カ
ードホルダーを分解して示した斜視図である。
【0008】馬券申込カード10は、連勝式のもので、
場名、レース番号、組番、金額等について、該当する箇
所を黒く線状に塗り潰すようになっている(図3参
照)。本願考案は連勝式に限定されず、単勝式もしくは
馬番方式のもの及び他の方式のカードも含むものとす
る。馬券申込カード10を収容する馬券申込カードホル
ダーは、合成樹脂製の台板20および透明カバー30か
らなる。
【0009】台板20は、馬券申込カード10より僅か
に広い長方形状の平板部21を有する。平板部21の表
面には、その下辺および両側辺に沿って3本の凸条22
がコ字状に設けられている。凸条22に囲まれた部分
は、馬券申込カード10と同じ形状になっている。各凸
条22の長さ方向中央部には、内側面から外側面へ貫通
する四角形の孔22aが、平板部21に接して設けられ
ている。
【0010】透明カバー30は、凸条22の内側に嵌合
する長方形状の本体31を有する。透明カバー30の厚
さは例えば0.2〜0.3ぐらいが適当である。本体3
1は、馬券申込カード10と同じ大きさであり、馬券申
込カード10のマーク記入箇所に対応する部分には長孔
31aがそれぞれ設けられている。また、上部には半円
状の切り込み31bが設けられている。そして、本体3
1の下辺および両側辺には、3個の突起32が外側へ向
けてそれぞれ突出されている。
【0011】各突起32は、透明カバー30を若干湾曲
させることにより、孔22aに嵌合される。この嵌合に
より、透明カバー30は、その板面に平行な方向の位置
決めがなされた状態で、台板20の平板部21上に保持
される。突起32が嵌合される孔22aの幅Wは、透明
カバー30を板面に直角な板厚方向に移動させるため、
透明カバー30の厚みT(突起32の厚み)よりも大き
くされている。透明カバー30が板厚方向に移動するこ
とにより、平板部21と透明カバー30本体31との間
に、馬券申込カード10の収容される隙間ができる。
【0012】透明カバー30の板厚方向の移動量は、平
板部21と透明カバー30本体31との間に、例えば1
0数枚の馬券申込カード10が収容され得るように決め
られる。
【0013】このような馬券申込カードホルダーによる
と、台板20の平板部21と透明カバー30の本体31
との間に、最大で10数枚の馬券申込カード10が上方
から差し込まれる。平板部21と透明カバー30本体3
1との間に差し込まれた馬券申込カード10は、この間
に確実に収容され、しかも、透明カバー30を通して全
体がよく見える。そして、収容された馬券申込カード1
0には、透明カバー30の外側から長孔31aに鉛筆、
ボールペンまたはサインペン等の先を差し込んでマーク
を記入できる。
【0014】このとき、馬券申込カード10は凸条22
により位置決めされている。更に、本体31も凸条22
により位置決めされている。そのため、馬券申込カード
10のマーク記入箇所に長孔31aが正確に位置合わせ
される。従って、長孔31aに沿って鉛筆等を動かせ
ば、馬券申込カード10のマーク記入箇所を正確に黒く
塗り潰すことができる。かくして、雑踏のなかや興奮し
た精神状態のときも記入ミスを生じない。
【0015】記入の終わった馬券申込カード10を取り
出すときは、切り込み31bから露出した馬券申込カー
ド10の上部を指先で押さえ、その馬券申込カード10
を上方へ引き抜く。これにより、記入の終わった馬券申
込カード10が順次簡単に取り出される。透明カバー3
0は、板厚方向に動き、平板部21に接触することもで
きる。そのため、馬券申込カード10が少なくなって
も、透明カバー30が馬券申込カード10の表面に密着
し、両者の間に隙間ができない。そのため、最後の1枚
まで正確に記入を続けることができる。
【0016】なお、上記実施例は、馬券申込カード10
が連勝複式の場合であるが、本考案にかかる馬券申込カ
ードホルダーは、これ以外の馬券申込カードの収容保持
に使用することができる。また、その構成は競艇、競輪
の申込カードホルダーとしても利用可能である。
【0017】以上、本考案にかかる馬券申込カードホル
ダーは、台板と透明カバーとの間に馬券申込カードを差
し込む構成となっているので、この間に馬券申込カード
を簡単に収容でき、しかも、収容した馬券申込カードが
不用意に離脱するおそれがない。また、収容された馬券
申込カードの全体が透明カバーを通してよく見える。そ
して、何よりも、馬券申込カードおよび透明カバーを台
板上に位置決めし、且つ、馬券申込カードのマーク記入
部に対応して透明カバーに長孔を設けているので、長孔
に鉛筆を差し込んで動かせば、馬券申込カードを収容し
たままで、これにマークを正しく記入することができ
る。従って、記入作業がすこぶる容易で、雑踏のなかや
興奮した精神状態のときも、記入ミスを生じるおそれが
ない。また、この馬券申込カードホルダーは、台板と透
明カバーとの間に収容される馬券申込カードの枚数に応
じて台板と透明カバーとの間隔が変化するように、台板
の凸状に設けられた窪み又は孔に対して、透明カバーの
突起が遊嵌されている。従って、複数枚の馬券申込カー
ドを確実に保持することができるとともに、馬券申込カ
ードを使用して収容されている馬券申込カードが減少し
たとしても、台板と透明カバーとの間の馬券申込カード
は両者に対して密着しているので、マーク記入部に対し
て確実にマークを記入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例にかかる馬券申込カードホルダ
ーを一部破断して示した斜視図である。
【図2】馬券申込カードホルダーを分解して示した斜視
図である。
【図3】従来の馬券申込カードホルダーを示す正面図で
ある。
【符号の説明】
10 馬券申込カード 20 台板 22 凸条 22a 孔 30 透明カバー 31a 長孔 32 突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マークシート方式の馬券申込カードを収
    容するカードホルダーであって、馬券申込カードよりや
    や大きい方形状の平板からなり、その表面上に馬券申込
    カードが位置決めされるように、3辺に沿ってコ字状に
    凸条が設けられた台板と、該台板の表面上に位置決めさ
    れた馬券申込カードを保持するべく、台板の表面に沿っ
    て凸条内に嵌合され、馬券申込カードのマーク記入部に
    対応する部分に長孔を有すると共に、凸条に対応する3
    辺に突起を有する方形状の透明カバーとを具備してお
    り、各突起が嵌合する窪み又は孔を凸条の内側面に設け
    て凸条内に透明カバーを保持し、凸条の設けられていな
    い側より台板と透明カバーと間に馬券申込カードを抜き
    差しすると共に、この間に収容される馬券申込カードの
    枚数に応じて台板と透明カバーとの間隔が変化するよう
    に、各突起を窪み又は孔に遊嵌させたことを特徴とする
    馬券申込カードホルダー。
JP1991042508U 1991-05-09 1991-05-09 馬券申込カードホルダー Expired - Lifetime JPH0742769Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991042508U JPH0742769Y2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 馬券申込カードホルダー

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991042508U JPH0742769Y2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 馬券申込カードホルダー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0524383U JPH0524383U (ja) 1993-03-30
JPH0742769Y2 true JPH0742769Y2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=12638009

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991042508U Expired - Lifetime JPH0742769Y2 (ja) 1991-05-09 1991-05-09 馬券申込カードホルダー

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5840229A (ja) * 1981-08-29 1983-03-09 Fanuc Ltd ワイヤカット放電加工方法
JPS6227372U (ja) * 1985-08-02 1987-02-19
JPS6227373U (ja) * 1985-08-02 1987-02-19
JPH0568678U (ja) * 1991-01-11 1993-09-17 勝 見並 勝者投票券記入具

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Publication number Publication date
JPH0524383U (ja) 1993-03-30

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