JPH0737357Y2 - 補助放熱金具の取付構造 - Google Patents

補助放熱金具の取付構造

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JPH0737357Y2
JPH0737357Y2 JP1989130343U JP13034389U JPH0737357Y2 JP H0737357 Y2 JPH0737357 Y2 JP H0737357Y2 JP 1989130343 U JP1989130343 U JP 1989130343U JP 13034389 U JP13034389 U JP 13034389U JP H0737357 Y2 JPH0737357 Y2 JP H0737357Y2
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JP
Japan
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mounting
auxiliary heat
mounting piece
heat
cut
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JPH0369293U (ja
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喜則 臼井
隆幸 古川
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 平行配置された回路基板と放熱板との間に介在し両者を
結合すると共に発熱電子部品の取付けられる補助放熱金
具の取付構造に関し、加工コストと重量の低減化と放熱
板の実装高さを低くし、かつ放熱効率を高めることを目
的とし、板金の1端は直角に折曲されて取付片(3b)を
形成し、他端はその中間部分内の切り起こし部(3c)を
除いて、取付片(3b)と同一方向に直角に折曲されて取
付片(3a)を形成し、取付片(3a)と取付片(3b)との
間の板金面を発熱電子部品(4)の取付部として補助放
熱金具(3)を構成し、発熱電子部品(4)は補助放熱
金具(3)の切り起こし部(3c)でネジ止めされて取付
部面上に取付けられ、補助放熱金具(3)の切り起こし
部(3c)の挿入される開孔を有する放熱板(2)は、そ
の開孔中に切り起こし部(3c)が挿入される状態で、取
付片(3a)上に固着され、回路基板(1)は取付片(3
b)上に固着されるようにしている。
〔産業上の利用分野〕
本考案は平行配置された回路基板と放熱板との間に介在
し両者を結合すると共に発熱電子部品の取付けられる補
助放熱金具の取付構造に関する。
パワートランジスタなどの発熱電子部品は放熱面積を限
られた空間内で放熱を効率よく行うため、回路基板と放
熱板とを補助放熱金具を介して互いに平行配置し、補助
放熱金具面上に発熱電子部品を取付けしているが、回路
基板と放熱板との間隔をできるだけ小さくし、放熱板の
実装高さをできるだけ低くして実装及び放熱効率をよく
することが要望されている。
〔従来の技術〕
従来の補助放熱金具の取付構造は第2図(a),(b)
の要部正面図及び側面図に示すように、平行配置する回
路基板11と放熱板12と、その間に介在し両者を結合する
補助放熱金具13とで構成される。そしてその補助放熱金
具13は、アルミニウム合金などの高熱伝導性金属からな
る板金を断面コ字形に折曲し回路基板11をねじ止めする
ための一方の取付片13bと、放熱板12をねじ止めするた
めの他方の取付片13aと、さらに取付部13cとから構成さ
れ、また発熱電子部品14、例えばパワートランジスタは
取付部13cの面上にねじで取付けられるが折曲位置を避
けるようにねじ孔13c−1は中央寄りに穿設されてい
る。これは角状になった折曲位置ではタップ立てが困難
となるためである。
なお、回路基板11を取付ける補助放熱金具13には、回路
基板11の実装密度を上げるため中間部分にプレス抜きし
た切欠き13c−2を設けて電子部品(図示略)が実装で
きるようにしている。
回路基板11及び高熱伝導性金属からなる放熱板12は補助
放熱金具13のそれぞれの取付片13a,13bにねじ止めする
ことにより結合され、取付部13cにねじ止めしたパワー
トランジスタ14はそのリード14aを回路基板11に半田付
けしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような上記構造によれば、発熱電子
部品を取付けるねじ孔は折曲位置を避けた位置に穿設し
なければならず、補助放熱金具の高さ、即ち回路基板と
放熱板との間隔が大きくなって放熱板の実装高さが高く
なり、実装及び放熱効率が悪いという問題があった。そ
のため、第3図(a),(b)の要部正面図及び側面図
に示すように、ある程度の厚さを有するアルミニウム合
金などの断面L形押出型材を加工した補助放熱金具113
の角部113aにねじ孔113c−1を穿設することにより回路
基板11と放熱板12との間隔を小さくしている例もある
が、棒状押出型材では切断や切欠きに切削加工の必要が
あって板金のプレス加工に比べ加工コスト高となり、厚
さも大となって重量が増加するといった問題が派生し
た。
上記問題点に鑑み、本考案は加工コストと重量の低減化
を図りながら放熱板の実装高さを低くし、実装及び放熱
効率を高めることのできる補助放熱金具の取付構造を提
供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は本考案により、第1図に示す如く板金の1端
は直角に折曲されて取付片(3b)を形成し、他端はその
中間部分内の切り起こし部(3c)を除いて、取付片(3
b)と同一方向に直角に折曲されて取付片(3a)を形成
し、取付片(3a)と取付片(3b)との間の板金面を発熱
電子部品(4)の取付部として補助放熱金具(3)を構
成し、発熱電子部品(4)は補助放熱金具(3)の切り
起こし部(3c)でネジ止めされて取付部面上に取付けら
れ、補助放熱金具(3)の切り起こし部(3c)の挿入さ
れる開孔を有する放熱板(2)は、その開孔中に切り起
こし部(3c)が挿入される状態で、取付片(3a)上に固
着され、回路基板(1)は取付片(3b)上に固着される
ことを特徴とする補助放熱金具の取付構造によって達成
される。
〔作用〕
本考案の補助放熱金具では、板金における放熱板を取付
ける側の端部は直角に折曲された取付片3aと、その中間
部分内の1部で真っ直ぐに延ばされている切り起こし部
3cとから構成される。一方放熱板にはこの切り起こし部
が挿入される開孔を有し、放熱板が取付片3a上に載置固
着される場合、切り起こし部は放熱板の開孔中に挿入す
ることが出来る。
この補助放熱金具の取付部に取付けられる発熱電子部品
は切り起こし部でねじ止めすることが可能となり、この
取付位置は取付片3aの折曲部分に略対応する位置となっ
ているので、取付位置は放熱板の開孔内となる。
従ってかかる本考案による取付構造によって補助放熱金
具の折曲高さを低くして放熱板の実装高さを低くすると
共に放熱効率が高められ、かつ加工コストと重量が低減
される。
〔実施例〕
以下図面に示した実施例に基づいて本考案を詳細に説明
する。
第1図(a),(b),(c)は本考案による補助放熱
金具の取付構造の要部正面図面,側面図,平面図であ
る。
回路基板1と放熱板2とは補助放熱金具3を介して平行
配置されている。この補助放熱金具はアルミニウム合金
などの高熱伝導性金属からなる板金を主体とし、その一
端は直角に折曲され取付片3bを形成する。
一方板金の他端は直角に折曲されて取付片3aを形成する
が、この折曲される部分の中間部分内の一部は図示の如
く折曲されないで切り起こし部3cを形成し、この切り起
こし部3cにおいて、取付片3aの折曲部分に略対応する位
置にはねじ孔が設けられている。
またかかる補助放熱金具3において、取付片3aと取付片
3b間の板金面部分は発熱電子部品4の取付部となってい
る。
また放熱板2には1個の開孔が設けられているが、これ
は補助放熱金具3の切り起こし部3cの挿入される孔であ
る。そして発熱電子部品4は、補助放熱金具3の切り起
こし部3cのねじ孔にねじで固着され、取付部面上に取付
けられる。
さらに補助放熱金具の取付片3bには図示の如く回路基板
1がねじ止めされて取付けられる。
一方補助放熱金具の切り起こし部3cは、放熱板2の開孔
中に図示の如く挿入された状態で、放熱板2は取付片3a
上に載置され、ねじ止めされて固着される。
従って取付部面上のこの発熱電子部品4の固着位置は図
示の如く放熱板の開孔部分及び取付片3a中で切り起こし
片3cに対応する空間3a−1の部分となる。
このため、補助放熱金具の折曲高さを低くすることがで
き、回路基板からの放熱板の実装高さを低くすることが
できる。本考案の補助放熱金具は板金のプレス加工によ
って製作することができるため、加工コストが大となる
切削加工はなく、さらに押出型材より軽量化することが
でき、実装効率の向上を図ることができる。
〔考案の効果〕
以上、詳述したように本考案によれば、加工コスト及び
重量の低減を維持しながら補助放熱金具の折曲高さを低
くすることができるため、回路基板からの放熱板の高さ
を低くすることができ、全体の実装及び放熱効率の向上
を図ることができるといった実用上極めて有用な効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a),(b),(c)は本考案による一実施例
の要部正面図,側面図,平面図、 第2図(a),(b)は取付構造の一従来例の正面図,
側面図、 第3図(a),(b)は取付構造の他の従来例の要部正
面図及び側面図である。 図において、 1は回路基板、2は放熱板、3は補助放熱金具、3a,3b
は取付片、3c−1はねじ孔、4は発熱電子部品(パワー
トランジスタ)を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】板金の1端は直角に折曲されて取付片(3
    b)を形成し、 他端はその中間部分内の切り起こし部(3c)を除いて、
    取付片(3b)と同一方向に直角に折曲されて取付片(3
    a)を形成し、取付片(3a)と取付片(3b)との間の板
    金面を発熱電子部品(4)の取付部として補助放熱金具
    (3)を構成し、 発熱電子部品(4)は補助放熱金具(3)の切り起こし
    部(3c)でネジ止めされて取付部面上に取付けられ、補
    助放熱金具(3)の切り起こし部(3c)の挿入される開
    孔を有する放熱板(2)は、その開孔中に切り起こし部
    (3c)が挿入される状態で、取付片(3a)上に固着さ
    れ、 回路基板(1)は取付片(3b)上に固着されることを特
    徴とする補助放熱金具の取付構造。
JP1989130343U 1989-11-07 1989-11-07 補助放熱金具の取付構造 Expired - Lifetime JPH0737357Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0369293U JPH0369293U (ja) 1991-07-09
JPH0737357Y2 true JPH0737357Y2 (ja) 1995-08-23

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JP1989130343U Expired - Lifetime JPH0737357Y2 (ja) 1989-11-07 1989-11-07 補助放熱金具の取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0625991Y2 (ja) * 1988-05-31 1994-07-06 アルパイン株式会社 音響機器

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JPH0369293U (ja) 1991-07-09

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