JPH07336174A - ディジタルagc装置 - Google Patents

ディジタルagc装置

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JPH07336174A
JPH07336174A JP13228594A JP13228594A JPH07336174A JP H07336174 A JPH07336174 A JP H07336174A JP 13228594 A JP13228594 A JP 13228594A JP 13228594 A JP13228594 A JP 13228594A JP H07336174 A JPH07336174 A JP H07336174A
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JP
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gain
constant
input signal
memory
calculated
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JP13228594A
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English (en)
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Tadashi Tanaka
忠 田中
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Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
Asahi Kasei Microdevices Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
Asahi Kasei Microdevices Corp
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Publication date
Application filed by Asahi Kasei Microsystems Co Ltd, Asahi Kasei Microdevices Corp filed Critical Asahi Kasei Microsystems Co Ltd
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 全てディジタルで構成したディジタルAGC
装置を提供する。 【構成】 メモリ7に直線近似のための定数を格納して
おき、入力信号Xの上位nビットで読み出す。この定数
を用いて、乗算器11、加減算器14で直線近似を行
い、入力信号Xに対するゲインGを求める。急激にゲイ
ンが増加しないように、ゲインが増加する場合は、その
状態の持続時間を計時し、所定時間後、回復係数だけ現
在のゲインを増加させる。メモリ17は、その一部また
は全てを書き換え可能なメモリで構成し、ゲイン特性の
変更を容易にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マイク出力などのアナ
ログ信号をA/D変換したディジタル信号の振幅レベル
と信号の状態を判定して、適切なゲインに自動で調整す
ることで望みの出力振幅を得るディジタルAGC装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】実用化されているAGCは、アナログ回
路によるものが主流であり、フルディジタル処理による
AGCは、現在、存在しない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】入力振幅が大きくなっ
て行くとき、現状のアナログAGC回路では、適切なゲ
インに調整する時間であるアタックタイムは、0秒では
なく、ある時間が必要である。このため、この時間内の
ゲイン調整段階では、出力波形に歪みが発生しやすくな
る。
【0004】任意のゲイン特性に対応したアナログAG
C回路にするためには、回路を追加する必要があり、一
度製品化すると、違うゲイン特性のものが必要になると
回路変更しなければならない。
【0005】LCI化をする上で、アナログAGC回路
では微細化と電源電圧の低電圧化が容易でなく、特性の
一定な製品が難しい。
【0006】したがって、本発明の目的は、すべてデジ
タル処理で動作するAGC装置を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、得られたAGC特性
が、適切なものであるAGC装置を提供することであ
る。
【0008】本発明の第3の目的は、得られたAGC特
性が、急激にゲインを増大することのないAGC装置を
提供することである。
【0009】本発明の第4の目的は、AGC特性の変更
が容易なデジタルAGC装置を得ることである。
【0010】本発明の第5の目的は、既存の回路から、
容易に構成できるデジタルAGC装置を得ることであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、アナログ信号をAD変換した入
力信号のゲインを自動で調整し任意の出力振幅レベルを
得るディジタルAGC装置において、入力対ゲインの関
係を示すAGCのゲイン特性を入力信号の大きさにした
がって分割し、分割した各区間を直線近似するための定
数を各区間ごとにメモリに格納し、前記入力信号の値に
より該定数を生成する定数生成手段と、前記定数と前記
入力信号の値から、直線近似で所定のゲイン特性を満た
す前記入力信号に対する算出ゲインを算出するゲイン算
出手段と、該算出ゲインと前回算出時に設定されている
設定ゲインとを比較することで、ゲインを更新するか回
復するかを判定する比較手段と、前記算出ゲインの方が
小さい場合に、前記設定ゲインを前記算出ゲインに更新
するゲイン更新手段と、前記算出ゲインの方が大きい場
合に、前記算出ゲインが前設定ゲインより大きい時間が
どれだけ続いたかを監視し、該時間が所定のゲイン保持
時間以内では設定されているゲインを変更せず、該時間
が所定のゲイン保持時間を経過したときに、ゲイン回復
係数と前記設定ゲインとの積を次回のゲインとするゲイ
ン回復手段と、前記設定ゲインと前記入力信号をかけ算
して出力信号を得る出力手段を有することを特徴とする
ディジタルAGC装置である。
【0012】請求項2の発明は、前記定数生成手段は、
入力対ゲインを示すゲイン特性を2n に分割し、分割し
た各区間を直線近似するための定数を、入力信号の上位
nビットをアドレスとする箇所に格納したメモリを有す
ることを特徴とする請求項1記載のディジタルAGC装
置である。
【0013】請求項3の発明は、前記定数生成手段は、
前記直線近似をするための定数として、直線の傾き
“0”の定数およびゲインの上限値または下限値の定数
を含み、前記ゲイン算出手段は、ゲインの上限値または
下限値も算出することを特徴とする請求項1または2記
載のディジタルAGC装置である。
【0014】請求項4の発明は、前記定数生成手段の前
記メモリは、ゲイン保持時間およびゲイン回復係数も格
納していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
項に記載のディジタルAGC装置である。
【0015】請求項5の発明は、前記定数生成手段の前
記メモリは、一部または全てが書き換え可能なメモリで
あることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記
載のディジタルAGC装置である。
【0016】請求項6の発明は、前記ゲイン算出手段
は、乗算器および加減算器を有することを特徴とする請
求項1〜5のいずれか1項に記載のディジタルAGC装
置である。
【0017】請求項7の発明は、前記ゲイン算出手段の
前記乗算器および前記加減算器は、ΔΣ変換方式による
AD変換器と共有することを特徴とする請求項6に記載
のディジタルAGC装置である。
【0018】請求項8の発明は、前記ゲイン算出手段
は、乗算器を有しないことを特徴とする請求項1〜5の
いずれか1項に記載のディジタルAGC装置である。
【0019】
【作用】本発明は、AGC機能の全てをディジタルで実
現している。したがって、アナログAGC回路にない特
徴を持っている。
【0020】まず、AGCの特性を決める定数をRAM
化等にして定数データの書換を容易にすることで、どの
ようなゲイン特性も簡単に同一のシステムで対応可能な
ディジタルAGC装置が構築できる。
【0021】ディジタル回路をLCI化する上では、ア
ナログ回路より、微細加工が容易で調整せずに同一の性
能のAGCを容易に製品化でき、製品テストも簡単に実
施できるため、本発明のディジタルAGC装置はトータ
ルコストが削減できる。
【0022】本発明のディジタルAGC装置は、入力に
対応するゲインを絶えず計算で求めているので、より大
きな振幅の信号が入力された時、これに対応するゲイン
に調整するまでに要する時間であるアタックタイムが実
質的に0秒のAGCが簡単に実現でき、出力波形に歪み
を発生しにくい。
【0023】本発明では、入力信号に対応したゲインを
求めるために、乗算や加算が必要であるが、ΔΣ変換方
式によるAD変換器のように必然的に乗算器・加算器を
内蔵しているシステムでは、内蔵した回路を利用して小
規模な機能追加によりディジタルAGC装置が実現でき
る。
【0024】
【実施例】以下、図面を用いて、本発明の実施例を説明
する。
【0025】図1は、本発明のデジタルAGCの全体の
構成を示すブロック図である。
【0026】図1において、符号7は、ROMまたはR
AMで構成されたメモリで傾きと切片とを格納してお
り、アドレスを入力することで対応する傾きと切片とを
読み出すことができる。符号10は、回復係数(後述)
を記憶しておくレジスタである。符号11は、乗算器
で、セレクタ8および9への制御信号SEL1およびS
EL2により選択された2入力をかけ算する。符号14
は、加減算器で、セレクタ12および13への制御信号
SEL3により選択された2入力(メモリ7の出力と乗
算器11の出力との2入力またはレジスタBとレジスタ
Aの出力との2入力)を、制御信号ALにより、加算ま
たは減算している。
【0027】アナログの入力信号をA/D変換してデジ
タル化した入力信号Xが、図1のAGCに入力し、これ
が増幅されて出力信号G・X(Gはゲイン)として出力
するまでを説明する。AGCは、このゲインGを制御し
ている。
【0028】現在使用しているゲインG(設定ゲイン)
は、レジスタBに設定されている。
【0029】まず、入力信号Xに対する算出ゲインGc
を直線近似で求める。
【0030】入力信号Xの上位nビットをアドレスとし
てROMまたはRAM7に印加し、ROMまたはRAM
7から傾きAと切片Cを読み出す。制御信号SEL1で
セレクタ8より傾きAを選択し、制御信号SEL2でセ
レクタ9により入力信号Xを選択して、この2つの値を
乗算器11でかけ算して、A・Xを求める。制御信号S
EL3でセレクタ13より乗算結果A・Xを選択し、同
じ制御信号SEL3でセレクタ12より切片Cを選択
し、加減算器14の制御信号ALにて、乗算結果A・X
と切片Cを加減算器14で加算して算出ゲイン
【0031】
【数1】Gc=A・X+C を求める。このように、入力信号Xに対する算出ゲイン
Gcを直線近似で求める。
【0032】この求められた算出ゲインGcをレジスタ
Aに格納する。
【0033】算出ゲインGcを設定ゲインGとを比較す
るために、制御信号SEL3でセレクタ12,13よ
り、レジスタBからの設定ゲインGとレジスタAからの
算出ゲインGcを選択し、制御信号ALにて、G−Gc
の減算を実施してサインビットSGNを求める。このサ
インビットSNGをゲイン決定部15に入力する。
【0034】ゲイン決定部15は、サインビットSGN
が“0”ならG≧Gcなので、設定ゲインGを格納して
いるレジスタBへ、レジスタAの値であるGcを格納す
るために、レジスタA,Bに制御信号を送出すると共
に、ゲイン決定部15内のゲイン継続時間のカウントを
リセットする。これで、算出ゲインGcが設定ゲインG
となる。次に、出力信号Zを計算して求め(G・X)、
出力するまたサインビットSGNが“1”ならG<Gc
なので、制御信号SEL1,SEL2にて回復係数レジ
スタ10からの回復係数CgとレジスタBからの設定ゲ
インGを選択して、乗算器11でかけ算する。得られた
値G′(Cg・G)を、ゲイン決定部15からの制御信
号CD2により、レジスタCに格納する。
【0035】ゲイン決定部15は、内部でゲイン継続時
間をカウントしている。これがゲイン保持時間以上であ
ると、出力信号Zを計算後、レジスタCの値(G′)を
レジスタBに設定ゲインGとして格納する制御信号を送
出すると共に、ゲイン継続時間のカウントをリセットす
る。ゲイン保持時間内であると、設定ゲインGを変更せ
ず、出力信号Zを現在の設定ゲインGで計算して出力す
る。
【0036】出力信号Zは、制御信号SEL1,SEL
2でレジスタBからの現在設定されているゲインGと入
力信号Xをセレクタ8,9で選択し、乗算器11でかけ
算して求める。
【0037】回復係数とゲイン保持時間とで、急激に増
幅度が増大するのを防止している。
【0038】この回復係数およびゲイン保持時間は、実
験的に定めるべきものである。
【0039】図2は、本発明の実施例の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0040】図2において、最初に設定ゲインをイニシ
ャライズ(S1)し、Xが入力されたら(S2)、Xに
対応するゲイン特性の近似直線式を表す定数(傾き:
A,切片:C)を定数生成部(メモリ7)より求める
(S4)。この定数と入力よりゲイン算出部(乗算器1
1,加減算器14等)で
【0041】
【数2】Gc=A×X+C の演算で算出ゲインGcを求める(S5)。
【0042】入力振幅の状態より出力ゲインを決定する
ために、算出ゲインGcと設定ゲインGとを比較部(加
減算器14)で比較する(S6)。
【0043】比較結果が算出ゲインGcの方が小さい場
合(振幅大の信号が入力)(S6でYES)は、設定ゲ
インGを算出ゲインGcに更新して出力波形の歪みを抑
える(S8)。
【0044】比較の結果、算出ゲインGcの方が大きい
場合(S6でNO)は、設定ゲインを元の状態に戻すた
めの処理を実施する。このゲイン回復処理では、設定ゲ
インGより算出ゲインGcが大きい時間がどれだけ続い
たか(ゲイン継続時間T)で、入力の状態が入力振幅の
変動途中の状態かまたは設定ゲインに比べて低入力振幅
の状態が継続しているかを判定して、2つのゲイン回復
処理を行っている。
【0045】設定したゲイン保持時間Thとゲイン継続
時間Tを比較し(S10)、ゲイン持続時間Tがゲイン
保持時間Th以内なら(S10でNO)、入力が変動途
中の状態と判断して、Tをカウントアップして(S1
3)、設定ゲインを変更しないで出力を求める(S
9)。
【0046】ゲイン継続時間Tがゲイン保持時間Thを
オーバーした場合は、入力が持続した低入力振幅の状態
が続いてると判断して、直ちに設定ゲインGを算出ゲイ
ンGcに変更するような急激な変動を与えないような処
理を行う。
【0047】まず、現在の設定ゲインGと入力信号Xを
かけ算して出力信号Zを求める(S11)。
【0048】次に、ゲイン回復係数Cgと設定ゲインG
とをかけ算し、
【0049】
【数3】G′=G×Cg 次回入力に対する設定ゲインG′を求め、設定ゲインG
をG′に変更して、次の入力を待つ(S12)。
【0050】ゲインの算出は、入力に対するゲイン特性
を直線近似して求めている。
【0051】例えば、図3のようなAGCのゲイン特性
を実現しようとする場合、図4に示すようにゲイン特性
を適当な区間に多分割した点P,Q間のゲイン特性を直
線近似して、ゲインGcを算出する。
【0052】この時の直線関係式として、以下の3式が
考えられる。
【0053】
【数4】 Gc=A・X +C ・・・(1) Gc=A・ΔX +Gp ・・・(2) Gc=A・ΔX′+Gq ・・・(3) なお、ΔX=X−P ΔX′=Q−X この直線関係式の定数である傾きA,切片C,P点Q点
のゲインGp,Gqのいずれかの組み合わせの1つを定
数データとしてRAMかROMのメモリへ格納して、入
力値にしたがってアクセスできたら、ゲインは簡単に求
められる。
【0054】さて、どの程度に分割するかであるが、当
然この分割を細かくすればするほどゲイン特性の精度は
向上する。
【0055】最終的には入力に対応して1対1のゲイン
を求める場合の実施例を図5に示す。
【0056】図5において、RAMまたはROMで構成
されたメモリには、入力信号Xの値に1対1で対応した
ゲインが入力信号Xの値をアドレスとした位置に格納さ
れている。このため、入力信号Xの値をアドレスとして
入力すると、その値に対応したゲインが読み出されてく
る。入力信号Xがmビットでは、2m ワードのメモリが
必要になる。
【0057】そこで、このメモリの必要容量を減らす方
法として、2つの方法がある。
【0058】一つには、ある程度まで分割し、この分割
された入力範囲に対して1つのゲインで代表する方法で
ある。これでは、入力値に対応して段階的なゲインを与
えることになり、分割の程度によってはゲイン変更点で
振幅レベルが変動するため、ブツ音が発生すると言う欠
点がある。
【0059】もう一つの方法が、上述したように、特性
を2n 等分し、直線近似を行うための定数である傾きA
と切片C、傾きAと範囲の最大値Gpあるいは範囲の最
小値Gqを、入力信号Xの値の上位nビットをアドレス
とした位置に格納することである。
【0060】この様な構成では、2n ワードのメモリで
済み、またゲインは直線近似を行って求めるので、入力
値ごとに連続的なゲインが求められ、得られる出力の振
幅レベルも連続したものとなる。しかし、ゲインを求め
るためには、メモリに加えて、直線近似の計算を行う乗
算器や加算器が必要となる。
【0061】直線近似を行う本発明のAGCを用いるシ
ステムにおいて、乗算器や加算器を持った、例えばΔΣ
方式のAD変換器などが組み込まれている場合は、これ
らの回路を利用して近似計算を演算できるので、これら
のシステムにおいては定数用メモリと若干の回路追加で
本発明のシステムを構成できる。
【0062】ゲインの算出は、例えば、図6、図7に示
すブロック図に示す構成で求められる。
【0063】直線関係式(1)による構成の一例を示す
図6は、図1に示した構成の算出ゲインGcを求める部
分と同じである。
【0064】図6において、メモリ1に、傾きAと切片
Cのデータが入力信号の上位nビットをアドレスとした
位置に、格納されている。これを入力信号Xの値で読み
出し、乗算器2、加算器3で
【0065】
【数5】Gc=AX+C を計算する。
【0066】図7は、直線関係式(2)あるいは(3)
による構成である。
【0067】図7において、入力信号Xのmビットの上
位nビットがメモリ4のアドレスと使用され、このアド
レスでアクセスされたデータとして特性の傾きAとGp
あるいはGqがメモリ4から供給される。傾きAは乗算
器5へ、GpあるいはGqは加算器6へ供給される。乗
算器5へ供給された傾きAはΔXあるいはΔX′とかけ
算され、加算器6へ供給され、GpあるいはGqと加算
されてゲインGcが求められる。
【0068】このΔXは、mビットデータの内、上位n
ビットを入力信号Xのサインビットと同じにすることで
求めることができる。ΔX′は、mビットデータの内、
上位nビットをサインビットの逆とすることで求めるこ
とができる。
【0069】直線近似でゲインを求める場合、ゲインの
上限と下限の制限は、メモリの定数データで制御できる
利点もある。
【0070】上限と下限のゲインをそれぞれ、Gu,G
dとする。上限ゲインGuにしたい入力信号Xの値が入
力されたとき、定数用のメモリから、傾きAと切片Cと
して、0(ゼロ)とGuを出力するように、メモリに格
納する。
【0071】ゲインGcは、直線近似の式から
【0072】
【数6】Gc=A×X+C=0+Gu=Gu となりゲインの上限値Guが求められる。
【0073】また上限ゲインGuのデータを下限ゲイン
Gdのデータとすることで、下限ゲインも求められる。
ΔXおよびΔX′を用いる場合も同様に求められる。し
たがって、このシステムではゲインのリミッタとして、
特別なシステムは不要となる。
【0074】図8を用いて、本発明のAGCの動作を説
明する。
【0075】システムがスタート直後の、入力信号Xが
絶えず増大している期間Aでは、設定ゲインGと入力に
対応する算出ゲインGcとが、G>Gcの関係にあり、
設定ゲインGは絶えず更新される。
【0076】入力信号Xが減少している期間Bでは、設
定ゲインGと入力に対応する算出ゲインGcとが、G<
Gcの関係にあり、この関係が連続してゲイン保持時間
Thをオーバーしたら、ゲイン回復係数Cgを設定ゲイ
ンに掛けて、次回設定ゲインG1を求める。
【0077】
【数7】G1=G×Cg 続いて、G1がG1<Gcの関係にあり、この関係が連
続してゲイン保持時間をオーバーしたら、次回の設定ゲ
インG2を求める。
【0078】
【数8】G2=G1×Cg さらにG2がG2<Gcの関係にあり、この関係が連続
してゲイン保持時間をオーバーしたら、同様の処理を行
うが、途中でG2≧Gcの関係になったら、ゲイン継続
時間の計測をリセットし設定ゲインをGcに更新する。
【0079】このゲイン保持時間Thを可変にすること
で、信号ソースの特徴に対応したいろいろな回復の特性
をもったAGCが設定できる。
【0080】図9は、入力信号とゲインとの関係を示す
特性図である。
【0081】従来のアナログAGC回路では、図9の点
線のような入力対出力の関係である。この関係は回路特
性で定まっており、変更できない。
【0082】本発明のディジタルAGC装置では、図9
の実線のようにアナログAGCと異なるような入力レベ
ルに比例した出力レベルになる特性や、また、アナログ
AGCのような特性などの任意のゲイン特性を、線近似
式の定数を格納するメモリ(ROMやRAM)のデータ
を変更することのみで、回路を変更することなく実現で
きる。
【0083】図10は、本発明の他の実施例の構成を示
している。
【0084】図10において、符号20は、ROMまた
はRAMで構成されたメモリで、傾きと切片とを格納し
ている。メモリ20に、入力信号の上位ビットおよび制
御信号ADを入力することで、対応する傾きまたは切片
を読み出すことができる。メモリ20は、回復係数Cg
も格納している。符号23は、乗算器で、セレクタ21
および22への制御信号SEL4およびSEL5によ
り、選択された2入力をかけ算または1とのかけ算を行
う。符号26は、加減算器で、制御信号ALにより、加
算、減算あるいは0との加算を行う。符号25は、累積
器レジスタで、加減算器26の結果を格納する。また、
データRAM24は、設定ゲイン等を格納しておくメモ
リ(レジスタ)であり、ゲイン決定/アドレス制御回路
27からのアドレスにより読み出すことができる。ゲイ
ン決定/アドレス制御回路27は、ゲイン継続時間Tの
計時も行っている。
【0085】まず、入力信号Xの上位nビットと制御信
号ADをアドレスとするROM(あるいはRAM)20
より、傾きAを読みだし、セレクタ21,22より制御
信号SEL4,SEL5で傾きAと入力信号Xを選択
し、この2つの値を乗算器23でかけ算し、加減算器2
6でこの結果と“0”を加算し、その結果(A・X)を
累積器レジスタ25にセットする。
【0086】次に、メモリ20より入力信号Xの上位n
ビットと制御信号ADをアドレスとして、切片Cを読み
出し、セレクタ21でこの値を選択し、乗算器23で
“1”をかけ算する。この結果(C)と先ほど求めた累
積器レジスタ25のデータA・Xとを、加減算器26で
加算して、算出ゲインGc(=A・X+C)を求める。
この求められた算出ゲインGcを累積器レジスタ25に
セットする。
【0087】算出ゲインGcと設定ゲインGを比較する
ために、データRAM24より設定ゲインGを読み出
し、乗算器23で“1”とかけ算し、加減算器26で先
ほど累積レジスタ25にセットされた算出ゲインGcと
G−Gcの減算を実施してサインビットSGNを求め
る。このサインビットSGNをゲイン決定/アドレス制
御回路27に入力する。
【0088】このゲイン決定/アドレス制御回路27で
は、サインビットSGNが“0”ならG≧Gcなのでデ
ータRAM24の設定ゲインGの値を、累積器レジスタ
25の値Gcに変更すると共に、ゲイン継続時間のカウ
ントをリセットする。次に、設定ゲインGと入力信号X
とを乗算器23でかけ算し、“0”を加減算器26で加
算して、出力信号Zを求める。
【0089】また、サインビットSGNが“1”ならG
<Gcなので、メモリ20より回復係数Cgを、データ
RAM24より設定ゲインGを読み出して、乗算器23
でかけ算し、加減算器26で“0”を加算して、次回設
定ゲインG´(Cg・G)を求めデータRAM24へ格
納する。
【0090】これと共に、ゲイン決定/アドレス制御回
路27において、ゲイン継続時間Tをカウントし、これ
がゲイン保持時間Th以上になったら、設定ゲインGで
の出力信号Zを算出後に、設定ゲインGを、求めた次回
設定ゲインG´へ変更すると共に、ゲイン継続時間Tの
カウントをリセットする。出力信号Zは、入力信号Xと
制御信号SEL4で選択されたデータRAM24の設定
ゲインGとを乗算器23でかけ算し、“0”を加減算器
26で加算して求める。
【0091】図11は、乗算器を用いない本発明の他の
実施例の構成を示している。この構成は、時間がかかる
ので、データ処理時間に余裕がある場合に適用できる。
【0092】図11において、符号28は、ROMまた
はRAMで構成されたメモリであり、傾きと切片とを格
納している。メモリ28に、入力信号の上位ビットおよ
び制御信号ADを入力することで、対応する傾きまたは
切片を読み出すことができる。符号32は、ANDゲー
トおよびシフタである。ANDゲートおよびシフタ32
のANDとシフトの制御は、乗数レジスタ29またはゲ
イン設定レジスタ34から1ビットづつセレクタ31に
印加し、そのビットおよび制御信号Sにより制御信号M
を生成し、これにより行われる。符号36は、加減算器
で、被乗数レジスタ30と累算器レジスタ37とからの
値を、制御信号ALにより、加減算する。
【0093】入力信号Xの上位nビットと制御信号AD
とをアドレスとするメモリ28より傾きAを読み出し、
乗数レジスタ29にセットする。このとき、被乗数レジ
スタ30には入力信号Xをセットし、ANDゲートおよ
びシフタ32を使って、Aの1ビットとXのかけ算を
し、この結果と次のAの1ビットとのかけ算とを加減算
器36で加算する。この作業をAのデータ長回実行して
かけ算結果A・Xを求め、累積器レジスタ37にセット
される。次に、切片Cをメモリ28より読み出して、被
乗数レジスタにセットし、切片Cと先ほど求めたA・X
とを加減算器36で加算し、算出ゲインGc(=A・X
+C)を累積器レジスタ37に求める。
【0094】この算出ゲインGcと設定ゲインGを比較
するために、ゲイン設定レジスタ34の設定ゲインGを
被乗数レジスタ30にセットし、制御信号ALにより加
減算器36でG−Gcの減算を実施し、サインビットS
GNを求める。このとき、累積器レジスタ37の算出ゲ
インGcは変更しない。サインビットSGNは、ゲイン
決定部35に入力される。
【0095】ゲイン決定部35では、サインビットSG
Nが“0”なら、G≧Gcなので、ゲイン設定レジスタ
34に累積器レジスタ37の値を格納すると共に、ゲイ
ン決定回路35で計時しているゲイン継続時間Tのカウ
ントをリセットする。出力信号Zは、設定ゲインGと入
力信号Xのかけ算をANDゲートおよびシフタ32,セ
レクタ31および加減算器36を使って求め、出力す
る。
【0096】また、サインビットSGNが“1”なら、
G<Gcなので、まず出力信号ZをG・Xにより求め
る。ゲイン決定回路35でゲイン継続時間Tをカウント
してる。これがゲイン保持時間Th以上になったとき
に、回復係数Cgを被乗数レジスタ30にセットして、
上記と同様の方法で回復係数Cgと設定ゲインGをかけ
算し、この値をゲイン設定レジスタ34にセットしてい
る。
【0097】図12は、ΔΣ変換方式AD変換器に用い
られているディジタルフィルタのブロック図である。
【0098】図12において、ΔΣ変換方式AD変換器
は、ROM38、データRAM39、乗算器41および
加算器43、累算器レジスタ42から構成されている。
【0099】この構成は、図10に示した本発明の実施
例の構成とよく似ている。したがって、乗算器41を、
“1”とROMデータをかけ算できるように構成するこ
と、加算器43を減算ができる加減算器に回路変更し、
データRAM39を設定ゲイン等を格納しておくメモリ
(レジスタ)として使用できるようにする。そして、A
GCで使用する各定数と回復係数をROM38に格納す
る。
【0100】さらに、ゲインを決定するゲイン決定/ア
ドレス制御回路と乗算器の入力用セレクタを追加するこ
とで、図10の回路構成と同様になり、ディジタルAG
Cとディジタルフィルタの両方の処理が実行できるシス
テムとなる。
【0101】これまで、ハードウェア構成で説明した
が、図2に示したフローチャートの動作を、シグナルプ
ロセッサ等のマイクロコンピュータで行うことができる
ことは、この分野の通常の知識を有する者なら、自明で
あろう。
【0102】また、本発明で使用する定数を格納してい
るメモリは、その一部または全部を、書き換え可能なR
AM等で構成すると、定数の設定の変更が容易に行われ
る。
【0103】
【発明の効果】本発明のデジタルAGC装置において
は、入力対ゲインを示すゲイン特性を分割し、この各区
間のゲイン特性を直線で近似し、この直線関係式の各定
数を各区間ごとに入力値をアドレスとするデータとして
格納することで、入力値ごとに定数が供給され、この定
数と入力値から望みのゲイン特性を満たすゲインを絶え
ず計算で求めており、前回の入力振幅より大きな信号が
入力した時に、これに対応したゲインに調整するまでの
時間が実質的に0秒なので、出力波形の歪みを発生しに
くい。
【0104】本発明のデジタルAGC装置においては、
直線近似式の傾き定数を“0”、切片定数をゲインの上
限値あるいは下限値とすることで、直線近似式からゲイ
ンの上限と下限を算出することができ、ゲインに制限を
設けることが簡単にできる。また、これらの定数は入力
値をアドレスとするメモリ等から供給されるようにする
ことで、上限と下限のリミッタ機能用としての特別なリ
ミッタシステムを必要としない上限と下限ゲインのリミ
ッタ付きのディジタルAGC装置を構成できる。
【0105】本発明のデジタルAGC装置においては、
ゲイン特性を直線近似した各区間の定数(傾き、切片)
とゲイン保持時間とゲイン回復係数の各定数の一部また
は全てをRAM等の外部から書換え可能にすることで、
ゲイン特性を簡単に変更可能なシステムを構築できる。
【0106】本発明の構成により、ディジタル回路でA
GC装置が構成可能となり、微細加工が容易で調整せず
に同一の性能のAGC装置を容易に製品化でき、製品テ
ストも簡単に実施でき、トータルコストが削減できる。
【0107】ΔΣ変換方式によるAD変換器では、必然
的に乗算器、加算器を内蔵しているので、AD変換器に
内蔵した回路を利用して、AGCを内蔵したAD変換器
を小規模の回路追加にて設計できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の動作を示すフローチャートである。
【図3】入力に対するゲインの特性の一例を示す特性図
である。
【図4】分割直線近似によるゲイン算出の説明図であ
る。
【図5】1対1対応でゲイン特性を求めるブロック図で
ある。
【図6】分割直線近似によるゲイン算出する構成を示す
ブロック図である。
【図7】分割直線近似によるゲイン算出する他の構成を
示すブロック図である。
【図8】ゲイン算出動作の説明図である。
【図9】入力対出力の特性図である。
【図10】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図11】本発明の乗算器を用いない実施例の構成を示
すブロック図である。
【図12】従来のΔΣ変換方式AD変換器に用いられて
いるディジタルフィルタのブロック図である。
【符号の説明】
1,4,7,20,28 ROMまたはRAMで構成さ
れたメモリ 8,9,12,13,21,22 セレクタ 10 回復係数レジスタ 2,5,11,23 乗算器 3,6 加算器 14,26,36 加減算器 15 ゲイン決定部 16,17,18 レジスタ 24 データRAM 25,37 累積器レジスタ 27 ゲイン決定/アドレス制御回路 29 乗数レジスタ 30 被乗数レジスタ 32 ANDゲートおよびシフタ 34 ゲイン設定レジスタ 35 ゲイン決定回路 38 ROM 39 データRAM 40 セレクタ 41 乗算器 42 累積器レジスタ 43 加算器

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ信号をAD変換した入力信号の
    ゲインを自動で調整し任意の出力振幅レベルを得るディ
    ジタルAGC装置において、 入力対ゲインの関係を示すAGCのゲイン特性を入力信
    号の大きさにしたがって分割し、分割した各区間を直線
    近似するための定数を各区間ごとにメモリに格納し、前
    記入力信号の値により該定数を生成する定数生成手段
    と、 前記定数と前記入力信号の値から、直線近似で所定のゲ
    イン特性を満たす前記入力信号に対する算出ゲインを算
    出するゲイン算出手段と、 該算出ゲインと前回算出時に設定されている設定ゲイン
    とを比較することで、ゲインを更新するか回復するかを
    判定する比較手段と、 前記算出ゲインの方が小さい場合に、前記設定ゲインを
    前記算出ゲインに更新するゲイン更新手段と、 前記算出ゲインの方が大きい場合に、前記算出ゲインが
    前設定ゲインより大きい時間がどれだけ続いたかを監視
    し、該時間が所定のゲイン保持時間以内では設定されて
    いるゲインを変更せず、該時間が所定のゲイン保持時間
    を経過したときに、ゲイン回復係数と前記設定ゲインと
    の積を次回のゲインとするゲイン回復手段と、 前記設定ゲインと前記入力信号をかけ算して出力信号を
    得る出力手段とを有することを特徴とするディジタルA
    GC装置。
  2. 【請求項2】 前記定数生成手段は、入力対ゲインを示
    すゲイン特性を2n分割し、分割した各区間を直線近似
    するための定数を、入力信号の上位nビットをアドレス
    とする箇所に格納したメモリを有することを特徴とする
    請求項1記載のディジタルAGC装置。
  3. 【請求項3】 前記定数生成手段は、前記直線近似をす
    るための定数として、直線の傾き“0”の定数およびゲ
    インの上限値または下限値の定数を含み、前記ゲイン算
    出手段は、ゲインの上限値または下限値も算出すること
    を特徴とする請求項1または2記載のディジタルAGC
    装置。
  4. 【請求項4】 前記定数生成手段の前記メモリは、ゲイ
    ン保持時間およびゲイン回復係数も格納していることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のディジ
    タルAGC装置。
  5. 【請求項5】 前記定数生成手段の前記メモリは、一部
    または全てが書き換え可能なメモリであることを特徴と
    する請求項1〜4のいずれか1項に記載のディジタルA
    GC装置。
  6. 【請求項6】 前記ゲイン算出手段は、乗算器および加
    減算器を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載のディジタルAGC装置。
  7. 【請求項7】 前記ゲイン算出手段の前記乗算器および
    前記加減算器は、ΔΣ変換方式によるAD変換器と共有
    することを特徴とする請求項6に記載のディジタルAG
    C装置。
  8. 【請求項8】 前記ゲイン算出手段は、乗算器を有しな
    いことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載
    のディジタルAGC装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009194797A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Panasonic Corp デジタルagc回路およびそれを用いた角速度センサ
JP2009194798A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Panasonic Corp デジタルagc回路およびそれを用いた角速度センサ
US8451066B2 (en) 2007-11-12 2013-05-28 Panasonic Corporation PLL circuit and angular velocity sensor using the same

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JP2009194797A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Panasonic Corp デジタルagc回路およびそれを用いた角速度センサ
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