JPH07332328A - 固定部材 - Google Patents
固定部材Info
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- JPH07332328A JPH07332328A JP7132113A JP13211395A JPH07332328A JP H07332328 A JPH07332328 A JP H07332328A JP 7132113 A JP7132113 A JP 7132113A JP 13211395 A JP13211395 A JP 13211395A JP H07332328 A JPH07332328 A JP H07332328A
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- JP
- Japan
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- fixing
- anchor bolt
- screw
- groove
- fixed
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 5
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 5
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 5
- 238000004049 embossing Methods 0.000 description 3
- 239000003292 glue Substances 0.000 description 2
- 238000004873 anchoring Methods 0.000 description 1
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B13/00—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose
- F16B13/04—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front
- F16B13/08—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front with separate or non-separate gripping parts moved into their final position in relation to the body of the device without further manual operation
- F16B13/0891—Dowels or other devices fastened in walls or the like by inserting them in holes made therein for that purpose with parts gripping in the hole or behind the reverse side of the wall after inserting from the front with separate or non-separate gripping parts moved into their final position in relation to the body of the device without further manual operation with a locking element, e.g. wedge, key or ball moving along an inclined surface of the dowel body
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16B—DEVICES FOR FASTENING OR SECURING CONSTRUCTIONAL ELEMENTS OR MACHINE PARTS TOGETHER, e.g. NAILS, BOLTS, CIRCLIPS, CLAMPS, CLIPS OR WEDGES; JOINTS OR JOINTING
- F16B11/00—Connecting constructional elements or machine parts by sticking or pressing them together, e.g. cold pressure welding
- F16B11/006—Connecting constructional elements or machine parts by sticking or pressing them together, e.g. cold pressure welding by gluing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Dowels (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Massaging Devices (AREA)
- Piles And Underground Anchors (AREA)
- Bipolar Transistors (AREA)
- Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
- Finger-Pressure Massage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造部分の中ぐり孔内に挿入するための固定
部材において、差込み組立によって極めて簡単に組立可
能であり、かつ差込み組立によって固定されるべき対象
物を、中空部の存在する場合でも不動に緊締しうるよう
な固定部材を提供する。 【構成】 そのため固着領域が、アンカボルト(1)の
前方端部(6)に対して上り勾配の溝底(7)を有す
る、長手方向に延びる溝(5)と、該溝(5)に挿入さ
れた楔部材(4)とによって形成されており、該楔部材
(4)は、前方端部(6)の方向にスライド可能に溝底
(7)上に載置されていて、その上方縁部にはシャフト
から突出している歯(8)が設けられており、固定ねじ
(11)はアンカボルト(1)の雌ねじ(10)内にお
いて、アンカボルト(1)の端面(9)に対しねじヘッ
ド部(12)が所定の間隔(14)を有するような形式
で、予め組み立てられかつ克服可能なロック装置(1
5)によって固定されている。
部材において、差込み組立によって極めて簡単に組立可
能であり、かつ差込み組立によって固定されるべき対象
物を、中空部の存在する場合でも不動に緊締しうるよう
な固定部材を提供する。 【構成】 そのため固着領域が、アンカボルト(1)の
前方端部(6)に対して上り勾配の溝底(7)を有す
る、長手方向に延びる溝(5)と、該溝(5)に挿入さ
れた楔部材(4)とによって形成されており、該楔部材
(4)は、前方端部(6)の方向にスライド可能に溝底
(7)上に載置されていて、その上方縁部にはシャフト
から突出している歯(8)が設けられており、固定ねじ
(11)はアンカボルト(1)の雌ねじ(10)内にお
いて、アンカボルト(1)の端面(9)に対しねじヘッ
ド部(12)が所定の間隔(14)を有するような形式
で、予め組み立てられかつ克服可能なロック装置(1
5)によって固定されている。
Description
【0001】
【産業用の利用分野】本発明は構造部分の中ぐり孔内に
挿入するための固定部材であって、アンカボルトを有
し、該アンカボルトはその後方端部に固定ねじを受容す
るための雌ねじを有し、かつその前方端部に固着領域を
有している形式のものに関する。
挿入するための固定部材であって、アンカボルトを有
し、該アンカボルトはその後方端部に固定ねじを受容す
るための雌ねじを有し、かつその前方端部に固着領域を
有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ国特許出願第3712213号明
細書によれば、アンカボルトと、拡開スリーブと、拡開
スリーブ内に挿入可能な拡開部体とから成る固定部材が
公知である。その際拡開部体は拡開円錐体として形成さ
れている。拡開スリーブはその拡開円錐体側の端面から
出発している長手方向スリットを有し、該スリットが拡
開部体の挿入の際拡開スリーブの拡開を行なっている。
他方の端部には、対象物を構造部分に固定するために雌
ねじが設けられており、該雌ねじ内に固定ねじが挿入可
能である。
細書によれば、アンカボルトと、拡開スリーブと、拡開
スリーブ内に挿入可能な拡開部体とから成る固定部材が
公知である。その際拡開部体は拡開円錐体として形成さ
れている。拡開スリーブはその拡開円錐体側の端面から
出発している長手方向スリットを有し、該スリットが拡
開部体の挿入の際拡開スリーブの拡開を行なっている。
他方の端部には、対象物を構造部分に固定するために雌
ねじが設けられており、該雌ねじ内に固定ねじが挿入可
能である。
【0003】固定ねじの緊締の際拡開スリーブが拡開で
きるようにするため、拡開円錐体を拡開スリーブ内に引
き入れる必要がある。しかしこのことは、アンカボルト
の端面が固定対象物に対し充分に大きな間隔を有してい
る場合にだけ可能である。このような場合にだけ固定部
材を壁表面の方向に引き入れることが可能であり、その
場合円錐体は、拡開作用を実現するため、中ぐり孔内で
位置不動に支承された拡開スリーブ内に押し込むことが
できるようになっている。
きるようにするため、拡開円錐体を拡開スリーブ内に引
き入れる必要がある。しかしこのことは、アンカボルト
の端面が固定対象物に対し充分に大きな間隔を有してい
る場合にだけ可能である。このような場合にだけ固定部
材を壁表面の方向に引き入れることが可能であり、その
場合円錐体は、拡開作用を実現するため、中ぐり孔内で
位置不動に支承された拡開スリーブ内に押し込むことが
できるようになっている。
【0004】この目的に対しドイツ国特許出願第371
2213号明細書の場合には、雌ねじ内に挿入可能なス
ペーサ部材が設けられている。固定部材を構造部分内に
打ち込む際該スペーサ部材が壁表面に対するアンカボル
トの端面の間隔を規定している。雌ねじからスペーサ部
材をとりだした後、今度は固定ねじを固定されるべき対
象物を貫通してアンカボルトの雌ねじ内に螺入する。ア
ンカボルトの端面と固定されるべき対象物の下側との間
に存在している間隔によって、アンカボルトひいては拡
開円錐体を壁表面の方向に引き寄せることができるの
で、中ぐり孔内で位置不動に位置する拡開スリーブを拡
開部体によって拡開させることができる。同時に反作用
として、固定されるべき対象物の緊締作用が実現され、
適宜に大きな間隔がある場合には該緊締作用によって、
壁表面と固定されるべき対象物との間の中空位置の橋絡
も実現されている。
2213号明細書の場合には、雌ねじ内に挿入可能なス
ペーサ部材が設けられている。固定部材を構造部分内に
打ち込む際該スペーサ部材が壁表面に対するアンカボル
トの端面の間隔を規定している。雌ねじからスペーサ部
材をとりだした後、今度は固定ねじを固定されるべき対
象物を貫通してアンカボルトの雌ねじ内に螺入する。ア
ンカボルトの端面と固定されるべき対象物の下側との間
に存在している間隔によって、アンカボルトひいては拡
開円錐体を壁表面の方向に引き寄せることができるの
で、中ぐり孔内で位置不動に位置する拡開スリーブを拡
開部体によって拡開させることができる。同時に反作用
として、固定されるべき対象物の緊締作用が実現され、
適宜に大きな間隔がある場合には該緊締作用によって、
壁表面と固定されるべき対象物との間の中空位置の橋絡
も実現されている。
【0005】このスペーサ部材のために公知の構成にあ
っては、固定部材の設定後に付加的な作業プロセスによ
って除去しなければならないような別の部分が必要であ
る。このスペーサ部材のために、固定ねじの前組立を行
なうことができず、ひいては固定部材を固定されるべき
対象物を貫通して組積内に挿入するという簡単な差込み
組立を行なうことができない。
っては、固定部材の設定後に付加的な作業プロセスによ
って除去しなければならないような別の部分が必要であ
る。このスペーサ部材のために、固定ねじの前組立を行
なうことができず、ひいては固定部材を固定されるべき
対象物を貫通して組積内に挿入するという簡単な差込み
組立を行なうことができない。
【0006】更にこの公知の固定部材は、固定ねじを雌
ねじ内に螺入する際アンカボルトが極めて簡単に共廻り
する傾向があるため、固定部材の拡開及び固定が不可能
である。
ねじ内に螺入する際アンカボルトが極めて簡単に共廻り
する傾向があるため、固定部材の拡開及び固定が不可能
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、差込
み組立によって極めて簡単に組立可能であり、かつ差込
み組立によって固定されるべき対象物を、中空部の存在
する場合でも不動に緊締しうるような固定部材を提供す
ることにある。
み組立によって極めて簡単に組立可能であり、かつ差込
み組立によって固定されるべき対象物を、中空部の存在
する場合でも不動に緊締しうるような固定部材を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では固着領域が、
アンカボルトの前方端部に対して上り勾配の溝底を有す
る、長手方向に延びる溝と、該溝に挿入された楔部材と
によって形成されており、該楔部材は、前方端部の方向
にスライド可能に溝底上に栽置されていて、その上方縁
部にはシャフトから突出している歯が設けられており、
固定ねじはアンカボルトの雌ねじ内において、アンカボ
ルトの端面に対しねじヘッド部が所定の間隔を有するよ
うな形式で、予め組み立てられかつ克服可能なロック装
置によって固定されていることによって、上記課題を解
決することができた。
アンカボルトの前方端部に対して上り勾配の溝底を有す
る、長手方向に延びる溝と、該溝に挿入された楔部材と
によって形成されており、該楔部材は、前方端部の方向
にスライド可能に溝底上に栽置されていて、その上方縁
部にはシャフトから突出している歯が設けられており、
固定ねじはアンカボルトの雌ねじ内において、アンカボ
ルトの端面に対しねじヘッド部が所定の間隔を有するよ
うな形式で、予め組み立てられかつ克服可能なロック装
置によって固定されていることによって、上記課題を解
決することができた。
【0009】
【発明の効果】アンカボルトの前方端部に対して上り勾
配の溝底と、溝内に挿入された楔部材とを備えた、長手
方向に延びる溝によって形成されかつその上方縁部にシ
ャフトから突き出た歯が設けられている固着領域によっ
て、固定部材を構造部分の準備された中ぐり孔内に擦入
する際中ぐり孔内において固定部材の楔締めが既に行な
われるようになり、該楔締めは規定通りの固定のため
に、アンカボルトと楔部材との間で軸方向の移動が必要
でないか乃至は極く僅か必要なだけである。本発明の固
定部材は予め組み立てられた固定ねじを用い固定される
べき対象物を貫通して構造部材内の中ぐり孔内に擦入さ
れ、かつ固定ねじのヘッド部乃至はヘッド部の下方に配
置された座金ワッシャが固定対象物に載設されうるよう
になっている。アンカボルトの端面に対する規定された
間隔で予め組み立てられかつこの位置で固定された固定
ねじによって、アンカボルトの端面は固定対象物の外面
の下方に位置することができる。工具を用いて固定ねじ
を回転させると、ねじとアンカボルトとの間の間隔を固
定しているロック部材が解放される。ロック部材の解放
には、アンカボルトの共廻りを排除している特殊な固着
領域によって調達可能であるような高い回転モーメント
が必要である。ロックを克服した後固定ねじを介して引
張応力が形成され、該引張応力は一方で固着領域を、僅
かな軸方向の移動によって中ぐり孔内で更に強力に楔締
めし、かつ他方では固定されるべき対象物の緊締を、中
空部の存在する場合でも非平面の組積表面によって実現
している。ねじヘッド部とアンカボルトの端面との間の
間隔としては、直径の小さい場合少くとも3mmの間隔
が、また直径の大きい場合最大7mmの間隔が、夫々機
能的であることが判った。
配の溝底と、溝内に挿入された楔部材とを備えた、長手
方向に延びる溝によって形成されかつその上方縁部にシ
ャフトから突き出た歯が設けられている固着領域によっ
て、固定部材を構造部分の準備された中ぐり孔内に擦入
する際中ぐり孔内において固定部材の楔締めが既に行な
われるようになり、該楔締めは規定通りの固定のため
に、アンカボルトと楔部材との間で軸方向の移動が必要
でないか乃至は極く僅か必要なだけである。本発明の固
定部材は予め組み立てられた固定ねじを用い固定される
べき対象物を貫通して構造部材内の中ぐり孔内に擦入さ
れ、かつ固定ねじのヘッド部乃至はヘッド部の下方に配
置された座金ワッシャが固定対象物に載設されうるよう
になっている。アンカボルトの端面に対する規定された
間隔で予め組み立てられかつこの位置で固定された固定
ねじによって、アンカボルトの端面は固定対象物の外面
の下方に位置することができる。工具を用いて固定ねじ
を回転させると、ねじとアンカボルトとの間の間隔を固
定しているロック部材が解放される。ロック部材の解放
には、アンカボルトの共廻りを排除している特殊な固着
領域によって調達可能であるような高い回転モーメント
が必要である。ロックを克服した後固定ねじを介して引
張応力が形成され、該引張応力は一方で固着領域を、僅
かな軸方向の移動によって中ぐり孔内で更に強力に楔締
めし、かつ他方では固定されるべき対象物の緊締を、中
空部の存在する場合でも非平面の組積表面によって実現
している。ねじヘッド部とアンカボルトの端面との間の
間隔としては、直径の小さい場合少くとも3mmの間隔
が、また直径の大きい場合最大7mmの間隔が、夫々機
能的であることが判った。
【0010】雌ねじ内における固定ねじの間隔の固定
は、雌ねじ又は固定ねじのねじ山に取り付けられている
剪断可能な圧刻突起部によって行われるか、又は雌ねじ
と固定ねじとの間に取り付けられた接着点によって行な
われている。この結合部は、間隔の非意図的な調節が工
具なしでは発生し得ないように、不動に固定されていな
ければならない。
は、雌ねじ又は固定ねじのねじ山に取り付けられている
剪断可能な圧刻突起部によって行われるか、又は雌ねじ
と固定ねじとの間に取り付けられた接着点によって行な
われている。この結合部は、間隔の非意図的な調節が工
具なしでは発生し得ないように、不動に固定されていな
ければならない。
【0011】
【実施例】次に本発明を実施例の図面に基いて詳しく説
明する。
明する。
【0012】図面に図示された固定部材はアンカボルト
1から成り、該アンカボルト1は、構造部分3の中ぐり
孔2内に固着されるように楔部材4によって形成された
固着領域を有している。楔部材4はアンカボルト1の長
手方向に延びる溝5内に挿入されており、該溝5はアン
カボルト1の前方端部に対して上り勾配の溝底部7を有
している。歯8の設けられた楔部材4の上方縁部はアン
カボルト1のシャフトから突き出ているため、固定部材
を中ぐり孔2内に擦入した後には中ぐり孔2の壁部によ
って楔部材4の楔締め作用が発生する。
1から成り、該アンカボルト1は、構造部分3の中ぐり
孔2内に固着されるように楔部材4によって形成された
固着領域を有している。楔部材4はアンカボルト1の長
手方向に延びる溝5内に挿入されており、該溝5はアン
カボルト1の前方端部に対して上り勾配の溝底部7を有
している。歯8の設けられた楔部材4の上方縁部はアン
カボルト1のシャフトから突き出ているため、固定部材
を中ぐり孔2内に擦入した後には中ぐり孔2の壁部によ
って楔部材4の楔締め作用が発生する。
【0013】アンカボルト1の後方端部9には雌ねじ1
0が加工されており、該雌ねじ10内にヘッド部12を
備えた固定ねじ11と座金ディスク13とが予め組み込
まれている。固定ねじ11は、固定ねじ11乃至座金デ
ィスク13のヘッド部12と支保ボルト1の端面9との
間に所定の間隔14が発生しうるように、雌ねじ10内
に螺入されてこの位置で固定されている。有利にはこの
間隔14は、最小寸法として3mmと、最大寸法として
7mmとの間の寸法になっている。図示の実施例の場合
にはねじ11の固定が、固定ねじ11のための旋入ロッ
ク部を形成している圧刻突起部15によって達成されて
いる。固定ねじをねじスパナを用いて螺入させると、圧
刻突起部15が剪断されて螺入ロック部が乗り越えられ
る。更に固定ねじ11を螺入させることによって、一方
ではアンカボルト1と楔部材4との間の軸方向のスライ
ドによる付加的な楔作用が達成され、かつ反作用として
固定されるべき対象物16の構造部分3における緊締作
用が達成されるようになる。雌ねじ10または固定ねじ
11のねじ山における圧刻突起部15の代わりに、雌ね
じ内におけるねじの固定を接着点によって達成すること
も可能である。
0が加工されており、該雌ねじ10内にヘッド部12を
備えた固定ねじ11と座金ディスク13とが予め組み込
まれている。固定ねじ11は、固定ねじ11乃至座金デ
ィスク13のヘッド部12と支保ボルト1の端面9との
間に所定の間隔14が発生しうるように、雌ねじ10内
に螺入されてこの位置で固定されている。有利にはこの
間隔14は、最小寸法として3mmと、最大寸法として
7mmとの間の寸法になっている。図示の実施例の場合
にはねじ11の固定が、固定ねじ11のための旋入ロッ
ク部を形成している圧刻突起部15によって達成されて
いる。固定ねじをねじスパナを用いて螺入させると、圧
刻突起部15が剪断されて螺入ロック部が乗り越えられ
る。更に固定ねじ11を螺入させることによって、一方
ではアンカボルト1と楔部材4との間の軸方向のスライ
ドによる付加的な楔作用が達成され、かつ反作用として
固定されるべき対象物16の構造部分3における緊締作
用が達成されるようになる。雌ねじ10または固定ねじ
11のねじ山における圧刻突起部15の代わりに、雌ね
じ内におけるねじの固定を接着点によって達成すること
も可能である。
【図1】構造部分内に挿入された本発明の固定部材の図
である。
である。
1 アンカボルト 2 中ぐり孔 3 構造部分 4 楔部材 5 溝 6 端部 7 溝底 8 歯 9 端部 10 雌ねじ 11 固定ねじ 12 ヘッド部 13 座金ディスク 14 間隔 15 圧刻突起部 16 対象物
Claims (3)
- 【請求項1】 構造部分の中ぐり孔内に挿入するための
固定部材であって、アンカボルトを有し、該アンカボル
トはその後方端部に固定ねじを受容するための雌ねじを
有し、かつその前方端部に固着領域を有している形式の
ものにおいて、 固着領域が、アンカボルト(1)の前方端部(6)に対
して上り勾配の溝底(7)を有する、長手方向に延びる
溝(5)と、該溝(5)に挿入された楔部材(4)とに
よって形成されており、該楔部材(4)は、前方端部
(6)の方向にスライド可能に溝底(7)上に載置され
ていて、その上方縁部にはシャフトから突出している歯
(8)が設けられており、固定ねじ(11)はアンカボ
ルト(1)の雌ねじ(10)内において、アンカボルト
(1)の端面(9)に対しねじヘッド部(12)が所定
の間隔(14)を有するような形式で、予め組み立てら
れかつ克服可能なロック装置(15)によって固定され
ていることを特徴とする固定部材。 - 【請求項2】 雌ねじ(10)内における固定ねじ(1
1)の固定が、雌ねじ(10)または固定ねじ(11)
のねじ山における、剪断可能な圧刻突起部(15)によ
って行なわれていることを特徴とする、請求項1記載の
固定部材。 - 【請求項3】 固定ねじ(11)の固定が雌ねじ(1
0)と固定ねじ(11)との間の剪断可能な接着部によ
って行なわれていることを特徴とする、請求項1記載の
固定部材。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4419149.9 | 1994-06-01 | ||
DE4419149A DE4419149A1 (de) | 1994-06-01 | 1994-06-01 | Befestigungselement |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07332328A true JPH07332328A (ja) | 1995-12-22 |
Family
ID=6519514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7132113A Pending JPH07332328A (ja) | 1994-06-01 | 1995-05-30 | 固定部材 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0685656B1 (ja) |
JP (1) | JPH07332328A (ja) |
AT (1) | ATE164923T1 (ja) |
BR (1) | BR9502620A (ja) |
DE (2) | DE4419149A1 (ja) |
DK (1) | DK0685656T3 (ja) |
ES (1) | ES2117319T3 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19601990A1 (de) * | 1996-01-20 | 1997-07-24 | Fischer Artur Werke Gmbh | Befestigungselement |
DE19708511A1 (de) * | 1997-03-03 | 1998-09-10 | Fischer Artur Werke Gmbh | Befestigungselement mit Spreizelement |
FR2806761B1 (fr) * | 2000-03-22 | 2002-05-31 | Black & Decker Inc | Cheville d'ancrage |
CN110886755B (zh) * | 2019-12-05 | 2021-12-31 | 嘉兴市奥科五金科技有限公司 | 一种拆卸方便的***式壁虎 |
DE102020103577A1 (de) | 2020-02-12 | 2021-08-12 | Paul Zinßer | Demontierbarer Bolzenanker und Verfahren zu seiner Demontage |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS4844535U (ja) * | 1971-09-28 | 1973-06-11 | ||
JPS6018848A (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-30 | Victor Co Of Japan Ltd | 磁気記録及び/又は再生装置 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1195457B (de) * | 1961-08-24 | 1965-06-24 | Artur Fischer | Aus einer laengsgeschlitzten Huelse bestehender und mit einer Bohrkrone versehener Mauerduebel mit Klemmstueck |
DE2533223A1 (de) * | 1975-07-25 | 1977-02-10 | Manfred Kaspar | Loesbarer duebel |
DE2829158A1 (de) * | 1978-07-03 | 1980-01-17 | Hilti Ag | Befestigungselement mit ankerbolzen und spreizkeil |
DE2914739A1 (de) * | 1979-04-11 | 1980-10-30 | Fischer Artur Dr H C | Befestigungselement |
DE3334754A1 (de) * | 1983-09-26 | 1985-06-27 | Hilti Ag, Schaan | Spreizduebel mit keilfoermigem spreizelement |
DE3820759A1 (de) * | 1988-06-18 | 1989-12-21 | Fischer Artur Werke Gmbh | Spreizduebel zum einschlagen in ein bohrloch mit hinterschneidung |
-
1994
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