JPH07326796A - Mosドライブ回路 - Google Patents

Mosドライブ回路

Info

Publication number
JPH07326796A
JPH07326796A JP11688794A JP11688794A JPH07326796A JP H07326796 A JPH07326796 A JP H07326796A JP 11688794 A JP11688794 A JP 11688794A JP 11688794 A JP11688794 A JP 11688794A JP H07326796 A JPH07326796 A JP H07326796A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
voltage dividing
output
mos
operational amplifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11688794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3231943B2 (ja
Inventor
Masao Fujiwara
正勇 藤原
Yasunori Kawamura
泰則 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rohm Co Ltd filed Critical Rohm Co Ltd
Priority to JP11688794A priority Critical patent/JP3231943B2/ja
Publication of JPH07326796A publication Critical patent/JPH07326796A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3231943B2 publication Critical patent/JP3231943B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Led Devices (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電源電圧の変動に対しても、常に安定した駆
動電流を電流駆動型素子に供給することのできるMOS
ドライブ回路を得ること。 【構成】 複数のMOS素子21 〜2n が並列接続され
各電流駆動型素子11 〜1n に駆動電流を供給するMO
Sアレイと、前記各MOS素子21 〜2n のそれぞれに
対応して別個独立に設けたスイッチング回路41 〜4n
と、その各スイッチング回路41 〜4n を介して前記各
MOS素子21 〜2n に制御電圧を供給する電圧源R
1、R2と、その電圧源R1、R2を非反転入力端子に
接続し出力端子を前記スイッチング回路に接続したオペ
アンプ6と、安定化電源8と前記オペアンプ6の出力端
子間に直列に接続され分圧点を該オペアンプの反転入力
端子に接続した分圧抵抗R3、R4とを具備したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はゲーム機器や各種電気
機器のプリンタやディスプレイに使用される複数の電流
駆動型素子を並列接続した発光又表示アレイを駆動する
C−MOSドライブ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は本願と同日に同一出願人が出願し
たC−MOSドライブ回路を示す回路図であり、図3に
おいて、11 〜1n は発光又は表示アレイを構成する並
列配列された複数の電流駆動型素子であり、図示例は電
流駆動型素子としてLED素子を使用している。21 〜
2n はLED素子11 〜1n と直列に接続され該LED
素子に駆動電流を供給するC−MOS素子としての出力
段トランジスタ、31 〜3n は各出力段トランジスタ2
1 〜2n のソース端子とゲート端子間に接続したスイッ
チング用トランジスタ、R1、R2は直列に接続し分圧
点Bより分圧電圧を給電する電圧源としての第1、第2
の分圧抵抗、41 〜4n は各出力段トランジスタ21 〜
2n のゲートAと電圧源の出力分圧点Bとの接続路に設
けたスイッチング回路、5は入力信号DINに基づい
て、スイッチング用トランジスタ31〜3n とスイッチ
ング回路41 〜4n のON、OFFを制御するコントロ
ーラである。
【0003】6はオペアンプであり、このオペアンプ6
はその非反転入力端子を分圧抵抗R1、R2のBに接続
し、出力端子をスイッチング回路41 〜4n に接続する
とともにそれ自体出力端子と反転入力端子とを接続して
全帰還型オペアンプを構成している。7はオペアンプ6
の出力端子とアースE間に接続した電流能力増加用コン
デンサである。
【0004】次に動作について説明する。いま、スイッ
チング用トランジスタ31 〜3n が導通し、出力段トラ
ンジスタ21 〜2n がそのゲートに印加される電源電圧
Vcc例えば5Vで不導通のとき、コントローラ5がデ
ータ入力信号DINに基づく出力信号で例えばスイッチ
ング回路41 をONにすると、分圧点Bの分圧電圧例え
ば3Vが出力段トランジスタ21 のゲートAに供給され
る。このとき同時にコントローラ5の出力信号がスイッ
チング用トランジスタ31 を不導通にするので、出力段
トランジスタ31 のゲートに印加されていた電源電圧V
ccがなくなり、分圧電圧のみが印加され、出力段トラ
ンジスタ21が導通することになる。
【0005】この出力段トランジスタ21 が導通する
と、LED素子11 に駆動電流を供給され該LED素子
を点灯させる。
【0006】そして、LED素子11 が点灯していると
き、コントローラ5からの出力信号でスイッチング用ト
ランジスタ31 を導通させると、出力段トランジスタ2
1 はそのゲートAの印加電圧が電源電圧Vccに上昇し
て該出力段トランジスタの導通スレッショルド電圧例え
ば4Vを越えるため不導通となる。このように、データ
入力信号DINに基づくコントローラ5の出力信号で複
数の出力段トランジスタ21 〜2n をON、OFF制御
して、LED素子11 〜1n の点灯、消灯を制御するも
のである。
【0007】上記出力段トランジスタ21 〜2n はゲー
トの印加電圧が電源電圧Vcc(5V)から、導通スレ
ッショルド電圧(4V)より下り分圧点Bからの分圧電
圧例えば3Vに低下することによってOFF状態からO
N状態になる。この場合、2Vの電圧変化に要する時間
τは、電圧源の内部インピーダンス、つまり分圧点Bの
抵抗Rと出力段トランジスタ21 〜2n の全体の内部容
量Cとの積によって決まるが、オペアンプ6の働きによ
って、出力段トランジスタのゲートに作用する出力抵抗
は数10Ωとなる。
【0008】このため、この出力抵抗Rと各出力段トラ
ンジスタ21 〜2n 全体の内部容量Cとで決まる該出力
段トランジスタのOFF状態からON状態への動作時間
τ=RCは短くなり、複数の出力段トランジスタ21 〜
2n で構成されたC−MOSアレイのOFF状態への動
作時間の高速化を実現できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本願と同日に同一出願
人が出願したC−MOSドライブ回路は以上のように構
成されているので、電源電圧が変動すると、その変動に
よって出力段トランジスタのゲート印加電圧も変動し、
発光又は表示アレイを構成する電流駆動型素子であるL
ED素子の駆動電流が変動する。このため、発光又は表
示アレイの動作状態が乱れ、プリンタやディスプレイ等
の表示品質を低下させるという問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ことを課題になされたもので、電源電圧の変動に対して
も発光又は表示アレイを構成する電流駆動型素子に安定
した駆動電流を供給することのできるC−MOSドライ
ブ回路を実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るC−MOSドライブ回路は、複数のC−MOS素子が
並列接続され前記各電流駆動型素子に駆動電流を供給す
るC−MOSアレイと、前記各C−MOSアレイのそれ
ぞれに対応して別個独立に設けたスイッチング回路と、
その各スイッチング回路を介して前記各C−MOS素子
に制御電圧を供給する電圧源と、その電圧源を非反転入
力端子に接続し出力端子を前記スイッチング回路に接続
したオペアンプと、安定化電源と前記オペアンプの出力
端子間に直列に接続され分圧点を該オペアンプの反転入
力端子に接続した分圧抵抗とを具備したものである。
【0012】請求項2記載の発明に係るC−MOSドラ
イブ回路は、電圧源を構成する第1、第2の分圧抵抗の
抵抗比と、前記分圧抵抗を構成する第3、第4の分圧抵
抗の抵抗比が一定になるように調整するものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明におけるC−MOSドライ
ブ回路は、直列に接続した第1、第2の分圧抵抗の分圧
点をオペアンプの非反転入力端子に接続し、定電圧源と
上記オペアンプの出力端子間に直列に接続した第3、第
4の分圧抵抗の分圧点を該オペアンプの反転入力端子に
接続して構成したことにより、オペアンプの出力電圧は
定電圧源の出力電圧と等しく、電源電圧の変動があって
も変動しない。従って、C−MOS素子から発光又は表
示アレイを構成する電流駆動型素子に対する駆動電流も
変動することがない。
【0014】請求項2記載の発明におけるC−MOSド
ライブ回路は、電圧源を構成する第1、第2の分圧抵抗
の抵抗比と、前記分圧抵抗を構成する第3、第4の分圧
抵抗の抵抗比が一定となるようにしたことにより、抵抗
値の調整等が容易となり、量産に適するものである。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面について説明
する。
【0016】図1はこの発明のC−MOSドライブ回路
を示す回路図であり、前記図3に示すC−MOSドライ
ブ回路と同一部分には同一符号を付して重複説明を省略
する。図1において、8は安定化電源、R3、R4はオ
ペアンプ6の出力端子と安定化電源8を構成する直列抵
抗R5、R6の分圧点C間に直列に接続した第3、第4
の分圧抵抗であり、この分圧抵抗R3、R4の分圧点D
をオペアンプ6の反転入力端子に接続して反転型オペア
ンプを構成している。
【0017】図2は上記オペアンプ6の具体的構成を示
す回路図であり、差動回路61、この差動回路61に均
等に電流を流す定電流源を形成するカレントミラー回路
62、出力段トランジスタ64に電流を供給する電流源
トランジスタ63、発振防止コンデンサ65、各部に電
流を流す安定電流源を形成するカレントミラー回路66
とで構成されている。図示例はNチャンネルトランジス
タベースの反転増加型オペアンプを示しているが、Pチ
ャンネルトランジスタベースの反転増加型オペアンプで
あってもよい。
【0018】次に図1の動作について説明する。
【0019】いま、電源電圧をVcc、安定化電源8の
図中C点の電圧をVref 、電源電圧Vccと出力段トラ
ンジスタ21 (〜2n )とのゲート電圧V0 の差の電圧
VGSとすると、上記実施例構成により、電圧VGSは、
【数1】 となる。
【0020】上記の式から明らかなように、電源電圧V
CCが変動しても、電圧VGSは安定化電源8の出力電圧V
ref と等しく変動しない。従って、MOSトランジスタ
の一般式IDS=k(VGS−VT )2 によって決まる駆動
電流IDSも変動することがなく、C−MOS素子である
出力段トランジスタ21 〜2n を通して常に安定した駆
動電流を電流駆動型素子であるLED11 〜1n に供給
することができる。
【0021】ここで、kは出力段トランジスタ21 〜2
n の能力を示す係数
【数2】 VT は出力段トランジスタ21 〜2n のスレッショール
ド電圧である。
【0022】また、第1、第2の分圧抵抗R1、R2の
抵抗比が変化したときには、第3、第4の分圧抵抗R
3、R4の抵抗比を変えて、両者の抵抗比率が一定にな
るように調整すれば、上記と同様の作用効果が得られ
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、直列に接続した第1、第2の分圧抵抗の分圧点を
オペアンプの非反転入力端子に接続し、定電圧源と上記
オペアンプの出力端子間に直列に接続した第3、第4の
分圧抵抗の分圧点を該オペンアンプの反転入力端子に接
続して構成したことにより、オペアンプの出力電圧は定
電圧源の出力電圧と等しく、電源電圧の変動があっても
変動しない。従って、C−MOSアレイを流れる駆動電
流も変動することがない。
【0024】また、請求項2記載の発明によれば、電圧
源を構成する第1、第2の分圧抵抗の抵抗比と、前記分
圧抵抗を構成する第3、第4の分圧抵抗の抵抗比が一定
になるように構成したので、抵抗値の調整が容易とな
り、量産に適するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の実施例によるC−MOSドラ
イブ回路の構成図である。
【図2】図2は図1の実施例に適用されているオペアン
プの回路構成図である。
【図3】図3は本出願人が本願と同日に出願したC−M
OSドライブ回路の構成図である。
【符号の説明】
11 〜1n LED素子(電流駆動型素子) 21 〜2n 出力段トランジスタ(C−MOS素子) 41 〜4n スイッチング回路 6 オペアンプ 8 安定化電源 R1、R2 分圧抵抗(電圧源) R3、R4 分圧抵抗
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月26日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 OSドライブ回路
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はゲーム機器や各種電気
機器のプリンタやディスプレイに使用される複数の電流
駆動型素子を並列接続した発光又表示アレイを駆動する
MOSドライブ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は本願と同日に同一出願人が出願し
たMOSドライブ回路を示す回路図であり、図3におい
て、11 〜1n は発光又は表示アレイを構成する並列配
列された複数の電流駆動型素子であり、図示例は電流駆
動型素子としてLED素子を使用している。21 〜2n
はLED素子11 〜1n と直列に接続され該LED素子
に駆動電流を供給するMOS素子としての出力段トラン
ジスタ、31 〜3n は各出力段トランジスタ21 〜2n
のソース端子とゲート端子間に接続したスイッチング用
トランジスタ、R1、R2は直列に接続し分圧点Bより
分圧電圧を給電する電圧源としての第1、第2の分圧抵
抗、41 〜4n は各出力段トランジスタ21 〜2n のゲ
ートAと電圧源の出力分圧点Bとの接続路に設けたスイ
ッチング回路、5は入力信号DINに基づいて、スイッ
チング用トランジスタ31 〜3n とスイッチング回路4
1 〜4n のON、OFFを制御するコントローラであ
る。
【0003】6はオペアンプであり、このオペアンプ6
はその非反転入力端子を分圧抵抗R1、R2のBに接続
し、出力端子をスイッチング回路41 〜4n に接続する
とともにそれ自体出力端子と反転入力端子とを接続して
全帰還型オペアンプを構成している。7はオペアンプ6
の出力端子とアースE間に接続した電流能力増加用コン
デンサである。
【0004】次に動作について説明する。いま、スイッ
チング用トランジスタ31 〜3n が導通し、出力段トラ
ンジスタ21 〜2n がそのゲートに印加される電源電圧
Vcc例えば5Vで不導通のとき、コントローラ5がデ
ータ入力信号DINに基づく出力信号で例えばスイッチ
ング回路41 をONにすると、分圧点Bの分圧電圧例え
ば3Vが出力段トランジスタ21 のゲートAに供給され
る。このとき同時にコントローラ5の出力信号がスイッ
チング用トランジスタ31 を不導通にするので、出力段
トランジスタ31 のゲートに印加されていた電源電圧V
ccがなくなり、分圧電圧のみが印加され、出力段トラ
ンジスタ21が導通することになる。
【0005】この出力段トランジスタ21 が導通する
と、LED素子11 に駆動電流を供給され該LED素子
を点灯させる。
【0006】そして、LED素子11 が点灯していると
き、コントローラ5からの出力信号でスイッチング用ト
ランジスタ31 を導通させると、出力段トランジスタ2
1 はそのゲートAの印加電圧が電源電圧Vccに上昇し
て該出力段トランジスタの導通スレッショルド電圧例え
ば4Vを越えるため不導通となる。このように、データ
入力信号DINに基づくコントローラ5の出力信号で複
数の出力段トランジスタ21 〜2n をON、OFF制御
して、LED素子11 〜1n の点灯、消灯を制御するも
のである。
【0007】上記出力段トランジスタ21 〜2n はゲー
トの印加電圧が電源電圧Vcc(5V)から、導通スレ
ッショルド電圧(4V)より下り分圧点Bからの分圧電
圧例えば3Vに低下することによってOFF状態からO
N状態になる。この場合、2Vの電圧変化に要する時間
τは、電圧源の内部インピーダンス、つまり分圧点Bの
抵抗Rと出力段トランジスタ21 〜2n の全体の内部容
量Cとの積によって決まるが、オペアンプ6の働きによ
って、出力段トランジスタのゲートに作用する出力抵抗
は数10Ωとなる。
【0008】このため、この出力抵抗Rと各出力段トラ
ンジスタ21 〜2n 全体の内部容量Cとで決まる該出力
段トランジスタのOFF状態からON状態への動作時間
τ=RCは短くなり、複数の出力段トランジスタ21 〜
2n で構成されたMOSアレイのOFF状態への動作時
間の高速化を実現できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本願と同日に同一出願
人が出願したMOSドライブ回路は以上のように構成さ
れているので、電源電圧が変動すると、その変動によっ
て出力段トランジスタのゲート印加電圧も変動し、発光
又は表示アレイを構成する電流駆動型素子であるLED
素子の駆動電流が変動する。このため、発光又は表示ア
レイの動作状態が乱れ、プリンタやディスプレイ等の表
示品質を低下させるという問題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ことを課題になされたもので、電源電圧の変動に対して
も発光又は表示アレイを構成する電流駆動型素子に安定
した駆動電流を供給することのできるMOSドライブ回
路を実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るMOSドライブ回路は、複数のMOS素子が並列接続
され前記各電流駆動型素子に駆動電流を供給するMOS
アレイと、前記各MOSアレイのそれぞれに対応して別
個独立に設けたスイッチング回路と、その各スイッチン
グ回路を介して前記各MOS素子に制御電圧を供給する
電圧源と、その電圧源を非反転入力端子に接続し出力端
子を前記スイッチング回路に接続したオペアンプと、安
定化電源と前記オペアンプの出力端子間に直列に接続さ
れ分圧点を該オペアンプの反転入力端子に接続した分圧
抵抗とを具備したものである。
【0012】請求項2記載の発明に係るMOSドライブ
回路は、電圧源を構成する第1、第2の分圧抵抗の抵抗
比と、前記分圧抵抗を構成する第3、第4の分圧抵抗の
抵抗比が一定になるように調整するものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明におけるMOSドライブ回
路は、直列に接続した第1、第2の分圧抵抗の分圧点を
オペアンプの非反転入力端子に接続し、定電圧源と上記
オペアンプの出力端子間に直列に接続した第3、第4の
分圧抵抗の分圧点を該オペアンプの反転入力端子に接続
して構成したことにより、オペアンプの出力電圧は定電
圧源の出力電圧と等しく、電源電圧の変動があっても変
動しない。従って、MOS素子から発光又は表示アレイ
を構成する電流駆動型素子に対する駆動電流も変動する
ことがない。
【0014】請求項2記載の発明におけるMOSドライ
ブ回路は、電圧源を構成する第1、第2の分圧抵抗の抵
抗比と、前記分圧抵抗を構成する第3、第4の分圧抵抗
の抵抗比が一定となるようにしたことにより、抵抗値の
調整等が容易となり、量産に適するものである。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面について説明
する。
【0016】図1はこの発明のMOSドライブ回路を示
す回路図であり、前記図3に示すMOSドライブ回路と
同一部分には同一符号を付して重複説明を省略する。図
1において、8は安定化電源、R3、R4はオペアンプ
6の出力端子と安定化電源8を構成する直列抵抗R5、
R6の分圧点C間に直列に接続した第3、第4の分圧抵
抗であり、この分圧抵抗R3、R4の分圧点Dをオペア
ンプ6の反転入力端子に接続して反転型オペアンプを構
成している。
【0017】図2は上記オペアンプ6の具体的構成を示
す回路図であり、差動回路61、この差動回路61に均
等に電流を流す定電流源を形成するカレントミラー回路
62、出力段トランジスタ64に電流を供給する電流源
トランジスタ63、発振防止コンデンサ65、各部に電
流を流す安定電流源を形成するカレントミラー回路66
とで構成されている。図示例はNチャンネルトランジス
タベースの反転増加型オペアンプを示しているが、Pチ
ャンネルトランジスタベースの反転増加型オペアンプで
あってもよい。
【0018】次に図1の動作について説明する。
【0019】いま、電源電圧をVcc、安定化電源8の
図中C点の電圧をVref 、電源電圧Vccと出力段トラ
ンジスタ21 (〜2n )とのゲート電圧V0 の差の電圧
VGSとすると、上記実施例構成により、電圧VGSは、
【数1】 となる。
【0020】上記の式から明らかなように、電源電圧V
CCが変動しても、電圧VGSは安定化電源8の出力電圧V
ref と等しく変動しない。従って、MOSトランジスタ
の一般式IDS=k(VGS−VT )2 によって決まる駆動
電流IDSも変動することがなく、MOS素子である出力
段トランジスタ21 〜2n を通して常に安定した駆動電
流を電流駆動型素子であるLED11 〜1n に供給する
ことができる。
【0021】ここで、kは出力段トランジスタ21 〜2
n の能力を示す係数
【数2】 VT は出力段トランジスタ21 〜2n のスレッショール
ド電圧である。
【0022】また、第1、第2の分圧抵抗R1、R2の
抵抗比が変化したときには、第3、第4の分圧抵抗R
3、R4の抵抗比を変えて、両者の抵抗比率が一定にな
るように調整すれば、上記と同様の作用効果が得られ
る。
【0023】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、直列に接続した第1、第2の分圧抵抗の分圧点を
オペアンプの非反転入力端子に接続し、定電圧源と上記
オペアンプの出力端子間に直列に接続した第3、第4の
分圧抵抗の分圧点を該オペンアンプの反転入力端子に接
続して構成したことにより、オペアンプの出力電圧は定
電圧源の出力電圧と等しく、電源電圧の変動があっても
変動しない。従って、MOSアレイを流れる駆動電流も
変動することがない。
【0024】また、請求項2記載の発明によれば、電圧
源を構成する第1、第2の分圧抵抗の抵抗比と、前記分
圧抵抗を構成する第3、第4の分圧抵抗の抵抗比が一定
になるように構成したので、抵抗値の調整が容易とな
り、量産に適するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の実施例によるMOSドライブ
回路の構成図である。
【図2】図2は図1の実施例に適用されているオペアン
プの回路構成図である。
【図3】図3は本出願人が本願と同日に出願したMOS
ドライブ回路の構成図である。
【符号の説明】 11 〜1n LED素子(電流駆動型素子) 21 〜2n 出力段トランジスタ(MOS素子) 41 〜4n スイッチング回路 6 オペアンプ 8 安定化電源 R1、R2 分圧抵抗(電圧源) R3、R4 分圧抵抗

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電流駆動型素子が並列配列され発
    光又は表示アレイを駆動するC−MOSドライブ回路に
    おいて、 複数のC−MOS素子が並列接続され前記各電流駆動型
    素子に駆動電流を供給するC−MOSアレイと、 前記各C−MOSアレイのそれぞれに対応して別個独立
    に設けられたスイッチング回路と、 その各スイッチング回路を介して前記各C−MOS素子
    に制御電圧を供給する電圧源と、 その電圧源を非反転入力端子に接続し出力端子を前記ス
    イッチング回路に接続したオペアンプと、 安定化電源と前記オペアンプの出力端子間に直列に接続
    され分圧点を該オペアンプの反転入力端子に接続した分
    圧抵抗と、 を具備したことを特徴とするC−MOSドライブ回路。
  2. 【請求項2】 前記電圧源を構成する第1、第2の分圧
    抵抗の抵抗比と、前記分圧抵抗を構成する第3、第4の
    分圧抵抗の抵抗比が一定になるように調整することを特
    徴とする請求項1記載のC−MOSドライブ回路。
JP11688794A 1994-05-30 1994-05-30 Mosドライブ回路 Expired - Fee Related JP3231943B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11688794A JP3231943B2 (ja) 1994-05-30 1994-05-30 Mosドライブ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11688794A JP3231943B2 (ja) 1994-05-30 1994-05-30 Mosドライブ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07326796A true JPH07326796A (ja) 1995-12-12
JP3231943B2 JP3231943B2 (ja) 2001-11-26

Family

ID=14698103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11688794A Expired - Fee Related JP3231943B2 (ja) 1994-05-30 1994-05-30 Mosドライブ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3231943B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102084717A (zh) * 2008-07-04 2011-06-01 奥斯兰姆有限公司 用于驱动至少一个第一发光二极管和至少一个第二发光二极管的电路装置和方法
JP2016189003A (ja) * 2016-04-21 2016-11-04 ラピスセミコンダクタ株式会社 定電流出力ドライバ及びこれを含む半導体装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102084717A (zh) * 2008-07-04 2011-06-01 奥斯兰姆有限公司 用于驱动至少一个第一发光二极管和至少一个第二发光二极管的电路装置和方法
JP2011528168A (ja) * 2008-07-04 2011-11-10 オスラム アクチエンゲゼルシャフト 少なくとも第1ledおよび第2ledを作動するための回路装置および方法
US8547031B2 (en) 2008-07-04 2013-10-01 Osram Gesellschaft Mit Beschraenkter Haftung Circuit configuration and method for operating at least one first and one second LED
JP2016189003A (ja) * 2016-04-21 2016-11-04 ラピスセミコンダクタ株式会社 定電流出力ドライバ及びこれを含む半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3231943B2 (ja) 2001-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3315652B2 (ja) 電流出力回路
CN100543632C (zh) 采用cmos技术中电流模式技术的精确电压/电流参考电路
US5025204A (en) Current mirror using resistor ratios in CMOS process
US20090160496A1 (en) Output driver circuit
US7839097B2 (en) System and method for wide-range high-accuracy-low-dropout current regulation
JPH08330936A (ja) 電源抵抗プログラミング方法
US20060255787A1 (en) Voltage controlled current source device
US20200127564A1 (en) Current Regulator
US5608339A (en) Device for driving a LED display
JP4008459B2 (ja) 制御信号供給回路及び信号出力回路
JP2004013053A (ja) 表示素子用電流出力回路部の制御回路
JP3859483B2 (ja) 駆動回路
JP2002368581A (ja) 可変インピーダンス回路
KR20050027155A (ko) 트랜스컨덕턴스 조정 회로
US7135849B1 (en) Extremal voltage detector with high input impedance
JPH09222930A (ja) 多値電圧源回路
WO2007148581A1 (ja) 発光ダイオード駆動回路
KR100573249B1 (ko) 정전압전원
JPH07326796A (ja) Mosドライブ回路
US6954039B2 (en) Driving circuit for light emitting diodes
JPH11160673A (ja) 液晶駆動用電源回路
JP3234399B2 (ja) Mosドライブ回路
KR0159938B1 (ko) 증폭기 장치
JP5040185B2 (ja) 発光ダイオード駆動回路
JP2008004705A (ja) 発光ダイオード駆動回路

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees