JPH07309821A - 脂肪族多価カルボン酸アミド類の製造方法 - Google Patents

脂肪族多価カルボン酸アミド類の製造方法

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JPH07309821A
JPH07309821A JP6105657A JP10565794A JPH07309821A JP H07309821 A JPH07309821 A JP H07309821A JP 6105657 A JP6105657 A JP 6105657A JP 10565794 A JP10565794 A JP 10565794A JP H07309821 A JPH07309821 A JP H07309821A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規有用な3価又は4価の脂肪族多価カルボ
ン酸アミド類を温和な条件で、高純度且つ高収率で製造
し得る工業的に優れた製造方法を提供する。 【構成】 3価又は4価の脂肪族多価カルボン酸エステ
ル類と一級又は二級のアミン類とを無触媒下又は酸触媒
下で加熱してエステル・アミド交換反応する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な脂肪族多価カル
ボン酸アミド類の製造方法に関する。かかる脂肪族多価
カルボン酸アミド類は、酸化防止剤、紫外線吸収剤、抗
菌剤、抗黴剤、核剤、高分子添加剤などとして有用な素
材である。
【0002】
【従来の技術】3価又は4価の脂肪族多価カルボン酸の
アミド類は、文献未記載の化合物であって、且つその工
業的製造方法は知られていない。
【0003】一方、モノカルボン酸アミドやジカルボン
酸アミドの製造方法としては、下記の方法が知られてい
る。 (a)カルボン酸とアミン類とを加熱脱水する方法。 (b)アルカリ触媒存在下、カルボン酸低級アルキルエ
ステル類とアミン類とのエステル・アミド交換反応によ
る方法。 (c)混合カルボン酸無水物とアミン類とを反応させる
方法。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、新規有用な
3価又は4価の脂肪族多価カルボン酸アミド類を温和な
条件で、高純度且つ高収率で製造しうる工業的に優れた
製造方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を達成すべく鋭意検討した結果、以下の事実を見いだ
し、かかる知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0006】(1)3価又は4価のカルボン酸を原料と
し、上記(a)〜(c)の方法に基づいてカルボン酸ア
ミドを製造した場合、何れの方法においても、副反応と
して脱炭酸、分子間縮合、分子内及び分子間イミド化反
応などが起こり、特に分子内イミド化反応に起因してほ
とんど目的物を得ることができない。
【0007】(2)然るに、所定のカルボン酸低級アル
キルエステル類とアミン類とを無触媒下又は酸触媒下で
加熱してエステル・アミド交換反応することにより、上
記副反応が抑制され、収率良く目的物を得ることができ
る。
【0008】即ち、本発明に係る一般式(1)で表され
る脂肪族多価カルボン酸アミド類の製造方法は、一般式
(2)で表される脂肪族多価カルボン酸エステル類(以
下「本エステル類」という。)と一般式(3)で表され
るアミン類(以下「本アミン類」という。)とを無触媒
下又は酸触媒下で加熱してエステル・アミド交換反応せ
しめることを特徴とする。
【0009】A(CO−X)n (1) [式中、Aは炭素数3〜10の直鎖状若しくは分岐鎖状
の脂肪族飽和カルボン酸残基を表す。Xは基−NR12
又はN含有飽和ヘテロ環を表す。R1、R2は同一又は異
なって、水素原子、アルキル基、ハロゲン化アルキル
基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニ
ル基、アリール基又はアラルキル基を表す。ここで、シ
クロアルキル基、シクロアルケニル基、アリール基又は
アラルキル基は炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜
4のアルコキシ基又はハロゲンを置換基として有してい
てもよい。かかる置換基の数及び置換位置は特に限定さ
れるものではない。nは3又は4の整数である。]
【0010】A(COOR3)n (2) [式中、A及びnは一般式(1)で記載したとおりであ
る。R3は炭素数1〜4のアルキル基を表す。]
【0011】X−H (3) [式中、X、R1及びR2は夫々一般式(1)で記載した
とおりである。]
【0012】本発明に係る方法により特に効率よく製造
される脂肪族多価カルボン酸アミド類としては、一般式
(1)の基−NR12において、R1又はR2が同一又は
異なって、水素原子、炭素数1〜20のアルキル基、炭
素数1〜20のハロゲン化アルキル基、炭素数3〜20
のアルケニル基、炭素数5〜20のシクロアルキル基、
炭素数5〜20のシクロアルケニル基、炭素数6〜20
のアリール基又は炭素数7〜20のアラルキル基である
化合物が例示される。
【0013】より具体的には、無置換アミド(このとき
CO−XはCO−NH2に相当する。)の他、N−メチ
ルアミド、N−n−ヘキシルアミド、N−n−オクチル
アミド、N−シクロペンチルアミド、N−シクロヘキシ
ルアミド、N−4−メチルシクロヘキシルアミド、N−
2−メチルシクロヘキシルアミド、N−フェニルアミ
ド、N−4−メチルフェニルアミド、N−2,6−ジメ
チルフェニルアミドなどのN−モノアルキル(アルケニ
ル)又はアリ−ル置換アミド、N,N−ジメチルアミ
ド、N,N−ジエチルアミド、N,N−ジ−n−プロピ
ルアミド、N,N−ジシクロヘキシルアミド、N,N−
ジフェニルアミドなどのN,N−ジアルキル又はアリー
ル置換アミドなどの基を有する化合物が例示される。
【0014】本エステル類は、所定の多価カルボン酸又
はその酸無水物を酸成分とし、炭素数1〜4の脂肪族ア
ルコールをアルコール成分として調製されるエステルで
ある。
【0015】所定の多価カルボン酸としては、1,2,
3−プロパントリカルボン酸、1,3,5−ペンタント
リカルボン酸、1,2,3−ブタントリカルボン酸、
2,3,5−ヘキサントリカルボン酸及び1,2,3,
4−ブタンテトラカルボン酸が例示される。
【0016】所定の脂肪族アルコールとしては、メタノ
ール、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノー
ル、n−ブタノール及びイソブタノールなどが例示さ
れ、中でもメタノールが推奨される。
【0017】本エステル類の具体例としては、1,2,
3−プロパントリカルボン酸トリメチルエステル、1,
2,3−プロパントリカルボン酸トリエチルエステル、
1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸テトラメチル
エステル、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸エ
チルエステル、1,3,5−ペンタントリカルボン酸ト
リメチルエステル、1,3,5−ペンタントリカルボン
酸トリエチルエステルなどが挙げられる。
【0018】一般式(3)で表される本アミン類として
は、所定の構造の一級若しくは二級の脂肪族、脂環族又
は芳香族アミンが挙げられる。
【0019】脂肪族一級アミンとしては、メチルアミ
ン、エチルアミン、n−ヘキシルアミン、n−オクチル
アミン、デシルアミン、ドデシルアミン、テトラデシル
アミン、ヘキサデシルアミンなどが例示され、中でもn
−ヘキシルアミン、n−オクチルアミンなどが推奨され
る。
【0020】脂環族一級アミンとしては、シクロペンチ
ルアミン、シクロヘキシルアミン、2−メチルシクロヘ
キシルアミン、4−メチルシクロヘキシルアミンなどが
例示され、なかでもシクロヘキシルアミン、2−メチル
シクロヘキシルアミンなどが推奨される。
【0021】芳香族一級アミンとしては、アニリン、4
−メチルアニリン、2,4−ジメチルアニリン、2,6
−ジメチルアニリン、2,6−ジメチルアニリン、p−
メトキシアニリン、p−クロロアニリンなどが例示さ
れ、中でも、アニリン、2,6−ジメチルアニリンなど
が推奨される。
【0022】脂肪族二級アミンとしては、ジメチルアミ
ン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミン、ジ−n
−ブチルアミン、ジ−n−ヘキシルアミンなどが例示さ
れ、中でもジ−n−ブチルアミン、ジ−n−ヘキシルア
ミンなどが推奨される。
【0023】脂環族二級アミンとしては、ジシクロペン
チルアミン、ジシクロヘキシルアミン、ジシクロヘプチ
ルアミンなどが例示され、中でもジシクロヘキシルアミ
ンが推奨される。
【0024】芳香族二級アミンとしては、ジフェニルア
ミン、ジ(4−メチル)フェニルアミン、ジ(2,4−
ジメチル)フェニルアミンなどが例示され、中でもジフ
ェニルアミン、ジ(4−メチル)フェニルアミンなどが
推奨される。
【0025】ヘテロ環式二級アミンとしては、ピロリジ
ン、ピペリジン、モルフォリンなどが例示され、中でも
ピロリジン、ピペリジンなどが推奨される。
【0026】本アミン類は、本エステル類に対し、通
常、4〜50倍モル、好ましくは4〜15倍モル程度用
いられる。
【0027】本反応は、無溶媒系でも行うことができる
が、目的物の単離、精製が容易となることから、通常、
有機溶媒中で行われる。
【0028】当該有機溶媒としては、シクロヘキサン、
ヘプタンなどの飽和炭化水素類、ベンゼン、トルエン、
キシレンなどのベンゼン系炭化水素類、ジオキサン、ジ
グライム、アニソールなどのエーテル類の他、N−メチ
ル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド、
ジメチルスルホキシドなどの極性溶媒が用いられ、特に
ベンゼン系炭化水素類が推奨される。
【0029】その溶媒量は、特に限定されるものではな
いが、通常、本エステルに対して0.1〜10倍重量、
好ましくは0.5〜5倍重量程度用いられる。
【0030】又、上記反応溶媒の代わりに過剰量の本ア
ミン類自体を溶媒として用いることもできる。このとき
の本アミン類の使用量は、本ジエステルに対し、通常、
10倍〜50倍モル、好ましくは5〜10倍モル程度で
ある。
【0031】反応温度は、通常、100〜300℃程
度、好ましくは200〜250℃程度である。100℃
未満では所定の反応がほとんど進行せず、一方、300
℃を越える温度では優先的に分子内イミド化反応が起き
る結果、何れの場合も目的物の収率が極めて低くなる傾
向が認められる。
【0032】反応は、2〜30時間程度、好ましくは1
0〜20時間程度攪拌することにより完結する。
【0033】反応は、窒素、アルゴンなど、不活性ガス
雰囲気下で行うことが好ましい。
【0034】又、当該反応において、酸化スズ、テトラ
−n−ブトキシチタネート、テトラ−iso−プロポキシ
チタネートなどの酸触媒を用いることもできるものの、
無触媒系の方が生成物の着色などを惹起しないため有利
である。
【0035】当該酸触媒の使用量は、本エステルに対し
て0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜1重量%
程度である。
【0036】反応系内において析出した脂肪族多価カル
ボン酸アミド類を濾過後、メタノール、エタノール、イ
ソプロパノールなどのアルコール系溶媒又は当該アルコ
ール/水混合溶媒で洗浄することにより、容易に高純度
の目的物を得ることができる。
【0037】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を詳しく説明す
る。尚、各例における反応生成物が目的とするアミド類
であることは、DI−MS、FT−IRによって確認し
た。
【0038】実施例1 温度センサー、攪拌装置を備えた500mlオートクレー
ブに1,2,3−プロパントリカルボン酸トリメチルエ
ステル21.8g(0.1モル)及びシクロヘキシルア
ミン60.0g(0.61モル)を仕込み、220℃で
6時間攪拌した。室温まで冷却後、濾過し、得られた白
色柱状固体をイソプロパノール/水混合溶媒(3/1=
v/v)300mlで室温下、攪拌洗浄を行なった。濾過
後、120℃で減圧乾燥を行ない、目的とする1,2,
3−プロパントリカルボン酸トリシクロヘキシルアミド
(白色柱状固体)38.8g(収率92.6%)を得
た。
【0039】実施例2 本アミン類として、2−メチルシクロヘキシルアミン7
0.0g(0.62モル)を適用した他は実施例1と同
様の操作を行ない、目的とする1,2,3−プロパント
リカルボン酸トリ(2−メチルシクロヘキシルアミド)
(白色柱状固体)41.8g(収率90.7%)を得
た。
【0040】実施例3 シクロヘキシルアミンの量を60.0gから24.4g
(0.25モル)とし、反応溶媒としてトルエン40ml
を用いた他は実施例1と同様の操作を行ない、目的とす
る1,2,3−プロパントリカルボン酸トリシクロヘキ
シルアミド38.4g(収率92.3%)を得た。
【0041】実施例4 本アミン類として、n−ヘキシルアミン60.0g
(0.59モル)を適用した他は実施例1と同様の操作
を行ない、目的とする1,2,3−プロパントリカルボ
ン酸トリ(n−ヘキシル)アミド(白色固体)40.7
g(収率97.1%)を得た。
【0042】実施例5 本アミン類として、アニリン60.0g(0.65モ
ル)を適用した他は実施例1と同様の操作を行い、目的
とする1,2,3−プロパントリカルボン酸トリアニリ
ド(白色固体)34.3g(収率85.6%)を得た。
【0043】実施例6 本アミン類として、ジ−n−ブチルアミン80.0g
(0.65モル)を適用した他は実施例1と同様の操作
を行い、目的とする1,2,3−プロパントリカルボン
酸テトラ(ジ−n−ブチル)アミド(白色固体)4.5
g(収率80.0%)を得た。
【0044】実施例7 本アミン類として、ピロリジン60.0g(0.85モ
ル)を適用した他は実施例1と同様の操作を行い、目的
とする1,2,3−プロパントリカルボン酸テトラピロ
リジルアミド(白色固体)32.0g(収率85.6
%)を得た。
【0045】実施例8 本アミン類として、ジフェニルアミン100g(0.5
9モル)を適用した他は実施例1と同様の操作を行い、
目的とする1,2,3−プロパントリカルボン酸テトラ
(ジフェニルアミド)(白色固体)46.0g(収率6
0%)を得た。
【0046】実施例9 本エステルとして、1,2,3,4−ブタンテトラカル
ボン酸テトラメチルエステル20.0g(0.069モ
ル)を適用した他は実施例1と同様の操作を行ない、目
的とする1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸テト
ラシクロヘキシルアミド(白色固体)35.5g(収率
92.3%)を得た。
【0047】実施例10 1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸テトラメチル
エステル20g(0.069モル)、2−メチルシクロ
ヘキシルアミン70g(0.62モル)とした他は実施
例1と同様に行い、目的とする1,2,3,4−ブタン
テトラカルボン酸テトラ(2−メチルシクロヘキシルア
ミド)(白色固体)36.2g(収率87.5%)を得
た。
【0048】実施例11 反応温度を260℃とした他は実施例1と同様に行い、
目的とする1,2,3−プロパントリカルボン酸トリシ
クロヘキシルアミド3.60gを得た(収率8.5
%)。又、反応母液から副反応生成物としてアミドイミ
ド20.0gを得た。
【0049】実施例12 反応温度を120℃とした他は実施例1と同様に行い、
目的とする1,2,3−プロパントリカルボン酸トリシ
クロヘキシルアミド3.60gを得た(収率8.6
%)。
【0050】実施例13 反応温度を260℃とした他は実施例9と同様に行い、
目的とする1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸テ
トラシクロヘキシルアミド2.2g(収率5.6%)を
得た。
【0051】
【発明の効果】本発明方法を適用することにより、工業
的に有用な条件下で目的とする脂肪族多価カルボン酸ア
ミド類を簡便、且つ効率的に収率よく高純度で製造する
ことができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)で表される脂肪族多価カル
    ボン酸アミド類を製造するに際し、一般式(2)で表さ
    れる脂肪族多価カルボン酸エステル類と一般式(3)で
    表されるアミン類とを無触媒下又は酸触媒下で加熱して
    エステル・アミド交換反応せしめることを特徴とする脂
    肪族多価カルボン酸アミド類の製造方法。 A(CO−X)n (1) [式中、Aは炭素数3〜10の直鎖状若しくは分岐鎖状
    の脂肪族飽和カルボン酸残基を表す。Xは基−NR12
    又はN含有飽和ヘテロ環を表す。R1、R2は同一又は異
    なって、水素原子、アルキル基、ハロゲン化アルキル
    基、アルケニル基、シクロアルキル基、シクロアルケニ
    ル基、アリール基又はアラルキル基を表す。ここで、シ
    クロアルキル基、シクロアルケニル基、アリール基又は
    アラルキル基は炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜
    4のアルコキシ基又はハロゲンを置換基として有してい
    てもよい。nは3又は4の整数である。] A(COOR3)n (2) [式中、A及びnは一般式(1)で記載したとおりであ
    る。R3は炭素数1〜4のアルキル基を表す。] X−H (3) [式中、X、R1及びR2は夫々一般式(1)で記載した
    とおりである。]
  2. 【請求項2】 加熱温度が、200〜250℃である請
    求項1に記載の脂肪族多価カルボン酸アミド類の製造方
    法。
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