JP3980122B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体装置に係り、詳しくは半導体装置のチップ上に形成されるMOS型トランジスタ(MOS−FET)のレイアウトに関する。
【0002】
近年の半導体集積回路装置においては、高集積化及び高速化が進められ、半導体装置のチップ上に形成されるトランジスタ数も多くなっている。多くのトランジスタは、半導体装置のチップ面積を増大させてコストアップとなることから、面積の小さなMOS−FETが要求されている。
【0003】
【従来の技術】
図8は、従来の半導体集積回路装置のチップ上に形成されるトランジスタ11のレイアウト図である。トランジスタ11は、2つのゲート配線12を備える。両ゲート配線12に挟まれた領域がトランジスタ11のドレイン13となり、両ゲート配線12に対してドレイン13の反対側の領域がそれぞれソース14となる。ドレイン13は、コンタクタ15を介してゲート配線12と平行に形成されたドレイン配線16と接続されている。また、両ソース14は、それぞれコンタクタ17を介して同じくゲート配線12と平行に形成されたソース配線18とそれぞれ接続されている。
【0004】
さて、図8に示すトランジスタ11は、例えば2つのゲート配線12及びに2つのソース配線18対して共通な信号が供給されて使用される。そして、トランジスタ11は、ドレイン13に接続されるコンタクタ15を挟んでゲート配線12を配置することにより、ドレイン13の接合面積を小さくしてドレイン容量を少なくし、負荷容量の低減を図る上で有効である。また、トランジスタ11の分割して配置された2つのゲート配線12は、ゲート配線長を長くして実効ゲート幅を大きくし、トランジスタ11のオン抵抗の低減を図る上で有効である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、半導体集積回路装置は、益々高集積化及び高速化が進められ、高速に動作するトランジスタが要求されている。そのため、トランジスタ11は、例えば、サイズを大きくして実効ゲート幅を大きくすることにより、オン抵抗を小さくして高速化が図られる。しかしながら、トランジスタ11のサイズを大きくすると、両ゲート配線12に挟まれたドレイン13の接合面積が大きくなってトランジスタ11自身の容量成分(ドレイン容量)が大きくなるため、オン抵抗を小さくした効果を十分に生かせないという問題がある。また、半導体集積回路装置が高集積化されると、チップ上に搭載されるトランジスタ数が多くなってチップ面積が増大するため、装置のコスト上昇を招くという問題がある。
【0006】
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は高速化に適した面積の小さな半導体装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、分割されるとともに平行に配置された2つのゲート配線と、該2つのゲート配線に挟まれたドレインと、前記ゲート配線に対してドレインと反対側のソースと、前記ソース及びドレインにそれぞれ信号を供給するためのソースコンタクタ及びドレインコンタクタとを備える半導体装置において、前記ゲート配線よりも上層に形成され、前記ソースに信号を供給するソース配線と前記ドレインに信号を供給するドレイン配線を前記ゲート配線に沿って形成し、
前記ソース配線及びドレイン配線と前記各コンタクタとを接続する配線を前記ゲート配線と直交して形成し、前記各ゲート配線をそれぞれ該ゲート配線の両側に形成されたコンタクタ間で同じ方向に2回折り曲げて前記ドレインコンタクタを囲むよう配置した。
【0009】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の半導体装置において、前記各コンタクタを複数設けると共に、該複数のソースコンタクタ及びドレインコンタクタを、前記ゲート配線に沿って交互に配置した。
【0010】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の半導体装置において、前記各コンタクタを複数設けると共に、該複数のソースコンタクタ及びドレインコンタクタを、前記ゲート配線に沿ってソースコンタクタ−ドレインコンタクタ−ソースコンタクタの組を繰り返し配置した。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項1乃至のうちのいずれか1項に記載の半導体装置よりなるトランジスタを、前記コンタクタに接続される配線の形成方向に沿って同一領域内に複数形成した。
【0014】
(作用)
従って、請求項に記載の発明によれば、各コンタクタに接続されるソース配線及びドレイン配線はゲート配線よりも上層であってゲート配線に沿って形成されるとともに、ソース配線、ゲート配線とコンタクトを接続する配線がゲート配線と直行して形成される。そして、各ゲート配線がそれぞれ該ゲート配線の両側に形成されたコンタクタ間で同じ方向に2回折り曲げられてドレインコンタクタを囲むよう配置される。従って、ドレイン容量が小さく実効ゲート幅が大きくなってオン抵抗の小さくなり、面積の小さい半導体装置が形成される。
【0015】
請求項に記載の発明によれば、複数のソースコンタクタ及びドレインコンタクタがゲート配線に沿って交互に配置されて構成される複数のトランジスの実効チャネル幅が大きくなりオン対抗が小さくなる。
【0016】
請求項に記載の発明によれば、複数のソースコンタクタ及びドレインコンタクタがゲート配線に沿ってソースコンタクタ−ドレインコンタクタ−ソースコンタクタの組を繰り返し配置されて構成される複数のトランジスタの実効チャネル幅が大きくなってオン抵抗が小さくなる。
【0017】
請求項に記載の発明によれば、請求項1乃至のうちのいずれか1項に記載の半導体装置よりなるトランジスタがコンタクトに接続される配線の形成方向に沿って同一領域内に複数備えられ、面積の半導体装置が形成される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図1〜図3に従って説明する。
図1に示すように、MOS型トランジスタ(MOS−FET、以下、単にトランジスタという)21は、分割された2つのゲート配線22,23を備える。ゲート配線22,23は、略長方形状の領域に対して長手方向(図1において上下方向)に沿って形成されている。
【0020】
トランジスタ21は、両ゲート配線22,23に挟まれた領域をドレイン24とし、ゲート配線22,23に対してドレイン24と反対側の領域とソース25,26としている。ドレイン24、ソース25,26には、それぞれドレインコンタクタ27、ソースコンタクタ28,29が形成されている。
【0021】
また、トランジスタ21は、ドレイン配線31、ソース配線32,33を備える。ドレイン・ソース配線31〜33は、互いに平行に形成されると共に、ゲート配線22,23と直交する方向(図1において左右方向)に沿って延びるように形成されている。従って、ドレイン・ソース配線31〜33は、前記ゲート配線22,23よりも上層に形成されている。
【0022】
前記ドレイン24は、ドレインコンタクタ27を介してドレイン配線31に接続される。前記ソース25,26は、それぞれソースコンタクタ28,29を介してソース配線32,33に接続される。
【0023】
前記各コンタクタ27〜29は、ゲート配線22,23に沿って、ソースコンタクタ28、ドレインコンタクタ27、ソースコンタクタ29の順番に配列されている。ドレインコンタクタ27は、トランジスタ21の略中央に形成され、ソースコンタクタ28,29は、ドレインコンタクタ27を挟んでトランジスタ21の略対角線上に形成されている。
【0024】
そして、ソースコンタクタ28,29は、ドレイン・ソース配線31〜33が左右方向に沿って形成されているため、図8に示す従来のトランジスタ11に比べて中央より、即ち、ドレイン・ソース配線31〜33の形成方向においてドレインコンタクタ27に近づけて配置されている。従って、本実施形態のトランジスタ21の左右方向の幅は、従来のトランジスタ11に比べて狭い。
【0025】
ゲート配線22,23は、ドレインコンタクタ27を挟んで配置されている。両ゲート配線22,23は、それぞれ各ゲート配線を挟むコンタクタ28,27とコンタクタ27,29間でそれぞれ2回折り曲げたクランク状に形成され、ドレインコンタクタ27を囲むように配置されているとともに、両ゲート配線に挟まれた領域であるドレイン24の面積が最小となるように配置されている。
【0026】
両ゲート配線22,23のうちの一方のゲート配線22は、ドレインコンタクタ27より上側で他方のゲート配線23に向かって直角に折り曲げて形成されている。更に、一方のゲート配線22は、ドレインコンタクタ27の上方で上下方向に延びる他方のゲート配線23に沿うように直角に折り曲げて形成されている。
【0027】
また、他方のゲート配線23は、ドレインコンタクタ27より下側で一方のゲート配線22に向かって直角に折り曲げて形成されている。更に、他方のゲート配線23は、ドレインコンタクタ27の下方で上下方向に延びる一方のゲート配線22に沿うように直角に折り曲げ形成されている。
【0028】
即ち、それぞれ2回ずつ直角に折り曲げて形成された2つのゲート配線22,23は、ドレインコンタクタ27を囲むように配置されている。そして、両ゲート配線22,23の間隔、両ゲート配線22,23とドレインコンタクタ27との間隔は、それぞれ予め設定されたデザインルールを満足する最小間隔に設定されている。従って、両ゲート配線22,23により挟まれた領域であるドレイン24の接合面積は最小となり、ドレイン容量は従来のトランジスタ11に比べて少ない。
【0029】
また、両ゲート配線22,23は、それぞれ2回折り曲げて形成されているので、両ゲート配線22,23による実効ゲート幅は、トランジスタ21の図1における上下方向の長さよりもそれぞれ長くなる。従って、本実施形態のトランジスタ21を図に示す従来のトランジスタ11と上下方向に同じ長さに形成した場合、両ゲート配線22,23による実効ゲート長は従来のトランジスタ11に比べて長い。逆に言えば、実効ゲート長を同じにした場合、本実施形態のトランジスタ21は従来のトランジスタ11に比べて上下方向に小さい。
【0030】
即ち、トランジスタ21は、ドレイン・ソース配線31〜33をゲート配線22,23と直交して形成することにより、ソースコンタクタ28,29を配線31〜33の形成方向においてドレインコンタクタ27に近づけて配置でき、占有面積が小さくなる。また、2回折り曲げたゲート配線22,23をドレインコンタクタ27を囲むように配置することにより、ドレイン24の接合面積が小さくなってドレイン容量が低減する。更にゲート配線22,23を2回折り曲げて形成することにより、ゲート配線22,23が長くなって実効チャネル幅が大きくなり、トランジスタ21のオン抵抗が低くなる。
【0031】
ところで、図に示す従来のトランジスタ11において、ゲート配線12をそれぞれ4回折り曲げて、ドレインコンタクタ15の上方及び下方にて分割したゲート配線12の間隔を狭くしてドレイン面積を小さくしたレイアウトが考えられる。この場合にも、トランジスタの占有面積及びドレイン面積を小さくすることができると共に、ゲート配線12が長くなって実効チャネル幅が大きくなる。
【0032】
しかしながら、折り曲げられたゲート配線12は、角の部分がゲート(チャネル)として作用しないので、本実施形態に比べてゲート配線22,23の長さに対して実効チャネル幅はそれほど大きくならない。そのため、4回折り曲げたゲート配線12と、本実施形態の2回折り曲げたゲート配線22,23を同じ長さに形成した場合、本実施形態の方が実効チャネル幅が大きくなってオン抵抗が低くなり、高速化に適している。
【0033】
例えば、図1に示されるレイアウトのトランジスタ21は、ソース25,26及びドレイン24をN型拡散領域(アンチモン等を拡散させた領域)とすることにより、図2(a)に示すようにドレインDが接続された2つのNチャネルMOSトランジスタTN1,TN2と等価となる。従って、両トランジスタTN1,TN2のゲートG及びソースSをそれぞれ接続する、即ち、図1においてゲート配線22,23を互いに接続すると共にソース配線32,33を互いに接続することにより、両トランジスタTN1,TN2を並列接続してトランジスタ21を構成する。
【0034】
また、図1に示されるレイアウトのトランジスタ21は、ソース25,26及びドレイン24をP型拡散領域(ホウ素等を拡散させた領域)とすることにより、図2(b)に示すようにドレインDが接続された2つのPチャネルMOSトランジスタTP1,TP2と等価となる。従って、両トランジスタTP1,TP2のゲートG及びソースSをそれぞれ接続する、即ち、図1においてゲート配線22,23を互いに接続すると共にソース配線32,33を互いに接続することにより、両トランジスタTP1,TP2を並列接続してトランジスタ21を構成する。
【0035】
上記のように構成されたトランジスタは、例えば出力トランジスタとして使用される。図3に示すように、半導体集積回路装置の出力回路(トランジスタアレイ)41は、複数のトランジスタ21をマトリックス状に配列接続して構成される。図3の上下方向(列)に配列されたトランジスタ21はゲート配線22,23を共通としており、図3の左右方向(行)に配列されたトランジスタ21はドレイン・ソース配線31〜33を共通としている。また、各行のドレイン配線31は配線42に接続されて共通とされ、ソース配線32,33は配線43に接続されて共通とされている。
【0036】
図3に示す構成により、オン抵抗が小さくて高速に動作すると共に、電流容量の大きな出力回路を構成することができる。更に、本実施形態のトランジスタ21を用いることにより、従来のトランジスタ11により出力回路を構成する場合に比べて、出力回路41全体の面積を小さくすることができる。
【0037】
半導体集積回路装置において、高集積化に伴って搭載される出力回路41の数が多くなるとともに、オン抵抗の小さなトランジスタを必要としている。従来のオン抵抗の小さなトランジスタはその面積が大きいため、出力回路41の数が多いほど半導体集積回路装置を形成するチップ面積が大きくなる。しかしながら、本実施形態のトランジスタ21は、オン抵抗が小さい上に面積が小さいため、出力回路41全体の面積が小さい。従って、本実施形態のトランジスタ21により構成される出力回路41を搭載することにより、高集積化された半導体集積回路装置のチップ面積の増加を抑えることができ、半導体集積回路装置のコスト上昇が低減される。
【0038】
以上記述したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏する。
トランジスタ21に備えられた2つのゲート配線22,23に対して、ドレイン配線31とソース配線32,33をゲート配線22,23と直交する方向に沿って形成した。その結果、ソース配線32,33とソース25,26を接続するソースコンタクタ28,29を配線32,33の形成方向においてドレインコンタクタ27に近づけて配置でき、トランジスタ21の幅を狭くしてトランジスタ21の専有面積を小さくすることができる。
【0039】
トランジスタ21に備えられた2つのゲート配線22,23は、ドレインコンタクタ27を囲むように2回折り曲げて形成され配置されている。従って、両ゲート配線22,23により囲まれた領域よりなるドレイン24は、その接合面積が小さくなってドレイン容量が低減される。また、ゲート配線22,23を2回折り曲げて形成することにより、ゲート配線22,23が長くなって実効チャネル幅が大きくなり、トランジスタ21のオン抵抗が低くなる。その結果、トランジスタ21の特性を従来と同程度とした場合、トランジスタ21の面積を小さくすることができる。そして、複数のトランジスタにより構成される出力回路を備えた半導体集積回路装置において、各トランジスタ21の面積を小さくすることで出力回路41の面積が小さくなり、高集積化された半導体集積回路装置のチップ面積の増加を抑えてコスト上昇を低減することができる。
【0040】
尚、本発明は上記実施形態の他、以下の態様で実施してもよい。
上記実施形態において、ゲート配線に沿って同一領域内に複数のトランジスタ(コンタクタ)を形成して実施してもよい。即ち、複数のトランジスタに対して拡散領域を共通とする。例えば、図4(a)に示すように、トランジスタ51には、ソース・ドレイン・ソースのようにコンタクタ28,27,29が繰り返し配置されている。2つのゲート配線22,23は、ドレインコンタクタ27を挟むソースコンタクタ28,29間において2回折り曲げてドレインコンタクタ27を囲むように配置される。すると、トランジスタ51は、ドレイン24を共通とする並列接続された4個のMOS型トランジスタにより構成される。この構成によっても、上記実施形態と同様にドレイン接合面積が小さくなってドレイン容量が低く、実効チャネル幅が大きくなってオン抵抗が小さなトランジスタ51の面積を小さくすることができる。
【0041】
また、図4(b)に示すように、トランジスタ52には、ソース・ドレイン・ソース・ドレイン・ソースのようにコンタクタ29,27,28,27,29が繰り返し配置されている。2つのゲート配線22,23は、ドレインコンタクタ27を挟むソースコンタクタ28,29間において2回折り曲げてドレインコンタクタ27を囲むように配置される。すると、トランジスタ52は、ドレイン24を共通とする並列接続された4個のMOS型トランジスタにより構成される。この構成によっても、上記実施形態と同様にドレイン接合面積が小さくなってドレイン容量が低く、実効チャネル幅が大きくなってオン抵抗が小さなトランジスタ52の面積を小さくすることができる。更に、このようにコンタクタ27〜29を配置することにより、図4(a)のトランジスタ51に比べて面積を小さくすることができる。
【0042】
更に、上記のトランジスタ51,52をドレイン配線31,ソース配線32,33に沿って同一領域(同一拡散層)内に複数列形成して実施してもよい。例えば、図4(a)に示すトランジスタ51を、図5に示すように、上記実施形態と同様にマトリックス状に配列してトランジスタアレイ53を構成する。このトランジスタアレイ53は複数のトランジスタ51のソースを共通にすると共に、ゲート配線22,23に挟まれたドレイン領域を共通にしている。即ち、並列接続された複数のトランジスタ51が隙間なく並べられ、トランジスタアレイ53全体の面積は従来にトランジスタ11を同じ数だけ並べた場合に比べて小さくなる。また、図4(b)に示すトランジスタ52を、図6に示すように、上記実施形態と同様にマトリックス状に配列してトランジスタアレイ54を構成する。この場合、トランジスタ52は、図5に示されるトランジスタアレイ53を構成するトランジスタ51と同じ数だけ並べられている。そして、各トランジスタ52は図5に示されるトランジスタアレイ53を構成するトランジスタ51に比べて面積が小さいので、トランジスタアレイ54の面積が更に小さくなる。
【0043】
尚、図5(図6)において複数のトランジスタ51(52)を明確にするために図面では点線にて区画して示したが、実際には隣接するトランジスタ51(52)のソースは区別されない。その為、ソースを挟むゲート配線22,23の間隔を更に狭くすることにより、上記トランジスタ51,52の幅を狭くして全体の面積を小さくすることができる。そして、ゲート配線22,23の幅を狭くすることによりソースの面積が小さくなる。従って、ソースとドレインとを入れ替える、即ち、図4〜図6に示す配線31を介して供給する信号と配線32,33を介して供給する信号とを入れ替えて動作させてもよく、上記実施形態と同様にドレイン要領の小さいトランジスタを形成することができる。
【0044】
上記実施形態では、ドレイン配線31とソース配線32,33をゲート配線と直交する方向に形成したが、図に示すように、主となるソース配線55とドレイン配線56をゲート配線22,23と平行に形成し、各コンタクタ27〜29に接続される配線55a,55b、56aをゲート配線22,23と直交する方向に形成して実施してもよい。この場合、両ソースコンタクタ28,29を1本のソース配線55に接続することにより、ソース配線55の数を少なくして面積の増加を抑える。その結果、上記実施形態に比べてソース配線55及びドレイン配線56を含むトランジスタ21の面積が大きくなるものの、配線方向が従来と同じであるため、従来のトランジスタ11と容易に置き換えることができる。
【0045】
上記実施形態では、トランジスタ21を出力トランジスタとして出力回路41を構成したが、トランジスタ21をその他の回路、例えばスイッチ回路等に用いて実施してもよい。
【0046】
上記実施形態では、図2(a)(b)に示されるゲートG及びソースSを共通接続してトランジスタTN1,TN2(TP1,TP2)を並列接続してトランジスタ21を構成したが、接続せずに別々の信号をゲートG,ソースSに供給して動作させるようにしてもよい。
【0047】
上記実施形態において、図3に示される複数のトランジスタ21のゲート配線22,23、ドレイン配線31、及びソース配線32,33を共通接続したが、少なくとも1つを共通接続した構成として実施してもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1乃至に記載の発明によれば、高速化に適した面積の小さな半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態のMOS型トランジスタのレイアウト図。
【図2】 (a)(b)はMOS型トランジスタの等価回路図。
【図3】 MOS型トランジスタを用いた出力回路のレイアウト図。
【図4】 (a)(b)は別のMOS型トランジスタのレイアウト図。
【図5】 図4(a)のMOS型トランジスタを複数配列したレイアウト図。
【図6】 図4(b)のMOS型トランジスタを複数配列したレイアウト図。
【図7】 別のMOS型トランジスタのレイアウト図。
【図8】 従来のMOS型トランジスタのレイアウト図。
【符号の説明】
22,23 ゲート配線
24 ドレイン
25,26 ソース
27 ドレインコンタクタ
28,29 ソースコンタクタ
31 ドレイン配線
32,33 ソース配線

Claims (4)

  1. 分割されるとともに平行に配置された2つのゲート配線と、該2つのゲート配線に挟まれたドレインと、前記ゲート配線に対してドレインと反対側のソースと、前記ソース及びドレインにそれぞれ信号を供給するためのソースコンタクタ及びドレインコンタクタとを備える半導体装置において、
    前記ゲート配線よりも上層に形成され、前記ソースに信号を供給するソース配線と前記ドレインに信号を供給するドレイン配線を前記ゲート配線に沿って形成し、
    前記ソース配線及びドレイン配線と前記各コンタクタとを接続する配線を前記ゲート配線と直交して形成し、
    前記各ゲート配線をそれぞれ該ゲート配線の両側に形成されたコンタクタ間で同じ方向に2回折り曲げて前記ドレインコンタクタを囲むよう配置した半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記各コンタクタを複数設けると共に、該複数のソースコンタクタ及びドレインコンタクタを、前記ゲート配線に沿って交互に配置した半導体装置。
  3. 請求項1に記載の半導体装置において、
    前記各コンタクタを複数設けると共に、該複数のソースコンタクタ及びドレインコンタクタを、前記ゲート配線に沿ってソースコンタクタ−ドレインコンタクタ−ソースコンタクタの組を繰り返し配置した半導体装置。
  4. 請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の半導体装置よりなるトランジスタを、前記コンタクタに接続される配線の形成方向に沿って同一領域内に複数形成した半導体装置。
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