JPH07293785A - 断熱体の製造方法および断熱壁 - Google Patents
断熱体の製造方法および断熱壁Info
- Publication number
- JPH07293785A JPH07293785A JP6088275A JP8827594A JPH07293785A JP H07293785 A JPH07293785 A JP H07293785A JP 6088275 A JP6088275 A JP 6088275A JP 8827594 A JP8827594 A JP 8827594A JP H07293785 A JPH07293785 A JP H07293785A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urethane foam
- heat insulating
- hard urethane
- heat
- azodicarbonamide
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- Pending
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- Refrigerator Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、連続気泡タイプの硬質ウレタンフ
ォームブロックの発泡において内部蓄熱と浸透酸素によ
りフォーム物性が酸化により劣化することを防ぎ、内部
を減圧して使用する断熱体の強度確保を目的とする。 【構成】 熱分解性気体生成物を混合することで、高温
下で窒素等の不活性ガスが発生し、酸化劣化を防ぐもの
である。また、断熱体として使用する前にフォームを加
熱処理するので未反応の熱分解性気体生成物が残って経
時的にガスを発生させることはない。
ォームブロックの発泡において内部蓄熱と浸透酸素によ
りフォーム物性が酸化により劣化することを防ぎ、内部
を減圧して使用する断熱体の強度確保を目的とする。 【構成】 熱分解性気体生成物を混合することで、高温
下で窒素等の不活性ガスが発生し、酸化劣化を防ぐもの
である。また、断熱体として使用する前にフォームを加
熱処理するので未反応の熱分解性気体生成物が残って経
時的にガスを発生させることはない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫・冷凍プレハブ
等に利用する断熱体に関するものである。
等に利用する断熱体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、断熱箱体の断熱性能を向上させる
ため内部を減圧した断熱体を用いることが注目されてい
る。この断熱体の芯材としては例えば特開昭６１−１５
３４８０号公報に示されているように連続気泡を有する
硬質ウレタンフォームを芯材とする提案がなされてい
る。
ため内部を減圧した断熱体を用いることが注目されてい
る。この断熱体の芯材としては例えば特開昭６１−１５
３４８０号公報に示されているように連続気泡を有する
硬質ウレタンフォームを芯材とする提案がなされてい
る。
【０００３】この特開昭６１−１５３４８０号公報を図
４で説明すると、図において、１は断熱体で、連続気泡
を有する硬質ウレタンフォーム２を金属−ラミネートフ
ィルム３で外被し、内部を減圧して密閉している。硬質
ウレタンフォーム２は有機ポリイソシアネート、ポリオ
ール、触媒、整泡剤、発泡剤および気泡連通化剤を用い
て発泡して製造したものである。
４で説明すると、図において、１は断熱体で、連続気泡
を有する硬質ウレタンフォーム２を金属−ラミネートフ
ィルム３で外被し、内部を減圧して密閉している。硬質
ウレタンフォーム２は有機ポリイソシアネート、ポリオ
ール、触媒、整泡剤、発泡剤および気泡連通化剤を用い
て発泡して製造したものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような断熱体１の製造においては、特に減圧密閉後の断
熱体１の変形防止の観点から硬質ウレタンフォーム２の
強度が品質上重要である。 硬質ウレタンフォーム２の
製造工程においては、面材としてクラフト紙からなる面
材を用いて硬質ウレタンフォームのブロックを発泡し所
定の大きさに切断して硬質ウレタンフォーム２を得てい
るが、ブロック発泡過程で中心部が反応熱で蓄熱高温化
し、さらにクラフト紙の面材と連続気泡構造の気泡を通
じて空気中の酸素が中心部に透過侵入するため、特に中
心部で酸化反応が強く起こる。
ような断熱体１の製造においては、特に減圧密閉後の断
熱体１の変形防止の観点から硬質ウレタンフォーム２の
強度が品質上重要である。 硬質ウレタンフォーム２の
製造工程においては、面材としてクラフト紙からなる面
材を用いて硬質ウレタンフォームのブロックを発泡し所
定の大きさに切断して硬質ウレタンフォーム２を得てい
るが、ブロック発泡過程で中心部が反応熱で蓄熱高温化
し、さらにクラフト紙の面材と連続気泡構造の気泡を通
じて空気中の酸素が中心部に透過侵入するため、特に中
心部で酸化反応が強く起こる。
【０００５】この結果、中心部のフォームは分子レベル
で分解反応が起こり、強度は他の部分に比べて低下する
ため、減圧密封後の大気圧縮により部分的に変形崩壊す
るなど芯材として不適切な材料となることがあった。こ
のため安定して強度を確保することが製造上の大きな課
題となっていた。
で分解反応が起こり、強度は他の部分に比べて低下する
ため、減圧密封後の大気圧縮により部分的に変形崩壊す
るなど芯材として不適切な材料となることがあった。こ
のため安定して強度を確保することが製造上の大きな課
題となっていた。
【０００６】本発明は、上記課題に鑑み、断熱体の芯材
となる硬質ウレタンフォームの製造工程において、大気
圧縮に耐える強度を有する硬質ウレタンフォームを安定
的に製造することにより、優れた耐久性と断熱性能を有
する断熱体と断熱体を利用した断熱壁を提供することを
目的とするものである。
となる硬質ウレタンフォームの製造工程において、大気
圧縮に耐える強度を有する硬質ウレタンフォームを安定
的に製造することにより、優れた耐久性と断熱性能を有
する断熱体と断熱体を利用した断熱壁を提供することを
目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、連続気泡タイプの硬質ウレタンフォーム原
料にアゾジカーボンアミド等の熱分解性気体生成物質を
混合し、注入発泡して得られる連続気泡構造の硬質ウレ
タンフォームブロックを所定の大きさに切断し、これを
芯材として金属−プラスチックスラミネートフィルムで
外被し、内部を減圧密閉して断熱体を得るものである。
に本発明は、連続気泡タイプの硬質ウレタンフォーム原
料にアゾジカーボンアミド等の熱分解性気体生成物質を
混合し、注入発泡して得られる連続気泡構造の硬質ウレ
タンフォームブロックを所定の大きさに切断し、これを
芯材として金属−プラスチックスラミネートフィルムで
外被し、内部を減圧密閉して断熱体を得るものである。
【０００８】また、断熱体の製造においては減圧密閉前
に熱分解温度以上の温度で加熱処理するものである。
に熱分解温度以上の温度で加熱処理するものである。
【０００９】また、得られた断熱体を硬質ウレタンフォ
ーム断熱材と一体発泡して断熱壁として形成するもので
ある。
ーム断熱材と一体発泡して断熱壁として形成するもので
ある。
【００１０】
【作用】上記構成のうち、連続気泡タイプの硬質ウレタ
ンフォーム原料にアゾジカーボンアミド等の熱分解性気
体生成物質を混合し、注入発泡して得られる連続気泡構
造の硬質ウレタンフォームブロックは、ブロック中心部
の温度が上昇すると、アゾジカーボンアミド等の熱分解
性気体生成物質が熱分解を起こして不活性の窒素ガスを
発生する。この結果、充分の時間が経過し室温に冷える
まで、温度の高い部分ほど窒素ガス雰囲気となり空気中
の酸素は高温部に透過侵入しにくくなる。
ンフォーム原料にアゾジカーボンアミド等の熱分解性気
体生成物質を混合し、注入発泡して得られる連続気泡構
造の硬質ウレタンフォームブロックは、ブロック中心部
の温度が上昇すると、アゾジカーボンアミド等の熱分解
性気体生成物質が熱分解を起こして不活性の窒素ガスを
発生する。この結果、充分の時間が経過し室温に冷える
まで、温度の高い部分ほど窒素ガス雰囲気となり空気中
の酸素は高温部に透過侵入しにくくなる。
【００１１】よって、ブロック中心部の温度は上昇して
も酸化反応は起こらず、フォーム強度の低下現象は起こ
らず、安定したフォーム品質が確保できるのである。
も酸化反応は起こらず、フォーム強度の低下現象は起こ
らず、安定したフォーム品質が確保できるのである。
【００１２】そして、上記構成によって得られた硬質ウ
レタンフォームを芯材として用いることで大気圧縮に耐
える優れた耐久性強度を有する断熱体ができるのであ
る。
レタンフォームを芯材として用いることで大気圧縮に耐
える優れた耐久性強度を有する断熱体ができるのであ
る。
【００１３】また、減圧密閉前に熱分解温度以上の温度
で加熱処理するものであるから、未分解の残存アゾジカ
ーボンアミド等の熱分解性気体生成物質は全て分解して
しまう結果、断熱体として経時的に極微量の不活性ガス
が発生する可能性は無くなり、優れた断熱性能を有する
断熱体ができるのである。
で加熱処理するものであるから、未分解の残存アゾジカ
ーボンアミド等の熱分解性気体生成物質は全て分解して
しまう結果、断熱体として経時的に極微量の不活性ガス
が発生する可能性は無くなり、優れた断熱性能を有する
断熱体ができるのである。
【００１４】また、未分解の残存アゾジカーボンアミド
等の熱分解性気体生成物質が残存しないため、硬質ウレ
タンフォーム断熱材と一体発泡しても、反応熱で断熱体
中にガス発生が起こることもなく、また耐久性強度を有
するため、経時的に断熱性能を確保し、かつ変形のない
断熱壁を提供することができるのである。
等の熱分解性気体生成物質が残存しないため、硬質ウレ
タンフォーム断熱材と一体発泡しても、反応熱で断熱体
中にガス発生が起こることもなく、また耐久性強度を有
するため、経時的に断熱性能を確保し、かつ変形のない
断熱壁を提供することができるのである。
【００１５】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図１〜図
３の図面を参照しながら説明する。 なお、従来と同一
構成のものについては同一番号を符して説明を省略す
る。
３の図面を参照しながら説明する。 なお、従来と同一
構成のものについては同一番号を符して説明を省略す
る。
【００１６】４は粉末状のアゾジカーボンアミドを混合
した連続気泡タイプの硬質ウレタンフォーム原料を注入
発泡して得られた連続気泡構造の硬質ウレタンフォーム
ブロックである。
した連続気泡タイプの硬質ウレタンフォーム原料を注入
発泡して得られた連続気泡構造の硬質ウレタンフォーム
ブロックである。
【００１７】そして、硬化完了後フォーム中心部の温度
が充分下がった後、クラフト紙の面材５を除き、硬質ウ
レタンフォームブロック４を所定の大きさまで切断し、
硬質ウレタンフォームパネル８を得る。
が充分下がった後、クラフト紙の面材５を除き、硬質ウ
レタンフォームブロック４を所定の大きさまで切断し、
硬質ウレタンフォームパネル８を得る。
【００１８】この後、硬質ウレタンフォームパネル８を
アゾジカーボンアミドの熱分解温度である２００℃まで
減圧乾燥し、吸着剤（図示せず）と共に金属−ラミネー
トフィルム３で外被し、内部を減圧して密閉し断熱体９
を得る。
アゾジカーボンアミドの熱分解温度である２００℃まで
減圧乾燥し、吸着剤（図示せず）と共に金属−ラミネー
トフィルム３で外被し、内部を減圧して密閉し断熱体９
を得る。
【００１９】この後、必要に応じては、断熱体９を鉄板
の面材１０に接着してさらに硬質ウレタンフォーム断熱
材１１と一体発泡して断熱壁１２を得た。
の面材１０に接着してさらに硬質ウレタンフォーム断熱
材１１と一体発泡して断熱壁１２を得た。
【００２０】このようにアゾジカーボンアミドをを混合
した連続気泡タイプの硬質ウレタンフォーム原料を注入
発泡して得られた連続気泡構造の硬質ウレタンフォーム
ブロックは、ブロック中心部の温度が上昇すると、アゾ
ジカーボンアミドが熱分解を起こして不活性の窒素ガス
を発生する。この結果、充分の時間が経過し室温に冷え
るまで、温度の高い部分ほど窒素ガス雰囲気となり空気
中の酸素は高温部に透過侵入しにくくなる。
した連続気泡タイプの硬質ウレタンフォーム原料を注入
発泡して得られた連続気泡構造の硬質ウレタンフォーム
ブロックは、ブロック中心部の温度が上昇すると、アゾ
ジカーボンアミドが熱分解を起こして不活性の窒素ガス
を発生する。この結果、充分の時間が経過し室温に冷え
るまで、温度の高い部分ほど窒素ガス雰囲気となり空気
中の酸素は高温部に透過侵入しにくくなる。
【００２１】よって、ブロック中心部の温度は上昇して
も酸化反応は起こらず、フォーム強度の低下現象は起こ
らず、安定したフォーム品質が確保できる。 そして、
上記構成によって得られた硬質ウレタンフォームを芯材
として用いることで大気圧縮に耐える優れた耐久性強度
を有する断熱体９ができるのである。
も酸化反応は起こらず、フォーム強度の低下現象は起こ
らず、安定したフォーム品質が確保できる。 そして、
上記構成によって得られた硬質ウレタンフォームを芯材
として用いることで大気圧縮に耐える優れた耐久性強度
を有する断熱体９ができるのである。
【００２２】また、硬質ウレタンフォームパネル８を減
圧密閉前に熱分解温度以上の温度で減圧乾燥するため未
分解の残存アゾジカーボンアミドは全て分解してしまう
結果、断熱体として密閉後において経時的に極微量の不
活性ガスが発生する可能性は無くなり、優れた断熱性能
を有する断熱体９ができるのである。
圧密閉前に熱分解温度以上の温度で減圧乾燥するため未
分解の残存アゾジカーボンアミドは全て分解してしまう
結果、断熱体として密閉後において経時的に極微量の不
活性ガスが発生する可能性は無くなり、優れた断熱性能
を有する断熱体９ができるのである。
【００２３】また、断熱体９を硬質ウレタンフォーム断
熱材１１と一体発泡しても、反応熱で断熱体９中でガス
発生が起こることもなく、経時的に断熱性能を確保し、
また酸化反応を受けていないため耐久性強度があり変形
のない断熱壁を提供することができるのである。
熱材１１と一体発泡しても、反応熱で断熱体９中でガス
発生が起こることもなく、経時的に断熱性能を確保し、
また酸化反応を受けていないため耐久性強度があり変形
のない断熱壁を提供することができるのである。
【００２４】
【発明の効果】以上のように、本発明は、連続気泡タイ
プの硬質ウレタンフォーム原料にアゾジカーボンアミド
等の熱分解性気体生成物質を混合し、注入発泡して得ら
れる連続気泡構造の硬質ウレタンフォームブロックを所
定の大きさに切断し、これを芯材として金属−プラスチ
ックスラミネートフィルムで外被し、内部を減圧密閉し
て断熱体を得るものであり、ブロック中心部の温度が上
昇すると、アゾジカーボンアミド等の熱分解性気体生成
物質が熱分解を起こして不活性の窒素ガスを発生する。
この結果、充分の時間が経過し室温に冷えるまで、温度
の高い部分ほど窒素ガス雰囲気となり空気中の酸素は高
温部に透過侵入しにくくなる。
プの硬質ウレタンフォーム原料にアゾジカーボンアミド
等の熱分解性気体生成物質を混合し、注入発泡して得ら
れる連続気泡構造の硬質ウレタンフォームブロックを所
定の大きさに切断し、これを芯材として金属−プラスチ
ックスラミネートフィルムで外被し、内部を減圧密閉し
て断熱体を得るものであり、ブロック中心部の温度が上
昇すると、アゾジカーボンアミド等の熱分解性気体生成
物質が熱分解を起こして不活性の窒素ガスを発生する。
この結果、充分の時間が経過し室温に冷えるまで、温度
の高い部分ほど窒素ガス雰囲気となり空気中の酸素は高
温部に透過侵入しにくくなる。
【００２５】よって、ブロック中心部の温度は上昇して
も酸化反応は起こらず、フォーム強度の低下現象は起こ
らず、安定したフォーム品質が確保できるのである。そ
して、上記構成によって得られた硬質ウレタンフォーム
を芯材として用いることで大気圧縮に耐える優れた耐久
性強度を有する断熱体ができるのである。
も酸化反応は起こらず、フォーム強度の低下現象は起こ
らず、安定したフォーム品質が確保できるのである。そ
して、上記構成によって得られた硬質ウレタンフォーム
を芯材として用いることで大気圧縮に耐える優れた耐久
性強度を有する断熱体ができるのである。
【００２６】また、減圧密閉前に熱分解温度以上の温度
で加熱処理するものであるから、未分解の残存アゾジカ
ーボンアミド等の熱分解性気体生成物質は全て分解して
しまう結果、断熱体として経時的に極微量の不活性ガス
が発生する可能性は無くなり、優れた断熱性能を有する
断熱体ができるのである。
で加熱処理するものであるから、未分解の残存アゾジカ
ーボンアミド等の熱分解性気体生成物質は全て分解して
しまう結果、断熱体として経時的に極微量の不活性ガス
が発生する可能性は無くなり、優れた断熱性能を有する
断熱体ができるのである。
【００２７】また、未分解の残存アゾジカーボンアミド
等の熱分解性気体生成物質が残存しないため、硬質ウレ
タンフォーム断熱材と一体発泡しても、反応熱で断熱体
中にガス発生が起こることもなく、また耐久性強度を有
するため、経時的に断熱性能を確保し、かつ変形のない
断熱壁を提供することができるのである。
等の熱分解性気体生成物質が残存しないため、硬質ウレ
タンフォーム断熱材と一体発泡しても、反応熱で断熱体
中にガス発生が起こることもなく、また耐久性強度を有
するため、経時的に断熱性能を確保し、かつ変形のない
断熱壁を提供することができるのである。
【図１】本発明の一実施例における硬質ウレタンフォー
ムブロックの斜視図
ムブロックの斜視図
【図２】本発明の一実施例における断熱体の断面図
【図３】本発明の一実施例における断熱壁の断面図
【図４】従来例の断熱体の断面図
３ 金属−プラスチックスラミネートフィルム ４ 硬質ウレタンフォームブロック ９ 断熱体 １１ 硬質ウレタンフォーム断熱材 １２ 断熱壁
Claims (3)
- 【請求項１】連続気泡からなる硬質ウレタンフォームの
原料にアゾジカーボンアミド等の熱分解性気体生成物質
を混合し、注入発泡して得られる連続気泡構造の硬質ウ
レタンフォームブロックを所定の大きさに切断し、これ
を芯材として金属−プラスチックスラミネートフィルム
で外被し、内部を減圧密閉して得た断熱体の製造方法。 - 【請求項２】減圧密閉前にアゾジカーボンアミド等の熱
分解性気体生成物質の熱分解温度以上の温度で加熱処理
してなる請求項１記載の断熱体の製造方法。 - 【請求項３】アゾジカーボンアミド等の熱分解性気体生
成物質を混合して形成された連続気泡構造の硬質ウレタ
ンフォームブロックを芯材として、金属−プラスチック
ラミネートフィルムでこの芯材を覆う前に前記熱分解性
気体生成物質の熱分解温度以上の温度で加熱した後に減
圧密閉した断熱体を独立気泡からなる硬質ウレタンフォ
ームで覆ってなる断熱壁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6088275A JPH07293785A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 断熱体の製造方法および断熱壁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6088275A JPH07293785A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 断熱体の製造方法および断熱壁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07293785A true JPH07293785A (ja) | 1995-11-10 |
Family
ID=13938359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6088275A Pending JPH07293785A (ja) | 1994-04-26 | 1994-04-26 | 断熱体の製造方法および断熱壁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07293785A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0860669A1 (en) | 1997-02-24 | 1998-08-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Thermal insulator cabinet and method for producing the same |
-
1994
- 1994-04-26 JP JP6088275A patent/JPH07293785A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0860669A1 (en) | 1997-02-24 | 1998-08-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Thermal insulator cabinet and method for producing the same |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040325 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040928 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050301 |