JPH0726531Y2 - 引き出しのラッチ機構 - Google Patents

引き出しのラッチ機構

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JPH0726531Y2
JPH0726531Y2 JP4029691U JP4029691U JPH0726531Y2 JP H0726531 Y2 JPH0726531 Y2 JP H0726531Y2 JP 4029691 U JP4029691 U JP 4029691U JP 4029691 U JP4029691 U JP 4029691U JP H0726531 Y2 JPH0726531 Y2 JP H0726531Y2
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文雄 芳川
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有限会社松代金属製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、引き出し箱、特に金銭
登録機等の引き出し箱に用いられる引き出しのラッチ機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、金銭登録機の金銭出納記録部
は電子回路の改良により極めて低電力消費型となってい
る。しかしながら、金銭収納引き出し箱の効率的な作動
を確保するラッチ手段を電気的に駆動すると大きな電流
を必要とし低電力消費型の長所を生かすことは困難であ
る。これを解決するための手段としては、特公昭57-663
3 号公報に開示された引き出しのラッチ機構がある。こ
の技術は、引き出しを金銭収納引き出し箱に押し込んだ
際に、引き出しがラッチ機構によって係止され、この引
き出しを再度押し込むことによりラッチ機構に設けたラ
ッチロック解錠機構が作動し、スプリング手段により引
き出しが自動的に押し出されるようしたものである。図
15に示すように、この引き出しのラッチ機構30は、
引き出し係止部13が、第1のスプリング11の付勢力
に抗して引き出しの係合体と係合する方向と逆の方向へ
回動することを阻止するように、ラッチ係止部15が、
延出片50に当接して係止部材6の回動を規制できる。
これによって、引き出しを金銭収納引き出し箱内に係合
できる。そして、解除杆17が後方へ移動することによ
って、ラッチ係止部15を後方へ回動できる。これによ
って引き出しの係合を解除できる。この引き出しのラッ
チ機構30によれば、機械的なラッチ機構30のみによ
り、引き出しの係合およびその解除が可能であり、わず
かな押圧力で円滑に作動し、電流やソレノイド機構を全
く必要としないため極めて安価に提供できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ラッチ機構によれば、引き出しが金銭収納引き出し箱内
へ勢い良く押し込まれた際に、その衝撃によって、引き
出しが金銭収納引き出し箱の中に係止されず、引き出し
が閉まらない場合があった。
【0004】そこで、本考案の目的は、引き出しが勢い
良く押し込まれた際にも、確実に引き出しが閉まり、容
易に開閉可能な引き出しのラッチ機構を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案者は、前記の目的
を達成するには、引き出しを閉める際の衝撃によってラ
ッチが係止部材の後端端部から後方へ回動することを阻
止することが有効であると考え、鋭意検討した結果、本
考案に到達したのである。
【0006】すなわち、本考案は、引き出し箱の後方
に、両側面が前記引き出し箱の引き出し方向である前後
方向と直角な方向に向くよう固定され、前端部には引き
出しの後端部に設けられた係合体が出入可能な進入部が
形成された支持板と、前記支持板の一方の側面へ、該側
面と平行な平面内で回動可能、かつ前後方向へ所定距離
移動可能に設けられ、前端部には前記引き出しの係合体
が前記進入部内に入った際に係合体と係合可能な引き出
し係止部が形成された係止部材と、前記係止部材の後端
部から後方へ延設された延出片と、前記延出片の後端に
設けられた係止部と、前記引き出し係止部が前記係合体
と係合する方向へ前記係止部材を常時回動するよう付勢
する第1のスプリングと、前記支持板の後端部に、支持
板の側面と平行な面内で回動可能に設けられたラッチ
と、前記ラッチを常時係止部材の後端部へ当接するよう
付勢する第2のスプリングと、前記支持板の他方の側面
へ、前後方向へ移動可能に設けられ、前記進入部へ深く
進入した係合体の押圧によって後方へ移動した際には、
ラッチを後方へ押圧・回動させる解除部材とを具備し、
前記係合体と前記引き出し係止部が係合した際には、引
き出し係止部が、前記第1のスプリングの付勢力に抗し
て前記係合体と係合する方向と逆の方向へ回動を阻止す
るように、前記ラッチが、前記延出片に当接して前記係
止部材の回動を規制すると共に、前記係止部とラッチと
が係合して、ラッチが第2のスプリングの付勢力に抗し
て後方へ回動することを阻止し、引き出し箱内に係合し
た前記引き出しを若干押し込むことによって、前記係合
体が前記進入部へ深く進入した際に、前記係止部材が前
記第1のスプリングの付勢力によって若干回動すること
によって、前記係止部と前記ラッチとの係合を解除し、
前記解除部材が後方へ移動し、ラッチを後方へ回動させ
たときに、前記係止部材を、引き出しが開放方向に移動
される際の押圧力によって、前記第1のスプリングの付
勢方向と反対方向に回動させ、係合体と引き出し係止部
との係合を解除可能にすることを特徴とする。
【0007】
【作用】本考案の引き出しのラッチ機構によれば、係止
部材に設けられた引き出し係止部が、引き出しの係合部
と係合する際に、係止部材の後端部の延出片に設けられ
た係止部とラッチとが係合する。これによって、引き出
しが勢い良く押し込まれた際の衝撃によってラッチが、
第2のスプリングの付勢力に抗して、後方へ回動するこ
とを阻止することができる。このため、引き出しが勢い
良く押し込まれた際にも、引き出しが金銭収納引き出し
箱の中へ確実に係止される。また、金銭収納引き出し箱
内に係止された引き出しを若干押し込むことにより、解
除部材を介してラッチを後方に回動することで、該引き
出しを簡単に開放することができる。
【0008】
【実施例】本考案のラッチ手段の好適な一実施例を図
1、図2および図14に従って説明する。図14に示し
た金銭収納引き出し箱21に開閉自在に設けられた引き
出し1係合体2は、ラッチ機構3によって係合される。
このラッチ機構3は板部材4とこの板部材4の実質的中
央部において直立し全体はほぼ正方形板状の支持板6と
を備える。この支持板6は、引き出し1の後方に、両側
面が前記引き出し1の引き出し方向である前後方向と直
角な方向に向くよう固定されている。また、支持板6に
は、その前端部に引き出し1に設けられた係合体2が出
入可能な進入部5が形成されている。さらに、図1に示
すように、支持板6の上端面の前端近傍に下向きの切り
欠き部7、上端面の後方近傍に7aを設ける。
【0009】8は係止部材であり、支持板6の一方の側
面の上部の進入部5近傍に、長楕円形状孔部9を介して
リベット10により回動自在に緩く鋲着されている。こ
の係止部材8の前端部には、下方に延出し斜角を付した
引き出し係合部13が設けられている。この引き出し係
合部13は、係合体2が前記支持板6の進入部15内に
入った際に、係合体2と係合する。また、係止部材8の
後方上端部には、後端から後方へ延出片50が延出され
ている。この延出片50に対向するように、係合部材8
の後方下端部には、後端から後方へ延出部が延出されて
いる。このため、係合部材8の後方端部には、実質的に
C字形状をなす切欠部7bが形成されている。この延出
片50の後端には、下方に突出する係止部51が設けら
れている。11は第1のスプリングであり、係止部材8
上の長楕円形状孔部9より前方で突出したピン12と支
持板6上の下方中央付近で突出したピン12との間に張
設されている。
【0010】14はラッチ部材であり、このラッチ部材
14はリベット10を介して支持板6の後部の一側部へ
回動自在に装着されている。このラッチ部材14は支持
板6の垂直後縁部の横方向外方に延在する耳部16を有
し、また耳部16とは反対方向に延出して支持板6の切
り欠き部7aより突出したラッチ係止部15を有する。
上記ラッチ部材14に設けたラッチ係止部15は、前記
延出片50および前記係止部51に係合する。なお、係
止部51は、係止部材8が若干反時計方向に回動した際
にラッチ係止部15との係合を解除できる形状に設けら
れている。11aは第2のスプリングであり、ラッチ部
材14のラッチ係止部15の先端と係止部材8上の後方
部分付近に突設したピンとの間に張設する。なお、係止
部材8の上端面前方には切り欠き部7に対応して若干幅
広の切り欠き部7cが設けられている。
【0011】17は解除部材であり、支持板6の他方の
側面の上部近傍に、この解除部材17に透設した長楕円
形状部9を介して前述のリベット10とは別のリベット
10により回動自在に緩く鋲着する。11bは第3のス
プリングであり、解除部材17上の長楕円形状部9の位
置より前方部に突出したピン12と支持板6の前方端部
近傍に突出したピン12との間に張設する。解除部材1
7の前方上端には、支持板6と係止部材8を跨いで水平
方向に折曲した折曲部18が形成されている。また、前
方下端には、切欠部に臨むように延出した突出部19が
設けられている。解除部材17の後方には、ラッチ部材
14の耳部16に近接する三角形状のラッチ当接部20
が設けられており、その先端部は丸みを有している。
【0012】図14に示すように、このように構成した
ラッチ機構3を金銭収納引き出し箱21の後方端部近傍
に配設して内側表面部に板部材4を固着する。金銭収納
引き出し箱21は適度の張性力を有するスプリング11
cを内装しており、これは例えば金銭収納引き出し箱2
1の背面壁部に固着される。金銭収納引き出し箱21中
を自在に摺動する引き出し1は水平に延出した先端を上
向きに突出した係合体2を配設した背面壁部を有し、こ
の係合体2は引き出し1が金銭収納引き出し箱21中に
完全に押し入れられた際に、係止部材8の引き出し係止
部13と係合する。さらにベル22のような信号手段を
金銭収納引き出し箱21中に配設して引き出し1が引き
出され始めると警鳴するようにすることが可能である。
【0013】上記構成における本発明の作用について説
明する。矢印は係合体2の動く方向を示す。最初に引き
出し1を金銭収納引き出し箱21中に押し込む(図4、
図5)。引き出し1の背面壁部に設けた水平に延出して
上向きの凸部を有する係合部2は係止部材8の引き出し
係止部13と当接し、係止部材8をラッチ係合部15を
中心として回動させると共に上方に押し上げる(図6、
図7)。なお、このとき、係止部材8によって、折曲部
18を介して解除部材17が押し上げられる(図6、図
7)。係合体2が支持板6の進入部5に十分挿入された
係合部材8は第1のスプリング11により図8において
反時計方向の回転モーメントを与えられ、ラッチ部材1
4のラッチ係合部15と切り欠き部7bがお互いに第2
のスプリング11aの引張力によって係合している状態
で、引き出し係止部13により引き出し1の係合体2を
係合する(図8、図9)。なお、このとき、解除部材1
7は図9において、第3のスプリング11bの付勢力に
より時計方向の回転し、折曲部18が支持板6の上面に
当接するまで下降している。このとき、 引き出し係止
部13が第1のスプリング11の付勢力に抗して係合体
2と係合する方向と逆の方向へ回動することを阻止する
ように、ラッチ係止部15が、前記延出片50に当接し
て前記係止部材8の回動を規制する。このため、係合体
2は引き出し係止部13によって係合され、この状態に
おいて引き出し1を引き出すことはできない。また、同
時に、係止部51とラッチ係止部15とが係合して、ラ
ッチ係止部15が第2のスプリング11aの付勢力に抗
して後方へ回動することを阻止する。これは、引き出し
1が強く押し込まれた際にその衝撃によって、ラッチ係
止部15が後方へ回動することも阻止できる。このた
め、引き出し1を強く押し込んだ際にも、確実に引き出
し1の係合体2が引き出し係止部13と係合して金銭収
納引き出し箱21を閉じることができる。なお、上記の
如く引き出し1が金銭収納引き出し箱21に係止してい
る際には、図14に示すスプリング11cが、引き出し
1を開放方向に付勢している。この付勢力によって係合
体2と引き出し係止部13とが固く係合されている。こ
のため、係止部材8が係合体2と係合する方向の回動、
すなわち、反時計方向の回動も阻止されている。
【0014】次いで、引き出し1をラッチ機構3方向に
十分押し込んだ際には、係合体2と引き出し係止部13
との係合の遊びが生じるため、図10に示すように、係
止部材8は、第1のスプリングの付勢力によって、若干
反時計方向に回動する。これによって、係止部51とラ
ッチ係止部15との係合が解除される。また、同時に、
図11に示すように、引き出し1をラッチ機構3方向に
十分押し込むと係合体2は解除部材17の突出部19を
押圧し、ラッチ当接部20はラッチ部材14の耳部16
と当接し、その耳部16を後方に押圧する。これによっ
て、ラッチ部材14のラッチ係止部15が係止部材8後
端に設けられたC形状の切り欠き7bから押し出され
る。解除部材17は第3のスプリング11bにより図1
1において時計方向の回転モーメントを受け、折曲部1
8は支持板6の上端面の切り欠き部7と切り欠き部7c
に係合して解除状態を保持する(図10、図11)。そ
の後、スプリング11cにより開放方向に押圧された引
き出し1の係合体2はラッチ係止部15の解除状態の係
止部材8を支持板6に鋲着しているリベット10を中心
として回動させると共に上方に押し上げる。係合体2は
引き出し係止部13との係合が解除されることによっ
て、ラッチ機構3より解放され、引き出し1はスプリン
グ11cにより自動的に押し出される。同時に支持板6
の切り欠き部7に掛合している解除部材17の折曲部1
8は係止部材8の上端面によって押し上げられて係合を
解除するための解除状態の保持は終了する。係合体2が
ラッチ機構3から解放されると同時に係止部材8は第1
のスプリング11により図12において反時計方向の回
転モーメントを受けて回動し、ラッチ部材14のラッチ
係合部15はスプリング11aにより係止部材8のC形
状の切り欠き7bに復帰し、最初の図4、図5の状態に
戻り、この状態においては、ラッチ係合部15と切り欠
き部7bが係合しているため、この係合部を回動中心と
して、係止部材8がリベット10で緩く長楕円形状孔部
9を介して支持板6に鋲着されている範囲内での回動が
行え、係合体2の受入れが可能となる。
【0015】係止部材8と解除部材17との長楕円形状
孔部9は単なる大きめ丸孔でも十分であり、スプリング
11、11a、11bはそれぞれ図4において係止部材
8を右下方向に引張り反時計方向に回動させ、ラッチ部
材14を左方向に引張り、解除部材17を左下方向に引
張り反時計方向に回動させるものであればよい。ラッチ
機構3は係合体2の位置に合わせ金銭収納引き出し箱2
1の内側の左右あるいは天井に取り付けることも自由に
できる。これはラッチ手段3がスプリング11、11
a、11bにより作動して重力の影響は受けないからで
ある。本考案の装置によれば、引き出し1を押し込む
と、引き出し1が係合して閉じられ、再度引き出し1を
押し込むことにより円滑に係合が解除されて引き出しが
自動的に押し出されて開き、この操作サイクルを繰り返
し反復することができる。以上本考案につき好適な実施
例を挙げて種々説明してきたが、本考案はこの実施例に
限定されるものでたなく、考案の精神を逸脱しない範囲
内で多くの改変を施し得るのはもちろんのことである。
【0016】
【考案の効果】本考案に係る引き出しのラッチ機構によ
れば、引き出しを容易に開閉できると共に、係止部材の
延出片の後端に設けられた係止部が好適にラッチ部材に
係合でき、引き出しを閉める際の衝撃によってラッチ部
材が係止部材の後端端部から後方へ回動されることを阻
止できる。このため、引き出しが勢い良く押し込まれた
際にも、確実に引き出しを閉めることができるという効
果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】ラッチ機構の一実施例を示す左方向よりの斜視
図である。
【図2】ラッチ機構の一実施例を示す右方向よりの斜視
図である。
【図3】ラッチ機構の要部分解組立図である。
【図4】引き出し押し込み前のラッチ機構の左側面図で
ある。
【図5】引き出し押し込み前のラッチ機構の右側面図で
ある。
【図6】引き出し押し込み時のラッチ機構の左側面図で
ある。
【図7】引き出し押し込み時のラッチ機構の右側面図で
ある。
【図8】引き出し掛合鎖錠時のラッチ機構の左側面図で
ある。
【図9】引き出し掛合鎖錠時のラッチ機構の右側面図で
ある。
【図10】引き出し再押し込み時のラッチ機構の左側面
図である。
【図11】引き出し再押し込み時のラッチ機構の右側面
図である。
【図12】解除時のラッチ機構の左側面図である。
【図13】解除時のラッチ機構の右側面図である。
【図14】本発明に係る金銭収納引き出し台箱の内部構
造を示す平面図である。
【図15】従来の技術を示すラッチ機構の左方向よりの
斜視図である。
【符号の説明】
1 引き出し 2 係合体 3 ラッチ機構 4 板部材 5 進入部 6 支持板 7、7a、7b、7c 切り欠き部 8 係止部材 9 長楕円形状孔部 10 リベット 11、11a、11b、11c スプリング 12 ピン 13 引き出し係止部 14 ラッチ部材 15 ラッチ係止部 16 耳部 17 解除部材 18 折曲部 19 突出部 20 ラッチ当接部 21 金銭収納引き出し箱 22 ベル 50 延出片 51 係止部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引き出し箱の後方に、両側面が前記引き
    出し箱の引き出し方向である前後方向と直角な方向に向
    くよう固定され、前端部には引き出しの後端部に設けら
    れた係合体が出入可能な進入部が形成された支持板と、
    前記支持板の一方の側面へ、該側面と平行な平面内で回
    動可能、かつ前後方向へ所定距離移動可能に設けられ、
    前端部には前記引き出しの係合体が前記進入部内に入っ
    た際に係合体と係合可能な引き出し係止部が形成された
    係止部材と、前記係止部材の後端部から後方へ延設され
    た延出片と、前記延出片の後端に設けられた係止部と、
    前記引き出し係止部が前記係合体と係合する方向へ前記
    係止部材を常時回動するよう付勢する第1のスプリング
    と、前記支持板の後端部に、支持板の側面と平行な面内
    で回動可能に設けられたラッチと、前記ラッチを常時係
    止部材の後端部へ当接するよう付勢する第2のスプリン
    グと、前記支持板の他方の側面へ、前後方向へ移動可能
    に設けられ、前記進入部へ深く進入した係合体の押圧に
    よって後方へ移動した際には、ラッチを後方へ押圧・回
    動させる解除部材とを具備し、前記係合体と前記引き出
    し係止部が係合した際には、引き出し係止部が、前記第
    1のスプリングの付勢力に抗して前記係合体と係合する
    方向と逆の方向へ回動を阻止するように、前記ラッチ
    が、前記延出片に当接して前記係止部材の回動を規制す
    ると共に、前記係止部とラッチとが係合して、ラッチが
    第2のスプリングの付勢力に抗して後方へ回動すること
    を阻止し、引き出し箱内に係合した前記引き出しを若干
    押し込むことによって、前記係合体が前記進入部へ深く
    進入した際に、前記係止部材が前記第1のスプリングの
    付勢力によって若干回動することによって、前記係止部
    と前記ラッチとの係合を解除し、前記解除部材が後方へ
    移動し、ラッチを後方へ回動させたときに、前記係止部
    材を、引き出しが開放方向に移動される際の押圧力によ
    って、前記第1のスプリングの付勢方向と反対方向に回
    動させ、係合体と引き出し係止部との係合を解除可能に
    することを特徴とする引き出しのラッチ機構。
JP4029691U 1991-05-01 1991-05-01 引き出しのラッチ機構 Expired - Lifetime JPH0726531Y2 (ja)

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