JPH073022Y2 - 水車の制圧機 - Google Patents

水車の制圧機

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JPH073022Y2
JPH073022Y2 JP1988019956U JP1995688U JPH073022Y2 JP H073022 Y2 JPH073022 Y2 JP H073022Y2 JP 1988019956 U JP1988019956 U JP 1988019956U JP 1995688 U JP1995688 U JP 1995688U JP H073022 Y2 JPH073022 Y2 JP H073022Y2
Authority
JP
Japan
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suppressor
arm
turbine
pressure
water
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988019956U
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English (en)
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JPH01124377U (ja
Inventor
孝幸 後藤
博 森脇
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

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  • Hydraulic Turbines (AREA)
  • Control Of Water Turbines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、制御機構を改良した水車の制圧機に関する。
〔従来の技術〕
従来、水車の負荷が急減に低下したとき或いは水車を緊
急に停止させるときには水車内のガイドベーンを閉じる
と同時に水車のケーシングに設けられている制圧機を開
いて水圧管からの水を放出して水圧管内の流速の急激な
変化を防ぎ、水撃作用を軽減させる。第2図は従来の水
車の制圧機の構造説明図である。図に於いて、水車の負
荷が急激に低下した場合は図示しないガイドベーンの開
度が急激に減少し、ガイドベーンに連動したアーム1は
矢印の方向に急速に移動する。アーム2はピン3を支点
にして矢印の方向に回転し、点線で示される位置にく
る。このときレバー4はダツシユポツト5の支点6を介
して配圧弁7のピン8を上昇させ、点線で示される状態
になる。
水車の通常の運転時には圧力油が配圧弁7を経てサーボ
モータ9のピストン10を押圧しているが、レバー4が点
線の位置にくると配圧弁7の弁体11が上昇して圧力油の
流入を遮断するとともにサーボモータ9内の圧力油が流
出する。従つて、ピストン10は矢印の方向に移動して制
圧機12の弁13が開き、水車のケーシング14内の圧力水が
放水管15を経て放水路へ導かれる。
弁13の弁軸にはカム16が装着されており、カム16の移動
と連動してダツシユポツト5の支持軸17が下降し、支点
6も下降する。従つて、ピン8も下降して配圧弁7の弁
座11を閉じ、圧力油をサーボモータ9に導いて制圧機12
を閉鎖する所謂フイードバツク作用が働くので、制圧機
12が閉じられて自動的に元の状態に復帰する。なお、ダ
ツシユポツト5内には圧力油が封入されており、ばね18
とともに緩衝作用を行う。また、通常のガイドベーン閉
の操作は緩やかに行われ、ダツシユポツト5が下降する
ので配圧弁7の弁座11は開くことがなく、従つて制圧機
12も全閉を保持する。
〔考案が解決しようとする課題〕
水車を定常的に停止させるときは水車発電機の停止制御
の特性に沿つて徐々に負荷を減少させて無負荷状態にす
るが、その後急速にガイドベーンを閉じて水車を停止さ
せるために制圧機12が作動して圧力水が無用に放出さ
れ、エネルギーの損失を招いている。従来の水車の制圧
機に於いては、この対策としてダツシユポツト5の作動
時間および配圧弁7のラツプを調整するなどして対処し
ているが、この調整にも限度があつて圧力水の放水量を
若干減少させる程度に留まつているなどの課題を抱えて
いる。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る水車の制圧機は上記の課題を解決すること
を目的にしており、制圧機を作動させるレバーに連結さ
れたアームをばねを介してガイドベーンと連動可能に装
着するとともに上記アームの停止装置を水車が無負荷定
格回転を行うガイドベーン開度を保持可能に設けてなる
構成を特徴としている。
〔作用〕
即ち、本考案に係る水車の制圧機に於いては水車を無負
荷状態から急速にガイドベーンを閉じて水車を停止させ
たときは制圧機が作動しないように、例えば従来は1個
であつたレバー操作用のアームを2連にしてガイドベー
ン側のアームと制圧機側のアームとを設け、両アーム間
をばねを介して結合するなどとともに制圧機側のアーム
の動作を規制する停止装置を設けている。この停止装置
のアーム規制位置は水車の無負荷定格回転状態に於ける
アームの位置にする。
アームがこの規制位置にある状態から水車を停止させる
ために急速にガイドベーンを閉鎖しても、アームは停止
装置によつてその回転が規制されているのでばねが伸び
るだけで制圧機は作動しない。しかし、アームが最初か
ら急速に回転した場合は従来の水車の制圧機と同様に作
動する。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図に基づき説明する。なお、第2
図と同一の部品には同一の符号を付して説明を省略す
る。第1図は本考案の一実施例に係る水車の制圧機の構
造説明図である。図に於いて、水車を定常的に停止させ
るときは図示しない水車のガイドベーンに連動したアー
ム1は徐々に矢印の方向に移動する。このアーム1に連
結されたガイドベーン側のアーム19はばね20を介して制
圧機12側のアーム2を矢印の方向に回転させる。このア
ーム2はアーム2の動作を規制するために設けられその
規制位置が可調節式の停止装置22に接触して停止する
が、このときのガイドベーンの開度は水車が無負荷定格
回転の状態になるように予め停止装置22の規制位置が調
節して設定されており、この状態に於けるアーム2を一
点鎖線で示す。
このアーム2の状態から水車を停止させるために急速に
ガイドベーンを閉鎖してもガイドベーン側のアーム19の
みがばね20に抗して回転して点線で示す位置に達する。
この間、制圧機12側のアーム2は停止装置22によつてそ
の回転が規制されているので、制圧機12は作動しない。
しかし、水車の負荷が急激に低下したとき或いは水車を
緊急に停止させるときにはアーム1が最初から急速に矢
印の方向に移動するので、制圧機12側のアーム2の回転
動作に連動するレバー4にダツシユポツト5が追従でき
ず、レバー4が支点6を介して制圧機12を作動させる。
これにより、水圧管内の流速の急激な変化が防がれ、水
撃作用を軽減させることができる。
〔考案の効果〕
本考案に係る水車の制圧機は前記の通り構成されている
ので、従来は水車を定常的に停止させるときでも無用に
圧力水が放出されていたのがなくなり、省エネルギー化
が計られる。また、構造が極めて簡単で低コストであ
り、現地に於ける改造工事も可能であるなどの効果が奏
せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る水車の制圧機の構造説
明図、第2図は従来の水車の制圧機の構造説明図であ
る。 2,19…アーム、4…レバー、12…制圧機、20…ばね、22
…停止装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】制圧機を作動させるレバーに連結されたア
    ームをばねを介してガイドベーンと連動可能に装着する
    とともに上記アームの停止装置を水車が無負荷定格回転
    を行うガイドベーン開度を保持可能に設けてなることを
    特徴とする水車の制圧機。
JP1988019956U 1988-02-19 1988-02-19 水車の制圧機 Expired - Lifetime JPH073022Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988019956U JPH073022Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 水車の制圧機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988019956U JPH073022Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 水車の制圧機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01124377U JPH01124377U (ja) 1989-08-24
JPH073022Y2 true JPH073022Y2 (ja) 1995-01-30

Family

ID=31235921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988019956U Expired - Lifetime JPH073022Y2 (ja) 1988-02-19 1988-02-19 水車の制圧機

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Publication number Publication date
JPH01124377U (ja) 1989-08-24

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