JPH07254760A - 基板とｉｃユニットとの接続構造 - Google Patents
基板とｉｃユニットとの接続構造Info
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- JPH07254760A JPH07254760A JP7019094A JP7019094A JPH07254760A JP H07254760 A JPH07254760 A JP H07254760A JP 7019094 A JP7019094 A JP 7019094A JP 7019094 A JP7019094 A JP 7019094A JP H07254760 A JPH07254760 A JP H07254760A
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- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/36—Assembling printed circuits with other printed circuits
- H05K3/361—Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
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- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶表示装置において、小型化する。
【構成】 下側の透明基板２６の上側の透明基板２５か
ら突出された突出部の上面に複数本の共通配線２７が互
いに平行して設けられ、かつ共通配線２７の延びる方向
に対して直交する方向の一方側に複数の出力配線２８が
設けられている。一方、液晶表示パネル２１を駆動する
ためのＩＣチップ２２が搭載されたフレキシブルテープ
２３の下面には一方側に複数の出力端子３３が一の直線
上に配置され、かつ他方側に複数の入力端子３２が共通
配線２７が延びる方向に対して傾斜する直線上に配置さ
れている。そして、各入力端子３２をそれぞれ対応する
各共通配線２７に電気的に接続するとともに、各出力端
子をそれぞれ対応する各出力配線２８に電気的に接続す
る。この場合、下側の透明基板２６にフレキシブルテー
プ２３全体を搭載することができ、装置全体を小型化す
ることができる。
ら突出された突出部の上面に複数本の共通配線２７が互
いに平行して設けられ、かつ共通配線２７の延びる方向
に対して直交する方向の一方側に複数の出力配線２８が
設けられている。一方、液晶表示パネル２１を駆動する
ためのＩＣチップ２２が搭載されたフレキシブルテープ
２３の下面には一方側に複数の出力端子３３が一の直線
上に配置され、かつ他方側に複数の入力端子３２が共通
配線２７が延びる方向に対して傾斜する直線上に配置さ
れている。そして、各入力端子３２をそれぞれ対応する
各共通配線２７に電気的に接続するとともに、各出力端
子をそれぞれ対応する各出力配線２８に電気的に接続す
る。この場合、下側の透明基板２６にフレキシブルテー
プ２３全体を搭載することができ、装置全体を小型化す
ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は基板とＩＣユニットと
の接続構造に関する。
の接続構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば液晶表示装置では、一般に、液晶
表示パネル、この液晶表示パネルを駆動するための駆動
回路用ＩＣチップ、このＩＣチップを制御するための制
御回路用回路基板等を備えている。
表示パネル、この液晶表示パネルを駆動するための駆動
回路用ＩＣチップ、このＩＣチップを制御するための制
御回路用回路基板等を備えている。
【０００３】図６は従来のこのような液晶表示装置の一
例を示したものである。この液晶表示装置では、液晶表
示パネル１、プリント配線基板２、ＩＣチップ３が搭載
された６つのフレキシブルテープ４、図示しない制御回
路用回路基板等を備えている。このうち液晶表示パネル
１は、上下の透明基板５、６の間に図示しない液晶が封
入され、下側の透明基板６の一端部が上側の透明基板５
の外側に突出され、この突出部の上面の所定の４箇所に
複数本で１組となった出力配線７が設けられ、かつ上側
の透明基板５の一端部が下側の透明基板６の外側に突出
され、この突出部の下面の所定の２箇所に複数本で１組
となった出力配線８が設けられた構造となっている。プ
リント配線基板２はほぼＬ字状であって、その一方側お
よび他方側の各上面には図示では１本であるがそれぞれ
複数本のセグメント電極用共通配線９およびコモン電極
用共通配線１０が設けられ、コモン電極用共通配線１０
の各一端部がスルーホール導通部を介して下面側に設け
られた構造となっている。このプリント配線基板２は液
晶表示パネル１の所定の２辺の外側に配置されている。
そして、所定の４つのフレキシブルテープ４の下面一端
部に設けられた複数の入力端子（図示せず）は、プリン
ト配線基板２のセグメント電極用共通配線９とそれぞれ
電気的に接続され、下面他端部に設けられた複数の出力
端子（図示せず）は、下側の透明基板６の出力配線７と
それぞれ電気的に接続されている。残りの２つのフレキ
シブルテープ４の上面一端部に設けられた複数の入力端
子（図示せず）は、プリント配線基板２のコモン電極用
共通配線１０とそれぞれ電気的に接続され、上面他端部
に設けられた複数の出力端子（図示せず）は、上側の透
明基板５の出力配線８とそれぞれ電気的に接続されてい
る。また、プリント配線基板２の所定の部分は制御回路
用回路基板と電気的に接続されている。
例を示したものである。この液晶表示装置では、液晶表
示パネル１、プリント配線基板２、ＩＣチップ３が搭載
された６つのフレキシブルテープ４、図示しない制御回
路用回路基板等を備えている。このうち液晶表示パネル
１は、上下の透明基板５、６の間に図示しない液晶が封
入され、下側の透明基板６の一端部が上側の透明基板５
の外側に突出され、この突出部の上面の所定の４箇所に
複数本で１組となった出力配線７が設けられ、かつ上側
の透明基板５の一端部が下側の透明基板６の外側に突出
され、この突出部の下面の所定の２箇所に複数本で１組
となった出力配線８が設けられた構造となっている。プ
リント配線基板２はほぼＬ字状であって、その一方側お
よび他方側の各上面には図示では１本であるがそれぞれ
複数本のセグメント電極用共通配線９およびコモン電極
用共通配線１０が設けられ、コモン電極用共通配線１０
の各一端部がスルーホール導通部を介して下面側に設け
られた構造となっている。このプリント配線基板２は液
晶表示パネル１の所定の２辺の外側に配置されている。
そして、所定の４つのフレキシブルテープ４の下面一端
部に設けられた複数の入力端子（図示せず）は、プリン
ト配線基板２のセグメント電極用共通配線９とそれぞれ
電気的に接続され、下面他端部に設けられた複数の出力
端子（図示せず）は、下側の透明基板６の出力配線７と
それぞれ電気的に接続されている。残りの２つのフレキ
シブルテープ４の上面一端部に設けられた複数の入力端
子（図示せず）は、プリント配線基板２のコモン電極用
共通配線１０とそれぞれ電気的に接続され、上面他端部
に設けられた複数の出力端子（図示せず）は、上側の透
明基板５の出力配線８とそれぞれ電気的に接続されてい
る。また、プリント配線基板２の所定の部分は制御回路
用回路基板と電気的に接続されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような液晶表示装置では、液晶表示パネル１の所定
の２辺の外側にほぼＬ字状のプリント配線基板２を配置
し、両者を６つのフレキシブルテープ４を介して電気的
に接続しているので、フレキシブルテープ４およびプリ
ント配線基板２の占有面積が大きくなって大型化すると
いう問題があった。この発明の目的は、小型化すること
ができる基板とＩＣユニットとの接続構造を提供するこ
とにある。
このような液晶表示装置では、液晶表示パネル１の所定
の２辺の外側にほぼＬ字状のプリント配線基板２を配置
し、両者を６つのフレキシブルテープ４を介して電気的
に接続しているので、フレキシブルテープ４およびプリ
ント配線基板２の占有面積が大きくなって大型化すると
いう問題があった。この発明の目的は、小型化すること
ができる基板とＩＣユニットとの接続構造を提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の発明は、
一の面に複数本の共通配線が互いに平行して設けられ、
かつこれら共通配線に対して直交する方向に延出され、
前記複数本の共通配線近傍の一方側に、その接続端子が
配置された複数の出力配線が設けられた基板と、一の面
の一方側に延出された複数の配線を有し、前記複数の配
線の少なくとも一部の出力端子が一の直線上に配置さ
れ、かつ他方側に延出された複数の配線を有し、前記複
数の入力端子が前記一の直線に対して傾斜する他の直線
上に配置されたフレキシブルテープおよび前記複数の配
線に接続されたＩＣチップとを有するＩＣユニットとを
備え、前記ＩＣユニットの各入力端子をそれぞれ対応す
る前記基板の各共通配線に電気的に接続するとともに、
前記各出力端子をそれぞれ対応する前記基板の各出力配
線に電気的に接続したものである。請求項２記載の発明
は、一の面に複数本の共通配線が互いに平行して設けら
れ、かつ他の面に複数の出力配線が設けられた基板と、
一の面の一方側に複数の出力端子の少なくとも一部が一
の直線上に配置され、かつ他方側に複数の入力端子が前
記一の直線に対して傾斜する他の直線上に配置されたフ
レキシブルテープとを備え、前記フレキシブルテープを
反転するように２つに折り曲げて前記各入力端子をそれ
ぞれ対応する前記基板の各共通配線に電気的に接続する
とともに、前記各出力端子をそれぞれ対応する前記基板
の各出力配線に電気的に接続したものである。
一の面に複数本の共通配線が互いに平行して設けられ、
かつこれら共通配線に対して直交する方向に延出され、
前記複数本の共通配線近傍の一方側に、その接続端子が
配置された複数の出力配線が設けられた基板と、一の面
の一方側に延出された複数の配線を有し、前記複数の配
線の少なくとも一部の出力端子が一の直線上に配置さ
れ、かつ他方側に延出された複数の配線を有し、前記複
数の入力端子が前記一の直線に対して傾斜する他の直線
上に配置されたフレキシブルテープおよび前記複数の配
線に接続されたＩＣチップとを有するＩＣユニットとを
備え、前記ＩＣユニットの各入力端子をそれぞれ対応す
る前記基板の各共通配線に電気的に接続するとともに、
前記各出力端子をそれぞれ対応する前記基板の各出力配
線に電気的に接続したものである。請求項２記載の発明
は、一の面に複数本の共通配線が互いに平行して設けら
れ、かつ他の面に複数の出力配線が設けられた基板と、
一の面の一方側に複数の出力端子の少なくとも一部が一
の直線上に配置され、かつ他方側に複数の入力端子が前
記一の直線に対して傾斜する他の直線上に配置されたフ
レキシブルテープとを備え、前記フレキシブルテープを
反転するように２つに折り曲げて前記各入力端子をそれ
ぞれ対応する前記基板の各共通配線に電気的に接続する
とともに、前記各出力端子をそれぞれ対応する前記基板
の各出力配線に電気的に接続したものである。
【０００６】
【作用】この発明によれば、基板に共通配線および出力
配線を設け、フレキシブルテープの各入力端子をそれぞ
れ対応する基板の各共通配線に電気的に接続するととも
に、フレキシブルテープの各出力端子をそれぞれ対応す
る基板の各出力配線に電気的に接続しているので、基板
にフレキシブルテープ全体を搭載させることができ、し
たがって小型化することができる。
配線を設け、フレキシブルテープの各入力端子をそれぞ
れ対応する基板の各共通配線に電気的に接続するととも
に、フレキシブルテープの各出力端子をそれぞれ対応す
る基板の各出力配線に電気的に接続しているので、基板
にフレキシブルテープ全体を搭載させることができ、し
たがって小型化することができる。
【０００７】
【実施例】図１はこの発明の一実施例を適用した液晶表
示装置を示したものである。この液晶表示装置では、液
晶表示パネル２１、ＩＣチップ２２が搭載された６つの
フレキシブルテープ２３、フレキシブル配線基板２４、
図示しない制御回路用回路基板等を備えている。このう
ち液晶表示パネル２１は、上下の透明基板２５、２６の
間に図示しない液晶が封入されたものからなっている。
下側の透明基板２６の一端部は上側の透明基板２５の外
側に突出され、この突出部の上面には８本のセグメント
電極用共通配線２７が互いに平行して設けられ、またセ
グメント電極用共通配線２７の延びる方向に対して直交
する方向の所定の一方側の所定の４箇所には８本で１組
となった出力配線２８が設けられている。また、上側の
透明基板２５の一端部は下側の透明基板２６の外側に突
出され、この突出部の下面には８本のコモン電極用共通
配線２９が互いに平行して設けられ、またコモン電極用
共通配線２９の延びる方向に対して直交する方向の所定
の一方側の所定の２箇所には８本で１組となった出力配
線３０が設けられている。フレキシブル配線基板２４は
ほぼＦ字状であって、両透明基板２５、２６の各突出部
が交差する部分の近傍に配置されている。このフレキシ
ブル配線基板２４の第１の端部２４ａは下側の透明基板
２６のセグメント電極用共通配線２７の一端部と電気的
に接続され、第２の端部２４ｂは上側の透明基板２５の
コモン電極用共通配線２９の一端部と電気的に接続さ
れ、第３の端部２４ｃは図示されていない制御回路用回
路基板と電気的に接続されている。
示装置を示したものである。この液晶表示装置では、液
晶表示パネル２１、ＩＣチップ２２が搭載された６つの
フレキシブルテープ２３、フレキシブル配線基板２４、
図示しない制御回路用回路基板等を備えている。このう
ち液晶表示パネル２１は、上下の透明基板２５、２６の
間に図示しない液晶が封入されたものからなっている。
下側の透明基板２６の一端部は上側の透明基板２５の外
側に突出され、この突出部の上面には８本のセグメント
電極用共通配線２７が互いに平行して設けられ、またセ
グメント電極用共通配線２７の延びる方向に対して直交
する方向の所定の一方側の所定の４箇所には８本で１組
となった出力配線２８が設けられている。また、上側の
透明基板２５の一端部は下側の透明基板２６の外側に突
出され、この突出部の下面には８本のコモン電極用共通
配線２９が互いに平行して設けられ、またコモン電極用
共通配線２９の延びる方向に対して直交する方向の所定
の一方側の所定の２箇所には８本で１組となった出力配
線３０が設けられている。フレキシブル配線基板２４は
ほぼＦ字状であって、両透明基板２５、２６の各突出部
が交差する部分の近傍に配置されている。このフレキシ
ブル配線基板２４の第１の端部２４ａは下側の透明基板
２６のセグメント電極用共通配線２７の一端部と電気的
に接続され、第２の端部２４ｂは上側の透明基板２５の
コモン電極用共通配線２９の一端部と電気的に接続さ
れ、第３の端部２４ｃは図示されていない制御回路用回
路基板と電気的に接続されている。
【０００８】フレキシブルテープ２３は、図２（Ａ）、
（Ｂ）に示すように、平面方形状に形成されているとと
もに、ほぼ中央部には方形状のデバイスホール３１が形
成されている。また、フレキシブルテープ２３の下面に
は８つの入力端子３２、８つの出力端子３３、８本の入
力端子用配線３４、８本の出力端子用配線３５が設けら
れている。このうち出力端子３３はデバイスホール３１
の一方側におけるフレキシブルテープ２３の所定の一の
辺の内側の該一の辺に沿う直線上に所定の間隔で配置さ
れ、入力端子３２はデバイスホール３１の他方側であっ
て出力端子３３の配置された直線に対して傾斜する直線
上に所定の間隔で配置されている。入力端子用配線３４
の一端部は入力端子３２に接続され、他端部はデバイス
ホール３１内に突出されている。出力端子用配線３５の
一端部は出力端子３３に接続され、他端部はデバイスホ
ール３１内に突出されている。この場合、各入出力端子
３２、３３は一般的に比較的大きな面積を有するので、
入力端子３２を出力端子３３の配置された直線に対して
直交する直線上に配置するよりも、傾斜する直線上に配
置するほうがフレキシブルテープ２３を小型化すること
ができる。なお、各入出力端子３２、３３を除くフレキ
シブルテープ２３の下面には絶縁膜３６が設けられてい
る。また、ＩＣチップ２２はデバイスホール３１内に配
置され、その下面に設けられた入力端子３７および出力
端子３８はそれぞれ入力端子用配線３４および出力端子
用配線３５の各突出端部に電気的に接続されている。
（Ｂ）に示すように、平面方形状に形成されているとと
もに、ほぼ中央部には方形状のデバイスホール３１が形
成されている。また、フレキシブルテープ２３の下面に
は８つの入力端子３２、８つの出力端子３３、８本の入
力端子用配線３４、８本の出力端子用配線３５が設けら
れている。このうち出力端子３３はデバイスホール３１
の一方側におけるフレキシブルテープ２３の所定の一の
辺の内側の該一の辺に沿う直線上に所定の間隔で配置さ
れ、入力端子３２はデバイスホール３１の他方側であっ
て出力端子３３の配置された直線に対して傾斜する直線
上に所定の間隔で配置されている。入力端子用配線３４
の一端部は入力端子３２に接続され、他端部はデバイス
ホール３１内に突出されている。出力端子用配線３５の
一端部は出力端子３３に接続され、他端部はデバイスホ
ール３１内に突出されている。この場合、各入出力端子
３２、３３は一般的に比較的大きな面積を有するので、
入力端子３２を出力端子３３の配置された直線に対して
直交する直線上に配置するよりも、傾斜する直線上に配
置するほうがフレキシブルテープ２３を小型化すること
ができる。なお、各入出力端子３２、３３を除くフレキ
シブルテープ２３の下面には絶縁膜３６が設けられてい
る。また、ＩＣチップ２２はデバイスホール３１内に配
置され、その下面に設けられた入力端子３７および出力
端子３８はそれぞれ入力端子用配線３４および出力端子
用配線３５の各突出端部に電気的に接続されている。
【０００９】ＩＣチップ２２が搭載された所定の４つの
フレキシブルテープ２３は下側の透明基板２６の突出部
の上面の所定の４箇所に搭載されている。すなわち、フ
レキシブルテープ２３の各入力端子３２は異方導電性接
着剤３９中の導電性粒子を介して下側の透明基板２６の
セグメント電極用共通配線２７とそれぞれ電気的に接続
され、各出力端子３３は異方導電性接着剤３９中の導電
性粒子を介して下側の透明基板２６の出力配線２８とそ
れぞれ電気的に接続されている。この場合、フレキシブ
ルテープ２３の各入力端子３２がセグメント電極用共通
配線２７が延びる方向に対して傾斜する直線上に配置さ
れているので、セグメント電極用共通配線２７間のピッ
チを小さくすることができ、この結果下側の透明基板２
６の突出部の突出量を小さくすることができ、したがっ
て下側の透明基板２６を全体的に小型化することができ
る。また、同様にしてＩＣチップ２２が搭載された残り
の２つのフレキシブルテープ２３は上側の透明基板２５
の突出部の下面の所定の２箇所に搭載されている。この
場合も、上述した下側の透明基板２６と同様にして、上
側の透明基板２５を全体的に小型化することができる。
この結果、液晶表示パネル２１全体を小型化することが
できる。
フレキシブルテープ２３は下側の透明基板２６の突出部
の上面の所定の４箇所に搭載されている。すなわち、フ
レキシブルテープ２３の各入力端子３２は異方導電性接
着剤３９中の導電性粒子を介して下側の透明基板２６の
セグメント電極用共通配線２７とそれぞれ電気的に接続
され、各出力端子３３は異方導電性接着剤３９中の導電
性粒子を介して下側の透明基板２６の出力配線２８とそ
れぞれ電気的に接続されている。この場合、フレキシブ
ルテープ２３の各入力端子３２がセグメント電極用共通
配線２７が延びる方向に対して傾斜する直線上に配置さ
れているので、セグメント電極用共通配線２７間のピッ
チを小さくすることができ、この結果下側の透明基板２
６の突出部の突出量を小さくすることができ、したがっ
て下側の透明基板２６を全体的に小型化することができ
る。また、同様にしてＩＣチップ２２が搭載された残り
の２つのフレキシブルテープ２３は上側の透明基板２５
の突出部の下面の所定の２箇所に搭載されている。この
場合も、上述した下側の透明基板２６と同様にして、上
側の透明基板２５を全体的に小型化することができる。
この結果、液晶表示パネル２１全体を小型化することが
できる。
【００１０】このように、この液晶表示装置では、透明
基板２５、２６の突出部に共通配線２７、２９および出
力配線２８、３０を設け、フレキシブルテープ２３の各
入力端子３２をそれぞれ対応する透明基板２５、２６の
各共通配線２７、２９に電気的に接続するとともに、フ
レキシブルテープ２３の各出力端子３３をそれぞれ対応
する透明基板２５、２６の各出力配線２８、３０に電気
的に接続しているので、透明基板２５、２６にフレキシ
ブルテープ２３全体を搭載させることができる。しか
も、フレキシブル配線基板２４に共通配線２７、２９を
設ける必要がないことからフレキシブル配線基板２４を
可及的に小型化することができ、したがって装置全体を
小型化することができる。また、接続箇所はフレキシブ
ルテープ２３と透明基板２５、２６との接続の６箇所、
透明基板２５、２６とフレキシブル配線基板２４との接
続の２箇所、フレキシブル配線基板２４と図示していな
い制御回路用回路基板との接続の１箇所の合計９箇所で
ある。これに対して、図６に示す従来の場合には、接続
箇所が透明基板５、６とフレキシブルテープ４との接続
の６箇所、フレキシブルテープ４とプリント配線基板２
との接続の６箇所、プリント配線基板２と図示していな
い制御回路用回路基板との接続の１箇所の合計１３箇所
である。したがって、この実施例の場合、図６に示す従
来の場合と比較してボンディング工程数を少なくするこ
とができ、コストを低くすることができる。
基板２５、２６の突出部に共通配線２７、２９および出
力配線２８、３０を設け、フレキシブルテープ２３の各
入力端子３２をそれぞれ対応する透明基板２５、２６の
各共通配線２７、２９に電気的に接続するとともに、フ
レキシブルテープ２３の各出力端子３３をそれぞれ対応
する透明基板２５、２６の各出力配線２８、３０に電気
的に接続しているので、透明基板２５、２６にフレキシ
ブルテープ２３全体を搭載させることができる。しか
も、フレキシブル配線基板２４に共通配線２７、２９を
設ける必要がないことからフレキシブル配線基板２４を
可及的に小型化することができ、したがって装置全体を
小型化することができる。また、接続箇所はフレキシブ
ルテープ２３と透明基板２５、２６との接続の６箇所、
透明基板２５、２６とフレキシブル配線基板２４との接
続の２箇所、フレキシブル配線基板２４と図示していな
い制御回路用回路基板との接続の１箇所の合計９箇所で
ある。これに対して、図６に示す従来の場合には、接続
箇所が透明基板５、６とフレキシブルテープ４との接続
の６箇所、フレキシブルテープ４とプリント配線基板２
との接続の６箇所、プリント配線基板２と図示していな
い制御回路用回路基板との接続の１箇所の合計１３箇所
である。したがって、この実施例の場合、図６に示す従
来の場合と比較してボンディング工程数を少なくするこ
とができ、コストを低くすることができる。
【００１１】なお、上記実施例ではフレキシブルテープ
２３として下面に入出力端子３２、３３および配線３
４、３５を設けたものを用いているが、これに限定され
るものではない。例えば、図３（Ａ）、（Ｂ）に示すよ
うに、フレキシブルテープ２３の上面に入出力端子３
２、３３および配線３４、３５を設けてもよい。この場
合、入出力端子３２、３３はその部分に形成されたアウ
タリードホール４０、４１に掛け渡されている。そし
て、入力端子３２は透明基板２６の共通配線２７と半田
バンプ４２を介して電気的に接続され、出力端子３３は
透明基板２６の出力配線２８と半田バンプ４２を介して
電気的に接続されている。
２３として下面に入出力端子３２、３３および配線３
４、３５を設けたものを用いているが、これに限定され
るものではない。例えば、図３（Ａ）、（Ｂ）に示すよ
うに、フレキシブルテープ２３の上面に入出力端子３
２、３３および配線３４、３５を設けてもよい。この場
合、入出力端子３２、３３はその部分に形成されたアウ
タリードホール４０、４１に掛け渡されている。そし
て、入力端子３２は透明基板２６の共通配線２７と半田
バンプ４２を介して電気的に接続され、出力端子３３は
透明基板２６の出力配線２８と半田バンプ４２を介して
電気的に接続されている。
【００１２】次に、図４（Ａ）、（Ｂ）はこの発明の他
の実施例を適用した液晶表示装置を示したものである。
これらの図において図１と同一部分には同一符号を付
し、その説明を適宜省略する。なお、図４（Ａ）は液晶
表示装置の平面図であり、（Ｂ）はその底面図である。
この実施例の場合、下側の透明基板２６の上側の透明基
板２５から突出された突出部の上面には出力配線２８の
みが設けられ、セグメント電極用共通配線２７は同突出
部の下面に設けられている。また、上側の透明基板２５
の下側の透明基板２６から突出された突出部の下面には
出力配線３０のみが設けられ、コモン電極用共通配線２
９は同突出部の上面に設けられている。
の実施例を適用した液晶表示装置を示したものである。
これらの図において図１と同一部分には同一符号を付
し、その説明を適宜省略する。なお、図４（Ａ）は液晶
表示装置の平面図であり、（Ｂ）はその底面図である。
この実施例の場合、下側の透明基板２６の上側の透明基
板２５から突出された突出部の上面には出力配線２８の
みが設けられ、セグメント電極用共通配線２７は同突出
部の下面に設けられている。また、上側の透明基板２５
の下側の透明基板２６から突出された突出部の下面には
出力配線３０のみが設けられ、コモン電極用共通配線２
９は同突出部の上面に設けられている。
【００１３】セグメント電極駆動用の４つのフレキシブ
ルテープ２３は、図５（Ａ）〜（Ｃ）に示すように、反
転するように２つに折り曲げられ、各出力端子３３が下
側の透明基板２６の上面の出力配線２８と異方導電性接
着剤３９中の導電性粒子を介してそれぞれ電気的に接続
され、各入力端子３２が下側の透明基板２６の下面のセ
グメント電極用共通配線２７と別の異方導電性接着剤３
９中の導電性粒子を介してそれぞれ電気的に接続されて
いる。この場合、出力配線２８を下側の透明基板２６の
上面に設けるとともに、セグメント電極用共通配線２７
を下側の透明基板２６の下面に設けているので、図１に
示す場合よりも下側の透明基板２６の突出部の突出量を
より小さくすることができる。また、同様にコモン電極
用の２つのフレキシブルテープ２３についても反転する
ように２つに折り曲げることによって、上側の透明基板
２５の突出部の突出量も図１に示す場合よりもより小さ
くすることができる。この結果、液晶表示パネル２１全
体をより一層小型化することができる。
ルテープ２３は、図５（Ａ）〜（Ｃ）に示すように、反
転するように２つに折り曲げられ、各出力端子３３が下
側の透明基板２６の上面の出力配線２８と異方導電性接
着剤３９中の導電性粒子を介してそれぞれ電気的に接続
され、各入力端子３２が下側の透明基板２６の下面のセ
グメント電極用共通配線２７と別の異方導電性接着剤３
９中の導電性粒子を介してそれぞれ電気的に接続されて
いる。この場合、出力配線２８を下側の透明基板２６の
上面に設けるとともに、セグメント電極用共通配線２７
を下側の透明基板２６の下面に設けているので、図１に
示す場合よりも下側の透明基板２６の突出部の突出量を
より小さくすることができる。また、同様にコモン電極
用の２つのフレキシブルテープ２３についても反転する
ように２つに折り曲げることによって、上側の透明基板
２５の突出部の突出量も図１に示す場合よりもより小さ
くすることができる。この結果、液晶表示パネル２１全
体をより一層小型化することができる。
【００１４】なお、上記の両実施例ではフレキシブルテ
ープ２３の出力端子３３をすべて一の直線上に配置して
いるが、これに限定されず、例えば出力端子３３の一部
を上記実施例と同様に一の直線上に配置し、残りを該一
の直線の一端部からこれと直交する方向に延びる直線上
に配置してもよい。また、共通配線２７、２９はＩＴＯ
等の透明配線で形成してもよい。この場合は、液晶表示
パネル２１の透明基板２５、２６の相対向する面にＩＴ
Ｏ等から形成される透明電極と同時に形成してもよい
し、別々に形成してもよい。さらに、この発明は、液晶
表示装置に限定されず、同様な配線構造の基板を備えた
他の電子装置にも適用しうることはもちろんである。
ープ２３の出力端子３３をすべて一の直線上に配置して
いるが、これに限定されず、例えば出力端子３３の一部
を上記実施例と同様に一の直線上に配置し、残りを該一
の直線の一端部からこれと直交する方向に延びる直線上
に配置してもよい。また、共通配線２７、２９はＩＴＯ
等の透明配線で形成してもよい。この場合は、液晶表示
パネル２１の透明基板２５、２６の相対向する面にＩＴ
Ｏ等から形成される透明電極と同時に形成してもよい
し、別々に形成してもよい。さらに、この発明は、液晶
表示装置に限定されず、同様な配線構造の基板を備えた
他の電子装置にも適用しうることはもちろんである。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、基板に共通配線および出力配線を設け、フレキシブ
ルテープの各入力端子をそれぞれ対応する基板の各共通
配線に電気的に接続するとともに、フレキシブルテープ
の各出力端子をそれぞれ対応する基板の各出力配線に電
気的に接続しているので、基板にフレキシブルテープ全
体を搭載させることができ、したがって小型化すること
ができる。
ば、基板に共通配線および出力配線を設け、フレキシブ
ルテープの各入力端子をそれぞれ対応する基板の各共通
配線に電気的に接続するとともに、フレキシブルテープ
の各出力端子をそれぞれ対応する基板の各出力配線に電
気的に接続しているので、基板にフレキシブルテープ全
体を搭載させることができ、したがって小型化すること
ができる。
【図１】この発明の一実施例を適用した液晶表示装置の
平面図。
平面図。
【図２】（Ａ）は図１の一部の詳細図、（Ｂ）はそのＢ
−Ｂ線に沿う断面図。
−Ｂ線に沿う断面図。
【図３】（Ａ）はフレキシブルテープの他の例を示す平
面図、（Ｂ）はそのＢ−Ｂ線に沿う断面図。
面図、（Ｂ）はそのＢ−Ｂ線に沿う断面図。
【図４】（Ａ）はこの発明の他の実施例を適用した液晶
表示装置の平面図、（Ｂ）はその底面図。
表示装置の平面図、（Ｂ）はその底面図。
【図５】（Ａ）は図４（Ａ）の一部の詳細図、（Ｂ）は
図４（Ｂ）の一部の詳細図、（Ｃ）は図５（Ａ）のＣ−
Ｃ線に沿う断面図。
図４（Ｂ）の一部の詳細図、（Ｃ）は図５（Ａ）のＣ−
Ｃ線に沿う断面図。
【図６】従来の液晶表示装置の平面図。
２１ 液晶表示パネル ２３ フレキシブルテープ ２５、２６ 透明基板 ２７、２９ 共通配線 ２８、３０ 出力配線 ３２ 入力端子 ３３ 出力端子
Claims (2)
- 【請求項１】 一の面に複数本の共通配線が互いに平行
して設けられ、かつこれら共通配線に対して直交する方
向に延出され、前記複数本の共通配線近傍の一方側に、
その接続端子が配置された複数の出力配線が設けられた
基板と、 一の面の一方側に延出された複数の配線を有し、前記複
数の配線の少なくとも一部の出力端子が一の直線上に配
置され、かつ他方側に延出された複数の配線を有し、前
記複数の入力端子が前記一の直線に対して傾斜する他の
直線上に配置されたフレキシブルテープおよび前記複数
の配線に接続されたＩＣチップとを有するＩＣユニット
とを備え、 前記ＩＣユニットの各入力端子をそれぞれ対応する前記
基板の各共通配線に電気的に接続するとともに、前記各
出力端子をそれぞれ対応する前記基板の各出力配線に電
気的に接続した、 ことを特徴とする基板とＩＣユニットとの接続構造。 - 【請求項２】 一の面に複数本の共通配線が互いに平行
して設けられ、かつ他の面に複数の出力配線が設けられ
た基板と、 一の面の一方側に複数の出力端子の少なくとも一部が一
の直線上に配置され、かつ他方側に複数の入力端子が前
記一の直線に対して傾斜する他の直線上に配置されたフ
レキシブルテープとを備え、 前記フレキシブルテープを反転するように２つに折り曲
げて前記各入力端子をそれぞれ対応する前記基板の各共
通配線に電気的に接続するとともに、前記各出力端子を
それぞれ対応する前記基板の各出力配線に電気的に接続
した、 ことを特徴とする基板とＩＣユニットとの接続構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7019094A JPH07254760A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 基板とｉｃユニットとの接続構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7019094A JPH07254760A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 基板とｉｃユニットとの接続構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07254760A true JPH07254760A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=13424365
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7019094A Pending JPH07254760A (ja) | 1994-03-16 | 1994-03-16 | 基板とｉｃユニットとの接続構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07254760A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10170945A (ja) * | 1996-12-16 | 1998-06-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶表示装置 |
| JPH11330656A (ja) * | 1998-05-18 | 1999-11-30 | Seiko Precision Inc | プリント基板の接合構造 |
| JP2001083899A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-30 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置の製造方法 |
| JP2001085812A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-30 | Seiko Epson Corp | 基板接続構造及び電気光学装置 |
| JP2001083898A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-30 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
| JP6813125B1 (ja) * | 2019-05-10 | 2021-01-13 | 住友電気工業株式会社 | モールド部材付き電線及びコネクタ付きケーブル |
-
1994
- 1994-03-16 JP JP7019094A patent/JPH07254760A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10170945A (ja) * | 1996-12-16 | 1998-06-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液晶表示装置 |
| JPH11330656A (ja) * | 1998-05-18 | 1999-11-30 | Seiko Precision Inc | プリント基板の接合構造 |
| JP2001083899A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-30 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置の製造方法 |
| JP2001085812A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-30 | Seiko Epson Corp | 基板接続構造及び電気光学装置 |
| JP2001083898A (ja) * | 1999-09-13 | 2001-03-30 | Seiko Epson Corp | 電気光学装置及び電子機器 |
| JP6813125B1 (ja) * | 2019-05-10 | 2021-01-13 | 住友電気工業株式会社 | モールド部材付き電線及びコネクタ付きケーブル |
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