JPH07230482A - Cad図面の作図方法 - Google Patents

Cad図面の作図方法

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JPH07230482A
JPH07230482A JP6022452A JP2245294A JPH07230482A JP H07230482 A JPH07230482 A JP H07230482A JP 6022452 A JP6022452 A JP 6022452A JP 2245294 A JP2245294 A JP 2245294A JP H07230482 A JPH07230482 A JP H07230482A
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JP6022452A
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Akihiko Sato
明彦 佐藤
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 類似図面の作図に要する時間を短縮し、単純
な図面の作成ミスを減少させ得るCAD図面の作成方法
を得る。 【構成】 一般的なCADシステムを用い、基本図形の
基準点01、縮尺およびその点を基準とした線分11,
12,…,33の各々の始点座標,長さ,方向を記憶さ
せる。また、この図形の寸法として変数記号(H,W,
L等)の他に縮尺寸法等の定数値を記憶させる。線分の
変更を行いたい部分を選択入力する。この入力により変
更部分の線分をフラッシュ表示させる。変更に対応する
実際の寸法を入力する。入力された新たな当該線分の変
更と、当該線分と接続関係を有する線分の長さ、座標位
置、角度等の図面座標上におけるベクトル的な対応おい
て図形の変更が実行される。また、変更前の図形におい
て接続関係を有する全ての線分に対し前記の計算は実行
される。よって変更前後において、変更前の図形の外郭
線分の接続関係は変更後においても保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CADシステムによる
図面の描画方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CADシステムを用いての描画に
おいて、設計者またはCADオペレータが直接線分デー
タを入力することにより作図を行っている。このデータ
入力は、一般的に表示画面の特定の線(2次元)を指定
し、新たに描こうとする線の方向、長さ等のいわゆるベ
クトル値をキー入力することにより行う。また、他図面
のデータを複写した後に、寸法関連のデータの加工また
は修正による作図も行っている。
【0003】また、描画に関する従来技術例として特願
平2−153085号「立体図の作成方法」がある。本
例によれば、線分描画の際に画面表示された特定の線を
指定し、線分の方向および長さをキー入力することで、
特定の線に平行な所定長さの線分を描くこととしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来、
部品のバリエーション設計即ち外形がほぼ類似であるに
もかかわらず、寸法が異なる部品を数多く設計している
ことが多い。この場合図面の作成枚数も、部品数に見合
った分の作成が必要となる。設計者は、部品種類毎の図
面について線分をCAD上で描画して作成しており、重
複する類似作業の遂行を余儀なくされる。
【0005】他図面の複写データを部分的に修正し新た
な図面を作成する場合、1ヶの部品に相当する線分の寸
法修正を行うだけでも、この部品と接続関係を有する部
品に対応する線分の図面上の位置を変更する必要が生じ
る。各部品が構造的な接続関係を有する場合、一の部品
の寸法の変更は、図面上において該当部品の変更だけで
は済まないのが一般的である。複数の部品から構成され
る中間部品図・組み立て図等において、上記の必要性が
生じる。
【0006】この従来の図形の変更は、例えば線分1本
の当該線分の変更の場合、当該線分と接続関係のある線
分を当該線分の変更に関連して、当該線分と直接接続関
係のある第1次の線分,第1次の線分と接続関係のある
第2次の線分,第3次,第4次,…と次々と、長さ、座
標位置等の変更を余儀なくされる。
【0007】または、縮小・拡大モードを用いた場合、
全体的に縮度の変更が実行されるため、部分的な尺度の
変更が困難であり、所定の基準に基づき尺度変更に伴う
部品、つまり線数の変更は人手によっている。
【0008】この様な単調作業において、工数が掛かり
作業効率が悪く作図ミスの発生も生じ易い問題を伴う。
【0009】本発明は、類似図面の作図に要する時間を
短縮し、単純な図面の作成ミスを減少させ得るCAD図
面の作成方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明のCAD図面の作図方法は、図形を構成する
所定の方向の外郭線分の始点座標、ベクトル指数と、外
郭線分と接続関係にある他の外郭線分の始点座標、ベク
トル指数とを記憶する基本図形データ記憶工程と、所定
の方向の外郭線分の内の新たな寸法値を入力する寸法入
力工程とを有し、寸法入力工程による寸法値に基づき外
郭線分の寸法を自動的に変更し、且つ他の外郭線分との
接続関係を保持することを特徴としている。
【0011】また、始点座標およびベクトル指数は2次
元または3次元に対するものであり、CAD図面の作図
方法は更に縮尺寸法値を入力する縮尺寸法入力工程を有
し、寸法値と縮尺寸法値とに基づき図形の外郭の形態を
自動的に変更するとよい。
【0012】更に、CAD図面の作図方法は寸法入力工
程で入力した新たな寸法値が該当する所定の線分を任意
に選択設定する変更線分選択工程を有し、該変更線分選
択工程により選択設定された線分を寸法値に基づき変更
することにより、図形の外郭の形態を自動的に変更する
とよい。
【0013】上記のCAD図面の作図方法は更に座標範
囲指定工程を有し、該座標範囲指定工程で指定された範
囲内で外郭線分を前記の寸法値に基づき変更可能すると
更に機能が向上する。
【0014】
【作用】したがって、本発明のCAD図面の作図方法に
よれば、図形を構成する外郭の線分の始点座標、ベクト
ル指数と、外郭線分と接続関係にある他の外郭線分の始
点座標、ベクトル指数とを記憶し、所定の方向の外郭線
分の新たな寸法値を入力し、他の外郭線分との接続関係
を保持しつつ、該当する外郭線分の寸法を入力した寸法
値に基づき自動的に変更する。よって、一部の部品の修
正・変更のみにより構造部品間の接続関係を保持するこ
とが可能となる。
【0015】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明によるCAD
図面の作図方法の実施例を詳細に説明する。図1は実施
例の部品図の作成を行うためのCADシステムの構成、
図2は第1の実施例を説明するための部品、図3は第2
の実施例を説明するための部品図、図4〜図7は応用例
を示している。 (第1の実施例)本実施例で用いる図1に示すCADシ
ステムは、キーボードおよびマウス等の入力部1、処理
装置2、ハードディスク等のメモリ部である基本図形デ
ータ記憶部3、CRT等のディスプレイである表示装置
4により構成される。なお処理装置2を更に分解する
と、入力データ認識部5、図面データ計算部6、表示図
面データ生成部7で構成され、I/O部、電源部等の装
置に当然付随する部の図示は省略している。
【0016】図2は、表示図面データとして基本図形デ
ータ記憶部3に記憶する3次元の図形例である。同図の
表示において、左右方向をX軸(右方向を正)、上下方
向をY軸(上を正)、前後方向をZ軸(前方方向を正)
とし、理解を容易化するために斜視図としている。
【0017】この図形の外郭は、X軸方向に平行な線分
11,12および13、Y軸方向に平行な線分21,2
2および23、Z軸方向に平行な線分31,32および
33で構成されている。また、図中の各記号は、H/高
さ、W/幅、L/奥行きを表している。
【0018】図2に示す部品図例を図1のCADシステ
ムに適用した場合、先ず、基本図形データ記憶部3に図
形表示で用いる基準点01、縮尺およびその点を基準と
した線分11,12,…,33の各々の始点座標,長
さ,方向が記憶される。また、この図形の寸法として変
数記号(上記のH,W,L等)の他に定数値が記憶され
る。
【0019】CAD図面描画にあたり、入力部1より描
画を行いたい部分を選択入力する。すると処理装置2の
入力データが認識部5を経由して、基本図形データ記憶
部3より該当部分の基本図形データが読み込まれて図面
データ計算部6に記憶される。描画の際に必要となる高
さ寸法H、幅寸法W、奥行き寸法Lについて実際の寸法
を入力する旨の指示を操作者が入力部1より入力する。
入力データ認識部5はこの指示入力を認識し、この認識
信号を図面データ計算部6が受信して識別表示の指令信
号を出力する。表示画面データ生成部7は識別表示の指
令信号を受信し、表示装置4における表示を操作者が識
別可能な状態に可視表示とする。
【0020】上記の識別可能な状態は、例えば、表示色
の変化、フラッシュ表示等である。図2において「幅」
を指定した場合、表示記号Wをフラッシュ表示させる。
この可視表示の形態は、指定された記号Wおよび/また
は線分11,12,13も識別表示させても良い。更に
他の形態においては、該当する線分の選択、例えば、フ
ラッシュ表示中の線分の内の変更を欲しない線分をマウ
スでクリップ指定し、変更線分から除外する。逆に同一
手順によりスタティック表示の線分をフラッシュ表示に
変更し、変更線分に加える等である。
【0021】入力部1から新たな部品に対応する実際の
寸法および縮尺を入力すると、入力データ認識部5で得
られた情報を基に図面データ計算部6が図面データの計
算を行う。この計算は、入力された新たな当該線分の変
更を上記の入力データに基づき実行する。この変更に伴
い、当該線分と接続関係を有する線分の長さ、座標位
置、角度等の図面座標上における接続関係が保持され
る。
【0022】つまり、図2を6枚の板から組み立てられ
た中空の箱体と仮定した場合、この接続関係の保持によ
り、外周を板により覆われた箱体としての構成に変更が
生じない。よって、上記の変更に対応する線分以外の線
分の縮尺の変更は実行されない。変更前後において、変
更前の図形の外郭線分の接続関係は変更後においても保
持され、基本図形の縮度も保持される。
【0023】更に、新たな図形のCAD図面で表示する
表示図面データが表示図面データ生成部7で生成され、
表示装置4において表示される。
【0024】以上の手順に基づき新たな図面が作成され
る。上記の寸法変更または新たな寸法入力は、必要に応
じ1図面において複数回実行される。基本的に寸法入力
は、表示記号毎に行い、複雑な構成部品においては、W
1,W2,…,Wi等の複数種類の識別記号を用いて行
う。
【0025】1個の部品について基本図形データとして
メモリに記憶させる。記憶項目は、立体図を描く基準と
なる原点座標および縮尺さらにその立体図を構成する各
線分の始点座標、長さ、方向である。CAD図面を作成
するにあたっては各線分について長さを入力(元データ
はメモリに記憶済なので厳密には「再入力」であるが)
できるようにする。
【0026】上記2点の結果より、輪郭イメージ(線分
の組合わせ)は、そのままに図面上の寸法は縮尺に乗じ
た形でディスプレイ上に描画を行う。
【0027】作図の際に図形の作成即ち線分の組合わせ
をわざわざディスプレイ上で描く作業から開放される。
よって作図時間の短縮を図ることができる。
【0028】外形がほぼ類似であるが、一部品一部品に
ついて図面を作成しなければならない場合において、作
図における煩雑と、即ち1枚の図面を作成するのに一本
一本線をCAD図面上に描く必要がなくなり、設計バリ
エーションにおける寸法条件の差異さえ把握すれば、該
当部品について正確な図面を描くことが可能になる。
【0029】また、人間の手で作図する場合に発生する
ミス、即ち構成部品の納まりや寸法記入に関するミスの
撲滅も可能になる。 (第2の実施例)第2の実施例は、第1の実施例が3次
元図面における作図自動化であるのに対し、2次元図面
における場合である。本実施例で用いるCADシステム
は、上記の第1の実施例で用いた図1のシステムであ
り、CADシステムの重複説明を避ける。
【0030】図3は、第2の実施例において表示図面デ
ータとして基本図形データ記憶部3に記憶する図形の例
を示す。この図形は、上枠51、下枠52および縦枠6
1,62,63の計5個の部品で構成された組み立て部
品を平面図で表したものであり、寸法としては高さH、
幅Wおよび各構成部品の板厚寸法h1,h2,w1,w
2,w3で表している。上枠51、下枠52および縦枠
61,63とはそれぞれの端部において固定され、縦枠
62は上枠51および下枠52の中央部へ固定されてい
る。
【0031】図3に示す部品例を図1のシステムに適用
すると、次のようになる。まず、基本図形データ記憶部
3には図形表示で用いる基準点01、縮尺およびその点
を基準とした上枠51、下枠52および縦枠61,6
2,63を構成する各線分の始点座標、長さ、方向を記
憶させる。また、この図形の寸法として高さはH、幅は
Wという変数記号の他に定数値が記憶される。
【0032】CAD図面描画にあたり、入力部1より描
画を行いたい部品を選択入力する。すると処理装置2の
入力データが認識部5を経由して、基本図形データ記憶
部3より該当部品の基本図形データが読み込まれて図面
データ計算部6に記憶される。描画の際に必要となる高
さ寸法H、幅寸法Wについて実際の寸法を入力する指示
を入力データ認識部5で認識し表示装置4に表示する。
【0033】入力部1に実際の寸法および縮尺を入力す
ると、入力データ認識部5で得られた情報を基に図面デ
ータ計算部6が図面データの計算を行う。さらに表示装
置4において表示する新たな表示図面データを表示図面
データ生成部7が生成し、表示装置4へ出力する。
【0034】上記の変更手順において、例えば幅寸法W
を変更した場合、変更される部位は上枠51および下枠
52の図3に表された左右の長さである。この長さの変
更は、基準点01上の縦位置(Y軸上の位置)を基準と
し上枠51および下枠52の右側(X軸上)の寸法が変
更される。上枠51および下枠52の寸法の変更に伴い
縦枠62,63の座標上の位置が変わり、上枠51およ
び下枠52との接続関係、つまり図3における上枠51
および下枠52と縦枠62,63との接続位置関係は保
持される。縦枠62の上枠51および下枠52に対する
中心位置は保持される。外郭線が基準点01上の縦位置
(Y軸上の位置)と一致している縦枠61の位置は変わ
らない。また、各構成部品51,52,61,62,6
3の板厚寸法h1,h2,w1,w2,w3にも変更は
生じない。
【0035】本発明は、バリエーション設計で分かって
いる寸法(呼び寸法)の種類に関して、設計者が入力す
ることで、描画を可能にする。これにより作図に要する
時間の短縮、単純な図面の作成ミスをなくすのを目的と
する。 (応用例)図4〜図7は、建築材として用いる一部品で
ある外壁パネルの作図を本発明に応用した場合を示して
いる。
【0036】この外壁パネルは、横フレーム71、縦フ
レーム81および面材91とにより構成される。図4〜
図7において、各図(A)は外壁パネルの構成を表す3
次元の斜視図であり、各図(B)はCAD上における2
次元の正面図および側面図が描画されている形態を表し
ている。これらの図の図4〜図6は、構成が同一で一部
の寸法が異なる場合を、また図7は横フレーム71数の
異なる場合をそれぞれ表している。
【0037】これらの図面の作図方法において、図4
(A)の横幅W1、高さH1の外壁パネルの図面(B)
を従来手順により作図する。作図と共にこの部品を図化
したデータ、縮尺寸法、各線分の始点座標、長さ、方向
が基本図形データ記憶部へ記憶される。
【0038】図5(B)の作図において、図4(B)の
作図データを基本図形データ記憶部3から処理装置2が
読み出し表示装置4へ表示させる。操作者は、入力部1
から高さH1の寸法変更の指令を入力する。この指令入
力を処理装置2が受け、表示装置4の表示図の縦フレー
ム81を表した線分を全てフラッシュ表示する。操作者
は、このフラッシュ表示を見て、変更を欲する線分か否
かを確認する。過不足のある場合は、変更・訂正の指令
入力を行う。
【0039】新たな高さH2の寸法を入力する。処理装
置2は入力された新たな高さH2の寸法に基づき図面の
表示形態を図5(B)へ変更する。操作者はこの変更さ
れた図を確認後、図5(A)に対応する新たな図面とし
て変更後のデータを記録または記憶する。
【0040】図6は横フレーム71の寸法が異なる場合
でり、本図の作成手順は上記の図5の場合と同一であ
り、重複説明を回避する。
【0041】図7は、構成の異なる場合であり、図5お
よび図6と同一手順で幅W3および高さH3寸法を変更
する。幅W3寸法および高さH3寸法と横フレーム71
の構成数の関係は、主として横フレーム71および縦フ
レーム81の構成上の力学的な関係において定められ
る。これらの基本的な構成条件、つまり幅W3および高
さH3寸法のそれぞれの値と横フレーム71の本数の関
係を予め登録しておく。
【0042】前記寸法の変更に伴い、予め登録されてい
る条件に沿うように、横フレーム71の本数が自動的に
変更される。上記の構成により、幅W3および高さH3
寸法が所定値を超過したため、横フレーム71が1本自
動的に増加され、2本とされる。
【0043】また、図における部分、例えば連続記載さ
れた線分の部分または領域内においてのみ変更を可能と
すると、バリエーション作図の機能はさらに拡大する。
本機能を第2の実施例で用いた図3において更に詳述す
る。図3の枠組みの図において、所定の領域をキー入力
またはマウスを用いて指定する。例えば図3の2点鎖線
で示した領域100を指定し所定の新たな縮尺を入力す
ると、上枠51および下枠52の指定された領域のみが
縮尺変更される。この操作により、縦枠61,62の間
隔が変更され縦枠62,63の間隔は変更されない。ま
た、上枠51および下枠52部分的な長さ寸法に伴い縦
枠61の位置は第2の実施例の場合と同様に移動せず、
縦枠62,63が移動する。上枠51および下枠52と
の接続位置関係は保持される。
【0044】上記の部分変更における接続位置関係の保
持は、第2の実施例の場合と同一であり、各構成部品5
1,52,61,62,63の板厚寸法h1,h2,w
1,w2,w3にも変更は生じない。この板厚寸法の変
更を実行する場合は、変更領域に板厚の描画部を含んで
指定することにより可能となる。
【0045】上記の手順により様々なバリエーションを
有する部品図の描画を容易に行うことが可能となる。
【0046】尚、上述の実施例は本発明の好適な実施の
一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能であ
る。例えば、図7の構成の異なる部位の変更は構成部品
の増減に限られない。寸法に対応する所定の規格、寸法
対構成の形態を自動的に変更させても良い。
【0047】
【発明の効果】以上の説明より明かなように、請求項1
の発明のCAD図面の作図方法は、所定の線分の新たな
寸法値に基づき線分の始点座標からの長さを変更し、図
形の外郭の形態を自動的に変更することが可能なため、
部品間の接続関係を保持した新たな図形の作成が容易と
なる。これにより、図面の作成工数の低減と、ミスの減
少を得ることが可能となる。
【0048】また、請求項2の発明では、始点座標およ
びベクトル指数は2次元または3次元に対するものとし
ているため、請求項1の発明の応用範囲を拡大して使用
することが可能となる。
【0049】請求項3の発明では、更に縮尺寸法値を入
力し、寸法値と縮尺寸法値とに基づき図形の外郭の形態
を自動的に変更することとしているため、作図の柔軟性
が増大する。
【0050】更に、請求項4の発明では、寸法入力工程
で入力した新たな寸法値が該当する所定の線分を任意に
選択設定し、選択設定された線分を寸法値に基づき変更
することにより、図形の外郭の形態を自動的に変更する
こととしているため、図形の変更を多様化できる。
【0051】請求項5の発明では、更に座標範囲指定
し、指定された範囲内で外郭線分を前記の寸法値に基づ
き変更可能するため、更に機能が向上し図形の変更を多
様化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCAD図面の作図方法の実施に適用す
る、CADシステムのブロック構成図である。
【図2】本発明のCAD図面の作図方法の第1の実施例
を説明するための一例図である。
【図3】本発明のCAD図面の作図方法の第2の実施例
を説明するための一例図である。
【図4】第2の実施例をより具体化して説明するための
一例図であり、(A)が図面化する部品の形態を表した
斜視図、(B)が図面化例である。
【図5】第2の実施例をより具体化して説明するための
一例図であり、(A)が図面化する部品の形態を表した
斜視図、(B)が図面化例である。
【図6】第2の実施例をより具体化して説明するための
一例図であり、(A)が図面化する部品の形態を表した
斜視図、(B)が図面化例である。
【図7】第2の実施例をより具体化して説明するための
一例図であり、(A)が図面化する部品の形態を表した
斜視図、(B)が図面化例である。
【符号の説明】
1 入力部、 2 処理装置、 3 基本図形データ記憶部、 4 表示装置、 01 基準点、 11、12、13 X軸方向に平行な線分、 21、22、23 Y軸方向に平行な線分、 31、32、33 Z軸方向に平行な線分。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図形を構成する所定の方向の外郭線分の
    始点座標、ベクトル指数と、前記外郭線分と接続関係に
    ある他の外郭線分の始点座標、ベクトル指数とを記憶す
    る基本図形データ記憶工程と、 前記所定の方向の外郭線分の内の新たな寸法値を入力す
    る寸法入力工程とを有し、該寸法入力工程による前記寸
    法値に基づき前記外郭線分の寸法を自動的に変更し、且
    つ前記他の外郭線分との接続関係を保持することを特徴
    とするCAD図面の作図方法。
  2. 【請求項2】 前記始点座標およびベクトル指数は2次
    元または3次元に対するものであることを特徴とする請
    求項1記載のCAD図面の作図方法。
  3. 【請求項3】 前記CAD図面の作図方法は更に縮尺寸
    法値を入力する縮尺寸法入力工程を有し、前記寸法値と
    前記縮尺寸法値とに基づき前記所定の方向の外郭線分の
    寸法のみを自動的に変更することを特徴とする請求項1
    または2記載のCAD図面の作図方法。
  4. 【請求項4】 前記CAD図面の作図方法は更に前記寸
    法入力工程で入力した新たな寸法値が該当する、前記所
    定の方向の外郭線分を任意に選択設定する変更線分選択
    工程を有し、該変更線分選択工程により選択設定された
    前記外郭線分を前記寸法値に基づき変更することによ
    り、前記図形の外郭の形態を自動的に変更することを特
    徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載のCAD
    図面の作図方法。
  5. 【請求項5】 前記CAD図面の作図方法は更に座標範
    囲指定工程を有し、該座標範囲指定工程で指定された範
    囲内で前記外郭線分を前記寸法値に基づき変更すること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載のC
    AD図面の作図方法。
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