JPH07228004A - 光走査装置の書き込み開始位置検出機構 - Google Patents

光走査装置の書き込み開始位置検出機構

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JPH07228004A
JPH07228004A JP33598094A JP33598094A JPH07228004A JP H07228004 A JPH07228004 A JP H07228004A JP 33598094 A JP33598094 A JP 33598094A JP 33598094 A JP33598094 A JP 33598094A JP H07228004 A JPH07228004 A JP H07228004A
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JP
Japan
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light beam
optical
light
scanning device
receiving element
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Application number
JP33598094A
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English (en)
Inventor
Satoru Tonomura
哲 外村
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受光素子等の光学部材の配置の自由度を高
め、光走査装置の小型化を可能にする。 【構成】 湾曲ミラー28を、光ビームB3が走査する
面内であって感光ドラム上への情報の書き込み開始位置
に対応した部位の近傍に配置する。受光素子29を、湾
曲ミラー28に対して、光ビームB3の走査方向の上流
側に配設する。ポリゴンミラー22により反射され、f
θレンズ25から出射された光ビームB4は、湾曲ミラ
ー28によって集光され、受光素子29の受光面に合焦
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザプリンタ等にお
いて、印刷データを感光ドラム上に書き込むために光ビ
ームを走査させる光走査装置に関し、より詳しくは、感
光ドラム上への書き込み開始位置を検出する機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の光走査装置として、図1に
示すものが知られている。光源部11により発生せしめ
られた光情報すなわち光ビームB1は、補正シリンダレ
ンズ12を通過し、一定の速度で回転するポリゴンミラ
ー13の反射面に入射する。ポリゴンミラー13の回転
に伴って、光ビームB1は矢印A方向に走査し、fθレ
ンズ14、15においてその走査速度が一定値に補正さ
れる。
【0003】感光ドラムD上への光情報の書き込みが開
始される前において、fθレンズ15から出射した光ビ
ームB2は、ビーム検出ミラー16により反射され、補
正シリンダレンズ17を介して受光素子18に照射され
る。受光素子18の受光量が所定値を越えると、ビーム
検出回路19から水平同期信号が出力される。水平同期
信号が光源部11の制御部(図示せず)に入力される
と、この入力時点を基準として所定時間経過後に光源部
11が駆動され、走査光ビームB3によって感光ドラム
Dへの光情報の書き込みが開始される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが光走査装置の
小型化を図る場合等、受光素子18およびビーム検出回
路19をビーム検出ミラー16側に近づけることが必要
になった場合、補正シリンダレンズ17が光ビームB3
の走査経路内に配置されて光ビームB3に干渉すること
となり、このような配置を採用することはできない。す
なわち従来の構成によると、受光素子等の光学部材の取
付け位置には制限があり、光走査装置の小型化には一定
の限界があった。
【0005】本発明は、受光素子等の光学部材の配置の
自由度を高め、光走査装置をさらに小型化することが可
能ならしめる書き込み開始位置検出機構を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る書き込み開
始位置検出機構は、光源から照射された光ビームを光偏
向器により偏向させて主走査させることにより、所定の
情報を感光部材上に書き込む光走査装置であって、光ビ
ームを検出可能な受光素子と、光ビームを反射させると
ともに集光させて受光素子に照射する単一の光学部材と
を備え、この光学部材は、感光部材上への情報の書き込
み開始位置よりも光ビーム主走査方向の上流側の位置に
配設されることを特徴としている。
【0007】
【実施例】以下図示実施例により本発明を説明する。図
2は本発明の一実施例である書き込み開始位置検出機構
を備えた光走査装置の構成を示す平面図である。
【0008】ハウジング21内には、ポリゴンミラー
(光偏向器)22が設けられ、このポリゴンミラー22
は図示しないモータにより駆動され、図の反時計方向に
一定速度で回転する。ハウジング21の壁部には、光情
報を発生するための光源部23が設けられている。この
光源部23とポリゴンミラー22の間には、fθレンズ
24、25の加工誤差による非点収差等の光学特性を補
正する補正シリンダレンズ26が配設されており、光源
部23により発生せしめられた光情報すなわち光ビーム
B1は、補正シリンダレンズ26を通過し、ポリゴンミ
ラー22の反射面に入射する。
【0009】fθレンズ24、25は、ポリゴンミラー
22に対して、ハウジング21の射出口27側に設けら
れている。ポリゴンミラー22の回転により、光ビーム
B1は矢印A方向に主走査し、fθレンズ24、25を
通過することによって、その走査速度が一定値に補正さ
れる。fθレンズ24、25から出射した光ビームB3
は、射出口27を通過し、感光ドラム(感光部材)D上
に照射され、これにより感光ドラムD上に、光情報に対
応した電荷信号が形成される。
【0010】感光ドラムDは、長軸の周り、すなわち副
走査方向に回転する。光ビームB3はオンオフ変調され
るレーザ光であり、感光ドラムD上に照射されて点列の
潜像が形成される。これらの点列は、感光ドラムDが回
転することにより、他の点列とともに潜像を形成し、こ
の潜像は公知の方法によって所定の面上に印刷される。
【0011】fθレンズ25より射出口27側であって
感光ドラムD上への情報の書き込み開始位置に対応した
部位の近傍には、湾曲ミラー28が配置されている。す
なわち湾曲ミラー28は、光ビームB3が走査する面内
に設けられている。
【0012】湾曲ミラー28の反射面28aは光源部2
3側を向いており、湾曲ミラー28と光源部23の間に
は、湾曲ミラー28によって反射された光ビームB4を
検出可能な受光素子29が設けられている。すなわち受
光素子29は、湾曲ミラー28に対して、光ビームB3
の走査方向とは反対方向の側、すなわち走査方向上流側
に配設されている。湾曲ミラー28は光ビームB4を主
走査方向に垂直な副走査方向に集光させ、これにより光
ビームB4は受光素子29に対して充分なエネルギで照
射し、ポリゴンミラー22の反射面の面倒れの影響が補
償される。
【0013】受光素子29にはビーム検出回路30が接
続されており、ビーム検出回路30は、受光素子29が
光ビームB4を受光した時、光源部23の制御部31に
対して水平同期信号を出力する。制御部31は、水平同
期信号を受信してから所定時間が経過した後、光源23
を駆動し、光源23はレーザ光をオン状態にする。すな
わち湾曲ミラー28は、感光ドラムD上への光情報の書
き込み開始に先立って、光ビームB4が受光素子29に
照射されて前記所定時間の計測を開始する位置に設けら
れている。
【0014】図3は、湾曲ミラー28を示す斜視図であ
る。図2および図3から理解されるように、湾曲ミラー
28の反射面28aは副走査方向に曲率を有する凹面で
あり、この反射面28aから出射される光ビームB4が
集光して受光素子29の受光面に合焦するように構成さ
れている。
【0015】本実施例の作用を説明する。光源部23か
ら出力された光ビームB1は、補正シリンダレンズ26
を通過し、ポリゴンミラー22の反射面において反射さ
れ、fθレンズ24、25に入射する。ポリゴンミラー
22の回転に伴い、光ビームB1は湾曲ミラー28にお
いて反射され、受光素子29に入射する。受光素子29
が光ビームB4を検出すると、ビーム検出回路30から
水平同期信号が出力され、光源部23の制御部31に入
力される。これにより、この入力時点を基準として所定
時間経過後に光源部23が駆動され、走査光ビームB3
によって感光ドラムDへの光情報の書き込みが開始され
る。
【0016】以上のように本実施例では、受光素子29
が湾曲ミラー28に対して、光ビームB3の走査方向の
上流側に配設されており、換言すれば、受光素子29と
湾曲ミラー28は、光ビームB3が感光ドラムD上に光
情報を書き込むために走査する領域Rに対して、走査方
向の手前に設けられている。したがって本実施例によれ
ば、受光素子29およびビーム検出回路30を湾曲ミラ
ー28に接近した部位に設けても、光ビームB3に干渉
することがなく、受光素子29およびビーム検出回路3
0の配置の自由度が向上するので、光走査装置の小型化
を図ることが容易である。
【0017】また本実施例によれば、光学部材としては
湾曲ミラー28だけにより、受光素子29の受光面に光
ビームB4を合焦させており、湾曲ミラー28と受光素
子29の間には補正シリンダレンズが設けられていな
い。したがって従来装置と比較して、部品点数が削減さ
れ、構成が簡単になるとともにコストを低減させること
ができる。
【0018】図4は、受光素子29に光ビームB4を照
射させるためのプリズム42を示し、このプリズム42
は円筒状に湾曲した出射面42aを有している。fθレ
ンズ25(図2)から出射された光ビームB4は、副走
査方向に曲率を有する凸状の出射面42aにおいて集光
して出射され、受光素子29(図2)に入射する。
【0019】プリズム42は、プラスチックにより成形
され、補正シリンダレンズを設けることなく、光ビーム
B4を受光素子29上に合焦させることができる。した
がって、プリズム42を用いても、湾曲ミラー28を用
いた構成と同等な効果が得られる。
【0020】なお、受光素子29が設けられる位置は、
図2に示すような湾曲ミラー29と光源部23の間に限
定されず、例えば湾曲ミラー28よりも射出口27側で
あってもよい。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、受光素子
等の光学部材の配置の自由度が高められ、光走査装置を
さらに小型化することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の光走査装置の構成を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例である書き込み開始位置検出
機構を備えた光走査装置の構成を示す平面図である。
【図3】湾曲ミラーを示す斜視図である。
【図4】受光素子に光ビームを照射するプリズムを示す
斜視図である。
【符号の説明】
22 ポリゴンミラー(光偏向器) 23 光源部 28 湾曲ミラー 29 受光素子 42 プリズム D 感光ドラム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から照射された光ビームを光偏向器
    により偏向させて主走査させることにより、所定の情報
    を感光部材上に書き込む光走査装置であって、前記光ビ
    ームを検出可能な受光素子と、前記光ビームを反射させ
    るとともに集光させて前記受光素子に照射する単一の光
    学部材とを備え、この光学部材は、前記感光部材上への
    情報の書き込み開始位置よりも光ビームの主走査方向上
    流側の位置に配設されることを特徴とする光走査装置の
    書き込み開始位置検出機構。
  2. 【請求項2】 前記光学部材が、光ビームを集光させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置の書き込
    み開始位置検出機構。
  3. 【請求項3】 前記光学部材が、光ビームを、主走査方
    向に垂直な副走査方向に集光させることを特徴とする請
    求項1に記載の光走査装置の書き込み開始位置検出機
    構。
  4. 【請求項4】 前記光学部材が、光ビームを、主走査方
    向に集光させることを特徴とする請求項3に記載の光走
    査装置の書き込み開始位置検出機構。
  5. 【請求項5】 前記光学部材が、湾曲した反射面を有す
    るミラーであることを特徴とする請求項1に記載の光走
    査装置の書き込み開始位置検出機構。
  6. 【請求項6】 前記光学部材が、湾曲した出射面を有す
    るプリズムであることを特徴とする請求項1に記載の光
    走査装置の書き込み開始位置検出機構。
JP33598094A 1993-12-24 1994-12-22 光走査装置の書き込み開始位置検出機構 Pending JPH07228004A (ja)

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JP33598094A JPH07228004A (ja) 1993-12-24 1994-12-22 光走査装置の書き込み開始位置検出機構

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JP5-73963 1993-12-24
JP7396393 1993-12-24
JP33598094A JPH07228004A (ja) 1993-12-24 1994-12-22 光走査装置の書き込み開始位置検出機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021060106A1 (ja) * 2019-09-26 2021-04-01 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021060106A1 (ja) * 2019-09-26 2021-04-01 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP2021051270A (ja) * 2019-09-26 2021-04-01 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置

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